JP3212040U - ダンプトラック - Google Patents

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昇平 藤本
昇平 藤本
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株式会社藤本自動車商会
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Abstract

【課題】安価な市販のダンプトラック等を改造することによって容易に製作でき、特定のエリア内でコンクリートを運搬する用途に好適なダンプトラックを提供する。【解決手段】車両本体12と、上方開口からコンクリートが投入される荷台14とを備える。荷台の左右の側面16,22は、左右の側あおりと、側あおりの高さを延長する延長板とで一体に形成される。左右の側面の後方上端部に、荷台の後端部を閉鎖する閉鎖板28が開閉可能に軸着されている。左右の側面の各上端部に、板状の荷台覆い部材34,36を回動可能に備える。各荷台覆い部材の軸着端から先端までの長さは、荷台の幅寸法の1/2以上である。【選択図】図3

Description

本考案は、コンクリートの運搬に用いられるダンプトラックに関する。
従来、特許文献1に開示されているように、車両本体と土砂が投入される荷台とを備えたダンプトラックがあった。荷台の左右の側面は、一対の側あおりにより形成され、各側あおりの上縁に、所定サイズの土砂覆いが回動可能に軸着されている。土砂覆いは、走行中に土砂が落下したり飛散したりするのを防止するための部材である。
特開昭64−63431号公報
ダムの工事現場等の特定のエリア内で使用されるコンクリート運搬用のダンプトラックは、公道を走行できる一般的なダンプトラックとは異なり、できるだけ荷台の容積が大きいことが求められる。また、コンクリートは敷地内のバッチャープラントで製造されるが、雨水が掛かるとコンクリートの性質が変化してしまうので、バッチャープラントから打設場所まで移送するまでの間、荷台のコンクリートに雨水が掛からないことが求められる。
特許文献1のダンプトラックは、公道を走行できる形態であり、荷台の深さ(側あおりの高さ)が一定以下に規制される。例えば、特許文献1の図3のダンプトラックの場合、側あおりの高さは、床面の幅の約1/4になっている。したがって、一度に運搬できる土砂等の量がかなり制限される。また、各土砂覆いの軸着端から先端部までの長さは、未使用時に邪魔にならないように短く設定される。例えば、特許文献1の図3では、各土砂覆いの長さが側あおりの高さと同じくらいで、床面の幅の約1/4になっている。したがって、土砂覆いを荷台の上方に倒しても、荷台の土砂全体を覆うことができず、雨水が土砂に掛かってしまう。
したがって、特許文献1のダンプトラックは、特定のエリア内でコンクリート運搬する用途には適していない。一方、この種の用途に適した専用のダンプトラックを新規に製作すると、コストの負担が非常に大きいという問題がある。
本考案は、上記背景技術に鑑みて成されたものであり、特定のエリア内でコンクリートを運搬する用途に好適で、安価な市販のダンプトラック等を改造することによって容易に製作できるダンプトラックを提供することを目的とする。
本考案は、車両本体と、上方開口からコンクリートが投入される荷台とを備えたダンプトラックであって、前記荷台の左右の側面は、左右の側あおりと、前記側あおりの高さを延長する延長板とで一体に形成され、前記左右の側面の後方上端部に、前記荷台の後端部を閉鎖する閉鎖板が開閉可能に軸着されたダンプトラックである。
さらに、前記左右の側面の各上端部に、板状の荷台覆い部材が回動可能に軸着され、前記各荷台覆い部材の軸着端から先端までの長さが、前記荷台の幅寸法の1/2以上に設定されている構成にすることが好ましい。
本考案のダンプトラックは、特定のエリア内でコンクリートを運搬する用途に好適で、市販されている一般的なダンプトラックを改造して安価に製作することができる。特に、荷台を囲む壁面の高さが一般的なダンプトラックよりも高く、荷台の容積が非常に大きいので、一度に大量のコンクリートを運搬できるという特徴がある。
また、荷台の左右の側面の高さが高いので、左右の側面の上端部に荷台覆い部材を設けるとき、各荷台覆い部材の軸着端から先端までの長さを通常よりも長くすることができる。そして、この長さを荷台の幅寸法の1/2以上にすることによって、荷台のコンクリート全体を覆うことができ、コンクリートに雨水が掛かるのを容易に防止することができる。
本考案のダンプトラックの第一の実施形態を示す図であって、ダンプトラックを上方から見た図(a)、左側方から見た図(b)、後方から見た図(c)である。 第一実施形態のダンプトラックの荷台にコンクリートを積載する様子を示す図(a)、コンクリートを運搬したて荷降ろしする様子を示す図(b)である。 本考案のダンプトラックの第二の実施形態を示す図であって、ダンプトラックを左側方から見た図(a)、後方から見た図(b)、コンクリートを荷台覆い部材で覆った時の様子を示す図(c)である。
以下、本考案のダンプトラックの第一の実施形態について、図1、図2に基づいて説明する。この実施形態のダンプトラック10は、ダムの工事現場等の特定のエリア内で使用されるコンクリート運搬用のダンプトラックで、公道を走行可能な市販のダンプトラック(以下、一般ダンプトラックと称する。)を改造して製作されたものである。
ダンプトラック10は、図1に示すように、前方部分に運転席が設けられた車両本体12を備えている。車両本体12の後方部分の上面には、上方が開口した荷台14が配置され、回転軸14aを介して取り付けられている。また、車両本体12には、荷降ろしの時に荷台14を傾動させるためのアクチュエータ(図示しない)が取り付けられている。
車両本体12、回転軸14a及びアクチュエータは、一般ダンプトラックの構成がそのまま使用されている。
荷台14の左側の側面16は、一般ダンプトラックの側あおり18と、側あおり18の高さを延長する延長板20とで形成されている。延長板20は新規に用意した略長方形の部材で、側あおり18の上端縁に延長板20を固定することによって、側面16の高さが一般ダンプトラックの約1.5倍に嵩上げされている。
同様に、荷台14の右側の側面22は、一般ダンプトラックの側あおり24と、側あおり24の高さを延長する延長板26とで形成されている。延長板26は延長板20と同様の部材で、側あおり24の上端縁に延長板26を固定することによって、側面22の高さが一般ダンプトラックの約1.5倍に嵩上げされている。
荷台14の後端部は、一般ダンプトラックの後あおりが取り外され、左右の側面16,22の後方上端部に、荷台14の後端部を閉鎖するための閉鎖板28が、回転軸28aを介して開閉可能に取り付けられている。閉鎖板28は、新規に用意した略長方形の部材である。
運搬物であるコンクリートCは、セメント、水、砂、砂利、混和剤等を所定の割合で混ぜ合わせたものであり、工事現場のエリア内に設置されたバッチャープラント30で製造される。そして、ダンプトラック10は、コンクリートCをバッチャープラント30から打設場所まで運搬するために使用される。
コンクリートCは、図2(a)に示すように、バッチャープラント30のホッパ状の搬出口30aから送り出され、ダンプトラック10の荷台14に積載される。このとき、閉鎖板28は、コンクリートCに押されて開かないように固定されている。
そして、打設現場に移送されると、ダンプトラック10は、閉鎖板28の固定が解除され、荷台14を傾動させて荷降ろしする操作が行われる。すると、図2(b)に示すように、コンクリートCに押されて閉鎖板28が開き、コンクリートCが荷台14の後端部から排出される。
以上説明したように、ダンプトラック10は、荷台14を囲む壁面の高さが一般ダンプトラックよりも高く、荷台14の容積が非常に大きいので、一度に大量のコンクリートCを運搬することができる。また、一般ダンプトラックを改造して安価に製作することができるので、専用ダンプトラックを新規に製作するよりも大幅にコストダウンできる。
次に、本考案のダンプトラックの第二の実施形態について、図3に基づいて説明する。ここで、上記実施形態と同様の構成は、同一の符号を付して説明を省略する。この実施形態のダンプトラック32は、上記ダンプトラック10の構成に、略長方形の板状の荷台覆い部材34,36を付設したものである。荷台覆い部材34,36は、荷台14に積載されたコンクリートCに雨水が掛からないように覆うための部材であり、例えば、所定の剛性を有した金属板や樹脂板を使用してもよいし、矩形の枠体の内側に樹脂シートを張架した構造物を使用してもよい。
荷台覆い部材34は、左側の側面16の上端部に、回転軸34aを介して回動可能に取り付けされている。荷台覆い部材34の軸着端から先端までの長さは、荷台14の幅寸法の1/2より少し長い。荷台覆い部材36は、荷台覆い部材34と同様の部材で、右側の側面22の上端部に、回転軸36aを介して回動可能に取り付けされている。
荷台覆い部材34,36を使用しないときは、図3(a)、(b)に示すように、荷台覆い部材34が側面16の外側に吊り下げた状態にして固定され、荷台覆い部材36を側面22の外側に吊り下げた状態にして固定される。
例えば、雨が降っている中でコンクリートCを運搬するときは、図3(c)に示すように、荷台覆い部材34を起こして荷台14の内側に倒し、荷台覆い部材36を起こして荷台14の内側に倒す操作が行われる。その結果、荷台覆い部材34,36の先端部同士が重なった状態でコンクリートCの上面に係止され、コンクリートC全体が荷台覆い部材34,36によって覆われる。
ダンプトラック32によれば、上記ダンプトラック10と同様の効果を得ることができる。さらに、荷台14の側面16,22が従来よりも嵩上げされていることを利用して、通常より長い荷台覆い部材34,36が設けてあるので、コンクリートC全体を容易に覆うことができ、雨水がコンクリートCに掛かるのを容易に防止することができる。また、雨が降っていない場合でも、走行中にコンクリートCが荷台14の外にこぼれたり飛び散ったりするのを確実に防止することができる。
なお、本考案のダンプトラックは、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、荷台の内側の角部にコンクリート付着防止用の金属板等を当てたり、荷台の内面を摩耗しにくくするため金属ライナーを貼り付けたりすることができる。これにより、荷台の耐久性を向上させ、コンクリートの落下をスムーズにし作業性を高めることが出来る。
この他、上記実施形態は、側面の高さを高くするための延長板は、側面の高さを一般ダンプトラックの1.5倍以上にするものでも良く、適宜積載物や強度を考慮して設定可能である。さらに、側あおりの上端縁に延長板の下端縁を固定する構造であるが、延長板の下端部を側あおりの内面又は外面に重ねて固定する構造にしてもよい。
また、一般ダンプトラックを本考案のダンプトラックに改造する場合、上記以外の改造を加えてもよい。例えば、荷台の積載荷重が増加するので、各部フレーム等を適宜補強したり、車両本体の荷台リフト用のアクチュエータをパワーアップしたり、アクチュエータに過荷重が加わったときの保護装置を付設する(例えば、油圧回路にリリーフバルブを取り付ける)等の改造を行ってもよい。
10,32 ダンプトラック
12 車両本体
14 荷台
16,22 側面
18,24側あおり
20,26 延長板
28 閉鎖板
34,36 荷台覆い部材
C コンクリート

Claims (2)

  1. 車両本体と、上方開口からコンクリートが投入される荷台とを備えたダンプトラックにおいて、
    前記荷台の左右の側面は、左右の側あおりと、前記側あおりの高さを延長する延長板とで一体に形成され、前記左右の側面の後方上端部に、前記荷台の後端部を閉鎖する閉鎖板が開閉可能に軸着されていることを特徴とするダンプトラック。
  2. 前記左右の側面の各上端部に、板状の荷台覆い部材が回動可能に軸着され、
    前記各荷台覆い部材の軸着端から先端までの長さが、前記荷台の幅寸法の1/2以上に設定されている請求項1記載のダンプトラック。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2020158039A (ja) * 2019-03-27 2020-10-01 太平洋セメント株式会社 固体物の積載及び排出方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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