JP3212994B2 - 磁石キーで動作されるロック装置 - Google Patents

磁石キーで動作されるロック装置

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JP3212994B2
JP3212994B2 JP50362490A JP50362490A JP3212994B2 JP 3212994 B2 JP3212994 B2 JP 3212994B2 JP 50362490 A JP50362490 A JP 50362490A JP 50362490 A JP50362490 A JP 50362490A JP 3212994 B2 JP3212994 B2 JP 3212994B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は磁気キーにより操作されるロック装置、並び
にこのようなロック装置を操作するキーに関する。この
ようなロック装置はEPC特許0024242号に記載されてい
る。
このようなロック装置においては、スライド部材は、
通常、この部材に形成された孔中にこの部材の移動方向
とは直交する方向に摺動可能に挿入され、小円筒形状の
磁石(磁石ピン)よりなる複数の筒片を支承している。
ロック位置において、前記ピンは磁気プレート方向に吸
引され、スライド部材と磁気プレートとの間に設けら
れ、この位置に固定された非磁性ロックプレーエートに
形成された透孔を介して、一部が前記孔より突出してい
る。かくして、これらピンは非磁性ロックプレートに対
してスライド部材をこの位置でロックする。ロックを解
除するために、磁気キーが磁気プレートとスライド部材
との間で摺動され、ピンをこれらがロツクプレートの透
孔の外に押出されるように反発させる。かくして、スラ
イド部材はロックプレートに対する摺動が自由となる。
そして、キーはスライド部材に設けられたフランジと係
合し、このキーのさらなる移動によりスライド部材は移
動されてロック動作が行われる。
ロック装置のコードは、ロックプレートに対する磁石
ピンの数、位置並びに極性により決定される。EPC特許0
024242号には、ロック装置のコードが、ロック装置を分
解しないで、変更できるシステムが開示されている。ス
ライド部材に装着された回転車が、ロックプレートに形
成された4つの透孔に対応する4つの位置間で磁石ピン
を移動させるようにこのピンを支承している。このピン
を移動させるために、コードを変えるキーが挿入され、
ピンがロックプレートから、ロック装置の外ハウジング
を通って挿入された工具により回転車が回転可能となる
位置へと排出される。
もし、ピンがこれの4つの位置のひとつ中に精度良く
移動されないと、ロツク装置を連続して操作するように
試みられたとき、スライド部材がプレートに対して移動
しながらピンはロックプレートの異なる透孔に入ってし
まう。この結果、回転車のさらなる回転が生じ、通常は
ロック装置に対して間違ったコードとなってしまう。こ
のため、適当なコードがセットできるように、ロックプ
レートの透孔からピンを排出するための特別な操作が度
々必要となる。このEPC特許024242号に開示されている
システムは実用的であるが、ロックコードを変更するた
めに特別な手動操作を必要とするので手間がかかる。
多くのホテルは、ロックコードが各お客に対して自動
的に変更されるロックシステムを採用している。これは
現在では、ホテルデスクで中央コンピュータにより直接
コードを記録するか、前のお客に使用したのとは異なる
コードを有するキーを次のお客に与えるかすることによ
り、電子ロックでのみ可能である。後者のシステムで、
ロック装置は中央コンピュータとは独立してランし、キ
ーコードを検出するようにプログラムされたバッテリー
駆動マイクロプロセッサーを備えている。もし、コード
がロックメモリーの有するコードのリストの適当な位置
にあると、ロック装置はキーにより操作される。このシ
ステムは、電源ミスによる問題点を最小にしている、し
かしホテルデスクにあるオンピュータを全ての独立した
ロック装置のコード変更に常時同期させなければなら
ず、この結果ホテルマネージメントが次のお客に渡すキ
ーを知っていなければならない。このようなシステムに
おいては、特に、電気的誤動作により、ロック装置のリ
セットが困難になるようなエラーが度々発生する。
本発明の目的は、オンラインドアロックを備えた中央
コンピュータもしくはエレクトロニクスあるいはバッテ
リーを備えた個々のロック装置を必要としないで、ロッ
クコードを自動的並びに機械的に変更することができ、
かくして低コストで電子システムの効果が得られる磁気
キー操作ロック装置を提供することである。
本発明の一態様は、磁石キーで動作されるロック装置
であり、 磁石コードがエンコードされたキーにより、ロック位
置からアンロック位置に移動され得るスライド部材と、 前記スライド部材を前記ロック位置にロックする第1
の位置から、スライド部材をアンロックする第2の位置
に、前記キーによるロック操作により、スライド部材を
横切る方向に摺動され得、前部もしくは一部の位置並び
に極性でロック装置のコードを構成する複数の磁石ピン
とを具備し、 前記複数のピンは、これらピンを第1の位置から第2
の位置に移動させて、ロック装置のコードを第1のコー
ドから第2のコードに変更するように前記ロック装置の
複数の回転可能なキヤリヤに設けられ、 前記キヤリヤは、前記コード変更コードがエンコード
されたコード変更キーをロック装置に挿入することによ
り、所定の角度だけ回転され、 前記キヤリヤの少なくとも2つは、前記コード変更キ
ーの挿入により、自動的に異なる所定の角度回転され、
これらキヤリヤは、ロック装置のコードが繰返される前
に完全に1回転以上回転されるロック装置を提供する。
本発明の他の態様は、独立形式の請求範囲に記載され
ている。
他の好ましい本発明の態様並びに効果は、以下の記載
並びに請求範囲で明らかとなるであろう。
図面の説明 本発明は添付の図面を参照して実施例により以下に述
べられる。
第1図は磁化されたキーにより動作されるロック装置
並びにキーを示す平面図、 第2図は第1図に示すロック装置並びにキーの側面
図、 第3図は、第6図のIII−III線に沿って拡大して示
す、第1図のロック装置並びにキーの断面図、 第4図はロック装置のスライド部材を示すように、ロ
ック装置の一部を除去して示す詳細図、 第5図は、第4図のV−V線に沿う断面図、 第6図は、第4図に対応するが、ロック装置のホイー
ルが第1の位置(第4図)から第2の位置に回転されて
いる、詳細図、 第7図は第6図のVII−VII線に沿う断面図、 第8図は、第1図ないし第7図のロック装置の異なる
ロックコードを概略的に示す図、 第9図は、第1図ないし第8図のロック装置のロック
プレートの平面図、 第10図ないし第14図は本発明の他の実施例を概略的に
示す図、 第15図は、本発明の特に好ましい実施例を構成するロ
ック装置のスライド部材の平面図、 第16図は第15図に示す実施例のロックプレートの平面
図、 第17図は、第15図並びに第16図のスライド部材並びに
ロックプレートの側面図で、ロックプレートはスライド
部材に重なっている状態を詳細に示す図、 第18a図ないし第18l図は、第15図に示すロック装置の
動作を示す図、そして、 第19図は、第15図のロック装置のための対応するキー
コードとロックコードとを示す図である。
実 施 例 第1図並びに第2図に示すように、本発明に係わるロ
ック装置は、回転ノブ2を支持する長尺のロックケース
1を有する。このノブは、ロック装置がアンロック位置
にあるときに、スピンドル3と係合し、スピンドルを回
転させてラッチもしくはボトル(図示せず)を反発させ
るように設けられている。このノブ2は、ロック装置が
ロック位置にあるときに、この装置が拘束されないよう
に、ケース1に回転自在となっている。このロック装置
をアンロックするために、磁気キー5が、ケース1に形
成されたスロット4中に挿入される。この操作は後で詳
述する。このキー5は2枚のスチールプレートに挟まれ
た磁性体のシートを有する。このシートは、例えばUS特
許4077242号に開示されているように、ロック装置のコ
ードとマッチするコードを形成するように一面に複数の
独立したN極とS極が磁化されている。
第3図に示すように、ケース1はロック機構を支承し
た内ケース7を収容している。この内ケース7はケース
1に所定の位置で固定されている。
スライド部材6が内ケース7内に装着され、矢印A方
向にキー5により摺動可能となっている。このスライド
部材6はスライド部材6の面を横切って分布された複数
の盲孔14を有する。ロック装置のタンブラーは、盲孔14
の前部もしくは一部に挿入された磁石ピン15(小型の円
筒永久磁石)により形成されている。これら盲孔14の開
口端を覆うようにして、ロックプレート12が設けられて
いる。このロックプレート12は、前記内ケース7内の所
定の位置に固定され、スライド部材6がロック位置にあ
るときに、盲孔14の開口端とアライメントされる開口13
を有する。真鍮のような非磁性体で形成された第1のガ
イドプレート9が固定ロックプレート12を覆うと共に、
このロックプレート12に所定の位置で固定されている。
比較的厚い第2のガイドプレート8が第1のガイドプレ
ート9上に支持され、また内ケース7の壁11に支持され
たリーフスプリング10により第1のガイドプレート9に
対して付勢されている。この第2のガイドプレート8は
フエロマグネチックスチールのような、磁化可能な材質
により形成されている。
第3図に示すロック位置において、磁石ピン15は第2
のガイドプレート8に吸引され、この結果、磁石ピン15
の端部は開口13中に突出し、第1のガイドプレート9に
当接している。かくして、スライド部材6はロックプレ
ート12に対して摺動不能となっている。ロック装置をア
ンロックするために、キー5が第1と第2のガイドプレ
ート9,8間で摺動され、第2のガイドプレート8はスプ
リング10の付勢力に抗して後ろに移動する。このキー5
は、これの操作側に印刷された複数の磁極を有する。こ
れら磁極は、キー5が完全に挿入され、これの先端5′
がスライド部材6の突出部23と当接したときに、前記磁
石ピン15と対向し、磁石ピン15の端部と同じ極性となる
ように、配置されている。かくして、磁石ピン15は磁気
的反発により開口13から排出され盲孔14の底に位置され
る。この結果、スライド部材6はアンロックされ、キー
5を矢印A方向にさらに押込むことにより摺動され得
る。スライド部材6に形成されたくさび形状のヒール部
19は、フオーク21を押圧するカム面20を有する、このフ
オーク21は矢印Xの方向にカップリングスリーブ22を移
動させ、かくしてボルトもしくはラッチ等がスピンドル
3を回転させることにより、開成され得る。このような
機構はEPC特許0241323号に詳述されている。
キー5が挿入されると、これは2つのカム41上に乗
り、スライド部材6がアンロック位置に達したときに、
所定位置に保持される。この結果、ユーザが片手でキー
をリリースし、ノブ2を回転させてロック装置を解放す
ることができる。キー5が引出されるとき、キー5がカ
ム41を通過するまで、スライド部材6はアンロック位置
に保持される(例えば、EPC特許0241323号に記されてい
る)。
キー5が完全に引出されたとき、スライド部材6は、
かかと部19と、内ケース7に設けられたストップ17との
間に張設されたコイルスプリング16(このスプリングは
スライド部材6の前方ストロークの間のテンションがか
けられている)により、これのロック位置に引かれ、ま
たスライド部材6が、これのロック位置に戻されたと
き、磁石ピン15は開口13中に入る。
第3図に示すように、可動な磁石ピン28bは、本発明
の特別な態様をなす。この磁石ピン28bは透孔40中に収
容されている。この透孔40は、スライド部材6に形成さ
れた孔32中に回転可能に装着されたホイール24bの形態
のキヤリヤに形成されている。4つのホイール24a,24b,
24c,24dは等しいサイズであり、それぞれ磁石ピン28a,2
8b,28c,28dを支承しており、また磁石ピン26を支承した
大きなサイズの第5のホイール25はスライド部材6に形
成された孔32中に設けられてる。これらホイールは、1
つのホイールの回転が全ての5つのホイールが動くこと
ができるように、夫々の歯が歯合している。大ホイール
25は小ホイール24a,24b,24c,24dの1,5の歯数を有する。
これらホイールの歯は孔32の内周面の突設部に座してい
る。
ロック装置の操作において、常時、磁石ピン24a,24b,
24c,24dの1つはロック装置のコードを変更するのに使
用されるコード変更ピンを構成する。一方、他のピン24
b,24c,24d,26はロックピンとなる。即ち、これらピンは
ロックコードの一部を構成し、ロックプレート12の夫々
の孔13′中に突出し、そしてロック装置をアンロックす
るようにキー5により、ここから復帰されなければなら
ない。
第4図では、磁石ピン28aはコード変更ピンとなって
いる。このピン28aはホイール24aを、かくして、ホイー
ル24b,24c,24d,25を90゜だけ回転するのに使用される。
この結果、4つのピン24a,24b,24c,24dは90゜回転さ
れ、ピン26はホイール25の歯数が多いことにより60゜だ
け回転される。このとき(第3図並びに第6図)、磁石
ピン28aはロックピンとなり、磁石ピン28bはコード変更
ピンとなり、そして磁石ピン28c,28dはロックピンとな
る。これらロックピンの配列は、かくして、変更され、
またロック装置のコードも変更される。
以下に、ロック装置のコード変更操作をより詳細に説
明する。
第4図は、第1のコードを有し、かくして第1のコー
ドを有する第1のキーにより操作されるロック装置を示
す。コード変更ピン28aはロックプレート12の細長のス
ロット35a中に突出している。第1のキー5(1)が挿
入されると、ロック磁石ピン15並びに磁石ピン28b,28c,
28d,26がロックプレート12の夫々の孔から反発される。
このキー5(1)は、コード変更ピン28aを反発しない
ので、これは細長のスロット35a中に突出したままでい
る。このピンは、ガイドプレート9方向の吸引力によ
り、スロット中に維持されるか、磁石スポットが、ピン
をよりスロット中により強制的に吸引するように、キー
に形成される。ピン28aは、スライド部材6が摺動する
のに従って、スロット35a中を摺動し、かくして、第1
のキーはロック装置を操作でき、磁石ピン28a,28b,28c,
28d,26はロック装置が操作される間、一定に保たれる。
スロット35a中でのピン28aの係合はホイール24a,24b,24
c,24d,25の不必要な回転を阻止する。
ロックコードを第2のコードに変更するためには、第
2のキー5(2)を挿入する。このキーは、第1のコー
ドと、第2のコードと、ロック変更コードとがエンコー
ドされている。これら第1のコードと、第2のコードと
はピンに対応した、即ち、これらピンを反発させる部材
を有している。第1のコードは、ピン28b,28c,28d,26を
第4図の位置に反発させ、そして、第2のコードは、ピ
ン28a,28c,28d,26を第6図の位置に反発させる。第1の
ロック変更コードは、第4図の位置ではピン28aを反発
させる磁石スポットである。
前述したように、ピン28a(そしてピン28b,28c,28d)
は、両端が開口した透孔40中に位置している。第2のキ
ー5(2)が挿入されたとき、これは内ケース7の後壁
18の“後”にピン28aを反発させる。かくして、第2の
キー5(2)が挿入されるのに従って、全てのロックピ
ンは反発されて、第1のコードを使用したスライド部材
6をアンロックし、またピン28aも反発される。第2の
キー5(2)がさらに奥に押されるのに従って、スライ
ド部材6は移動可能となる。このスライド部材6が移動
(第4図並びに第6図で矢印A方向)すると、ピン28a
は、内ケース7の後壁18からプレス成型された舌部43a
のエッジ44aと係合する。かくして、スライド部材6が
さらに移動されると、ホイール24aは回転され、ピン28a
は43aの当接エッジ44aを横切って横方向に移動される。
スライド部材6が、この移動の限界に達すると、ピン28
aは90゜回転され、他の磁石ピン28b,28c,28dは第6図の
位置になる。一方、大ホイール25に設けられたピン26
は、ホイール径の相違により、60゜だけ回転される。ま
た、もちろん、カップリングスプリング22はラッチもし
くはボルトが吸引されるように移動される。また、スラ
イド部材6は、カム41の作用によりアンロック位置に保
持される。
第2のキー5(2)が引出されるのに従って、ピン28
a,28b,28c,28dは全てガイドプレート8方向に吸引され
る。スライド部材6が、これのロック位置へと引出され
るのに従って、第3図並びに第6図に示すように、第2
のコード変更ピン28bはロックプレート12の長孔35bと係
合し、第1のコード変更ピン28aはロック孔13′中へ吸
引され、そして、ピン28c,28d,26は夫々のロック孔13′
と係合する。
このとき、第2のコードを有するキー、特に、第2の
コードを有する第2のキー5(2)により、ロック装置
は再び開成され得る。この第2のキー5(2)は第6図
の位置でピン28bを反発しないが、第1のキー5(1)
は、これのコードがピン28c,28d,26の位置と対応しない
ので、ロック装置を開成しない。
好ましくは、第2のキー5(2)は、スライド部材6
の摺動中、ピン28bを吸引して長孔35b中にしっかりと位
置させる。
第2のコードから第3のコードに変更するためには、
第3のキー5(3)が使用される。この第3のキー5
(3)は第2のロックコード(スライド部材6を解放す
る)と、ロック変更コード(ピン28aを反発させる)
と、コードが変更された後ロック装置を解放することを
可能とする第3のロックコードとを有する。第3のキー
5(3)は、これが挿入されるのに従って、スライド部
材6を解放し、かつ舌部43bのエッジ44bと係合するよう
にピン28bを反発させる。この結果、スライド部材6の
移動にともなって、ホイール24b(そしてホイール24a,2
4c,24d,25)が回転される。かくして、ホイールは、ピ
ン28a,28b,28d,26が第3のロックコードの一部を形成
し、ピン28cが新たなコード変更ピンとなるように、新
たな位置にもたらされる。この結果、第1のキー5
(1)並びに第2のキー5(2)は不必要となる。
第4のキー5(4)は、コード変更ピン28cにより、
コードを第3のコードから第4のコードに変更し、ま
た、第5のキー5(5)は、コード変更ピン28dによ
り、コードを第4のコードから第5のコードに変更す
る。この結果、第3のキー5(3)並びに第4のキー5
(4)が不必要になる。このとき、ホイール24a,24b,24
c,24dは一回転しているが、ホイール26は240゜のみ回転
している、かくして、ピン28aが再びコード変更ピンと
なるが、第1のキー5(1)は、ホイール26中のロック
ピンが別の位置にあるので、ロック装置を再びアンロッ
クしない。
従って、さらに8つのコードの変更が、全ての磁石ピ
ン28a,28b,28c,28d,26が初期位置(第4図)に戻る前
に、即ち、ホイール28の3回転並びにホイール25の2回
転の前に可能となる。第8図は磁石ピンの12の全位置を
示す。かくして、コードは連続的であるが、所定のシー
ケンスのみで繰返し可能となっている。
舌部43からエッジ44、即ち、当接部を形成することに
より、舌部はスライド部材6の傾斜案内部となる。かく
して、もし、ピンがスライド部材6の戻りの間に長孔か
ら反発され、透孔40の後ろから突出すると、このピンは
傾斜案内部に簡単に乗っかりガイドプレート8方向に戻
される。
前記ホイール24aは他のホイール24b,24c,24d、特にホ
イール24aと反対方向に回転するように配置されている
ので、当接部43aと関連したスロット35aはホイール24b
中の磁石ピンの軌道とオーバラップしない一側側に位置
され得る。このようになっていないと、正しくない長孔
に入ったピンにより、ホイールは間違った位置で、不都
合にロックしてしまう。同様の考慮がロック孔13,13′
にもなされている。
前記当接部44は、スライド部材6の移動方向に対し
て、ホイールの軸の一側側に位置しているので、ピンが
当接部と係合するのに従ってホイールは回転される。
当接部がホイールの軸の軌道近くに設けられるのであ
れば、この当接部は僅かにそれた力を与えるように傾斜
面に形成され得る。
所望であれば、他のユーザには、夫々のコード変更ピ
ンを反発しない第1ないし第12のコードのみに対応した
キーを渡すことができる。
磁石で、コードのみを変え、ロック装置を続いて開成
する必要がなく、第1のコードとコード変更コードのみ
を必要とする特殊なキーを得ることができる。この態様
の別の使用は、一度だけ使用するキーの要求を促進する
ことである。使用者は、初期アンロックコードとコード
変更コードとを有し、続くアンロックコードを有さない
キーが渡される。かくして、例えば、第1のコードを有
するキーが挿入されたときに、このキーでロック装置を
開成すると共にコードを、このキーにより続いてアンロ
ックされ得ない第2のコードに変更する。
前記実施例で種々の変更が可能である。例えば、ホイ
ールの数は変えられるし、またホイールは複数の磁石ピ
ンを備えることができる。ホイールサイズ間の比は、1
コードサイクルにおけるコードの数を実施例とは異なる
ようにしても良い。しかし、この場合、1サイクルにお
いて1コードよりも多いアンロックができるキーを使用
する装置となる場合も生じる。
固定ロックピンの数を増すために、ホイール、例え
ば、実施例の符号26で示すホイールの回転軸にピンが設
けられ得る。
第9図は、第1図ないし第8図に示す実施例のロック
プレートの平面図である。
自動的なコード変更機能に加えて、スライド部材6
は、EPC特許024242に記されているように、磁石ピンを
有し、手動で回転されるホイールを備えても良い。も
し、メイドのキーを紛失した場合、このキーにより操作
されるロック用の共通コードはホイールを手動で回転さ
せることにより変更できる。
第1図ないし第8図に示すシステムがホテルの使用に
適用するようにキーを変更することができる。特に、マ
スターもしくはメイドキーとしてどのコードでもロック
装置を開成することができるが、コードを変更しないよ
うに、またリサイクルキーとしてロック装置を特別なコ
ードにリセットすることができるようにする。
メイドキーは、ロック位置において、全てのピン15並
びにピン28,26を反発し、コード変更位置において、ピ
ン28a,28b,28c,28dを吸引し、かくしていかなるコード
変更を生じないコードを有するようにできる。
リサイクルキーは、ピン26を一方の位置で吸引し、他
の全ての位置で反発し、またロック位置並びにコード変
更位置でピン28a,28b,28c,28dを反発するコードを有す
るようにすることができる。キーの繰返しの挿入は、循
環が停止されたときにキーがピン26を吸引するまで、コ
ードを介してロック装置を循環する。かくして、ロック
装置が2つのコードの一方にリセットされていることを
マネージメントは認識できる。
1つのホイールに対して、1回転当たり複数のコード
変更機能を与えることができるように構成できる。この
ようなホイールは、コード変更ピンのみを有し、ロック
ピンを備えた1つもしくは複数のホイールを駆動するの
に使用される。
異なるサイズのホイールを使用することにより、コー
ド化が繰返される前に、コード変更ホイールの回転数を
非常に大きくすることができる。このようなシステムの
主な制限は、ロック装置並びにキーのサイズを増さない
で、例えば、ホテルの建物や、建物の床のようにユザー
に特有のコードを可能とするように適当な数の固定ピン
を与える必要がある。また、スライド部材が移動するの
に従って、ピンの経路が、ロック装置のただ1つのロッ
ク孔、即ち、そのピンに特有の孔にクロスさせることが
必要である。もし、ピンの経路が、他の不適当な孔とク
ロスすると、キーを外すときに、ピンはこの孔中に吸引
されてしまい、ロック装置はアンロック位置に保持され
てしまう。単一のマスターキーを有するシステムのマス
ターキー操作を妨げるかもしれないが、ホイールのピン
相互の極性を異ならせるのが特に好ましい組み合わせで
ある。
上記変形を説明する他の実施例を説明する。全ての場
合において、コード変更ピンを反発(吸引)させる基本
的なコード変更機能は同じであり、固定ロックピンが設
けられている。
第10a図は4つの異なるコードでロックをする等しい
サイズの2つのホイールを使用したシステムを示してい
る。一方のホイール51は他方のホイール52を駆動するた
めに使用されている。。このホイール51は、ホイールに
沿ってN極とS極とが交互になった4つの磁石53を備え
ている。前記ホイール52は、極性の異なる2つの磁石54
を備えている。コード変更エッジ55は、ホイール51に形
成された複数の孔の1つに近接するようにしてホイール
51の後ろに配置されている。長スロット57は、ホイール
51,52の前のロックプレート(図示せず)に形成されて
いる。前記磁石53はコード変更のためにのみ使用され、
前記磁石54はロックのためにのみ使用される。4つの孔
が、ホイール52での磁石54の固定位置上のロックプレー
トに形成されている。
コード変更をするために、キーが挿入されると、スラ
イド部材は解放され、即ち、磁石15,54は反発される。
スライド部材が矢印A方向に移動されることにより、磁
石53aはエッジ55と係合し、ホイールがスライド部材と
ともに動くのに従って、ホイール51は反時計方向に90゜
回転される。この結果、スライド部材が戻され、ホイー
ル52が90゜回転されると、磁石53bは長孔57と係合する
位置にもたらされ、第2のロックコードが第10b図に示
すように与えられる。キーは、第2ロックコード、即
ち、ホイール52の磁石の新たな位置に対応するスポット
を有し、ロック装置をアンロックすることができる。し
かし、磁石53aを反発するコード変更コードは、反対の
極性の磁石53bを長孔57中に吸引し、この結果、ロック
コードは再び変更されない。
コードを第3のコードに変更するために、第2にのロ
ックコード、即ち、中でも、第10b図に示す位置でピン
磁石54を反発させるコードと、コード変更コード、即
ち、ピン53bを反発させるコードとを有するキーがロッ
ク装置に挿入される。このキーは、また、第10c図に示
す位置でピン54を反発させ、第3のコードとなるコード
を有する。
第10d図は第4のロックコードを示す。
この実施例は、長いスロットの変形例を示す。このス
ロットは、底部がスライド部材の移動方向で湾曲してお
り、この結果、磁石ピンが90゜完全に移動しなくても、
このピンはスロットの領域中に入る。これは、例えば、
ロック装置を開成するときに、スライド部材が下方に充
分に押されなくても生じる。もし、ピンがひじ部58の所
でスロットに入ると、スライド部材が戻されるのに従っ
て、ピンは上方位置へと回って案内される。磁石は、全
てのロック磁石ピンがロックプレートの開口と適当にア
ラインメントするように、磁石はスロットの上縁と比較
的しっかりと適合するのが好ましい。このように、ホイ
ールの回転を果たすためにスロットを使用することによ
り、スライド部材の少しの移動で比較的大きな回転が得
られる。
第11図は、1つのホイールに対して2つのコード変更
位置が設けられている実施例を示す。ホイール60は、互
いに120゜離間した3つの磁石61を有し、6つの位置で
停止される。これら磁石は、異なる極性を有し(例え
ば、1はN極で2はS極)、コード変更位置にないとき
には、ロックプレートに形成されたロック開口に係合す
る。コード変更エッジ62が、磁石に対する2つの近接停
止位置でホイール60の後方に設けられている。これら2
つの位置は、移動方向に沿い、ホイール60の中心を通る
線の同一側にある。第11a図において、磁石61aはコード
変更位置にあり、ロックプレートに形成されたスロット
63aの上部に位置している。コードが第11b図に示す位置
に変更されると、コード変更キーは磁石61a,61b,61cを
反発させる。磁石61aは、スライド部材が矢印A方向に
移動されるのに従って、後縁62aと係合する。この結
果、スライド部材がロック位置に戻されると、ホイール
は60゜回転され(この回転量はスライド部材の移動量に
より規定される)、磁石61aは開口62b中に入る。同じコ
ード変更キーが磁石61b,61cをこれらの新たな位置へと
反発させ、また、磁石61aを第11b図に示す位置で吸引
し、この結果、キーは新たなコードでロック装置を開成
するが、再び使用されたときには、ロックコードを変更
しない。
次のコード変更キー(2)が磁石61aを第11b図に示す
位置で反発させ、また、磁石60b,61cをこの位置で反発
させる。次ぎに、コードは磁石60bがエッジ62aを使用し
たコード変更磁石となる第11c図に示す位置に変更され
る。このキー(2)は第11c図に示す位置で、磁石60aを
反発させ、そとで磁石60bをロック装置を操作するがコ
ードを再び変更しないように吸引する。
6つのコードが第11a図ないし第11f図に示すように循
環され得、次ぎの変更は初期のコード11aに戻る。
より複雑なコード化をするために、ホイール60は、第
12図に示すように、1つもしくは複数のロック磁石のみ
を有する第2のホイール70を駆動可能となっている。こ
のホイール70は、前記ホイール60と異なるサイズ、即ち
2/3の端数を有し、90゜ごとのステップをするのが好ま
しい。かくして、ホイール70の3回転が12の異なるロッ
クコードの循環のために必要である。ホイール70の(単
一の)磁石を反発させず、ホイール60のピンを反発させ
るキーによりスライド部材が移動される場合、ホイール
70の回転を阻止するために少なくとも2つの磁石を使用
するのが好ましい。
第11図並びに第12図に示すシステムは、単一の完全循
環マスターキーを提供できない欠点を有している。これ
は、一度に、もしくは全循環がN極とS極との両極を備
え、キー上の単一の位置を有する間、全てのロック位置
が単一の極のみとなるためである。
第13図は3つのホイール81,82,83を利用した、他の12
のコードのロックを示す。ホイール81とホイール83と
は、夫々2つのピン84,85を備え、かつ長孔86,87並びに
当接部89により示されるように1つのコード変更位置を
有する。第3のホイール82はホイール81,83の1.5倍の歯
数を好ましくは有し、この結果、ホイール81,83が夫々9
0゜回転するときに60゜回転する。このホイール82は、
好ましくは、1つのピン、極性が異なり、180゜離間さ
れた2つのピン、もしくは互いに120゜離間され、ひと
つが異なる極性の3つのピンを備えている。コードの数
を決定するピンの数と極性とは変更できる。ホイール8
1,83でのコード変更位置89は交互に動作状態にもたらさ
れる。例えば、小ホイール81,83の少なくとも一方が夫
々極性の異なる磁石を備え、他方のホイール82が1つの
ピンもしくは180゜離間され、極性の異なる2つのピン
を備えていると、小ホイールは、第13図に示す位置に戻
るためには、回転、即ち、12のコード変更をしなければ
ならない。
第14図は、単一のホイール90を有する他の実施例を示
す。このホイールは、回転の間、6つの位置を有する。
このホイールは3つの磁石91a,91b,91cを備えている。
また、このホイールは、2つの位置(No.4並びに5)の
一方に位置する磁石ピンにより、ホイール90を回転させ
るために、互いに関連した2つの当接部96,97を有す
る。この実施例の特別な態様は、一方の当接部がロック
プレートに設けられ、他方の当接部が内ケース7の後壁
18に設けられていることである。
第14a図において、位置1,2,3はロツク位置として使用
されている。即ち、これら位置のいずれか1つのピンが
ロック磁石ピンである。位置4,5の一方の磁石ピンはホ
イールの回転、かくして、ロックコードの変更、特に、
位置1,2,3のピンの位置の変更に使用される。
第1のL字形の孔94が、図面でホイールの前方のロッ
クプレートに形成され、第2のL字形の凹所95が壁18に
形成されている。
第1図の位置からロックコードを変更するために、磁
石ピン91aがコード変更キー(1)の領域により吸引さ
れて、ロックプレートの孔94の下方アーム部94a中に突
出している。他の磁石ピン91b,91c(そして15)はスラ
イド部材6を解放するように反発される。矢印A方向へ
のスライド部材が移動することにより、磁石ピン90aは
当接部96(アーム部94aのボトムエッジ)と当接し、こ
の結果、ホイールは回転し、そしてこのピンが垂直アー
ム部94bの下端に来る間で、ピンはアーム部に沿って移
動する。スライド部材6が解放され、戻されるのに従っ
て、磁石ピン90aはスロット94b(第14b図)中で上方に
摺動する。このようにして、ホイールが60゜回転する
と、磁石ピン90cは第4の位置にもたらされる。磁石ピ
ン90bはホイールのロックピンのみを形成している。
コードを再び変更するために、キー(2)が挿入され
ると、磁石ピン90b、15は反発されスライド部材が解放
され、ホイール90が回転するように磁石ピン90aを反発
させ、そして磁石ピン90cをスロット95の下方アーム部9
5b中に反発させる。このとき、磁石ピン90cは、後方ス
ロット95bのボトムエッジにより形成された当接部97と
当接し、かくして、スライド部材の移動に従って、ホイ
ール90は回転する。磁石ピン90cが第5の位置に移動
し、磁石ピン90a,91bは第14c図に示すように、ロックピ
ンを形成する。
コードの変更をしないで、ロック装置の開成を続ける
ために、キー(2)は磁石ピン90cを反発させ、この結
果、このピンはスライド部材の移動の間、後方スロット
95a中で摺動し、またこのとき磁石ピン90a,91bをこれら
の新たな位置に反発させる。
ロックコードを変更し、自身のコードは変更しないで
ロック装置の開成を続けるキーの磁石スポットの極性
は、第14図の右側に示されている。
かくして、ホイール90の回転により、6つの異なるロ
ックコードが提供される。キー(4)がコード14fでロ
ック装置を開成するというクロスキー操作がときどきあ
る。
非常に多数のロックコードを提供するために、複数の
ホイール90が設けられ得る。これらホイールは、6×6
のコード(2つのホイール)、6×6×6のコード(3
つのホイール)もしくはこれ以上のコードを提供するよ
うに、これらホイールは互いに独立して回転される。こ
のシステムの使用により、キー変更を第2のホイール
に、代えてコードでさせることにより、クロスキー操作
を無くすことができる。
単一のマスターキーもしくはリサイクルキーは、この
システムでは不可能である。
第15図ないし第18図に示す特に好ましい実施例では、
コード変更ピンと係合する当接部は、全てのロックプレ
ートに形成されている。この結果、スライド部材の後部
が、例えば、USP4133194号に記してあるように他の目的
のために使用でき、またスライド部材の後部を外れて動
く複数位置でのピンを有するのにほとんど適していない
ので、効果がある。
ロック装置の基本的構成は、第1図の実施例で述べた
のと同様である。
第15図は、磁石ピンが夫々挿入される複数固定位置盲
孔102を有する非磁性プラスチック製のスライド部材100
を示す。手動で回転され得るホイール103がスライド部
材100に設けられ、これには磁石ピン123a″を有する盲
孔102″が形成されている。このホイール103はEPC特許2
4242号公報で述べたのと同様の方法で動作する。
非磁性プラスチックで形成された2つの歯付きホイー
ル104,106が前記スライド部材100に形成された凹所中に
収容されている。これらホイール104,106は、径方向に
対向した2つの盲孔108,110,112,114を有し、一方の対
の盲孔が他方の対の盲孔に対して90゜位相がずれるよう
にして互いに歯合している。一方のホイール104に形成
された盲孔108,110は、歯116の歯先とアラインメントさ
れ、他方のホイール106に形成された盲孔112,114は歯11
6間の歯溝とアラインメントされている。これらホイー
ル104,106は、夫々スタッブ軸113,115が挿入された透孔
109,111を有する。これらスタッブ軸113,115はスライド
部材100の本体と一体的に形成され、ホイール104,106は
これらスタッブ軸113,115を中心として回転される。
第16図はロックプレート118を、また第17図は、下側
にスライド部材100が装着されたロックプレートの詳細
を、夫々示す。スライド部材100がロック位置にあると
き、ホイール104,106に支持されたコード変更ピン108a,
110a,112a,114aはスチール製のシールドプレート8(第
3図)に吸引され、スロット120,122,126から突出して
いる。一方、固定位置用磁石ピン123aは、夫々の孔123
から突出している。
ロックプレート118は、コード変更ピンと係合するた
めの当接部として機能する、互いに対称的に配設された
2つのスロット120,122を有する。便利のために、各ス
ロットの底縁(図面上)は、スライド部材100の対応す
る孔102′に挿入されたックピン123′を受けるためのロ
ツク孔123′として形成されている。水平方向に延びた
長孔126は、ホイール104,106に支持され、適当に位置付
けされた磁石ピンのためのロック孔として機能する。
第17図並びに第18a図では、スライド部材100がロック
位置にあり、ホイール104,106が第15図の位置にある。
盲孔108,110,112,114には、夫々ピン108a,110a,112a,11
4aが挿入されている。また、この位置で、ピン110aはロ
ックプレート118の孔126中に突出し、ロックプレート11
8に対してスライド部材100をロックしている。ピン108a
はスロット120の耳部128中に吸引されている。そして、
このピン108aは、スライド部材100が下方に付勢される
と、耳部128のボトムエッジ130と当接する(第18b
図)。これは、ホイール104にかかる力のバランスを図
り、ピン110aがスロット116中に入っている間、ホイー
ルが回転しようとするのを阻止している。
前記ホイール106の孔110,112に挿入されたピンは、図
示の位置でロック機能を果たさないが、スロット122中
に吸引されて前記歯合したホイール104,106の回転を阻
止する機能を果たす。
ロックのコードを変更するために、ピン110a,112a,11
4を反発させ、ピン108aを吸引するコード変更キー
(1)がロック装置に挿入される。ピン110a,112a,114
が反発されると、ホイール104,106は回転可能となる。
前記実施例と同様に、キー(1)は、また、ホイール10
3中のピン123″を含む、全ての固定ロック磁石ピンを反
発させなければならない。このキーの矢印A方向の移動
により、ロックプレート118に対してスライド部材100が
下方に移動されるのに従って、ピン108aが当接部130と
当接するので、ホイール104は回転される(第18b図)。
ホイール104が時計方向に回転されるのに従って(第18b
図ないし第18d図)、ピン108aがほとんど12時の位置に
来るまで(第18e図並びに第18f図)、ピン108aは当接部
130に沿って摺動する。この位置で、スライド部材100
は、これの移動の最後に近ずいており、ピン108aはリッ
プ部132を乗越えて、垂直チヤンネル部134に入る。第18
e図ないし第18g図に示すように、垂直チヤンネル部134
のクリアーなひざ部134aにある磁石ピン110aはキー1の
磁石スポットにより吸引され(19図)、スライド部材10
0が下方への移動を続けるのに従って、ピンは134のエッ
ジ134bに沿って摺動してホイールが完全に90゜回転する
ように案内する。この位置(第18g図)で、ピン108a,11
0aは、スロット130の垂直延出部134とアライメントさ
れ、またピン114aは、スロット122の耳部136の下に位置
するが、これとアラインメントされるまでホイール106
と共に回転され(ホイール106はホイール104と歯合して
いるので回転される)、このピン114aは、ロック孔126
の下に位置するが、これとアラインメントされる。スロ
ット134のボトムエッジ領域134cは湾曲し、スライド部
材100が、これの移動の最終位置に来たときにホイール1
04を適当な位置に位置付けるためのピン110aの座部を形
成している。スロツト122も同様の湾曲したエッジ領域1
40cを有している。
キー(1)が引かれてスライド部材100がロック位置
に戻るように解放されると、スチール製のシールドプレ
ート8(第1図)の吸引力により、ピン108a,110aはス
ロット120の垂直延出部134中に吸引され、ピン114aは耳
部136中に入り、そしてピン112aはロック孔126に入る
(第18h図並びに第18j図)。
スライド部材100の移動の上端で(第18j図)、ピン10
8aはスロット120の先端部中に案内され、この先端部が
ピン108aをこのポイントで押圧することにより、ホイー
ル104がこれの2つのピンを垂直にアラインメントさせ
るのを確実にしている。
もし、スライド部材100が充分な距離下方に押されな
くてもコード変更ができる形状にスロット120,122はな
っている。前述したように、スライド部材100がキーに
より押圧されると、ロック孔に直前に予め挿入されてい
る磁石ピンは、下方に回転され、そしてコアーが充分に
押圧される前に、ピンは長孔部134,140(第18e図)のひ
ざ部134a,140aに入り、キーの磁石スポットに吸引され
る。もしスライド部材100がこれ以上押圧されず、ロッ
ク位置へと上方に戻ると、ピンはひざ部134a,140a上の
スロットのエッジ134d,140dのカム機能により付勢され
ホイールの90゜の回転を果たたせる(第18k図、第18l図
並びに第18j図)。
もし、キーがロック装置のアンックを続け、コードを
再び変更しないと、キーはピン114a,112aを新たな位置
に反発させ、またピン108a,110aを新たな位置に吸引す
る4つの磁石スポットがさらに必要となる。(もし、キ
ーに新たなコードが設定され、キーはロック装置を開成
しないように意図されないと、これら付加された4つの
磁石スポットは全てのピン108a,110a,112a,114aをこれ
らの新たな位置に吸引するように配設される。
ロック装置のコードが2度変更されると、第2のコー
ド変更キー(2)は、他のロック磁石ピン123a,123a′
と同様にピン108a,110aを反発させる磁石スポットを有
する。ピン114aは、耳部136に止まるように吸引され
る。スライド部材100が116に対して下方に移動されるの
に従って、ピン114aは耳部136のエッジ138に当接し、こ
の結果、ホイール106は反時計方向に回転される。ピン1
14aは、スロット122の垂直チヤンネル140中に入るまで
エッジ138を横切って摺動する。このとき、ピン114aは
垂直チヤンネル140とアラインメントされ、ピン110aは
耳部130と、これの下側であるがアラインメントされ、
そして、ピン108aはロック孔126と、これの下側である
がアラインメントされる。キーが引かれ、スライド部材
110が、これのロック位置に戻されるのに従って、ピン1
08aは孔126に入り、ピン112aは耳部130に入る。もし、
キーがロック装置の開成を続けている(コードは変更し
ない)と、キーはピン108a,110aをこれらの(新たな)
位置に反発させ、ピン112a,114aを吸引する磁石スポッ
トを有する。
もし、各ホイールが同じ極性の磁石ピンを有していれ
ば、例えば、ホイール104の両ピンがN極で露出し、ホ
イール106の両ピンがS極(N極)側で露出していれ
ば、ロック装置は第18a図の位置に戻るであろう。かく
して、2つのコードのみが利用でき、これらは取換えら
れる。
ロック装置が4つのコードサイクルシーケンスを持つ
ようにするためには、各ホイールの対をなすピンは異な
る極性でなければならない。
第19図は、ピンの位置、および各ホイールが異なる極
性のピンを使用して4つのコードシステムを有するキー
のための夫々のコード化を示す。キーコードは、コード
を変更(一度)し、またロック装置のアンロックを継続
するキーに対して示されている。また、リセット並びに
メイドキーも示されている。図示するように、磁石ピン
108a,119a,112a,114aの極はロックプレート側から見て
おり、キー上の極は、上方から見たときにピンと面する
キーの下面上のパターンである。
図示されたスライド部材100は、1つのロック磁石ピ
ン123′を含む、EPC特許24242号に記載された形式の分
離デスク103を有する。この磁石ピン123′は、ロック装
置の外側からデスク103を回転させることにより、EPC特
許24242号に記載されたような4つの位置のいずれかに
手動で移動され得る。4つのコードの自動的コードシー
ケンスの後、デスク103を他の位置に手動で回転するこ
とにより、ロック装置の全てのコードを変更する。かく
して、さらに4つのコードを与えるための自動的なコー
ド変更の他のサイクルが可能であり、ロック装置は、前
のシーケンスとは異なる全体のコードのセットを有す
る。
このようにして16のコードの全てのサイクルが可能で
在り、手動変更は4つの自動的変更の後なされる。16の
コードの全サイクルはデスクのピンをもとの初期位置に
回転させることに繰り返され得る。または、スライド部
材の他の固定磁石123aの位置もしくは極性を変えること
により、さらに一連の16のコードが与えられ得る。
4つのコードの各シーケンスにおいて、夫々、2度の
挿入の各々のために一度コードが変更され、“リサイク
ルキー”としてコード化されたキーは4つのコードを通
してロック装置をサイクル化することができる。即ち、
第1のキーはコード1からコード2に、そしてコード2
からコード3にサイクル化する。しかし、このキーはコ
ード3で再びロック装置を操作しない。第2のキーはコ
ード3からコード4に、そしてコード4からコード1に
サイクル化する。しかし、このキーはコード1で再びロ
ック装置を操作しない。かくして、2つのリサイクルキ
ーのみが4つのコードのいずれかにロック装置をリセッ
トするために必要である。もし、これら同じキーがデス
ク103の4つの位置を支配するのであれば、これらキー
は16の可能なコードのいずれかにロック装置をセットす
るために使用され得る。ピン123a″はデスク103の手動
による回転で決定される。
この実施例は、また一度使用のキーを供えることもで
きる。このキーはロック装置を一度だけ開成し、コード
を変更するコードを有し、新たなコードは操作しない。
この方法で、キーがロック装置を一度だけ開成するシス
テムを提供することができる。コード1,2,3,4を操作す
るがコードを変更しないマスターキーが、または提供さ
れ得る。もし、これらキーがデスク103の4つの位置を
支配するのであれば、これらはシステムに対して許容さ
れたマスターとなる。単一のマスターキーは、各位置が
ピンのN極もしくはS極により種々に占められるので、
不可能である。勿論、キーの同じ場所に異なる極性のス
ポットを設けることは不可能である。
ホテルに特に有効なシステムは、8サイクルシーケン
ス即ち、ホイール103の2つの位置を使用することによ
る、4つの自動的に変更されるコード(1ないし4並び
に5ないし8)の2つのサイクル、即ち、コード(1な
いし4)のための第1の位置とコード(1ないし4)の
ための第3の位置、の使用である。ホイール103の第2
の位置と第4の位置とは、シーケンスの8つの全てのコ
ードでロック装置を開成するメイドマスターキーが紛失
した場合に、使用される。即ち、ホイール103は第2の
位置に回転されて、紛失したメイドキーをロックアウト
し、かつ客コード(1ないし4)の連続的使用を可能に
すると共に、第4の位置に回転されて、客コード(5な
いし8)の連続的使用を可能にする。コード(1ないし
4)の客キーは、第1並びに第2の位置のときに、ホイ
ール103のピン123a″を反発させ、コード(5ないし
8)のキーは、第3並びに第4の位置のときに、ピンを
反発させ.。かくして、このシステムでは2セットのメ
ードキーが可能であるから、メードキーが取換えられた
ときに新たな客キーを提供する必要がない。もし、両セ
ットのメードキー紛失した場合には、このシステムで
は、固定位置磁石ピンの1つの位置もしくは極性を変更
することにより、コードが記録され得る。
ロック装置は、2つ(もしくはこれ以上)の独立して
動作する自動的コード変更機構を具備し得る。この結
果、各システムが4つのコードのサイクルを提供すれ
ば、合計16の自動的に変更可能なコードが達成され得
る。また、ロック装置はコード変更機構の2つ(もしく
はこれ以上)の異なる実施例、もしくは類似の実施例を
含み得る。例えば、第4図並びに第13図の実施例を使用
したロック装置は、自動的に循環され得るスロット120
の異なるコードを有し得る。複数のコード変更キーは、
好ましくは、一度に、複数のコード変更機構のひとつを
動作させる。
前記コード変更機構は、スライド部材の上部に位置さ
せる必要はないが、爪先部23近くに位置され得る。
種々の変更が上記実施例に対して可能であり、また請
求の範囲内での全ての変更を含み得る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05B 47/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁石コードがエンコードされたキーによ
    り、ロック位置からアンロック位置に移動され得るスラ
    イド部材と、 前記スライド部材を前記ロック位置にロックする第1の
    位置から、スライド部材をアンロックする第2の位置
    に、前記キーによるロック操作により、スライド部材を
    横切る方向に摺動され得、前部もしくは一部の位置並び
    に極性でロック装置のコードを構成する複数の磁石ピン
    とを具備する、磁石キーで動作されるロック装置におい
    て、 前記複数のピンは、これらピンを第1の位置から第2の
    位置に移動させて、ロック装置のコードを第1のコード
    から第2のコードに変更するように前記ロック装置の複
    数の回転可能なキヤリヤーに設けられ、 前記キヤリヤーは、前記コード変更コードがエンコード
    されたコード変更キーをロック装置に挿入することによ
    り、所定の角度だけ回転され、 前記キヤリヤーの少なくとも2つは、前記コード変更キ
    ーの挿入により、自動的に異なる所定の角度回転され、
    これらキヤリヤーは、ロック装置のコードが繰返される
    前に完全に1回転以上回転されることを特徴とするロッ
    ク装置。
  2. 【請求項2】磁石キーで動作されるロック装置であり、 磁石コードがエンコードされたキーにより、ロック位置
    からアンロック位置に移動され得るスライド部材と、 前記スライド部材を前記ロック位置にロックする第1の
    位置から、スライド部材をアンロックする第2の位置
    に、前記キーによるロック操作により、スライド部材を
    横切る方向に摺動され得、前部もしくは一部の位置並び
    に極性でロック装置のコードを構成する複数の磁石ピン
    とを具備する、磁石キーで動作されるロック装置におい
    て、 前記複数のピンの少なくとも1つは、ロック装置のコー
    ドを第1のコードから第2のコードに変更するように、
    第1の位置から第2の位置に移動可能であり、 前記スライド部材がアンロック位置とロック位置との間
    で移動している間に当接部と係合するように、コード変
    更キーによりスライド部材を横切る方向に摺動され得る
    磁石ピンを有するロック装置移動手段をさらに有し、前
    記当接部は固定プレートの傾斜部により形成されている
    ことを特徴とするロック装置。
  3. 【請求項3】磁気的にコード化されたキーにより、ロッ
    ク位置からアンロック位置に移動され得るスライド部材
    と、 前記スライド部材を前記ロック位置にロックする第1の
    位置から、スライド部材をアンロックする第2の位置
    に、前記磁気キイにより、スライド部材を横切る方向に
    摺動され得、全部もしくは一部の位置並びに極性でロッ
    ク装置のコードを構成する複数の磁石ピンと、 前記ピンをスライド部材の第1の位置から第2の位置に
    移動させると共に、回転可能なホイールを有し、このホ
    イールはスライド部材がコード変更キーと共に移動され
    るのに従ってホイールがを回転されるように当接部と係
    合するように配設された磁石ピンを有するようになって
    いる手段とを具備する、磁石キーで動作されるロック装
    置において、 前記ホイールの移動は、前記スライド部材のロック位置
    からアンロック位置への移動により果たされ、このスラ
    イド部材のアンロック位置からの解放により、ホイール
    に設けられた磁石ピンはスライド部材の孔と係合してホ
    イールを所定の角度位置にアライメントさせ、この孔
    は、磁石ピンがこの孔と係合する位置に磁石ピンが移動
    する経路を横切るスライド部材の移動方向に延出してお
    り、かつスライド部材の戻り移動の間、磁石ピンが孔と
    の係合により所定の角度位置にホイール回転を可能にす
    るようになっていることを特徴とするロック装置。
  4. 【請求項4】ロックプレートと、 磁気的にコードが形成されたキーにより、ロック位置と
    アンロック位置との間でロックプレートに対して移動さ
    れ得るスライド部材と、 スライド部材に支持され、前記スライド部材をロック位
    置にロックするようにスライド部材と係合する第1の位
    置から、スライド部材をアンロック位置へと移動可能と
    するようにスライド部材から係合が解除される第2の位
    置にスライド部材を横切る方向に摺動され得、全部もし
    くは一部の位置並びに極性でロック装置のコードを構成
    する複数の磁石ピンとを具備する。磁石キーで動作され
    るロック装置において、 少なくとも1つの磁石ピンをスライド部材の面で第1の
    位置から第2の位置に移動させることにより、ロック装
    置のコードを第1の所定の磁気コードから第2の所定の
    磁気コードに変更するコード変更手段を具備し、このコ
    ード変更手段は磁石ピンを支持するスライド部材に回転
    可能に設けられたホイールを有し、このピンは、スライ
    ド部材がコード変更キーにより移動されるのに従って、
    前記ロックプレートに形成された孔のエッジにより形成
    された当接部と係合し、ホイールの回転を果たすように
    配設されていることを特徴とするロック装置。
  5. 【請求項5】磁石キーで動作されるロック装置であり、 磁石コードがエンコードされたキーにより、ロック位置
    からアンロック位置に移動され得るスライド部材と、 前記スライド部材を前記ロック位置にロックする第1の
    位置から、スライド部材をアンロックする第2の位置
    に、前記キーによるロック操作により、スライド部材を
    横切る方向に摺動され得、前部もしくは一部の位置並び
    に極性でロック装置のコードを構成する複数の磁石ピン
    とを具備する、磁石キーで動作されるロック装置におい
    て、 前記複数のピンの少なくとも1つは、ロック装置のコー
    ドを第1のコードから第2のコードに変更するように、
    第1の位置から第2の位置に移動可能であり、 前記スライド部材がアンロック位置とロック位置との間
    で移動している間に当接部と係合するように、コード変
    更キーによりスライド部材を横切る方向に摺動され得る
    磁石ピンを有するロック装置移動手段をさらに有し、前
    記当接部は固定プレートの傾斜部により形成されてお
    り、さらに、 ロックコードの第2の可動な磁石ピンを支持する可動な
    キヤリヤを具備し、このキヤリヤは第1と第2位置との
    間で第2の可動な磁石ピンを手動で動かして、前記自動
    的に可動な磁石ピンと関連して、第1並びに第2のロッ
    クコードのサイクルを与えることを特徴とするロック装
    置。
  6. 【請求項6】前記キーは、所定のコードがエンコードさ
    れ、磁性材で形成されたシートを有し、前記コードはロ
    ック装置をアンロックする第1のコードと、第1のコー
    ドから第2のコードにロック装置を変更する第2のコー
    ドを有し、キーによるロック装置のアンロッキングのと
    きに、ロック装置が第2のコードにコード化されている
    間、ロック装置のコードは第2のコードに自動的に変更
    されてキーの続く使用を阻止していることを特徴とする
    請求項1ないし5のいずれか1のロック装置。
JP50362490A 1989-02-15 1990-02-15 磁石キーで動作されるロック装置 Expired - Lifetime JP3212994B2 (ja)

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