JP3213177U - スノーボード用ベースプレート - Google Patents

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Abstract

【課題】ブーツとの結合力を確保しつつ、スノーボードの特性を生かすことができるベースプレートを提供する。【解決手段】ベースプレート1は、スノーボードSBの表面に取り付けられ、点線で示すブーツBを固定するビンディングの主要部品である。ベースプレート1は、本体2が第1本体2aと第2本体2bに分割される。本体2の表面には第1本体2aと第2本体2bに亘って重ねられた天板3が固定される。本体2には、それぞれ貫通穴が設けられ、スノーボードSBに取り付けられたボトルスペーサが挿通され、天板3をビス7でボルトスペーサに固定する。本体2が第1本体2aと第2本体2bに分割され、カーボンロッドによって連結されているので、スノーボードSBの復元力を強力にバックアップし、スノーボードSBに強大な加速力を与えることができる。【選択図】図1

Description

本考案は、スノーボードに装着されるベースプレートに関する。
スノーボードには、ブーツをスノーボードに固定するビンディングが取り付けられるが、このビンディングには、ベースプレートと呼ばれる部品を備えている。従来のベースプレートとしては、例えば、特許文献1の図9に開示されているように、左右のブーツの装着箇所にそれぞれ固定されるものが知られている。
この特許文献1に記載されたベースプレートは、平面視で大略長方形状となっており、ブーツのつま先の方向に凹部が形成された形状となっている。また、中央の円形の開口部に円形のディスクプレートが取り付けられ、これによりベースプレートをスノーボードに固定するようになっている。
また、スノーボードにブーツを固定するために使用されるベースプレートは、滑走中にブーツとスノーボードから受ける大きな負荷に耐え、かつ、ブーツから受けるエネルギーをスノーボードに確実に伝達することができるように、一般に金属又はガラス繊維強化樹脂などの高強度の素材から構成されている。
特開2011−62460号公報
特許文献1に記載のベースプレートは、スノーボードに固定され、ビンディングによってブーツを固定した状態では、スノーボードとブーツとの間に位置することになる。従って、スノーボーダーの体重移動でボードの滑走方向を変えようとしたとき、或いは滑走面の状態変化によりスノーボードに加わる力が変化したときは、ブーツからベースプレートを介してスノーボードにスノーボーダーの体重が加わる。
このとき、スノーボードには高強度のベースプレートが装着されているので、スノーボード全体としても強度が高くなり、スノーボード自身の弾性によるたわみが抑制される。スノーボード自体は、たわみによって滑走面の変化に対応して滑走面との密着性を高めることにより滑走スピードを上げることができるよう設計されている。
しかしながら、ベースプレートの強度が高いとスノーボードのたわみが抑制され、特性が相殺されるという不都合が生じる。一方で、ベースプレートの強度を下げると、ブーツとの結合力が低下し、滑走中にブーツがスノーボードから離脱するおそれがある。
上記不都合を解消するために、本考案は、ブーツとの結合力を確保しつつ、スノーボードの特性を活かすことができるベースプレートを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案のベースプレートは、スノーボードに装着されるビンディングのベースプレートであって、前記スノーボードの表面に設置される板状の本体と、前記本体の表面に固定金具を介して装着される天板とを備え、前記本体は、前記スノーボードの長手方向に並べて配置可能に第1本体及び第2本体に分割されており、前記第1本体及び前記第2本体にはそれぞれ表裏を貫通する貫通穴が設けられ、前記固定金具は、前記貫通穴に挿入可能であり、前記第1本体及び前記第2本体は、前記スノーボードに装着された前記固定金具が前記貫通穴に挿入された状態で前記スノーボードの表面に設置され、前記天板は、前記第1本体及び前記第2本体に亘って重なる状態で前記固定金具に固定されることを特徴とする。
本考案のベースプレートは、その本体が第1本体と第2本体に分割されている。また、天板が第1本体と第2本体に亘って重なるように載置され、第1本体と第2本体を貫通する固定金具に固定することにより第1本体と第2本体とをスノーボードに固定している。
本発明のベースプレートは、このような構成であるので、スノーボードでの滑走の際に、スノーボードにたわみやねじれが加わると、各第1本体と第2本体の剛性及び天板の弾性によってたわみやねじれを受け止め、各部材による反力をスノーボードに伝達することができる。よって、従来のように、単に1枚の板状の部材で形成されていたベースプレートに比べて、スノーボードに加速力を与えることができる。一方で、第1本体と第2本体とを分けた構成としているので、それぞれの本体の強度を高くしてもスノーボードのたわみを過度に抑制することがないので、ブーツとの結合強度を確保しつつスノーボードの特性を活かすことができる。
また、本考案のベースプレートにおいては、前記第1本体及び前記第2本体に、前記スノーボードの長手方向に延びる複数の挿通穴を設け、前記挿通穴に挿通可能で、弾性を有する棒状の調整ロッドを複数備え、前記挿通穴に挿通する前記調整ロッドの本数を変更することで、前記第1本体と前記第2本体との連結強度を調整可能とすることが好ましい。
スノーボードの滑走時は、雪面の状態やスノーボーダーの個性に応じてスノーボードのたわみ方やねじれ方を調節する必要がある。本考案のベースプレートは、第1本体と第2本体に装着する調整ロッドの本数を変更することにより、スノーボードの特性を容易に変化させることができる。
また、本考案のベースプレートにおいては、前記調整ロッドを挿通可能なリング状の弾性体であり、前記第1本体と前記第2本体との間に装着可能な弾性リングを備え、前記第1本体と前記第2本体との間に装着する枚数を変更することで、前記第1本体と前記第2本体との連結強度を調整可能とすることが好ましい。当該構成によれば、弾性リングの枚数を変更することでスノーボードの特性を容易に変化させることができる。
また、本考案のベースプレートにおいては、前記第1本体は、前記スノーボードの側辺に沿って長手方向に向けて突出する一対の突出部を備え、前記突出部の間にU字状の切り欠き部を有していることが好ましい。当該構成によれば、突出部の形状及びU字状の切り欠き部の形状を変更することにより、本体のたわみ剛性及びねじれ剛性を変更することができる。
本考案の実施形態の一例であるベースプレートがスノーボードに装着されている状態を示す説明図。 本実施形態のベースプレートの構成部品を示す説明図。 (A)は(B)のA−A線断面図、(B)は図2の本体の裏面を示す説明図。
次に、本考案の実施形態の1例であるベースプレート1について、図1乃至図3を参照して説明する。図1に示すように、ベースプレート1は、スノーボードSBの表面に取り付けられており、点線で示すブーツBを固定するビンディングの主要部品である。なお、ベースプレート1以外のビンディングの構成は、従来から用いられている構成と同様であるので、本実施形態では説明を省略する。
図1に示すように、スノーボードSBは、図1の矢印Aで示すように左側が進行方向、右側が後退方向となっており、点線で示すブーツBのつま先側B1が進行方向を向くように固定され、かかと側B2が後退方向となる。本実施形態では、図1に示す左右のベースプレート1が左右対称の関係となるように固定されている。
本実施形態のベースプレート1は、スノーボードSBの表面に配置される合成樹脂製の本体2と、その本体2の表面に固定される金属製の天板3とを備えており、これらの部材が4本のボルトスペーサ(固定金具)4(図2参照)によりスノーボードSBに取り付けられている。
図2は、本実施形態のベースプレート1を構成する部品の説明図である。図2に示すように、ベースプレート1は、天板3、本体2(第1本体2a及び第2本体2b)、ボルトスペーサ4、カーボンロッド(調整ロッド)5、及びゴムリング(弾性リング)6等の部品から構成されている。
天板3は、アルミ合金等の素材で形成された厚さ約2mmの金属製の板部材である。天板3の形状は、後述する本体2の突出部2cを除く本体2の表面を覆うように形成されている。この天板3の素材及び厚さは適宜選択が可能である。
また、天板3には、その表裏を貫通するスリット3aが設けられている。このスリット3aは、ベースプレート1全体の剛性を調整するために設けられており、その形状や隣り合うスリット3aの間の距離等はスノーボーダーの要求に応じて調整する。また、天板3には、後述するボルトスペーサ4の雌ねじ部4cに固定するためのビス7を通す取付穴3bが4箇所に設けられている。
本体2は、図2に示すように、大略U字形状の第1本体2aと、大略長方形の第2本体2bに分割されている。図2は、第1本体2a及び第2本体2bを表面側から見た図である。第1本体2aは、スノーボードSBの進行方向又は後退方向に向けられる一対の突出部2cを有している。この一対の突出部2cの間はU字状に切りかかれた切り欠き部2uとなっている。この突出部2cと切り欠き部2uによって、第1本体2aの剛性が決定される。よって、この突出部2cと切り欠き部2uの形状を変更することにより、ベースプレート1の性能を変更することが可能となる。
第1本体2a及び第2本体2bには、平面視でそれぞれの本体の対面する部分の略中央部分に貫通穴2dが2箇所ずつ形成されている。また、第1本体2a及び第2本体2bの対向する面には、カーボンロッド5が挿通可能な挿通穴2eがそれぞれ4箇所ずつ設けられている。
ボルトスペーサ4は、先端に設けられた雄ねじ部4aと、六角柱状のスペーサ本体4bと、スペーサ本体4bに設けられた雌ねじ部4cとからなる金属製の部材である。このボルトスペーサ4は、雄ねじ部4aをスノーボードSBに設けられているボルト穴(図示省略)にねじ込んで固定する。このボルトスペーサ4のスペーサ本体4bは、第1本体2a及び第2本体2bに設けられた貫通穴2dに挿通される。そして、ビス7が天板3の取付穴3bに挿通され、雌ねじ部4cにねじ込まれることにより天板3が固定される。
カーボンロッド5は、カーボンファイバー製の円筒状の部材であり、両端部にゴム製のキャップ5aが固定されている。このカーボンロッド5は、第1本体2a及び第2本体2bに、0本から4本までの任意の本数を取り付けることにより、ベースプレート1のたわみやねじれを調節するための部材である。
また、ゴムリング6は、カーボンロッド5に装着され、第1本体2aと第2本体2bとの間に設置することが可能な部材である。このゴムリング6は、それぞれのカーボンロッド5に0枚から複数枚(例えば2枚)装着することが可能であり、このゴムリング6の枚数によって、ベースプレート1のたわみやねじれを調節することができる。
次に、図3を参照して、ベースプレート1の裏面について説明する。ベースプレート1の裏面には、第1本体2a及び第2本体2b共に、軽量化及び強度向上のためのリブ2fが設けられている。このリブ2fは、スノーボードSBの進退方向に向けて延びる部分と、各リブを幅方向(図3における上下方向)に連結する部分とから構成されている。
図3に示すように、第1本体2a及び第2本体2bの裏面は、リブ2fではない部分が複数の凹部2gとなっている。この凹部2gの内、図3(B)において上下両端の凹部2g及び一つ飛ばして内側の凹部2gにカーボンロッド5が挿入できる。カーボンロッド5は、本体2の挿通穴2eを介して凹部2g内に挿入する。
図3は、第1本体2a及び第2本体2bに、カーボンロッド5を4本装着した状態を示している。カーボンロッド5の両端のキャップ5aは、各本体の凹部2gに設けられた先端挿入部2hに挿入される。
また、図3における符号2kはゴム製のクッション材であり、ベースプレート1とスノーボードSBとの間に配置されて両部材の緩衝材の役割を果たしている。このクッション材2kの素材は、通常のゴム部材の他、ウレタンフォーム、又はシリコーンゴム等を用いることができる。
本実施形態のベースプレート1をスノーボードSBに装着する際には、まず、スノーボードSBの使用状況に応じて上記各部品を選択し、セッティングを行う。ここで、使用状況とは、スノーボードSBを使用する雪面の状態、気温、スノーボーダーの個性(体格、技量、得意ジャンル等)、スノーボードSBの形状や固さ等をいう。
例えば、図3に示すように、カーボンロッド5を4本用いて第1本体2aと第2本体2bとを連結する場合は、本体2全体としての剛性が高くなり、ベースプレート1がたわんだ際の復元力が高くなる。この復元力を減らしたい場合は、カーボンロッド5の数を減らせばよい。
また、ゴムリング6をカーボンロッド5に装着して第1本体2aと第2本体2bとの間に挿入すると、第1本体2aと第2本体2bとの間での位置ずれの際の抵抗力が増加する。これにより、ベースプレート1のたわみが抑制され、スノーボードSBの特性をハード側に調整することができる。このゴムリング6も、雪面等の状態に応じてその枚数を適宜変更する。
また、天板3も各スノーボーダーに対して特性の異なるものを複数準備しておき、雪面等の状態に応じて使い分けることができる。
ベースプレート1のセッティングが終了した後、ベースプレート1のスノーボードSBへの取付を行う。取付作業は、次の通りである。まず、スノーボードSBに複数設けられているボルト穴に、一対のベースプレート1取り付け用にボルトスペーサ4の雄ねじ部4aをねじ込み、このボルトスペーサ4を4本ずつ装着する。
次に、セッティングを行った本体2を、突出部2cが進行方向及び後退方向に向くようにスノーボードSB上に設置する。このとき、第1本体2a及び第2本体2bの取付穴3bと4本のボルトスペーサ4の位置を合わせてスノーボードSB上に設置する。そして、本体2の上に天板3をのせて、ビス7を天板3の取付穴3bから挿入し、ボルトスペーサ4の雌ねじ部4cにビス止めを行う。
次に、本実施形態のベースプレート1をスノーボードSBに装着した際の作用について説明する。本実施形態のベースプレート1は、図1に示すようにスノーボードSBに2個装着されており、それぞれ第1本体2aの突出部2cを進行方向及び後退方向に向けて装着されている。第1本体2aと第2本体2bとの間には0本から4本の間で調整されたカーボンロッド5が装着され、そのカーボンロッド5には0〜複数枚のゴムリング6が装着されている。
図1に示すように、スノーボーダーの足は、点線で表されたブーツBの方向に向くようになっており、図1の左側が進行方向となる。この状態でスノーボーダーが雪面を滑走すると、ブーツBの部分にスノーボーダーの体重が加わり、スノーボードSBの裏面からは雪面からの反力が加えられるため、例えば、雪面に凹凸があれば、スノーボードSBにたわみが生じる。
スノーボードSBの長手方向のたわみが生じたときは、本体2及び天板3を同方向にたわませる荷重がかかる。本実施形態では、本体2が第1本体2aと第2本体2bに分かれており、両部材が天板3及びカーボンロッド5によって連結されている。また、第1本体2aと第2本体2bとの間には、ゴムリング6が装着されている。
このような状態で本体2及び天板3をたわませる方向に荷重がかかると、天板3、カーボンロッド5及びゴムリング6によって生み出される弾性力が、スノーボードSB自身の弾性力と相まって雪面からの荷重に作用し、蓄えられた弾性力が反力となって雪面に作用する。
また、スノーボードSBにねじられるような荷重が加わったときも、天板3及びカーボンロッド5がねじられ、このねじれにより生じる弾性力がスノーボードSBに加えられ、雪面に作用する。
これらの各部材は、雪面の状況等によってセッティングされた特性を有しているため、その雪面に適応した反力が雪面に加えられる。結果として、天板3、カーボンロッド5及びゴムリング6によって生じる復元力が、スノーボードSBの復元力を強力にバックアップし、スノーボードSBに強大な加速力を与えることになる。また、ベースプレート1のセッティングによっては、雪面の凹凸への追従性能を上げることもでき、スノーボーダーの好みに応じて様々なセッティングを行うことができる。
このように、本実施形態のベースプレート1によれば、雪面の状態、スノーボーダーの個性等に応じて最適なセッティングを容易に行うことができ、スノーボードSBに強大な加速力や対応力を与えることができ、或いはスノーボーダーの好みに応じて様々なセッティングを行うことができるという優れた作用効果をもたらすことができる。
なお、上記実施形態においては、本体2の材質を合成樹脂としているが、繊維強化樹脂のようなものを用いてもよく、金属としてもよい。また、天板3の材質を金属としているが、これに限らず、繊維強化樹脂等の合成樹脂を用いてもよい。また、調整ロッドとしてカーボンロッド5を用いているが、これに限らず、金属製のロッドとしてもよい。
又、上記実施形態では、本体2は、カーボンロッド5が4本装着できるように形成されているが、これに限らず、2本装着できるようにしてもよく、3本又は他の本数を装着できるようにしてもよい。
1…ベースプレート、2…本体、2a…第1本体、2b…第2本体、2c…突出部、2d…貫通穴、2e…挿通穴、2u…切り欠き部、3…天板、4…ボルトスペーサ(固定金具)、5…カーボンロッド(調整ロッド)、6…ゴムリング(弾性リング)、SB…スノーボード、B…ブーツ。

Claims (4)

  1. スノーボードに装着されるビンディングのベースプレートであって、
    前記スノーボードの表面に設置される板状の本体と、前記本体の表面に固定金具を介して装着される天板とを備え、
    前記本体は、前記スノーボードの長手方向に並べて配置可能に第1本体及び第2本体に分割されており、前記第1本体及び前記第2本体にはそれぞれ表裏を貫通する貫通穴が設けられ、
    前記固定金具は、前記貫通穴に挿入可能であり、
    前記第1本体及び前記第2本体は、前記スノーボードに装着された前記固定金具が前記貫通穴に挿入された状態で前記スノーボードの表面に設置され、
    前記天板は、前記第1本体及び前記第2本体に亘って重なる状態で前記固定金具に固定されることを特徴とするベースプレート。
  2. 請求項1に記載のベースプレートであって、
    前記第1本体及び前記第2本体に、前記スノーボードの長手方向に延びる複数の挿通穴を設け、
    前記挿通穴に挿通可能で、弾性を有する棒状の調整ロッドを複数備え、
    前記挿通穴に挿通する前記調整ロッドの本数を変更することで、前記第1本体と前記第2本体との連結強度を調整可能としたことを特徴とするベースプレート。
  3. 請求項2に記載のベースプレートであって、
    前記調整ロッドを挿通可能なリング状の弾性体であり、前記第1本体と前記第2本体との間に装着可能な弾性リングを備え、
    前記第1本体と前記第2本体との間に装着する枚数を変更することで、前記第1本体と前記第2本体との連結強度を調整可能としたことを特徴とするベースプレート。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載のベースプレートであって、前記第1本体は、前記スノーボードの側辺に沿って長手方向に向けて突出する一対の突出部を備え、前記突出部の間にU字状の切り欠き部を有していることを特徴とするベースプレート。
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