JP3211358U - オットマン収納式ソファ - Google Patents
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Abstract
【課題】オットマン不使用時にソファが大型化せず、低コストで、メンテナンスも不要で、オットマン使用時に十分に足を伸ばせるとともに、肘掛け部の安定性と肘掛け部の配置替えの容易性とを同時に満足できるオットマン収納式ソファを提供する。【解決手段】ソファ11と、オットマン12と、オットマン12の収納空間aを有する肘掛け部13とを備えた。これにより、オットマン使用時、収納空間aからオットマン12を取り出してソファ11の前方に配置することで、使用者は十分に足を伸ばせる。また、オットマン不使用時、収納空間aにオットマン12を収納するため、ソファ11が大型化せず、ソファ11の占有空間が拡大しない。しかも、低コストで、メンテナンスが不要である。さらに、肘掛け部13の安定性と肘掛け部13の配置替えの容易性とを同時に満足できる。【選択図】図1
Description
本考案は、オットマン収納式ソファ、詳しくは足置き(足載せ)のオットマンを肘掛け部に着脱自在に収納したオットマン収納式ソファに関する。
座る機能だけのソファでは、足を伸ばすことができず、長時間同じ座位を保ち続けることは苦痛である。それを解消するものとして、ソファとセットになった足置き台のオットマン付ソファが知られている。
使用時には、オットマンをソファの前方に配置し、伸ばした足をその上に載せて寛ぐ。不使用時は、オットマンをソファの一部として繋げる(例えば、特許文献1など)。その他、ソファの座部前面に下向きにフラップ状の補助板を設け、これをラチェット機構により水平位置まで上方回動できるようにしたものも開発されている。
使用時には、オットマンをソファの前方に配置し、伸ばした足をその上に載せて寛ぐ。不使用時は、オットマンをソファの一部として繋げる(例えば、特許文献1など)。その他、ソファの座部前面に下向きにフラップ状の補助板を設け、これをラチェット機構により水平位置まで上方回動できるようにしたものも開発されている。
しかしながら、特許文献1のオットマン付ソファでは、不使用時にオットマンをソファに繋げていたため、その分だけリビング等に占めるソファのスペースが大きくなっていた。
また、フラップ状の補助板を座部前面に設けたソファの場合には、構造が複雑でコスト高になるとともに、メンテナンスが必要であった。しかも、ラチェット機構を利用し、フラップを水平位置まで上方回動した際、フラップの前方への突出量が少ないため、脚を十分に伸ばせなかった。
さらに、従来の肘掛け部は、肘掛けとしての安定性を重視して内部が詰まった中実体か、ソファの配置替え時の移動性を重視した内部が空洞の中空体かであった。そのため、肘掛けの安定性と配置替え時の移動性の両方を同時に満足させることはできなかった。
また、フラップ状の補助板を座部前面に設けたソファの場合には、構造が複雑でコスト高になるとともに、メンテナンスが必要であった。しかも、ラチェット機構を利用し、フラップを水平位置まで上方回動した際、フラップの前方への突出量が少ないため、脚を十分に伸ばせなかった。
さらに、従来の肘掛け部は、肘掛けとしての安定性を重視して内部が詰まった中実体か、ソファの配置替え時の移動性を重視した内部が空洞の中空体かであった。そのため、肘掛けの安定性と配置替え時の移動性の両方を同時に満足させることはできなかった。
そこで、考案者は鋭意研究の結果、ソファに付設された肘掛け部に着目した。すなわち、肘掛け部を中空構造物とし、その内部空間にオットマンを出し入れ自在に収納するように構成すれば、上述した課題はすべて解消されることを知見した。
本考案は、このような問題点に鑑みなされたもので、オットマンの不使用時にソファが大型化せず、低コストで、かつ機械的なメンテナンスが不要で、使用者が十分に足を伸ばすことができ、また肘掛け部の安定性と肘掛け部の配置替えの容易性とを同時に満足させることができるオットマン収納式ソファを提供することを目的としている。
請求項1に記載の考案は、ソファと、該ソファに付設される足載せ台としてのオットマンと、前記ソファに付設され、かつ前記オットマンを出し入れ自在に収納する収納空間が内部形成された肘掛け部とを備えたことを特徴とするオットマン収納式ソファである。
請求項1に記載の本考案によれば、オットマンを使用する際、肘掛け部の収納空間からオットマンを取り出し、これをソファの前方の任意位置に配置してオットマンの上に足を載せる。このように、オットマンがソファと別体であるため、使用者はソファからの距離を適宜調節して、十分に足を伸ばすことができる。
また、オットマンの不使用時、従来品ではオットマンをソファに繋げていたが、本考案では肘掛け部の収納空間に収納する。そのため、ソファが大型化せず、室内におけるソファの占有空間が拡大しない。しかも、ソファの座部前面に配置したフラップ状の補助板をラチェット機構により回動させる別の従来品に比べて、低コストで、メンテナンスが不要である。
さらに、オットマンを肘掛け部に収納することで肘掛け部の重量が増大する。そのため、ソファ座部に正しく着座して使用する頻度が高い肘掛け使用時(オットマン不使用時)に、肘掛け部の安定性が高まる。また、肘掛け部は、オットマンを取り出して軽量化できるため、肘掛け部の配置替えが容易となる。すなわち、本考案は、肘掛け部の安定性と肘掛け部の配置替えの容易性とを同時に満足させることができる。
また、オットマンの不使用時、従来品ではオットマンをソファに繋げていたが、本考案では肘掛け部の収納空間に収納する。そのため、ソファが大型化せず、室内におけるソファの占有空間が拡大しない。しかも、ソファの座部前面に配置したフラップ状の補助板をラチェット機構により回動させる別の従来品に比べて、低コストで、メンテナンスが不要である。
さらに、オットマンを肘掛け部に収納することで肘掛け部の重量が増大する。そのため、ソファ座部に正しく着座して使用する頻度が高い肘掛け使用時(オットマン不使用時)に、肘掛け部の安定性が高まる。また、肘掛け部は、オットマンを取り出して軽量化できるため、肘掛け部の配置替えが容易となる。すなわち、本考案は、肘掛け部の安定性と肘掛け部の配置替えの容易性とを同時に満足させることができる。
ソファの種類は肘掛け部があれば任意である。例えば、カウチソファ、ローソファ、リクライニングソファなどでもよい。
オットマンの種類は任意である。すなわち、足載せ台(足置き)としてだけでなく、簡易テーブルとして利用できるものや、蓋付きで内部空間を有するものなどでもよい。
オットマンの形状は任意である。例えば、角型(直方体、立方体など)でも、台形型でもよい。さらには、脚付きのオットマンでもよい。
オットマンの種類は任意である。すなわち、足載せ台(足置き)としてだけでなく、簡易テーブルとして利用できるものや、蓋付きで内部空間を有するものなどでもよい。
オットマンの形状は任意である。例えば、角型(直方体、立方体など)でも、台形型でもよい。さらには、脚付きのオットマンでもよい。
オットマンの使用数は、1つでも2つ以上でもよい。2つ以上の場合、各オットマンは同一でも、そうでなくてもよい。
また、オットマンは中空体でも、中実体でもよい。
オットマンの外皮材は任意である。例えば、各種の織布、各種の不織布、各種の網布、各種の皮革、各種の人工皮革などを採用することができる。
また、オットマンの外皮材は、ソファの外皮材と同一素材でも、異なる素材でもよい。
また、オットマンは中空体でも、中実体でもよい。
オットマンの外皮材は任意である。例えば、各種の織布、各種の不織布、各種の網布、各種の皮革、各種の人工皮革などを採用することができる。
また、オットマンの外皮材は、ソファの外皮材と同一素材でも、異なる素材でもよい。
肘掛け部は、ソファの一側方または両側方に配置されて、ソファと分離不能に一体化したものでも、ソファと別体のものもでもよい。
肘掛け部は蓋付きのものでも、蓋無しのものでもよい。
肘掛け部におけるオットマンの収納空間と連通する開口は、肘掛け部のソファと対峙側の面(内面)でも、それとは反対側の面(外面)でもよい。または、肘掛け部の周側面でもよい。
オットマンの使用数が複数の場合、各オットマンの収納空間は連通状態でも、仕切り板により画成された複数の空間でもよい。
肘掛け部は蓋付きのものでも、蓋無しのものでもよい。
肘掛け部におけるオットマンの収納空間と連通する開口は、肘掛け部のソファと対峙側の面(内面)でも、それとは反対側の面(外面)でもよい。または、肘掛け部の周側面でもよい。
オットマンの使用数が複数の場合、各オットマンの収納空間は連通状態でも、仕切り板により画成された複数の空間でもよい。
請求項2に記載の考案は、前記肘掛け部の収納空間は、前記オットマンを嵌合状態で収納するものである請求項1に記載のオットマン収納式ソファである。
「オットマンを嵌合状態で収納する収納空間」とは、肘掛け部の収納空間が、オットマンと同一形状、同一サイズのものであることをいう。ただし、オットマンの一部のみが、この収納空間に嵌入される場合を含むものとする。
「オットマンを嵌合状態で収納する収納空間」とは、肘掛け部の収納空間が、オットマンと同一形状、同一サイズのものであることをいう。ただし、オットマンの一部のみが、この収納空間に嵌入される場合を含むものとする。
請求項2に記載の考案によれば、オットマンの不使用時、肘掛け部の収納空間にオットマンを嵌合状態で収納する。肘掛けの主な使用時は、オットマンを利用せず、ソファに正しく着座するソファの通常使用時である。すなわち、肘掛け部にオットマンを嵌入した状態で肘掛け部が利用される。その結果、実際の使用時に肘掛け部の強度(剛性)が高まり、肘を掛けても変形がし難くなる。
請求項3に記載の考案は、角型で同一サイズの前記オットマンを複数使用し、前記収納空間は、横一列の突き合わせ状態で並べた複数の前記オットマンを嵌入するためのものである請求項1に記載のオットマン収納式ソファである。
請求項3に記載の考案によれば、各オットマンを角型で同一サイズのものとし、肘掛け部の収納空間を、各オットマンを横一列に突き合わせた状態で収納可能な矩形ボックス状とした。これにより、肘掛け部の収納空間に1つだけオットマンを収納し、かつ型崩れしやすい斜め下方向への応力が肘掛け部に作用した場合であっても、オットマンの上板および下板、特に4つの角部が支点となって肘掛け部を内側から支持することができる。その結果、例えば、肘掛け部の上板や下板と接触する面が湾曲面となる円柱状または楕円柱状のオットマンを採用した場合に比べて、肘掛け部の変形(型崩れ)の抑制効果が高まる。
ここでいう“角型で同一サイズのオットマン”とは、複数のオットマンが同一形状(角型)で、同一サイズのものであることをいう。
ここでいう「複数のオットマンを横一列に突き合わせ状態で並べる」とは、隣接するオットマン同士を離間状態(仕切り板を介する場合を含む)で横向きに並べるのではなく、隣接する面を互いに接触させて横方向(水平方向)に一列に並べることをいう。
ここでいう「複数のオットマンを横一列に突き合わせ状態で並べる」とは、隣接するオットマン同士を離間状態(仕切り板を介する場合を含む)で横向きに並べるのではなく、隣接する面を互いに接触させて横方向(水平方向)に一列に並べることをいう。
本考案によれば、オットマンの使用時、肘掛け部の収納空間からオットマンを取り出し、これをソファの前方の任意位置に配置して足を載せる。オットマンがソファと別体であるため、使用者はソファからの距離を適宜調節し、十分に足を伸ばすことができる。
また、オットマンの不使用時は、オットマンをソファに繋げず、肘掛け部の収納空間に収納する。そのため、ソファが大型化せず、室内におけるソファの占有空間が拡大しない。しかも、ソファの座部前面に配置したフラップ状の補助板をラチェット機構により回動させる従来品に比べて、低コストで、メンテナンスが不要である。
さらに、オットマンを収納空間に収納することで、ソファ座部に正しく着座して使用する頻度が高い肘掛け使用時に、肘掛け部の重量が増大する一方、肘掛け部の配置替え時には収納空間からオットマンを取り出すことで肘掛け部が軽くなる。これにより、肘掛け部の安定性と肘掛け部の配置替えの容易性とを同時に満足させることができる。
また、オットマンの不使用時は、オットマンをソファに繋げず、肘掛け部の収納空間に収納する。そのため、ソファが大型化せず、室内におけるソファの占有空間が拡大しない。しかも、ソファの座部前面に配置したフラップ状の補助板をラチェット機構により回動させる従来品に比べて、低コストで、メンテナンスが不要である。
さらに、オットマンを収納空間に収納することで、ソファ座部に正しく着座して使用する頻度が高い肘掛け使用時に、肘掛け部の重量が増大する一方、肘掛け部の配置替え時には収納空間からオットマンを取り出すことで肘掛け部が軽くなる。これにより、肘掛け部の安定性と肘掛け部の配置替えの容易性とを同時に満足させることができる。
特に、請求項2に記載の考案によれば、肘掛け部の収納空間にオットマンを嵌合状態で収納する。肘掛けの主な使用時は、オットマンを利用せず、ソファに正しく着座するソファの通常使用時である。すなわち、肘掛け部にオットマンを嵌入した状態で肘掛け部が利用される。その結果、実際の使用時に肘掛け部の強度が高まり、肘を掛けても変形がし難くなる。
また、請求項3に記載の考案によれば、肘掛け部の収納空間に嵌入される各オットマンを角型で同一サイズのものとし、肘掛け部の収納空間を、各オットマンを横一列に突き合わせた状態で収納可能な矩形ボックス状としている。そのため、肘掛け部の収納空間に1つだけオットマンを収納した場合であって、かつ型崩れしやすい斜め下方向への応力が肘掛け部に作用したときでも、オットマンの上板および下板、特に4つの角部が支点となって肘掛け部を内側から支持する。その結果、例えば、肘掛け部の上板や下板と接触する面が湾曲面となる円柱状または楕円柱状のオットマンを採用した場合に比べて、肘掛け部の変形の抑制効果が高まる。
以下、本考案の実施例を具体的に説明する。
図1および図2において、10は本考案の実施例1に係るオットマン収納式ソファで、このオットマン収納式ソファ10は、ソファ11と、ソファ11に付設される足載せ台としての一対のオットマン12と、ソファ11の右側に付設され、かつ各オットマン12を出し入れ自在に収納する収納空間aが内部形成された肘掛け部13とを備えている。
以下、これらの構成体を具体的に説明する。
図1に示すように、ソファ11は、横長な座部14と、座部14の下面四隅に配設された短尺な4本の支脚Fと、座部14の後側に一体的に立設された背板15と、背板15に立て掛けられる横長な背もたれ部16とを有している。これらの座部14、背板15および背もたれ部16の表皮材は、ファブリック生地である。
各オットマン12は、表側にクッション材が配された横長な中空角型の部材である。各オットマン12の表皮材はファブリック生地である。
図1に示すように、ソファ11は、横長な座部14と、座部14の下面四隅に配設された短尺な4本の支脚Fと、座部14の後側に一体的に立設された背板15と、背板15に立て掛けられる横長な背もたれ部16とを有している。これらの座部14、背板15および背もたれ部16の表皮材は、ファブリック生地である。
各オットマン12は、表側にクッション材が配された横長な中空角型の部材である。各オットマン12の表皮材はファブリック生地である。
図1〜図3に示すように、肘掛け部13は、横長な矩形状の下板17および上板18と、縦長な矩形状の左右の側板19と、横長な矩形状の奥板(裏板、ソファ側の板)20と、下板17の長さ方向の両端部に配設された一対の支脚Fとをそれぞれ有している。このうち、上板18の上面には別のクッション材が配されている。各オットマン12の表面(ソファ側とは反対側の面)は開口し、この開口とオットマン12の収納空間aとは連通している。肘掛け部13の表皮材も、ファブリック生地である。
収納空間aは、2つのオットマン12を横一列の突き合わせ状態で並べたものを嵌入するための横長な矩形空間である(図3を参照)。この収納空間aには、オットマン12を1つだけ収納しても、2つ同時に収納してもよい。
収納空間aは、2つのオットマン12を横一列の突き合わせ状態で並べたものを嵌入するための横長な矩形空間である(図3を参照)。この収納空間aには、オットマン12を1つだけ収納しても、2つ同時に収納してもよい。
次に、図1〜図4を参照して、本考案の実施例1に係るオットマン収納式ソファ10の使用方法を説明する。
図2および図3に示すように、オットマン12の使用時には、肘掛け部13の収納空間aから各オットマン12を取り出し、そのうちの1つをソファ11の前方の任意位置に配置して足を載せる。各オットマン12がソファ11と別体であるため、使用者は座部14の前面からオットマン12までの距離を適宜調節することで、十分に足を伸ばすことができる。このとき、肘掛け部13の収納空間aは空状態であるため、ここに例えば本や各種のインテリアなどを収納してもよい(図2を参照)。
図2および図3に示すように、オットマン12の使用時には、肘掛け部13の収納空間aから各オットマン12を取り出し、そのうちの1つをソファ11の前方の任意位置に配置して足を載せる。各オットマン12がソファ11と別体であるため、使用者は座部14の前面からオットマン12までの距離を適宜調節することで、十分に足を伸ばすことができる。このとき、肘掛け部13の収納空間aは空状態であるため、ここに例えば本や各種のインテリアなどを収納してもよい(図2を参照)。
図1および図3に示すように、オットマン12の不使用時は、各オットマン12を肘掛け部13の収納空間aに収納する。このとき、各オットマン12の上面にはクッション材が配されているため、各クッション材が各オットマン12を収納空間aに収納するときの緩衝材になる。また、各クッション材は、収縮状態で収納空間aに押し込まれることから、クッション材が各オットマン12の抜け止めの役目を果たす。この効果は、オットマン12が1つの場合も同じであり、1つだけオットマンを収納した際でも、オットマン12が収納空間aを移動したり、ここから容易に抜け落ちたりしない。
さらには、一般的なオットマン12の場合、オットマン12の不使用時にこれをソファ11に繋げていたため、ソファ11の大型化が問題となっていた。しかしながら、本考案のオットマン収納式ソファ10では、各オットマン12が肘掛け部13に収納されることから、その問題が解消され、不使用時におけるソファ11の占有空間の拡大が発生しない。しかも、ソファの座部前面にフラップ状の補助板を配置した別の従来品に比べて、低コストで、メンテナンスも不要である。
また、各オットマン12を収納空間aに収納することで、座部14に正しく着座して使用する頻度が高い肘掛け使用時に、肘掛け部13の重量を増大させることができる。一方、肘掛け部13の配置替え時には、収納空間aから各オットマン12を取り出すことにより肘掛け部13の軽量化が図れる。これらのことから、肘掛け部13の安定性と肘掛け部13の配置替えの容易性とを同時に満足させることができる。
また、各オットマン12を収納空間aに収納することで、座部14に正しく着座して使用する頻度が高い肘掛け使用時に、肘掛け部13の重量を増大させることができる。一方、肘掛け部13の配置替え時には、収納空間aから各オットマン12を取り出すことにより肘掛け部13の軽量化が図れる。これらのことから、肘掛け部13の安定性と肘掛け部13の配置替えの容易性とを同時に満足させることができる。
さらに、このように肘掛け部13の主な使用時が、オットマン12を使用せず、ソファ11に正しく着座するソファ11の通常使用時であることから、肘掛け部13にはオットマン12が嵌入された状態で利用される。その結果、肘掛け部13の実際の使用時には、この肘掛け部13の強度(剛性)が高まり、体重を肘にかけても肘掛け部13は変形し難い。
特に、このように2つのオットマン12を同じ角型とし、肘掛け部13の収納空間aを、各オットマン12を横一列に突き合わせた状態で収納可能な矩形ボックス状としたため、仮に肘掛け部13の収納空間aに1つだけオットマン12を収納した状態で、かつ肘を掛けた際に最も型崩れしやすい斜め下方向への応力が肘掛け部13に作用した場合であっても、オットマン12の上下面、特に4つの角部が支点となり、肘掛け部13のひし形状の変形を内側から阻止する(図4を参照)。その結果、例えば、肘掛け部13の上板18や下板17と接触する面が湾曲面となる円柱状または楕円柱状のオットマン12を採用した場合に比べて、肘掛け部13の変形(型崩れ)の抑制効果が高まる。
本考案は、足載せ台としてのオットマンを備えたオットマン収納式ソファの技術として有用である。
10 オットマン収納式ソファ
11 ソファ
12 オットマン
13 肘掛け部
a 収納空間
11 ソファ
12 オットマン
13 肘掛け部
a 収納空間
Claims (3)
- ソファと、
該ソファに付設される足載せ台としてのオットマンと、
前記ソファに付設され、かつ前記オットマンを出し入れ自在に収納する収納空間が内部形成された肘掛け部とを備えたことを特徴とするオットマン収納式ソファ。 - 前記肘掛け部の収納空間は、前記オットマンを嵌合状態で収納するものである請求項1に記載のオットマン収納式ソファ。
- 角型で同一サイズの前記オットマンを複数使用し、
前記収納空間は、横一列の突き合わせ状態で並べた複数の前記オットマンを嵌入するためのものである請求項1に記載のオットマン収納式ソファ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017001848U JP3211358U (ja) | 2017-04-25 | 2017-04-25 | オットマン収納式ソファ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017001848U JP3211358U (ja) | 2017-04-25 | 2017-04-25 | オットマン収納式ソファ |
Publications (1)
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JP3211358U true JP3211358U (ja) | 2017-07-06 |
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Family Applications (1)
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JP2017001848U Expired - Fee Related JP3211358U (ja) | 2017-04-25 | 2017-04-25 | オットマン収納式ソファ |
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