JP3212328U - Ptp用包装体 - Google Patents

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久志 奥野
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Abstract

【課題】シンプルな構造でPTPシートを容易に包装することができ、優れたチャイルドレジスタンス性を有したPTP用包装体を提供する。【解決手段】外装材12は、4つの外板18,20,22,24で角筒状に形成される。内装材14は、互いに対向する2つの内板56,58とその端部同士を連結する連結板60を備える。内板は、連結板と反対側の端部に、第一及び第二の挿入ストッパ片56c,58cを備える。連結板は、2つの内板との境界部に、第一及び第二の引き抜きストッパ片60a,60bを備える。内装材は、外装材に連結板側から入れられ、挿入ストッパ片56c,58cが外装材の入口端36に係止される位置まで挿入でき、引き抜きストッパ片60a,60bが外装材の出口端40(外板の端部)に係合し、引き出されないようにロックされる。【選択図】図1

Description

本考案は、医療用の薬剤等が入ったPTPシートの包装に使用されるPTP用包装体に関する。
PTPシートは、医療用の薬剤等を収容する用途に広く使用されている。例えば、図9(a)、(b)、(c)に示すPTPシート1は、突出部2aとその周囲を繋ぐフランジ部2bとを有するプラスチック成形体2と、アルミ箔等で成る薄形シート3とで構成され、プラスチック成形体2のフランジ部2bに薄形シート3を貼り付けることによって、収容物Sが入った突出部2aの開口端を閉鎖している。突出部2aの頂部を外側から指で押し込むと、薄形シート3の閉鎖部分3aが収容物Sに押されて破断し、収容物Sが外に押し出され、収容物Sを取り出すことができる。PTPシート1は10個の突出部2aを有するタイプで、外形は、例えば約4cm×10cmである。
従来から、小さい子供による薬剤の誤飲を防止等するため、薬剤が入ったPTPシートを所定の包装体で包装し、中の薬剤を不用意に取り出せなくする技術(チャイルドレジスタンス性を付与する技術)が提案されている。例えば、特許文献1に開示されているように、直方体状のスリーブと、前記PTPシートが取り付けられて前記外装材の内側に摺動可能に挿入されるスライドとで構成された包装体があった。スリーブの一側面は、下側部分にスライドを出し入れするためのスライド開口が設けられ、スライド開口の上側部分の壁は残されている(ショルダ部)。スリーブの天面には、指を差し込める大きさの透孔が設けられ、スリーブの内側には、スライドを摺動可能に支持するとともに、スライドを天面の方向に付勢する弾性フラップが設けられている。また、スライダの端部には、プルタブが設けられている。
スライドがスリーブ内に収容されると、スライドは弾性フラップに付勢され天面に近い位置に支持され、プルタブがスライド開口から外に突出した状態になる。この状態では、小さい子供がいたずら目的でプルタブを引っ張ったとしても、スライドの端部がショルダ部にぶつかるので、スライドを引き出すことができない。しかし、大人は、天面の透孔に指を差し込んでスライドを押圧し、スライド開口の位置まで移動させてからプルタブを引っ張ることによって、スライドを容易に引き出すことができる。
特表2010−512881号公報
しかし、特許文献1の包装体は、スリーブ内に弾性フラップ等の付勢手段を設ける必要があり、構造が複雑になる。また、製薬工場や薬局等でPTPシートの包装を行うとき、スリーブを組み立てた後、内側にスライドを入れて弾性フラップに支持させる作業が非常に面倒である。
本考案は、上記背景技術に鑑みて成されたものであり、PTPシートを容易に包装することができ、優れたチャイルドレジスタンス性を有したPTP用包装体を提供することを目的とする。
本考案は、収容物を内側に収容した突出部と前記突出部の周囲に設けられたフランジ部とを有するプラスチック成形体に、破断可能な薄形シートが貼り付けられて前記突出部の開口端が閉鎖されたPTPシートを包装するためのPTP用包装体であって、
両端が開口した筒状の外装材と、前記PTPシートが取り付けられて前記外装材の内側に摺動可能に挿入される内装材とを備え、前記外装材は、複数の外板によって角筒状に形成され、互いに対向する第一の外板及び第二の外板と、互いに対向する第三の外板及び第四の外板とを有し、前記内装材は、互いに対向する第一の内板及び第二の内板と、前記第一及び第二の内板の一端部同士を厚み方向に連結する連結板とを有し、前記第一の内板は、前記連結板と反対側の端部に、前記外装材に挿入される方向に対して交差する角度で外側に突出する第一の挿入ストッパ片が設けられ、前記第二の内板は、前記連結板と反対側の端部に、前記外装材に挿入される方向に対して交差する角度で外側に突出する第二の挿入ストッパ片が設けられ、前記連結板は、前記第一の内板との境界部に、前記第一の内板と交差する角度で外側に突出する第一の引き抜きストッパ片が設けられ、前記第二の内板との境界部に、前記第二の内板と交差する角度で外側に突出する第二の引き抜きストッパ片が設けられ、
前記外装材の一方の開口端を入力端、反対側の開口端を出口端とし、前記内装材は、前記入口端に前記連結板の側から入れられ、前記第一及び第二の挿入ストッパ片が前記入口端に係止される位置まで挿入することができ、
前記外装材の中に収容された状態で、前記第一及び第二の引き抜きストッパ片が、前記外装材の前記出口端の一部である前記第一及び第二の外板の端部に係合することにより、内装材が引き出されないようにロックされ、
前記第三の外板と前記第四の外板とを接近させて前記第一及び第二の外板を各々外向きに湾曲させる操作が行われると、前記第一及び第二の引き抜きストッパ片と前記第一及び第二の外板との係合が解除され、内装材が引き出し可能になるPTP用包装体である。
前記第一の外板は、前記外装材の前記入口端を構成する端部の、前記第一の引き抜きストッパ片に対応する位置に、第一の入口端側切り欠きが円弧状又はV字状に設けられ、前記第一の入口端側切り欠きの幅は、奥側が前記第一の引き抜きストッパ片の幅よりも狭く、手前側が前記第一の引き抜きストッパ片の幅よりも広く形成され、前記第二の外板は、前記外装材の前記入口端を構成する端部の、前記第二の引き抜きストッパ片に対応する位置に、第二の入口端側切り欠きが円弧状又はV字状に設けられ、前記第二の入口端側切り欠きの幅は、奥側が前記第二の引き抜きストッパ片の幅よりも狭く、手前側が前記第二の引き抜きストッパ片の幅よりも広く形成されていることが好ましい。さらに、前記第一及び第二の引き抜きストッパ片は、先端部が外向きに膨出していることが好ましい。
前記第一の外板は、前記外装材の前記出力端を構成する端部の、前記第一の引き抜きストッパ片に対応する位置に、第一の出力端側切り欠きが矩形状に設けられ、前記第一の出口端側切り欠きの幅は、内側に前記第一の引き抜きストッパ片が収まる長さに形成され、
前記第二の外板は、前記外装材の前記出力端を構成する端部の、前記第二の引き抜きストッパ片に対応する位置に、第二の出力端側切り欠きが矩形状に設けられ、前記第二の入口端側切り欠きの幅は、内側に前記第二の引き抜きストッパ片が収まる長さに形成されていることが好ましい。
また、前記2つの内板の中の少なくとも一方の内板は、内側に前記PTPシートの前記突出部が係合可能な大きさの透孔と、切り込み線により形成された複数の舌片とが設けられ、前記PTPシートは、前記フランジ部が当該内板に当接し、前記突出部が前記透孔を通じて反対側に突出し、前記フランジ部の端部が当該内板と前記複数の前記舌片との間に挟持された状態で、前記内装材に保持される構成にしてもよい。
本考案のPTP用包装体は、薬剤等が入ったPTPシートを簡単に包装することができ、例えば、病院や薬局等で薬剤師が調剤した薬剤を患者に渡すときの包装体として便利に使用することができる。しかも、優れたチャイルドレジスタンス性を有し、小さい子供にとっては難しく、大人にとっては簡単な操作で、PTPシートを取り出すことができる。
本考案のPTP用包装体の一実施形態の組み立て状態を示す斜視図(a)、出口端側から見た図(b)である。 外装材を構成する台紙を表面側から見た展開図である。 外装材の組み立て状態を示す図であって、入力端側から見た斜視図(a)、出力端側から見た斜視図(b)である。 内装材を構成する台紙を表面側から見た展開図である。 内装材にPTPシートを取り付けた状態を示す図であって、台紙の表面側から見た図(a)、裏面側から見た図(b)、A−A断面図(c)である。 内装材の組み立て状態を示す図であって、第一の内板側から見た斜視図(a)、第二の内板側から見た斜視図(b)である。 外装材の内側に内装材を挿入する作業を示す斜視図である。 外装材に収容された内装材を引き出すときに行う操作を示す図である。 一般的なPTPシートの一例を示す正面図(a)、背面図(b)、B−B断面図(c)である。
以下、本考案のPTP用包装体の一実施形態について、図面に基づいて説明する。この実施形態のPTP用包装体10は、図9に示すPTPシート1を包装するための包装体であり、図1(a)、(b)に示すように、両端が開口した薄型角筒状の外装材12と、PTPシート1が取り付けられて外装材12の内側に摺動可能に挿入された内装材14とで構成されている。
外装材12は、厚紙等のブランクシートを打ち抜いた1枚の台紙16を組み立てることによって形成される。台紙16は、図2に示すように、互いに平行に連接された略長方形の4つの外板を有している。4つの外板は、第一の外板18、第三の外板20、第二の外板22、第四の外板24の順に連接され、各々折罫線26,28,30で区切られている。4つの外板18,20,22,24は、連接している幅方向の長さがほぼ同じであり、連接方向の長さは、第一及び第二の外板18,22が長くて互いにほぼ等しく、第三及び第四の外板20,24が短くて互いにほぼ等しい。さらに、第四の外板24の連接方向の端部には、糊付け片32が折罫線34で区切られて設けられている。
第一の外板18は、連接方向に対して直角な一端部(後述する入口端36の一部となる端部)のほぼ中央に、第一の入口端側切り欠き38が設けられている。第一の入口端側切り欠き38は、奥側が狭くて手前側が広い円弧状に形成されている。また、第一の入力端側切り欠き38と反対側の端部(後述する出力端40の一部となる端部)のほぼ中央に、第一の出力端側切り欠き42が設けられている。第一の出力端側切り欠き42は、奥行きが短い矩形状に形成されている。
第二の外板22は、第一の入口端側切り欠き38と同じ側の端部のほぼ中央に、第二の入口端側切り欠き44が設けられ、反対側の端部に第二の出力端側切り欠き46が設けられている。第二の入力端側切り欠き44は、第一の入力端側切り欠き38とほぼ同じ形状であり、第二の出力端側切り欠き46は、第一の出力端側切り欠き42とほぼ同じ形状である。
さらに、第二の外板22の、第二の出力端側切り欠き46の側の端部には、台形状の補強片48が折罫線50で区切られて設けられている。補強片48の基端部のほぼ中央には、第二の出力端側切り欠き46とほぼ同じ形状(折罫線50を軸にしてほぼ線対称な形状)の補助切り欠き52aが設けられている。また、補強片48の先端部のほぼ中央には、補助切り欠き52bが設けられ、補助切り欠き52bは、奥側が狭くて手前側が広いV字状に形成されている。
外装材12を組み立てるときは、まず、補強片48の裏面に糊を塗布し、折罫線50を正折り(表面側が凸になる折り方。以下、同じ。)して、補強片48を第二の外板22に糊付けする。次に折罫線34を正折りして糊付け片32を第二及び第四の外板22,24に重ねた後、糊付け片32の表面に糊を塗布し、さらに折罫線28を正折りして、第一の外板18の裏面に糊付け片32を糊付けする。そして、折罫線26,28,30,34を各々90度に正折りする操作を行うと、図3(a)、(b)に示すように、立体的な組み立て状態になる。
この状態で、補強板48は、第二の外板22に糊付けされ、第二の出力端側切り欠き46及びその周縁部を補強する働きをする。また、糊付け片32は、第一の外板18に糊付けされ、第一及び第四の外板18,24の端部同士を連結して角筒体を形成するとともに、第一の外板18の広い領域を補強する働きをする。
内装材14は、厚紙等のブランクシートを打ち抜いた1枚の台紙54を組み立てることによって形成される。台紙54は、図4に示すように、互いに平行に連接された略長方形の第一及び第二の内板56,58及び連結板60を有している。3つの板は、第一の内板56、連結板60、第二の内板58の順に連接され、各々折罫線62,64で区切られている。第一及び第二の内板56,58と連結板60は、連接している幅方向の長さが互いにほぼ等しく、外装材12の第二の外板22の短辺の長さ(折罫線28と折罫線30の間隔)よりも短い。第一及び第二の内板56,58の連接方向の長さは、互いにほぼ等しく、外装材12の第二の外板22の長辺の長さ(折罫線28,30の長さ)よりも長い。また、連結板60の連接方向の長さ(折罫線62と折罫線64の間隔)は、外装材12の第三の外板20の短辺の長さ(折罫線26と折罫線28の間隔)よりも僅かに短い。
第一の内板56の内側には、PTPシート1の外形に合わせて、突出部2aが係合可能な大きさの透孔56aと、切り込み線により形成された複数の舌片56bとが設けられている。また、折罫線62と反対側の端部には、連接方向と直交する角度で外側に突出する第一の挿入ストッパ片56cが一対に設けられている。2つの第一の挿入ストッパ片56cの先端部同士の間隔は、外装材12の第二の外板22の短辺の長さ(折罫線28と折罫線30の間隔)よりも長い。
同様に、第二の内板58の内側には、PTPシート1の外形に合わせて、突出部2aが係合可能な大きさの透孔58aが複数設けられている。また、複数の位置に円弧状の切り込み線が設けられ、各切り込み線の内側が舌片58bになっている。また、折罫線64と反対側の端部には、連接方向と直交する角度で外側に突出する第二の挿入ストッパ片58cが一対に設けられている。2つの第二の挿入ストッパ片58cの先端部同士の間隔は、外装材12の第二の外板22の短辺の長さ(折罫線28と折罫線30の間隔)よりも長い。
連結板60の第一の内板56との境界部分は、折罫線62の中央部分が省略され、その内側両端を始点とする台形状の切り込み線が第一の内板56に入る向きに設けられ、この切り込み線の内側部分が第一の引き抜きストッパ片60aになっている。第一の引き抜きストッパ片60aの幅は、外装材12の第一の入口端側切り欠き38の奥側の幅よりも広く、手前側の幅よりも狭く形成され、且つ、第一の出口端側切り欠き42の内側に収まる長さに形成されている。
同様に、連結板60の第二の内板58との境界部分は、折罫線64の中央部分が省略され、その内側両端を始点とする台形状の切り込み線が第二の内板58に入る向きに設けられ、この切り込み線の内側部分が第二の引き抜きストッパ片60bになっている。第二の引き抜きストッパ片60bの幅は、外装材12の第二の入口端側切り欠き44の奥側の幅よりも広く、手前側の幅よりも狭く形成され、且つ、第二の出口端側切り欠き46の内側に収まる長さに形成されている。
内装材14を組み立てるときは、まず、2つの内板のどちらか一方、あるいは両方に、PTPシート1を取り付ける。例えば、第二の内板58に取り付けるときは、図5(a)、(b)、(c)に示すように、PTPシート1のフランジ部2bを第二の内板58の裏面に当接させ、突出部2aを透孔58aから反対側に突出させ、フランジ部2bの端部を、第二の内板58及び複数の舌片58bの間に挟持させる。これで、PTPシート1が内装材14によって確実に保持される。PTPシート1を第一の内板56に取り付ける場合も同様である。
そして、折罫線62,64を各々90度に正折りし、図6(a)、(b)に示す立体的な組み立て状態にする。この状態で、第一の引き抜きストッパ片60aは、第一の内板56と交差する角度で外側に突出し(上向きに突出し)、第二の引き抜きストッパ片60bは、第二の内板58と交差する角度で外側に突出する(下向きに突出する)。
外装材12と内装材14とが組み立てられると、次は、内装材14を外装材12の中に収容する。収容する操作は、図7に示すように、内装材14の連結板60側の端部を外装材12の入口端36側から挿入し、内装材14を摺動させながら深く差し込む。内装材14は、図1(a)、(b)に示すように、第一及び第二の挿入ストッパ片56c,58cが入口端36に係止される位置まで挿入することができ、外装材12の中に収容された状態で、第一及び第二の引き抜きストッパ片60a,60bが、第一及び第二の外板18,22の第一及び第二の出口端側切り欠き42,46の内側に入って係合し、内装材14が引き出されないようにロックされる。
内装材14の連結板60側の端部を外装材12の入口端36側から挿入する時、上下方向に突出している第一及び第二の引き抜きストッパ片60a,60bは、入口端36にある第一及び第二の入口側切り欠き38,44の内側の端面にぶつかる。しかし、第一及び第二の入口側切り欠き38,44は、円弧状に形成され、奥側が第一及び第二の引き抜きストッパ片60a,60bよりも幅狭になっているので、内装材14を差し込んで行くと、第一及び第二の外板18,22が第一及び第二の引き抜きストッパ片60a,60bに押されて各々外向きに湾曲し、ぶつかりが自動的に解消されるので、内装材14をスムーズに差し込むことができる。
また、第二の外板22の内面に補強片48が糊付けされているので、第二の引き抜きストッパ片60bが補強片48の補助切り欠き52bの内側の端面にぶつかる。しかし、補助切り欠き52bは、V字状に形成され、奥側が第二の引き抜きストッパ片60bよりも幅狭になっているので、内装材14を差し込んで行くと、第二の外板22が第二の引き抜きストッパ片60bに押されて外向きに湾曲し、ぶつかりが自動的に解消されるので、内装材14をスムーズに差し込むことができる。
なお、第一及び第二の引き抜きストッパ片60a,60bは、図1(b)に示すように、先端部が平坦で直線的に形成されているが、先端部を少し外向きに膨出させた形状にしてもよく、これによって、第一及び第二の外板18,22が第一及び第二の引き抜きストッパ片60a,60bに押されて外向きに湾曲する動作を、より円滑にすることができる。
一方、外装材12の中に収容された状態で、第一及び第二の引き抜きストッパ片60a,60bは、第一及び第二の出口端側切り欠き42,46の内側に入って係合している。第一及び第二の出口側切り欠き42,46は、矩形状に形成され、内側の平坦な端面が第一及び第二の引き抜きストッパ片60a,60bを安定に受け止めるので、内装材14を引き出そうと引っ張っても、第一及び第二の外板18,22が外向きに湾曲せず、引き抜きストッパ片60a,60bと出口端側切り欠き42,46との係合が解除されない。つまり、内装材14が引き出されないようにしっかりロックされる。
ロックを解除するときは、図8に示すように、第三の外板20と第四の外板24を接近させるように押圧し、第一及び第二の外板を各々外向きに湾曲させる操作を行う。すると、第一及び第二の引き抜きストッパ片60a,60bと第一及び第二の出口側切り欠き42,46との係合が解除され(ロックが解除され)、内装材14を引き出すことができる。
以上説明したように、PTP用包装体10は、薬剤等が入ったPTPシート1を簡単に包装することができ、例えば、病院や薬局等で薬剤師が調剤した薬剤を患者に渡すときの包装体として便利に使用することができる。
また、優れたチャイルドレジスタンス性を有しており、小さい子供の握力ではロックを解除するのは難しく、しかも、内装材14を引き出す操作も同時に行わなければならないので、小さい子供がPTPシート1を不用意に取り出してしまう可能性は低い。一方、大人であれば、容易にロックを解除することができ、PTPシートを簡単に取り出すことができる。
なお、本考案のPTP用包装体は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、PTP包装体10の外装材12は、糊付け片32を大きくしたり補強片52bを設けたりして第一及び第二の外板18,22を補強しているが、補強する必要がなければ、糊付け片32を小さくしたり補強片52bを省略したりすることができる。
第一及び第二の入口端側切り欠き38,44は、円弧状に限定されず、補強片48の補助切り欠き52bと同様にV字状にしてもよく、必要に応じて省略することも可能である。第一及び第二の入口端側切り欠き38を省略した場合は、内装材14の連結板60側の端部を外装材12の入口端36側から挿入する時に、第一及び第二の引き抜きストッパ片60a,60bが入口端36にぶつかるので、図8に示す操作(出口端40側でロックを解除する操作)と同様の操作を入口端36側で行い、入力端36を変形させてぶつからないようにして挿入するとよい。
第一及び第二の出口端側切り欠き42,46は、内装材14が外装材12の中に収容された状態で所定位置に位置決めする働きをしているが、内装材14のロックやロック解除の動作に支障がなければ、出口端側切り欠き42,46は省略することができる。
PTP包装体10の内装材14は、PTPシート1を取り付けるため構成(透孔、舌片)が第一の内板と第二の内板の両方に設けてあるが、どちらか一方だけに設けてもよい。また、第一及び第二の挿入ストッパ片56c,58cは、外装材12の入口端36の一部である第三及び第四の外板20,24の端部に係止される構造になっているが、第一及び第二の外板18,22の端部に係止される構造に変更してもよい。
その他、外装材及び内装材を形成する台紙の素材は自由に選択することができ、厚紙の他、例えば透明なプラスチックシート等を用いてもよい。ただ、不透明な素材を使用すると、外部からPTPシートが見えなくなるので、小さい子供の興味を引きにくいという利点がある。また、PTPシートに入れられる収容物は、医療用の薬剤に限らず、他の商品でもよい。
1 PTPシート
2 プラスチック成形体
2a 突出部
2b フランジ部
3 薄形シート
3a 閉鎖部分
10 PTP用包装体
12 外装材
14 内装材
18 第一の外板
20 第三の外板
22 第二の外板
24 第四の外板
36 入力端
38 第一の入力端側切り欠き
40 出力端
42 第一の出力端側切り欠き
44 第二の入力端側切り欠き
46 第二の出力端側切り欠き
56 第一の内板
56a 透孔
56b 舌片
56c 第一の挿入ストッパ片
58 第二の内板
58a 透孔
58b 舌片
58c 第二の挿入ストッパ片
60 連結板
60a 第一の引き抜きストッパ片
60b 第二の引き抜きストッパ片
本考案は、収容物を内側に収容した突出部と前記突出部の周囲に設けられたフランジ部とを有するプラスチック成形体に、破断可能な薄形シートが貼り付けられて前記突出部の開口端が閉鎖されたPTPシートを包装するためのPTP用包装体であって、
両端が開口した筒状の外装材と、前記PTPシートが取り付けられて前記外装材の内側に摺動可能に挿入される内装材とを備え、前記外装材は、複数の外板によって角筒状に形成され、互いに対向する第一の外板及び第二の外板と、互いに対向する第三の外板及び第四の外板とを有し、前記内装材は、互いに対向する第一の内板及び第二の内板と、前記第一及び第二の内板の一端部同士を厚み方向に連結する連結板とを有し、前記第一の内板は、前記連結板と反対側の端部に、前記外装材に挿入される方向に対して交差する角度で外側に突出する第一の挿入ストッパ片が設けられ、前記第二の内板は、前記連結板と反対側の端部に、前記外装材に挿入される方向に対して交差する角度で外側に突出する第二の挿入ストッパ片が設けられ、前記連結板は、前記第一の内板との境界部に、前記第一の内板と交差する角度で外側に突出する第一の引き抜きストッパ片が設けられ、前記第二の内板との境界部に、前記第二の内板と交差する角度で外側に突出する第二の引き抜きストッパ片が設けられ、
前記外装材の一方の開口端を入口端、反対側の開口端を出口端とし、前記内装材は、前記入口端に前記連結板の側から入れられ、前記第一及び第二の挿入ストッパ片が前記入口端に係止される位置まで挿入することができ、
前記外装材の中に収容された状態で、前記第一及び第二の引き抜きストッパ片が、前記外装材の前記出口端の一部である前記第一及び第二の外板の端部に係合することにより、内装材が引き出されないようにロックされ、
前記第三の外板と前記第四の外板とを接近させて前記第一及び第二の外板を各々外向きに湾曲させる操作が行われると、前記第一及び第二の引き抜きストッパ片と前記第一及び第二の外板との係合が解除され、内装材が引き出し可能になるPTP用包装体である。
前記第一の外板は、前記外装材の前記出口端を構成する端部の、前記第一の引き抜きストッパ片に対応する位置に、第一の出口端側切り欠きが矩形状に設けられ、前記第一の出口端側切り欠きの幅は、内側に前記第一の引き抜きストッパ片が収まる長さに形成され、前記第二の外板は、前記外装材の前記出口端を構成する端部の、前記第二の引き抜きストッパ片に対応する位置に、第二の出口端側切り欠きが矩形状に設けられ、前記第二の入口端側切り欠きの幅は、内側に前記第二の引き抜きストッパ片が収まる長さに形成されていることが好ましい。
本考案のPTP用包装体の一実施形態の組み立て状態を示す斜視図(a)、出口端側から見た図(b)である。 外装材を構成する台紙を表面側から見た展開図である。 外装材の組み立て状態を示す図であって、入口端側から見た斜視図(a)、出口端側から見た斜視図(b)である。 内装材を構成する台紙を表面側から見た展開図である。 内装材にPTPシートを取り付けた状態を示す図であって、台紙の表面側から見た図(a)、裏面側から見た図(b)、A−A断面図(c)である。 内装材の組み立て状態を示す図であって、第一の内板側から見た斜視図(a)、第二の内板側から見た斜視図(b)である。 外装材の内側に内装材を挿入する作業を示す斜視図である。 外装材に収容された内装材を引き出すときに行う操作を示す図である。 一般的なPTPシートの一例を示す正面図(a)、背面図(b)、B−B断面図(c)である。
第一の外板18は、連接方向に対して直角な一端部(後述する入口端36の一部となる端部)のほぼ中央に、第一の入口端側切り欠き38が設けられている。第一の入口端側切り欠き38は、奥側が狭くて手前側が広い円弧状に形成されている。また、第一の入口端側切り欠き38と反対側の端部(後述する出口端40の一部となる端部)のほぼ中央に、第一の出口端側切り欠き42が設けられている。第一の出口端側切り欠き42は、奥行きが短い矩形状に形成されている。
第二の外板22は、第一の入口端側切り欠き38と同じ側の端部のほぼ中央に、第二の入口端側切り欠き44が設けられ、反対側の端部に第二の出口端側切り欠き46が設けられている。第二の入口端側切り欠き44は、第一の入口端側切り欠き38とほぼ同じ形状であり、第二の出口端側切り欠き46は、第一の出口端側切り欠き42とほぼ同じ形状である。
さらに、第二の外板22の、第二の出口端側切り欠き46の側の端部には、台形状の補強片48が折罫線50で区切られて設けられている。補強片48の基端部のほぼ中央には、第二の出口端側切り欠き46とほぼ同じ形状(折罫線50を軸にしてほぼ線対称な形状)の補助切り欠き52aが設けられている。また、補強片48の先端部のほぼ中央には、補助切り欠き52bが設けられ、補助切り欠き52bは、奥側が狭くて手前側が広いV字状に形成されている。
この状態で、補強板48は、第二の外板22に糊付けされ、第二の出口端側切り欠き46及びその周縁部を補強する働きをする。また、糊付け片32は、第一の外板18に糊付けされ、第一及び第四の外板18,24の端部同士を連結して角筒体を形成するとともに、第一の外板18の広い領域を補強する働きをする。
第一及び第二の入口端側切り欠き38,44は、円弧状に限定されず、補強片48の補助切り欠き52bと同様にV字状にしてもよく、必要に応じて省略することも可能である。第一及び第二の入口端側切り欠き38を省略した場合は、内装材14の連結板60側の端部を外装材12の入口端36側から挿入する時に、第一及び第二の引き抜きストッパ片60a,60bが入口端36にぶつかるので、図8に示す操作(出口端40側でロックを解除する操作)と同様の操作を入口端36側で行い、入口端36を変形させてぶつからないようにして挿入するとよい。
1 PTPシート
2 プラスチック成形体
2a 突出部
2b フランジ部
3 薄形シート
3a 閉鎖部分
10 PTP用包装体
12 外装材
14 内装材
18 第一の外板
20 第三の外板
22 第二の外板
24 第四の外板
36 入口端
38 第一の入口端側切り欠き
40 出口端
42 第一の出口端側切り欠き
44 第二の入口端側切り欠き
46 第二の出口端側切り欠き
56 第一の内板
56a 透孔
56b 舌片
56c 第一の挿入ストッパ片
58 第二の内板
58a 透孔
58b 舌片
58c 第二の挿入ストッパ片
60 連結板
60a 第一の引き抜きストッパ片
60b 第二の引き抜きストッパ片

Claims (5)

  1. 収容物を内側に収容した突出部と前記突出部の周囲に設けられたフランジ部とを有するプラスチック成形体に、破断可能な薄形シートが貼り付けられて前記突出部の開口端が閉鎖されたPTPシートを包装するためのPTP用包装体において、
    両端が開口した筒状の外装材と、前記PTPシートが取り付けられて前記外装材の内側に摺動可能に挿入される内装材とを備え、
    前記外装材は、複数の外板によって角筒状に形成され、互いに対向する第一の外板及び第二の外板と、互いに対向する第三の外板及び第四の外板とを有し、
    前記内装材は、互いに対向する第一の内板及び第二の内板と、前記第一及び第二の内板の一端部同士を厚み方向に連結する連結板とを有し、前記第一の内板は、前記連結板と反対側の端部に、前記外装材に挿入される方向に対して交差する角度で外側に突出する第一の挿入ストッパ片が設けられ、前記第二の内板は、前記連結板と反対側の端部に、前記外装材に挿入される方向に対して交差する角度で外側に突出する第二の挿入ストッパ片が設けられ、前記連結板は、前記第一の内板との境界部に、前記第一の内板と交差する角度で外側に突出する第一の引き抜きストッパ片が設けられ、前記第二の内板との境界部に、前記第二の内板と交差する角度で外側に突出する第二の引き抜きストッパ片が設けられ、
    前記外装材の一方の開口端を入力端、反対側の開口端を出口端とし、前記内装材は、前記入口端に前記連結板の側から入れられ、前記第一及び第二の挿入ストッパ片が前記入口端に係止される位置まで挿入することができ、
    前記外装材の中に収容された状態で、前記第一及び第二の引き抜きストッパ片が、前記外装材の前記出口端の一部である前記第一及び第二の外板の端部に係合することにより、内装材が引き出されないようにロックされ、
    前記第三の外板と前記第四の外板とを接近させて前記第一及び第二の外板を各々外向きに湾曲させる操作が行われると、前記第一及び第二の引き抜きストッパ片と前記第一及び第二の外板との係合が解除され、内装材が引き出し可能になることを特徴とするPTP用包装体。
  2. 前記第一の外板は、前記外装材の前記入口端を構成する端部の、前記第一の引き抜きストッパ片に対応する位置に、第一の入口端側切り欠きが円弧状又はV字状に設けられ、前記第一の入口端側切り欠きの幅は、奥側が前記第一の引き抜きストッパ片の幅よりも狭く、手前側が前記第一の引き抜きストッパ片の幅よりも広く形成され、
    前記第二の外板は、前記外装材の前記入口端を構成する端部の、前記第二の引き抜きストッパ片に対応する位置に、第二の入口端側切り欠きが円弧状又はV字状に設けられ、前記第二の入口端側切り欠きの幅は、奥側が前記第二の引き抜きストッパ片の幅よりも狭く、手前側が前記第二の引き抜きストッパ片の幅よりも広く形成されている請求項1記載のPTP用包装体。
  3. 前記第一及び第二の引き抜きストッパ片は、先端部が外向きに膨出している請求項2記載のPTP用包装体。
  4. 前記第一の外板は、前記外装材の前記出力端を構成する端部の、前記第一の引き抜きストッパ片に対応する位置に、第一の出力端側切り欠きが矩形状に設けられ、前記第一の出口端側切り欠きの幅は、内側に前記第一の引き抜きストッパ片が収まる長さに形成され、
    前記第二の外板は、前記外装材の前記出力端を構成する端部の、前記第二の引き抜きストッパ片に対応する位置に、第二の出力端側切り欠きが矩形状に設けられ、前記第二の入口端側切り欠きの幅は、内側に前記第二の引き抜きストッパ片が収まる長さに形成されている請求項1乃至3のいずれか記載のPTP用包装体。
  5. 前記2つの内板の中の少なくとも一方の内板は、内側に前記PTPシートの前記突出部が係合可能な大きさの透孔と、切り込み線により形成された複数の舌片とが設けられ、
    前記PTPシートは、前記フランジ部が当該内板に当接し、前記突出部が前記透孔を通じて反対側に突出し、前記フランジ部の端部が当該内板と前記複数の前記舌片との間に挟持された状態で、前記内装材に保持される請求項1乃至4のいずれか記載のPTP用包装体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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