JP3210982U - 装身具用止め具を有する身飾品 - Google Patents

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Abstract

【課題】例えば、かんざし、ヘアコーム、帯留めなどの身飾品に付着させる装身具を使用者が簡単に付け替えることができる身飾品を提供する。【解決手段】かんざし10、ヘアコーム、帯留めなどの身飾品において、ピン式ないしはタック式のブローチなどを係留できる止め具18を設けることにより、使用者自身が簡単な操作でブローチなどを付け替えることができる仕組みを実現する。【選択図】図1

Description

本考案は、ブローチなどの装身具用の止め具を有する身飾品に関するものであり、特に、かんざし、ヘアコーム(飾り櫛)、帯留めなどの身飾品であって、ブローチなどの装身具用の止め具を有するもの関する。
かんざし、ヘアコームといった身飾品は、結った髪に挿し込んで着用する髪飾りである。紐通し式帯留め、開閉式帯留めといった身飾品は、着物の紐類(平らな帯締め等)に通して着用する帯飾りである。いずれも、伝統的には金属製や木製のものを用いていたが、現在ではプラスチック製のものも使用されている。これらの身飾品は、それ自体に装飾を施したものもあれば、装身具(宝飾品、装飾品など)を付着させたものもあり、様々なデザインのものが流通している。
このような身飾品は、季節などに応じて、また、冠婚葬祭などの場面に応じて適切なものを着用する必要があり、使用者は、所有する複数の身飾品の中から、着用場面をわきまえて着用するものを選択しなければならない。
しかしながら、このように1個1個の身飾品のデザインが固定的であっては、使用者にとっては着飾りの自由度が大きくない。例えば、かんざし、ヘアコーム、帯留めなどの身飾品に付着させる装身具(宝飾品、装飾品など)を使用者が簡単に付け替えることができるようなものが要望されていた。
このような課題に鑑みて鋭意研究の結果、本考案者は、かんざし、ヘアコーム、帯留めなどの身飾品において、ピン式ないしはタック式のブローチなどを係留できる止め具を設けることにより、使用者自身が簡単な操作でブローチなどを付け替えることができる仕組みを実現することに想到し、本考案を成すに至った。
すなわち、本考案は、身体又は着物に着用される身飾品であって、装身具を係留できる止め具を設けたことを特徴とする身飾品を提供するものである。
より具体的には、本考案は、結った髪に着用されるかんざしであって、その根元部分において、ピン式の装身具を係留できる中空筒状の止め具を設けたことを特徴とするかんざしを提供するものである。
また、かんざしの根元部分において、タック式の装身具を係留できる孔状の止め具をさらに設けることもできる。
より具体的には、本考案は、結った髪に着用されるヘアコームであって、その根元部分において、ピン式の装身具を係留できる中空筒状の止め具を設けたことを特徴とするヘアコームを提供するものである。
また、ヘアコームの根元部分において、タック式の装身具を係留できる孔状の止め具をさらに設けることもできる。
より具体的には、本考案は、着物の紐類に着用される帯留めであって、その根元部分において、ピン式の装身具を係留できる中空筒状の止め具を設けたことを特徴とする帯留めを提供するものである。
以上、説明したように、本考案の装身具用止め具を有する身飾品は、かんざし、ヘアコーム、帯留めなどの身飾品において、ピン式ないしはタック式のブローチなどの装身具を係留できる止め具を設けることにより、使用者自身が簡単な操作で装身具を付け替えることができるものである。これにより、使用者は、装身具と身飾品を任意に組み合わせて着用することができ、着飾りの自由度が大きくなる。
本考案の第1実施形態にかかるかんざしの全体構成を概略的に示す図である。 本考案の第1実施形態のかんざしに装身具を取り付ける態様を概略的に示す図である。 本考案の第1実施形態のかんざしに装身具を取り付ける態様を概略的に示す図である。 本考案の第2実施形態にかかるヘアコームの全体構成を概略的に示す図である。 本考案の第2実施形態のヘアコームに装身具を取り付ける態様を概略的に示す図である。 本考案の第2実施形態のヘアコームに装身具を取り付ける態様を概略的に示す図である。 本考案の第3実施形態にかかる帯留めの全体構成を概略的に示す図である。 本考案の第3実施形態にかかる帯留めの全体構成を概略的に示す図である。 本考案の第3実施形態の帯留めに装身具を取り付ける態様を概略的に示す図である。
以下、添付図面を参照しながら、本考案の装身具用止め具を有する身飾品を実施するための具体的な形態を詳細に説明する。図1〜図9は、本考案の実施の形態を例示する図であり、これらの図において、同一の符号を付した部分は同一物を表わし、基本的な構成および機能は同じであるものとする。
[第1実施形態]かんざし
図1は、本考案の第1実施形態にかかるかんざしの全体構成を概略的に示す図である。
図1において、本実施形態のかんざし10は、略板状の根元部12と根元部12から伸長する2本の足部14とから構成されている(一般的には、「平打かんざし」と呼ばれるものである)。根元部12の上端は、中空の筒状の止め具16が形成されている。また、根元部12の中央付近には根元部12の表裏を貫通する孔状の止め具18が形成されている。
かんざし10は、銀、錫、真鍮などの金属製、木製、プラスチック製ないしは鉱物、晶石、鼈甲、珊瑚、琥珀、象牙などの天然素材製とすることができる。結った髪に2本の足部14を刺し込んで係止させて着用する。尚、本考案において、足部14は2本に限定されるものではなく、一本足のものも本考案の範囲に含まれる。
図2及び図3は、本実施形態のかんざし10に装身具を取り付ける態様を概略的に示す図である。ここでは、装身具として、タック式のブローチ50を使用する例を示す。ここでタック式とは、装身具の裏面からほぼ垂直方向に突出したピンのピン先を別体の固定金具に刺し込み固定する構造をいう。また、この固定構造はネジ式で代替することもできる。
図2及び図3に示すように、ブローチ50のタック式の固定金具を外し、ピンをかんざし10の根元部12に形成された孔状の止め具18に通した後、根元部12の裏側から突出するピン先を固定金具に刺し込み固定することで、取り付け完了となる。
このような構造・機能を有する本考案の第1実施形態にかかるかんざしは、使用者自身が任意に選んだ装身具を簡単な操作で取り付けることができるものであり、使用者は、装身具と身飾品を自由自在に組み合わせて着用することができ、着飾りの自由度が大きくなる。
尚、上記では、かんざし10の孔状の止め具18にタック式の装身具を取り付ける例を示したが、下記の第2実施形態で説明するように、かんざし10の中空の筒状の止め具16を使用すれば、ピン式の装身具を取り付けることも可能である。
[第2実施形態]ヘアコーム
図4は、本考案の第2実施形態にかかるヘアコーム20の全体構成を概略的に示す図である。
図4において、本実施形態のヘアコーム20は、略板状の根元部22と根元部22から伸長する複数本の櫛歯部24とから構成されている(櫛歯部24の内側4本の歯は孔を有しているが、デザイン的なものであり、必須の構成要素ではない)。根元部22の上端は、中空の筒状の止め具26が形成されている。また、根元部22の中央付近には根元部22の表裏を貫通する孔状の止め具28が形成されている。
ヘアコーム20は、銀、錫、真鍮などの金属製、木製、プラスチック製ないしは鉱物、晶石、鼈甲、珊瑚、琥珀、象牙などの天然素材製とすることができる。結った髪に櫛歯部24を刺し込んで係止させて着用する。尚、本考案において、櫛歯部24の歯の本数、形状、寸法については図示した例に限定されるものではなく、技術的、実用的に作製可能なあらゆる形状、寸法のヘアコームが本考案の範囲に含まれる。
図5及び図6は、本実施形態のヘアコーム20に装身具を取り付ける態様を概略的に示す図である。ここでは、装身具として、ピン式のブローチ60を使用する例を示す。ここでピン式とは、装身具の裏面にほぼ平行方向に伸長するピンのピン先を当該裏面に形成された固定金具に係留して固定する構造をいう。
図5及び図6に示すように、ブローチ60のピン式の固定金具を外し、ピンをヘアコーム20の根元部22に形成された中空の筒状の止め具26の左端から右端へと通した後、右端から突出するピン先を固定金具に刺し込み固定することで、取り付け完了となる。
このような構造・機能を有する本考案の第2実施形態にかかるヘアコームは、使用者自身が任意に選んだ装身具を簡単な操作で取り付けることができるものであり、使用者は、装身具と身飾品を自由自在に組み合わせて着用することができ、着飾りの自由度が大きくなる。
尚、上記では、ヘアコーム20の中空の筒状の止め具26にピン式の装身具を取り付ける例を示したが、上記の第1実施形態で説明したように、ヘアコーム20の孔状の止め具28を使用すれば、タック式の装身具を取り付けることも可能である。
[第3実施形態]帯留め
図7は、本考案の第3実施形態にかかる帯留め30の全体構成を概略的に示す図である。
図7において、本実施形態の帯留め30は、着物の紐類を通すことができる2つの環状部31が中空の筒状の止め具36の左右各端付近に固着された構成となっている。
図8は、本考案の第3実施形態にかかる帯留め40の全体構成を概略的に示す図である。
図8において、本実施形態の帯留め40は、着物の紐類を通すことができる1つの環状部41が中空の筒状の止め具46の中央付近に固着された構成となっている。
帯留め30及び帯留め40は、銀、錫、真鍮などの金属製、木製、プラスチック製ないしは鉱物、晶石、鼈甲、珊瑚、琥珀、象牙などの天然素材製とすることができる。
尚、上記では、環状部を1つ又は2つ有する帯留めについて例示しているが、本考案はこれらの例に限定されるものではなく、環状部の数、形状、寸法については技術的、実用的に作製可能なあらゆる数、形状、寸法のものが本考案の範囲に含まれる。
図9は、本実施形態の帯留め30に装身具を取り付ける態様を概略的に示す図である。ここでは、装身具として、ピン式のブローチ70を使用する例を示す。
図9に示すように、ブローチ70のピン式の固定金具を外し、ピンを帯留め30中空の筒状の止め具36の左端から右端へと通した後、右端から突出するピン先を固定金具に刺し込み固定することで、取り付け完了となる。
尚、本実施形態の帯留め40についても全く同様にして装身具を取り付けることが可能である。
このような構造・機能を有する本考案の第3実施形態にかかる帯留めは、使用者自身が任意に選んだ装身具を簡単な操作で取り付けることができるものであり、使用者は、装身具と身飾品を自由自在に組み合わせて着用することができ、着飾りの自由度が大きくなる。
以上、本考案の装身具用止め具を有する身飾品について、添付図面を参照しながら具体的な実施の形態を示して説明したが、本考案はこれらに限定されるものではない。当業者であれば、本考案の要旨を逸脱しない範囲内において、上記各実施形態における止め具などの構成及び機能に様々な変更・改良を加えることが可能である。
本考案の装身具用止め具を有する身飾品は、金属製、木製、プラスチック製ないしは天然素材製の身飾品として、広く産業上の利用に供することができるものである。
10 かんざし
12 根元部
14 足部
16 中空の筒状の止め具
18 孔状の止め具
20 ヘアコーム
22 根元部
24 櫛歯部
26 中空の筒状の止め具
28 孔状の止め具
30 帯留め
31 環状部
36 中空の筒状の止め具
40 帯留め
41 環状部
46 中空の筒状の止め具
50 タック式のブローチ
60 ピン式のブローチ
70 ピン式のブローチ

Claims (6)

  1. 身体又は着物に着用される身飾品であって、
    装身具を係留できる止め具を設けたことを特徴とする身飾品。
  2. 結った髪に着用されるかんざしであって、
    その根元部分において、ピン式の装身具を係留できる中空筒状の止め具を設けたことを特徴とするかんざし。
  3. その根元部分において、タック式の装身具を係留できる孔状の止め具をさらに設けたことを特徴とする請求項2に記載のかんざし。
  4. 結った髪に着用されるヘアコームであって、
    その根元部分において、ピン式の装身具を係留できる中空筒状の止め具を設けたことを特徴とするヘアコーム。
  5. その根元部分において、タック式の装身具を係留できる孔状の止め具をさらに設けたことを特徴とする請求項4に記載のヘアコーム。
  6. 着物の紐類に着用される帯留めであって、
    その根元部分において、ピン式の装身具を係留できる中空筒状の止め具を設けたことを特徴とする帯留め。
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