JP3211658B2 - 製錬炉用温度測定装置 - Google Patents

製錬炉用温度測定装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製錬炉の羽口の閉
塞を解消し、複数の羽口を通じて炉内の高温熔体の温度
を精度良く順次測定できる装置に関する。
【0002】
【従来技術とその課題】銅製錬の転炉において、内部の
高温熔体温度を測定するために、従来から種々の温度検
出装置が用いられている。例えば、図4に示すものは
(特開昭61-288028号)、銅製錬用転炉の羽口60に嵌
合する温度検出装置70の一例であり、該装置は羽口6
0に挿入される誘導管71、該誘導管71の後端に補助
管72を介して装着された放射温度計73、該放射温度
計73の直前に介設された透明板74、該誘導管の外周
に張り出して形成された係合部75およびハンドル76
によって形成されている。該温度検出装置70は誘導管
71を羽口60に挿入し、ハンドル76により係合部7
5が羽口60の開口端に噛み合う位置まで押し込み、係
合部75に設けたピンによって羽口60に固定する。炉
内の熔体温度は誘導管71および透明板74を通じて観
察される輻射光を放射温度計73によって検出し、温度
量に変換して測定する。
【0003】上記温度測定装置は、放射温度計の部分を
精鉱供給管に置き換えた精鉱吹込み装置と共通の構造を
有するので、精鉱吹込み装置と相互に交換して取り付け
られる利点を有しているが、熔体温度を誘導管と透明板
を通じて離れた位置から測定するために管内の塵埃や曇
によって誤差を生じ易い。熔体の輻射光は炉内ガス、熔
体の波立ち、熔体表面の浮遊物の影響あるいは酸化の進
行に伴う熔体輻射率の変化に応じて変わるために正確な
測定が難しい。さらに、温度測定装置は係合部を介して
羽口に固定する形式であるために、多数の羽口を連続的
に測定する場合には装着に手間取る問題がある。
【0004】以上の他に、図5に示すように、ペリスコ
ープを利用した温度測定装置も知られている(特開昭60
-231126号)。この装置は、羽口60の開口端部に挿入
されるペリスコープ80と、該ペリスコープ80に接続
した光ケーブル81、および該光ケーブル81に接続し
た光検出回路(図示略)によって構成されており、羽口を
通じてペリスコープ80によって観察される熔体82の
熱放射を光検出回路によって温度量に変換して熔体温度
を検出する装置である。
【0005】この装置においても、熔体温度は羽口を通
じて離れた位置から測定するために炉内ガス、熔体の波
立や泡立ち、熔体表面の浮遊物ないし異物の影響あるい
は酸化の進行による熔体輻射率の変化による影響を受
け、正確な温度測定が困難である。また、羽口のパンチ
ング孔とは別の挿入孔からペリスコープを差し込む形式
であるために、羽口の大幅な改良が必要である。さら
に、このため、羽口の閉塞を解消するために挿入するパ
ンチングロッドとの兼ね合いが問題になる。
【0006】このような熔体の放射光を対象とする間接
的な温度測定の他に、光ファイバー先端を熔体に浸漬し
て熔体の輻射光を直接に測定する方法も知られている
(特開昭62-19729号等)。この方法によれば、炉内ガス
や熔体の波立などによる影響を受けないが、羽口に光フ
ァイバーを挿入するには、羽口の閉塞を解消する必要が
あり、特に多数の羽口を対象とする場合には、光ファイ
バーの挿入と羽口の閉塞を解消する手段との兼ね合いが
実用上の問題になる。
【0007】さらに、光ファイバーを直接に熔体に浸漬
する方法では、製鉄炉のように熔体温度が1350℃以
上に達し、かつ石英が熔体に対して溶解性を有するもの
は、石英ファイバーを保護するSUS製被覆管の先端が石
英ファイバーと共に熔体中に溶融するので常に新しファ
イバー端面が熔体に接触して連続測定できるが、銅製錬
などのように熔体温度が1200℃前後の場合には、上
記被覆管が直ちには溶融せず、石英ファイバー先端が失
透した状態で残り、連続測定が不能になる。
【0008】
【発明の解決課題】本発明は、高温熔体の温度測定にお
ける従来の上記問題を解消したものであって、製錬炉の
羽口を通じて光ファイバーを炉内の熔体に浸漬する形式
の温度測定方法において、羽口の閉塞解消と温度測定と
が順次連続的に行われるようにし、さらに、熔体温度が
比較的低い銅製錬などにおいても、光ファイバーの失透
による測定不能を解消して信頼性の高い温度測定を可能
にしたものである。
【0009】
【課題の解決手段】すなわち、本発明によれば以下の構
成からなる製錬炉用温度測定装置が提供される。 (1)製錬炉の羽口を通じて高温熔体の温度を測定する
手段と、該羽口の閉塞を解消するパンチング手段とを有
し、(イ)上記温度測定手段には、先端が高温熔体に浸漬
される光ファイバー、該光ファイバーを通じて伝達され
る光信号を温度量に変換する光温度計、該光ファイバー
を羽口に導く案内管、該光ファイバーが挿通した案内管
を羽口に出し入れする送出入手段、および光ファイバー
の送出手段が設けられており、(ロ)上記パンチング手段
には羽口の閉塞を突き崩すパンチングロッドおよびその
往復動手段が設けられていることを特徴とする製錬炉用
温度測定装置。
【0010】さらに本発明によれば、上記温度測定手段
について以下の構成を有する製錬炉用温度測定装置が提
供される。 (2)案内管に光ファイバーが挿通されると共に該案内
管の後部に該光ファイバーの収納部および送出手段が装
着されており、これにより上記温度測定手段が一体に形
成されている上記(1)の温度測定装置。 (3)上記案内管の先端に、光ファイバーの失透した先
端部を除去する切断手段が設けられている上記(1)また
は(2)に記載の温度測定装置。
【0011】また本発明によれば、上記温度測定手段と
パンチング手段を一体に形成した以下の構成からなる製
錬炉用温度測定装置が提供される。 (4)製錬炉の複数の羽口に沿って移動自在に設けた台
車に、上記温度測定手段と上記パンチングロッドとが、
該羽口に向かって並設されており、羽口にパンチングロ
ッドを挿入して閉塞を解消した後、引き続き台車の移動
により、該羽口に温度測定手段が挿入され、羽口の閉塞
解消と温度測定が順次行われる上記(1)〜(3)のいずれか
に記載の温度測定装置。 (5)温度測定手段の案内管と複数のパンチングロッド
とが、羽口相互の間隔と同間隔あるいはその整数倍の間
隔に並設されている上記(4)に記載の温度測定装置。
【0012】
【発明の実施形態】以下、本発明を図面に示す実施例に
基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る温度測定
装置の全体概略図、図2は温度測定手段の概念図、図3
は切断手段の概念図である。
【0013】(I)装置の構成 本発明の製錬炉用温度測定装置10は、製錬炉の羽口6
0を通じて高温熔体の温度を測定する手段20と、該羽
口60の閉塞を解消するパンチング手段30とを有す
る。なお本発明において製錬炉とは、各種金属製錬の転
炉、精製炉、溶錬炉、分離炉、製銅炉、溶鉱炉など羽口
を有する炉を広く含む。また羽口には、温度測定手段や
パンチング手段を引き抜いた際に、羽口を密閉するシー
ル手段を有するものが好ましい。一例として、図2に示
すように、羽口の通孔上部に収納される球状のシール部
材61が用いられる。該シール部材61は温度測定手段
やパンチング手段によって通孔上部62に押し上げら
れ、これらを羽口から引き抜いた時には羽口の通孔63
に落下して羽口を閉じ、炉内の漏れを防ぐ。
【0014】本発明に係る温度測定手段20は光ファイ
バーによって形成されており、先端が高温熔体に浸漬さ
れる光ファイバー21、該光ファイバー21を通じて伝
達される光信号を温度量に変換する光温度計22、該光
ファイバー21を羽口60に導く案内管23、該案内管
23を羽口60に出し入れする送出入手段24、および
光ファイバー21の送出手段25、温度測定時に案内管
内部をガスパージするためのガス導入管27が設けられ
ている。
【0015】上記案内管23は製錬炉の羽口60に面
し、送出入手段24によって羽口60に送出入自在に設
置されている。図示する例では送出入手段24としてシ
リンダー手段が用いられており、そのロッド先端が案内
管23の後部に一体に連結されている。該案内管23に
は温度測定用の光ファイバー21が挿通し、上記シリン
ダー手段24によって羽口60に出し入れされる。な
お、温度測定時には案内管23を羽口に挿入した際に炉
内への通気を遮断するように、ガス導入管27を通じて
案内管内部に加圧ガスを流し、この加圧ガス導入により
炉内の熔体が案内管内部に侵入するのを防止する。
【0016】上記案内管23の後方には巻取用ボビン2
6が設けられており、該ボビン26には光温度計22が
内装されている。光ファイバー21は上記ボビン26に
巻取られ、光温度計22に接続されている。さらに該ボ
ビン26の引出口には送出手段のピンチロール25が設
けられている。ボビン26およびピンチロール25から
なる収納部は、好ましくは図1に示すように、上記案内
管23の後端に一体に形成される。光ファイバーが挿通
した案内管23が羽口60に挿入されると、ピンチロー
ル25によって光ファイバー21が前方に繰り出され、
その先端が炉内の熔体に浸漬される。
【0017】さらに、好ましくは、上記案内管23の先
端に、光ファイバーの失透した先端部を除去する切断手
段が設けられる。図3に示すように、該切断手段40は
光ファイバー21を把持するクランプ41と把持された
光ファイバー21の先端部を切断するカッター43を備
えている。クランプ41は光ファイバー21を把持する
開閉自在な爪42を有し、一方、カッター43は切断刃
44を有する。なお切断刃44は図示する回転刃に限ら
ず剪断刃でも良い。
【0018】クランプ41とカッター43は光ファイバ
ー21に向かって往復動自在に設けられ、通常は案内管
23の往復動を妨げないように待機位置に後退してい
る。案内管23が羽口から引き抜かれて待機位置に復帰
した後、クランプ41が前進して案内管23の先端から
突出している光ファイバー21の先端部を把持し、カッ
ター43が前進して該先端部を切断する。切断後、クラ
ンプ41およびカッター43は再び待機位置に後退す
る。
【0019】上記パンチング手段30は羽口の閉塞を突
き崩すパンチングロッド31およびその往復動手段32
によって形成されている。パンチングロッド31は羽口
60に向かって往復動自在に配置され、その後方に往復
動手段のシリンダー手段32が設けられ、該シリンダー
手段32のロッド先端に連結され、該ロッドの伸縮によ
り羽口60に向かって往復動される。
【0020】図示する例では、パンチングロッド31の
往復動方向に沿った一対のガイド35と、該ガイド35
に沿って摺動するスライダー36が設けられ、該スライ
ダー36に複数本(3本)のロッドが一体に装着されてお
り、上記シリンダー手段32のロッド先端が該スライダ
ー36に連結されている。該パンチングロッド31はシ
リンダー手段によって羽口60に挿入され、羽口の炉内
開口部に凝固しているスラグ等を突き崩して羽口の閉塞
を解消する。その後、引き続き該ロッド31はシリンダ
ー手段32によって引き戻され、待機位置に復帰する。
【0021】上記温度測定手段と上記パンチング手段
は、好ましくは、製錬炉の羽口に沿って移動する台車に
一体に設けらる。図1に示すように、製錬炉の羽口に沿
って走行する台車50を設け、該台車50の上に温度測
定手段の案内管23と複数のパンチングロッド31およ
びこれらの往復動手段が設けられる。なお、台車50の
走行手段は、図示するようにモータ51を設け、製錬炉
53に沿って配設したレール52上を自走するものでも
良く、その他適宜の手段でも良い。
【0022】台車50に載置された案内管23およびパ
ンチングロッド31は羽口に面して並設されており、好
ましくは羽口相互の間隔と同間隔あるいはその整数倍の
間隔に設けられている。このように羽口と同間隔あるい
はその整数倍の間隔に設けることにより、パンチングロ
ッドを複数の羽口に同時に挿入して閉塞を解消すること
ができ、またパンチングロッドによる閉塞解消と平行し
て案内管23を閉塞の解消された羽口に挿入して温度測
定を行うことができる。さらに、温度測定手段とパンチ
ングロッドとを台車の上に一体に設けることにより、羽
口の閉塞解消と温度測定を順次連続的に行うことができ
る。
【0023】(II)作用 温度測定を行う羽口に面する位置に台車50を停車さ
せ、羽口60とパンチングロッド31の位置を合わせた
後に、シリンダー手段32により複数のパンチングロッ
ド31が同時に羽口に押し込まれ、羽口の炉内開口部に
付着しているスラグ等が突き崩されて羽口の閉塞が解消
される。閉塞解消後、シリンダー手段32によりパンチ
ングロッド31が待機位置まで引き戻される。
【0024】引き続き、台車50を移動して閉塞を解消
した羽口に隣接する羽口にパンチングロッド31を合わ
せる。ここで、パンチングロッド31および案内管23
は羽口相互の間隔と同間隔に並設されているので、台車
50を移動してパンチングロッド31を閉塞を解消する
羽口に位置合わせすることにより、上記案内管23も既
に閉塞が解消された隣接する羽口に面する位置になる。
位置合わせ後、シリンダー手段によりパンチングロッド
31と案内管23とが各々対応する羽口に挿入されて閉
塞の解消と温度測定とが行われる。
【0025】温度測定手段20の案内管23が閉塞を解
消した羽口に挿入され、案内管先端が炉内に達すると、
該案内管23に挿通されている光ファイバー21がピン
チロール25によって更に送り込まれ、ファイバー先端
が炉内の熔体に浸漬される。この温度測定時にはガス導
入管27を通じて加圧ガスが案内管内部に導入され、炉
内の熔体が案内管内部に侵入するのが防止される。熔体
の輻射光は光ファイバー21を通じて光温度計22に伝
達され、その輝度に基づいて温度量が検出される。な
お、光ファイバーの浸漬時間は2〜3秒程度で足りる。
【0026】温度測定後、シリンダー手段24によって
案内管23が羽口から引き抜かれ、待機位置に引き戻さ
れる。ここで、ファイバー先端が失透している場合に
は、切断手段によって失透部分が切断される。すなわ
ち、案内管23から突き出している光ファイバー先端に
向かってクランプ41が前進し、該ファイバー先端部を
把持する。次いで、カッター43が前進し該先端部を切
断する。切断後、クランプ41およびカッター43は再
び待機位置に後退する。なお、銅熔体の場合には通常4
〜5回の測定後に切断すれば良く、切断時期は適宜定め
られる。また切断長さは失透長さによるが概ね5〜7cm
程度である。
【0027】上記案内管23およびパンチングロッド3
1が羽口から引き抜かれると、羽口上部に押し上げられ
ていた球状のシール部材61が落下して羽口を閉じる
が、案内管23を引き抜く際に、このシール部材61に
よって光ファイバー先端が損傷を受けないように、温度
測定後、光ファイバー先端を案内管内部に引き入れた状
態で案内管23を羽口60から引き抜いても良い。
【0028】上記案内管23と共にパンチングロッド3
1が羽口から引き抜かれ、待機位置に引き戻される。そ
の後、台車50を移動し、再び羽口とパンチングロッド
31および案内管23の位置を合わせて上記動作を繰り
返す。
【0029】
【発明の効果】本発明の温度測定装置によれば、以上の
ように、羽口の閉塞解消手段を有するので、羽口のパン
チングと連動して温度測定を行なうことができる。従っ
て、製錬炉の羽口の保守と炉内温度の測定を短時間に効
率良く行うことができる。さらに、製錬炉の羽口に沿っ
て走行する台車に温度測定手段と複数のパンチング手段
を一体に設けたものは、パンチングロッドを複数の羽口
に同時に挿入して閉塞を解消することができ、さらにパ
ンチングロッドによる閉塞解消と平行して閉塞を解消し
た羽口に案内管23を挿入し温度測定を行うことができ
るので、羽口の閉塞解消と温度測定を順次連続的に行う
ことができる。
【0030】また、上記温度測定手段は光ファイバーの
先端を熔体に浸漬して温度測定を行う方式であるので、
従来の輻射光を観察する放射温度計と異なり、熔体の波
立ちや泡立ち、浮遊物や異物、輻射率の変化による影響
を受けず、正確な温度測定を行うことができる。さら
に、温度測定手段に光ファイバー先端を除去する切断装
置を設けることにより、銅熔体のような石英ファイバー
先端が失透する測定対象についても信頼性の高い温度測
定が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る温度測定装置の全体概略図。
【図2】 上記温度測定手段の概念図。
【図3】 切断手段の概念図。
【図4】 従来の温度測定装置の概略断面図。
【図5】 従来の温度測定装置の概略断面図
【符号の説明】
10--温度測定装置、 20--温度測定手段、 21--
光ファイバー、22--光温度計、 23--案内管、 2
4--送出入手段(シリンダー手段)、25--送出手段(ピ
ンチロール)、 26--ボビン、 27--ガス導入管 30--パンチング手段、 31--パンチングロッド、3
2--往復動手段(シリンダー手段)、 35--ガイド、
36--スライダー 40--切断手段、 41--クランプ、 42--爪、 4
3--カッター、44--切断刃、50--台車、 51--モ
ータ、 52--レール、60--羽口、 61--シール部
材、 62--通孔上部、 63--通孔
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−151608(JP,A) 特開 平5−173024(JP,A) 実開 昭51−119305(JP,U) 実開 昭51−111917(JP,U) 実開 昭62−46645(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01K 11/12 G01K 1/14 G01J 5/02

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製錬炉の羽口を通じて高温熔体の温度を
    測定する手段と、該羽口の閉塞を解消するパンチング手
    段とを有し、 (イ)上記温度測定手段には、先端が高温熔体に浸漬され
    る光ファイバー、該光ファイバーを通じて伝達される光
    信号を温度量に変換する光温度計、該光ファイバーを羽
    口に導く案内管、該光ファイバーが挿通した案内管を羽
    口に出し入れする送出入手段、および光ファイバーの送
    出手段が設けられており、 (ロ)上記パンチング手段には羽口の閉塞を突き崩すパン
    チングロッドおよびその往復動手段が設けられているこ
    とを特徴とする製錬炉用温度測定装置。
  2. 【請求項2】 案内管に光ファイバーが挿通されると共
    に該案内管の後部に該光ファイバーの収納部および送出
    手段が装着されており、これにより上記温度測定手段が
    一体に形成されている請求項1の温度測定装置。
  3. 【請求項3】 上記案内管の先端に、光ファイバーの失
    透した先端部を除去する切断手段が設けられている請求
    項1または2に記載の温度測定装置。
  4. 【請求項4】 製錬炉の複数の羽口に沿って移動自在に
    設けた台車に、上記温度測定手段と上記パンチングロッ
    ドとが、該羽口に向かって並設されており、羽口にパン
    チングロッドを挿入して閉塞を解消した後に、引き続き
    台車の移動により、該羽口に温度測定手段が挿入され、
    羽口の閉塞解消と温度測定が順次行われる請求項1〜3
    のいずれかに記載の温度測定装置。
  5. 【請求項5】 温度測定手段の案内管と複数のパンチン
    グロッドとが、羽口相互の間隔と同間隔あるいはその整
    数倍の間隔に並設されている請求項4に記載の温度測定
    装置。
JP09784596A 1995-11-02 1996-04-19 製錬炉用温度測定装置 Expired - Lifetime JP3211658B2 (ja)

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