JP3211884U - 安全柵 - Google Patents

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立壮 石迫
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Abstract

【課題】猫の移動を規制でき、かつ、物流コストを抑えることが可能な安全柵を提供する。【解決手段】安全柵100は、鉛直方向に伸縮可能な少なくとも1枚の伸縮パネル10と、伸縮パネル10が取り付けられ鉛直方向に伸縮可能な伸縮フレーム30と、を備え、伸縮パネル10は、鉛直方向に延び鉛直方向に伸縮可能な複数の縦格子11と、各縦格子11を渡すように水平方向に延びる複数の桟部材と、を有し、複数の桟部材は、最も下方に位置する第1桟部材12と、下から2番目に位置する第2桟部材13と、最も上方に位置する第3桟部材14と、を含み、第1桟部材12と第2桟部材13との距離は、縦格子の伸縮にかかわらず100cm以上120cm以下である。【選択図】図1

Description

本考案は、ペットの移動を規制する安全柵に関する。
下記の特許文献1等には、ペットの移動を規制する安全柵が開示されている。
特開2017−495号公報
特許文献1等で開示されている安全柵は、一般的な大きさの犬であれば移動を規制することができる一方、猫は安全柵を飛び越えてしまうことから猫の移動を規制することはできなかった。猫が安全柵を飛び越えないようにするには、安全柵の高さを高くする必要があるが、安全柵の高さを高くすると安全柵を構成するパネルの面積が大きくなり物流コストが増加するという問題が生じる。また、安全柵を高くしても、猫がよじ登れるような構造であれば、猫の移動を規制することはできない。
本考案は、以上のような事情に鑑みてなされたものであり、猫の移動を規制でき、かつ、物流コストを抑えることが可能な安全柵を提供することを目的としている。
本考案の一態様に係る安全柵は、鉛直方向に伸縮可能な少なくとも1枚の伸縮パネルと、前記伸縮パネルが取り付けられ鉛直方向に伸縮可能な伸縮フレームと、を備え、前記伸縮パネルは、鉛直方向に延び鉛直方向に伸縮可能な複数の縦格子と、各縦格子を渡すように水平方向に延びる複数の桟部材と、を有し、前記複数の桟部材は、最も下方に位置する第1桟部材と、下から2番目に位置する第2桟部材と、最も上方に位置する第3桟部材と、を含み、前記第1桟部材と前記第2桟部材との距離は、前記縦格子の伸縮にかかわらず100cm以上120cm以下である。
この構成によれば、伸縮パネル及び伸縮フレームが鉛直方向に伸縮するため、設置状態における安全柵の高さを高くすることができる。また、伸縮フレームの最も下方に位置する第1桟部材と下から2番目に位置する第2桟部材との距離が100cm以上120cm以下であるため、猫は第1桟部材から第2桟部材に足をかけてよじ登ることは容易ではない。このように、上記の安全柵は高さが高く、猫がよじ登るのが容易ではないため、猫の移動を規制することができる。また、第1桟部材と第2桟部材との距離が100cm以上120cm以下であるため、この距離に相当する長さ程度にまで伸縮パネルを縮めることができる。そのため、伸縮パネルの面積を小さくすることができ、安全柵の物流コストを抑えることができる。
前記各縦格子は、筒状の固定ポールと、前記固定ポールに挿入されて内部を移動可能な可動ポールと、をそれぞれ有し、前記第1桟部材は各固定ポールの下端に固定されており、前記第2桟部材は各固定ポールの上端に固定されるとともに、各可動ポールが貫通できるように形成されており、前記第3桟部材は各可動ポールの上端に固定されていてもよい。
この構成によれば、各固定ポールに対して各可動ポールを移動させることで伸縮パネルを鉛直方向に伸縮させることができる。しかも、このとき第1桟部材と第2桟部材が固定されている固定ポールは伸縮しないため、第1桟部材と第2桟部材の距離を一定に維持することができる。
上記の安全柵において、前記伸縮フレームは、前記伸縮パネルを挟むように配置され鉛直方向に延びる2つの縦枠部材と、前記2つの縦枠部材の上方部分同士をつなぐ上枠部材と、前記2つの縦枠部材の下方部分同士をつなぐ下枠部材と、を有し、前記2つの縦枠部材は、それぞれ鉛直方向に伸縮し任意の長さで維持できるように構成されていてもよい。
この構成によれば、縦枠部材を任意の長さで維持できるため、例えば縦枠部材の長さを窓枠の高さに合わせ、縦枠部材を窓枠内で突っ張るようにして安全柵を窓枠に固定することができる。安全柵を窓の手前に設置すれば、猫が窓から外に出るのを防ぐことができ、また、網戸を傷つけるのを防ぐことができる。
上記の安全柵において、前記2つの縦枠部材は、それぞれ180cm以上の240cm以下の範囲を含む任意の長さで維持できるように構成されていてもよい。
この構成によれば、掃出し窓の窓枠内で縦枠部材を突っ張るようにして安全柵を固定することもでき、床と天井の間で縦枠部材を突っ張るようにして安全柵を固定することもできる。
上記の安全柵において、前記伸縮フレームは、各縦枠部材の上方部分に固定されており、前記上枠部材を保持する上枠保持部材と、各縦枠部材の下方部分に固定されており、前記下枠部材を保持する下枠保持部材と、を有し、前記上枠保持部材及び前記下枠保持部材は、それぞれ前記伸縮パネルを回転可能に保持するパネル保持部を有するように構成してもよい。
この構成によれば、伸縮パネルを開閉することができるため、伸縮パネルが扉の役割を果たすことができる。つまり、上記の構成によれば、扉用のパネルを別途設ける必要がない。
上記の安全柵において、前記伸縮フレームは、鉛直方向に延び平面視において環状に配置された4つ以上の縦枠部材と、隣り合う縦枠部材の上方部分同士をつなぐ上枠部材と、隣り合う縦枠部材の下方部分同士をつなぐ下枠部材と、各縦枠部材の上方部分に固定されており、隣り合う上枠部材同士を所定の角度をなすようにして両上枠部材を保持する上枠保持部材と、各縦枠部材の下方部分に固定されており、隣り合う下枠部材同士を所定の角度をなすようにして両下枠部材を保持する下枠保持部材と、を有し、前記伸縮パネルは隣り合う縦枠部材のそれぞれの間に取り付けられていてもよい。
この構成によれば、例えば上枠保持部材及び下枠保持部材が隣り合う上枠部材同士及び下枠部材同士を90度の角度をなすように保持して、平面視において四角形の囲いを形成したり、それ以外の形状の囲いを形成したりすることができる。
上記の安全柵において、前記上枠保持部材及び前記下枠保持部材は、それぞれ前記伸縮パネルを回転可能に保持するパネル保持部を有するようにしてもよい。
この構成によれば、伸縮パネルを開閉することができるため、伸縮パネルが扉の役割を果たすことができ、扉用のパネルを別途設ける必要がない。
上記の安全柵によれば、猫の移動を規制でき、かつ、当該安全柵の物流コストを抑えることができる。
図1は、第1実施形態に係る安全柵の正面図である。 図2は、第2実施形態に係る安全柵の正面図である。 図3は、第2実施形態に係る安全柵の側面図である。 図4は、第2実施形態に係る安全柵の平面図(上面図)である。 図5は、図2に示す上枠保持部の拡大図である。
(第1実施形態)
以下、本考案の一実施形態に係る安全柵について説明する。はじめに、第1実施形態に係る安全柵100について説明する。図1は第1実施形態に係る安全柵100の正面図である。
図1に示すように、安全柵100は、鉛直方向に伸縮可能な2枚の伸縮パネル10と、各伸縮パネル10が取り付けられ、鉛直方向に伸縮可能な伸縮フレーム30とを備えている。
<伸縮パネル>
各伸縮パネル10は、水平方向に等間隔に配置された7本の縦格子11と、各縦格子を渡すように水平方向に延びる3つの桟部材12、13、14と、を有している。なお、以下では、3つの桟部材12、13、14を下から順に、第1桟部材12、第2桟部材13、第3桟部材14と称して説明する。
縦格子11は、鉛直方向に延びており、鉛直方向に伸縮可能に構成されている。縦格子11は、筒状の固定ポール15と、固定ポール15に挿入されて固定ポール15の内部を移動可能な可動ポール16と、を有している。可動ポール16が固定ポール15の内部を移動することにより、縦格子11の長さが変動して鉛直方向に伸縮する。なお、固定ポール15及び可動ポール16は、いずれも断面円形であって、猫が足を掛けにくいように形成されている。
また、7本の縦格子11のうち伸縮フレーム30の縦枠部材31(図1参照)に最も近い縦格子11には、側部取付部材17が設けられている。この側部取付部材17は、縦枠部材31に対応する部分が断面C字状に形成されており、縦枠部材31に着脱可能に構成されている。このように、伸縮パネル10は、側部取付部材17を介して伸縮フレーム30の縦枠部材31に取り付けられている。
第1桟部材12は、3つの桟部材12、13、14のうち最も下方に位置する部材である。第1桟部材12は各固定ポール15の下端部分に固定されている。換言すれば、第1桟部材12は、各縦格子11の下端部分において、各縦格子11を水平方向に等間隔に保持している。
なお、第1桟部材12には下方に向かって延びる下部取付部材18が設けられている。この下部取付部材18は、伸縮フレーム30の下枠部材33(図1参照)に対応する部分が断面C字状に形成されており、下枠部材33に着脱可能に構成されている。このように、伸縮パネル10は、下部取付部材18を介して伸縮フレーム30の下枠部材33に取り付けられている。
第2桟部材13は、3つの桟部材12、13、14のうち下から2番目に位置する部材である。第2桟部材13は各固定ポール15の上端部分に固定されている。換言すれば、第2桟部材13は、各縦格子11の中央部分において、各縦格子11を水平方向に等間隔に保持している。また、隣り合う伸縮パネル10の第2桟部材13同士は、連結部材19によって連結されている。
第2桟部材13には、各可動ポール16に対応する位置に図外の貫通孔が形成されている。各可動ポール16はこの貫通孔を介して第2桟部材13を貫通し、固定ポール15に挿入されている。さらに、第2桟部材13の一部の縦格子11に対応する部分には、つまみ付きの固定ねじ21が取り付けられている。この固定ねじ21をつまんで締め付けることにより、固定ねじ21の先端部が対応する可動ポール16に接触し、可動ポール16の移動が制限され、ひいては伸縮パネル10の伸縮が制限される。
第3桟部材14は、3つの桟部材12、13、14のうち最も上方に位置する部材である。第3桟部材14は各可動ポール16の上端部分に固定されている。換言すれば、第3桟部材14は、各縦格子11の上端部分において、各縦格子11を水平方向に等間隔に保持している。なお、第2桟部材13と第3桟部材14の距離は、伸縮パネル10が伸縮することにより変動する。
また、第3桟部材14には上方に向かって延びる上部取付部材22が設けられている。この上部取付部材22は、伸縮フレーム30の上枠部材32(図1参照)に対応する部分が断面C字状に形成されており、上枠部材32に着脱可能に構成されている。このように、伸縮パネル10は、上部取付部材22を介して伸縮フレーム30の上枠部材32に取り付けられている。
上記のとおり、第1桟部材12は固定ポール15の下端部分に固定され、第2桟部材13は固定ポール15の上端部分に固定され、さらに固定ポール15の長さは変動しない。そのため、縦格子11の伸縮にかかわらず、第1桟部材12と第2桟部材13との距離(以下、「段差距離」と称する)Dは一定である。そして、本実施形態では、この段差距離Dが100cmに設定されている。なお、段差距離Dは、厳密には第1桟部材12の上面から第2桟部材13の上面までの距離をいう。
段差距離Dが100cmであれば、猫が第1桟部材12からジャンプしたとしても、第2桟部材13に足を掛けることは難しいことから、猫が伸縮パネル10をよじ登るのは容易ではない。また、段差距離Dが100cmであれば、伸縮パネル10を縮めたときの長さは100cmよりも少し長い程度に抑えることができるため、伸縮パネル10の面積を小さくすることができる。その結果、伸縮パネル10を含む安全柵100の物流コストを抑えることができる。なお、上記の効果は、段差距離Dが100cm以上120cm以下であれば同様に奏することができる。
<伸縮フレーム>
伸縮フレーム30は、伸縮パネル10を挟むように配置され鉛直方向に延びる2つの縦枠部材31と、2つの縦枠部材31の上方部分同士をつなぐ上枠部材32と、2つの縦枠部材31の下方部分同士をつなぐ下枠部材33と、を有している。
縦枠部材31は、筒状の固定縦枠部材34と、固定縦枠部材34に挿入されて固定縦枠部材34の内部を移動可能な可動縦枠部材35と、を有している。可動縦枠部材35が固定縦枠部材34の内部を移動することにより、縦枠部材31の長さが変動して鉛直方向に伸縮する。なお、固定縦枠部材34及び可動縦枠部材35は、いずれも断面円形である。そして、前述のとおり、縦枠部材31には側部取付部材17を介して伸縮パネル10が取り付けられている。
また、固定縦枠部材34の上端部分には絞り部材36が設けられており、絞り部材36をひねることにより固定縦枠部材34の上端部分の内径が小さくなる。これにより、可動縦枠部材35が固定縦枠部材34に密着して固定される。つまり、縦枠部材31は、絞り部材36を操作することで任意の高さHに維持することができる。換言すれば、縦枠部材31の高さHは任意に設定でき、維持することができる。
本実施形態では、縦枠部材31は、それぞれ180cm以上210cm以下の範囲を含む任意の高さHに維持できるように構成されている。そのため、一般的な掃出し窓の窓枠内で縦枠部材31を突っ張るようにして安全柵100を固定することもでき、床と天井の間で縦枠部材31を突っ張るようにして安全柵100を固定することもできる。
また、設置した安全柵100が移動しないように、縦枠部材31の上端部分及び下端部分には滑り止め部材37が設けられている。さらに、縦枠部材31の上端部分に設けられた滑り止め部材37と可動縦枠部材35の間には、滑り止め部材37を鉛直上方に向かって付勢するコイルバネ状の付勢部材38が設けられている。これにより、安全柵100を窓枠内又は床と天井の間でしっかりと固定することができる。
上枠部材32は、伸縮フレーム30の上方部分に位置し、水平方向に延びる部材である。上枠部材32は、幅方向両端部分に上枠固定部39を有している。上枠固定部39は、縦枠部材31に対応する部分が断面C字状に形成されており、縦枠部材31に着脱可能に構成されている。なお、上枠部材32は断面円形であり、前述のとおり上枠部材32には上部取付部材22を介して伸縮パネル10が取り付けられている。
下枠部材33は、伸縮フレーム30の下方部分に位置し、水平方向に延びる部材である。下枠部材33は、幅方向両端部分に下枠固定部40を有している。下枠固定部40は、縦枠部材31に対応する部分が断面C字状に形成されており、縦枠部材31に着脱可能に構成されている。なお、下枠部材33は断面円形であり、下部取付部材18を介して伸縮パネル10が取り付けられている。
以上が本実施形態に係る安全柵100の構造である。本実施形態では、伸縮パネル10を鉛直方向に伸ばすことで、設置状態における伸縮パネル10の高さを高くすることができる。しかも、段差距離D(第1桟部材12と第2桟部材13との距離)は100cmであるため、猫は伸縮パネル10をよじ登るは容易ではない。よって、本実施形態に係る安全柵100によれば、猫が安全柵100を飛び越えるのを防ぎ、猫の移動を規制することができる。
一方、伸縮パネル10は伸縮フレーム30に対して着脱可能であり、また伸縮フレーム30の上枠部材32及び下枠部材33は縦枠部材31に対して着脱可能であるため、安全柵100を分解して搬送することが可能である。しかも、段差距離Dは100cmであるため、伸縮パネル10を縮めた時の面積を小さくすることができる。よって、本実施形態に係る安全柵100によれば、流通コストも抑えることができる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態に係る安全柵200について説明する。図2は第2実施形態に係る安全柵200の正面図であり、図3は第2実施形態に係る安全柵200の左側面図であり、図4は第2実施形態に係る安全柵200の平面図(上面図)である。なお、以下では、図2において安全柵200の紙面手前側の面を「正面」、紙面奥側の面を「背面」、紙面右側の面を「右側面」、及び紙面左側の面を「左側面」と称して説明する。また、安全柵200の背面は図2に示す正面と同様に構成されており、安全柵200の右側面は図3に示す左側面と左右対称に構成されている。
第1実施形態に係る安全柵100はいわば平面的な壁状に形成されていたのに対し、第2実施形態に係る安全柵200は立体的な囲い状に形成されている。なお、図2乃至図4で示す構成要素のうち、図1で示す構成要素に対応するものには同じ符号を付するとともに、第1実施形態で行った説明と重複する説明は省略する。
<伸縮フレーム>
本実施形態の伸縮フレーム30は、全体として直方体の形状を有しており、4つの縦枠部材31と、4つの上枠部材32と、4つの下枠部材33と、を有している。図4に示すように、4つの縦枠部材31は、平面視において環状に配置されている。より具体的には、4つの縦枠部材31は、平面視において長方形の頂点に相当する位置に配置されている。また、各上枠部材32は隣り合う縦枠部材31の上方部分同士をつないでおり、各下枠部材33は隣り合う縦枠部材31の下方部分同士をつないでいる。
また、本実施形態の伸縮フレーム30は、4つの上枠保持部材41を有しており、この上枠保持部材41を介して上枠部材32と縦枠部材31が接続されている。上枠保持部材41は、各縦枠部材31の上方部分に固定されており、隣り合う上枠部材32同士を90度の角度をなすようにして保持している。なお、本実施形態では、伸縮フレーム30が上枠保持部材41を有していることから、上枠部材32は上枠固定部39(図1参照)を有しておらず、縦枠部材31の上端部分には滑り止め部材37及び付勢部材38(いずれも図1参照)は設けられていない。
ここで、図5は上枠保持部材41の拡大図である。図5に示すように、上枠保持部材41は、隣接する上枠部材32がそれぞれ挿入される2つの水平筒部43と、縦枠部材31の上端部分が挿入される鉛直筒部44とが、互いに90度の角度をなして接続された形状を有している。そして、上枠保持部材41は、水平筒部43の下面部分において下方に向かって延びるパネル保持部45を有している。パネル保持部45は、伸縮パネル10の第3桟部材14に挿入されており、伸縮パネル10を回転可能に保持している。
また、本実施形態の伸縮フレーム30は、4つの下枠保持部材42を有しており、この下枠保持部材42を介して下枠部材33と縦枠部材31が接続されている。下枠保持部材42は、各縦枠部材31の下方部分に固定されており、隣り合う下枠部材33同士を90度の角度をなすようにして保持している。なお、本実施形態では、伸縮フレーム30が下枠保持部材42を有していることから、下枠部材33は下枠固定部40(図1参照)を有しておらず、縦枠部材31の下端部分には滑り止め部材37(図1参照)は設けられていない。
また、下枠保持部材42は上枠保持部材41と同じ形状を有しており、上枠保持部材41とは上下が逆になるようにして使用される(図5参照)。つまり、下枠保持部材42では、各水平筒部43にそれぞれ下枠部材33が挿入され、鉛直筒部44に縦枠部材31の下端部分が挿入される。そして、パネル保持部45は水平筒部43の上面部分から上方に向かって延びており、伸縮パネル10の第1桟部材12に挿入されて、伸縮パネル10を回転可能に保持している。
なお、図4に示すように、本実施形態では4つの上枠部材32の長さが全て同じではなく、右側面及び左側面に対応する上枠部材32は、正面及び背面に対応する上枠部材32よりも長い。同様に、4つの下枠部材33のうち右側面及び左側面に対応する下枠部材33は、正面及び背面に対応する下枠部材33よりも長い。これら上枠部材32及び下枠部材33は、それぞれ取付位置に応じて予め長さが決まっているものを用いてもよく、長さを調整できるものを用いて取付位置に応じて長さを調整するようにしてもよい。
<伸縮パネル>
伸縮フレーム30の正面、背面、左側面、及び右側面において、伸縮パネル10は隣り合う縦枠部材31の間に取り付けられている。ただし、伸縮フレーム30の正面及び背面にはそれぞれ2枚の伸縮パネル10が取り付けられており、右側面及び左側面にはそれぞれ3枚の伸縮パネル10が取り付けられている。なお、伸縮フレーム30の正面、背面、左側面、及び右側面に取り付けられている伸縮パネル10は、いずれも段差距離Dは100cmである。また、伸縮フレーム30の上面には2枚の伸縮パネル10が取り付けられている。
伸縮フレーム30の正面及び背面に取り付けられている伸縮パネル10は、それぞれ上枠保持部材41及び下枠保持部材42のパネル保持部45によって回動可能に保持されているとともに、側部取付部材17を介して縦枠部材31に回動可能に保持されている。また、伸縮フレーム30の正面及び背面に取り付けられている伸縮パネル10は、それぞれ第3桟部材14が1つの上部取付部材22を介して上枠部材32に着脱可能に取り付けられており、第1桟部材12は下枠部材33に取り付けられていない。伸縮フレーム30の正面及び背面に取り付けられている伸縮パネル10は、以上のように構成されているため、安全柵200の入口扉として機能する。
一方、伸縮フレーム30の右側面及び左側面に取り付けられている伸縮パネル10は、それぞれ2つの上部取付部材22を介して第3桟部材14が上枠部材32に取り付けられており、2つの下部取付部材18を介して第1桟部材12が下枠部材33に取り付けられている。また、伸縮フレーム30の上面に取り付けられている伸縮パネル10は、それぞれ2つの上部取付部材22を介して第3桟部材14が上枠部材32に取り付けられており、2つの下部取付部材18を介して第1桟部材12が下枠部材33に取り付けられている。
以上が本実施形態に係る安全柵200の説明である。本実施形態に係る安全柵200によれば、キャットタワー等の猫の遊び場とともに猫を安全柵200で囲い、囲った範囲外に猫が移動するのを防止することができる。また、第1実施形態の場合と同様に、安全柵200は猫がよじ登りにくい上に、安全柵200を分解して伸縮パネル10を縮めることで、流通コストも抑えることができる。
なお、本実施形態に係る安全柵200は、平面視において長方形の形状を有していたが、例えば平面視において五角形の形状を有するなど、他の形状を有するようにしてもよい。具体的には、上枠保持部材41及び下枠保持部材42が有する2つの水平筒部43の相対角度を変えれば、様々な形状の安全柵を形成することができる。
また、第2実施形態に係る安全柵200で用いた上枠保持部材41及び下枠保持部材42を第1実施形態に係る安全柵100に適用してもよい。この場合、上枠保持部材41及び下枠保持部材42は、1つの水平筒部43と1つの鉛直筒部44を垂直に連結したL字状の形状を有しており、水平筒部43にはパネル保持部45が設けられている。そして、この上枠保持部材41を縦枠部材31の上方部分に固定するとともに上枠部材32を保持させ、下枠保持部材42を縦枠部材31の下方部分に固定するとともに下枠部材33を保持させたうえで、各パネル保持部45がそれぞれ伸縮パネル10を回転可能に保持すれば、第1実施形態に係る安全柵100においても伸縮パネル10を扉として機能させることができる。
10 伸縮パネル
11 縦格子
12 第1桟部材
13 第2桟部材
14 第3桟部材
15 固定ポール
16 可動ポール
30 伸縮フレーム
31 縦枠部材
41 上枠保持部材
42 下枠保持部材
45 パネル保持部
100、200 安全柵

Claims (7)

  1. 鉛直方向に伸縮可能な少なくとも1枚の伸縮パネルと、
    前記伸縮パネルが取り付けられ鉛直方向に伸縮可能な伸縮フレームと、を備え、
    前記伸縮パネルは、
    鉛直方向に延び鉛直方向に伸縮可能な複数の縦格子と、
    各縦格子を渡すように水平方向に延びる複数の桟部材と、を有し、
    前記複数の桟部材は、最も下方に位置する第1桟部材と、下から2番目に位置する第2桟部材と、最も上方に位置する第3桟部材と、を含み、
    前記第1桟部材と前記第2桟部材との距離は、前記縦格子の伸縮にかかわらず100cm以上120cm以下である、安全柵。
  2. 前記各縦格子は、
    筒状の固定ポールと、
    前記固定ポールに挿入されて内部を移動可能な可動ポールと、をそれぞれ有し、
    前記第1桟部材は各固定ポールの下端に固定されており、
    前記第2桟部材は各固定ポールの上端に固定されるとともに、各可動ポールが貫通できるように形成されており、
    前記第3桟部材は各可動ポールの上端に固定されている、請求項1に記載の安全柵。
  3. 前記伸縮フレームは、
    前記伸縮パネルを挟むように配置され鉛直方向に延びる2つの縦枠部材と、
    前記2つの縦枠部材の上方部分同士をつなぐ上枠部材と、
    前記2つの縦枠部材の下方部分同士をつなぐ下枠部材と、を有し、
    前記2つの縦枠部材は、それぞれ鉛直方向に伸縮し任意の長さで維持できるように構成されている、請求項1又は2に記載の安全柵。
  4. 前記2つの縦枠部材は、それぞれ180cm以上210cm以下の範囲を含む任意の長さで維持できるように構成されている、請求項3に記載の安全柵。
  5. 前記伸縮フレームは、
    各縦枠部材の上方部分に固定されており、前記上枠部材を保持する上枠保持部材と、
    各縦枠部材の下方部分に固定されており、前記下枠部材を保持する下枠保持部材と、を有し、
    前記上枠保持部材及び前記下枠保持部材は、それぞれ前記伸縮パネルを回転可能に保持するパネル保持部を有する、請求項3又は4に記載の安全柵。
  6. 前記伸縮フレームは、
    鉛直方向に延び平面視において環状に配置された4つ以上の縦枠部材と、
    隣り合う縦枠部材の上方部分同士をつなぐ上枠部材と、
    隣り合う縦枠部材の下方部分同士をつなぐ下枠部材と、
    各縦枠部材の上方部分に固定されており、隣り合う上枠部材同士を所定の角度をなすようにして両上枠部材を保持する上枠保持部材と、
    各縦枠部材の下方部分に固定されており、隣り合う下枠部材同士を所定の角度をなすようにして両下枠部材を保持する下枠保持部材と、を有し、
    前記伸縮パネルは隣り合う縦枠部材のそれぞれの間に取り付けられている、請求項1又は2に記載の安全柵。
  7. 前記上枠保持部材及び前記下枠保持部材は、それぞれ前記伸縮パネルを回転可能に保持するパネル保持部を有する、請求項6に記載の安全柵。
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