JP3212962B2 - １２８トラック磁気記録媒体 - Google Patents
１２８トラック磁気記録媒体Info
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- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 3
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 1
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- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
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- G11B15/02—Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
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- G—PHYSICS
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
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- G11B23/04—Magazines; Cassettes for webs or filaments
- G11B23/08—Magazines; Cassettes for webs or filaments for housing webs or filaments having two distinct ends
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- G11B5/00813—Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic tapes, sheets, e.g. cards, or wires magnetic tapes
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、トレイに載せられ
た磁気記録媒体（以下、媒体と呼ぶ）の種類を識別する
磁気記録媒体検出センサ装置に係り、特に、段差部を有
する１２８トラック媒体（以下、１２８ＴＲ媒体と呼
ぶ）の識別に適した検出センサ装置に関する。
た磁気記録媒体（以下、媒体と呼ぶ）の種類を識別する
磁気記録媒体検出センサ装置に係り、特に、段差部を有
する１２８トラック媒体（以下、１２８ＴＲ媒体と呼
ぶ）の識別に適した検出センサ装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】磁気テープライブラリ装置では、３６ト
ラック磁気記録媒体（以下、３６ＴＲ媒体と呼ぶ）用と
１２８ＴＲ媒体用の磁気テープ装置を同時に使用した場
合、ライブラリ装置内で３６ＴＲ媒体と１２８ＴＲ媒体
とが混在する。３６ＴＲ媒体と１２８ＴＲ媒体ではリー
ダーブロックの形状が異なっており、３６ＴＲ装置のテ
ープ引き出しアームでは１２８ＴＲ媒体のリーダーブロ
ックを引き出すことが不可能になっている。通常、媒体
がライブラリ装置に投入された後、媒体マウントを行
い、テープの引き出しを行うが、従来技術では、この際
の引き出しアームの空振りによって媒体の識別を行って
いる。
ラック磁気記録媒体（以下、３６ＴＲ媒体と呼ぶ）用と
１２８ＴＲ媒体用の磁気テープ装置を同時に使用した場
合、ライブラリ装置内で３６ＴＲ媒体と１２８ＴＲ媒体
とが混在する。３６ＴＲ媒体と１２８ＴＲ媒体ではリー
ダーブロックの形状が異なっており、３６ＴＲ装置のテ
ープ引き出しアームでは１２８ＴＲ媒体のリーダーブロ
ックを引き出すことが不可能になっている。通常、媒体
がライブラリ装置に投入された後、媒体マウントを行
い、テープの引き出しを行うが、従来技術では、この際
の引き出しアームの空振りによって媒体の識別を行って
いる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ここで問題になるの
は、３６ＴＲ媒体であっても、リーダーブロックが破損
していた場合等では引き出しアームの空振りが起こり、
投入された媒体を１２８ＴＲ媒体と誤認識してしまう可
能性があることである。また、磁気テープライブラリ装
置では、媒体の投入／排出を行うためにロボットハンド
を使用しており、上記の媒体識別をマイクロスイッチ等
で行おうとした場合には、図８に示すように、常にマイ
クロスイッチ１の揺動スイッチ１ａ部分が上に上がって
いるため、この揺動スイッチ１ａがロボットハンド２と
干渉してしまうという問題がある。なお、図中の符号３
は磁気媒体、４はトレイを示している。
は、３６ＴＲ媒体であっても、リーダーブロックが破損
していた場合等では引き出しアームの空振りが起こり、
投入された媒体を１２８ＴＲ媒体と誤認識してしまう可
能性があることである。また、磁気テープライブラリ装
置では、媒体の投入／排出を行うためにロボットハンド
を使用しており、上記の媒体識別をマイクロスイッチ等
で行おうとした場合には、図８に示すように、常にマイ
クロスイッチ１の揺動スイッチ１ａ部分が上に上がって
いるため、この揺動スイッチ１ａがロボットハンド２と
干渉してしまうという問題がある。なお、図中の符号３
は磁気媒体、４はトレイを示している。
【０００４】そこで、本発明では、媒体の破損し難い部
分を使って１２８ＴＲ媒体の識別を行い、誤認識のない
確実な識別を行うことができる１２８ＴＲ磁気記録媒体
の検出センサ装置の提供を目的とする。
分を使って１２８ＴＲ媒体の識別を行い、誤認識のない
確実な識別を行うことができる１２８ＴＲ磁気記録媒体
の検出センサ装置の提供を目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するため以下の手段を採用した。請求項１に記載の１
２８ＴＲ磁気記録媒体の検出センサ装置は、昇降するト
レイに載せられた段差部を有する１２８ＴＲ磁気記録媒
体を識別する検出センサ装置であって、支持体に回転方
向の付勢を受けて回動可能に軸支され、下降した前記ト
レイに押されて反付勢方向に回転する第１のフラグと、
該第１のフラグに対し、第１のフラグと逆回転方向の付
勢を受けて回動可能に軸支され、かつ、前記第１のフラ
グに設けたストッパにより付勢方向の回転を制限された
第２のフラグと、該第２のフラグの回転動作によりＯＮ
／ＯＦＦする検出手段とを具備し、前記第２のフラグに
前記１２８ＴＲ磁気記録媒体の段差部に入り込んで識別
する段差検出部を設けて構成したことを特徴とするもの
である。
決するため以下の手段を採用した。請求項１に記載の１
２８ＴＲ磁気記録媒体の検出センサ装置は、昇降するト
レイに載せられた段差部を有する１２８ＴＲ磁気記録媒
体を識別する検出センサ装置であって、支持体に回転方
向の付勢を受けて回動可能に軸支され、下降した前記ト
レイに押されて反付勢方向に回転する第１のフラグと、
該第１のフラグに対し、第１のフラグと逆回転方向の付
勢を受けて回動可能に軸支され、かつ、前記第１のフラ
グに設けたストッパにより付勢方向の回転を制限された
第２のフラグと、該第２のフラグの回転動作によりＯＮ
／ＯＦＦする検出手段とを具備し、前記第２のフラグに
前記１２８ＴＲ磁気記録媒体の段差部に入り込んで識別
する段差検出部を設けて構成したことを特徴とするもの
である。
【０００６】このような１２８ＴＲ磁気記録媒体の検出
センサ装置によれば、１２８ＴＲ媒体が磁気テープ装置
にマウントされている場合、段差検出部が段差部に入り
込むので、第２のフラグは回転を妨げられることはな
く、検出手段が作動する位置まで回転移動する。しか
し、３６ＴＲ媒体が磁気テープ装置にマウントされてい
る場合には、段差検出手段が入り込む段差部はなく、従
って、段差検出手段が媒体に突き当たって回転を制限さ
れるので、検出手段が作動する位置まで回転移動するこ
とはない。
センサ装置によれば、１２８ＴＲ媒体が磁気テープ装置
にマウントされている場合、段差検出部が段差部に入り
込むので、第２のフラグは回転を妨げられることはな
く、検出手段が作動する位置まで回転移動する。しか
し、３６ＴＲ媒体が磁気テープ装置にマウントされてい
る場合には、段差検出手段が入り込む段差部はなく、従
って、段差検出手段が媒体に突き当たって回転を制限さ
れるので、検出手段が作動する位置まで回転移動するこ
とはない。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る１２８ＴＲ磁
気記録媒体の検出センサ装置の一実施形態を図面に基づ
いて説明する。本発明の検出センサ装置１０は、磁気テ
ープライブラリ装置において昇降するトレイ４に載せら
れた１２８ＴＲ磁気記録媒体３Ａを、３６ＴＲ媒体３Ｂ
と区別して識別するためのものである。この検出センサ
装置１０は、第１のフラグ（以下、第１フラグと呼ぶ）
１１と、第２のフラグ（以下、第２フラグと呼ぶ）２１
と、検出手段のフォトセンサ１３とを主な構成要素とし
ている。
気記録媒体の検出センサ装置の一実施形態を図面に基づ
いて説明する。本発明の検出センサ装置１０は、磁気テ
ープライブラリ装置において昇降するトレイ４に載せら
れた１２８ＴＲ磁気記録媒体３Ａを、３６ＴＲ媒体３Ｂ
と区別して識別するためのものである。この検出センサ
装置１０は、第１のフラグ（以下、第１フラグと呼ぶ）
１１と、第２のフラグ（以下、第２フラグと呼ぶ）２１
と、検出手段のフォトセンサ１３とを主な構成要素とし
ている。
【０００８】第１フラグ１１は、図４に示すように、テ
ープライブラリ装置の適所に固定された支持体であるホ
ルダ１４に、ネジリコイルバネ１５から回転方向の付勢
を受けた状態で、案内棒１６を軸として回動可能に軸支
され、下降してきたトレイ４に押されて、反付勢方向に
回転する機能を備えた略Ｊ（又はＬ）字状の部材であ
る。この第１フラグ１１は、その一端部近傍に回動支点
が位置している。図示の例では、反時計回り（図４の白
抜矢印１７）にネジリコイルバネ１５から付勢されてお
り、回動支点の他端側が下降したトレイ４に押されるこ
とで、ネジリコイルバネ１５の付勢に抗して時計回りの
回転をする。また、第１フラグ１１における回動支点の
他端側には、下降するトレイ４の下面に接触する突出部
１２が設けられている。なお、第１フラグ１１には、後
述する第２フラグ２１のストッパ１８、ネジリコイルバ
ネ１５の一方及び後述する第２フラグ２１のネジリコイ
ルバネ２２の一端を係止する係止部１９が設けられてい
る。なお、ネジリコイルバネ１５の他端はホルダ１４の
係止部１４ａに係止されている。
ープライブラリ装置の適所に固定された支持体であるホ
ルダ１４に、ネジリコイルバネ１５から回転方向の付勢
を受けた状態で、案内棒１６を軸として回動可能に軸支
され、下降してきたトレイ４に押されて、反付勢方向に
回転する機能を備えた略Ｊ（又はＬ）字状の部材であ
る。この第１フラグ１１は、その一端部近傍に回動支点
が位置している。図示の例では、反時計回り（図４の白
抜矢印１７）にネジリコイルバネ１５から付勢されてお
り、回動支点の他端側が下降したトレイ４に押されるこ
とで、ネジリコイルバネ１５の付勢に抗して時計回りの
回転をする。また、第１フラグ１１における回動支点の
他端側には、下降するトレイ４の下面に接触する突出部
１２が設けられている。なお、第１フラグ１１には、後
述する第２フラグ２１のストッパ１８、ネジリコイルバ
ネ１５の一方及び後述する第２フラグ２１のネジリコイ
ルバネ２２の一端を係止する係止部１９が設けられてい
る。なお、ネジリコイルバネ１５の他端はホルダ１４の
係止部１４ａに係止されている。
【０００９】上述した第１フラグ１１に対し、第２フラ
グ２１がネジリコイルバネ２２により第１フラグ１１と
逆回転方向の付勢を受けて、第１フラグ１１と同様に案
内棒１６を軸として、回動可能に軸支されている。この
第２フラグ２２は略Ｌ字状の部材で、中央部付近に設け
た支持板２３に軸穴が穿設され、その軸穴を案内棒１６
が通り抜けて軸支され、時計回り（図５の白抜矢印３
０）にネジリコイルバネ２２から付勢を受けている。こ
のネジリコイルバネ２２は、一端が係止部１９に係止さ
れ、他端がフラグ２の係止穴２１ａに係止されている。
また、時計回りの付勢を受ける第２フラグ２１は、スト
ッパ１８によりその回転を制限され、Ｌ字状の長辺２４
が水平位置を保つようになっている。この場合には、ト
レイ４と長辺２４との間に所定の間隙を形成するように
設定してある。なお、Ｌ字状の短辺２５は、フォトセン
サ１３のＯＮ／ＯＦＦ作動をさせる部分であり、長辺２
４端部（ストッパ１８と反対側）上面で短辺２５の上方
には、媒体に段差部５がある場合に入り込んで１２８Ｔ
Ｒ媒体３Ａと３６ＴＲ媒体３Ｂとの識別をするシャフト
２６が突設されている。このシャフト２６が、１２８Ｔ
Ｒ媒体３Ａの段差部５に入り込んで識別する、第２フラ
グ２１の段差検出部である。
グ２１がネジリコイルバネ２２により第１フラグ１１と
逆回転方向の付勢を受けて、第１フラグ１１と同様に案
内棒１６を軸として、回動可能に軸支されている。この
第２フラグ２２は略Ｌ字状の部材で、中央部付近に設け
た支持板２３に軸穴が穿設され、その軸穴を案内棒１６
が通り抜けて軸支され、時計回り（図５の白抜矢印３
０）にネジリコイルバネ２２から付勢を受けている。こ
のネジリコイルバネ２２は、一端が係止部１９に係止さ
れ、他端がフラグ２の係止穴２１ａに係止されている。
また、時計回りの付勢を受ける第２フラグ２１は、スト
ッパ１８によりその回転を制限され、Ｌ字状の長辺２４
が水平位置を保つようになっている。この場合には、ト
レイ４と長辺２４との間に所定の間隙を形成するように
設定してある。なお、Ｌ字状の短辺２５は、フォトセン
サ１３のＯＮ／ＯＦＦ作動をさせる部分であり、長辺２
４端部（ストッパ１８と反対側）上面で短辺２５の上方
には、媒体に段差部５がある場合に入り込んで１２８Ｔ
Ｒ媒体３Ａと３６ＴＲ媒体３Ｂとの識別をするシャフト
２６が突設されている。このシャフト２６が、１２８Ｔ
Ｒ媒体３Ａの段差部５に入り込んで識別する、第２フラ
グ２１の段差検出部である。
【００１０】フォトセンサ１３は、第２フラグ２１の回
転動作によりＯＮ／ＯＦＦする検出手段であり、第２フ
ラグ２１の回動により移動する短辺２５の位置変化を検
出することができる。
転動作によりＯＮ／ＯＦＦする検出手段であり、第２フ
ラグ２１の回動により移動する短辺２５の位置変化を検
出することができる。
【００１１】ここで、１２８ＴＲ媒体３Ａを図６に、そ
して３６ＴＲ媒体３Ｂを図７にそれぞれ示して、両媒体
の外形の違いを簡単に説明しておく。両媒体３Ａ，３Ｂ
は、共に略矩形断面で厚さｔを有している。一方の１２
８ＴＲ媒体３Ａには、トレイ載置面（媒体の底面で図６
（ｂ）に示す面）の一端部中央付近に段差部５が設けら
れているのに対し、３６ＴＲ媒体３Ｂにはこの段差部が
ない。本発明の検出センサ装置１０は、両媒体３Ａ，３
Ｂの外形相違点である段差部５の有無を利用して、両者
の識別を行うものである。
して３６ＴＲ媒体３Ｂを図７にそれぞれ示して、両媒体
の外形の違いを簡単に説明しておく。両媒体３Ａ，３Ｂ
は、共に略矩形断面で厚さｔを有している。一方の１２
８ＴＲ媒体３Ａには、トレイ載置面（媒体の底面で図６
（ｂ）に示す面）の一端部中央付近に段差部５が設けら
れているのに対し、３６ＴＲ媒体３Ｂにはこの段差部が
ない。本発明の検出センサ装置１０は、両媒体３Ａ，３
Ｂの外形相違点である段差部５の有無を利用して、両者
の識別を行うものである。
【００１２】以下、上述した検出センサ装置１０の動作
を説明する。図４に示すように、第１フラグ１１には反
時計回りの回転荷重が作用しているが、検出センサ装置
１０を磁気テープ装置に実装すると、図１及び図２の
（ａ）に示すように、磁気テープ装置に媒体３Ａ，３Ｂ
をマウント(媒体を駆動モータに取り付ける)するための
トレイ４がこの回転に対するストッパとなる。媒体が磁
気テープ装置に投入された時点では、トレイ４は上方に
あって第２フラグ２１の長辺２４が水平位置にあり、短
辺２５も１２８媒体３Ａ、３６ＴＲ媒体３Ｂ共にフォト
センサ１３がＯＦＦ状態の位置になっている。
を説明する。図４に示すように、第１フラグ１１には反
時計回りの回転荷重が作用しているが、検出センサ装置
１０を磁気テープ装置に実装すると、図１及び図２の
（ａ）に示すように、磁気テープ装置に媒体３Ａ，３Ｂ
をマウント(媒体を駆動モータに取り付ける)するための
トレイ４がこの回転に対するストッパとなる。媒体が磁
気テープ装置に投入された時点では、トレイ４は上方に
あって第２フラグ２１の長辺２４が水平位置にあり、短
辺２５も１２８媒体３Ａ、３６ＴＲ媒体３Ｂ共にフォト
センサ１３がＯＦＦ状態の位置になっている。
【００１３】媒体をマウントするためトレイ４が下降す
る際、第１フラグ１１が押し下げられて時計回りに回転
する。これと同時に、ストッパ１８も時計回りに回転移
動するので、第２フラグ２１もネジリコイルバネ２２の
付勢により時計回りに回転する。この結果、図１に示す
ように、１２８ＴＲ媒体３Ａがトレイ４に投入された場
合、第２フラグ２１はシャフト２６が１２８ＴＲ媒体３
Ａの段差部５の中に入り込むので、第２フラグ２１は第
１フラグ１１と一緒に回転して、短辺２５がフォトセン
サ１３をＯＮ状態にする位置まで移動する。
る際、第１フラグ１１が押し下げられて時計回りに回転
する。これと同時に、ストッパ１８も時計回りに回転移
動するので、第２フラグ２１もネジリコイルバネ２２の
付勢により時計回りに回転する。この結果、図１に示す
ように、１２８ＴＲ媒体３Ａがトレイ４に投入された場
合、第２フラグ２１はシャフト２６が１２８ＴＲ媒体３
Ａの段差部５の中に入り込むので、第２フラグ２１は第
１フラグ１１と一緒に回転して、短辺２５がフォトセン
サ１３をＯＮ状態にする位置まで移動する。
【００１４】一方、図２に示すように、３６ＴＲ媒体３
Ｂが装置に投入された場合、段差部５がないため、第２
フラグ２１のシャフト２６が３６ＴＲ媒体３Ｂの載置面
に突き当たる。この結果、第２フラグ２１の回転が阻止
されるので、短辺２５はフォトセンサ１３をＯＦＦ状態
にする位置のままである。
Ｂが装置に投入された場合、段差部５がないため、第２
フラグ２１のシャフト２６が３６ＴＲ媒体３Ｂの載置面
に突き当たる。この結果、第２フラグ２１の回転が阻止
されるので、短辺２５はフォトセンサ１３をＯＦＦ状態
にする位置のままである。
【００１５】このようにして、第２フラグ２１のシャフ
ト２６が段差部５に入り込むかどうかの違いによって、
段差部５を有する１２８ＴＲ媒体３Ａと段差部５のない
３６ＴＲ媒体３Ｂとを、フォトセンサ１３のＯＮ／ＯＦ
Ｆ作動で確実に識別することができる。なお、３６ＴＲ
媒体３Ｂにおいて、シャフト２６が突き当たる部分、す
なわち段差部５の有無を判断する部分は、十分な強度を
持つ部分であることから破損による誤検知の心配は極め
て低い。また、１２８ＴＲ媒体３Ａ及び３６ＴＲ媒体３
Ｂの投入・排出時には、二つのネジリコイルバネ１５，
２２及びストッパ１８の作用により、シャフト２６とト
レイ４との間に所定の間隙が形成されているので、図３
に示すように、ロボットハンド２が干渉する心配はな
い。
ト２６が段差部５に入り込むかどうかの違いによって、
段差部５を有する１２８ＴＲ媒体３Ａと段差部５のない
３６ＴＲ媒体３Ｂとを、フォトセンサ１３のＯＮ／ＯＦ
Ｆ作動で確実に識別することができる。なお、３６ＴＲ
媒体３Ｂにおいて、シャフト２６が突き当たる部分、す
なわち段差部５の有無を判断する部分は、十分な強度を
持つ部分であることから破損による誤検知の心配は極め
て低い。また、１２８ＴＲ媒体３Ａ及び３６ＴＲ媒体３
Ｂの投入・排出時には、二つのネジリコイルバネ１５，
２２及びストッパ１８の作用により、シャフト２６とト
レイ４との間に所定の間隙が形成されているので、図３
に示すように、ロボットハンド２が干渉する心配はな
い。
【００１６】このように、本発明の検出センサ装置１０
では、１２８ＴＲ媒体３Ａと３６ＴＲ媒体３Ｂとの形状
の相違点を利用し、両媒体の識別を行うことに特徴があ
る。さらに、本発明の検出センサ装置１０では、バネを
２つ使うことにより、媒体の投入／排出時にはスイッチ
として機能する部分、すなわちシャフト２６がトレイ４
の下に下がって保持されており、ロボットハンド２と干
渉することがなく、媒体をマウントする際にスイッチ部
分（シャフト）が回転し、媒体が識別される構造になっ
ている。なお、上記実施形態では、第１フラグ１１及び
第２フラグ２１に付勢（回転荷重）を与えるためネジリ
コイルバネ１５、２２を使用しているが、この他にも圧
縮バネ等公知の付勢手段の適用も可能である。なおま
た、検出手段についても、フォトセンサ１３に限定され
るものではなく、他の公知のセンサを使用可能である。
では、１２８ＴＲ媒体３Ａと３６ＴＲ媒体３Ｂとの形状
の相違点を利用し、両媒体の識別を行うことに特徴があ
る。さらに、本発明の検出センサ装置１０では、バネを
２つ使うことにより、媒体の投入／排出時にはスイッチ
として機能する部分、すなわちシャフト２６がトレイ４
の下に下がって保持されており、ロボットハンド２と干
渉することがなく、媒体をマウントする際にスイッチ部
分（シャフト）が回転し、媒体が識別される構造になっ
ている。なお、上記実施形態では、第１フラグ１１及び
第２フラグ２１に付勢（回転荷重）を与えるためネジリ
コイルバネ１５、２２を使用しているが、この他にも圧
縮バネ等公知の付勢手段の適用も可能である。なおま
た、検出手段についても、フォトセンサ１３に限定され
るものではなく、他の公知のセンサを使用可能である。
【００１７】
【発明の効果】本発明の１２８ＴＲ磁気媒体の検出装置
によれば、以下の効果を奏する。 （１） 従来技術では、媒体が装置に投入された後、媒
体マウントを行い、テープの引き出しを行うため、この
際の引き出しアームの空振りによって媒体の識別を行っ
ている。しかし、本発明の検出センサ装置では、媒体が
装置にマウントされた時点で媒体の識別を行うため動作
時間が短縮される。 （２） 従来技術では、３６ＴＲ媒体であっても、リー
ダーブロックが破損していた場合等では引き出しアーム
の空振りが起こり、投入された媒体を１２８ＴＲ媒体と
誤認識してしまう可能性がある。しかし、本発明の検出
センサ装置では、媒体の破損し難い部分を使って識別を
行うため、媒体識別の信頼性が向上する。 （３） 磁気テープライブラリ装置では、媒体の投入／
排出を行うためにロボットハンドを使用しており、上記
の媒体識別をマイクロスイッチ等で行おうとした場合、
スイッチ部分がロボットハンドと干渉してしまう。しか
し、本発明の検出センサ装置では、付勢手段のバネを２
つ使うことにより、投入／排出時にはスイッチ部分（シ
ャフト）が下に下げられており、ロボットハンドで媒体
を投入／排出する際に干渉するなどしてセンサが邪魔に
なるようなことはない。
によれば、以下の効果を奏する。 （１） 従来技術では、媒体が装置に投入された後、媒
体マウントを行い、テープの引き出しを行うため、この
際の引き出しアームの空振りによって媒体の識別を行っ
ている。しかし、本発明の検出センサ装置では、媒体が
装置にマウントされた時点で媒体の識別を行うため動作
時間が短縮される。 （２） 従来技術では、３６ＴＲ媒体であっても、リー
ダーブロックが破損していた場合等では引き出しアーム
の空振りが起こり、投入された媒体を１２８ＴＲ媒体と
誤認識してしまう可能性がある。しかし、本発明の検出
センサ装置では、媒体の破損し難い部分を使って識別を
行うため、媒体識別の信頼性が向上する。 （３） 磁気テープライブラリ装置では、媒体の投入／
排出を行うためにロボットハンドを使用しており、上記
の媒体識別をマイクロスイッチ等で行おうとした場合、
スイッチ部分がロボットハンドと干渉してしまう。しか
し、本発明の検出センサ装置では、付勢手段のバネを２
つ使うことにより、投入／排出時にはスイッチ部分（シ
ャフト）が下に下げられており、ロボットハンドで媒体
を投入／排出する際に干渉するなどしてセンサが邪魔に
なるようなことはない。
【図１】 本発明に係る１２８ＴＲ磁気記録媒体の検出
センサ装置の一実施形態を示す図で、（ａ）は１２８Ｔ
Ｒ媒体を載せたトレイが下降する前の状態を示す正面
図、（ｂ）は下降後の状態を示す正面図、（ｃ）は
（ｂ）の要部右側面図である。
センサ装置の一実施形態を示す図で、（ａ）は１２８Ｔ
Ｒ媒体を載せたトレイが下降する前の状態を示す正面
図、（ｂ）は下降後の状態を示す正面図、（ｃ）は
（ｂ）の要部右側面図である。
【図２】 本発明に係る１２８ＴＲ磁気記録媒体の検出
センサ装置の一実施形態を示す図で、（ａ）は３６ＴＲ
媒体を載せたトレイが下降する前の状態を示す正面図、
（ｂ）は下降後の状態を示す正面図、（ｃ）は（ｂ）の
要部右側面図である。
センサ装置の一実施形態を示す図で、（ａ）は３６ＴＲ
媒体を載せたトレイが下降する前の状態を示す正面図、
（ｂ）は下降後の状態を示す正面図、（ｃ）は（ｂ）の
要部右側面図である。
【図３】 ロボットハンドにより媒体を投入／排出する
時の状態を示したもので、（ａ）は正面図、（ｂ）は
（ａ）のＡ−Ａ断面図である。
時の状態を示したもので、（ａ）は正面図、（ｂ）は
（ａ）のＡ−Ａ断面図である。
【図４】 ホルダに第１フラグを取り付けた状態を示す
図で、（ａ）は図１（ａ）のＢ矢視図、（ｂ）は（ａ）
のＣ−Ｃ断面図である。
図で、（ａ）は図１（ａ）のＢ矢視図、（ｂ）は（ａ）
のＣ−Ｃ断面図である。
【図５】 図４のホルダに第２フラグを取り付けた状態
を示す図で、（ａ）は図１（ａ）のＢ矢視図、（ｂ）は
（ａ）のＤ−Ｄ断面図である。
を示す図で、（ａ）は図１（ａ）のＢ矢視図、（ｂ）は
（ａ）のＤ−Ｄ断面図である。
【図６】 １２８ＴＲ媒体の形状を示す図で、（ａ）は
正面図、（ｂ）は底面図、（ｃ）は（ｂ）のＥ−Ｅ断面
図である。
正面図、（ｂ）は底面図、（ｃ）は（ｂ）のＥ−Ｅ断面
図である。
【図７】 ３６ＴＲ媒体の形状を示す図で、（ａ）は正
面図、（ｂ）は底面図、（ｃ）は（ｂ）のＦ−Ｆ断面図
である。
面図、（ｂ）は底面図、（ｃ）は（ｂ）のＦ−Ｆ断面図
である。
【図８】 従来例を示す図で、（ａ）はロボットハンド
により媒体を投入／排出する時の状態を示す正面図、
（ｂ）は（ａ）のＧ−Ｇ断面図である。
により媒体を投入／排出する時の状態を示す正面図、
（ｂ）は（ａ）のＧ−Ｇ断面図である。
３Ａ １２８トラック磁気記録媒体（１２８ＴＲ
媒体） ３Ｂ ３６トラック磁気記録媒体（３６ＴＲ媒
体） ４ トレイ ５ 段差部 １０ 検出センサ装置 １１ 第１フラグ（第１のフラグ） １２ 突出部 １３ フォトセンサ（検出手段） １４ ホルダ（支持体） １５，２２ ネジリコイルバネ １６ 案内棒 １８ ストッパ ２１ 第２フラグ（第２のフラグ） ２６ シャフト（段差部検出部）
媒体） ３Ｂ ３６トラック磁気記録媒体（３６ＴＲ媒
体） ４ トレイ ５ 段差部 １０ 検出センサ装置 １１ 第１フラグ（第１のフラグ） １２ 突出部 １３ フォトセンサ（検出手段） １４ ホルダ（支持体） １５，２２ ネジリコイルバネ １６ 案内棒 １８ ストッパ ２１ 第２フラグ（第２のフラグ） ２６ シャフト（段差部検出部）
Claims (1)
- 【請求項１】 昇降するトレイに載せられた段差部を有
し、１２８トラック磁気記録媒体を識別する検出センサ
装置であって、 支持体に回転方向の付勢を受けて回動可能に軸支され、
下降した前記トレイに押されて反付勢方向に回転する第
１のフラグと、 該第１のフラグに対し、第１のフラグと逆回転方向の付
勢を受けて回動可能に軸支され、かつ、前記第１のフラ
グに設けたストッパにより付勢方向の回転を制限された
第２のフラグと、 該第２のフラグの回転動作によりＯＮ／ＯＦＦする検出
手段とを具備し、前記第２のフラグに前記１２８トラッ
ク磁気記録媒体の段差部に入り込んで識別する段差検出
部を設けて構成したことを特徴とする１２８トラック磁
気記録媒体。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06930499A JP3212962B2 (ja) | 1999-03-15 | 1999-03-15 | １２８トラック磁気記録媒体 |
| US09/525,473 US6349013B1 (en) | 1999-03-15 | 2000-03-15 | Sensor for identifying a magnetic recording medium utilizing rotatable flags which cooperate to enter a cut-out portion in the medium |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06930499A JP3212962B2 (ja) | 1999-03-15 | 1999-03-15 | １２８トラック磁気記録媒体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000268445A JP2000268445A (ja) | 2000-09-29 |
| JP3212962B2 true JP3212962B2 (ja) | 2001-09-25 |
Family
ID=13398699
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06930499A Expired - Fee Related JP3212962B2 (ja) | 1999-03-15 | 1999-03-15 | １２８トラック磁気記録媒体 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6349013B1 (ja) |
| JP (1) | JP3212962B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7427043B2 (en) * | 2002-08-22 | 2008-09-23 | Quantrum Corporation | Tape cartridge with multiple keying features |
| US7006319B2 (en) * | 2003-03-27 | 2006-02-28 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Media-detection system and method for identifying types of data cartridges |
| TWI224307B (en) * | 2003-07-30 | 2004-11-21 | Benq Corp | Tray braking apparatus |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| NL172381C (nl) * | 1969-12-18 | 1983-08-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Instructiebandregistratietoestel. |
| US5390057A (en) * | 1989-12-27 | 1995-02-14 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Cassette loading apparatus |
| JPH06338179A (ja) | 1992-06-19 | 1994-12-06 | Mitsubishi Electric Corp | 情報記録媒体収納カセットおよびこの情報記録媒体収納カセットに用いるラベルおよびこのラベルの記録表示方法およびこの情報記録媒体収納カセットを用いた情報記録再生装置および記録検索手段を備えた磁気記録再生装置 |
| JPH07240082A (ja) | 1994-02-25 | 1995-09-12 | Sony Corp | テープカセット |
-
1999
- 1999-03-15 JP JP06930499A patent/JP3212962B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2000
- 2000-03-15 US US09/525,473 patent/US6349013B1/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6349013B1 (en) | 2002-02-19 |
| JP2000268445A (ja) | 2000-09-29 |
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