JP3212511U - ボタン - Google Patents

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Abstract

【課題】ボタンに香りを付与することができるボタンを提供する。【解決手段】ボタン本体(20)と、ボタン本体(20)の上面に取り付けられる芳香剤保持部材(30)と、を備え、芳香剤保持部材(30)に芳香剤が含浸される。【選択図】図2

Description

この考案は、ボタンに関する。なお、本考案のボタンは、ボタンホールに挿通して使用するタイプ、スナップ式に着脱可能なタイプ、装飾用タイプを含むものである。
従来のボタンとして、脚部を有する金属製ベースと、中座と、軟質素材を使用した表面部材と、を備え、表面部材が略環状形状の外縁部材により金属製ベースに取り付けられるものが知られる(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−264013号公報
ところで、上記特許文献1に記載のボタンでは、皮革やデニム生地からなる表面部材を備えるものの、ボタンに香りを付与することについては考えられていなかった。
本考案は、前述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ボタンに香りを付与することができるボタンを提供することにある。
本考案の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1)ボタン本体と、ボタン本体の上面に取り付けられる芳香剤保持部材と、を備え、芳香剤保持部材に芳香剤が含浸されることを特徴とするボタン。
(2)ボタン本体と一体又は別体に設けられ、芳香剤保持部材をボタン本体に取り付ける取付部材を備えることを特徴とする(1)に記載のボタン。
(3)芳香剤保持部材は、軟質部材であることを特徴とする(1)又は(2)に記載のボタン。
(4)芳香剤保持部材は、ボタン本体の上面において中心部が外部に露出するように配置されることを特徴とする(1)〜(3)のいずれか1つに記載のボタン。
(5)ボタン本体の上面が、凹状に形成されることを特徴とする(1)〜(4)のいずれか1つに記載のボタン。
本考案によれば、ボタン本体と、ボタン本体の上面に取り付けられる芳香剤保持部材と、を備え、芳香剤保持部材に芳香剤が含浸されるため、ボタンに香りを付与することができる。
本考案に係るボタンの第1実施形態を説明する上面図である。 図1に示すボタンの断面図である。 第1実施形態のボタンの変形例を説明する断面図である。 本考案に係るボタンの第2実施形態を説明する断面図である。 本考案に係るボタンの第3実施形態を説明する断面図である。 本考案に係るボタンの第4実施形態を説明する断面図である。 本考案に係るボタンの第5実施形態を説明する断面図である。 本考案に係るボタンが使用されたシャツを示す正面図である。 本考案に係るボタンが使用されたパンツを示す正面図である。
以下、本考案に係るボタンの各実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、以後の説明において、上側とは図2の紙面に対して上側、下側とは図2の紙面に対して下側とする。また、本実施形態のボタンは後述するように円形状に形成されるため、上下方向を軸方向とも言い、上下方向と直交する方向を径方向と言う。
(第1実施形態)
まず、図1及び図2を参照して、本考案に係るボタンの第1実施形態について説明する。
本実施形態のボタン10は、図1又は図2に示すように、上面視円形状に形成されるものであり、ボタン本体20と、ボタン本体20の上面に配置される芳香剤保持部材30と、ボタン本体20と別体に設けられ、芳香剤保持部材30をボタン本体20に取り付ける取付部材40と、を備える。また、ボタン10は、互いに一部分が重なる上下一対の生地のうちの下生地Cに固定部材11で取り付けられ、下生地Cに対し上生地を留めるために用いられる。
ボタン本体20は、図2に示すように、固定部材11と結合するボタンバック21と、ボタンバック21の上端に被せられるキャップやシェルと呼ばれるカバー部材22と、ボタンバック21とカバー部材22との間に配置されるコアプレート23と、を備える。
ボタンバック21は、例えば、プレス加工などで一定の厚さの金属板から形成されるものであり、固定部材11を挿入させる挿入穴25aを有する底部25と、底部25の外周縁から上側に延びる側面部26と、側面部26の上端縁から径方向外側に延びるフランジ部27と、を有する。
カバー部材22は、例えば、プレス加工などで一定の厚さの金属板から形成されるものであり、ボタンバック21の上部開口を閉塞するようにボタンバック21のフランジ部27の外周縁にかしめにより取り付けられている。
コアプレート23は、金属製又は合成樹脂製の板状部材であり、上下方向において、ボタンバック21のフランジ部27とカバー部材22との間に収容される。そして、下生地Cを貫通させた固定部材11を挿入穴25aに挿通させて、固定部材11をコアプレート23に対して押し込むことにより、固定部材11の先端が軸方向に潰れるように塑性変形して、ボタン10が下生地Cに取り付けられる。
芳香剤保持部材30は、生地やコルクなどからなる軟質部材であり、芳香剤を含浸させることができる。なお、芳香剤としては、香水やアロマオイル、虫除け効果があるとされるシトロネラなどのエッセンシャルオイルを使用することができる。また、芳香剤は、液状でなくジェル状であってもよい。
取付部材40は、例えば、プレス加工などで一定の厚さの略環状形状の金属板から形成されるものであり、ボタン本体20のカバー部材22の外周縁にかしめにより取り付けられている。そして、取付部材40がカバー部材22に取り付けられることにより、上下方向において、芳香剤保持部材30が取付部材40とカバー部材22との間に挟み込まれて固定される。芳香剤保持部材30は、径方向外縁部が取付部材40とカバー部材22との間に挟みこまれ、径方向中心部が取付部材40によって上面が覆われることなくボタン本体20の上面において外部に露出するように配置されることとなる。これにより、芳香剤保持部材30に含浸された芳香剤の効果が弱くなった場合、ボタン10を下生地Cから取り外すことなく、芳香剤を再び芳香剤保持部材30に含浸させることができる。
また、図1に示すように、取付部材40の上面板41には、ロゴなどの凹状の刻印Sが施されている。このため、上面板41の下面に下方に突出する凸部が形成されるため、芳香剤保持部材30をカバー部材22に強く押し付けることができる。これにより、芳香剤保持部材30の固定をより強固にすることができる。
以上説明したように、本実施形態のボタン10によれば、ボタン本体20の上面に取り付けられる芳香剤保持部材30を備え、芳香剤保持部材30に芳香剤が含浸されているため、ボタン10に香りを付与することができる。
また、本実施形態のボタン10によれば、芳香剤保持部材30が軟質部材であるため、取付部材40による芳香剤保持部材30の固定を強固にすることができる。
また、本実施形態のボタン10によれば、取付部材40の上面板41に、ロゴなどの凹状の刻印Sが施されるため、芳香剤保持部材30の固定をより強固にすることができる。
また、本実施形態の変形例として、図3に示すように、カバー部材22を省略してもよい。この場合、ボタンバック21と取付部材40との間に、コアプレート23と芳香剤保持部材30を配置する。
(第2実施形態)
次に、図4を参照して、本考案に係るボタンの第2実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一又は同等部分については、図面に同一或いは同等符号を付してその説明を省略或いは簡略化する。
本実施形態のボタン10Bは、図4に示すように、上面視円形状に形成されるものであり、ボタン本体20Bと、ボタン本体20Bの上面に配置される芳香剤保持部材30と、ボタン本体20Bと別体に設けられ、芳香剤保持部材30をボタン本体20Bに取り付ける取付部材40と、を備える。また、本実施形態のボタン10Bは、スナップボタンのソケットと呼ばれる雌部材である。また、ボタン10Bは、互いに一部分が重なる上下一対の生地のうちの上生地C1にソケット11Bを固定する。下生地C2には、ソケット11Bと係合するスナップボタンの雄部材であるスタッド12Bが取り付けられる。これにより、下生地C2に対し上生地C1を留めることができる。
ボタン本体20Bは、図4に示すように、ソケット11Bと結合するアイレット24と、アイレット24の上端に被せられるカバー部材22Bと、を備える。なお、アイレット24をソケット11Bに打ち付ける際、アイレット24に強い力が作用するため、アイレット24の中心部分が上方に持ち上がり、芳香剤保持部材30と取付部材40に変形が生じることがあるが、本実施形態では、カバー部材22Bを設けるため、芳香剤保持部材30と取付部材40の変形を防止することができる。
以上説明したように、本実施形態のボタン10Bによれば、ボタン本体20Bの上面に取り付けられる芳香剤保持部材30を備え、芳香剤保持部材30に芳香剤が含浸されているため、ボタン10Bに香りを付与することができる。
なお、本実施形態では、ボタン10Bにソケット11Bが結合されているが、逆に、ボタン10Bにスタッド12Bが結合されていてもよい。この場合、下生地C2にソケット11Bが取り付けられる。
その他の構成及び作用効果については、上記第1実施形態と同様である。
(第3実施形態)
次に、図5を参照して、本考案に係るボタンの第3実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一又は同等部分については、図面に同一或いは同等符号を付してその説明を省略或いは簡略化する。また、上記第1実施形態と比較して、取付部材を削除した以外はほぼ同じ構造である。
本実施形態のボタン10Cでは、図5に示すように、ボタン本体20の上面が凹状に湾曲して形成され、その上面に芳香剤保持部材30が接着または貼付により固定されている。
以上説明したように、本実施形態のボタン10Cによれば、ボタン本体20の上面に取り付けられる芳香剤保持部材30を備え、芳香剤保持部材30に芳香剤が含浸されているため、ボタン10Cに香りを付与することができる。
また、本実施形態のボタン10Cによれば、ボタン本体20の上面が凹状に湾曲して形成され、その凹状の上面に芳香剤保持部材30が取り付けられるため、芳香剤保持部材30を外部応力から保護することができる。
その他の構成及び作用効果については、上記第1実施形態と同様である。
(第4実施形態)
次に、図6を参照して、本考案に係るボタンの第4実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一又は同等部分については、図面に同一或いは同等符号を付してその説明を省略或いは簡略化する。また、上記第1実施形態と比較して、取付部材を削除した以外はほぼ同じ構造である。
本実施形態のボタン10Dでは、図6に示すように、ボタン本体20の上面が凹状に形成され、その上面に芳香剤保持部材30が接着または貼付により固定されている。そして、ボタン本体20の上面の凹状は、ボタン本体20のカバー部材22の外周縁に上方に突出するリブ28を形成することにより設けられる。また、リブ28の高さは、リブ28の上端が芳香剤保持部材30の上面よりも上方に位置するように設定される。
以上説明したように、本実施形態のボタン10Dによれば、ボタン本体20の上面に取り付けられる芳香剤保持部材30を備え、芳香剤保持部材30に芳香剤が含浸されているため、ボタン10Dに香りを付与することができる。
また、本実施形態のボタン10Dによれば、ボタン本体20の上面が凹状に形成され、その凹状の上面に芳香剤保持部材30が取り付けられるため、芳香剤保持部材30を外部応力から保護することができる。
その他の構成及び作用効果については、上記第1実施形態と同様である。
(第5実施形態)
次に、図7を参照して、本考案に係るボタンの第5実施形態について説明する。なお、第1実施形態と同一又は同等部分については、図面に同一或いは同等符号を付してその説明を省略或いは簡略化する。
本実施形態のボタン10Eは、図7に示すように、上面視円形状に形成されるものであり、ボタン本体20Eと、ボタン本体20Eの上面に配置される芳香剤保持部材30と、ボタン本体20Eと一体に設けられ、芳香剤保持部材30をボタン本体20Eに取り付ける取付部材40Eと、を備える。また、本実施形態のボタン10Eは、スナップボタンのソケットと呼ばれる雌部材である。また、ボタン10Eは、互いに一部分が重なる上下一対の生地のうちの上生地C1にソケット11Eを固定する。下生地C2には、ソケット11Eと係合するスナップボタンの雄部材であるスタッド12Eが取り付けられる。これにより、下生地C2に対し上生地C1を留めることができる。
ボタン本体20Eは、図7に示すように、リング状のベースプレート21Eと、ベースプレート21Eの内周縁から下方に突出する複数の爪部22Eと、を有する。そして、複数の爪部22Eが、上生地C1を貫通してソケット11Eと結合する。
取付部材40Eは、ボタン本体20Eのベースプレート21Eの外周縁から上方に延びる円筒状の壁体であり、その上端部が径方向内側にかしめられることにより、芳香剤保持部材30がボタン本体20Eに固定される。
以上説明したように、本実施形態のボタン10Eによれば、ボタン本体20Eの上面に取り付けられる芳香剤保持部材30を備え、芳香剤保持部材30に芳香剤が含浸されているため、ボタン10Eに香りを付与することができる。
また、本実施形態のボタン10Eによれば、取付部材40Eがボタン本体20Eと一体に設けられるため、部品点数を少なくすることができる。
なお、本実施形態では、ボタン10Eにソケット11Eが結合されているが、逆に、ボタン10Eにスタッド12Eが結合されていてもよい。この場合、下生地C2にソケット11Eが取り付けられる。
その他の構成及び作用効果については、上記第1実施形態と同様である。
(使用例)
上記本実施形態のボタン10〜10Eは、図8に示すように、シャツ50のボタン51に使用することができ、また、図9に示すように、パンツ60のボタン61に使用することができる。
なお、本考案は上記各実施形態に例示したものに限定されるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
10,10B,10C,10D,10E ボタン
20,20B,20E ボタン本体
21 ボタンバック
22,22B カバー部材
23 コアプレート
24 アイレット
30 芳香剤保持部材
40,40E 取付部材
41 上面板
S 刻印

Claims (5)

  1. ボタン本体(20,20B,20E)と、前記ボタン本体(20,20B,20E)の上面に取り付けられる芳香剤保持部材(30)と、を備え、
    前記芳香剤保持部材(30)に芳香剤が含浸されることを特徴とするボタン(10,10B,10C,10D,10E)。
  2. 前記ボタン本体(20,20B,20E)と一体又は別体に設けられ、前記芳香剤保持部材(30)を前記ボタン本体(20,20B,20E)に取り付ける取付部材(40,40E)を備えることを特徴とする請求項1に記載のボタン(10,10B,10C,10D,10E)。
  3. 前記芳香剤保持部材(30)は、軟質部材であることを特徴とする請求項1又は2に記載のボタン(10,10B,10C,10D,10E)。
  4. 前記芳香剤保持部材(30)は、前記ボタン本体(20,20B,20E)の上面において中心部が外部に露出するように配置されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のボタン(10,10B,10C,10D,10E)。
  5. 前記ボタン本体(20)の上面が、凹状に形成されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のボタン(10C,10D)。
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