JP3211179U - 房掛け - Google Patents

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あずさ 菊地
あずさ 菊地
剛範 足立
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トーソー株式会社
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Abstract

【課題】2つのアンカーと挿通孔との間に位置ずれがあった場合でも、取り付けることができる房掛けを提供する。【解決手段】カーテンを束ねるタッセルを保持する房掛け1であって、所定の固定対象物に予め固定された2つのアンカーを用いてビスにより固定対象物に取り付けられるベース部材10と、ベース部材10と一体に設けられ、タッセルを保持可能に形成されたタッセル保持部材20とを備え、ベース部材10は、固定対象物に取り付けられる固定側の面には、固定対象物に固定された状態で突出するアンカーの頭部を収容可能な凹部10bhと、2つのアンカーに対応した位置にビスを挿通可能な2つの挿通孔13、15とを有し、2つの挿通孔13、15は、一方の挿通孔15の孔径が他方の挿通孔13の孔径よりも大きく形成されているようにする。【選択図】図1

Description

本考案は、房掛けに関し、特に、カーテンを束ねるタッセルを保持する房掛けに関する。
従来、房掛けは、壁等に取り付けられるベース部材と、当該ベース部材と一体に設けられてタッセルを保持するタッセル保持部とを備えている。ベース部材は、壁等に対して当該ベース部材の上端および下端に設けられた挿通孔にビスを挿通させるとともに壁等に当該ビスをねじ込むことにより取り付けられる(例えば、特許文献1を参照。)
特開2015−208423号公報
このような上述した構成の房掛けでは、石膏ボード等の壁や、厚さが薄く木ねじをねじ込むことが困難な壁を取り付け対象としている場合、アンカーと呼ばれる部品を予め壁に固定しておき、当該アンカーに対してビスにより壁に房掛けを取り付けることが一般的である。
しかしながら、房掛けにはネジで壁に取り付けるための2つの挿通孔があり、この2つの挿通孔間の距離と、壁に固定された2つのアンカー間の距離とが一致していない場合、上方の挿通孔と上方のアンカーとを対応させることができても、下方の挿通孔と下方のアンカーとが対応せず、ビスで取り付けることができなかった。
本考案は、上記の課題に鑑みなされたものであり、その目的は、2つのアンカーと挿通孔との間に位置ずれがあった場合でも、取り付けることが可能な房掛けを提供することである。
上記目的を達成するために、本考案の房掛けは、カーテンを束ねるタッセルを保持する房掛けであって、所定の固定対象物に予め固定された2つのアンカーを用いてビスにより前記固定対象物に取り付けられるベース部材と、前記ベース部材と一体に設けられ、前記タッセルを保持可能に形成されたタッセル保持部材とを備え、前記ベース部材は、前記固定対象物に取り付けられる固定側の面には、前記固定対象物に固定された状態で突出する前記アンカーの頭部を収容可能な凹部と、前記2つのアンカーに対応した位置に前記ビスを挿通可能な2つの挿通孔とを有し、前記2つの挿通孔は、一方の挿通孔の孔径が他方の挿通孔の孔径よりも大きく形成されているようにする。
本考案の前記ベース部材においては、前記2つの挿通孔と連通し、前記ネジの頭部を収容する2つのサグリ穴が前記固定側の面とは反対側の面に形成され、前記ザグリ穴においては、前記一方の挿通孔に対応したザグリ穴径が前記他方の挿通孔に対応したザグリ穴のザグリ穴径よりも大きく形成されているようにする。
本考案によれば、2つのアンカーと挿通孔との間に位置ずれがあった場合でも、取り付けることが可能な房掛けを実現することができる。
本考案の実施の形態に係る房掛けの全体構成を示す斜視図である。 本考案の実施の形態に係る房掛けの構成を示す正面図および断面図である。 本考案の実施の形態に係る房掛けに用いられるアンカーの構成を示す略線的断面図である。 本考案の実施の形態に係る房掛けがアンカーを用いて壁に取り付けられるときの説明に供する断面図および正面図である。 本考案の実施の形態に係る房掛けが他のアンカーを用いて壁に取り付けられた状態を示す断面図である。
<実施の形態>
以下、本考案の実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。図1は、本考案の実施の形態に係る房掛けの全体構成を示す斜視図である。図2は、考案の実施の形態に係る房掛けの構成を示す正面図および断面図である。図3は、本考案の実施の形態に係る房掛けに用いられるアンカーの構成を示す略線的断面図である。図4は、本考案の実施の形態に係る房掛けがアンカーを用いて壁に取り付けられるときの説明に供する断面図および正面図である。
<房掛けの全体構成>
図1乃至図4に示すように、房掛け1は、カーテンを束ねるタッセル(図示せず)を保持するものであり、当該房掛け1が固定される固定対象物としての壁bd(図3、図4)に取り付けられて用いられる。この房掛け1の素材としては、樹脂、金属、木材等の種々の材料が用いられる。
房掛け1は、十字穴付きの木ねじ等のビス(図示せず)により壁bdに取り付けられる略矩形板状のベース部材10と、タッセルのリング紐を引っ掛けて保持するタッセル保持部材20とを備えている。
タッセル保持部材20は、ベース部材10の表面と所定の距離だけ離間し、当該表面と略平行に設けられた略矩形板状の係止板21と、ベース部材10と係止板21とを連結する柱状部材からなるアーム22とを備えている。すなわちタッセル保持部材20は、タッセルのリング紐(図示せず)を係止板21に引っ掛けた状態でアーム22により当該リング紐が下方に抜け落ちることを防止している。
ベース部材10は、タッセル保持部材20の係止板21に比べて全体的に大きく、上方端部および下方端部にはビスを挿通させるための挿通孔13、15が設けられている。
この挿通孔13、15は、ベース部材10の表面10aおよび裏面10bの間を貫通し、壁bdに上下方向に沿って予め取り付け固定されたアンカー50(図30)にビスをねじ込む際に挿通される貫通孔である。
挿通孔15の孔径15pは、挿通孔13の孔径13pよりも大きく、孔径15p>孔径13pの関係を有している。ちなみに、裏面10bは、ベース部材10が壁bdに取り付け固定される際の固定側となる固定面であり、表面10aは、その反対側の外部に露出される露出面である。
アンカー50(図3)は、石膏ボード等の壁bdや、厚さが薄く、木ねじ等のビスを直接ねじ込むことが困難な壁bdの場合に、ビスを取り付け留ために予め壁bdに固定される部品である。アンカー50は、その内周面にビスのネジをねじ込ませるものであり、種々の種類が存在する。
例えば、このアンカー50では、壁bdを貫通して当該壁bdの内側空間に先端側が侵入した状態で当該壁bdと一体化した本体部51と、当該壁bdの外側に僅かに突出し、当該本体部51よりも外径の大きな頭部52とを備えている。
また、ベース部材10の表面10aには、貫通孔13、15と連通し、アンカー5にねじ込まれるビスの頭部を収容可能なサグリ穴14、16が表面10aに形成されている。
ザグリ穴14、16のザグリ穴径14p、16pは、当然に、挿通孔13の孔径13p、挿通孔15の孔径15pよりも大きい。また、ザグリ穴16のザグリ穴径16pは、ザグリ穴14のザグリ穴径14pよりも大きく、ザグリ穴径16p>ザグリ穴径14pの関係を有している。
この場合、挿通孔15の孔径15pが挿通孔13の孔径13pよりも大きい割合と、ザグリ穴16のザグリ穴径16pがザグリ穴14のザグリ穴径14pよりも大きい割合とはほぼ同じである。
さらにベース部材10は、ベース部材10が壁bdに取り付け固定される際の固定面である裏面10bに対して、壁bdに固定された状態で突出するアンカー50の頭部52を収容可能な凹部10bhを有する。凹部10bhは、挿通孔13、15を含む裏面10bの大部分にわたって形成され、当該ベース部材10と相似形である。また、凹部10bhは、アンカー50の頭部52の高さよりも僅かに大きな深さdpを有している。
ただし、凹部10bhは、必ずしも、挿通孔13、15を含む裏面10bの大部分にわたって形成されている必要はなく、アンカー50の頭部52を収容できさえすれば、挿通孔13、15の周辺だけに形成されていてもよい。
<動作および効果>
以上の構成において、房掛け1は、壁bdに予め固定された2つのアンカー50間の距離と、ベース部材10の挿通孔13、15間の距離とが一致しておらず、位置ずれがあった場合でも以下のような作用効果を奏することができる。
つまり、図4に示すように、房掛け1は、ベース部材10の挿通孔13と壁bdの上側に固定されたアンカー50に合わせてビス(図示せず)により取り付けられた後、当該ベース部材10の挿通孔15と壁bdの下側に固定されたアンカー50との位置ズレを孔径15pの大きな挿通孔15によって吸収することができる。この場合、壁bdに取り付けたアンカー50を付け直す必要がない。
また、房掛け1は、2つのアンカー50間の距離と、ベース部材10の挿通孔13、15間の距離とが一致していないだけではなく、上側に固定されたアンカー50に対して下側に固定されたアンカー50が鉛直方向から左右方向へ僅かにずれていた場合であっても、その位置ズレについてもベース部材10の挿通孔15の孔径15pが大きいために吸収することができるので、鉛直方向に真っ直ぐに取り付けることができる。この場合も、壁bdに取り付けたアンカー50を付け直す必要がない。
ちなみに、頭部52を有するアンカー50が壁bdに取り付けられている場合に房掛け1の凹部10bhが有効に機能する場合について説明したが、これに限るものではない。例えば、図5に示すように、頭部を有さないアンカー60が壁bdに取り付けられている場合にも房掛け1は上述したような同様の作用効果を奏することができる。ただし、この場合、アンカー60に頭部が存在しないので、凹部10bhの収容空間が特に機能することはない。
<他の実施の形態>
以上、本考案の好適な実施の形態について説明したが、本考案は上記の実施の形態に係る房掛け1に限定されるものではなく、本考案の概念および実用新案登録請求の範囲に含まれるあらゆる態様を含む。また、上述した課題および効果の少なくとも一部を奏するように、各構成を適宜選択的に組み合わせてもよい。例えば、上記実施の形態における各構成要素の形状、材料、配置、サイズ等は、本考案の具体的使用態様によって適宜変更され得る。
例えば、挿通孔15の孔径15pが挿通孔13の孔径13pよりも大きく、孔径15p>孔径13pの関係を有しているようにした場合について述べたが、これに限るものではなく、挿通孔13の孔径13pが挿通孔15の孔径15pよりも大きく、孔径13p>孔径15pの関係を有していてもよい。この場合、ザグリ穴径14p>ザグリ穴径16pの関係を有する。
1……房掛け
10……ベース部材
10a……表面
10b……裏面
10bh……凹部
13、15……挿通孔
14、16……ザグリ穴
20……タッセル保持部材
21……係止板
22……アーム
bd……壁(固定対象物)
本考案の前記ベース部材においては、前記2つの挿通孔と連通し、前記ビスの頭部を収容する2つのグリ穴が前記固定側の面とは反対側の面に形成され、前記ザグリ穴においては、前記一方の挿通孔に対応したザグリ穴径が前記他方の挿通孔に対応したザグリ穴のザグリ穴径よりも大きく形成されているようにする。

Claims (2)

  1. カーテンを束ねるタッセルを保持する房掛けであって、
    所定の固定対象物に予め固定された2つのアンカーを用いてビスにより前記固定対象物に取り付けられるベース部材と、
    前記ベース部材と一体に設けられ、前記タッセルを保持可能に形成されたタッセル保持部材と
    を備え、
    前記ベース部材は、
    前記固定対象物に取り付けられる固定側の面には、前記固定対象物に固定された状態で突出する前記アンカーの頭部を収容可能な凹部と、
    前記2つのアンカーに対応した位置に前記ビスを挿通可能な2つの挿通孔と
    を有し、
    前記2つの挿通孔は、一方の挿通孔の孔径が他方の挿通孔の孔径よりも大きく形成されている
    ことを特徴とする房掛け。
  2. 前記ベース部材においては、前記2つの挿通孔と連通し、前記ネジの頭部を収容する2つのサグリ穴が前記固定側の面とは反対側の面に形成され、
    前記ザグリ穴においては、前記一方の挿通孔に対応したザグリ穴径が前記他方の挿通孔に対応したザグリ穴のザグリ穴径よりも大きく形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の房掛け。
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