JP3213285B2 - 射出装置 - Google Patents

射出装置

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JP3213285B2 JP36497798A JP36497798A JP3213285B2 JP 3213285 B2 JP3213285 B2 JP 3213285B2 JP 36497798 A JP36497798 A JP 36497798A JP 36497798 A JP36497798 A JP 36497798A JP 3213285 B2 JP3213285 B2 JP 3213285B2
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育鏡 劉
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、射出成形機においては、加熱シリ
ンダ内において加熱され溶融させられた樹脂を、高圧で
射出して金型装置のキャビティ空間に充填(てん)し、
該キャビティ空間内において冷却して固化させることに
よって成形品を得ることができるようになっている。
【0003】そのために、前記射出成形機は型締装置及
び射出装置を有し、前記型締装置は、固定プラテン及び
可動プラテンを備え、型締用シリンダが可動プラテンを
進退させることによって金型装置の型閉じ、型締め及び
型開きを行う。一方、前記射出装置は、ホッパから供給
された樹脂を加熱して溶融させる加熱シリンダ、及び溶
融させられた樹脂を射出する射出ノズルを備え、前記加
熱シリンダ内にスクリューが回転自在に、かつ、進退自
在に配設される。そして、該スクリューの後端に連結さ
れた第1の駆動手段を駆動することによってスクリュー
を前進させることにより射出ノズルから樹脂が射出さ
れ、第2の駆動手段を駆動することによってスクリュー
を回転させながら後退させることにより樹脂の計量が行
われる。
【0004】図2は従来の射出装置の要部断面図であ
る。図において、12は加熱シリンダであり、該加熱シ
リンダ12の前端(図における左端)に射出ノズル13
が取り付けられる。前記加熱シリンダ12内には、スク
リュー22が回転自在に、かつ、進退自在に配設され
る。そして、該スクリュー22は、前端にスクリューヘ
ッド22aを有し、該スクリューヘッド22aは後方
(図における右方)のメータリング部22bにねじ止め
される。また、前記スクリュー22は、前記加熱シリン
ダ12内を後方に延び、後端(図における右端)におい
て図示されない第1、第2の駆動手段と連結される。ま
た、前記メータリング部22bの外周には、螺(ら)旋
状のフライト23が形成され、該フライト23によって
溝26が形成される。
【0005】そして、前記加熱シリンダ12の所定箇所
に図示されない樹脂供給口が形成され、該樹脂供給口に
ホッパが固定される。前記樹脂供給口は、スクリュー2
2を加熱シリンダ12内における最も前方(図における
左方)の位置に置かれた状態において、前記溝26の後
端部(図における右端部)に対応する箇所に形成され
る。
【0006】次に、前記構成の射出装置の動作について
説明する。計量工程において、前記第2の駆動手段を駆
動することによって、前記スクリュー22を回転させな
がら後退(図における右方に移動)させると、前記ホッ
パ内の樹脂は、落下して加熱シリンダ12内に進入し、
加熱シリンダ12内を前進(図における左方に移動)さ
せられる。
【0007】また、前記加熱シリンダ12の周囲には図
示されないヒータが配設され、該ヒータによって加熱シ
リンダ12を加熱し、該加熱シリンダ12内の樹脂を溶
融させることができるようになっている。したがって、
スクリュー22を回転させながら所定の距離だけ後退さ
せると、スクリューヘッド22aの前方に1ショット分
の溶融させられた樹脂が蓄えられる。
【0008】次に、射出工程において、前記第1の駆動
手段を駆動することによって、スクリュー22を回転さ
せることなく前進させると、前記スクリューヘッド22
aの前方に蓄えられた樹脂は、射出ノズル13から射出
され、図示されない金型装置のキャビティ空間に充填さ
れる。ところで、射出工程において、前記スクリューヘ
ッド22aの前方に蓄えられた樹脂が逆流しないよう
に、逆流防止装置が配設される。
【0009】すなわち、前記スクリューヘッド22a
は、前部(図における左部)に円錐(すい)形のヘッド
本体部14を、後部(図における右部)に小径部15を
有する。そして、該小径部15の外周に環状の逆止リン
グ16が配設され、小径部15と逆止リング16との間
に樹脂流路が形成される。また、前記メータリング部2
2bの前端に、前記逆止リング16の後端と接離自在に
シールリング17が配設される。
【0010】したがって、前記射出工程において、スク
リュー22を前進させると、前記スクリューヘッド22
aの前方に蓄えられた樹脂は後方に移動して、逆流しよ
うとするが、逆止リング16が樹脂の圧力によってスク
リュー22に対して相対的に後方に移動し、前記逆止リ
ング16の後端がシールリング17の前端に当接し、シ
ールを行う。その結果、前記スクリューヘッド22aの
前方に蓄えられた樹脂が逆流するのを防止することがで
きる。
【0011】一方、計量工程において、スクリュー22
を回転させながら後退させると、逆止リング16が樹脂
の圧力によってスクリュー22に対して相対的に前方に
移動し、前記逆止リング16の前端がヘッド本体部14
の後端に当接するが、ヘッド本体部14の周囲の複数箇
所には、軸方向に延びる図示されない切欠が形成されて
いるので、樹脂の移動は妨げられない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の射出装置においては、加熱シリンダ12の内周とス
クリュー22の外周との間のクリアランスδが大きい
と、射出工程においてクリアランスδを介して樹脂が逆
流し、キャビティ空間への樹脂の充填量が変動してしま
う。したがって、小さい成形品を成形する場合、充填量
がわずかに変動するだけで成形品の品質が低下してしま
う。その結果、成形品を安定して成形することができな
い。
【0013】そこで、前記クリアランスδが小さくなる
ように加熱シリンダ12及びスクリュー22を設計する
ことが考えられるが、クリアランスδを小さくすると、
スクリュー22を進退させるのに伴って、スクリューヘ
ッド22aと加熱シリンダ12との間、又は逆止リング
16と加熱シリンダ12との間でかじりが発生し、スク
リューヘッド22a、逆止リング16又は加熱シリンダ
12が破損してしまう。
【0014】本発明は、前記従来の射出装置の問題点を
解決して、成形品を安定させて成形することができ、ス
クリューヘッド、逆止リング又は加熱シリンダが破損す
ることがない射出装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の射
出装置においては、加熱シリンダと、該加熱シリンダ内
において回転自在に、かつ、進退自在に配設され、前端
にスクリューヘッドを備えたスクリューと、該スクリュ
ーを進退させる第1の駆動手段と、前記スクリューを回
転させる第2の駆動手段とを有する。
【0016】そして、前記スクリューの外周と、加熱シ
リンダにおける前方の所定の領域の内周との間のクリア
ランスは、前記スクリューの外周と、加熱シリンダにお
ける他の領域の内周との間のクリアランスより小さくさ
れる。また、前記所定の領域において、前記第1の駆動
手段によってスクリューが後退させられ、サックバック
が行われ、前記所定の領域の後端に設定された計量位置
において、前記第2の駆動手段によってスクリューが回
転させられ、計量が行われる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の
実施の形態における射出装置の要部断面図、図3は本発
明の実施の形態における射出装置の動作を説明する図で
ある。図において、32は加熱シリンダであり、該加熱
シリンダ32は、シリンダヘッド部33、シリンダ中間
部36及びシリンダ本体部34から成り、前記シリンダ
ヘッド部33はボルト35によってシリンダ中間部36
に着脱自在に取り付けられ、前記シリンダ中間部36は
図示されないボルトによってシリンダ本体34に着脱自
在に取り付けられている。そして、前記シリンダヘッド
部33の前端(図における左端)に射出ノズル13が取
り付けられる。前記加熱シリンダ32内には、スクリュ
ー22が回転自在に、かつ、進退自在に配設される。
【0018】そして、該スクリュー22は、前端にスク
リューヘッド22aを有し、該スクリューヘッド22a
は後方(図における右方)のメータリング部22bにね
じ止めされる。また、前記スクリュー22は、前記加熱
シリンダ32内を後方に延び、後端(図における右端)
において図示されない第1、第2の駆動手段と連結され
る。そして、前記メータリング部22bの外周には、螺
旋状のフライト23が形成され、該フライト23によっ
て溝26が形成される。
【0019】また、前記加熱シリンダ32の所定箇所に
図示されない樹脂供給口が形成され、該樹脂供給口にホ
ッパが固定される。前記樹脂供給口は、スクリュー22
を回転させたときに前記溝26内を前進させられる樹脂
がメータリング部22bの前端に到達するまでに十分に
溶融させられるように、所定の距離だけ後方に形成され
る。
【0020】次に、前記構成の射出装置の動作について
説明する。ところで、図1は射出工程が終了した状態を
示すものであり、前記スクリュー22は加熱シリンダ3
2内における前進限位置に置かれる。射出工程が終了す
ると、まず、サックバックが行われ、前記第1の駆動手
段を駆動することによって、スクリュー22を回転させ
ることなく所定の距離L1だけ後退(図における右方に
移動)させ、図3に示される計量位置に置く。
【0021】この間、スクリュー22は回転させられな
いので、スクリューヘッド22aの前方に樹脂は蓄えら
れない。次に、計量工程において、前記第2の駆動手段
を駆動することによって、前記スクリュー22を前記計
量位置において停止させたまま回転させると、前記ホッ
パ内の樹脂は、落下して加熱シリンダ32内に進入し、
前記溝26内を前進(図における左方に移動)させられ
る。
【0022】また、前記加熱シリンダ32の周囲には図
示されないヒータが配設され、該ヒータによって加熱シ
リンダ32を加熱し、該加熱シリンダ32内の樹脂を溶
融させることができるようになっている。したがって、
スクリュー22を回転させると、前記樹脂は、溝26内
を所定の距離L2だけ前進させられ、スクリューヘッド
22aの前方に1ショット分蓄えられる。なお、前記距
離L2はシリンダ中間部36の長さと溝26の長さとを
加算した値である。
【0023】次に、射出工程において、前記第1の駆動
手段を駆動することによって、スクリュー22を回転さ
せることなく前進させると、前記スクリューヘッド22
aの前方に蓄えられた樹脂は、射出ノズル13から射出
され、図示されない金型装置のキャビティ空間に充填さ
れる。ところで、射出工程において、前記スクリューヘ
ッド22aの前方に蓄えられた樹脂が逆流しないよう
に、逆流防止装置が配設される。
【0024】すなわち、前記スクリューヘッド22a
は、前部(図における左部)に円錐形のヘッド本体部1
4を、後部(図における右部)に小径部15を有する。
そして、該小径部15の外周に環状の逆止リング16が
配設され、小径部15と逆止リング16との間に樹脂流
路が形成される。また、前記メータリング部22bの前
端に、前記逆止リング16の後端と接離自在にシールリ
ング17が配設される。
【0025】したがって、前記射出工程において、スク
リュー22を前進させると、前記スクリューヘッド22
aの前方に蓄えられた樹脂は後方に移動して、逆流しよ
うとするが、逆止リング16が樹脂の圧力によってスク
リュー22に対して相対的に後方に移動し、前記逆止リ
ング16の後端がシールリング17の前端に当接し、シ
ールを行う。その結果、前記スクリューヘッド22aの
前方に蓄えられた樹脂が逆流するのを防止することがで
きる。
【0026】一方、計量工程において、スクリュー22
を回転させると、逆止リング16が樹脂の圧力によって
スクリュー22に対して相対的に前方に移動し、前記逆
止リング16の前端がヘッド本体部14の後端に当接す
るが、ヘッド本体部14の周囲の複数箇所には、軸方向
に延びる図示されない切欠が形成されているので、樹脂
の移動は妨げられない。
【0027】ところで、射出工程において、加熱シリン
ダ32の内周とスクリュー22の外周との間のクリアラ
ンスを介して樹脂が逆流すると、キャビティ空間への樹
脂の充填量が変動してしまう。したがって、小さい成形
品を成形する場合、充填量がわずかに変動するだけで成
形品の品質が低下してしまう。その結果、成形品を安定
して成形することができない。
【0028】そこで、前記クリアランスが小さくなるよ
うに加熱シリンダ32及びスクリュー22を設計するこ
とが考えられるが、クリアランスを小さくすると、スク
リュー22を進退させるのに伴って、スクリューヘッド
22aと加熱シリンダ12との間、又は逆止リング16
と加熱シリンダ12との間でかじりが発生し、スクリュ
ーヘッド22a、逆止リング16又は加熱シリンダ12
が破損してしまう。
【0029】そこで、加熱シリンダ32の内径を、前方
の所定の領域だけ小さくし、後方の他の領域において大
きくするようにしている。本実施の形態においては、ス
クリュー22の前進限位置から計量位置までの距離、す
なわち、距離L1における加熱シリンダ32の内周とス
クリュー22の外周との間のクリアランスをδ1(約5
〜10〔μm〕)とし、スクリュー22の計量位置より
後方における加熱シリンダ32の内周とスクリュー22
の外周との間のクリアランスをδ2(約30〜40〔μ
m〕)としたとき、クリアランスδ1、δ2は、 δ1<δ2 にされる。
【0030】なお、本実施の形態においては、シリンダ
ヘッド部33内においてスクリュー22を移動させるこ
とができる有効距離が距離L1と等しくされるので、ス
クリュー22の外周とシリンダヘッド部33の内周との
間のクリアランスがδ1にされ、スクリュー22の外周
とシリンダ本体部34及びシリンダ中間部36の内周と
の間のクリアランスがδ2にされる。そして、サックバ
ックが終了した時点において、スクリューヘッド22a
の最大径の部分がシリンダ本体部34内にわずかに進入
するように前記有効距離が設定される。
【0031】したがって、スクリュー22を回転させる
と、十分な量の樹脂が、スクリューヘッド22aの最大
径の部分とシリンダ本体部34の内周との間を通り抜け
て前進させられる。このように、スクリュー22を回転
させることなく進退させる箇所のクリアランスδ1を小
さくするようにしているので、射出工程においてクリア
ランスδ1を介して樹脂が逆流するのを防止することが
できる。
【0032】したがって、キャビティ空間の樹脂の充填
量が変動するのを抑制することができるので、成形品を
安定して成形することができる。また、スクリュー22
は、計量位置において回転させられるが、後退させる必
要がない。したがって、スクリューヘッド22aと加熱
シリンダ12との間、又は逆止リング16と加熱シリン
ダ32との間でかじりが発生するのを防止することがで
きる。その結果、スクリューヘッド22a、逆止リング
16又は加熱シリンダ32が破損することがない。
【0033】また、シリンダヘッド部33とシリンダ中
間部36及びシリンダ本体部34とを分離させることが
できるので、クリアランスδ1を容易に変更することが
でき、シリンダヘッド部33又はシリンダ本体部34が
破損したときにそれらを容易に交換することができる。
さらに、成形品の種類が変更されて成形に必要な1ショ
ット分の樹脂の量が変化したときは、前記シリンダヘッ
ド部33が容易に交換され、前記有効距離が成形品を成
形するために必要な樹脂の量に対応させて変更される。
【0034】必要な1ショット分の樹脂の量を変化させ
る場合、シリンダ本体部34をそのまま利用し、シリン
ダヘッド部33及びシリンダ中間部36を取り換えるこ
ともできる。例えば、1ショット分の樹脂の量を多くし
たい場合は、シリンダヘッド部33が長くされ、シリン
ダ中間部36がその分短くされる。したがって、距離L
1及び長さL3、L4は、 L1+L3+L4=C(一定) L1+L3=K(一定) になる。なお、本発明は前記実施の形態に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させるこ
とが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するも
のではない。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば、前記のように、射出装
置においては、加熱シリンダと、該加熱シリンダ内にお
いて回転自在に、かつ、進退自在に配設され、前端にス
クリューヘッドを備えたスクリューと、該スクリューを
進退させる第1の駆動手段と、前記スクリューを回転さ
せる第2の駆動手段とを有する。そして、前記スクリュ
ーの外周と、加熱シリンダにおける前方の所定の領域の
内周との間のクリアランスは、前記スクリューの外周
と、加熱シリンダにおける他の領域の内周との間のクリ
アランスより小さくされる。
【0036】また、前記所定の領域において、前記第1
の駆動手段によってスクリューが後退させられ、サック
バックが行われ、前記所定の領域の後端に設定された計
量位置において、前記第2の駆動手段によってスクリュ
ーが回転させられ、計量が行われる。この場合、前記ス
クリューの外周と、加熱シリンダにおける前方の所定の
領域の内周との間のクリアランスは、前記スクリューの
外周と、加熱シリンダにおける他の領域の内周との間の
クリアランスより小さくされるので、射出工程において
クリアランスを介して樹脂が逆流するのを防止すること
ができる。
【0037】したがって、キャビティ空間の樹脂の充填
量が変動するのを抑制することができるので、成形品を
安定して成形することができる。また、スクリューは、
計量位置において回転させられるが、後退させる必要が
ない。したがって、スクリューヘッド又は逆止リングと
加熱シリンダとの間でかじりが発生するのを防止するこ
とができる。したがって、スクリューヘッド、逆止リン
グ又は加熱シリンダが破損するのを防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における射出装置の要部断
面図である。
【図2】従来の射出装置の要部断面図である。
【図3】本発明の実施の形態における射出装置の動作を
説明する図である。
【符号の説明】
22 スクリュー 22a スクリューヘッド 32 加熱シリンダ δ1、δ2 クリアランス

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)加熱シリンダと、(b)該加熱シ
    リンダ内において回転自在に、かつ、進退自在に配設さ
    れ、前端にスクリューヘッドを備えたスクリューと、
    (c)該スクリューを進退させる第1の駆動手段と、
    (d)前記スクリューを回転させる第2の駆動手段とを
    有するとともに、(e)前記スクリューの外周と、加熱
    シリンダにおける前方の所定の領域の内周との間のクリ
    アランスは、前記スクリューの外周と、加熱シリンダに
    おける他の領域の内周との間のクリアランスより小さく
    され、(f)前記所定の領域において、前記第1の駆動
    手段によってスクリューが後退させられ、サックバック
    が行われ、(g)前記所定の領域の後端に設定された計
    量位置において、前記第2の駆動手段によってスクリュ
    ーが回転させられ、計量が行われることを特徴とする射
    出装置。
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