JP3211907B2 - 開閉式屋根構造 - Google Patents
開閉式屋根構造Info
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Description
の施設に適用して好適な開閉可能な開閉式屋根構造に関
する。
は屋根が設けられていないことが従来一般的であった
が、近年、天候に左右されずに使用できる施設が望ま
れ、たとえば、ガラス繊維織物に四フッ化エチレン樹脂
(いわゆるテフロン樹脂)を主成分とする樹脂をコーティ
ングしてなる膜材を屋根材として用いてこれを空気圧に
よって膨らませる、という空気膜構造の屋根を設けた施
設が実用化され、また、剛性を有する屋根を必要に応じ
て開閉できるようにされた各種の開閉可能な屋根構造が
提案されている。
運動競技のみならず、コンサートや各種のイベント等、
多種多様な行事が催されるものであり、したがって、開
催される行事に応じて施設内の明るさや音響特性等の環
境条件を最適な状態に調節できることが望ましいのであ
るが、空気膜構造の屋根を設けた施設あるいは現在まで
に提案されている開閉可能な屋根を設けた施設では、い
ずれもそのようなことができるものではない。
屋根材として用いられる膜材が十分に薄いものであって
透光性を有しており、このため、この構造の屋根を設け
た施設では、施設内に自然光を十分に採光することがで
きるという利点がある反面、自然光を遮る必要が生じて
もそのようなことができるものではなく、昼間において
は施設内を暗くすることは不可能である。したがって、
施設内を暗くする必要のある行事、たとえばコンサート
等の照明効果が重要視されるような行事を昼間に開催す
ることはできない、という不具合がある。
な屋根構造においては、屋根材として膜材を用いた場合
には空気膜構造の屋根と事情は同じであるし、屋根材と
して遮光性を有する金属板等を用いた場合には、屋根を
閉じることによって施設内を昼間においても暗くするこ
とができる反面、たとえば雨天時の昼間に野球を行う場
合のように屋根は閉じてもある程度の自然光は採光した
い、という要求には応じられず、そのような場合には昼
間であっても全面的に人工照明に頼らざるを得ない、と
いう不具合がある。
5ないし図7に示すように、鉄骨を組んで形成した骨組
みを主体とした開閉自在の屋根構造物1を構成すること
が提案されている。図5ないし図7に示すように、前記
屋根構造物1は、平面視円環状の施設上部に構築された
固定屋根2と、施設上部に移動自在に設けられた第1、
第2の移動屋根3、4とで構成されている。
を覆う天井部5が湾曲の内角側に突設された概略三日月
形であって、施設上部開口部の概略3分の1を覆ってい
る。第1、第2の移動屋根3、4は、平面視固定屋根2
と等しい形状に形成され、それぞれの天井部5の先端に
回動軸6が固定屋根2の天井部5の先端から連通状態に
設けられ、この回動軸6を中心として水平方向に回動自
在となっている。
断面視固定屋根2を上方から覆う形態であって、下面が
前記固定屋根2の上面を覆う位置で、前記回動軸6に水
平回動可能に設けられている。第2の移動屋根4は、断
面視第1の移動屋根3を上方から覆う形態であって、下
面が前記第1の移動屋根3の上面を覆う位置で、前記回
動軸6に水平回動可能に設けられている。
1、第2の移動屋根3、4は、前記回動軸6を中心とし
て回動することにより、施設上部を開閉する構成となっ
ている。すなわち、図6に示すように、上部開口部を開
口するには、第1、第2の移動屋根3、4を固定屋根2
の上部に回動して重合状態とする。第1の移動屋根3と
第2の移動屋根4ととは、それぞれの縁部が施設の周縁
部を互いに反対の周方向で固定屋根2に向かって移動す
ることにより、それぞれ全体が次第に固定屋根2との重
合面積を増大し、屋根構造物1の固定屋根2から遠い部
分から、次第に開口する。前記重合が進行して、第1、
第2の移動屋根3、4と固定屋根2とが平面視完全に一
致する状態になれば、開口量が最大となり、上部開口部
が完全に開口状態となる。
を閉塞するには、第1、2の移動屋根3、4を施設の上
部をそれぞれ固定屋根2から遠ざかる互いに反対の周方
向で移動することにより、第1、第2の移動屋根3、4
と固定屋根2の互いの重合面積を減少する。第1、第2
の移動屋根3、4の互いの移動方向側に位置する端面が
平面視略一致したら、閉塞が完了する。なお、第1、第
2の移動屋根3、4は、第1、第2の移動屋根3、4の
下端部に車輪等の移動手段が設けられているので、施設
の上端をその周方向に円滑に移動可能になっている。
示すように、前記屋根構造物1にあっては、施設上部の
開口時に、固定屋根2と第1、第2の移動屋根3、4と
が重合して3層の積層状態となるが、重合時に上方に位
置する屋根を下方に位置する屋根に対してその外側から
覆うことができる大きさに形成する必要があるため、よ
り上方に位置する屋根ほど大型化して大量の鉄骨の使用
等を余儀なくされ、屋根構造物1の施工コストの上昇や
施工能率の低下の原因となっていた。
前記問題が一層顕著となる上、及び重合時の積層層数の
増加に伴い、これら屋根を支持すべき施設の下部構造物
も大型化する必要が生じることから、施設の大きさに対
する施設の内部空間の容積が小さくなり、施設を施工す
べき敷地の面積を有効に利用することができないといっ
た問題もある。さらに、第1、第2の移動屋根3、4の
大型化は、その移動に時間がかかる上、支持すべき重量
が増大するので移動機構を大型化等する必要が生じて、
屋根構造物1の施工コストの上昇及び施工能率の低下を
一層促進することとなる。
第2の移動屋根3、4の小型化のために固定屋根2の覆
設面積を増大すれば、今度は屋根構造物1の最大開口率
が減少することとなり、前記問題の根本的な解決に至ら
ない。
部を開口すれば、開口部から内部に直射日光が入射して
日向と日陰とで日照差が大きく、グラウンドでスポーツ
を行う際に視覚的に影響を与えるケースがあるほか、前
記スポーツをスタンドから観戦した際に前記日向と日陰
の差が顕著となり、違和感が生じるといった問題があ
る。
で、上層屋根を大型化することなく、しかも、上層屋根
の開口時において、施設内部への直射日光の入射を防い
で、施設内部に適切な日照を確保することができる開閉
式屋根構造を提供することを目的としている。
は、運動競技場等の大規模施設に適用される開閉可能な
屋根構造において、前記大規模施設の固定構造物と、こ
の固定構造物に支持される屋根本体とからなり、前記屋
根本体は、固定構造物の上部開口部を開閉する遮光性の
上層屋根と、該上層屋根の下方で前記上部開口部全体を
覆設可能かつ少なくとも覆設時に太陽光に対して半透光
性となることが可能な下層屋根とを備え、前記下層屋根
は、半透光性の板材を上層屋根の下方に縦回動自在に多
数連設して構成されていることを特徴とする開閉式屋根
構造を前記課題の解決手段とした。
載の開閉式屋根構造であって、前記上層屋根は、固定構
造物の上部から上部開口部方向に延びる移動レールと、
平面視上部開口部を分割した形状に形成され、前記移動
レールをその長さ方向に沿って移動する上層屋根分割体
とを備えることを特徴とする開閉式屋根構造を前記課題
の解決手段とした。
は、上層屋根分割体を、移動レールに沿って移動するこ
とにより、固定構造物の開口部を平面視半径方向に移動
する。すべての上層屋根分割体を前記開口部の中央部に
移動して連続状態とすれば、上層屋根が完成された状態
となり、前記開口部が閉塞される。逆に、全ての上層屋
根分割体を平面視半径方向外側に移動することにより、
前記開口部の開口量が最大となる。下層屋根は、固定構
造物の開口部を覆設した状態で半透光性となることによ
り、上層屋根の開口時の施設内部空間への日光の直射を
防止する。また、下層屋根は、半透光性の板材を適切角
度に傾斜させることにより、施設内部への入射光や通気
等の調整を容易に行う。
参照して説明する。図中符号10は本実施例の開閉式屋
根構造が設けられている固定構造物、11は内部空間、
12は固定屋根、13は前記内部空間11の開口部、1
4はグラウンド、15はスタンド、20は上層屋根、3
0は下層屋根である。
根構造は、擂り鉢状に形成された固定構造物10の上部
に設けられた、遮光性を有する上層屋根20及び半透光
性を有する下層屋根30で構成されている。
0は、断面視台形状の構造物を連続して構築することに
より平面視円環状としたものであって、上部に平面視円
環状の固定屋根12が設けられている。固定構造物10
に囲まれた上部には、前記固定屋根12の内側の部分に
開口部13が形成されている。固定構造物10に囲まれ
た内部の底部は、平坦なグラウンド14に形成されてい
る。固定構造物10の内側面部分には、グラウンド14
側から平面視外方に行くにしたがって次第に競り上がる
形態でスタンド15が設けられている。
は、平面視開口部13の中央部から均等に8方向に放射
状に延びる移動レール21と、平面視前記開口部13を
8等分した形態に形成され前記移動レール21をその長
さ方向に移動自在の上層屋根分割体22とで構成されて
いる。
の直径方向に架設した断面H型の長尺の部材であって、
開口部13の中央部を中心として仕切られることにより
計2本形成されるものである。移動レール21は、前記
断面H型の部材を計4本架設することにより、開口部1
3の中央部を中心として放射状に計8本が形成されてい
る。
割体22は、平面視扇型に形成された遮光性の板材であ
って、下面に突設された走行治具23を介して前記移動
レール21に取り付けられることにより、移動レール2
1の長さ方向に移動自在となっている。
視上層屋根分割体22の中央部の下面に突設された第1
のローラ24及び第2のローラ25で構成され、移動レ
ール21の上側のフランジ26を利用して上層屋根分割
体22を移動レール21の長さ方向に移動自在に設けら
れている。第1のローラ24は、概略L字状の治具を介
して移動レール21の上側のフランジ26の下面にその
外側から縦回動自在として当接されている。また、第1
のローラ24は、移動レール21の幅方向左右に対向配
置され、対の間に移動レール21を保持するようになっ
ている。第2のローラ25は、幅の広いおローラ状であ
って、前記フランジ26の上面に縦回動自在として当接
されている。前記走行治具23は、第1のローラ24と
第2のローラ25との間に前記フランジ26を挟持する
ことにより、上層屋根分割体22を移動レール21の長
さ方向に安定に移動させるようになっている。
の曲線となっている縁部の両端部にも設けられ、それぞ
れの走行治具23の位置する直下の固定屋根12の上面
に前記移動レール21と平行として敷設された補助レー
ル27と噛み合わされている。
補助レール27とが互いに平行に配置されているので、
開口部13の平面視半径方向に水平を保持しつつ安定に
移動することができるようになっている。
に、前記上層屋根20の下部に、半透光性を有する板状
の半透光板31を多数連設して構成されている。
た透光性物質内に塗料等の遮光性物質を混入して、直射
日光を適度に弱める程度の透光度とした長細い長方形板
状の部材であって、前記移動レール21の下面にヒンジ
等を介して縦回動自在に取り付けられている。前記各半
透光板31は、図示しない駆動モータの駆動力をワイヤ
等を介して伝達することにより、移動レール21への取
り付け部分を中心として縦回動するようになっている。
各半透光板31は、移動レール21と平行になれば、開
口部13全体が半透光板31で閉塞された状態となり、
内部空間11に半透光板31を透過した光が入射するよ
うになっている。半透光板31は、逆に、光の入射方向
と平行にすることにより、内部空間11に最も直接的に
日光を入射させる状態となる。
を巻き取り可能とすることにより、内部空間11に入射
する日光の調整を自在とすることができる。また、下層
屋根30は、透光度の異なる半透光板31を複数種設け
るようにしてもよい。さらに、下層屋根30は、各半透
光板31の透光度を電気的又は磁気的に調整可能に構成
してもよい。
を説明する。前記開閉式屋根構造は、(1)上層屋根分
割体22の半径方向への移動による開口部13の開閉、
(2)半透光板31の縦回動による内部空間11への入
射光のコントロール、の概略2つの作用を有する。
を、自身又は移動レール21に設けた駆動装置の駆動力
で開口部13の半径方向に移動することにより開口部1
3を開閉するものであり、上層屋根分割体22を適当な
位置に位置させることにより、開口部13の開口量を適
切に調整する。上層屋根分割体22は、遮光性であるの
で、開口部13を覆設時には、内部空間11への太陽光
の入射が遮断される。
において、半透光板31の角度を変えることにより、太
陽光の開口部13への入射角度に対する半透光板31の
面の角度を設定し、太陽光の入射をコントロールするも
のである。各半透光板31を移動レール21の長さ方向
に沿わせるようにすれば、各半透光板31が、面方向に
連続状態となって開口部13を覆設し、半透光板31の
有する半透光性で弱めた太陽光が内部空間11内に入射
される。
向に対して傾けた場合には、開口部13が開口して通気
性が確保される。半透光板31の傾斜が、太陽光と大き
く異なる場合には、直射日光の内部空間11への入射が
妨げられるとともに、前記通気性が確保されるので、夏
季等の内部気温の上昇に対する換気に有効である。ま
た、曇天時等には、半透光板31を鉛直にすれば前記換
気作用が最大となる。
割体22を開口部13の平面視半径方向に移動すること
により開口部13を開閉するので、上層屋根分割体22
の移動に対して積層状態となる屋根の積層数を最大2に
留めることができ、上層屋根20の大型化の必要がな
く、屋根の施工コストの低減、施工能率の向上を実現す
ることができる。特に、上層屋根分割体22は、固定構
造物10に架設する形態で無いので、従来の移動屋根を
固定構造物10に架設する形態に比して、鉄骨の使用量
が半分程度に減少する。また、開閉式屋根構造は、移動
屋根を開口部13の平面視周方向に移動する場合に比し
て、開口部13の開閉に要する上層屋根分割体22の移
動距離が極めて短縮され、開口部13の開閉の作業能率
が向上する。
開口した状態で、下層屋根30が半透光性を有するの
で、開口部13を下層屋根30で覆設した状態とすれ
ば、内部空間11への直射日光の入射を防ぎかつ適切な
日照を確保することができるとともに、グラウンド14
に投影される移動レール21や固定屋根12の影と日向
部分との照度差を減少して、グラウンド14で行われる
スポーツ等への影響や、スタンド15からの前記スポー
ツの観戦等に与える違和感を減少することができる。ま
た、開閉式屋根構造は、半透光板31の傾斜角度を調整
することにより、内部空間11の通気性と入射する太陽
光の強度を簡単に調整することができる。
根構造は、上層屋根が、上層屋根分割体を施設の内外方
向に移動して固定構造物の上部開口部を開閉するので、
上層屋根分割体の移動に対して積層状態となる屋根の積
層数を最大2に留めることができ、上層屋根の大型化の
必要がないから、屋根の施工コストの低減、施工能率の
向上を実現することができる上、開口部の開閉に要する
上層屋根分割体の移動距離が極めて短縮され、開口部の
開閉の作業能率が向上する。
光性を有するので、開口部を下層屋根で覆設した状態と
すれば、内部空間への直射日光の入射を防ぐことができ
るとともに、内部空間内に形成したグラウンド等に投影
される上層屋根分割体や固定屋根の影と日向部分との照
度差を減少して、前記グラウンドで行われるスポーツ等
への影響や、スタンドからの前記スポーツの観戦等に与
える不自然感を減少することができる。また、開閉式屋
根構造は、半透光板の傾斜角度を太陽光に対して垂直と
することにより、内部空間の上部に開口部を形成して内
部空間の通気性を確保すると同時に、内部空間に入射す
る太陽光を弱めることを同時に行って、内部空間内の環
境を良好とすることができるとともに、その制御も半透
光板の傾斜角を変えるのみで容易に行うことができる。
図である。
る。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 運動競技場等の大規模施設に適用される
開閉可能な屋根構造において、前記大規模施設の固定構
造物と、この固定構造物に支持される屋根本体とからな
り、前記屋根本体は、固定構造物の上部開口部を開閉す
る遮光性の上層屋根と、該上層屋根の下方で前記上部開
口部全体を覆設可能かつ少なくとも覆設時に太陽光に対
して半透光性となることが可能な下層屋根とを備え、 前記下層屋根は、半透光性の板材を上層屋根の下方に縦
回動自在に多数連設して構成されている ことを特徴とす
る開閉式屋根構造。 - 【請求項2】 前記請求項1記載の開閉式屋根構造であ
って、前記上層屋根は、固定構造物の上部から上部開口
部方向に延びる移動レールと、平面視上部開口部を分割
した形状に形成され、前記移動レールをその長さ方向に
沿って移動する上層屋根分割体とを備えることを特徴と
する開閉式屋根構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26385892A JP3211907B2 (ja) | 1992-10-01 | 1992-10-01 | 開閉式屋根構造 |
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Publications (2)
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JPH06108578A JPH06108578A (ja) | 1994-04-19 |
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Family
ID=17395216
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26385892A Expired - Lifetime JP3211907B2 (ja) | 1992-10-01 | 1992-10-01 | 開閉式屋根構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3211907B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7971945B2 (en) | 2000-05-18 | 2011-07-05 | Seiko Epson Corporation | Ink consumption detecting method, and ink jet recording apparatus |
WO2018194373A1 (ko) * | 2017-04-18 | 2018-10-25 | 주식회사 동아스페이스시스템 | 슬라이딩 개폐식 캐노피의 이동장치 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100666600B1 (ko) * | 2004-08-18 | 2007-01-09 | 주식회사 타이가 | 개폐식 지붕구조물 |
-
1992
- 1992-10-01 JP JP26385892A patent/JP3211907B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7971945B2 (en) | 2000-05-18 | 2011-07-05 | Seiko Epson Corporation | Ink consumption detecting method, and ink jet recording apparatus |
WO2018194373A1 (ko) * | 2017-04-18 | 2018-10-25 | 주식회사 동아스페이스시스템 | 슬라이딩 개폐식 캐노피의 이동장치 |
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JPH06108578A (ja) | 1994-04-19 |
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