JP3211715B2 - 分岐部固定用保持具 - Google Patents
分岐部固定用保持具Info
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- JP3211715B2 JP3211715B2 JP09563997A JP9563997A JP3211715B2 JP 3211715 B2 JP3211715 B2 JP 3211715B2 JP 09563997 A JP09563997 A JP 09563997A JP 9563997 A JP9563997 A JP 9563997A JP 3211715 B2 JP3211715 B2 JP 3211715B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電線、エア配管、
光ファイバ−等の線材の分岐部を結束保持するととも
に、所定の取付位置に係合、固定する分岐部固定用保持
具に関する。
光ファイバ−等の線材の分岐部を結束保持するととも
に、所定の取付位置に係合、固定する分岐部固定用保持
具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用、通信用を始めとして電線
や光ファイバー、あるいはエアー配管等の線材を結束し
て、所定の取り付け位置に所定の配索方向を保持して固
定するための線材保持具(固定用クリップ)が広く使用
されている。特に車両内に配索されるワイヤーハーネス
においては、大量の電線が集束する幹線部や電気、電子
部品等へ配索される数本の電線からなる支線部、あるい
はこれらの電線が分岐する分岐部周辺の結束保持におい
ても固定用クリップが多用されている。
や光ファイバー、あるいはエアー配管等の線材を結束し
て、所定の取り付け位置に所定の配索方向を保持して固
定するための線材保持具(固定用クリップ)が広く使用
されている。特に車両内に配索されるワイヤーハーネス
においては、大量の電線が集束する幹線部や電気、電子
部品等へ配索される数本の電線からなる支線部、あるい
はこれらの電線が分岐する分岐部周辺の結束保持におい
ても固定用クリップが多用されている。
【0003】一般に用いられている固定用クリップの形
態について図2を参照して説明する。固定用クリップの
第1の例としては、図2(a)に示すように基部21に
クリップ部22及びバンド部23が設けられたバンド型
のクリップ(以下、バンドクリップと記載する)20が
ある。ここで、24はバンド部23が貫通、掛止される
ロック部である。
態について図2を参照して説明する。固定用クリップの
第1の例としては、図2(a)に示すように基部21に
クリップ部22及びバンド部23が設けられたバンド型
のクリップ(以下、バンドクリップと記載する)20が
ある。ここで、24はバンド部23が貫通、掛止される
ロック部である。
【0004】また、第2の例としては、図2(b)に示
すように基部プレート31にクリップ部32及びテープ
止め部33が設けられたプレート型のクリップ(以下、
プレートクリップと記載する)30がある。これらの固
定用クリップを用いた線材の分岐部周辺における結束保
持方法を図3に示して説明すると、バンドクリップ30
においては、図3(a)のように、その構造上ワイヤー
ハーネス40の分岐部41の中心位置に取り付けること
はできないため、必然的に分岐部41から離間した線材
の直線部分をバンド部23で締め込む結束方法となり、
クリップ部22の取付位置が分岐部41の中心から距離
Lだけ離間することとなる。また、プレートクリップ3
0においては、図3(b)のように、分岐部41を介し
て互いに同一直線方向に延伸する幹線、あるいは幹線及
び支線部分に、基部プレート31を延在させ、基部プレ
ート31の両端部に設けられたテープ止め部33を固定
用テープ34により巻き固定することができるため、分
岐部41の中心位置にクリップ部32を取り付けること
ができる。
すように基部プレート31にクリップ部32及びテープ
止め部33が設けられたプレート型のクリップ(以下、
プレートクリップと記載する)30がある。これらの固
定用クリップを用いた線材の分岐部周辺における結束保
持方法を図3に示して説明すると、バンドクリップ30
においては、図3(a)のように、その構造上ワイヤー
ハーネス40の分岐部41の中心位置に取り付けること
はできないため、必然的に分岐部41から離間した線材
の直線部分をバンド部23で締め込む結束方法となり、
クリップ部22の取付位置が分岐部41の中心から距離
Lだけ離間することとなる。また、プレートクリップ3
0においては、図3(b)のように、分岐部41を介し
て互いに同一直線方向に延伸する幹線、あるいは幹線及
び支線部分に、基部プレート31を延在させ、基部プレ
ート31の両端部に設けられたテープ止め部33を固定
用テープ34により巻き固定することができるため、分
岐部41の中心位置にクリップ部32を取り付けること
ができる。
【0005】このような分岐部41の中心位置へのクリ
ップ部22、32の取り付けは、分岐部41の形成方法
が電線等の線材が配索される各方向から分岐部41方向
に集束するようにテープ巻きされるため、直線部分に比
べ太い直径となり、例えばワイヤーハーネスにおいて
は、車両走行時に周辺部材との干渉や異音の発生源とな
る問題を解決する上で、要望が高い。
ップ部22、32の取り付けは、分岐部41の形成方法
が電線等の線材が配索される各方向から分岐部41方向
に集束するようにテープ巻きされるため、直線部分に比
べ太い直径となり、例えばワイヤーハーネスにおいて
は、車両走行時に周辺部材との干渉や異音の発生源とな
る問題を解決する上で、要望が高い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3に
示した固定用クリップの分岐部への取り付けには、種々
の制約、問題が存在する。すなわち、バンドクリップ3
0においては分岐部41中心にクリップ部22を設置で
きないため、分岐部41を確実に固定することができ
ず、上述したような車両の振動に伴う異音の発生や周辺
部材との干渉を十分抑制することができない問題を有し
ている。特に太い直径のワイヤーハーネス40の場合、
分岐部41の中心位置からクリップ部22の設置位置ま
での距離Lは大きくなり、異音の発生は顕著となる。こ
のような問題を抑制するためには、分岐部41から延伸
するすべての直線部分にバンドクリップ20を取り付け
る形態が考えられるが、ワイヤーハーネス製作時及び車
両への実装時の作業性を著しく悪化させるとともに、ク
リップ部22が係合する車両側の取り付け穴の数量増加
に伴う強度の低下等の新たな問題を生じる欠点がある。
示した固定用クリップの分岐部への取り付けには、種々
の制約、問題が存在する。すなわち、バンドクリップ3
0においては分岐部41中心にクリップ部22を設置で
きないため、分岐部41を確実に固定することができ
ず、上述したような車両の振動に伴う異音の発生や周辺
部材との干渉を十分抑制することができない問題を有し
ている。特に太い直径のワイヤーハーネス40の場合、
分岐部41の中心位置からクリップ部22の設置位置ま
での距離Lは大きくなり、異音の発生は顕著となる。こ
のような問題を抑制するためには、分岐部41から延伸
するすべての直線部分にバンドクリップ20を取り付け
る形態が考えられるが、ワイヤーハーネス製作時及び車
両への実装時の作業性を著しく悪化させるとともに、ク
リップ部22が係合する車両側の取り付け穴の数量増加
に伴う強度の低下等の新たな問題を生じる欠点がある。
【0007】また、プレートクリップ30においては、
分岐部41中心にクリップ部32を設置することはでき
るが、ワイヤーハーネス40に対して作業者が固定用テ
ープ34により巻き固定する構成であるため、クリップ
部32の位置精度の低下及びプレートクリップ30の取
付固定強度の低下及び不均一化を招く問題がある。すな
わち、ワイヤーハーネスにおいて、固定用クリップの取
り付け位置、とりわけクリップ部の設置寸法は車両パネ
ル側の取り付け穴寸法との関係からきわめて厳密に決定
される。仮にクリップ部相互の寸法が取り付け穴ピッチ
よりも長い場合には固定用クリップ間のワイヤーハーネ
スにたるみが生じ車両走行時の異音の発生源となり、短
い場合には車両への実装時の作業性を著しく悪化させる
問題がある。そのため、ワイヤーハーネス製作図板には
所定の位置に分岐部を形成するための分岐治具と、所定
の寸法位置に固定用クリップを取り付けるためのクリッ
プ取付治具とが設けられている。図4(a)に示すよう
に分岐治具50は、分岐形状に応じた三又状の分岐ヘッ
ド部51と、分岐ヘッド部51をワイヤーハーネス組み
付け作業高さに支持する昇降可能なロッド部52とから
構成されている。また、クリップ取付治具60は図4
(b)に示すようにクリップ部が仮保持される掛止溝が
設けられたクリップ取付ヘッド部61と、クリップ取付
ヘッド部61をワイヤーハーネス40に近接する所定の
取り付け位置と待機位置(図中、二点鎖線にて描画)間
を回動させる回動機構部63と、これらクリップ取付ヘ
ッド部61および回動機構部63を支持するロッド部6
2とから構成されている。
分岐部41中心にクリップ部32を設置することはでき
るが、ワイヤーハーネス40に対して作業者が固定用テ
ープ34により巻き固定する構成であるため、クリップ
部32の位置精度の低下及びプレートクリップ30の取
付固定強度の低下及び不均一化を招く問題がある。すな
わち、ワイヤーハーネスにおいて、固定用クリップの取
り付け位置、とりわけクリップ部の設置寸法は車両パネ
ル側の取り付け穴寸法との関係からきわめて厳密に決定
される。仮にクリップ部相互の寸法が取り付け穴ピッチ
よりも長い場合には固定用クリップ間のワイヤーハーネ
スにたるみが生じ車両走行時の異音の発生源となり、短
い場合には車両への実装時の作業性を著しく悪化させる
問題がある。そのため、ワイヤーハーネス製作図板には
所定の位置に分岐部を形成するための分岐治具と、所定
の寸法位置に固定用クリップを取り付けるためのクリッ
プ取付治具とが設けられている。図4(a)に示すよう
に分岐治具50は、分岐形状に応じた三又状の分岐ヘッ
ド部51と、分岐ヘッド部51をワイヤーハーネス組み
付け作業高さに支持する昇降可能なロッド部52とから
構成されている。また、クリップ取付治具60は図4
(b)に示すようにクリップ部が仮保持される掛止溝が
設けられたクリップ取付ヘッド部61と、クリップ取付
ヘッド部61をワイヤーハーネス40に近接する所定の
取り付け位置と待機位置(図中、二点鎖線にて描画)間
を回動させる回動機構部63と、これらクリップ取付ヘ
ッド部61および回動機構部63を支持するロッド部6
2とから構成されている。
【0008】分岐部41への固定用クリップの取り付け
は、まず分岐治具50により所定の分岐形状に布線され
た電線40´がテープ巻き結束され、分岐部41を有す
るワイヤーハーネス40が形成される。ワイヤーハーネ
ス40が分岐治具50上にある場合にはクリップ取付ヘ
ッド61と分岐ヘッド部51とが干渉し、固定用クリッ
プの取り付けが不可能なため、分岐治具50のロッド部
52を矢印Aのように下降させて分岐ヘッド部51を作
業高さから回避させ、次いで固定用クリップのクリップ
部を仮保持したクリップ取付治具60のヘッド部61を
待機位置から矢印Bのように取り付け位置へ回動させ、
固定用クリップが取り付けられるワイヤーハーネス上の
位置を決定する。
は、まず分岐治具50により所定の分岐形状に布線され
た電線40´がテープ巻き結束され、分岐部41を有す
るワイヤーハーネス40が形成される。ワイヤーハーネ
ス40が分岐治具50上にある場合にはクリップ取付ヘ
ッド61と分岐ヘッド部51とが干渉し、固定用クリッ
プの取り付けが不可能なため、分岐治具50のロッド部
52を矢印Aのように下降させて分岐ヘッド部51を作
業高さから回避させ、次いで固定用クリップのクリップ
部を仮保持したクリップ取付治具60のヘッド部61を
待機位置から矢印Bのように取り付け位置へ回動させ、
固定用クリップが取り付けられるワイヤーハーネス上の
位置を決定する。
【0009】このような固定用クリップの取り付け方法
は、バンドクリップ30あるいはプレートクリップ40
のいずれの固定用クリップにおいても適用されるが、固
定用クリップの取り付け時には分岐部41が分岐治具5
0により支持固定されていないため、分岐部中心位置に
対する取付寸法が一定とならず、寸法精度に問題を有し
ていた。
は、バンドクリップ30あるいはプレートクリップ40
のいずれの固定用クリップにおいても適用されるが、固
定用クリップの取り付け時には分岐部41が分岐治具5
0により支持固定されていないため、分岐部中心位置に
対する取付寸法が一定とならず、寸法精度に問題を有し
ていた。
【0010】本発明は、このような問題点を解決するこ
とを目的とし、電線を所定の分岐部の中心位置に確実に
設置し、分岐部を所定の取付位置に良好に係合固定する
ことができる分岐部固定用保持具を提供するものであ
る。
とを目的とし、電線を所定の分岐部の中心位置に確実に
設置し、分岐部を所定の取付位置に良好に係合固定する
ことができる分岐部固定用保持具を提供するものであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、複数の線材により形成されるワイヤハ
ーネスの分岐部を所定の取付位置に固定する分岐部固定
用保持具において、前記ワイヤハーネスの幹線から分岐
する支線の延伸方向に延在する第1の板状部材と、該第
1の板状部材の基面の所定の位置に設けられたクリップ
部と、該クリップ部から離間した前記第1の板状部材の
一端部に設けられた前記支線を結束するバンド部材と、
前記バンド部材と反対側の前記第1の板状部材の他端部
に設けられ、前記バンド部材を貫通して係止するロック
部材と、前記第1の板状部材に一端部が連結され、前記
幹線の外周に当接する屈曲可能なヒンジ部と、一端部が
前記ヒンジ部の他端部に設けられ、他端部に前記第1の
板状部材に設けられたバンド部材に係合する係合部が設
けられた第2の板状部材とを具備し、前記分岐部の支線
分岐側と反対側に前記ヒンジを巻き付けて、分岐部と支
線とを第1の板状部材と第2の板状部材で上下より挟
み、これら第1の板状部材と第2の板状部材の他端部と
は前記バンド部材を前記係合部に係合させて、前記支線
の外周に巻き込み、前記ロック部において締め込み係止
して結束固定することを特徴とする分岐部固定用保持具
を提供している。
めに、本発明は、複数の線材により形成されるワイヤハ
ーネスの分岐部を所定の取付位置に固定する分岐部固定
用保持具において、前記ワイヤハーネスの幹線から分岐
する支線の延伸方向に延在する第1の板状部材と、該第
1の板状部材の基面の所定の位置に設けられたクリップ
部と、該クリップ部から離間した前記第1の板状部材の
一端部に設けられた前記支線を結束するバンド部材と、
前記バンド部材と反対側の前記第1の板状部材の他端部
に設けられ、前記バンド部材を貫通して係止するロック
部材と、前記第1の板状部材に一端部が連結され、前記
幹線の外周に当接する屈曲可能なヒンジ部と、一端部が
前記ヒンジ部の他端部に設けられ、他端部に前記第1の
板状部材に設けられたバンド部材に係合する係合部が設
けられた第2の板状部材とを具備し、前記分岐部の支線
分岐側と反対側に前記ヒンジを巻き付けて、分岐部と支
線とを第1の板状部材と第2の板状部材で上下より挟
み、これら第1の板状部材と第2の板状部材の他端部と
は前記バンド部材を前記係合部に係合させて、前記支線
の外周に巻き込み、前記ロック部において締め込み係止
して結束固定することを特徴とする分岐部固定用保持具
を提供している。
【0012】このような構成の分岐部固定用保持具によ
れば、幹線から支線が分岐する線材の分岐部において、
支線が第1の板状部材及び第2の板状部材により挟み込
むように保持されるとともに、ヒンジ部が同一直線方向
に延伸する幹線に当接することにより、第1の板状部材
の基面から突出して設けられたクリップ部が所定の位
置、すなわち分岐部の中心に位置するように設定され、
また第2の板状部材に設けられた結束部材により第2の
板状部材の係合部が係合されて、第1の板状部材が支線
の延伸方向に延在して絞め込み結束され、第1及び第2
の板状部材を確実に分岐部に結束固定することができ
る。そのため、線材の分岐部中心を所定の取付位置に確
実に固定することができ、線材を所定の配索経路で良好
に保持固定することができるとともに、車両走行時等の
振動に伴う分岐部での異音の発生を抑制することができ
る。ここで、線材の幹線とは、分岐部の前後において同
一直線方向に延伸する線材をいい、支線とは、分岐部に
おいて幹線の延伸方向に対して概ね直角方向に分岐して
延伸する線材をいう。また、本発明の分岐部固定用保持
具では、前記第1および前記第2の板状部材の少なくと
も一方の対向面側に、前記第1および第2の板状部材の
一部を突出した折り返し部または凸部を形成し、前記折
り返し部または凸部が、前記バンド部の締め込みにより
前記支線および/又は分岐部の外周面に当接、あるいは
食い込んでワイヤハーネスに対する相対位置のずれを抑
制する構成とすることが好ましい。さらに、前記バンド
部は、前記係合部に貫通して係合される構成とすること
が好ましい。
れば、幹線から支線が分岐する線材の分岐部において、
支線が第1の板状部材及び第2の板状部材により挟み込
むように保持されるとともに、ヒンジ部が同一直線方向
に延伸する幹線に当接することにより、第1の板状部材
の基面から突出して設けられたクリップ部が所定の位
置、すなわち分岐部の中心に位置するように設定され、
また第2の板状部材に設けられた結束部材により第2の
板状部材の係合部が係合されて、第1の板状部材が支線
の延伸方向に延在して絞め込み結束され、第1及び第2
の板状部材を確実に分岐部に結束固定することができ
る。そのため、線材の分岐部中心を所定の取付位置に確
実に固定することができ、線材を所定の配索経路で良好
に保持固定することができるとともに、車両走行時等の
振動に伴う分岐部での異音の発生を抑制することができ
る。ここで、線材の幹線とは、分岐部の前後において同
一直線方向に延伸する線材をいい、支線とは、分岐部に
おいて幹線の延伸方向に対して概ね直角方向に分岐して
延伸する線材をいう。また、本発明の分岐部固定用保持
具では、前記第1および前記第2の板状部材の少なくと
も一方の対向面側に、前記第1および第2の板状部材の
一部を突出した折り返し部または凸部を形成し、前記折
り返し部または凸部が、前記バンド部の締め込みにより
前記支線および/又は分岐部の外周面に当接、あるいは
食い込んでワイヤハーネスに対する相対位置のずれを抑
制する構成とすることが好ましい。さらに、前記バンド
部は、前記係合部に貫通して係合される構成とすること
が好ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の分岐部固定用保持
具について実施例を示して詳しく説明する。本願請求項
1〜3何れかに記載の発明に係る分岐部固定用保持具の
一実施例について図1を用いて説明する。図1に示すよ
うに、分岐クリップ(分岐部固定用保持具)10は、所
定の方向に延在する板状の基部プレート(第1の板状部
材)11及び対向プレート(第2の板状部材)16と、
これらのプレート11、16を連結する屈曲可能なヒン
ジ部15とを有している。そして、基部プレート11に
は、一端側(ヒンジ部15側)の基面にクリップ部12
と、他端側(反ヒンジ部15側)の側部に基部プレート
11の延在方向に直角に延伸して設けられたバンド部1
3と、バンド部13に対向する側部にバンド部13を貫
通して係止するロック部14とが設けられている。ま
た、対向プレート16には、ヒンジ部15により基部プ
レート11に連結された側(一端側)とは反対の他端側
の基面に基部プレート11側のバンド部13を貫通して
係合する貫通部(係合部)17が設けられている。基部
プレート11及び対向プレート16の対向面側(図面下
方)にはプレート部材が突出するように、例えば折り返
し部11a、16aや凸部が設けられている。
具について実施例を示して詳しく説明する。本願請求項
1〜3何れかに記載の発明に係る分岐部固定用保持具の
一実施例について図1を用いて説明する。図1に示すよ
うに、分岐クリップ(分岐部固定用保持具)10は、所
定の方向に延在する板状の基部プレート(第1の板状部
材)11及び対向プレート(第2の板状部材)16と、
これらのプレート11、16を連結する屈曲可能なヒン
ジ部15とを有している。そして、基部プレート11に
は、一端側(ヒンジ部15側)の基面にクリップ部12
と、他端側(反ヒンジ部15側)の側部に基部プレート
11の延在方向に直角に延伸して設けられたバンド部1
3と、バンド部13に対向する側部にバンド部13を貫
通して係止するロック部14とが設けられている。ま
た、対向プレート16には、ヒンジ部15により基部プ
レート11に連結された側(一端側)とは反対の他端側
の基面に基部プレート11側のバンド部13を貫通して
係合する貫通部(係合部)17が設けられている。基部
プレート11及び対向プレート16の対向面側(図面下
方)にはプレート部材が突出するように、例えば折り返
し部11a、16aや凸部が設けられている。
【0014】このような構成の分岐クリップ10におい
て、図4(a)に示した分岐部形成方法により所定の位
置に分岐部を有するワイヤーハーネス40が形成され、
次いで図4(b)に示したように分岐治具50を下降さ
せて回避させ、分岐クリップ10を仮保持したクリップ
取付治具60のクリップ取付ヘッド部61を回動して分
岐部41の中心位置にクリップ部12が位置するように
設定する。ここで、図1(b)に示すように基部プレー
ト11は、分岐部41から分岐する支線40aの延伸方
向に延在するように設定される。このとき、分岐部41
は分岐治具50により支持されていないため、クリップ
取付ヘッド部61により設定されたクリップ部12の位
置は正確でない。次いでヒンジ部15を屈曲させて対向
プレート16を基部プレート11に対向するように設定
する。このとき、分岐部41および支線40aは基部プ
レート11及び対向プレート16により上下方向から挟
み込まれた状態となる。次いで基部プレート11の他端
側、すなわち支線40aの延伸方向の端部に設けられた
バンド部13を対向プレート16の貫通部17及び基部
プレート11のロック部14に順次貫通させて支線40
aの外周を巻き込み、ロック部14において絞め込み係
止して結束固定する。このとき、基部プレート11及び
対向プレート16の延在する方向は支線40aの延伸方
向に一致するとともに、同一直線方向に延伸する幹線の
外周部にヒンジ部15が当接して延在位置が決定される
ため、クリップ部12の設置位置は一義的に決まる。
て、図4(a)に示した分岐部形成方法により所定の位
置に分岐部を有するワイヤーハーネス40が形成され、
次いで図4(b)に示したように分岐治具50を下降さ
せて回避させ、分岐クリップ10を仮保持したクリップ
取付治具60のクリップ取付ヘッド部61を回動して分
岐部41の中心位置にクリップ部12が位置するように
設定する。ここで、図1(b)に示すように基部プレー
ト11は、分岐部41から分岐する支線40aの延伸方
向に延在するように設定される。このとき、分岐部41
は分岐治具50により支持されていないため、クリップ
取付ヘッド部61により設定されたクリップ部12の位
置は正確でない。次いでヒンジ部15を屈曲させて対向
プレート16を基部プレート11に対向するように設定
する。このとき、分岐部41および支線40aは基部プ
レート11及び対向プレート16により上下方向から挟
み込まれた状態となる。次いで基部プレート11の他端
側、すなわち支線40aの延伸方向の端部に設けられた
バンド部13を対向プレート16の貫通部17及び基部
プレート11のロック部14に順次貫通させて支線40
aの外周を巻き込み、ロック部14において絞め込み係
止して結束固定する。このとき、基部プレート11及び
対向プレート16の延在する方向は支線40aの延伸方
向に一致するとともに、同一直線方向に延伸する幹線の
外周部にヒンジ部15が当接して延在位置が決定される
ため、クリップ部12の設置位置は一義的に決まる。
【0015】このように、本実施例の分岐クリップ10
は、支線部40aを基部プレート11及び対向プレート
16で挟み込んで結束固定するとともに、基部プレート
11と対向プレート16とを連結するヒンジ部15にお
いて分岐部41の幹線の外周面に当接させることによ
り、クリップ部12の設置位置を決定しているため、分
岐部41が同一直線方向に延伸する幹線に対して、支線
40aが概ね直角に分岐する形状を有しているほうが最
適にクリップ部12の設置位置を決定できる。
は、支線部40aを基部プレート11及び対向プレート
16で挟み込んで結束固定するとともに、基部プレート
11と対向プレート16とを連結するヒンジ部15にお
いて分岐部41の幹線の外周面に当接させることによ
り、クリップ部12の設置位置を決定しているため、分
岐部41が同一直線方向に延伸する幹線に対して、支線
40aが概ね直角に分岐する形状を有しているほうが最
適にクリップ部12の設置位置を決定できる。
【0016】なお、基部プレート11及び対向プレート
16の対向面側には、プレート部材の一部が突出した折
り返し部11a、16aが設けられているため、バンド
部13の絞め込みにより支線部40a及び分岐部41の
外周面に折り返し部11a、16aが当接、あるいは食
い込んでワイヤーハーネス40に対する相対位置のずれ
を抑制する。
16の対向面側には、プレート部材の一部が突出した折
り返し部11a、16aが設けられているため、バンド
部13の絞め込みにより支線部40a及び分岐部41の
外周面に折り返し部11a、16aが当接、あるいは食
い込んでワイヤーハーネス40に対する相対位置のずれ
を抑制する。
【0017】このように、本実施例の分岐クリップ10
によれば、クリップ部12をワイヤーハーネス40の分
岐部41の中心位置に正確かつ確実に設定することがで
き、ワイヤーハーネス40を車両内の所定の配索経路に
良好に保持固定することができるとともに、車両走行時
等の振動に伴う異音の発生を抑制することができる。上
記した実施例においては、基部プレートの一端側(分岐
部側)にクリップ部を、他端側にバンド部及びロック部
を設けた構成を示したが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、クリップ部が分岐部の中心位置から所定の
寸法を有するように形成されていてもよいし、バンド部
は支線部に結束固定できるように設けられていれば、分
岐部に十分近い位置に設けられた構成であってもよい。
また、バンド部及びロック部は一箇所に限らず、複数箇
所に設けられていてもよい。さらに、対向プレートに設
けられた係合部はバンド部を貫通する貫通穴状の構成と
して示したが、基部プレートと対向プレートとの位置関
係がずれないように結束固定ができる構成であれば、バ
ンド部をガイドする溝形、状凸部形状を有するものであ
ってもよいことはいうまでもない。また、対向プレート
16には、ヒンジ部15により基部プレート11に連結
された側とは反対の他端側の基面に基部プレート11側
のバンド部13を貫通して係合する貫通部17が設けら
れるため、バンド部13によって基部プレート11およ
び対向プレート16を確実に連結することができる。
によれば、クリップ部12をワイヤーハーネス40の分
岐部41の中心位置に正確かつ確実に設定することがで
き、ワイヤーハーネス40を車両内の所定の配索経路に
良好に保持固定することができるとともに、車両走行時
等の振動に伴う異音の発生を抑制することができる。上
記した実施例においては、基部プレートの一端側(分岐
部側)にクリップ部を、他端側にバンド部及びロック部
を設けた構成を示したが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、クリップ部が分岐部の中心位置から所定の
寸法を有するように形成されていてもよいし、バンド部
は支線部に結束固定できるように設けられていれば、分
岐部に十分近い位置に設けられた構成であってもよい。
また、バンド部及びロック部は一箇所に限らず、複数箇
所に設けられていてもよい。さらに、対向プレートに設
けられた係合部はバンド部を貫通する貫通穴状の構成と
して示したが、基部プレートと対向プレートとの位置関
係がずれないように結束固定ができる構成であれば、バ
ンド部をガイドする溝形、状凸部形状を有するものであ
ってもよいことはいうまでもない。また、対向プレート
16には、ヒンジ部15により基部プレート11に連結
された側とは反対の他端側の基面に基部プレート11側
のバンド部13を貫通して係合する貫通部17が設けら
れるため、バンド部13によって基部プレート11およ
び対向プレート16を確実に連結することができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の分岐クリ
ップによれば、幹線から支線が分岐する線材の分岐部に
おいて、支線が第1の板状部材及び第2の板状部材によ
り挟み込むように保持されるとともに、ヒンジ部が同一
直線方向に延伸する幹線に当接することにより、第1の
板状部材の基面から突出して設けられたクリップ部が所
定の位置、すなわち分岐部の中心に位置するように設定
され、また第2の板状部材に設けられた結束部材により
第2の板状部材の係合部が係合されて、第1の板状部材
が支線の延伸方向に延在して絞め込み結束され、第1及
び第2の板状部材を確実に分岐部に結束固定することが
できる。そのため、線材の分岐部中心を所定の取付位置
に確実に固定することができ、線材を所定の配索経路で
良好に保持固定することができるとともに、車両走行時
等の振動に伴う分岐部での異音の発生を抑制することが
できる。また、バンド部が係合部に貫通して係合される
ため、バンド部によって第1および第2の板状部材を確
実に連結することができる。さらに、第1および第2の
板状部材の少なくとも対向面側に、前記第1または第2
の板状部材の一部が突出した折り返し部または凸部が形
成されるので、バンド部の絞め込みにより支線及び分岐
部の外周面に折り返し部または凸部が当接、あるいは食
い込んでワイヤーハーネスに対する相対位置のずれを抑
制することができる。
ップによれば、幹線から支線が分岐する線材の分岐部に
おいて、支線が第1の板状部材及び第2の板状部材によ
り挟み込むように保持されるとともに、ヒンジ部が同一
直線方向に延伸する幹線に当接することにより、第1の
板状部材の基面から突出して設けられたクリップ部が所
定の位置、すなわち分岐部の中心に位置するように設定
され、また第2の板状部材に設けられた結束部材により
第2の板状部材の係合部が係合されて、第1の板状部材
が支線の延伸方向に延在して絞め込み結束され、第1及
び第2の板状部材を確実に分岐部に結束固定することが
できる。そのため、線材の分岐部中心を所定の取付位置
に確実に固定することができ、線材を所定の配索経路で
良好に保持固定することができるとともに、車両走行時
等の振動に伴う分岐部での異音の発生を抑制することが
できる。また、バンド部が係合部に貫通して係合される
ため、バンド部によって第1および第2の板状部材を確
実に連結することができる。さらに、第1および第2の
板状部材の少なくとも対向面側に、前記第1または第2
の板状部材の一部が突出した折り返し部または凸部が形
成されるので、バンド部の絞め込みにより支線及び分岐
部の外周面に折り返し部または凸部が当接、あるいは食
い込んでワイヤーハーネスに対する相対位置のずれを抑
制することができる。
【図1】本願請求項1または3何れかに記載の発明に係
る分岐部固定用保持具の一実施例を示す図である。
る分岐部固定用保持具の一実施例を示す図である。
【図2】従来の固定用クリップの構成を示す図である。
【図3】従来の固定用クリップの分岐部への取り付け形
態を示す図である。
態を示す図である。
【図4】従来のワイヤーハーネスの分岐部形成方法を示
す図である。
す図である。
10 分岐クリップ(分岐部固定用保持具) 11 基部プレート(第1の板状部材) 11a、16a 折り返し部 12、22、32 クリップ部 13、23 バンド部 14、24 ロック部 15 ヒンジ部 16 対向プレート(第2の板状部材) 17 貫通部(係合部) 20 バンドクリップ 21 基部 30 プレートクリップ 31 基部プレート 33 テープ止め部 34 固定用テープ 40 ワイヤーハーネス 41 分岐部 50 分岐治具 51 分岐ヘッド部 52、62 ロッド部 60 クリップ取付治具 61 クリップ取付ヘッド部 63 回動機構部
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の線材により形成されるワイヤハー
ネスの分岐部を所定の取付位置に固定する分岐部固定用
保持具において、 前記ワイヤハーネスの幹線から分岐する支線の延伸方向
に延在する第1の板状部材と、該第1の板状部材の基面
の所定の位置に設けられたクリップ部と、該クリップ部
から離間した前記第1の板状部材の一端部に設けられた
前記支線を結束するバンド部材と、前記バンド部材と反
対側の前記第1の板状部材の他端部に設けられ、前記バ
ンド部材を貫通して係止するロック部材と、 前記第1の板状部材に一端部が連結され、前記幹線の外
周に当接する屈曲可能なヒンジ部と、 一端部が前記ヒンジ部の他端部に設けられ、他端部に前
記第1の板状部材に設けられたバンド部材に係合する係
合部が設けられた第2の板状部材とを具備し、前記分岐部の支線分岐側と反対側に前記ヒンジを巻き付
けて、分岐部と支線とを第1の板状部材と第2の板状部
材で上下より挟み、これら第1の板状部材と第2の板状
部材の他端部とは前記バンド部材を前記係合部に係合さ
せて、前記支線の外周に巻き込み、前記ロック部におい
て締め込み係止して結束固定 することを特徴とする分岐
部固定用保持具。 - 【請求項2】 前記第1および前記第2の板状部材の少
なくとも一方の対向面側に、前記第1および第2の板状
部材の一部を突出した折り返し部または凸部を形成し、
前記折り返し部または凸部が、前記バンド部の締め込み
により前記支線および/又は分岐部の外周面に当接、あ
るいは食い込んでワイヤハーネスに対する相対位置のず
れを抑制する構成としている前記請求項1に記載の分岐
部固定用保持具。 - 【請求項3】 前記バンド部は、前記係合部に貫通して
係合されることを特徴とする前記請求項1または請求項
2に記載の分岐部固定用保持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09563997A JP3211715B2 (ja) | 1997-04-14 | 1997-04-14 | 分岐部固定用保持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09563997A JP3211715B2 (ja) | 1997-04-14 | 1997-04-14 | 分岐部固定用保持具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10290509A JPH10290509A (ja) | 1998-10-27 |
JP3211715B2 true JP3211715B2 (ja) | 2001-09-25 |
Family
ID=14143087
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09563997A Expired - Fee Related JP3211715B2 (ja) | 1997-04-14 | 1997-04-14 | 分岐部固定用保持具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3211715B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4254079B2 (ja) * | 2001-06-11 | 2009-04-15 | 住友電装株式会社 | ワイヤハーネス |
-
1997
- 1997-04-14 JP JP09563997A patent/JP3211715B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10290509A (ja) | 1998-10-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |