JP3211510B2 - 排気ガス浄化装置 - Google Patents

排気ガス浄化装置

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JP3211510B2 JP23161193A JP23161193A JP3211510B2 JP 3211510 B2 JP3211510 B2 JP 3211510B2 JP 23161193 A JP23161193 A JP 23161193A JP 23161193 A JP23161193 A JP 23161193A JP 3211510 B2 JP3211510 B2 JP 3211510B2
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B3/00Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition
    • F02B3/06Engines characterised by air compression and subsequent fuel addition with compression ignition
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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  • Processes For Solid Components From Exhaust (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディーゼルエンジンの
排気中に含まれる微粒子成分(パティキュレ−ト)を捕
集し、再生する排気ガス浄化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の排気ガス浄化装置では、再生指令
の入力とともに、給気手段及びヒータに通電して、パテ
ィキュレ−トの着火及び燃焼を実施して、フィルタを再
生している。実公昭63−35152号公報は、温度セ
ンサでフィルタ近傍の温度をモニタしながら、再生時よ
り少ない電力で着火温度(例えば約600℃)以下の所
定温度(例えば約350℃)までヒータに通電して予熱
し、その後、大電力でヒータへ通電しつつ給気を開始し
てパティキュレ−トに着火することを開示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記公報の予熱方式で
は、予熱期間において給気を実施しないことにより空気
を無駄に加熱するのに要する電力を節約するとともに、
予熱期間の通電電力をその後の着火期間の通電電力より
も抑制してフィルタの温度上昇を抑止し、フィルタの損
傷を回避するが、まだ以下の問題があった。
【0004】すなわち、フィルタ端面に設けられたヒー
タ(以下、端面ヒータという)からフィルタを予熱する
場合、セラミックを素材とするフィルタの伝熱性は良く
ないので、ヒータ側のフィルタ端面が例えば350℃付
近まで予熱されたとしても、フィルタの内奥部及び反ヒ
ータ側のフィルタ端面の温度上昇は充分でなく、フィル
タの軸方向に大きな温度傾斜が生じ、ヒータ側のフィル
タ端面で着火が生じた後はこの温度傾斜が更に急峻化し
てしまう。このように温度傾斜が急峻化するとフィルタ
に熱歪みが生じ、フィルタの損傷(クラックや溶損)や
寿命低下の懸念が生じる。また、パティキュレ−トの燃
焼がフィルタの内奥部又は反ヒータ側のフィルタ端面近
傍で停止したり停滞したりする可能性が生じ、燃焼制御
が複雑となる。また、フィルタ全体が均一に予熱されな
いためにフィルタ各部の温度がばらつき、そのために再
生効率が低下するという懸念も生じる。
【0005】もちろん、予熱期間のヒータ通電電力(以
下、予熱電力という)を低減すれば上記温度傾斜を減少
することができるが、当然、再生所要期間の延長という
不具合を生じる。本発明は上記の問題に鑑みなされたも
のであり、再生所要期間の大幅な延長を回避しつつ着火
後のフィルタの軸方向の温度傾斜を抑圧することによ
り、フィルタの損傷防止及び再生効率の向上を実現した
排気ガス浄化装置を提供することを、その解決すべき課
題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の排気ガス浄化装
置は、ディ−ゼルエンジンの排気経路に配設されて前記
ディ−ゼルエンジンから排出されるパティキュレートを
補集するフィルタと、前記フィルタの上流側端面に配設
されて通電により前記パティキュレ−トを燃焼させる電
熱手段と、前記フィルタの再生時に前記フィルタに給気
する給気手段と、前記フィルタの再生指令に基づいて、
前記給気手段を駆動せずに前記電熱手段に通電して前記
フィルタを予熱する予熱期間と、前記予熱期間に続いて
前記電熱手段への前記通電を遮断するとともに前記給気
手段を駆動して前記フィルタ各部の温度を均一化する均
熱期間と、前記均熱期間に続いて前記電熱手段への通電
を再開するとともに前記給気手段と協働して前記パティ
キュレ−トに着火する着火期間とを設定する制御手段と
を備えることを特徴としている。
【0007】好適な態様において、前記制御手段は、前
記予熱期間及び前記着火期間の前記電熱手段への平均通
電電力を等しくするものである。
【0008】
【作用及び発明の効果】本発明では、フィルタの再生に
あたって、まず給気手段を駆動せずに電熱手段に通電し
てフィルタを予熱する予熱期間を設定し、次に電熱手段
への通電を遮断しかつ給気手段を駆動してフィルタ各部
の温度を均一化する均熱期間を設定し、その後、電熱手
段へ通電を再開しかつ給気手段を駆動してパティキュレ
−トに着火する着火期間を設定する。
【0009】このようにすれば、予熱時に給気を実施せ
ず、予熱終了とともにただち電熱手段へ全負荷通電を行
うとともに給気手段を駆動して着火を行う従来技術に比
較して以下の作用効果を奏する。すなわち、予熱期間に
て端面ヒータによりフィルタをその端面から予熱した
後、給気を実施するのでフィルタの軸方向の温度傾斜は
縮小され、その結果、その後の着火期間におけるフィル
タ各部の熱歪みが減少してフィルタに損傷が生じること
がなく、更に上記温度傾斜が縮小されるのでフィルタ内
部において再生効率が低下することもない。
【0010】更に、予熱期間と着火期間との間に新設し
た本発明の特徴をなす均熱期間は、フィルタのヒータ側
の端面近傍の熱をその内奥部及び反ヒータ側の端面近傍
に拡散するために、予熱通電を遮断しつつ給気手段の運
転のみを行うので、従来の給気を遮断しつつ予熱通電の
みを行う場合に比べて格段に素早く実施することができ
る。
【0011】また、予熱通電と給気手段の運転を最初か
ら実施する場合には予熱通電の初期においてまだフィル
タのヒータ側の端面自体もそれほど昇温していない段階
から給気することにより無駄な熱量を空気に奪われる欠
点をもつが、本発明では予熱期間には給気を遮断するの
で、このような無駄な放熱を防止して所要電力量を節減
することができる。
【0012】好適な態様において、予熱期間及び着火期
間の電熱手段への平均通電電力は等しくされる。このよ
うにすれば、複雑な予熱電力の制御が不要となり、ヒー
タへの通電を制御するスイッチをデューティ比制御する
ための半導体電力スイッチの代わりに単純なマグネット
スイッチを採用することもできる。
【0013】
【実施例】
(実施例1)本発明の排気ガス浄化装置の一実施例を図
1に示す。この排気ガス浄化装置は両端密閉のフィルタ
収容ケース1を有し、フィルタ収容ケース1内にはその
上流側から下流側へ、排気圧検出用の上流側圧力センサ
7、温度センサ6、ヒータ(本発明でいう電熱手段)1
1、フィルタ2、フィルタ下流圧力検出用の下流側圧力
センサ17が順番に配置されている。フィルタ収容ケー
ス1の上流側の端壁にはディーゼルエンジン20の排気
管3が配設されており、排気管3の途中から送気管10
が分岐されている。送気管10は電磁弁14を通じて給
気用のブロワ13の出口に連結され、給気用のブロワ1
3の入口は空気流量センサ15を通じて外部に開口して
いる。
【0014】一方、上記したヒータ11、ブロワ13を
駆動するモータMはコントローラ(制御手段)8により
駆動制御され、また、ディーゼルエンジン20に装着さ
れた回転数センサ18の出力信号はコントローラ8に出
力される。コントローラ8はA/Dコンバータ内蔵マイ
コン(図示せず)を具備しており、スイッチ55、56
を開閉制御してヒータ11、ブロワ13を制御するとと
もに、異常発生時に異常警報ランプ9を点灯する(異常
信号を出力する)。なお、コントローラ8は、空気流量
センサ15の信号に基づいてブロワ駆動モータMに印加
する電圧をデューティ比制御(フィードバック制御)に
より、ブロワ13の給気流量を目標レベルに精密制御し
ている。
【0015】5は給電装置であって、商用地上電源(図
示せず)に接続されるプラグ51、降圧トランス52、
全波整流器53からなり、全波整流器53から出力され
る直流電圧が半導体電力スイッチ55、56を通じてヒ
ータ11及びブロワ駆動モータMに供給される。フィル
タ2はハニカムセラミックフィルタ(日本碍子kk製、
直径5.66インチ×長さ6インチ)であって、多孔性
コ−ジェライトを素材として円柱形状に焼成されて膨張
性セラミックマットを介して上記ケース1に支持されて
いる。
【0016】フィルタ2はその両端面を貫通する多数の
通気孔を有し、隣接する通気孔の一方は上流端で封栓さ
れ、その他方は下流端で封栓されている。排気ガスは隣
接する通気孔間の多孔性隔壁を透過し、パティキュレ−
トだけが通気孔内に捕集される。フィルタ2の両端面は
ケース1の両端面に所定距離を隔てて対面している。ヒ
ータ3はカンタル線を素材とする電熱抵抗線からなり、
フィルタ2の再生時上流側に当たる端面に沿って配設さ
れている。
【0017】以下、この装置の動作を説明する。 (パティキュレ−ト捕集動作)ディ−ゼルエンジン20
から排出された排気ガスは排気管3を通じてケース1内
に導入され、排気ガス中のパティキュレ−トはフィルタ
2で捕集され、浄化された排気ガスは尾管4から外部に
排出される。
【0018】(フィルタ再生動作)次に、このフィルタ
2の再生動作を図2〜図3のフローチャートに従って説
明する。なお、この装置ではフィルタ再生動作をエンジ
ン停止期間に外部電源から受電して手動操作による起動
により開始するものとする。再生開始直前に電磁弁14
は開かれる。
【0019】まず、エンジン運転中に実施されるフィル
タ再生判別ルーチン(ステップ100〜111)及びエ
ンジン停止中に実施されるフィルタ再生実行ルーチン
(ステップ112〜116)からなるフィルタ再生ルー
チンを図2に示す。まず、エンジン20の起動とともに
フィルタ再生判別ルーチンがスタートされ、ステップ1
00にて、圧力センサ7、17が検出する排気圧力P
1,P2と、回転数センサ18が検出するエンジン回転
数nと、温度センサ6が検出する排気ガス温度Tに基づ
いて記憶マップからパティキュレ−ト捕集量Gをサーチ
する。
【0020】次に、ステップ108にて、サーチしたパ
ティキュレ−ト捕集量Gが所定のしきい値Gtを超過し
たかどうかを調べ、超過しなければステップ100にリ
ターンし、超過したらステップ111に進む。ステップ
111では、フィルタ再生を指令するランプ91を点灯
して、ルーチンを終了する。
【0021】その後、運転者がフィルタ再生を指令する
ランプ91の点灯を視認し、エンジン停止状態にて再生
スイッチ(図示せず)をオンすると、上記フィルタ再生
実行ルーチンが開始される。このルーチンでは、まずス
テップ112にてブロワ13を起動し、次に、内蔵のタ
イマーを起動し(114)、タイマー制御サブルーチン
を実行して再生動作を行い(116)、再生を終了する
(118)。
【0022】上記したタイマー制御サブルーチンについ
て図3を参照しつつ以下に説明する。このサブルーチン
は、タイマーに基づいて通電、給気流量制御を行うもの
であり、以下、前期放冷期間、予熱期間、均熱期間、着
火・燃焼伝播期間、後期放冷期間の順に制御動作を実行
する。なお、後期放冷期間は第1放冷期間と第2放冷期
間とからなる。 (前期放冷期間)まずステップ1161にて、ブロワ1
3へ通電して給気流量を190リットル/分と大きく設
定し、1分間送風し、ヒータ素線の温度を一定にするた
めヒータ11を常温にまで冷却する。これは、エンジン
排気ガスなどによる加熱でヒータ11の初期温度がばら
つくと、着火時期や最高温度がばらついてしまうから、
予熱開始前にそれらの温度を所定レベルに収束させるた
めである。 (予熱期間)次のステップ1162にてブロワ13をオ
フするとともにヒータ11へ1.3kWの電力を給電
(全負荷通電)し、ヒータ11への給電後、3分経過す
るまで待機した後(1163)ステップ1164に進
む。
【0023】この予熱通電により、フィルタ2の上流部
は450℃程度に予熱される。 (均熱期間)次のステップ1164にてブロワ13をオ
ンするとともにヒータ11への通電を遮断し、ヒータ1
1への通電遮断後、3分経過するまで待機した後(11
65)、ステップ1166に進む。
【0024】この送風によりフィルタ2の上流部の熱
は、フィルタ2の他の部位に伝達され、フィルタ2の各
部は200〜300℃に均一に予熱される。 (着火・燃焼伝播期間)次のステップ1166にて、ヒ
ータ11へ1.3kWの電力を給電(全負荷通電)し、
かつ、ブロワ13の給気流量を20リットル/分に大幅
削減し、その後、25分経過するまで待機した後(11
67)、ステップ1168に進む。
【0025】これによりフィルタ2の上流側端面のパテ
ィキュレ−トに着火し、フィルタ2の上流側端面から下
流方向へ燃焼が進行する。ただ、この実施例では、給気
流量が少ないためにパティキュレ−ト燃焼に伴う発熱量
はそれほど大きくなく、かつ、いわゆる風圧が弱く酸素
濃度が低下するので気流方向へ延焼しにくくなり、更
に、燃焼がフィルタ2の下流側へ進むにつれて熱収支が
放熱側に傾くために温度が低下し、フィルタ2の径方向
中心部下流側では燃焼持続温度(約600℃)以下とな
って燃焼が停滞する。この燃焼の停滞により、従来のよ
うにフィルタ2の径方向中心部が下流側端面まで燃焼が
進み、空気抵抗が減少して給気流量が径方向中心部を素
通りすることが防止される。そのため、フィルタ2の径
方向中間部の中流部は酸素の供給により下流部直前まで
充分に燃焼を持続し、また、フィルタ2の外周部上流側
も同様の理由でその中流部直前まで燃焼を持続する。
【0026】すなわち、この燃焼伝播モードによれば、
フィルタ2の径方向中心部下流側がフィルタ2の下流側
端面まで燃焼し尽くしてフィルタ2の径方向中心部の空
気抵抗が低下し、給気流量が径方向中心部を素通りする
ことにより、径方向中間部及び外周部に充分な酸素が供
給されずに、延焼が遅滞するのを防ぐことができる。な
お、この時の最高温度がパティキュレ−ト捕集量が8.
6グラムの場合に900℃となるように、給気流量やヒ
ータ通電電力が設定されている。 (後期放冷期間) (第1放冷期間)次のステップ1168にて、ヒータ1
1への給電電力を停止するとともにブロワ13の給気流
量を60リットル/分に増大し、7分間継続する(11
69)。
【0027】このように給気流量を大幅に増大すると、
酸素供給量の増大、特に径方向中心部下流側への酸素供
給量の増大により、径方向中心部下流側にて燃焼が再開
され、また、径方向中間部下流側や外周部中流、下流側
での燃焼も加速され、急速かつ各部均一に再生が行われ
る。 (第2放冷期間)次のステップ1170にて、ブロワ1
3の給気流量を190リットル/分に増大し、3分間継
続する(1172)。
【0028】このように給気流量を最大流量に増大する
と、上記第1放冷モードにより高温となったフィルタ2
やヒータ11が高温環境下に長期間放置されることなく
急速に冷却され、それらの劣化が抑止される。また、再
生所要時間も短縮することができる。その後、上記冷却
によりフィルタ2が400℃以下になった後、ブロワ1
3をオフし(1174)、再生が終了する。
【0029】上記説明したように、この実施例では、予
熱期間と着火・燃焼伝播期間との間に、ヒータ(電熱手
段)11への通電を遮断し、かつ、ブロワ(給気手段)
13を運転する均熱期間を設定しているので、ヒータ1
1近傍のフィルタ部位だけが局部的に加熱されてしまう
ことがなく、フィルタ2の全体を均一に予熱することが
でき、フィルタ2に熱歪み(熱ストレス)が生じたり、
フィルタ2の損傷(クラックや溶損)や寿命低下が生じ
たりすることが無い。
【0030】また、この予熱によりフィルタ2の各部が
均一に加熱されるので、その後の再生(パティキュレ−
ト燃焼)においてもフィルタ2の各部の温度ばらつきが
抑制でき、それに伴うフィルタ2の熱ストレスを低減で
き、また延焼速度のばらつきも抑制でき、安定かつ良好
なフィルタ再生が実現する。更にこの実施例では、予熱
期間及び着火・燃焼伝播期間の電熱手段への通電は全負
荷通電であるので、再生期間中における予熱電力の制御
は極めて簡単となり、単純なマグネットスイッチで電力
制御を行うことができる。
【0031】もちろん、予熱期間に所定デューティ比で
の断続通電を行って予熱電力を着火電力よりも削減する
こともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の排気ガス浄化装置の一実施例を示すブ
ロック図、
【図2】その再生動作を示すフローチャート、
【図3】その再生動作を示すフローチャート、
【符号の説明】
2はフィルタ、6は温度センサ、7、17は圧力セン
サ、8はコントローラ(制御手段)、11はヒータ(電
熱手段)、13はブロワ(給気手段)。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F01N 3/02 341

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディ−ゼルエンジンの排気経路に配設され
    て前記ディ−ゼルエンジンから排出されるパティキュレ
    ートを補集するフィルタと、 前記フィルタの上流側端面に配設されて通電により前記
    パティキュレ−トを燃焼させる電熱手段と、 前記フィルタの再生時に前記フィルタに給気する給気手
    段と、 前記フィルタの再生指令に基づいて、前記給気手段を駆
    動せずに前記電熱手段に通電して前記フィルタを予熱す
    る予熱期間と、前記予熱期間に続いて前記電熱手段への
    前記通電を遮断するとともに前記給気手段を駆動して前
    記フィルタ各部の温度を均一化する均熱期間と、前記均
    熱期間に続いて前記電熱手段への通電を再開するととも
    に前記給気手段と協働して前記パティキュレ−トに着火
    する着火期間とを設定する制御手段とを備えることを特
    徴とする排気ガス浄化装置。
  2. 【請求項2】前記制御手段は、前記予熱期間及び前記着
    火期間の前記電熱手段への平均通電電力を等しくするも
    のである請求項1記載の排気ガス浄化装置。
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