JP3213035U - バックライトモジュール及び表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】導光板に変位の問題が発生しにくいバックライトモジュール及び表示装置を提供する。【解決手段】バックライトモジュールは、光源2と、導光板3と、固定ユニット5とを含む。導光板3は、少なくとも一部の輪郭は円弧である光出射領域と、光出射領域の円弧輪郭の側方向から外へ延在している少なくとも1つの位置決め部とを有する。固定ユニット5は、少なくとも1つの第1接合部511を有する第1固定部材51と、少なくとも1つの第2接合部を有する第2固定部材とを含み、第1固定部材と第2固定部材とは、互いに配合して導光板3を挟んで固定しており、第1接合部511、第2接合部及び導光板3の位置決め部の三者は互いに接合している。【選択図】図1

Description

本考案は光源モジュールに関し、特にバックライトモジュール及び表示装置に関する。
導光板は、多種多様な光源に合わせて、画面表示装置、表示パネルのような様々な電子製品、及び、キーボード等のような一般的な大型、小型の電子部材に幅広く応用されており、導光板の用途は、表示のモジュールから均一に光出射するように、光源から投射された光線を誘導することである。
従来のバックライトモジュールでは、バックプレート及びフロントフレームは、一般、導光板を挟んで固定するように、導光板の前後両側に設置されている。しかし、単に挟んで固定する方式は、搬送の過程中、又は前記バックライトモジュールが揺動の載置台に応用される時、前記導光板の前記バックプレート又はフロントフレームに対するスライド又は回転を招き、導光板の変位の問題が発生する可能性がある。変位は、前記導光板が摩擦され粉末が生じられることを引き起こしやすく、光出射の均一性に悪影響を与える。
従って、本考案の目的は、導光板に変位の問題が発生しにくいバックライトモジュールを提供することである。
本考案のバックライトモジュールは、光源と、導光板と、固定ユニットとを備える。前記導光板は、少なくとも一部の輪郭が円弧である光出射領域と、前記光出射領域の円弧輪郭の側方向から外へ延在している少なくとも1つの位置決め部とを有する。固定ユニットは、少なくとも1つの第1接合部を有する第1固定部材と、少なくとも1つの第2接合部を有する及び第2固定部材とを含み、前記第1固定部材と前記第2固定部材は、互いに配合して前記導光板を挟んで固定しており、前記第1接合部、前記第2接合部及び前記導光板の位置決め部の三者は互いに接合している。
本考案の別の技術的手段によれば、前記導光板の位置決め部はラグ状であり、貫通孔を有し、前記第1固定部材の第1接合部と前記第2固定部材の第2接合部は前記貫通孔を介して互いに接合している。
本考案のまた別の技術的手段によれば、該第1固定部材は平板状を呈しており、前記第2固定部材は円環枠状を呈している。
本考案の更なる技術的手段によれば、前記バックライトモジュールは形状が前記導光板に対応しているフィルムセットをさらに含み、前記第1固定部材と前記第2固定部材は互いに配合して前記導光板と前記フィルムセットを挟んで固定している。
本考案の別の技術的手段によれば、前記導光板は、円弧面形状の光入射面を有し、前記光源は、円弧面形状の前記光入射面に合わせて円弧形である発光部材を有している。
本考案のまた別の技術的手段によれば、前記導光板は複数の光入射面を有し、該複数の光入射面はいずれも平面であり、隣接する両光入射面の間は180度よりも小さい交角を形成し、前記光源は、複数の発光部材を有し、前記光入射面は実質的に前記発光部材に平行である。
本考案の更なる技術的手段によれば、前記第1固定部材の第1接合部は突出した柱状を呈しており、前記第2固定部材の第2接合部は凹溝状を呈している。
本考案の別の技術的手段によれば、前記第1固定部材の第1接合部は凹溝状を呈しており、前記第2固定部材の第2接合部は突出した柱状を呈している。
本考案のまた別の技術的手段によれば、前記導光板の前記貫通孔の輪郭は閉形状である。
本考案の更なる技術的手段によれば、前記導光板の前記貫通孔の輪郭は開形状であり、前記位置決め部のエッジ部には開口が形成されている。
本考案の別の目的は、前述のバックライトモジュールと前記バックライトモジュールに設置された表示パネルとを備える前述のバックライトモジュールを用いた表示装置を提供することである。
本考案の有益な効果は、前記導光板の位置決め部を形成することで、前記第1固定部材と前記第2固定部材とを一体に接合することによって、前記導光板の前記第1固定部材及び前記第2固定部材に対するスライド又は変位の発生を効果的に回避することができる。
本考案にかかるバックライトモジュールの好ましい実施例を示す分解斜視図である。 好ましい実施例にかかる導光板及び光源の態様を示す正面図である。 好ましい実施例にかかる前記光源の配置状況を示す一部拡大正面図である。 好ましい実施例において、前記導光板が第1固定部材に配置され、第2固定部材が設置されていない態様を示す正面図である。 好ましい実施例の組立が完了した態様を示す正面図である。 別の視点から好ましい実施例の組立が完了した態様を説明する背面図である。 図6のVII−VII切断線における断面態様を示す部分の断面図である。 本考案の表示装置の好ましい実施例を示す部分の断面図である。
本考案にかかる出願の特徴及び技術的内容は、以下の図面を参考とした好ましい実施例の詳細な説明を通じて、明らかになる。
図1を参照すると、本実用新案の好ましい実施例にかかるバックライトモジュールは、光源2、導光板3、フィルムセット4及び固定ユニット5を含む。本実施例において、前記フィルムセット4は、トッププリズムシート41、ボトムプリズムシート42、ボトム拡散シート43及び反射シート44を含んでいるが、それらに限定されない。
図2を参照すると、該導光板3は複数の光入射面31、光出射領域32及び2つの位置決め部33を含む。本実施例において、前記光出射領域32の一部の輪郭は円弧であり、前記2つの位置決め部33は前記光出射領域32の円弧輪郭の両側の側方向から外へ延在している。各位置決め部33はラグ状であり、貫通孔331を有する。本実施例において、前記貫通孔331の輪郭は開形状(即ち、切欠き形状)であり、前記位置決め部33のエッジ部には開口が形成されている。当然ながら、実際に実施する際、前記貫通孔331の輪郭を閉形状にしてもよく、本実施例に開示されたものに限定されない。
図3を参照すると、前記導光板3の前記光入射面31はいずれも平面であり、隣接する両光入射面31の間は180度より小さい交角を形成する。前記光源2はLEDライトバーであり、複数の間隔をおいて配列された発光部材21を有する。具体的には、本実施例において、前記光源2がLEDライトバーである設計であって、前記光入射面31に沿って屈曲して延在しているが、各発光部材21と対応する光入射面31との間は互いに平行であり、これにより多角度の光入射を形成する設計である。なお、実際に実施する時、前記導光板3が円弧面形状を呈する光入射面31のみを有し、前記光源2が前記光入射面31の円弧面形状に合わせて円弧形である発光部材21を有してもよい。前述の多角度の光入射の設計は、隅の暗帯の発生を減少させることができるだけでなく、前記光源2の延伸の長さを増加させ、前記発光部材21の数を増加させ、輝度を対応的に向上させることもできる。
図1をさらに参照すると、前記固定ユニット5は第1固定部材51及び第2固定部材52を含み、前記第1固定部材51と前記第2固定部材52は互いに配合して前記導光板3と前記フィルムセット4を挟んで固定している。図1及び図4を参照すると、本実施例において、前記第1固定部材51は、平板状を呈しており、支持の用途として前記導光板3の裏側に設置されており、業界では一般、バックプレートと称している。図4は前記導光板3が前記第1固定部材51に配置された態様を示す。図1及び図5を参照すると、前記第2固定部材52は円環枠状を呈し、前記導光板3を被覆するように前記導光板3の前側に設けられ、前記第1固定部材51に互いに接合している。図5は図4の前記第2固定部材52が設置された態様を示す。
図1及び図6を参照すると、図6は図5の背面図である。次に、前記第1固定部材51、前記導光板3及び前記第2固定部材52を如何に互いに接合するかを説明する。前記第1固定部材51は2つの第1接合部511を有し、前記2つの第1接合部511の位置は互いに対称し、図1において、1つの第1接合部511は視角の原因でその他の部材に遮蔽されている。また、前記第2固定部材52も2つの第2接合部521を有し、各第1接合部511、各第2接合部521及び前記導光板3の各位置決め部33の三者が互いに接合しているため、その数は互いに対応している。本実施例において、前記第1固定部材51の第1接合部511は凹溝状を呈し、前記第2固定部材52の第2接合部521は突出した柱状を呈し、当然ながら、実際に実施する時、両者の構造は互いに変更することができる。図7に示すように、前記第1固定部材51の第1接合部511と前記第2固定部材52の第2接合部521は前記貫通孔331を介して互いに接合している。
上記設計により、前記第1固定部材51と前記第2固定部材52が互いに接合される時、各第1接合部511は前記導光板3における対応する前記貫通孔331を通過し、対応する第2接合部521と互いに接合されることにより、前記組立が完了した後、前記導光板3の前記第1固定部材51及び前記第2固定部材52に対する変位の発生を回避することができる。図8に示すように、組立完了後の前記バックライトモジュールにさらに表示パネル6を設置することで、表示装置を構成する。
以上のように、本考案にかかるバックライトモジュール及び表示装置は、前記導光板3と前記フィルムセット4の変位を改善し、前記導光板3、前記フィルムセット4、および隣接する部材の摩擦により粒子を発生することを減少させ、粒子による光出射の均一性への悪影響をさらに回避し、隅の暗帯の現象を改善し、輝度を向上させることができ、そのため、本考案の目的を確実に達成することができる。
前述のものは本考案の好ましい実施例に過ぎず、これらは本考案を実施する範囲を限定するものではなく、即ち、本考案の実用新案登録請求の範囲及び考案の内容に基づいて行われた全ての簡単な等価変更及び修飾は、いずれも本考案の保護範囲に属する。
2 光源、
21 発光部材、
3 導光板、
31 光入射面、
32 光出射領域、
33 位置決め部、
331 貫通孔、
4 フィルムセット、
41 トッププリズムシート、
42 ボトムプリズムシート、
43 ボトム拡散シート、
44 反射シート、
5 固定ユニット、
51 第一固定部材、
511 第一接合部、
52 第二固定部材、
521 第二接合部、
6 表示パネル。

Claims (11)

  1. 光源と、
    少なくとも一部の輪郭が円弧である光出射領域と、前記光出射領域の円弧輪郭の側方向から外へ延在している少なくとも1つの位置決め部とを有する導光板と、
    少なくとも1つの第1接合部を有する第1固定部材と、少なくとも1つの第2接合部を有する第2固定部材とを含む固定ユニットと、
    を含み、
    前記第1固定部材と前記第2固定部材とは、互いに配合して前記導光板を挟んで固定しており、前記第1接合部、前記第2接合部及び前記導光板の位置決め部の三者は互いに接合している、
    ことを特徴とするバックライトモジュール。
  2. 前記導光板の位置決め部はラグ状であり、貫通孔を有し、前記第1固定部材の第1接合部と前記第2固定部材の第2接合部は前記貫通孔を介して互いに接合している、
    ことを特徴とする請求項1に記載のバックライトモジュール。
  3. 前記第1固定部材は平板状を呈しており、前記第2固定部材は円環枠状を呈している、
    ことを特徴とする請求項1〜2のいずれか一項に記載のバックライトモジュール。
  4. 形状が前記導光板に対応するフィルムセットをさらに含み、
    前記第1固定部材と前記第2固定部材とが互いに配合して前記導光板と前記フィルムセットを挟んで固定している、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のバックライトモジュール。
  5. 前記導光板は、円弧面形状の光入射面を有し、前記光源は、円弧面形状の前記光入射面に合わせて円弧形である発光部材を有する、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のバックライトモジュール。
  6. 前記導光板は複数の光入射面を有し、前記複数の光入射面はいずれも平面であり、隣接する両光入射面の間は180度よりも小さい交角を形成し、前記光源は、複数の発光部材を有し、前記光入射面は実質的に前記発光部材に平行である、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のバックライトモジュール。
  7. 前記第1固定部材の第1接合部は突出した柱状を呈しており、前記第2固定部材の第2接合部は凹溝状を呈している、
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のバックライトモジュール。
  8. 前記第1固定部材の第1接合部は凹溝状を呈しており、前記第2固定部材の第2接合部は突出した柱状を呈している、
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のバックライトモジュール。
  9. 前記導光板の前記貫通孔の輪郭は閉形状である、
    ことを特徴とする請求項2に記載のバックライトモジュール。
  10. 前記導光板の前記貫通孔の輪郭は開形状であり、前記位置決め部のエッジ部には開口が形成されている、
    ことを特徴とする請求項2に記載のバックライトモジュール。
  11. 請求項1〜10のいずれか一項に記載のバックライトモジュールと、前記バックライトモジュールに設置された表示パネルとを含む、
    ことを特徴とする表示装置。
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