JP2015031321A - 天井配管構造及び管継手 - Google Patents

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【課題】樹脂管を用いた配管を吊り下げて設置する場合の外観的な仕上がりを向上させることを目的とする。
【解決手段】天井部14に設けられる吊り具16と、複数の樹脂管10と、樹脂管10を互いに連通状態で接続すると共に、吊り具16に連結される連結部18を有する管継手12と、を備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、天井配管構造及び管継手に関する。
通常の給水給湯及び空調・衛生配管における配管構造は、複数の管を管継手で接続している。この配管構造を天井へ固定する場合には、配管の管部分を支持するように固定するのが一般的である。具体的には、天井からボルトを吊り下げ、更にボルト端に吊りバンドを設け、その吊りバンドを管の周囲に巻き付けて保持する構造が知られている(特許文献1参照)。
特開2004−68902号公報
しかしながら、樹脂管が用いられた配管の場合は、樹脂管が柔軟であるため、樹脂管が配管の自重で撓むことがある。特に、管継手を砲金等の金属製にしている場合は、管継手の部分の方が管部分よりも重いので、配管の中でも管継手の部分が垂れ下がって、外観が悪化し易い。
本発明は、上記事実を考慮して、樹脂管を用いた配管を吊り下げて設置する場合の外観的な仕上がりを向上させることを目的とする。
請求項1の発明(天井配管構造)は、天井部に設けられる吊り具と、複数の樹脂管と、前記樹脂管を互いに連通状態で接続すると共に、前記吊り具に連結される連結部を有する管継手と、を備えている。
請求項1に記載の天井配管構造では、管継手が吊り具に連結されているので、配管における管継手の部分が垂れ下がることがない。このため、樹脂管を用いた配管を吊り下げて設置する場合の外観的な仕上がりを向上させることができる。
請求項2の発明は、請求項1に記載の天井配管構造において、前記吊り具と前記連結部とが互いに係合していることを特徴としている。
請求項2に記載の天井配管構造では、連結部において、吊り具と管継手とが互いに係合しているので、吊り具による管継手の吊下げ状態を安定させることができる。
請求項3の発明は、請求項2に記載の天井配管構造において、前記連結部が、前記吊り具の基部が、前記基部の面方向に差し込まれる連結シューであることを特徴としている。
請求項3に記載の天井配管構造では、管継手に設けられた連結シューに、吊り具の基部をその面方向にスライドして差し込む構造であるので、配管施工が容易である。
請求項4の発明は、請求項3に記載の天井配管構造において、前記吊り具が、複数の向きで前記連結シューに差込み可能に構成されていることを特徴としている。
請求項4に記載の天井配管構造では、吊り具を、複数の向きで連結シューに差し込むことができるので、ある向きに取り付けられた吊り具に対して、管継手の固定向きを自由に変更することができ、樹脂管の設置方向についての自由度を高めることができる。
請求項5の発明(管継手)は、複数の樹脂管同士を接続可能とされ、天井部に設けられた吊り具と連結可能な連結部を有している。
請求項5に記載の管継手では、樹脂管同士を接続可能な管継手が、吊り具に連結することができるので、配管における管継手の部分が垂れ下がることがない。このため、樹脂管を用いた配管を吊り下げて設置する場合の外観的な仕上がりを向上させることができる。
請求項6の発明は、請求項5に記載の管継手において、前記連結部は、前記吊り具と係合可能に構成されている。
請求項6に記載の管継手では、管継手が、その連結部において吊り具と係合することができるので、吊り具による管継手の吊下げ状態を安定させることができる。
請求項7の発明は、請求項6に記載の管継手において、前記連結部は、前記吊り具の基部が差し込まれる連結シューである。
請求項7に記載の管継手では、連結シューに、吊り具の基部を差し込む構造であるので、配管施工が容易である。
本発明によれば、樹脂管を用いた配管を吊り下げて設置する場合の外観的な仕上がりを向上させることができる、という優れた効果が得られる。
天井配管構造を示す分解斜視図である。 天井配管構造を示す斜視図である。 天井配管構造において、管継手の固定向きを変更した例を示す斜視図である。 天井配管構造において、連結シューの位置を変えて、管継手の向きを変更した例を示す斜視図である。
以下、本発明を実施するための形態を図面に基づき説明する。図1,図2において、本実施形態に係る天井配管構造Sは、複数の樹脂管10と、管継手12とを備えている。樹脂管10は、例えば給水、給湯に用いられるポリブテン管である。
管継手12は、樹脂管10を接続可能な、例えば3方向の接続部41,42,43を有するチーズであり、樹脂管10同士を接続可能とされている。この管継手12は、例えば金属製の継手本体部34に樹脂部品や、Oリング(図示せず)等を組み合わせて構成されている。
管継手12は、天井部14(図2)に設けられた吊り具16に連結可能な連結部18を有している。連結部18は、例えば、吊り具16の基部16Aが、該基部16Aの面方向にスライドして差し込まれる連結シュー28である。この連結シュー28は、例えば継手本体部34と一体的に形成され、吊り具16と互いに係合可能に構成されている。
吊り具16は、基部16Aに軸部16Bが立設され、全体として逆T字形に構成されている。軸部16Bには、例えば2つの貫通孔16Cが形成されている。図2に示されるように、この軸部16Bは、貫通孔16Cを利用して、例えばボルト30とナット32を用いて、タンバックル24に連結される。このタンバックル24は、例えば、天井部14に固定されて下方に延びるボルト22の下端部に取り付けられる。
図1に示されるように、連結シュー28は、継手本体部34の外面に設けられた断面L字形の一対のガイドレールである。この連結シュー28は、継手本体部34の径方向と平行(例えば接続部43の軸方向と平行)に延びている。連結シュー28における一対のガイドレールは、吊り具16の基部16Aを連結シュー28に差し込む際に軸部16Bと干渉しないように離間している。連結シュー28と、継手本体部34の外面との間には、吊り具16の基部16Aを差込み可能な隙間20が設けられている。この隙間20に、基部16Aを差し込むことにより、吊り具16が管継手12と係合するようになっている。
隙間20に、基部16Aを差し込む際には、基部16Aと連結シュー28とが嵌合することが望ましい。そのためには、吊り具16の基部16Aの差込みが進行するに従って、隙間20が減少するようにしてもよい。また、吊り具16の基部16Aを楔状にしておいてもよい。更には、連結シュー28の長手方向において、隙間20の大きさを一定として、吊り具16の基部16Aの厚さを、該隙間20の大きさよりもわずかに大きく設定してもよい。また、基部16Aを連結シュー28に適切な位置まで差し込んだ際の節度感を与えるために、該基部16Aや連結シュー28に、互いに嵌合する凹凸部(図示せず)を設けてもよい。
連結シュー28に対する吊り具16の差込み可能方向は、複数設定されている。本実施形態では、吊り具16の基部16Aが正方形に形成されており、図3に示されるように、吊り具16を基部16Aの面と直交する軸を中心として回転させた状態でも、連結シュー28に差し込むことができるようになっている。図2においては、軸部16Bの幅方向が、管継手12の接続部43の軸方向と一致しているのに対し、図3においては、軸部16Bの幅方向が、管継手12の接続部41,42の軸方向と一致している。
また、連結シュー28の位置は、図1に示される位置に限られず、図4に示されるように、接続部43と反対側の位置であってもよい。図1に示される位置と、図4に示される位置の双方に連結シュー28が設けられていてもよい。つまり、管継手12の複数箇所に連結シュー28が設けられていてもよい。
吊り具16の基部16Aは、正方形には限られず、6角形や8角形等、互いに平行な対辺を有する多角形であってもよい。更には、管継手12の固定向きを無段階に変更できるように、基部16Aを円形としてもよい。また、基部16Aと連結シュー28の係合を逆にしてもよい。具体的には、吊り具16の基部16Aを断面C字形に構成し、管継手12の連結部18を例えば断面T字形に構成して、該基部16Aと連結部18とが互いに係合するようにしてもよい。
(作用)
本実施形態は、上記のように構成されており、以下その作用について説明する。図2において、本実施形態に係る天井配管構造Sでは、樹脂管10同士を互いに連通状態で接続する管継手12が、吊り具16に連結されているので、該吊り具16を介して管継手12を天井部14から吊り下げる事が容易である。従って、樹脂管10が管継手12の重量により撓んで該管継手12の部分が垂れ下がることがない。特に、連結部18において、吊り具16と管継手12とが互いに係合しているので、吊り具16による管継手12の吊下げ状態を安定させることができる。具体的には、管継手12に設けられた連結シュー28に、吊り具16の基部16Aがスライドして差し込まれる構造であるので、配管施工が容易である。
図2,図3,図4に示されるように、本実施形態では、吊り具16を、複数の向きで連結シュー28に差し込むことができるので、ある向きに取り付けられた吊り具16に対して、管継手12の固定向きを自由に変更することができ、樹脂管10の設置方向についての自由度を高めることができる。具体的には、配管の平面分岐(曲げ)、上下立面分岐(曲げ)等が可能となる。
このように、本実施形態によれば、樹脂管10を用いた配管を吊り下げて設置する場合の位置精度を高めて、外観的な仕上がりを向上させることができる。
また、管継手12の周辺の樹脂管10を固定する場合は、最低でも複数箇所固定するのが望ましいが、本実施形態では、管継手12自体を固定することで、固定箇所数を削減することも可能となる。例えば、チーズ配管の場合、管継手12の周囲3箇所の樹脂管10を固定する必要があったものが、1箇所の管継手12の固定で済むこととなり、作業性が向上し、工数やコストが低減される。
[他の実施形態]
上記実施形態では、連結部18が連結シュー28であり、該連結シュー28が吊り具16と係合するものとしたが、連結部18における連結手段はこれに限られない。例えば、ボルトナット等による締結、挟持、引掛け等の他の手段を用いてもよい。
天井部14は、狭い意味での天井に限られず、配管構造の上方に位置する梁や金具等、配管を吊下げ可能な構造物一般を含む。
10 樹脂管、12 管継手、14 天井部、16 吊り具、16A 基部、18 連結部、28 連結シュー、S 天井配管構造

Claims (7)

  1. 天井部に設けられる吊り具と、
    複数の樹脂管と、
    前記樹脂管を互いに連通状態で接続すると共に、前記吊り具に連結される連結部を有する管継手と、
    を備えた天井配管構造。
  2. 前記吊り具と前記連結部とが互いに係合している請求項1に記載の天井配管構造。
  3. 前記連結部は、前記吊り具の基部が、前記基部の面方向にスライドして差し込まれる連結シューである請求項2に記載の天井配管構造。
  4. 前記吊り具は、複数の向きで前記連結シューに差込み可能に構成されている請求項3に記載の天井配管構造。
  5. 複数の樹脂管が互いに連通状態で接続可能とされ、天井部に設けられた吊り具と連結可能な連結部を有する管継手。
  6. 前記連結部は、前記吊り具と係合可能に構成されている請求項5に記載の管継手。
  7. 前記連結部は、前記吊り具の基部が差し込まれる連結シューである請求項6に記載の管継手。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101766601B1 (ko) * 2016-10-31 2017-08-09 오정훈 파이프용 지지장치

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