JP3211770U - 空調配管用支持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】熟練作業者でなくても空調配管の取付や交換の作業を容易に行え、作業負担の軽減が図れる空調配管用支持具を提供する。【解決手段】上部吊り金具10と、上部吊り金具10にボルト30を介して着脱可能に支持される配管支持部20を備える。配管支持部20は、空調配管1を受ける配管受け部23と、空調配管1を配管受け部23の内側に案内する案内開口部と、案内開口部を開閉する開閉部25を備える。開閉部25は配管受け部23に蝶番24を介して取り付ける。【選択図】図1

Description

本考案は、建物の空調に用いられる空調配管を支持するための支持具に関するものである。
一般にオフィスビルや商業施設、病院などの空調は、各階の天井内に吸気・排気用のダクトや保温材で周囲が被覆された熱交換用の冷媒配管がめぐらされ、空調機で温度・温度、風量が調節された空気が各階の室内に供給され、また換気されるようになっている。ダクトを含む空調配管は天井壁面から例えば1m〜1.5m間隔で支持具により吊下げられ支持されるようになっている。
例えば、特許文献1には配管の吊り金具の例が開示されている。特許文献2には、空調配管をカバーで覆い、取付け具を介して天井壁面から吊下げる例が開示されている。特許文献3には配管を可撓性バンドで吊下げ、天井吊りボルトと支持部材とバンド固定部を用いて配管を支持する例が開示されている。
実開昭61−154384号公報 実公平6−5533号公報 特開2016−196932号公報
しかしながら、特許文献1の吊り金具は、吊り金具が結露して天井裏に水滴が落下し、天井にしみを付けたり、天井から水滴が室内に落下するという問題がある。特許文献2のカバーは結露の問題は解消されるが、施工性が悪くなるという問題がある。特に天井内部の狭い空間での施工には困難が伴う。特許文献3の支持具は、作業の容易性を改善せんとするものであるが、現場でバンド固定部を用いて支持部材に可撓性バンドを連結支持させる作業が必要で、細かな手作業が必要となり、作業性が十分改善されているとは言えない。
特に近年は現場の熟練作業者が減少し、また、空調配管の吊り下げは高所作業を伴うことから、熟練作業者でなくても作業が容易に行え、また、作業負担の軽減につながることが望ましい。
本考案は上記課題に鑑みてなされたもので、熟練作業者でなくても空調配管の取付や交換の作業を容易に行え、作業負担の軽減が図れる空調配管用支持具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本考案は建物の天井内部に空調配管を吊下げ支持する空調配管用支持具であって、
建物の天井内部の上面に吊下げ支持される上部吊り部材と、当該上部吊り部材に係止部材を介して着脱可能に支持される配管支持部を備え、
前記配管支持部が、空調配管を受ける配管受け部と、空調配管を上方乃至側方から前記配管受け部の内側に案内する案内開口部と、案内開口部を開閉する開閉部を備えていることを主要な特徴とする。
本考案に係る空調配管用支持具は、前記開閉部が前記配管受け部の縁部にヒンジを介して取り付けられ、前記案内開口部が前記開閉部により閉じられるとともに当該開閉部材が前記係止部材により係止されることを第2の特徴とする。
本考案に係る空調配管用支持具は、前記係止部材がボルト部材からなり、前記開閉部材側に前記ボルト部材に螺合可能なナット部材が設けられていることを第3の特徴とする。
本考案に係る空調配管用支持具は、前記配管受け部が非金属部材からなることを第4の特徴とする。
以上説明したように、本考案に係る空調配管用支持具を用いることにより、熟練作業者でなくても高所での空調配管の取付や交換の作業を容易に行うことができ、作業の効率性に優れ、作業の安全確保、作業負担の軽減を図ることができるという優れた効果を奏する。
本考案に係る空調配管用支持具の正面図、 図1に示す支持具の側面図、 図1に示す支持具の平面図、 図1に示す支持具を天井内部の上面から吊下げ支持した状態で、支持具の開閉部を開いた状態を示す説明図、 図4に示す支持具の配管受け部に2本の空調配管をセットし、開閉部を閉じた状態を示す説明図、 本考案に係る支持具の他の使用例を示すもので、配管受け部にダクトを支持させた例を示す説明図、 本考案に係る支持具のさらに他の使用例を示すもので、配管受け部に空調配管とケーブルを支持させた例を示す説明図である。
本考案を実施するための一実施形態を、図面を参照しながら説明する。図1ないし図3は本考案に係る支持具を示すもので、これらの図において符号1は空調配管、符号Sは支持具を示している。
図1に示すように、空調配管1は、一例として内部を空調用(熱交換用)の冷媒が通る金属製の管体からなり、その周囲に保護部材2が被覆されている。
支持具Sは、図1に示すように、上部吊り金具10と、空調配管1を水平に支持する配管支持部20とを備えており、配管支持部20は、ボルト30によって上部吊り金具10に着脱可能に連結支持され、上部吊り金具10によって吊下げ支持されるようになっている。
上部吊り金具10は、金属板を下向きに折り曲げてなる金具本体11の上面11aに設けられた貫通孔12にナット13が上向きに遊嵌され、金具本体11の下向きに延びる先端部11bにはボルト30を挿通させる挿通孔14が貫通して設けられている。ナット13は、その頭部13aが金具本体11の内側に配置されて、金具本体11の内側面に形成された左右の突起11c、11cによって支持され、これによりナット13が金具本体11から抜けないようになっている。
ナット13は、下向きの天井吊りボルト3に螺合できるようになっており、天井内部の上面4(図4参照)に下向きに取り付けられた天井吊りボルト3にナット13を螺合させることによって、上部吊り金具10を天井内部の上面4から吊り下げ支持できるようになっている。
配管支持部20は、一対の上部連結片21、22と、一方の上部連結片21の下部連結部21aに一体に固定支持された断面円弧状の配管受け部23と、配管受け部23の自由端側の縁部に蝶番24を介して回動可能に支持された開閉部25から構成され、開閉部25は他方の上部連結片22の下部連結部22aに一体に固定支持されている。
上部連結片21、22は、それぞれの下部連結部21a、22aが配管受け部23、開閉部25の形状に合わせて湾曲形状をなし、下部連結部21a、22aから上向きに続く垂直部21b、22bにボルト30を挿通させる貫通孔26が貫通して設けられている。一方の垂直部22bには貫通孔26の位置に合わせて外面にナット27が固定されている。ナット27はボルト30の先端を螺合できるようになっており、ナット27にボルト30の先端を螺合することにより、開閉部25を閉じて、空調配管1を配管受け部23の内部に保持できるようになっている。
配管受け部23および開閉部25は、いずれも合成樹脂製からなり、軸方向に断面視して、開閉部25が閉じた状態で、全体として、空調配管1の周囲を囲む断面円形状をなし、蝶番24の回りに開閉部25が開くと、蝶番24と一方の上部連結片21との間に、図4に示すように、水平姿勢の空調配管1を配管受け部23の内側に案内する案内開口部28が形成されるようになっている。
配管受け部23および開閉部25は、図2を参照して、側面視すると、軸方向に所定の長さ(例えば図示例の場合、150mm)を有し、上端にいくに従って軸方向の寸法が短くなるテーパ形状をしている。これにより、開閉部25を開いたときに、水平姿勢の空調配管1をスムーズに配管受け部23内部にセットできるようになっている。なお、図3の平面図において、配管受け部23の構造が見やすいように、上部吊り金具10が省略されている。
次に、図4および図5を参照しながら、支持具Sを用いて、空調配管1を天井内部に配置する手順について説明する。
図4に示すように、天井内部の上面4に取り付けられた天井吊りボルト3に対し上部吊り金具10のナット13を螺合させ、上部吊り金具10を天井内部の上面4から吊り下げる。次に、ボルト30を配管受け部23の上部連結部21の挿通孔26および上部吊り金具10の挿通孔14に通し、配管受け部23を上部連結部21に吊下げる。
そして、配管受け部23に対し、図4に示すように、開閉部25を開いた状態で、水平状態の空調配管1を、案内開口部28から配管受け部23内に案内し、配管受け部23内に支持させる。最後に、図5に示すように、蝶番24回りに開閉部25を回動させて開閉部25を閉じ、上部連結部22の挿通孔26にボルト30を通してナット27に螺合させる。
これにより、支持具Sに支持させた状態の空調配管1を天井内部に配置することができる。上記支持具Sによると、次のような効果を奏する。
(1)天井内部の上面4に取り付けられた天井吊りボルト3に上部吊り金具10を吊下げ支持するとともに、ボルト30で配管受け部20を上部吊り金具10に吊下げておき、案内開口部28から水平状態の空調配管1を配管受け部20内に容易にセットし、支持させることができる。後は、蝶番24回りに開閉部25を閉じて、ボルト30をナット27に螺合する簡単な作業で、空調配管1を配管受け部23内に保持することができる。
(2)空調配管の設置作業が容易に行えるので、脚立等を利用した高所での作業であっても作業を効率的に行え、また、熟練作業者でなくても、空調配管の設置作業を簡単に行え、作業負担が重くならない。特に作業負担の軽減のメリットが大きく、作業の安全性が高まる。
(3)古い空調配管を新しい空調配管と交換する場合、開閉部25を開けて、古い空調配管を下し、新しい空調配管を配管受け部23内にセットし、後は開閉部25をボルト30とナット27で閉じればよい。開閉部25が蝶番24で配管受け部23の縁部に連結されているから、従来のようにカバー部材を落下させる心配もない。空調配管の交換作業も簡単に効率よく実施できる。
(4)配管受け部23および開閉部25が合成樹脂製からなるから、結露が発生せず、天井に染みが付いたり、天井から水滴が室内に落下するといった不具合が生じない。
図6は、空調配管の他の例として、空気搬送用のダクト5を支持具Sで支持する例である。このように空調配管としては図1に示す冷媒用の配管に限らない。
図7は、さらに他の応用例として、配管受け部23内に1又は複数本の空調配管1(図示例は2本)を支持させるとともに、配管受け部23の隙間Kに1又は複数本のケーブル6(図示例は2本)を通してケーブル6を配管受け部23内に支持させる例である。ケーブル6には、LANケーブル、光ケーブル、電話ケーブル、電気配線ケーブルなどが含まれる。
かくして、本考案の空調配管用支持具によると、熟練作業者でなくても空調配管の取付や交換の作業を容易に行え、作業負担の軽減が図れる空調配管用支持具を実現することができた。
本考案は、空調配管用の支持具として利用可能である。
1 空調配管
2 保護部材
3 天井吊りボルト
4 天井内部の上面
5 ダクト
6 ケーブル
10 上部吊り金具(上部吊り部材)
11 金具本体
11a 上面
11b 先端部
11c 突起
12、26 貫通孔
13、27 ナット
13a ナットの頭部
14 挿通孔
20 配管支持部
21、22 上部連結片
21a、22a 下部連結部
21b、22b 垂直部
21c、22c 連結支持部
23 配管受け部
24 蝶番(ヒンジ)
25 開閉部
28 案内開口部
30 ボルト(係止部材)
K 隙間
S 支持具(空調配管用支持具)

Claims (4)

  1. 建物の天井内部に空調配管を吊下げ支持する空調配管用支持具であって、
    建物の天井内部の上面に吊下げ支持される上部吊り部材と、当該上部吊り部材に係止部材を介して着脱可能に支持される配管支持部を備え、
    前記配管支持部が、空調配管を受ける配管受け部と、空調配管を上方乃至側方から前記配管受け部の内側に案内する案内開口部と、案内開口部を開閉する開閉部を備えていることを特徴とする空調配管用支持具。
  2. 前記開閉部が前記配管受け部の縁部にヒンジを介して取り付けられ、前記案内開口部が前記開閉部により閉じられるとともに当該開閉部材が前記係止部材により係止されることを特徴とする請求項1記載の空調配管用支持具。
  3. 前記係止部材がボルト部材からなり、前記開閉部材側に前記ボルト部材に螺合可能なナット部材が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空調配管用支持具。
  4. 前記配管受け部が非金属部材からなることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の空調配管用支持具。
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