JP3213147U - 履物の中敷き - Google Patents

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Abstract

【課題】ある程度の個人差や、人の年齢、体調、または気温などによる変化を考慮し、人の足指裏の付根に刺激を与える突起物の位置を人の手で容易に調整することが可能な中敷きを提供する。【解決手段】履物の中敷き1は、中敷き1の基板11と、基板11の上面11aに形成された複数の孔部12−1〜12−7と、複数の孔部12−1〜12−7を覆う伸縮自在のネット13と、何れかの孔部12−1〜12−7とネット13との間に挟まれて保持される球体14−1〜14−5と、を備えて構成される。球体14−1〜14−5は、足指裏の付根に対向する孔部12−1〜12−7に、一部分が収まり、且つ孔部が形成された上面11aから他部分が突出するように保持され、ネット13上から人の手で移動可能になっている。【選択図】図1

Description

本考案は、着脱が容易にでき、足裏のつぼに対して指圧効果を提供する履物の中敷きの技術分野に関する。
従来、特許文献1に開示されるように、人の5本の足指のそれぞれの付根の裏側につぼが存在することに鑑み、足指の付け根に対して着脱自在に装着されるリング体と、該リング体における足裏側に設けられた球状の突起物とによって構成された指圧装置が提案されている。さらに、特許文献2に開示されるように、着脱が容易にでき、日常的に足指裏の付根の指圧つぼに対して指圧効果を発揮する中敷きが提案されている。
特開2010−162052号公報 実用新案登録第3187756号公報
ところで、人の足のサイズや形には個人差があり、さらには足指裏の付根のつぼの位置にも個人差がある。また、同じ人であっても、年齢、体調、または気温などにより足のサイズや形、さらには足指裏の付根のつぼの位置は変化する。そのため、例えば特許文献2に開示されるように、履物を履く人の足指裏の付根があたる位置に設けられた突起物が中敷基板上に固定されていると、上述した個人差や、年齢、体調、または気温などによる変化に対応できず、足指裏の付根のつぼに対する指圧効果が低減される可能性がある。
そこで、本考案は、以上の点に鑑みてなされたものであり、ある程度の個人差や、人の年齢、体調、または気温などによる変化を考慮し、人の足指裏の付根に刺激を与える突起物の位置を人の手で容易に調整することが可能な中敷きを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の考案は、履物の中敷きの基板と、前記基板の面であって前記履物を履く人の足裏が接する面のうちの爪先側の面に形成された複数の孔部と、前記基板に固定されるネットであって前記複数の孔部を覆う伸縮自在のネットと、何れかの前記孔部と前記ネットとの間に挟まれて保持される球体であって前記孔部の数より少ない数の球体と、を備え、前記球体は、前記人の足の親指、人差し指、中指、薬指、及び小指の少なくとも何れか1つの指の裏の付根に対向する前記孔部に前記球体の一部分が収まり、且つ前記孔部が形成された前記面から前記球体の他部分が突出するように保持され、さらに、前記球体は、前記球体の一部分が収まっている前記孔部から他の前記孔部へ、前記ネット上から前記人の手で移動可能になっていることを特徴とする。
請求項2に記載の考案は、請求項1に記載の履物の中敷きにおいて、前記複数の孔部は、前記基板の面において碁盤の目状に形成されることを特徴とする。請求項3に記載の考案は、請求項1または2に記載の履物の中敷きにおいて、前記球体は、人の足の親指、人差し指、中指、薬指、及び小指のそれぞれの指の裏の付根に対向する前記孔部に収まることを特徴とする。請求項4に記載の考案は、請求項3に記載の履物の中敷きにおいて、前記親指、前記人差し指、及び前記中指に対応する前記球体の直径は5mm〜7mmであり、前記薬指及び前記小指に対応する前記球体の直径は3mm〜5mmであることを特徴とする。
本考案によれば、人の足指裏の付根に刺激を与える突起物の位置を人の手で容易に調整することが可能な中敷きを提供することができる。
上方から中敷き1を見たときの外観図である。 図1に示す中敷き1のA−A断面図である。 ネット13を中敷き1から取り除いた際に上方から中敷き1を見たときの外観図である。 人が球体14-mを移動させる際に上方から中敷き1を見たときの外観図である。 図4に示す中敷き1のB−B断面図である。
以下、図面を参照して本考案を実施するための形態について説明する。
先ず、図1及び図2等を用いて、本実施形態にかかる履物の中敷き1の構成について説明する。図1は、上方から中敷き1を見たときの外観図であり、図2は、図1に示す中敷き1のA−A断面図である。図1に示すように、履物の中敷き1は、中敷き1の基板11と、基板11の上面11aに形成された複数の孔部12-n(n=1,2,3,4,5,6,7・・・・)と、複数の孔部12-nを覆う伸縮自在のネット(網)13と、何れかの孔部12-nとネット13との間に挟まれて保持される球体14-m(m=1,2,3,4,5)と、を備えて構成される。なお、図1から分かるように、球体14-mの数は孔部12-nの数より少ない。
基板11は、図2に示すように、上側(つまり、足側)の基板シート111と下側(地面側)の基板シート112とが重ね合わされた2層構造になっている。なお、基板11は、3層以上の構造であっても構わない。基板シート111,112には、衝撃緩衝性のある素材(例えば、繊維、樹脂、革、ゴム等)を採用することができる。
上側の基板シート111と下側の基板シート112とは接合手段(例えば、接着剤、糸等)により接合される。基板シート111の上面(つまり、基板11の上面)11aは、履物を履く人の足裏が接する面となり、基板シート112の下面(つまり、基板11の下面)11bは、履物の内側底面と接する面となる。
基板シート111の上面11aのうちの爪先側の面に、複数の孔部12-nが形成される。つまり、基板11を、履物を履く人の爪先部、中央部、及び踵部の3つに区分して考えると、爪先部における面に複数の孔部12-nが形成されることになる。複数の孔部12-nは、ある程度の個人差や、人の年齢、体調、または気温などによる変化に対応可能なように余裕を持った広さの範囲に散りばめられる。
図3は、ネット13を中敷き1から取り除いた際に上方から中敷き1を見たときの外観図である。図3に示すように、複数の孔部12-nは、基板シート111の上面11aにおいて碁盤の目状に形成されており、これにより、履物を履く人が、球体14-mを孔部12-n間で人の足指裏の付根のつぼに合うようにスムーズに移動させることが可能となる。
なお、各孔部12-nの壁面(つまり、何れか1つの球体14-mの一部分が接する壁面)は、例えば塗料等により、所定以上の硬度と耐摩耗性を有する皮膜(基板シート111の材質より高い硬度の皮膜)が形成されるとよく、これにより、孔部12-nの位置に球体14-mを留め易く(保持し易く)することができる。
ネット13は、高復元力を有するゴム(例えば、架橋によって分子鎖同士を結んで網目構造が形成されたゴム)を含んで構成されており、これにより、孔部12-nとの間に挟まれた球体14-mを強力に保持することができる。なお、ネット13は、例えば、ネット13の端部が基板シート111と基板シート112との接合部分に挟まれることで(このとき、ネット13の端部はホチキス針や糸等で止められるとよい)、基板11に固定される。
球体14-mは、履物を履く人の足の親指、人差し指、中指、薬指、及び小指の少なくとも何れか1つの指(図1の例では、5指全て)の裏の付根(つまり、足指裏の付根)に対向する(つまり、向かい合う)孔部12-nに、一部分(球体14-mの直径の1/9〜1/4程度)が収まり(嵌り)、且つ孔部12-nが形成された上面11aから他部分(球体14-mの直径の8/9〜3/4程度)が突出するように保持される。
これにより、球体14-mは、履物を履く人の足指裏の付根のつぼに刺激を与える突起物として機能する。球体14-mは、ネット13により上から押さえつけられるので、人から水平方向に力が加わらない限り、一部分が孔部12-nに収まった位置に固定されることになる。このような中敷き1が履物内に挿入された状態で、人が当該履物を履くと、当該人の足からの圧力(つまり、体重)がネット13を介して球体14-mに加わるので、球体14-mは、より一層、孔部12-nに収まった位置に固定されることになる。
ここで、孔部12-nが形成された上面11aから球体14-mが突出する高さH(図2参照)は、2.5mm〜6.5mmの範囲内になるように、球体14-mを選ぶ(つまり、球体の大きさを選定する)とよい。球体14-mの大きさは、親指、人差し指、中指、薬指、及び小指毎に異なるようにすれば、より効果的である。例えば、親指、人差し指、及び中指に対応する球体14-mの直径は5mm〜7mmとし、薬指及び小指に対応する球体14-mの直径は3mm〜5mmとする。
なお、球体14-mの素材としては、例えば、プラスチック、木、ガラス、天然石等が挙げられる。また、球体14-mは、真球でなくてもよく、また、数珠のように紐を通る穴が空けられていてもよい(数珠を流用してもよい)。
そして、球体14-mは、その一部分が収まっている孔部12-nから他の孔部12-nへ、ネット13上から(つまり、ネット13を介して)、履物を履く人の手で移動可能になっている。例えば、人が指の爪で球体14-mを少し上方に浮かせつつ水平方向(横方向)にずらすことで球体14-mが移動する。
図4は、人が球体14-mを移動させる際に上方から中敷き1を見たときの外観図であり、図5は、図4に示す中敷き1のB−B断面図である。図4及び図5に示す例では、球体14-1は、孔部12-10から他の孔部12-20へ移動されている。このように、球体14-1は、横方向(左右方向)に移動可能(縦方向(上下方向)にも移動可能)になっている。これは、球体14-2〜球体14-5についても同様である。
以上説明したように、本実施形態によれば、ある程度の個人差(例えば足のサイズが1インチ程度の差である場合)や、人の年齢、体調、または気温などによる変化に考慮して、人の足指裏の付根に刺激を与える突起物としての球体14-mの位置を人の手で容易に調整することができ、その結果、足指裏の付根のつぼに対する指圧効果が低減されることを極力防ぐことができる。
1 履物の中敷き
11 基板
12-n 孔部
13 ネット
14-m 球体
111,112 基板シート

Claims (4)

  1. 履物の中敷きの基板と、
    前記基板の面であって前記履物を履く人の足裏が接する面のうちの爪先側の面に形成された複数の孔部と、
    前記基板に固定されるネットであって前記複数の孔部を覆う伸縮自在のネットと、
    何れかの前記孔部と前記ネットとの間に挟まれて保持される球体であって前記孔部の数より少ない数の球体と、
    を備え、
    前記球体は、前記人の足の親指、人差し指、中指、薬指、及び小指の少なくとも何れか1つの指の裏の付根に対向する前記孔部に前記球体の一部分が収まり、且つ前記孔部が形成された前記面から前記球体の他部分が突出するように保持され、
    さらに、前記球体は、前記球体の一部分が収まっている前記孔部から他の前記孔部へ、前記ネット上から前記人の手で移動可能になっていることを特徴とする履物の中敷き。
  2. 前記複数の孔部は、前記基板の面において碁盤の目状に形成されることを特徴とする請求項1に記載の履物の中敷き。
  3. 前記球体は、人の足の親指、人差し指、中指、薬指、及び小指のそれぞれの指の裏の付根に対向する前記孔部に収まることを特徴とする請求項1または2に記載の履物の中敷き。
  4. 前記親指、前記人差し指、及び前記中指に対応する前記球体の直径は5mm〜7mmであり、前記薬指及び前記小指に対応する前記球体の直径は3mm〜5mmであることを特徴とする請求項3に記載の履物の中敷き。
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