JP3212579U - 簡易着脱型靴滑り止め具 - Google Patents

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Abstract

【課題】凍結路面を安全に歩行するための簡易着脱型靴滑り止め具を提供する。【解決手段】金属小平板の四隅下部に先鋭な爪部を有する主板1を設け、該主板1上面に伸縮性を有する装着ベルトを固定し、該装着ベルト下面に伸縮性を有する面ファスナー雌片を設け、装着ベルト端部近傍上面適所に面ファスナー雄片を設け、該装着ベルト上面適所にクッション体を設けたことを特徴とする。【選択図】図7

Description

この考案は、圧雪路面や凍結路面上を安全に歩行するために、靴に装着して用いる靴滑り止め具に関する。
従来より、上記目的のために靴に装着して用いる靴の滑り止め具はあるが、本案にて示すように、伸縮ベルトと滑り止め本体を組み合わせて構成したものは現在のところ見当たらない。
冬季降雪地域においては、路面に堆積した雪が圧雪状態になったり気温によっては凍結路面ともなる。つまり、日中に少し溶けた部分が夜間に凍るために、つるつる路面となって非常に危険となる。防寒靴ではその対策として靴底面に工夫を凝らして様々な形状の靴底面のものが市販されているが、十分なる滑り止め効果を有していない。
近年、靴底に金属鋲を設けた靴も市販されている。これは上記問題に対しては有効ではあるものの、室内床面に対しては靴底面全体が床に接しないために、一般の靴より滑りやすく、またその金属鋲によって床面を損傷する恐れがある。
以上の問題に対処するべく、着脱型の滑り止め具も市販されている。
これは下向き先鋭部を有する金属板にベルトを設けたもので、靴のつま先部分に装着して用いるものであるが、歩行中に靴から外れやすいという欠点がある。
本案は以上に鑑み、靴に装着するベルトに伸縮性素材を用いるとともに面ファスナーを併用し、その装着位置を靴のかかと部分のやや前方位置とすることにて、靴への装着度を高めるとともに、その着脱も容易なる新規かつ有用なる靴の滑り止め具を提供することを目的として考案されたものである。
課題を解決する手段として本案は以下の構成とした。
すなわち、金属小平板の四隅下部に先鋭な爪部を有する主板を設け、該主板上面に伸縮性を有する装着ベルトを固定し、該装着ベルト下面に伸縮性を有する面ファスナー雌片を設け、装着ベルト端部近傍上面適所に面ファスナー雄片を設け、該装着ベルト上面適所にクッション体を設ける。本案は以上の構成よりなる簡易着脱型靴滑り止め具である。
本案は下記の効果を有する。
1.主板に硬質金属製下向き先鋭突起を複数個設けることにより、凍結路面に対する大き なグリップ力を得て、安全に歩行することができる。
2.伸縮ベルトおよび伸縮面ファスナーを用いることで、靴に対する装着力を高めること ができる。
3.双方のベルトを面ファスナー係止による保持としたので、靴に対する着脱が容易であ る。
4.靴への本品の装着位置を適宜に選定することにて、使用中の靴からの脱落を防止する ことができる。
本考案の平面図 本考案の正面図 本考案の底面図 本考案の他例説明図(平面視) 本考案の主板説明図(平面視) 本考案の他例における主板説明図(平面視) 本考案の使用説明図 カシメ部材説明図
以下、本考案の実施形態について説明する。
図において、1は小型ステンレス板による平面視略長方形の主板であり、図5が折曲加工前の状態である。主板両側には各々一対の三角形突出部2を有し、カシメ部材用孔3が穿設されている。この突出部は略直角に折曲されて、図2にて示すように、同一方向に突出した先鋭なる爪部4が形成される。5は装着ベルトで、伸縮性を有するクロロプレンゴムにて形成される帯状物である。6は装着ベルト下面に固着される面ファスナー雌片で、装着ベルトと同一形状である。この装着ベルト中央は、市販のカシメ部材7を用い、前記のカシメ部材用孔を介して主板に固定される。
このカシメ部材は図8にて示されるように、図上方の雌型と下方の雄型にて構成される。
雌型は略円板形のヘッド部8に連続して中空の傾斜側面による中空部9を有している。
雄型は、雌型同様のヘッド部10に連続して上方へ立ち上がる突出部11を有し、この突出部長さは雌型の中空部長さより長く形成される。また、この突出部の上部近傍側面には一対の側方凹部12が設けられる。この突出部を固定したい物品に設けた孔に差し込み、その突出した箇所に中空部を押し込むことにて、カシメ効果が発揮され、固定が完了する仕組みである。
図において、平面視における主板右方の装着ベルトを右ベルト部13とし、主板左方は左ベルト部14として、右ベルト部は上記構成であるが、左ベルト部の端部近傍上面には小長方形状の面ファスナー雄片15が縫着される。また、左ベルト端下面には円形の視認マーク16が固着される。17は主板とほぼ同サイズのクロロプレンゴムによるクッション体で、装着ベルト上面に固着される。以上が本案の一実施形態である。
次に本案の使用について説明する。
本案を使用するには、まず主板のクッション体を靴底のかかとのやや前方にあてがい、右ベルトを回して靴上面に図のようにやや引っ張りながら当て、左ベルトも同様に回してやや引っ張りながら右ベルト上に押し当てる。この作業にて双方の面ファスナーは係着して主板は靴に保持される。以上で装着完了となり、この作業を左右の靴に対して行う。
この状態で凍結路面を歩行すると、先鋭突起は路面に押圧接触するので、歩行中の路面に対するグリップ力が働いて路面に対する靴の滑りは防止されて安全に歩行することができる。室内歩行時は、左ベルト端を持って上方へ引き上げることにて面ファスナー係着は解除されて本品は靴より容易に外れるので、一般の靴同様に室内床面上を安全に歩行することができる。なお、図7にて示す位置に本品を装着することにて、本品装着位置のやや前方の平面視靴幅は大きくなるので、歩行中の靴からの本品脱落は防止される。
なお、面ファスナー係着時には視認マークが上から見えるので係着の確認ができる。
図4および図6は本案の他例を示すものである。
図4の例はクッション体上面に複数個の交差溝部20を設けたもので、靴底への摩擦を大きくしてよりフィットしやすくすることを考慮したものである。
図6の例は、主板の三角形突出部形状の変化例である。初例における主板は図5にて示すように、三角突出部自体は左右対称形であるが、図6は左右非対称としており、加工性をより容易としたものであって、効果は初例同様である。
以上、本案について記したが、本案は靴への装着性を高めて従来品のような歩行中の靴からの脱落を防止できるところにその特徴を有するものである。
従来品は既述のように、靴のつま先部分に装着するものであるために、歩行時の前後方向への押圧にて靴より外れやすいものである。本案は従来品と異なり、靴のかかと部分のやや前方位置に装着して用いる。靴の平面視において、かかと位置のやや前方が少し小幅となり、その前方が一番幅広となっている。従って、この小幅部分への装着が外れにくいのであって、そのために本案はこの小幅箇所への装着としたのである。
また、従来品はベルトにて靴に装着するのであるが、このベルトは伸縮機能を有さないものを用いている。従って、歩行を続けているうちに、初期装着位置より位置ずれが生じて緩みがちになり、ついには脱落することになる。
これに対し本案は、ベルトに伸縮性を有するものを用い、かつ、面ファスナーも同様に伸縮性のあるものを用いている。従い、靴への装着時に各ベルトを引張しながら係着させることにより、常に一定の押圧力にて本品は靴へ装着されているために、使用時の緩みは防止できるのである。以上のことから本案は従来品と異なり、使用時の靴からの脱落を防止できるものとなっている。
また、本案は主板上面にクッション材を設けており、これが靴底面に押圧当接する仕組みとなっている。そのため、このクッション材にて歩行時にソフトな感触が得られるとともに、靴底面への摩擦にて本品を安定的に靴へあてがうことができる。
本案で用いたクロロプレンゴムは軽くて伸縮性に富み、使用に適した素材であり、また左ベルト下面にも面ファスナーを設けたので、視覚的違和感はない。
なお、既例においては伸縮性ベルトを用いたが、非伸縮性ベルトにクロロプレンゴムを貼着して用いることもできる。既例で表現したのは実施の一例であって近似の他の構成としてもよい。以上のごとく、本案によって安定的に使用できる着脱型の靴の滑り防止具を得ることができる。
1 主板
2 三角形突出部
2a 三角形突出部
3 カシメ部材用孔
4 爪部
5 装着ベルト
6 面ファスナー雌片
7 カシメ部材
8 ヘッド部
9 中空部
10 ヘッド部
11 突出部
12 側方凹部
13 右ベルト部
14 左ベルト部
15 面ファスナー雄片
16 視認マーク
17 クッション体
20 交差溝部

Claims (3)

  1. 金属小平板の四隅下部に先鋭な爪部を有する主板を設け、該主板上面に伸縮性を有する装着ベルトを固定し、該装着ベルト下面に伸縮性を有する面ファスナー雌片を設け、装着ベルト端部近傍上面適所に面ファスナー雄片を設け、該装着ベルト上面適所にクッション体を設けたことを特徴とする簡易着脱型靴滑り止め具。
  2. 面ファスナー雌片下面適所に、面ファスナー相互係着用目印としての視認マークを設けてなる請求項1記載の簡易着脱型靴滑り止め具。
  3. 主板への装着ベルト固定にカシメ部材を用いてなる簡易着脱型靴滑り止め具。
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