JP3211873U - クッション - Google Patents
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Abstract
【課題】一対のマット本体を組合せて、高さ、幅、角度、硬さ等を調整することができ、人体の凹凸形状に合わせてフィットさせることができるクッションを提供する。【解決手段】クッション5は、内部に極小ビーズが充填された一対のマット本体1、101を備え、1対のマット本体は、ストレッチニットで平面視四角形の袋状体に縫製されるとともに、表地と裏地とを綴じた綴じ部が縦横方向に所定の離間距離を隔てて略格子状に複数設けられ、各々の綴じ部に対応して、綴じ部を含み、綴じ部の外周部で極小ビーズが収容される凹部3が形成され、各々の凹部に隣接して、極小ビーズが収容される凸部4bが略格子状に複数膨出形成され、一方のマット本体の凹部が、他方のマット本体の凸部に当接して当接部6を形成し、且つ、一方のマット本体の凸部が他方のマット本体の凹部に当接して当接部を形成する。【選択図】図10
Description
本考案は、一対のマット本体を組み合わせることにより、高さ、幅、角度、硬さ等を調整することができ、まくら、座布団等多目的に利用できるクッションに関するものである。
特許文献1は、ウレタンフォームのチップと熱可塑性繊維の混合物からなるクッション体を使用し、枕、布団、又は座布団の外皮を構成する袋内でチップの自由な移動が無く、しかも良好なクッション性を得るというものである。
特許文献2は、尻側の高さを足側より高くして座る座布団において、尻を載せる側のクッション部の内部に流動性物質を流動可能な状態で充填し座り心地が良いよう構成したものである。
しかしながら、特許文献1は、チップの自由な移動が無いため、枕等の形状が固定されており、人体の凹凸形状に合わせるようにフィットさせることができないという問題があった。また、特許文献2は、尻を載せる部分のみ座り心地が良いという極めて限定的なものであるという問題があった。
本考案は、以上の点に鑑みてなされたものであり、一対のマット本体を組合せることにより、高さ、幅、角度、硬さ等を調整することができ、人体の凹凸形状に合わせるようにフィットさせることができるクッションを提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するため、本考案に係るクッションは、内部に極小ビーズが充填された一対のマット本体から構成されるクッションであって、前記マット本体は双方とも、ストレッチニットで正面視略四角形の袋状体に縫製されるとともに、表地と裏地とを綴じた綴じ部が縦横方向に所定の離間距離を隔てて略格子状に複数設けられ、前記各々の綴じ部に対応して、前記綴じ部を含み、前記綴じ部の外周部で前記極小ビーズが収容される凹部が形成され、前記各々の凹部に隣接して、前記極小ビーズが収容される凸部が略格子状に複数膨出形成され、一方のマット本体の凹部が、他方のマット本体の凸部に当接して当接部を形成し、且つ、一方のマット本体の凸部が他方のマット本体の凹部に当接して当接部を形成し、複数の前記当接部を形成することによって一方のマット本体と他方のマット本体とを相互に係止可能とすることを特徴とする。
一実施形態において、前記一対のマット本体双方の前記綴じ部が縦横方向に所定の離間距離を隔てて略格子状に複数設けられ、且つ、前記綴じ部がマット本体の長手方向に沿って複数の行を呈するように設けられ、一方のマット本体の長手方向に設けられた各々の綴じ部について、隣接する綴じ部と綴じ部との間に、他方のマット本体の長手方向に設けられた各々の綴じ部が配置可能に設けられている。
一実施形態において、前記一対のマット本体の各々の厚さが、マット本体全域にわたり短手方向の一端部から他端部に向かい徐々に大きく形成され、且つ、他端部に膨大凸部が形成される。
一実施形態において、前記膨大凸部が平面視略細長瓢箪状であり、平面視略中央部に中央凹所が形成される。
一実施形態において、前記他端部の正面視において長手方向の輪郭の略中央部に凹みが形成される。
一実施形態において、前記極小ビーズは、直径が0.5mm〜1.0mmの発泡ポリスチレンビーズである。
本考案に基づく一対のマット本体から構成されるクッションは、一方のマット本体の凹部が他方のマット本体の凸部に当接して当接部を形成し、且つ、一方のマット本体の凸部が他方のマット本体の凹部に当接して当接部を形成し、複数の前記当接部を形成することによって一方のマット本体と他方のマット本体とを相互に係止可能とすることができるので、組み合わされたクッションの高さ、幅、角度、硬さ等を調整することができ、好みに応じた形状、ポジションで使用することができる。
しかも一方のマット本体と他方のマット本体とを相互にすべらないよう係止できるので、安定した状態を保持しつつ、快適に使用することができる。
また、縦横方向に所定の離間距離を隔てて略格子状に複数設けられた綴じ部がマット本体の長手方向に沿って複数の行を呈するように設けられ、一方のマット本体の長手方向に設けられた各々の綴じ部について、隣接する綴じ部と綴じ部との間に、他方のマット本体の長手方向に設けられた各々の綴じ部が配置可能に設けられ、一方のマット本体の凹部が、他方のマット本体の凸部に当接して当接部を形成し、且つ、一方のマット本体の凸部が他方のマット本体の凹部に当接して当接部を形成するため、多数の当接部を一定間隔で形成でき、一方のマット本体と他方のマット本体とをより確実に相互にすべらないよう係止できるので、より安定した状態を保持しつつ、より快適に使用することができる。
さらに、綴じ部を除く凹部内と凸部内に極小ビーズが収容されているので、すべらない安定した状態を保持しつつ、極小ビーズが綴じ部を除く凹部内と凸部内で流動することにより、クッションの形状を好みに応じて微調整することができるので、人体の凹凸形状に合わせるようにフィットさせることができる。さらに、マット本体がストレッチニットにより形成されているため、フィット性が増す。
また、一対のマット本体の各々の厚さが、マット本体全域にわたり短手方向の一端部から他端部に向かい徐々に大きく形成され、且つ、他端部に膨大凸部が形成されるので、一方のマット本体と他方のマット本体の係止位置や組合せ方向等を変更・調整することにより、一対のマット本体から構成されるクッションの厚さを略均一に形成することも傾斜させて形成することもでき、好みに応じた形状、ポジションで使用することができる。
さらに、前記膨大凸部が平面視略細長瓢箪状であり、平面視略中央部に中央凹所が形成されるので、一対のマット本体から構成されるクッションにおいても中央凹所が形成される。そうすると、人体をクッションに押し付けた場合には、仰向けの場合でも、横向きの場合でも、人体が中央凹所に収まり安定する。すなわち、仰向けでも横向きでも対応できフィット感を得ることができる。
また、前記他端部の正面視において長手方向の輪郭の略中央部に凹みが形成されるので、一対のマット本体から構成されるクッションにおいても凹みが形成される。そうすると、前記凹みに沿わせて人体の首部を配置することができ、これにより、さらに収まりがよく、より安定する。
さらに、前記極小ビーズを、直径が0.5mm〜1.0mmの発泡ポリスチレンビーズとすることで、適度な流動性が得られる。
以下、本考案に係るクッションについて、図1〜図11を参照しつつ説明する。
本考案に係るクッションは、図1〜図6に示すように、一対のマット本体1、101の内部に極小ビーズ(図示せず。)が充填されている。マット本体1、101は、ストレッチニットで正面視略四角形の袋状体に縫製されている。
また、マット本体1、101は、表地と裏地とを綴じた綴じ部2が縦横方向に所定の離間距離を隔てて略格子状に複数設けられ、前記各々の綴じ部2に対応して、前記綴じ部2を含み、前記綴じ部2の外周部で極小ビーズが収容される凹部3が形成され、前記各々の凹部3に隣接して、前記極小ビーズが収容される凸部4が略格子状に複数膨出形成されている。
マット本体1、101を形成するストレッチニットは、好ましくは緯(ヨコ)方向及び経(タテ)方向の伸び率が40〜60%であり、より好ましくはポリエステル繊維90%前後とポリウレタン繊維10%前後を含む複合糸でタテヨコの伸び率が50%程度である。極小ビーズは、好ましくは、直径が0.5mm〜1.0mmの発泡ポリスチレンビーズとされる。
極小ビーズは、マット本体1、101を形成するストレッチニットがやや伸長する程度に充填され、マット本体1、101が所望の厚さになっている。マット本体1、101の厚さは、隣り合う綴じ部2の長手方向の離間距離L1及び短手方向の離間距離L2と充填度合い(ストレッチニットの伸長度合い)によって変わるため、これらを適宜設定することにより、マット本体1、101の所望の厚さが得られる。
マット本体1、101の厚さは、例えば、2cm〜12cmとされる。図示例のマット本体1は、縦40cm、横70cmの直方体状であるが、適宜寸法に設定することができる。極小ビーズは、マット本体1、101の綴じ部2を除く凹部3内と凸部4内で流動することができる。これにより、マット本体1、101、及びクッション5の形状を好みに応じて微調整することができ、人体の凹凸形状に合わせるようにフィットさせることができる。
まず、一方のマット本体1を中心に説明する。図1、図2、図5及び図6を参照すると、表地と裏地とを綴じた綴じ部2がマット本体1の縦横方向に長手方向の離間距離L1と短手方向の離間距離L2を隔てて略格子状に複数設けられている。具体的には、複数の綴じ部2がマット本体1の長手方向に沿って相互に略平行に4つの行を呈するように規則的に設けられており、隣接する綴じ部2のX方向の離間間隔L1は、長手方向両端部から中央に向かい徐々に小さく形成されており、Y方向の離間間隔L2は、短手方向の下端から上端に向かい徐々に大きく形成されている。
また、複数の綴じ部2の各々に対応して前記綴じ部2を含み、前記綴じ部2の外周部で前記極小ビーズが収容される凹部3が形成され、前記各々の凹部3に隣接して、前記極小ビーズが収容される凸部4が略格子状に複数膨出形成されている。すなわち、マット本体1において、各々の凹部3に隣接した凹部3以外の部分が凸部4として形成されている。
凸部4は、マット本体1の厚さが大きい上端部(他端部)に形成される正面視略長方形状の膨大凸部4aと各凹部3に隣接して形成される複数の正面視略四角形状の凸部4bとで構成される。そして、膨大凸部4aは、平面視略細長瓢箪状であり、平面視略中央部に中央凹所7が形成されている。
尚、隣接する凸部4b同士がマット本体1の長手方向に沿って繋がり正面視横長長方形状を形成するものであっても良い。また、図示例の綴じ部2の離間距離L1、L2は、3cm〜9cmであるが、これに限定されるものではない。マット本体1の所望の厚さが得られるよう適宜設定することができる。
ここで、マット本体1の厚さが、マット本体1の全域にわたり、短手方向の一端部から他端部に向かい徐々に大きくなるよう形成され、且つ、他端部に正面視略長方形状の膨大凸部4aが形成されているが、これに伴い、Y方向の離間間隔L2は、短手方向の下端部(一端部)から上端部(他端部)に向かい徐々に大きくなるよう形成されている。すなわち、離間間隔L1及びL2が大きい部分の凸部4の方が、離間間隔L1及びL2が小さい部分の凸部4よりも厚さが大きくなり、マット本体1の厚さが大きくなっている。
これにより、一方のマット本体1と他方のマット本体101の係止位置や組合せ方向等を変更することにより、一対のマット本体1、101から構成されるクッション5の厚さを略均一に形成することも傾斜させて形成することもでき、好みに応じた形状、ポジションで使用することができる。
また、図6に示されるように、平面視略細長瓢箪状の膨大凸部4aの平面視略中央部に中央凹所7が形成されるので、一対のマット本体から構成されるクッション5においても中央凹所7が形成される。
そうすると、人体をクッション5に押し付けた場合には、仰向けの場合でも、横向きの場合でも、人体が中央凹所7に収まり安定する。すなわち、仰向けでも横向きでも対応できフィット感を得ることができる。
さらに、図1に示されるように、前記他端部(上端部)の正面視において長手方向の輪郭の略中央部に凹み8が形成されるので、一対のマット本体から構成されるクッション5においても凹み8が形成される。そうすると、凹み8に沿わせて人体の首部を配置することにより、さらに収まりがよく、より安定する。
尚、図1において矢印X方向がマット本体1の横方向であり、矢印Y方向がマット本体1の縦方向である。
次に、他方のマット本体101について説明する。図3及び図4に示されるように、他方のマット本体101と一方のマット1の構成・形状は略同一である。両者の相違点は、略格子状に形成された各々の綴じ部2の位置が異なり、これに伴い凹部3と凸部4bの位置が異なることである。
これにより、一方のマット本体1の凹部3が他方のマット本体101の凸部4bに当接して当接部6を形成し、且つ、一方のマット本体1の凸部4bが他方のマット本体101の凹部3に当接して当接部6を形成し、複数の前記当接部6を形成することよってマット本体1、とマット本体101とを相互にすべらないよう係止可能な形状・寸法に調整され形成されているものである。
このように、マット本体1、とマット本体101とが適宜位置で相互に係止され組み合わされることにより、マット本体1とマット本体101が組み合わされたクッション5の高さ、幅、角度、硬さ等を調整することができ、好みに応じた形状、ポジションで使用することができる。
しかもマット本体1、とマット本体101とを相互にすべらないよう係止できるので、安定した状態を保持しつつ、快適に使用することができる。
ここで、図2は、本考案のクッションの一方のマット本体の綴じ部を示す説明図である。図4は、本考案のクッションの他方のマット本体の綴じ部を示す説明図である。図7−1は本考案のクッションを構成する一対のマット本体の係止状態(1)を示す説明図である。図7−2は本考案のクッションを構成する一対のマット本体の係止状態(2)を示す説明図である。図7−1は、マット本体1とマット本体101とが全くずれない位置で相互に係止され組み合わされた状態であり、図7−2は、マット本体1とマット本体101とが少しずれた位置で相互に係止され組み合わされた状態である。
図7−1及び図7−2において、マット本体1の綴じ部2が黒、マット本体101の綴じ部2が白抜きで示されており、マット本体1の輪郭は実線で、マット本体101の輪郭は破線で示されている。
この場合には、図2、図4、図7−1等に示されるように、マット本体1、101双方の長手方向に沿って相互に略平行に4つの行を呈するように規則的に設けられており、一方のマット本体1の長手方向に沿って設けられた任意の行、例えば、Y方向の最上行、の綴じ部2の個数が、他方のマット本体101の長手方向に設けられた任意の行、例えば、Y方向の最上行又は中程に位置する行、の綴じ部2の個数と、略同一であり、一方のマット本体1の長手方向に設けられた各々の綴じ部2について、隣接する綴じ部2と綴じ部2との間に、他方のマット本体101の長手方向に設けられた各々の綴じ部2が配置可能に設けられている。
一方のマット本体1の長手方向に設けられた各々の綴じ部2について、隣接する綴じ部2と綴じ部2との間に、他方のマット本体101の長手方向に設けられた各々の綴じ部2が配置可能に設けられているとは、例えば、図7−1及び図7−2において、一方のマット本体1のY方向の最上行の隣接する綴じ部2aと綴じ部2cとの間に、他方のマット本体101のY方向の最上行の綴じ部2bが配置されており、一方のマット本体1のY方向の最上行の隣接する綴じ部2cと綴じ部2eとの間に、他方のマット本体101のY方向の最上行の綴じ部2dが配置されており、その他の綴じ部2について、同様に配置可能に設けられていることである。
そうすると、一方のマット本体1の凹部3が他方のマット本体101の凸部4bに当接して当接部6を形成し、且つ、一方のマット本体1の凸部4bが他方のマット本体101の凹部3に当接して当接部6を形成した場合、多数の当接部6を一定間隔で形成できるため、マット本体1とマット本体101とをより確実に相互にすべらないよう係止できる。これにより、より安定した状態を保持しつつ、より快適に使用することができる。
さらに、安定した状態を保持しつつ、綴じ部2を除く凹部3内と凸部4内に充填された極小ビーズが綴じ部2を除く凹部3内と凸部4内で流動することにより、クッション5の形状を好みに応じて微調整することができるので、人体の凹凸形状に合わせるようにフィットさせることができる。また、マット本体がストレッチニットにより形成されているため、フィット性が増す。
次に、本考案に係るクッション5の使用方法について説明する。図8は、本考案のクッション5を構成する一対のマット本体1、101の係止状態(3)を示す側面図である。図9は、本考案のクッション5を構成する一対のマット本体1、101の係止状態(3)を示す正面図である。図8及び図9に示されるクッション5は、マット本体1及びマット本体101双方の短手方向の厚みが大きい部分が外側に、厚みが小さい部分が内側になるようにマット本体1の一方の凹部3がマット本体101の凸部4bに当接して当接部6を形成し、且つ、マット本体1の凸部4bがマット本体101の凹部3に当接して当接部6を形成し、複数の当接部6を形成することよってマット本体1、とマット本体101とを相互にすべらないよう係止したものである。
このように組み合わされたクッション5は、略均一な厚みを形成することができる。図12は図8及び図9に示されたクッション5を枕として使用している状態であり、膨大凸部4aの中央凹所7に人体の頭部を載せ、且つ、凹み8に沿わせて人体の首部を配置して仰向けに寝た状態である。クッション5は、略均一な厚みを形成しているので傾斜なく使用することができる。
また、マット本体1及びマット本体101の組み合わせる位置を少しずらせることで高さや硬さを微調整することができ、好みに応じた気持ちよい形状、ポジションで使用することができる。さらに、クッション5に形成された中央凹所7に、人体の頭部を押し付けた場合には、仰向けの場合でも、横向きの場合でも、頭部が中央凹所7に収まり安定する。すなわち、仰向けでも横向きでも対応できフィット感を得ることができる。
また、クッション5に形成された凹み8に沿わせて人体の首部を配置することにより、さらに収まりがよく、より安定する。
そして、複数の凹部3と凸部4bとが当接して当接部6を形成し、複数の前記当接部6を形成することよってマット本体1、とマット本体101とを相互にすべらないよう係止できるので、安定した状態を保持しつつ、快適に使用することができる。
さらに、マット本体1、101双方の長手方向に沿って相互に略平行に4つの行を呈するように規則的に設けられており、一方のマット本体1の長手方向に沿って設けられた任意の行の綴じ部2の個数が、他方のマット本体101の長手方向に設けられた任意の行の綴じ部2の個数と略同一であり、一方のマット本体1の長手方向に設けられた各々の綴じ部2について、隣接する綴じ部2と綴じ部2との間に、他方のマット本体101の長手方向に設けられた各々の綴じ部2が配置可能に設けられている。
そうすると、一方のマット本体1の凹部3が他方のマット本体101の凸部4bに当接して当接部6を形成し、且つ、一方のマット本体1の凸部4bが他方のマット本体101の凹部3に当接して当接部6を形成した場合、多数の当接部6を一定間隔で形成できるため、マット本体1とマット本体101とをより確実に相互にすべらないよう係止できる。
これにより、より安定した状態を保持しつつ、より快適に使用することができる。また、マット本体1、101がストレッチニットにより形成されているため、フィット性が増す。
さらに、安定した状態を保持しつつ、極小ビーズが綴じ部2を除く凹部3内と凸部4内で流動し、クッション5の形状を好みに応じて微調整することができるので、人体の凹凸形状に合わせるように好適にフィットせることができる。
尚、発泡ポリスチレン製の極小ビーズは、断熱効果が得られ、人体の保温効果がある。また、マット本体1、101には上下等方向性もなく使用できるため、好みに応じて図13に示されるようにクッション5を枕として使用することができる。
図10は、本考案のクッション5を構成する一対のマット本体1、101の係止状態(4)を示す側面図である。図11は、本考案のクッション5を構成する一対のマット本体1、101の係止状態(4)を示す正面図である。図10及び図11に示されるクッション5は、マット本体1及びマット本体101双方の短手方向の厚みが大きい部分同士と、厚みが小さい部分同士を少しずらせて、マット本体1の一方の凹部3がマット本体101の凸部4bに当接して当接部6を形成し、且つ、マット本体1の凸部4bがマット本体101の凹部3に当接して当接6部を形成し、複数の前記当接部6を形成することよってマット本体1、とマット本体101とを相互にすべらないよう係止したものである。
このように組み合わされたクッション5は、その全域にわたり一端部から他端部に向かい厚みを増加又は低減させて形成することができる。
図14は、図10及び図11に示されたクッション5を枕として使用し、膨大凸部4aの中央凹所7に人体の頭部を載せて仰向けに寝た状態である。クッション5は、一端部から他端部に向かい厚みを増加又は低減させて形成しているので傾斜がついた枕として使用することができる。また、マット本体1及びマット本体101の組み合わせる位置を少しずらせることで高さや硬さを微調整することができ、好みに応じた気持ちよい形状、ポジションで使用することができる。
さらに、クッション5に形成された中央凹所7に、人体の頭部を押し付けた場合には、仰向けの場合でも、横向きの場合でも、頭部が中央凹所7に収まり安定する。すなわち、仰向けでも横向きでも対応できフィット感を得ることができる。
そして、複数の凹部3と凸部4bとが当接して当接部6を形成し、複数の前記当接部6を形成することよってマット本体1、とマット本体101とを相互にすべらないよう係止できるので、安定した状態を保持しつつ、快適に使用することができる。
さらに、マット本体1、101双方の長手方向に沿って相互に略平行に4つの行を呈するように規則的に設けられており、一方のマット本体1の長手方向に沿って設けられた任意の行の綴じ部2の個数が、他方のマット本体101の長手方向に設けられた任意の行の綴じ部2の個数と略同一であり、一方のマット本体1の長手方向に設けられた各々の綴じ部2について、隣接する綴じ部2と綴じ部2との間に、他方のマット本体101の長手方向に設けられた各々の綴じ部2が配置可能に設けられている。
そうすると、一方のマット本体1の凹部3が他方のマット本体101の凸部4bに当接して当接部6を形成し、且つ、一方のマット本体1の凸部4bが他方のマット本体101の凹部3に当接して当接部6を形成した場合、多数の当接部6を一定間隔で形成できるため、マット本体1とマット本体101とをより確実に相互にすべらないよう係止できる。
これにより、より安定した状態を保持しつつ、より快適に使用することができる。また、マット本体1、101がストレッチニットにより形成されているため、フィット性が増す。
さらに、安定した状態を保持しつつ、極小ビーズが綴じ部2を除く凹部3内と凸部4内で流動し、多目的マット5の形状を好みに応じて微調整することができるので、人体の凹凸形状に合わせるように好適にフィットさせることができる。尚、発泡ポリスチレン製の極小ビーズは、断熱効果が得られ、人体の保温効果がある。
また、マット本体1、101には上下等方向性もなく使用できるため、好みに応じて図15に示されるようにクッション5を枕として使用することができる。
尚、図16に示されるようにマット本体1のみを傾斜がついた枕として使用することができる。
尚、図16に示されるようにマット本体1のみを傾斜がついた枕として使用することができる。
また、マット本体1、とマット本体101が組み合わされたクッション5はボディケアマットとして使用することもできる。マット本体1及びマット本体101双方の短手方向の厚みが大きい部分が外側に、厚みが小さい部分が内側になるように組み合わされた図17に示されるクッション5を、マットレス、ベッド等の上に敷いて、図17における矢印M方向に頭部、矢印N方向に足部が配置されるように、クッション5の上に背中及び腰を載せて仰向けに寝ることができる。
そうすると、クッション5の上に仰臥した人体の体重が作用することにより、極小ビーズが綴じ部2を除く凹部3内と凸部4内で流動し、人体の凹凸形状に合わせるようにフィットし、人体の背面にフィットする。収容凸部4を含むマット本体1、101がストレッチニットにより形成されているため、フィット性が増す。
また、クッション5は人体の凹凸形状にフィットするため、人体の微細な陥凹部として捉えられる、いわゆるツボ(経穴)に極小ビーズがストレッチニットを介して入り込み、脊柱に沿って多くの点在するツボを押圧し刺激しうる。したがって、気持ちよく背筋が伸びて爽快感をうることができる。
さらに、発泡ポリスチレン製の極小ビーズは、断熱効果が得られ、人体の保温効果もある。
さらに、発泡ポリスチレン製の極小ビーズは、断熱効果が得られ、人体の保温効果もある。
図18に示されるように、クッション5を座布団として、使用することもできる。この場合、クッション5の上に着座した人体の体重が作用し、適度な圧力で押圧することによって、脊柱の凸部分が好適にサポートされ、体の左右の歪を矯正する効果も期待できる。なお、極小ビーズは、断熱効果が得られ、人体の保温効果もある。
図19に示されるように、クッション5を椅子に載置して緩衝クッションとして使用することもできる。さらに、図20に示されるように、長手方向に沿って巻きつけて固定したマット本体1をストレッチポールとして使用することもできる。
1 一方のマット本体
2 綴じ部
2a 一方のマット本体のY方向の最上行の綴じ部
2b 他方のマット本体のY方向の最上行の綴じ部
2c 一方のマット本体のY方向の最上行の綴じ部
2d 他方のマット本体のY方向の最上行の綴じ部
2e 一方のマット本体のY方向の最上行の綴じ部
3 凹部
4 凸部
4a 膨大凸部
4b 平面視略四角形状の凸部
5 クッション
6 当接部
7 中央凹所
8 凹み
101 他方のマット本体
2 綴じ部
2a 一方のマット本体のY方向の最上行の綴じ部
2b 他方のマット本体のY方向の最上行の綴じ部
2c 一方のマット本体のY方向の最上行の綴じ部
2d 他方のマット本体のY方向の最上行の綴じ部
2e 一方のマット本体のY方向の最上行の綴じ部
3 凹部
4 凸部
4a 膨大凸部
4b 平面視略四角形状の凸部
5 クッション
6 当接部
7 中央凹所
8 凹み
101 他方のマット本体
Claims (6)
- 内部に極小ビーズが充填された一対のマット本体から構成されるクッションであって、前記マット本体は双方とも、ストレッチニットで正面視略四角形の袋状体に縫製されるとともに、表地と裏地とを綴じた綴じ部が縦横方向に所定の離間距離を隔てて略格子状に複数設けられ、前記各々の綴じ部に対応して、前記綴じ部を含み、前記綴じ部の外周部で前記極小ビーズが収容される凹部が形成され、前記各々の凹部に隣接して、前記極小ビーズが収容される凸部が略格子状に複数膨出形成され、一方のマット本体の凹部が、他方のマット本体の凸部に当接して当接部を形成し、且つ、一方のマット本体の凸部が他方のマット本体の凹部に当接して当接部を形成し、複数の前記当接部を形成することによって一方のマット本体と他方のマット本体とを相互に係止可能とすることを特徴とする前記クッション。
- 前記一対のマット本体双方の前記綴じ部が縦横方向に所定の離間距離を隔てて略格子状に複数設けられ、且つ、前記綴じ部がマット本体の長手方向に沿って複数の行を呈するように設けられ、一方のマット本体の長手方向に設けられた各々の綴じ部について、隣接する綴じ部と綴じ部との間に、他方のマット本体の長手方向に設けられた各々の綴じ部が配置可能に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のクッション。
- 前記一対のマット本体の各々の厚さが、マット本体全域にわたり短手方向の一端部から他端部に向かい徐々に大きく形成され、且つ、他端部に膨大凸部が形成されることを特徴とする請求項1又は2に記載のクッション。
- 前記膨大凸部が平面視略細長瓢箪状であり、平面視略中央部に中央凹所が形成されることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載のクッション。
- 前記他端部の正面視において長手方向の輪郭の略中央部に凹みが形成されることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載のクッション。
- 前記極小ビーズは、直径が0.5mm〜1.0mmの発泡ポリスチレンビーズであることを特徴とする請求項1〜5の何れかに記載のクッション。
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WO2019216363A1 (ja) * | 2018-05-11 | 2019-11-14 | Osugi Chisato | 乳児用ベッド |
CN114504220A (zh) * | 2020-11-16 | 2022-05-17 | 明门瑞士股份有限公司 | 支撑衬垫及其幼儿载具 |
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2017
- 2017-05-22 JP JP2017002265U patent/JP3211873U/ja not_active Expired - Fee Related
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JP7118345B2 (ja) | 2018-03-13 | 2022-08-16 | 有限会社エルーチーリビング | 枕 |
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