JP2014166262A - 乳幼児通行規制用柵 - Google Patents

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Abstract

【課題】 乳幼児の成長に合わせて乳幼児通行規制用柵の形態を変更することにより、継続して使用することができる乳幼児通行規制用柵を提供する。
【解決手段】 縦方向及び横方向に延びる板状に形成され、横方向における第1端部13及び第2端部14にそれぞれ連結部15,16が形成されている複数の柵部材1と、柵部材1の第1端部13及び第2端部14の少なくとも何れか一方の連結部15,16と連結可能である連結部33,53を有する柵支持部材2,3と、を備え、ある柵部材1の連結部15は、他の柵部材1の連結部16と双方の柵部材1の縦方向が互いに一致するように連結可能に形成され、柵支持部材2,3の連結部33,53は、柵支持部材2,3が柵部材1を縦方向において起立させて柵部材1を支持するように柵部材1の連結部と連結可能に形成されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、乳幼児の通行や行動範囲を規制・制約するために用いる乳幼児通行規制用柵に関する。
従来から、乳幼児にとって危険な場所への乳幼児の移動を規制するために、乳幼児の行動範囲を制約するベビーサークルが知られている(例えば特許文献1参照)。
このベビーサークルは、ドア体と共通パネルとコーナーパネルとを備え、ドア体と共通パネルとをコーナーパネルで連結して四角形のベビーサークルを形成する。これによって、ベビーサークルによって囲まれた領域に乳幼児の行動範囲を制約することができる。
特開2000−245582号公報
しかし、特許文献1に記載のベビーサークルは、ベビーサークルとして使用することを前提としている。したがって、乳幼児の成長に伴ってベビーサークルによって囲まれた領域が狭小となったときは、ベビーサークルを他の用途に転用することができず、継続して使用することができないという問題があった。
上記課題を解決するため、本発明のある態様に係る乳幼児通行規制用柵は、縦方向(縦軸方向)及び横方向(横軸方向)に延びる板状に形成され、前記横方向における第1端部及び第2端部にそれぞれ連結部が形成されている複数の柵部材と、前記柵部材の第1端部及び第2端部の少なくとも何れか一方の連結部と連結可能である連結部を有する柵支持部材と、を備え、ある前記柵部材の連結部は、他の前記柵部材の連結部と双方の柵部材の縦方向が互いに一致するように連結可能に形成され、前記柵支持部材の連結部は、当該柵支持部材が前記柵部材を前記縦方向において起立させて当該柵部材を支持するように前記柵部材と連結可能に形成されている。
この構成によれば、ある柵部材の連結部を他の柵部材の連結部と、例えば、双方の柵部材が連結される部分において互いに屈曲するように連結することにより、双方の柵部材を縦方向において起立させることができる。従って、適宜な数の柵部材を上述の要領で連結することによって、柵部材の囲いを形成することができる。一方、柵部材の連結部に柵支持部材の連結部を連結することによって、柵支持部材が柵部材を縦方向において起立させて柵部材を支持するので、柵部材によって通路を塞ぐことができる。従って、乳幼児通行規制用柵を、ベビーサークル及びベビーフェンスとしての用途にあった形態に変更することができる。したがって、乳幼児の成長に合わせて形態を変更することにより、継続して使用することができる。
囲いを構成するように複数の前記柵部材が連結されていてもよい。
この構成によれば、ベビーサークルとして使用することができる。
前記柵部材と前記柵支持部材とが連結されていてもよい。
この構成によれば、ベビーフェンスとして使用することができる。
前記柵支持部材は、前記柵部材が起立するように前記柵部材を支持した状態において上下方向に延在する貫通孔を有する側部と、前記柵部材の設置場所の床と天井との間で突っ張る突張機構を備える、前記側部の貫通孔に挿通可能な突張部と、を備えていてもよい。
この構成によれば、設置場所の床と天井との間に固定し、ベビーフェンスとして使用することができる。
前記柵支持部材は、前記柵部材の下端に対応する高さで前記柵部材の延在面と直交する方向に延在する脚部を含んでいてもよい。
この構成によれば、設置場所の床に載置し、ベビーフェンスとして使用することができる。
前記柵支持部材は、前記柵部材が起立するように前記柵部材を支持した状態において上下方向に延在する貫通孔を有する側部と、前記貫通孔に挿通可能な杆部と、前記杆部の両端を前記柵部の設置場所の壁にそれぞれ固定する固定部と、を備えていてもよい。
この構成によれば、設置場所の壁に固定し、ベビーフェンスとして使用することができる。
本発明は、乳幼児の成長に合わせて乳幼児通行規制用柵の形態を変更することにより、継続して使用することができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1に係る乳幼児通行規制用柵の構成例を示す斜視図であり、ベビーサークルとしての使用形態を示す斜視図である。 図1の乳幼児通行規制用柵のベビーフェンスとしての使用形態を示す斜視図である。 図1の乳幼児通行規制用柵の柵部材及び柵支持部材を示す正面図である。 図1の乳幼児通行規制用柵をベビーフェンスとして使用する場合における乳幼児通行規制用柵の組み立て方法を示す斜視図である。 図1の乳幼児通行規制用柵のベビーフェンスとしての別の使用形態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る乳幼児通行規制用柵の構成例を示す斜視図であり、ベビーフェンスとしての使用形態を示す図である。 本発明の実施の形態3に係る乳幼児通行規制用柵の構成例を示す斜視図であり、ベビーフェンスとしての使用形態を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、本実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、以下では、全ての図を通じて、同一又は相当する要素には同一の参照符号を付して、その重複する説明を省略する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る乳幼児通行規制用柵100の構成例を示す斜視図であり、ベビーサークルとしての使用形態を示す斜視図である。図2は、乳幼児通行規制用柵100のベビーフェンスとしての使用形態を示す斜視図である。図3は、乳幼児通行規制用柵100の柵部材1及び柵支持部材2,3を示す正面図である。
図1〜図3に示すように、乳幼児通行規制用柵100は、複数の柵部材1と、複数の柵支持部材と、を備えている。本実施の形態において、乳幼児通行規制用柵100は、6つの柵部材1と、一対の柵支持部材2,3とを備えている。なお、柵部材1及び柵支持部材2,3の数は、上記の数に限られない。
柵部材1は、縦方向及び横方向に延びる板状に形成されている。本実施の形態において、柵部材1は、例えば、ブロー成形によって成形されている中空の部材である。そして、図3に示すように、柵部材1は、対向する一対の面10と、横方向に延びる一対の面10の上縁を接続する上端面11と、横方向に延びる一対の面10の下縁を接続する下端面12と、縦方向に延びる一対の面10の一方の側縁を接続し、且つ、上端面11及び下端面12の横方向における一方の側端を接続する第1端面13と、一対の面10の横方向における他方の側縁を接続し、且つ、上端面11及び下端面12の他方の側端を接続する第2端面14とを有する。第1端面13及び第2端面14が、第1端部及び第2端部を構成する。
以下では、説明の便宜上、下端面12から上端面11に向かう方向を上といい、その反対方向を下ということがある。
そして、柵部材1の第1端面13に縦方向に並ぶ上下一対の第1連結部15が形成されている。また、柵部材1の第2端面14に縦方向に並ぶ上下一対の第2連結部16が形成されている。
第1連結部15は、第1端面13から外方に突出する係合アーム20と、各係合アーム20の先端部から上方に延在する円柱状の上側係合軸21と、各係合アーム20の先端部から下方に延在し、上側係合軸21と同軸に配置された円柱状の下側係合軸22とを備えている。
第2連結部16は、他の柵部材1の第1連結部15と双方の柵部材1の縦方向が互いに一致するように連結可能に形成されている。本実施の形態において、第2連結部16は、後述する第4連結部53とも連結可能に形成されている。そして、第2端面14に形成された切欠部23と、切欠部23の底部から上方に延在する上側係合軸受入溝24と、切欠部23の底部から下方に延在する下側係合軸受入溝25と、を備えている。
一対の切欠部23は、柵部材1が他の柵部材1の第1連結部15と連結される際に他の柵部材1の一対の係合アーム20が挿入される部分であり、それぞれの切欠部23の上下方向の寸法は、対応する係合アーム20の上下方向の寸法よりも若干大きく形成されている。そして、切欠部23は、一対の面10の延在方向と直交する方向から見て、第1端面13を切り欠いたように形成されている。
上側係合軸受入溝24は、柵部材1が他の柵部材1の第1連結部15と連結される際に他の柵部材1の上側係合軸21を受け入れる。上側係合軸受入溝24は、一対の面10の一方の面に形成された凹溝である。そして、上側係合軸受入溝24の上端から切欠部23の下端までの寸法が、第1連結部15の上側係合軸21の上端から下側係合軸22の下端までの寸法よりも若干大きくなるように規定されている。したがって、第1連結部15及び後述する第4連結部53を一方の面10から上側係合軸受入溝24に挿入することができるように構成されている。
下側係合軸受入溝25は、柵部材1が他の柵部材1の第1連結部15と連結される際に他の柵部材1の下側係合軸22を受け入れる。下側係合軸受入溝25は、一対の面10の他方の面に形成された凹溝である。下側係合軸受入溝25の凹溝の底部は、上側係合軸受入溝24の底部と上下方向に並ぶように構成されている。したがって、下側係合軸62が下側係合軸受入溝25に向かって移動するように部材を動かすことによって、下側係合軸受入溝25と第1連結部15の下側係合軸22又は下側係合軸受入溝25と第4連結部53の下側係合軸62とを係合させることができる。そして、切欠部23の上端から下側係合軸受入溝25の下端までの寸法が、第1連結部15の係合アーム20の上端から下側係合軸22の下端までの寸法よりも若干大きくなるように規定されている。したがって、上側係合軸受入溝24に挿入した第1連結部15又は後述する第4連結部53を下方にスライドさせたときに、第1連結部15の上側係合軸21又は第4連結部53の上側係合軸61が上側係合軸受入溝24から外れないようになっている。
また、本実施の形態において、柵部材1は、一対の面10を接続するように形成されている複数の視認孔26が形成されている。これによって、使用時において、一対の面10の一方の側に居る乳幼児が他方の側に居る親等を視認することができ、乳幼児は一対の面10の一方の側において安心感を得ることができるようになっている。
柵支持部材2は、図2に示すように、本実施の形態において、側部4及び突張部5を備える。
側部4は、柱状に形成されている。本実施の形態において、柵部材1は、例えば、ブロー成形によって成形された中空の部材である。そして、柵部材1は、対向する一対の面40と、一対の面40の上縁を接続する上端面41と、一対の面40の下縁を接続する下端面42と、一対の面40のそれぞれの側縁を接続し、且つ、上端面41及び下端面42のそれぞれの側縁を接続する一対の側端面43とを有する。
そして、側部4には、上端面41と下端面42とを接続するように形成され、側部4の延在方向に延びる貫通孔32が形成されている。すなわち、貫通孔32は、柵部材1が起立するように柵部材1を支持した状態において、上下方向に延在するように形成されている。
また、側部4の一方の側端面43に側部4の延在方向に並ぶ一対の第3連結部33が形成されている。
第3連結部33は、柵部材1の第2連結部16と同一の形状であり、柵支持部材2が柵部材1を縦方向において起立させて柵部材1を支持するように柵部材1の第1連結部15と連結可能に構成されている。すなわち、第3連結部33は、一方の側端面43に形成された切欠部35と、切欠部35の底部から上方に延在する上側係合軸受入溝36と、切欠部35の底部から下方に延在する下側係合軸受入溝37と、を備えている。
一対の切欠部35は、側部4が柵部材1の第1連結部15と連結される際に柵部材1の係合アーム20が挿入される部分であり、それぞれの切欠部23の上下方向の寸法は、対応する係合アーム20の上下方向の寸法よりも若干大きく形成されている。そして、切欠部23は、一対の面40の延在方向と直交する方向から見て、一方の側端面43を切り欠いたように形成されている。
上側係合軸受入溝36は、側部4が柵部材1の第1連結部15と連結される際に柵部材1の上側係合軸21を受け入れる。上側係合軸受入溝36は、一対の面40の一方の面に形成された凹溝である。そして、側部4の延在方向において、上側係合軸受入溝36の上端から切欠部35の下端までの寸法が、柵部材1の第1連結部15の上側係合軸21の上端から下側係合軸22の下端までの寸法よりも若干大きくなるように規定されている。したがって、第1連結部15を一方の面10から切欠部35及び上側係合軸受入溝36に挿入することができるように構成されている。
下側係合軸受入溝37は、側部4が柵部材1の第1連結部15と連結される際に柵部材1の下側係合軸22を受け入れる。下側係合軸受入溝37は、一対の面40の他方の面に形成された凹溝である。下側係合軸受入溝37の凹溝の底部は、上側係合軸受入溝36の底部と上下方向に並ぶように構成されている。したがって、第1連結部15が第3連結部33の切欠部35及び上側係合軸受入溝36に挿入された状態で、下側係合軸22が下側係合軸受入溝37に向かって移動するように、柵部材1又は側部4を動かすことによって、下側係合軸受入溝37と下側係合軸22とを係合させることができる。そして、切欠部35の上端から下側係合軸受入溝37の下端までの寸法が、柵部材1の第1連結部15の係合アーム20の上端から下側係合軸22の下端までの寸法よりも若干大きくなるように規定されている。したがって、下側係合軸22が下側係合軸受入溝37に向かって移動するように、柵部材1又は側部4を動かしたときに、第1連結部15の上側係合軸21が上側係合軸受入溝24から外れないようになっている。
突張部5は、詳細は後述するように柵部材1の設置場所の床と天井との間で突っ張る突張機構を備える。
突張機構は、図2に示すように、例えば、中空の筒状に形成されている外側杆45と、外側杆45に入れ子状に配置された筒状の内側杆46と、外側杆45と内側杆46との相対的な位置関係を変更可能且つこの相対的な位置関係を保持可能な図示しない保持機構とを備える。突張機構は、周知の機構によって構成することができるので、これ以上の説明を省略する。
そして、外側杆45は、貫通孔32に挿通可能な径に形成されている。
また、本実施の形態において、突張部5は、突張部5の延在方向と直交する方向に突張部5から突出するように設けられたスペーサ47を有する。
なお、本実施の形態において、側部4及び突張部5は、別体であるがこれに限られるものではなく、これに代えて、側部4及び突張部5を一体的に形成してもよい。
柵支持部材3は、本実施の形態において、側部6及び突張部5を備える。
側部6は、側部4と同様に柱状に形成されている。側部4と側部6とは、連結部の構成において異なる。すなわち、側部4は、一方の側端面43に側部4の延在方向に並ぶ一対の第3連結部33が形成されているのに対し、側部6は、柵支持部材3の一方の側端面に柵支持部材3の延在方向に並ぶ一対の第4連結部53が形成されている。
第4連結部53は、図3に示すように、柵部材1の第1連結部15と同一の形状であり、柵支持部材3が柵部材1を縦方向において起立させて柵部材1を支持するように柵部材1の第2連結部16と連結可能に構成されている。すなわち、第1端面13から外方に突出する係合アーム60と、各係合アーム60の先端部から上方に延在する円柱状の上側係合軸61と、各係合アーム60の先端部から下方に延在し、上側係合軸61と同軸に配置された円柱状の下側係合軸62とを備えている。
柵支持部材3の突張部5は、柵支持部材2の突張部5と同様の構成であるので、その説明を省略する。
[使用例]
次に、乳幼児通行規制用柵100の使用例を説明する。
(ベビーフェンスとしての使用例)
図4は、乳幼児通行規制用柵100をベビーフェンスとして使用する場合における乳幼児通行規制用柵100の組み立て方法を示す斜視図である。
図2及び図4に示すように、乳幼児通行規制用柵100をベビーフェンスとして使用する場合は、何れか一の柵部材1の一対の第1連結部15と柵支持部材2の側部4の一対の第3連結部33とを連結する。
一対の第1連結部15と一対の第3連結部33との連結は、以下の通り行う。まず、図4(a)に示すように、一対の第1連結部15の上側係合軸21、係合アーム20の先端部、及び下側係合軸22を一対の第3連結部33の切欠部35及び上側係合軸受入溝36にそれぞれ挿入する。次に、図4(b)に示すように、下側係合軸22(図3参照)が下側係合軸受入溝37(図3参照)に向かって移動するように、側部4を動かす。これによって、第1連結部15と第3連結部33とを係合させることができる。また、これによって、第1連結部15の係合アーム20が第3連結部33の切欠部35内に位置するので、柵支持部材2の側部4を柵部材1の上側係合軸21(図3参照)及び下側係合軸22(図3参照)の軸線周りに回動させることができる。次に、図4(c)に示すように、柵部材1と柵支持部材2とが一列に並ぶように、柵支持部材2の側部4を柵部材1の上側係合軸21(図3参照)及び下側係合軸22(図3参照)の軸線周りに回動させる。これによって、第1連結部15は、第3連結部33に対する縦方向への相対的な移動が規制され、第1連結部15と第3連結部33との連結が外れることを防止することができる。
次に、何れか一の柵部材1の一対の第2連結部16と柵支持部材3の側部6の一対の第4連結部53とを連結する。
一対の第2連結部16と一対の第4連結部53との連結は、以下の通り行う。まず、図4(a)に示すように、一対の第4連結部53の上側係合軸61、係合アーム60の先端部、及び下側係合軸62を一対の第2連結部16の切欠部23及び上側係合軸受入溝24にそれぞれ挿入する。次に、図4(b)に示すように、下側係合軸62(図3参照)が下側係合軸受入溝25(図3参照)に向かって移動するように、側部6を動かす。これによって、第2連結部16と第4連結部53とを係合させることができる。また、これによって、第4連結部53の係合アーム60が第2連結部16の切欠部23内に位置するので、柵支持部材3の側部6を上側係合軸61(図3参照)及び下側係合軸62(図3参照)の軸線周りに回動させることができる。次に、図4(c)に示すように、柵部材1と柵支持部材3とが一直線に並ぶように、柵支持部材3の側部6を上側係合軸61(図3参照)及び下側係合軸62(図3参照)の軸線周りに回動させる。
次に、柵支持部材2の側部4及び柵支持部材3の側部6の貫通孔32に突張部5を挿通する。これによって、ベビーフェンスが構成される。
次に、部屋の出入口の開口部等の乳幼児通行規制用柵100の設置場所の床と天井の間で突っ張るように、各突張部5の突張機構を操作する。これによって、乳幼児通行規制用柵100は、設置される場所の床と天井との間に固定される。また、柵部材1は、柵支持部材2,3によって起立するように支持される。すなわち、柵支持部材2の第3連結部33及び柵支持部材3の第4連結部53は、柵部材1と連結されることによって、柵部材1を縦方向において起立させて柵部材1を支持する。
このように、部屋の出入り口等の通路を塞ぐように乳幼児通行規制用柵100を設置することによって、乳幼児の通路の通行することを規制することができる。
なお、乳幼児通行規制用柵100の設置場所の壁面と突張部5のスペーサ47とが当接するように設置することによって、乳幼児通行規制用柵100が設置場所の壁面に向かう方向にずれることを防止することができる。
なお、上記実施の形態においては、一つの柵部材1を用いてベビーフェンスを構成したが、これに限られるものではない。例えば、通路の幅が広い場合には、図5に示すように、複数の柵部材1を一列に連結した上で、両端部の貫通孔32に突張部5を挿通して設置してもよい。このように、任意の枚数の柵部材1を連結することによって、様々な幅の通路を塞ぐことができる。
(ベビーサークルとしての使用例)
図1に示すように、乳幼児通行規制用柵100をベビーサークルとして使用する場合は、6つの柵部材1が囲いを構成するように柵部材1を連結する。柵部材1同士の連結は、一方の柵部材1の第1連結部15と他方の柵部材1の第2連結部16を連結することによって行う。
すなわち、まず、一の柵部材1の一対の第1連結部15の上側係合軸21、係合アーム20の先端部、及び下側係合軸22を他の一の柵部材1の一対の第2連結部16の切欠部23及び上側係合軸受入溝24にそれぞれ挿入する。次に、下側係合軸22(図3参照)が下側係合軸受入溝25(図3参照)に向かって移動するように、少なくとも一方の柵部材1を動かす。これによって、双方の柵部材1の縦方向が互いに一致するように一の柵部材1の第1連結部15と他の一の柵部材1の第2連結部16とを係合させることができる。また、これによって、第1連結部15の係合アーム20が第2連結部16の切欠部23内に位置するので、上側係合軸21(図3参照)及び下側係合軸22(図3参照)の軸線周りに一方の柵部材1を他の柵部材1に対して回動させることができる。このようにして6つの乳幼児通行規制用柵100が一列に並ぶように連結する。
次に、一列に連結された6つの乳幼児通行規制用柵100の両端の第1連結部15と第2連結部16とを連結する。これによって、6つの柵部材1が囲いを構成し、内部に乳幼児を収容する領域が区画される。なお、上述の通り、一方の柵部材1を他の柵部材1に対して回動させることができるので、任意の数の柵部材1を連結して、任意の広さの領域を区画することができる。
以上に説明したように、本発明の乳幼児通行規制用柵100は、ある柵部材1の第1連結部15を他の柵部材1の第2連結部16と、例えば、双方の柵部材1が連結される部分において互いに屈曲するように連結することにより、双方の柵部材1を縦方向において起立させることができる。したがって、適宜な数の柵部材1を上述の要領で連結することによって、柵部材1の囲いを形成することができる。一方、柵部材1の第1連結部15及び第2連結部16に柵支持部材2の第3連結部33及び柵支持部材3の第4連結部53を連結することによって、柵支持部材2,3が柵部材1を縦方向において起立させて柵部材1を支持するので、柵部材1によって通路を塞ぐことができる。従って、乳幼児通行規制用柵100をベビーサークル及びベビーフェンスとしての用途にあった形態に変更することができる。すなわち、乳幼児の成長に伴って、ベビーサークル形態における乳幼児通行規制用柵100の乳幼児を収容する領域が狭小となった場合には、ベビーフェンス形態の乳幼児通行規制用柵100を部屋の出入口等に設置することによって、廃棄せずに乳幼児通行規制用柵100を継続して使用することができる。したがって、資源を有効利用することができる。
(実施の形態2)
図6は、本発明の実施の形態2に係る乳幼児通行規制用柵200の構成例を示す斜視図である。上記実施の形態1において、乳幼児通行規制用柵100は、ベビーフェンスとしての使用時において、突張部5を用いて設置場所の床と天井との間に乳幼児通行規制用柵100を固定して設置されるものを例示したが、本実施の形態において、乳幼児通行規制用柵200は脚部70を用いて、設置場所の床面に載置される。
すなわち、図6に示すように、本実施の形態において、柵支持部材2は、側部4及び脚部70を備える。
側部4は、上記実施の形態1における側部4と同様の構成であるので、その説明を省略する。
脚部70は、例えば、円柱状に形成された柱部71と、柱部71の下端部において、柱部71の延在方向と直交する方向に延在する脚72とを備える。
柱部71は、貫通孔32に挿通可能な径に形成されている。
また、本実施の形態において、柵支持部材3は、側部6及び脚部70を備える。
側部6は、上記実施の形態1における側部6と同様の構成であるので、その説明を省略する。
脚部70は、柵支持部材2の脚部70と同様の構成であるので、その説明を省略する。
(ベビーフェンスとしての使用例)
乳幼児通行規制用柵200をベビーフェンスとして使用する場合は、まず、上記実施の形態1と同様に、柵部材1の第1連結部15と側部4の第3連結部33とを連結すると共に、柵部材1の第2連結部16と側部6の第4連結部53とを連結する。
その上で、側部4及び側部6のそれぞれの貫通孔32に脚部70の柱部71を挿通して、脚部70を側部4,6に取り付ける。このとき、柵部材1の下端面12に対応する高さに脚部70が位置するように脚部70を取り付ける。この状態において、脚部70は、柵部材1の延在面と直交する方向に延在している。
次に、部屋の出入口の開口部等の設置場所の床に載置する。
このように、部屋の出入り口等の通路を塞ぐように乳幼児通行規制用柵100を設置することによって、乳幼児がこの通路を通行することを規制することができる。
そして、乳幼児通行規制用柵200は、床に載置することによって設置されているため、乳幼児通行規制用柵200の設置場所の変更を容易に行うことができる。
(実施の形態3)
図7は、本発明の実施の形態3に係る乳幼児通行規制用柵300の構成例を示す正面図である。上記実施の形態1において、乳幼児通行規制用柵100は、ベビーフェンスとしての使用時において、突張部5を用いて設置場所の床と天井との間に乳幼児通行規制用柵100を固定して設置されるものを例示したが、本実施の形態において、杆部80と、2つの固定部81とによって、設置場所に取付けられる。
すなわち、図7に示すように、本実施の形態において、柵支持部材2は、側部4、杆部80及び2つの固定部81を備える。
側部4は、上記実施の形態1における側部4と同様の構成であるので、その説明を省略する。
杆部80は、柱状に形成され、その長さ寸法が貫通孔32の長さ寸法よりも長く形成されている。
固定部81は、弧状に延びる筒状に形成され、それぞれの端部の延在方向が直交するように形成されている。そして、一方の端部は、杆部80の端部と連結することができるように構成され、他方の端部は、設置場所の壁面に取付けることができるように構成されている。
また、本実施の形態において、柵支持部材3は、側部6及び杆部80及び2つの固定部81を備える。
側部6は、上記実施の形態1における側部6と同様の構成であるので、その説明を省略する。
(ベビーフェンスとしての使用例)
乳幼児通行規制用柵300をベビーフェンスとして使用する場合は、まず、上記実施の形態1と同様に、柵部材1の第1連結部15と側部4の第3連結部33とを連結すると共に、柵部材1の第2連結部16と側部6の第4連結部53とを連結する。
その上で、側部4及び側部6のそれぞれの貫通孔32に杆部80をそれぞれ挿通する。
次に、柵部材1が起立するように、部屋の出入口の開口部等の設置場所の壁面と杆部80の両端部とを固定部81を用いて連結し、設置場所の壁に杆部80の両端を固定する。
このように、部屋の出入り口等の通路を塞ぐように乳幼児通行規制用柵100を設置することによって、乳幼児がこの通路を通行することを規制することができる。
<変形例>
上記実施の形態においては、係合アーム、上側係合軸及び下側係合軸を有する連結部と、切欠部、上側係合軸受入溝及び下側係合軸受入溝を有する連結部を連結することによって、柵部材同士又は柵部材と柵支持部材の側部とを連結したがこれに限られるものではない。これに代えて、蝶番部材によって柵部材同士又は柵部材と柵支持部材の側部とを連結してもよい。
本件発明は、本発明は、乳幼児の育児器具に有用である。
1 柵部材
2 柵支持部材
3 柵支持部材
4 側部
5 突張部
6 側部
13 第1端面
14 第2端面
15 第1連結部
16 第2連結部
20 係合アーム
21 上側係合軸
22 下側係合軸
23 切欠部
24 上側係合軸受入溝
25 下側係合軸受入溝
30 上端面
31 下端面
32 貫通孔
33 第3連結部
35 切欠部
36 上側係合軸受入溝
37 下側係合軸受入溝
43 側端面
45 外側杆
46 内側杆
47 スペーサ
53 第4連結部
60 係合アーム
61 上側係合軸
62 下側係合軸
100 乳幼児通行規制用柵

Claims (6)

  1. 縦方向及び横方向に延びる板状に形成され、前記横方向における第1端部及び第2端部にそれぞれ連結部が形成されている複数の柵部材と、
    前記柵部材の第1端部及び第2端部の少なくとも何れか一方の連結部と連結可能である連結部を有する柵支持部材と、を備え、
    ある前記柵部材の連結部は、他の前記柵部材の連結部と双方の柵部材の縦方向が互いに一致するように連結可能に形成され、
    前記柵支持部材の連結部は、当該柵支持部材が前記柵部材を前記縦方向において起立させて当該柵部材を支持するように前記柵部材と連結可能に形成されている、乳幼児通行規制用柵。
  2. 囲いを構成するように複数の前記柵部材が連結されている、請求項1に記載の乳幼児通行規制用柵。
  3. 前記柵部材と前記柵支持部材とが連結されている、請求項1に記載の乳幼児通行規制用柵。
  4. 前記柵支持部材は、前記柵部材が起立するように前記柵部材を支持した状態において上下方向に延在する貫通孔を有する側部と、前記柵部材の設置場所の床と天井との間で突っ張る突張機構を備える、前記側部の貫通孔に挿通可能な突張部と、を備えている、請求項1乃至3の何れかに記載の乳幼児通行規制用柵。
  5. 前記柵支持部材は、前記柵部材の下端に対応する高さで前記柵部材の延在面と直交する方向に延在する脚部を含む、請求項1乃至3の何れかに記載の乳幼児通行規制用柵。
  6. 前記柵支持部材は、前記柵部材が起立するように前記柵部材を支持した状態において上下方向に延在する貫通孔を有する側部と、前記貫通孔に挿通可能な杆部と、前記杆部の両端を前記柵部の設置場所の壁にそれぞれ固定する固定部と、を備えている、請求項1乃至3の何れかに記載の乳幼児通行規制用柵。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019195597A (ja) * 2018-05-11 2019-11-14 株式会社中塚小児車工業所 柵用連結構造および柵
JP2020025865A (ja) * 2018-08-09 2020-02-20 グンビ カンパニー リミテッド 幼児用組立式柵

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