JP3211309U - 標識用支持具 - Google Patents
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Abstract
【課題】車両用防護柵に標識を支持する標識用支持具において、車道と反対側のビーム内側が溝、崖、圃場等であって、標識の設置作業をするスペースが十分に確保できない場合であっても、標識を容易に前記支柱側に取付支持することのできる標識用支持具を提供する。【解決手段】標識が支持されたポール3を支柱7に取付ける標識用支持具であって、前記ポール3を保持する保持部材4と、対向配置される一対の取付板6,6と、前記保持部材4を一方の取付板6であるポール側取付板6Aに固定する固定部材9と、一対の取付板6,6の間に前記支柱7を位置させた状態で、取付板6,6を支柱7に固定する固定機構8とを備え、前記固定部材9は、前記保持部材4と前記ポール側取付板6Aとの間に間隔が形成されるようにして、該保持部材4を該ポール側取付板6Aに固定するように構成された。【選択図】図2
Description
本考案は、標識を支柱側に支持する標識支持具に関する。
標識が支持されたポールを保持する保持部材と、対向配置される一対の取付板と、該取付板を支柱を挟持した状態で連結固定する固定機構とを備え、車道に沿って並べて配置された支柱間にレールを架け渡して形成されたガードレールの支柱側に、標識を着脱可能に支持することができる特許文献1に示す標識支持具が公知になっている。
上記文献の標識支持具は、標識をガードレールの支柱側に支持することによって、該標識をレール側に取付ける場合と比較してより強固且つ安定的に取付けることができるものであるが、前記標識が支柱に隣接した位置で取付けられるため、支柱のレール内側に作業スペースが十分確保できない場合に、標識支持具によるポールの取付作業に手間が掛かる場合があるという課題があった。
本考案は、支柱間にビームが架け渡された車両用防護柵に標識を支持する標識用支持具において、車道と反対側のビーム内側が溝、崖、圃場等であって、標識の設置作業をするスペースが十分に確保できない場合であっても、標識を容易に前記支柱側に取付支持することのできる標識用支持具を提供することを課題としている。
上記課題を解決するため、第1に、標識2が支持されたポール3を支柱7に着脱可能に取付けて支持する標識用支持具であって、前記ポール3を保持する保持部材4と、対向配置される一対の取付板6,6と、前記保持部材4を一方の取付板6であるポール側取付板6Aに固定する固定部材9と、前記一対の取付板6,6の間に前記支柱7を位置させた状態で、該一対の取付板6,6を連結固定させて該支柱7に固定する固定機構8とを備え、前記固定部材9は、前記保持部材4と前記ポール側取付板6Aとの間に間隔が形成されるようにして、該保持部材4を該ポール側取付板6Aに固定するように構成されたことを特徴としている。
第2に、前記固定部材9が、平面視で、前記支柱7と前記ポール3とを結んだ仮想線上に配置されたことを特徴としている。
第3に、前記固定機構8は、一対の取付板6を着脱可能に連絡固定する固定ボルト21を有し、一方の取付板6は、他方の取付板6に固定ボルト21が固定された状態で、該固定ボルト21への装着が可能な構造を有することを特徴としている。
第4に、前記一方の取付板6は、固定ボルト21を周面から挿脱させることが可能なように切欠き状に成形された挿通部24を有することを特徴としている。
第5に、前記固定ボルト21は前記支柱7の左右両側にそれぞれ設けられ、前記挿通部24は、左右一方側の固定ボルト21の周面を挿通させるように取付板6の側方が開放された第1挿通部24Aと、該第1挿通部24Aが挿通された固定ボルト21を軸とした回転軌跡に沿って形成されて左右他方側の固定ボルト21が挿通される第2挿通部24Bとを有することを特徴としている。
第6に、前記ポール側取付板6Aと対向する取付板6に、前記挿通部24を設けたことを特徴としている。
第7に、前記ポール側取付板6Aに、前記挿通部24を設けたことを特徴としている。
第8に、前記固定部材9は、前記保持部材4とポール側取付板6Aとの間隔を調整する変更手段36を備えたことを特徴としている。
第9に、前記変更手段36は、前記保持部材9を支持する支持板38と、ポール側取付板6Aと支持板38とを連結する連結ボルト37と、前記連結ボルト37に挿通されるスペーサ39とを備え、該スペーサ39の長さを変更することにより、保持部材4とポール側取付板6Aとの間の距離を変更可能に構成したことを特徴としている。
前記固定部材によって、前記保持部材と前記ポール側取付板との間に、車両用防護柵のビームが配置可能な間隔が形成されることにより、標識をビーム側に位置させた状態で車両用防護柵の支柱側に取付支持することができるため、ビームと反対側に標識の設置作業をするスペースが十分にない場合であっても容易且つ強固に標識を取付支持することができる。
図1は、本考案を適用した標識支持具の使用状態を示した図であり、図2は標識支持具を示した平面図である。図示する標識支持具1は、金属製(さらに具体的には、アルミ製)の材料によって構成され、標識2が支持されたポール3を保持するクランプ(保持部材)4と、対向配置される一対の取付板6,6と、一対の該取付板6を連結して支柱7側に固定する固定機構8と、前記クランプ4を一方の取付板6に支持するブラケット9とを備え、所定間隔で配置された支柱7間にビーム(図示する例ではレール11)が架け渡されて構成された車両用防護柵(図示する例ではガードレール)12の支柱7側に、前記標識2を着脱可能に支持できるように構成されている。
前記取付板6は、左右方向に長い方形状の板状部材であって、一対の取付板6,6の間にガードレール12の支柱7が位置するように対向配置される。また、一対の取付板6,6の対向面側の左右中央側には、支柱7に沿って凹設された凹部6aが形成され、該凹部6aには、板状に形成されたゴム等の弾性部材を湾曲させた当接部材13が嵌め込まれた状態でボルト固定されている。
該構成によれば、対向配置された一対の当接部材13で前記支柱7を挟持することによって、取付板6,6を支柱7側に取付けることができる。これにより、支柱7側が弾性部材を介して複数個所(図示する例では4カ所)で面接触するため(図2参照)、支柱7を挟持した状態で連結される一対の取付板6,6によって、支柱7側の一部をへこませたり、傷つけたりすることがなく、一対の前記取付板6,6を安定した状態で支柱7側に取付けることができる。
前記ブラケット9は、一対の前記取付板6,6のうち、前記クランプ4が支持される第1取付板(ポール側取付板側)6Aに設けられている。具体的には、該ブラケット9は、第1取付板6Aの凹部外面側の左右外に配置された一対のアングル部材14,14を介して取付けられたコ字状の部材であり、該ブラケット9に前記クランプ4が取付けられている。
該構成によれば、標識支持具1を用いて前記ガードレール12の支柱7側に前記ポール3を取付固定するにあたり、前記ブラケット9によって、取付板6,6に挟持される支柱7と、クランプ4によって支持されるポール3との間に、前記レール11が配置可能な所定の間隔を形成し、ポール3をガードレール12の車道側に取付けることができる。これにより、前記ポール3の取付作業もガードレール12の車道側から行うことができる。具体的に設置方法については後述する。
また、該ブラケット9によれば、平面視で、前記クランプ4により支持されるポール3と、前記取付板6,6が取付けられる支柱7とを結んだ仮想線上にブラケット9が配置されるため、前記ポール3の支柱7側への取付けがより強固になり、安定する。
前記クランプ4は、前記ブラケット9側に固定されてポール3の一方側の半部を覆う円弧状の受け部16と、該受け部16の一端側で回動可能に取付けられてポール3を保持する閉状態とポール3を着脱できる開状態とに開閉される円弧状の回動部17と、受け部16の他端側で回動可能に取付けられて回動部17を閉状態で締付け固定する締付ナット19が設けられた固定部18とを備え、標識2が支持された前記ポール3を着脱可能に支持できるように構成されている。
前記固定機構8は、第1取付板6Aの左右両端側に固定されて、支柱7側に向けて延設された一対の固定ボルト21,21と、該固定ボルト21に螺合する締付ナット22と、該固定ボルト21に挿通される筒状体23と、第1取付板6Aと対向する他方側の取付板(以下、第2取付板)6Bに形成されて、該第2取付板6Bを固定ボルト21側に着脱可能にする挿通溝(挿通部)24A,24Bとを備えて構成されている。
これにより、該固定機構8は、第2取付板6Bの各挿通溝24,24に前記固定ボルト21,21を挿通し、該第2取付板6Bを筒状体23と締付ナット22との間に配置した状態で、前記締付ナット22を第1取付板側6Aに向けて締付けて一対の取付板6,6の間を狭めることにより、一対の取付板6,6で前記支柱を挟持することができる。これにより、標識支持具(取付板6)を支柱7側に着脱可能に取付けることができる。
該構成の固定機構8によれば、対向配置された取付板6,6が連結されるとともに、第2取付板6Bを固定ボルト21側に挿通された状態でスライド移動させることによって一対の取付板6,6間の距離を連続的に調整することができるため、標識支持具1が設置されるガードレール12の支柱7の太さが異なる場合であっても、標識を設置することができる。
また、固定ボルト21側に取付けられた第2取付板6Bは、締付ナット22と筒状体23端部との間に位置決めされるため、締付け前の第2取付板6Bが必要以上にズレたりすることがなく、作業者による標識支持具の取付作業をスムーズに行うことができる。
上述の構成の標識支持具1によれば、作業者がガードレール12のレール11外側(車道側)から標識の取付作業を行うことができる。標識支持具を用いた標識の具体的な設置手順について、以下説明する。
次に、図3及び図4に基づき、標識支持具の設置工程について説明する。図3(A)乃至(C)は、標識支持具の設置方法を示した図であり、図4(A)及び(B)は、取付板の着脱方法を示した図である。
図より、作業者は、第2取付板6Bを固定ボルト21から取り外すことで、標識支持具1を、平面視で第1取付板6Aと、左右一対の固定ボルト21,21とにより、一方が開放されたコ字状とする。次に、作業者は、この開放部に支柱7を挿通させて第1取付板6A側の当接部材13を支柱7側に当接させることによって、標識支持具1を取付位置で位置決めする(図3(A)参照)。
このとき、クランプ4と、ブラケット9と、第1取付板6Aと、一対の固定ボルト21,21とが一体的に構成されるとともに、固定ボルト21に螺合された締付ナット22により前記筒状体23が固定ボルトから抜け落ちることもないため、作業者はクランプ4側を把持することにより、標識支持具1の前記位置決め作業を容易にすることができる。
次に、第2取付板6Bを、固定ボルト21に螺合された締付ナット22と筒状体23との間に取付けることにより、一対の取付板6,6(当接部材13,13)が支柱7を挟んで対向するように設けられる(図3(B)参照)。このとき、第2取付板6Bは、該第2取付板6Bに形成された挿通溝24,24によって、固定ボルト21に取付けられた締付ナット22を取外すことなく、固定ボルト21側に装着することができるように構成されている。具体的には構成について以下説明する。
図4に示されるように、前記第2取付板6Bは、長方形状に形成されるとともに、前記固定ボルト21が挿通される前記挿通溝24が左右に形成されている。具体的には、該第2取付板6Bの左右一方側には、左右端部側から左右内側に向かって切欠くように形成された第1挿通溝24Aが形成され、第2取付板6Bの左右他方側には、下端側から上方に向かって切欠くように形成された第2挿通溝24Bが形成されている。
該構成によれば、標識支持具1を支柱7側に位置決めした状態で、前記第2取付板6Bを、第1挿通溝24の開放端側を下方に位置するように傾けた状態から一方側の固定ボルト21に上方側から挿通させ(図4(A)参照)、その後、該第2取付板6Bを、固定ボルト21を軸にして下方回動させることによって、第2挿通溝24Bを他方側の固定ボルト21側に自然と挿通させることができる(図4(A)及び(B)参照)。これにより、作業者は、第2取付板6Bの固定ボルト21側への取付けをスムーズに片手で行うことができる。
次に、締付ナット22を支柱7側(第1取付板6A側)に向けて締付けることにより、第2取付板6Bと、第1取付板6Aとが支柱7を締付けるように挟持することによって、支柱7側に取付固定される(図3(C)参照)。これにより、一対の取付板6,6を固定機構8により支柱7側に取付けることによって、ポール3を支持するクランプ4をレール11の車道側に位置させることができる。
すなわち、該標識支持具1を支柱7側に上下に並べて複数(図示する例では2つ)取付け、上下に並べて配置される各クランプ4に前記ポール3を挿通支持することにより、標識2をレール11の車道側に位置させた状態で支柱7側に支持することができる(図1参照)。
上記より、作業者は、一方の手で標識支持具1を支柱7側に位置決めしながら、もう一方の手で第2取付板6Bの取付作業と締付作業とを行うことができるため、作業者が一人の場合でも、標識支持具1のガードレール12の支柱7側に取付作業を容易且つスムーズに行うことができる。
また、上述の該標識支持具1の支柱7側への取付作業を、ガードレール12のレール11側から行うことができるため、高速道路等や山道、海岸沿いの道路において、ガードレール12の内側が歩道ではなく、崖や溝や圃場等であって作業スペースが十分にない場合であっても、安全且つスムーズに標識2の設置作業を行うことができる(図1乃至図4参照)。
ちなみに、ガードレール12の内側に標識を設置するための十分なスペースがある場合には、上述の標識支持具1を用いて車道と反対側に標識2を設置しても良い(図示しない)。該構成によれば、前記ブラケット9により前記支柱7とポール3との間に所定の間隔が形成されることにより、車道方向を向いて設けられる前記標識2が車道側に突出しないように設けることができるため、車道の幅が狭い箇所であっても標識と走行車が接触する事態をより確実に防止できる。
次に、図5及び図6に基づき、標識支持具の別実施例1について、上述の例と異なる点について説明する。図5(A)は、別実施例1の標識支持具の使用状態を示した図であり、図5(B)は、A−A断面図である。図6は、別実施例1の標識支持具を示した平面図である。
前記標識支持具1は、前記ブラケット9に代えて、より第1取付板6Aとクランプ4との間が広くなるように深いコ字状に形成された延長ブラケット34を設けたものであっても良い(図6参照)。
該構成によれば、図5に示されるように、前記標識支持具1は、前記支柱7とビームとの間が広く形成された車両用防護柵であるガードケーブル33等にも使用することができる。具体的に、該ガードケーブル33は、板状部材をU字状に湾曲形成した湾曲板31を支柱7側に取付固定し、隣接する支柱7に設けた湾曲板31間にワイヤーロープ32を張ることで構成され、ガードレール12と比較して、前記支柱7とビーム(ワイヤーロープ32)との間の距離が長く構成されている。
なお、該ガードケーブル33は、展望性に優れ、積雪の多い場所での着雪を防止することができるため、高速道路や山間部において用いられており、標識を設置するためのスペースが十分に確保できないケースが多いが、上述の標識支持具1によれば、標識2(ポール3)をスムーズに支柱7側に取付けることができる。
次に、図7に基づき、標識支持具の別実施例2について、上述の例と異なる点について説明する。図7は、別実施例2の標識支持具を示した平面図である。
前記標識支持具1は、前記ブラケット9に代えて、第1取付板6Aとクランプ4との間に所定の間隔を設けて連結する連結部50を設けた構成であっても良い。該連結部50は、断面コ字状で延設された板状部材であって前記クランプ4がボルト固定された支持部材51と、該支持部材51側まで延設された一対の前記固定ボルト21,21と、該固定ボルト21に挿通されて前記第1取付板6Aと支持部材51との間の間隔を設けるスペーサである連結側筒状体52,52とから構成されている。
該構成によれば、前記連結部50により前記クランプ4を前記取付板6側により強固な構成で支持することができるため、多数(例えば3つ以上)の標識2が支持された前記ポール3を、高速道路等に設置したり、台風の多い地域に設置されたりすることにより、前記標識2が大きな風圧を受けた場合であっても、標識2が支持されたポール3を安定してより強固に支柱7側に取付固定することができる。
また、図5のガードケーブル33のように、前記湾曲板31が上下に分割されておらず、標識支持具1を支柱7の上下に配置することができない場合であっても、支柱の7の下部側のみで前記ポール3を強固に取付固定することができる(図示しない)。
次に、図8に基づき、標識支持具の別実施例3について、上述と異なる点について説明する。図8は、別実施例3の標識支持具を示した平面図である。前記標識支持具1は、前記ブラケット9に代えて、第1取付板6Aとクランプ4との間の距離を変更できる調整機構(変更手段)36を設けても良い。
前記調整機構36は、前記第1取付板6A側に固定されて支柱7と反対側に向けて延設された調整ボルト(連結ボルト)37,37と、該調整ボルト37が挿通されるとともに前記クランプ4が取付けられた支持板38と、該調整ボルト37に挿通される筒状のスペーサ39と、前記支持板38をスペーサ39側に押し付けるように締付ける締付ナット41とを備えている。
該構成によれば、標識2を設置する車両用防護柵に応じて、調整機構36に用いる前記スペーサ39の長さを変更することによって、前記支柱7と前記クランプ4(ポール3)との間の距離を適宜変更することができるため、より汎用性が高くなる。
次に、図9に基づき、標識支持具の別実施例4について、上述と異なる点について説明する。図9(A)は、別実施例4の標識支持具の設置工程を示した平面図であり、図9(B)は、別実施例4の標識支持具の設置状態を示した平面図である。図示されるように、前記標識支持具1は、クランプ4が取付けられる第1取付板6A側を着脱可能に構成しても良い。
具体的に説明すると、該標識支持具1は、第2取付板6B側に前記固定ボルト21,21が固定されて平面視コ字状に形成され、前記第1取付板6A側に、前記固定ボルト21,21への着脱を可能にする前記挿通溝24A,24Bが形成されている。
該構成によれば、作業者は、第2取付板6B側を前記支柱7側に位置決めをして(図9(A)参照)、該第2取付板6Bに固定された固定ボルト21に前記挿通溝24A,24Bを介して第1取付板6Aを装着する。これにより、標識支持具1は、一対の取付板6,6で、支柱7を挟持することにより支柱7側に取付けることができる(図9参照)。
2 標識
3 ポール
4 クランプ(保持部材)
6 取付板
6A 第1取付板(ポール側取付板)
7 支柱
8 固定機構
9 ブラケット(固定部材)
21 固定ボルト
22 締付ナット
24 挿通溝
36 調整機構(変更手段)
37 調整ボルト(連結ボルト)
38 支持板
39 スペーサ
3 ポール
4 クランプ(保持部材)
6 取付板
6A 第1取付板(ポール側取付板)
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21 固定ボルト
22 締付ナット
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36 調整機構(変更手段)
37 調整ボルト(連結ボルト)
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39 スペーサ
第9に、前記変更手段36は、前記保持部材4を支持する支持板38と、ポール側取付板6Aと支持板38とを連結する連結ボルト37と、前記連結ボルト37に挿通されるスペーサ39とを備え、該スペーサ39の長さを変更することにより、保持部材4とポール側取付板6Aとの間の距離を変更可能に構成したことを特徴としている。
Claims (9)
- 標識(2)が支持されたポール(3)を支柱(7)に着脱可能に取付けて支持する標識用支持具であって、
前記ポール(3)を保持する保持部材(4)と、
対向配置される一対の取付板(6,6)と、
前記保持部材(4)を一方の取付板(6)であるポール側取付板(6A)に固定する固定部材(9)と、
前記一対の取付板(6,6)の間に前記支柱(7)を位置させた状態で、該一対の取付板(6,6)を連結固定させて該支柱(7)に固定する固定機構(8)とを備え、
前記固定部材(9)は、前記保持部材(4)と前記ポール側取付板(6A)との間に間隔が形成されるようにして、該保持部材(4)を該ポール側取付板(6A)に固定するように構成された
標識用支持具。 - 前記固定部材(9)が、平面視で、前記支柱(7)と前記ポール(3)とを結んだ仮想線上に配置された
請求項1に記載の標識用支持具。 - 前記固定機構(8)は、一対の取付板(6)を着脱可能に連絡固定する固定ボルト(21)を有し、
一方の取付板(6)は、他方の取付板(6)に固定ボルト(21)が固定された状態で、該固定ボルト(21)への装着が可能な構造を有する
請求項1又は2の何れかに記載の標識用支持具。 - 前記一方の取付板(6)は、固定ボルト(21)を周面から挿脱させることが可能なように切欠き状に成形された挿通部(24)を有する
請求項3に記載の標識用支持具。 - 前記固定ボルト(21)は前記支柱(7)の左右両側にそれぞれ設けられ、
前記挿通部(24)は、左右一方側の固定ボルト(21)の周面を挿通させるように取付板(6)の側方が開放された第1挿通部(24A)と、該第1挿通部(24A)が挿通された固定ボルト(21)を軸とした回転軌跡に沿って形成されて左右他方側の固定ボルト(21)が挿通される第2挿通部(24B)とを有する
請求項4に記載の標識用支持具。 - 前記ポール側取付板(6A)と対向する取付板(6)に、前記挿通部(24)を設けた
請求項4又は5の何れかに記載の標識用支持具。 - 前記ポール側取付板(6A)に、前記挿通部(24)を設けた
請求項4又は5の何れかに記載の標識用支持具。 - 前記固定部材(9)は、前記保持部材(4)とポール側取付板(6A)との間隔を調整する変更手段(36)を備えた
請求項1乃至7の何れかに記載の標識用支持具。 - 前記変更手段(36)は、
前記保持部材(9)を支持する支持板(38)と、
ポール側取付板(6A)と支持板(38)とを連結する連結ボルト(37)と、
前記連結ボルト(37)に挿通されるスペーサ(39)とを備え、
該スペーサ(39)の長さを変更することにより、保持部材(4)とポール側取付板(6A)との間の距離を変更可能に構成した
請求項8に記載の標識支持具。
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