JP3213194U - 平行四辺形連結の傘骨構造を持つ逆折り式傘 - Google Patents
平行四辺形連結の傘骨構造を持つ逆折り式傘 Download PDFInfo
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Abstract
【課題】従来の逆折り式傘の傘骨構造は開閉の度合いに応じて軸間距離が変わる場所の補強のために一部の補助骨を可動式にしている。本考案においては不要な可動部分を無くし、簡素にして強度を保てる傘骨構造を提供する。【解決手段】中棒2の上部に固定の上ロクロ4を設け、中棒上を可動するロクロは2個を一定距離で繋ぎ中ロクロ5と下ロクロ6とする。上ロクロから上骨グループが繋がり、中ロクロから繋がる中骨グループは上骨グループの一定位置に連結される。下ロクロから出る下骨グループは端部においては上骨グループに連結されるが、途中ロクロ支点から一定の距離の点で中骨グループの一点と、中ロクロと下ロクロと同じ距離で、平行四辺形の関係を保つ位置で連結し、この関係を保って動作させることにより、確実な逆折り傘動作をしながら、強度の高い傘骨構造を実現する。【選択図】図1
Description
逆折り式傘の傘骨構造に関する。
逆折り式傘は一段の骨組構造では強度が保ちにくいため、補助骨を連結して補強した構造のものが出ている。従来の傘骨構造は開閉の度合いに応じて軸間距離が変わる場所の補強のために一部の補助骨を可動式にしてこれに対処してきた。本考案においては不要な可動部分を無くし、簡素にして強度を保てる傘骨構造を提供する。
中棒(2)上段に固定された上ロクロ(4)を設け、中棒(2)中間に中ロクロ(5)を配し、中ロクロ(5)より一定距離下に下ロクロ(6)を連結する。下ロクロ(6)と中ロクロ(5)は一体となって中棒(2)上を可動する。上ロクロ(4)より第一上骨(11)に接続、第一上ヒンジ(12)に接続、第一上ヒンジ第二支点(122)から第二上骨(13)へ接続、第二上ヒンジ(14)に接続される。以上を上骨グループとする。中ロクロ(5)から第一中骨(16)、中ヒンジ(17)、第二中骨(18)、第一上ヒンジ第一支点(121)に接続する。これを中骨グループとする。下ロクロ(6)から第一下骨(20)、下ヒンジ(21)、第二下骨(22)、第二上ヒンジ(14)にピン連結される。これらを下骨グループとする。中ヒンジ(17)と下ヒンジ(21)は連結骨(19)で連結される。この時、中ロクロ(5)のピン位置から中ヒンジ(17)のピン位置までの距離(b)は下ロクロ(6)のピン位置から下ヒンジ(21)のピン位置までの距離と等しい。また、中ロクロ(5)のピン位置から下ロクロ(6)のピン位置までの距離(a)と中ヒンジ(17)のピン位置と下ヒンジ(21)のピン位置までの距離は等しい。つまりこの4点は平行四辺形となっている。これにより下ロクロ(6)の可動に合わせて下骨グループと中骨グループは中棒側からヒンジ部までは平行に連結されて動く。中骨グループと上骨グループは第一上ヒンジ第一ピン(121)位置を支点に上ロクロ(4)と中ロクロ(5)が三角形を形成するように動く。上骨グループの第二上骨(13)は第一上ヒンジ第二支点(122)において逆折りされる構造となっている。第一上ヒンジ第一支点(121)と第一上ヒンジ第二支点(122)の距離は中ヒンジ(17)ピン位置と下ヒンジ(21)ピン位置の距離(a)の半分かそれより若干大きくなる長さにしている。下骨グループの第二下骨(22)は第一下骨(20)と直線接続されているが力が掛かると撓む材料としている。この上骨グループの第二上骨(13)と下骨グループ第二下骨(22)が第二上ヒンジ(14)にて連結されている。各骨の長さ関係を適切にとることにより、傘を逆折りに閉じた状態から、傘の逆折りを広げる動作、傘の開いた状態までを下ロクロを可動することで各骨が連動して滑らかに操作ができる。傘が開いた状態で下ロクロ(6)を上ハジキ(9)で係止めすると上骨グループを中骨グループ、下骨グループが互いに連結して支える強固な骨構造ができる。さらに上傘布(7)が張られることで強度が増すことになる。
上傘布(7)を張る上骨グループを中骨グループと下骨グループが連結されて動くことで、逆折り式の傘の開閉動作が滑らかになる。また、傘を開いた状態で中骨グループと下骨グループの距離が最大になった所での係止めで2段連結構造で支えることになり風圧等に対して強度が高い。従来の逆折り式傘に見られるように開閉操作中に骨位置を調整する可動部材や位置決め部材を設ける必要がないので、作成が簡易で確実である。
1:石突 2:中棒 3:手元 4:上ロクロ 5:中ロクロ 6:下ロクロ 7:上傘布 8:下傘布 9:上ハジキ 10:下ハジキ 11:第一上骨 12:第一上ヒンジ 121:第一上ヒンジ第一支点 122:第一上ヒンジ第二支点 13:第二上骨 14:第二上ヒンジ 15:端部ポール 16:第一中骨 17:中ヒンジ 18:第二中骨 19:連結骨 20:第一下骨 21:下ヒンジ 22:第二下骨
Claims (1)
- 上骨グループを支える中骨グループと下骨グループの骨構造において、中ロクロと下ロクロそして中ヒンジと下ヒンジが互いに向かい合う支点間長さを同じ固定距離で連結し、4点が平行四辺形を形成して動く傘骨構造を持つ逆折り式傘。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017002919U JP3213194U (ja) | 2017-06-28 | 2017-06-28 | 平行四辺形連結の傘骨構造を持つ逆折り式傘 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2017002919U JP3213194U (ja) | 2017-06-28 | 2017-06-28 | 平行四辺形連結の傘骨構造を持つ逆折り式傘 |
Publications (1)
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JP3213194U true JP3213194U (ja) | 2017-10-26 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017002919U Expired - Fee Related JP3213194U (ja) | 2017-06-28 | 2017-06-28 | 平行四辺形連結の傘骨構造を持つ逆折り式傘 |
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JP (1) | JP3213194U (ja) |
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2017
- 2017-06-28 JP JP2017002919U patent/JP3213194U/ja not_active Expired - Fee Related
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