JP3213286U - コネクター構造 - Google Patents
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Description
これは、コネクターを使用し情報の読み取り或いは書き込みが行われる。
そのため、ICカードを取り出す際には、外部に露出しているICカードのわずかな部分をしっかりと摘まみ、引き抜く必要があった。
この種の構造は簡単ではあるが、ICカードをコネクターに挿入後、緊密な抜き差し力を保持し、ICカードが震動を受け飛び出し、システムの不安定を招かないよう防止しなければならないため、引き抜き荷重は最大で2.5Kgにもなっている。
そのため、てこの原理を用いて引き抜かなければ、使用者は不適応を感じてしまう。
しかも、この種の完全に力に頼る方式は、高い頻度での引き抜き動作及び力を制御できない状況下では、抜き出しの方向が、挿入スロットの方向と平行でないなら、ICカード本体を損壊してしまう恐れがある。
しかも、ICカードと挿入接続する連接端内の導電金属の接触性も影響を受け、次回の挿入接続時に、接触不良の状況が起きかねない。
図1、2図に示す通り、同構造は、コネクターに電子カード91を插入する時、電子カード91によりスライド片92を連動し、前から後ろへと直線運動し、これによりスライド片92は、第一位置H1から第二位置H2へと移動する。
この時、係合固定スライド片93の第二嵌着辺は、スライド片92を第二位置H2に固定し、これにより電子カード91は、挿入接続動作を完成する。
電子カード91を抜き取る際には、プッシュアセンブリ94を押し、係合固定スライド片93に直線運動を行わせ、スライド片92に対する嵌着を解除する。
これにより、スライド片92は後ろから前へと直線運動を行い、スライド片92は第二位置H2から第一位置H1へと移動し、同時に電子カード91を連動して、抜き取りの動作を完成する。
同製品は市場で大歓迎されているが、その構造は使用においてヒューマンファクターテクノロジーに沿っていない設計がある。
該ベースは、電子カードを挿入する収容設置空間を有する。
該ベースの両側には、それぞれ側壁を形成し、一方の側壁の底縁には、位置限定部を設置し、該位置限定部は、第一スライド槽を有し、該第一スライド槽上には、係止壁を設置する。
該スライド片は、該ベースの片側に設置し、該スライド片には、第一係止片及び第一弾性部材を設置する。
該第一弾性部材の片側は、該ベース反対側に固定され、該スライド片上に設置される。
該第一係止片は、該電子カードに接触して押し、該スライド片を連動して、該ベース上で前後方向の直線運動を行わせる。
該第一弾性部材は、直線運動の回復力を提供する。
該係合固定スライド片は、該ベースの位置限定部上方に組み立てられ、該ベース上で、水平方向のスライド移動を生じる。
該係合固定スライド片は、第一、第二嵌着縁を有する。
該第一着縁により、該スライド片は第一位置に定位され、該第二嵌着縁は、該スライド片を第二位置に嵌着固定し、該係合固定スライド片下方には、連動部を突出状に設置する。
該プッシュアセンブリは、該ベースの位置限定部に組み立てる。
該プッシュアセンブリには、第二スライド槽を設置する。
該第二スライド槽内には、第一定位ブロックを有する。
該第一定位ブロックは、第二弾性部材に嵌めて設置し、該第二スライド槽内には、連動ブロックを設置する。
該連動ブロックには、該係合固定スライド片の連動部に嵌合し、該係合固定スライド片の水平スライド移動を連動する。
該第二弾性部材は該第一スライド槽の係止壁に接触して押し、該プッシュアセンブリに水平スライド移動の回復力を提供する。
該第三スライド槽は、該第二定位ブロックを通過して設置され、該係合固定スライド片を案内し、該ベース上で水平にスライド移動させる。
両者の対応により、該プッシュアセンブリは、該位置限定部上で、安定的にスライド移動し、該プッシュアセンブリの脱落を防止する。
使用者は該プッシュアセンブリを動かすことで、さらに省力でき、及びヒューマンファクターテクノロジーに合致した構造を実現できる。
こうして、電子カードは挿入固定を完成させる。
該タクトスイッチは、該収容設置空間の後方に位置し、該スライドガイド板には、接触圧迫片を設置する。
該接触圧迫片は、該タクトスイッチの前方に相対し、該スライドガイド板が該ベースに相対して前後方向の直線運動を行うと、該接触圧迫片は、該タクトスイッチに接触して圧迫する。
この時、係合固定スライド片の第二嵌着縁は、スライド片を第二位置に固定し、これにより、電子カードは挿入接続動作を完成させる。
電子カードを取り出す時には、水平にプッシュアセンブリを動かせば、係合固定スライド片を制御して直線運動を行わせ、スライド片に対する嵌着を解除できる。
こうして、スライド片は後ろから前へと直線運動を行い、スライド片は第二位置から第一位置へと移動し、同時に電子カードを連動して、抜き取り動作を完成する。
図3〜図7、図9に示す通り、本考案によるコネクター構造は、ベース10、スライド片20、係合固定スライド片30及びプッシュアセンブリ40により構成される。
ベース10の両側には、それぞれ側壁12を形成し、2個の側壁12の間は、底壁13及び後壁14を通して、両者を連接する。
一方の側壁12の底縁には、位置限定部15を設置し、位置限定部15は、第一スライド槽16を有し、第一スライド槽16上には、係止壁17を設置する。
第一弾性部材22の片側は、ベース10反対側に固定され、スライド片20上に設置される。
第一係止片21は、電子カード60に接触して押し、スライド片20を連動して、ベース10上で前後方向の直線運動を行わせる。
第一弾性部材22は、直線運動の回復力を提供する。
係合固定スライド片30は、第一、第二嵌着縁31、32を有する。
第一嵌着縁31により、スライド片20は第一位置P1に定位され、第二嵌着縁32により、スライド片20は、第二位置P2に嵌着固定される。
係合固定スライド片30下方には、連動部33を突出状に設置する。
さらに、本考案は電子カード60が抜かれた後、自動的に復位する構造を提供する。
それは、ベース10上に、第二定位ブロック18を設置する。
係合固定スライド片30は、第三スライド槽34を有する。
第三スライド槽34は、第二定位ブロック18を通過して設置され、係合固定スライド片30を案内し、ベース10上で水平にスライド移動させる。
しかも、係合固定スライド片30とベース10との間には、第三弾性部材35を設置し、係合固定スライド片30に、水平方向運動の回復力を提供する。
カードを抜いた後、第一弾性部材22及び第三弾性部材35により、スライド片20は、第二位置P2から第一位置P1へと回復する。
プッシュアセンブリ40には、第二スライド槽41を設置する。
第二スライド槽41内には、第一定位ブロック42を有する。
第一定位ブロック42は、第二弾性部材43に嵌めて設置し、第二スライド槽41内には、連動ブロック44を設置する。
連動ブロック44には、係合固定スライド片30の連動部33に嵌合し、係合固定スライド片30の水平スライド移動を連動する。
第二弾性部材43は、第一スライド槽16の係止壁17に接触して押し、プッシュアセンブリ40に水平スライド移動の回復力を提供する。
さらに、プッシュアセンブリ40には、第一導槽19に対応するスライド動縁46を設置する。
両者の対応により、プッシュアセンブリ40は、位置限定部15上で、安定的にスライド移動し、プッシュアセンブリ40の脱落を防止する。
しかも、プッシュアセンブリ40の表面には、プッシュボタン45をさらに有し、使用者はプッシュアセンブリ40を動かすことで、さらに省力でき、及びヒューマンファクターテクノロジーに合致した構造を実現できる。
スライドガイド板50の両側は、スライド動方式で、両側の側壁12間に設置され、しかもスライドガイド板50片側とスライド片20は接触し、同時に、スライド片20はベース10に相対して前後方向の直線運動を行う。
スライドガイド板50は、収容設置空間11に向かい、第二係止片51を形成する。
例えば、第二係止片51は、スライドガイド板50の下で、しかも後壁14に近い位置に垂直に立ち、第一係止片21と第二係止片とは相互に接触し、しかも第二係止片51は、第一係止片21に比べ、収容設置空間11の前方に近い。
これにより、スライド片20は、第一位置P1から第二位置P2へと移動する。
第一位置P1は、スライド片20の片側で、第一嵌着縁31の嵌着固定を受ける位置である。
第二位置P2は、スライド片20の片側で、第二嵌着縁31の嵌着固定を受ける位置である。
第一位置P1は、第二位置P2に比べ、収容設置空間11の前方に近い。
スライド片20が前から後ろへと直線運動を行う時、係合固定スライド片30は、第三弾性部材35の作用を受け、収容設置空間11内(図7は左方向を示す)へと移動する。
最後に、第二嵌着縁32により、スライド片20を第二位置P2に固定する。
これにより、電子カード60は挿入接続動作を完成させる。
さらに、電子カード60一端は、第一係止片21に接触して押し、反対端は、上係止片36により接触して押され、係合定位される。
こうして、電子カード60は挿入固定を完成させる。
この時、プッシュアセンブリ40は同時に、係合固定スライド片30の動作を受けて左側へと移動する。
こうして、係合固定スライド片30の直線運動を制御し、スライド片20に対する嵌着を解除する。
これにより、係合固定スライド片30は、収容設置空間11外(図8は、右方向を示す)へと移動し、第三弾性部材35は伸びた状態を形成する。
こうして、スライド片20は、第一弾性部材22の回復力を受け、後ろから前へと直線運動を行い、スライド片20は、第二位置P2から第一位置P1へと移動し、同時に、電子カード60を連動して抜き取り動作を完成する。
タクトスイッチ71は、収容設置空間11の後方の、底壁13に近い箇所に位置する。
スライドガイド板50には、接触圧迫片を設置する。
接触圧迫片は、タクトスイッチ71の前方に相対し、電子カード60が第一係止片21を押し、スライド片20を連動して、前から後ろへと直線運動を行わせる時、同時に図7に示す通り、同時に、スライドガイド板50を連動し、ベース10に相対して前後方向の直線運動を行わせ、接触圧迫片は、タクトスイッチ71に接触して圧迫し、こうして触動の効果を達成する。
11 収容設置空間、
12 側壁、
13 底壁、
14 後壁、
15 位置限定部、
16 第一スライド槽、
17 係止壁、
18 第二定位ブロック、
19 第一導槽、
20 スライド片、
21 第一係止片、
22 第一弾性部材、
30 係合固定スライド片、
31 第一嵌着縁、
32 第二嵌着縁、
33 連動部、
34 第三スライド槽、
35 第三弾性部材、
36 上係止片、
40 プッシュアセンブリ、
41 第二スライド槽、
42 第一定位ブロック、
43 第二弾性部材、
44 連動ブロック、
45 プッシュボタン、
46 スライド動縁、
50 スライドガイド板、
51 第二係止片、
60 電子カード、
70 回路基板、
71 タクトスイッチ、
P1 第一位置、
P2 第二位置、
91 電子カード、
92 スライド片、
93 係合固定スライド片、
94 プッシュアセンブリ、
H1 第一位置、
H2 第二位置。
Claims (6)
- コネクター構造であって、ベース、スライド片、係合固定スライド片、プッシュアセンブリにより構成され、
前記ベースは、電子カードを挿入する収容設置空間を有し、前記ベースの両側には、それぞれ側壁を形成し、一方の側壁の底縁には、位置限定部を設置し、前記位置限定部は、第一スライド槽を有し、前記第一スライド槽上には、係止壁を設置し、
前記スライド片は、前記ベースの片側に設置し、前記スライド片には、第一係止片及び第一弾性部材を設置し、前記第一弾性部材の片側は、前記ベース反対側に固定され、前記スライド片上に設置され、前記第一係止片は、前記電子カードに接触して押し、前記スライド片を連動して、前記ベース上で前後方向の直線運動を行わせ、前記第一弾性部材は、直線運動の回復力を提供し、
前記係合固定スライド片は、前記ベースの位置限定部上方に組み立てられ、前記ベース上で、水平方向のスライド移動を生じ、前記係合固定スライド片は、第一、第二嵌着縁を有し、前記第一嵌着縁により、前記スライド片は第一位置に定位され、前記第二嵌着縁は前記スライド片を第二位置に嵌着固定し、前記係合固定スライド片下方には、連動部を突出状に設置し、
前記プッシュアセンブリは、前記ベースの位置限定部に組み立て、前記プッシュアセンブリには、第二スライド槽を設置し、前記第二スライド槽内には、第一定位ブロックを有し、前記第一定位ブロックは、第二弾性部材に嵌めて設置し、前記第二スライド槽内には、連動ブロックを設置し、前記連動ブロックには、前記係合固定スライド片の連動部に嵌合し、前記係合固定スライド片の水平スライド移動を連動し、前記第二弾性縁は、前記第一スライド槽の係止壁に接触して押し、前記プッシュアセンブリに水平スライド移動の回復力を提供することを特徴とするコネクター構造。 - 前記係合固定スライド片と前記ベースとの間には、第三弾性部材を設置し、これにより前記係合固定スライド片は、水平方向運動の回復力を生じることを特徴とする請求項1に記載のコネクター構造。
- 前記ベース上には、第二定位ブロックを設置し、
前記係合固定スライド片は、第三スライド槽を有し、
前記第三スライド槽は、前記第二定位ブロックを通過して設置され、前記係合固定スライド片を案内し、前記ベース上で水平スライド移動を行わせることを特徴とする請求項1或いは2に記載のコネクター構造。 - 前記係合固定スライド片の片側上に、係止片を設置することを特徴とする請求項1に記載のコネクター構造。
- 前記位置限定部には、第一導槽を設置し、
前記プッシュアセンブリには、前記第一導槽に対応するスライド動縁を設置し、
両者の対応により、前記プッシュアセンブリは、前記位置限定部上で安定してスライド移動できることを特徴とする請求項1に記載のコネクター構造。 - 前記プッシュアセンブリの表面には、プッシュボタンを更に有することを特徴とする請求項1或いは5に記載のコネクター構造。
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