JP3212034U - スプリンクラーヘッドの位置出し装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スプリンクラーヘッドを天井下地材に固定する際の位置出し作業の手間や時間が削減できるスプリンクラーヘッドの位置出し装置を提供する。【解決手段】天井下地材またはスプリンクラーヘッドHに保持可能な保持部2を備えており、スプリンクラーヘッドの取付基準位置Lと天井下地材との間の距離を測定可能な定規からなるスプリンクラーヘッドの位置出し装置10である。【選択図】図1

Description

本考案は、天井や壁面に設置されるスプリンクラーヘッドの位置出し装置に関するものである。
スプリンクラーヘッドは建物内の天井や壁面に設置される。スプリンクラーヘッドの本体の一端には給水源に続いたノズルを有しており、ノズルは弁体により封止されている。弁体は本体の他端側に配置された感熱分解部によって支持されており、火災が発生すると感熱分解部が分解作動して弁体がノズルから離れてノズル内から水が放出される。ノズルから放出された水はノズルの出口側の延長上に設けられたデフレクターに衝突して四方へ飛散して火災を消火する。
従来のスプリンクラーヘッドとして天井に埋め込まれて設置される埋め込み型スプリンクラーヘッドがある(例えば、特許文献1参照)。埋め込み型スプリンクラーヘッドは下端部分のみが天井面から突出して設置され、ノズル部分は天井裏の配管に接続されている。
埋め込み型スプリンクラーヘッド(以下、「スプリンクラーヘッド」とする)は、天井ボードが設置される前に配管に接続される。近年においてスプリンクラーヘッドにはフレキシブル管が使用されており、天井下地材にスプリンクラーヘッドを固定設置した後、天井ボードが天井下地材に固定される。
スプリンクラーヘッドを天井下地材に固定するときに、スプリンクラーヘッドの天井下面から室内側への突出量を調整する。具体的にはスプリンクラーヘッドに装着されている保護キャップに取付基準線が表示されており、この取付基準線と天井下面の高さ位置が合うようにスプリンクラーヘッドの位置調整をして天井下地材に固定する。
しかしながら、スプリンクラーヘッドを天井下地材に固定する時点では天井ボードが設置されていないので、作業者は天井ボードの厚さを考慮して天井下地材の下面よりも下方に取付基準線の位置を合わせて作業を行っている。その際、片方の手でフレキシブル管を持ち、もう片方の手で定規を持って天井下地材からの距離を測定する。取付基準線と天井下地材の下面との距離に目処を付けたところで定規を手離し、固定金具を操作してフレキシブル管を天井下地材に固定する。
特にマンション等の共同住宅においては天井からのスプリンクラーヘッドの突出量に気を使うため、室内のスプリンクラーヘッドの突出量が均一となるように位置出し作業を丁寧に行っている。このため、作業者は定規と固定金具の操作を交互に行うことから、スプリンクラーヘッドの位置出し作業は非常に手間や時間がかかり、さらに施工現場は薄暗いので定規の目盛が見えにくく作業に時間を要するものであった。
特開2009−291359号公報
そこで本考案では、上記問題に鑑み、スプリンクラーヘッドを天井下地材に固定する際の位置出し作業の手間や時間が削減できるスプリンクラーヘッドの位置出し装置を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、本考案は以下のスプリンクラーヘッドの位置出し装置を提供する。
すなわち、天井下地材またはスプリンクラーヘッドに保持可能な保持部を備えており、スプリンクラーヘッドの取付基準位置と天井下地材との間の距離を測定可能な定規からなるスプリンクラーヘッドの位置出し装置である。
保持構造にて定規を天井下地材またはスプリンクラーヘッドに保持させることで作業者が片手でフレキシブル管を保持した状態で、定規の目盛によりスプリンクラーヘッドの取付基準位置から天井下地材までの距離、つまり天井ボードの厚さに相当する距離を目視確認しながら、もう一方の手で固定金具を操作することができる。これにより天井からのスプリンクラーヘッドの突出量を均一にすることができるとともに、スプリンクラーヘッドの位置出し作業の手間や作業時間を削減することができる。
上記において、スプリンクラーヘッドの取付基準位置として、スプリンクラーヘッドを覆って外的衝撃から保護する保護キャップの表面に表示された取付基準線を用いることができる。
位置出し装置は、上記の保護キャップ上に設置可能である。その際、保護キャップと位置出し装置との係合部を設けることで保護キャップの取付基準線と位置出し装置の目盛の基準位置を揃えて設置することができる。
あるいは位置出し装置を天井下地材に設置することもできる。その際、位置出し装置の目盛の基準位置と天井下地材の基準となる位置を揃えて設置できるようにするとよい。具体的には、位置出し装置に目盛の基準位置を外観によって目視確認可能な形状を設ける。その形状部分を天井下地材の基準となる位置、例えば天井下地材の下面や上面に沿って設置するとよい。
この場合、天井下地材の基準位置が目盛の基準位置となるので、天井の厚さに相当する定規の目盛位置とスプリンクラーヘッドの取付基準位置を目視確認しながら位置出し作業を行うことができる。
上記に説明したように本考案によれば、位置出し装置をスプリンクラーヘッドや天井下地材に取付可能とすることで、スプリンクラーヘッドを天井下地材に固定する際の位置出し作業の手間や時間が削減できるスプリンクラーヘッドの位置出し装置を提供することができる。
第1実施形態の位置出し装置を保護キャップに装着した状態の図 図1の側面図 保持部の変形例を表す図 図1の位置出し装置により位置出し作業を行うときの説明図 天井下地材の設置状態を表す斜視図 第2実施形態の位置出し装置を使用する場合の天井下地材とスプリンクラーヘッドの状態図 図5のX−X断面図(天井下地材のみ断面) 第2実施形態の変形例により位置出し作業を行うときの説明図
第1実施形態(図1〜図5)
第1実施形態の位置出し装置10は、スプリンクラーヘッドHの保護キャップPに装着されるものであり、本体1、保持部2を備える。
本体1は細長い薄板状をしており、その表面には目盛11が付されている。本実施形態では目盛11の基準線に「0」が表示されており、5mm間隔で目盛線および数値が表示されている。
保持部2は本体1の端に設置されており、本体1から屈曲して構成される。保持部2には保護キャップPの鍔部Tと係合可能な細長い切欠き12が形成されており、切欠き12を鍔部Tに差し込むと、目盛11の基準線と保護キャップPの表面に表示されている取付基準線Lの位置が揃う。
また、図3に示す保持部2の変形例として、切欠き12の代わりにスプリンクラーヘッドHの配管接続ネジの根元に形成された段部Dと係合可能な屈曲部13によりスプリンクラーヘッドHと係合させることもできる。
続いて第1実施形態の位置出し装置10を用いてスプリンクラーヘッドHを天井下地材40に固定する手順を図4、図5をもとに説明する。
スプリンクラーヘッドHはフレキシブル管Fおよび主配管(図示しない)と接続された状態で室内の上部に設置されている。フレキシブル管Fは端部がスプリンクラーヘッドHや主配管と接続するためにネジ部を有する直管部となっているが、中間部分は撓み性を有しており、巻いた状態で主配管の近傍に備えられている。これらの配管の下方に天井下地材40が設置された後、フレキシブル管Fを伸ばしてスプリンクラーヘッドHを天井下地材40に固定金具50を用いて固定する。
図中に示す固定金具50は、角バー44との係合部51と、係合部51の反対側の端に設けられいる締結部から成る。締結部の蝶ネジ52をフレキシブル管F側にねじ込むと蝶ネジ52と角バー44によりフレキシブル管Fを挟み込んで固定することができる。この他に、固定金具50の一例として、特開平6−261956号公報や特開平9−655号公報に記載されている固定金具を用いることができる。
天井下地材40は、図5に示すように所定間隔をあけて平行に設置された野縁41と、野縁41の上に直交して設置された野縁受け42から構成されている。天井ボード43は野縁41の下面に設置される。本実施形態では天井ボード43の厚さを10mmとする。スプリンクラーヘッドHは野縁受け42の上に固定設置される角バー44に固定金具50によって取り付けられる。具体的にはスプリンクラーヘッドHが接続しているフレキシブル管Fの端の直管部分と角バー44を固定金具50によって係合する。
先ず、天井下地材40のスプリンクラーヘッドHを設置する位置に角バー44を固定設置する。次に固定金具50を角バー44にセットして、固定金具50にスプリンクラーヘッドSが接続されたフレキシブル管Fを挿通する。
固定金具50によりスプリンクラーヘッドHを仮固定し、高さ位置の調整を行う。スプリンクラーヘッドHに装着されている保護キャップPに位置出し装置10をセットする。具体的には位置出し装置10の切欠き12を保護キャップPの鍔部Tに差込んでセットする。
これにより、保護キャップPの取付基準線Lと位置出し装置10の目盛11の基準線つまり「0」を示す目盛線が重なる。0を示す目盛線から天井ボード43の厚さ寸法、つまり10mmを示す目盛線と野縁41の下面位置を合わせて、固定金具50により角バー44にフレキシブル管Fを固定する。
室内全体のフレキシブル管Fを天井下地材40に固定した後、天井ボード43が設置される。天井ボード43の下面から突き出たスプリンクラーヘッドHの突出量は略一定となる。最後に、保護キャップPを引き抜いてシーリングプレートをスプリンクラーヘッドHに装着して施工完了となる。
尚、第1実施形態の変形例として、保護キャップの表面の取付基準線を「0」にして目盛11を表示することも可能である。
第2実施形態(図6〜図7)
第2実施形態の位置出し装置20は天井下地材40に係合されるものである。尚、第1実施形態と構造が同じ箇所については同符号を付して詳細な説明は省略する。
図6、図7において、スプリンクラーヘッドHは野縁41の下面に穿設された穴46を貫通して設置されている。位置出し装置20の本体21は細長い薄板状であり、表面には目盛11が付されている。本体21の材料はマグネットラバーであり、鉄製の天井下地材40と磁力によって係合可能である。
図7に示す本体21は下端側に目盛11が付されており、目盛11の基準となる「0」の線の延長上に段22が形成されている。段22よりも上端側は目盛11が付された下端側よりも幅が広くなった保持部23となっている。
本体21では、段22によって目盛11の基準となる「0」の位置が目視できるように構成している。段22の代わりに切欠きや突起を形成してもよい。このような構成により段22が野縁41の下面に沿うように保持部23を野縁41の側面に取付けると、目盛11の基準となる「0」の線と野縁41の下面の位置を揃えることができる。
「0」を示す目盛線から天井ボード43の厚さ寸法、つまり10mmを示す目盛線と保護キャップPの取付基準線Lの高さ位置を合わせて、固定金具50により角バー44にフレキシブル管Fを固定する。
上記の実施形態において、段22の位置で本体21を90°折り曲げ、保持部23を天井下地材40の下面に貼り付けて使用することも可能である。
第2実施形態の変形例(図8)
上記の第2実施形態では、段22を野縁41の下面に沿うように取付けていたが、保持部23を上方にさらに延長して角バー44に保持部23を磁力により係合させることも可能である。例えば図8に示すように保持部23側にも目盛15を設ける(図中において目盛15の詳細寸法を示す目盛線は図示しない)。
そして「0」を指す線と野縁41の下面の位置を揃えた位置から角バー44の下面と保持部23の目盛15が指す位置つまり、野縁41と野縁受け42の高さ寸法を加えた寸法に対応する目盛15の位置と角バー44の下面を合わせて保持部23を角バー44に係合することも可能である。こうすることでスプリンクラーヘッドHの近傍に位置出し装置20が設置されるので、目盛11と保護キャップPの取付基準線Lとを目視確認しやすくなる。
また、上記の位置出し装置20の係合手段は磁力によるものに限定されることは無く、第1実施形態の切欠き12や屈曲部13のような係合構造によって天井下地材40と係合させることも可能である。さらに保持部をクリップ構造にして天井下地材40に挟持させることもできる。
1、21 本体
2、23 保持部
10、20 位置出し装置
11、15 目盛
12 切欠き
13 屈曲部
22 段
40 天井下地材
41 野縁
42 野縁受け
43 天井ボード
44 角バー
50 固定金具
F フレキシブル管
H スプリンクラーヘッド
L 取付基準線
P 保護キャップ

Claims (5)

  1. 天井下地材またはスプリンクラーヘッドに保持可能な保持部を備えており、スプリンクラーヘッドの取付基準位置と天井下地材との間の距離を測定可能な定規からなることを特徴とするスプリンクラーヘッドの位置出し装置。
  2. スプリンクラーヘッドの取付基準位置として、スプリンクラーヘッドを覆って外的衝撃から保護する保護キャップの表面に表示された取付基準線を用いる請求項1記載のスプリンクラーヘッドの位置出し装置。
  3. 前記位置出し装置は、保護キャップ上に設置される請求項1または請求項2記載のスプリンクラーヘッドの位置出し装置。
  4. 前記位置出し装置は、天井下地材に設置される請求項1または請求項2記載のスプリンクラーヘッドの位置出し装置。
  5. 前記位置出し装置は、定規の目盛の基準位置を外観によって確認可能な形状を有する請求項1〜請求項4何れか1項記載のスプリンクラーヘッドの位置出し装置。

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