JP3211692U - 牛皮製ベルトの手作り用キット - Google Patents

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Abstract

【課題】牛皮製ベルトを手作りするために、特別な道具を用いることなく手芸として製作するのに必要な一組分の材料を組み合わせた牛皮製ベルトの手作り用キットを提供する。【解決手段】略8字形状を2つ連ねた形状とすることによって編み孔2を4ケ所および中央孔3を1ケ所設けかつ互いに隣り合う編み孔2の間に切れ目4を1ケ所設けた牛皮製の本体ピース1を複数枚と、本体ピースを延伸した形状とすることによって折り返し部を備えるとともに編み孔を4ケ所、中央孔を1ケ所、切れ目を1ケ所設けた牛皮製の先端ピースを1枚と、編み孔を2ケ所ならびに固定具挿通孔を4ケ所、バックルピン挿通孔を1ケ所設けた牛皮製のバックル端ピースを1枚と、金属製のバックルを1個と、金属製の固定具を2対と、を有する。【選択図】図1

Description

本考案は、天然牛皮からなるベルトを手芸として手作りするために必要な、一組分の材料の組み合わせ(以下、キットという)に関するものである。
従来から、余暇あるいは休日を過ごすための趣味や娯楽として様々な物品を手作りするのに必要な素材(たとえば木材、樹脂板等)、工具(たとえば鋸、鋏等)、金具(たとえば釘、釦等)が種々市販されている。そして、特定の品(たとえば家財道具、模型等)を製作するのに必要な一組分の素材や金具を組み合わせたキットも販売されている。
手芸の分野では、日用雑貨(たとえばベルト、財布等)を手作りするためのキットが種々実用化されている。
たとえば特許文献1には、2ケ所に穴を有するピースが開示されており、そのピースを折り畳んで穴同士を重ね合わせて、更にその穴に別のピースを挿通することによってベルトが得られるとしている。
ところが特許文献1に開示されたベルトは、身体に装着したときに、ピースを挿通する穴の周囲に応力が集中するので千切れやすく、耐久性に乏しいという問題がある。
実用新案登録第3179376号公報
本考案は、従来の技術の問題点を解消し、耐久性に優れた牛皮製ベルトを手作りするために、特別な道具を用いることなく手芸として製作するのに必要な一組分の材料を組み合わせたキットを提供することを目的とする。
本考案者は、手芸として手作りするベルトの耐久性を向上するために、ベルトを形成するための牛皮製の材料片(以下、ピースという)を編み合わせるための孔(以下、編み孔という)を増やして、身体に装着したときに生じる応力を分散させる技術について検討した。そして、牛皮を加工する機器を備えた工場にて、
(a)ベルトの本体部に配置されるピース(以下、本体ピースという)に編み孔を4ケ所設ける、
(b)本体ピースの互いに隣り合う編み孔同士の間に切れ目を1ケ所設ける、
(c)ベルトの先端に配置されるピース(以下、先端ピースという)として、本体ピースの全長を延伸し、その延伸した部位を折り返し部とする、
(d)ベルトにバックルを取り付けるためのピース(以下、バックル端ピースという)に編み孔を2ケ所設ける、
という加工を施して、その本体ピースを複数枚、先端ピースとバックル端ピースを1枚ずつ、さらに他の金具類を組み合わせて手作り用キットとすれば、その手作り用キットの使用者は、特別な道具を用いることなく、牛皮製ベルトを手作りできることが分かった。
さらに、上記の本体ピース、先端ピース、バックル端ピースを様々に染色すれば、多様な色彩を組み合わせた牛皮製ベルトが得られる。また、本体ピースの使用数を必要に応じて変更することによって、牛皮製ベルトの長さを調整できるという利点を有する。
本考案は、これらの知見に基づいてなされたものである。
すなわち本考案は、牛皮製ベルトを手芸として製作するための一組分の材料を組み合わせた手作り用キットであって、略8字形状を2つ連ねた形状とすることによって編み孔を4ケ所および中央孔を1ケ所設けかつ互いに隣り合う編み孔の間に切れ目を1ケ所設けた牛皮製の本体ピースを複数枚と、本体ピースを延伸した形状とすることによって折り返し部を備えるとともに編み孔を4ケ所、中央孔を1ケ所、切れ目を1ケ所設けた牛皮製の先端ピースを1枚と、編み孔を2ケ所ならびに固定具挿通孔を4ケ所、バックルピン挿通孔を1ケ所設けた牛皮製のバックル端ピースを1枚と、金属製のバックルを1個と、金属製の固定具を2対と、を有する牛皮製ベルトの手作り用キットである。
本考案によれば、特別な道具を用いることなく手芸として牛皮製ベルトを製作できる手作り用キットを得ることができ、産業上格段の効果を奏する。
本考案の手作り用キットを構成する本体ピースの例を模式的に示す斜視図である。 本考案の手作り用キットを構成する先端ピースの例を模式的に示す斜視図である。 本考案の手作り用キットを構成するバックルとバックル端ピースの例を模式的に示す斜視図である。 本考案の手作り用キットを構成する固定具の例を模式的に示す斜視図である。 図1の本体ピースを編み合わせる例を模式的に示す斜視図である。 本考案の手作り用キットから得られる牛皮製ベルトの例を模式的に示す斜視図である。
本考案の手作り用キットは、本体ピースを複数枚、先端ピースを1枚、バックル端ピースを1枚、バックルを1個、固定具を2対が一組分として構成される。以下に夫々の材料について説明する。
図1は、本考案の手作り用キットを構成する牛皮製の本体ピース1の例を模式的に示す斜視図である。本体ピース1は、本考案の手作り用キットから得られる牛皮製ベルトにて本体部に配置される牛皮製の材料片(以下、ピースという)であり、略8字形状を2つ連ねた形状とすることによって編み孔2を4ケ所および中央孔3を1ケ所設け、かつ互いに隣り合う編み孔2の間に切れ目4を1ケ所設けたピースである。
使用する本体ピース1の枚数は特に限定せず、牛皮製ベルトの長さに応じて、必要な枚数を使用する。本体ピース1を編み合わせて牛皮製ベルトを製作する手順は後述するが、本体ピース1に切れ目4を設けることによって、本体ピース1を編み合わせることが可能となる(図5参照)。
図2は、先端ピース5の例を模式的に示す斜視図である。先端ピース5は、牛皮製ベルトにて先端部に配置される牛皮製のピースであり、本体ピース1を延伸した形状とすることによって折り返し部6を備え、かつ、本体ピース1と同様に編み孔2を4ケ所、中央孔3を1ケ所、切れ目4を1ケ所設けている。
図3は、バックル10とバックル端ピース7の例を模式的に示す斜視図である。バックル端ピース7は、牛皮製ベルトにてバックル10を取り付ける側の端部に配置される牛皮製のピースであり、編み孔2を2ケ所、固定具挿通孔8を4ケ所、バックルピン挿通孔9を1ケ所設けている。
そして牛皮製ベルトを製作する際には、金属製のバックル10のバックルピン11を、バックル端ピース7のバックルピン挿通孔9に挿通し、バックル端ピース7を折り曲げて固定具挿通孔8同士を重ね合わせて、固定具12(図4参照)を固定具挿通孔8に挿通することによって、牛皮製ベルトにてバックル10を取り付ける。
ここで図6を参照して、本考案の手作り用キットの使用者が牛皮製ベルトを製作する手順について説明する。
まず、先端ピース5を二つ折りにする。そして、先端ピース5の切れ目4のない側の編み孔2と本体ピース1の切れ目4のない側の編み孔2とを重ね合わせて、さらに先端ピース5の切れ目4によって分離された編み孔2の周縁部分をその重ね合わせた編み孔2に夫々挿入して、先端ピース5の中央孔3が2ケ所の編み孔2に跨るまで引き抜く。なお、複数枚の本体ピース1を編み合わせる順番を明示するために、ここで先端ピース5に重ね合わせる本体ピース1を第1本体ピース1aとする。
次に、その第1本体ピース1aの引き抜かれた編み孔2と新たな本体ピース1(すなわち第2本体ピース1b)の切れ目4のない側の編み孔2とを重ね合わせる。そして、第1本体ピース1aの切れ目4によって分離された編み孔2の周縁部分をその重ね合わせた編み孔2に夫々挿入して、第1本体ピース1aの中央孔3が2ケ所の編み孔2に跨るまで引き抜く。第3本体ピース以降もこれを繰り返すことによって本体ピース1を編み合わせていく。
N枚目の本体ピース1(すなわち第N本体ピース1n)を編み合わせて所定の長さになると、第N−1本体ピースの引き抜かれた編み孔2とバックル端ピース7の編み孔2とを重ね合わせる。次いで、第N本体ピース1nの切れ目4によって分離された編み孔2の周縁部分をその重ね合わせた編み孔2に夫々挿入して、第N本体ピース1nの中央孔3が2ケ所の編み孔2に跨るまで引き抜き、さらに、バックル端ピース7の固定具挿通孔8と引き抜かれた第N本体ピース1nの編み孔2とを重ね合わせて固定具12を夫々挿通する。
こうして得られる牛皮製ベルトにおいては、身体に装着する際にバックルピン11を係止するピン係止孔13が、本体ピース1の編み合わせによって一定の間隔で形成されるので、使用者の体形に応じて自在に装着できる。また、本体ピース1、先端ピース5、バックル端ピース7を種々染色することによって、様々な色彩を組み合わせて一組分の手作り用キットを構成することが可能となり、使用者の嗜好に合致した色調の牛皮製ベルトを手作りすることができる。
図1〜4に示す本体ピース、先端ピース、バックル端ピース、バックル、固定具を用いて、図6に示す牛皮製ベルトを手作りした。先端ピースを二つ折りにし、さらに本体ピースを編み合わせて長さ1100mmとし、最後にバックル端ピースと固定具を用いてバックルを取り付ける作業は、特別な道具を使用せず、手作業で行なった。所要時間は80分であった。
1 本体ピース
1a 第1本体ピース
1b 第2本体ピース
2 編み孔
3 中央孔
4 切れ目
5 先端ピース
6 折り返し部
7 バックル端ピース
8 固定具挿通孔
9 バックルピン挿通孔
10 バックル
11 バックルピン
12 固定具
13 ピン係止孔

Claims (1)

  1. 牛皮製ベルトを手芸として製作するための一組分の材料を組み合わせた手作り用キットであって、略8字形状を2つ連ねた形状とすることによって編み孔を4ケ所および中央孔を1ケ所設けかつ互いに隣り合う前記編み孔の間に切れ目を1ケ所設けた牛皮製の本体ピースを複数枚と、該本体ピースを延伸した形状とすることによって折り返し部を備えるとともに前記編み孔を4ケ所、前記中央孔を1ケ所、前記切れ目を1ケ所設けた牛皮製の先端ピースを1枚と、前記編み孔を2ケ所ならびに固定具挿通孔を4ケ所、バックルピン挿通孔を1ケ所設けた牛皮製のバックル端ピースを1枚と、金属製のバックルを1個と、金属製の固定具を2対と、を有することを特徴とする牛皮製ベルトの手作り用キット。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107752191A (zh) * 2017-12-01 2018-03-06 徐州工业职业技术学院 马缰革皮带手工制作方法

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