JP2020180439A - パネル接続具及びこれを用いたパネル接続構造 - Google Patents

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Koya Tanaka
恒也 田中
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Abstract

【課題】隣接するパネル同士を簡単に体裁よく接続する。【解決手段】パネル接続具120は、隣接するパネル110の側端部同士を接続するものであって、接続される一方のパネル111の側端部117に取り付けられる接続具本体121と、接続される他方のパネル112の側端部118に取り付けられる係止部材140と、を備え、接続具本体121は、一方のパネル111の側端部117と他方のパネル112の側端部118との間に所定の間隔を設ける隙間形成片部122を有し、隙間形成片部122は、他方のパネル112の側端部118における裏面114よりも裏方向に位置する係止受け部123を有し、係止部材140は、その先端部分に係止受け部123と係合される係止部141を有している。【選択図】図2

Description

本発明は、パネル同士を接続するパネル接続具及びこれを用いたパネル接続構造に関する。
従来、一方のパネルに、その側端面に沿って表面側に延出した先端側の裏面が凹状となる雌型連結溝を有した冶具を取着し、隣接する他方のパネルに、その側端面に沿って表面側に延出した先端側が雌型連結溝に嵌合する雄型連結溝を有する冶具を取着し、隣接するパネル間の隙間を埋めている。
実開昭60−99617号公報
ところで、上記の構造を用いて隣接するパネル同士を接続する場合、隣接するパネルを表裏方向から嵌合させる必要がある。つまり、下地に取り付けされた一方のパネルに対して、他方のパネルを一方のパネル側にスライドさせてから表面側に移動させる必要があり、パネル間の接続に手間がかかった。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、隣接するパネル同士を簡単に体裁よく接続することができるパネル接続具及びこれを用いたパネル接続構造を提供することを目的とする。
本発明の一様態に係るパネル接続具は、隣接するパネルの側端部同士を接続するものであって、接続される一方のパネルの側端部に取り付けられる接続具本体と、接続される他方のパネルの側端部に取り付けられる係止部材と、を備え、接続具本体は、一方のパネルの側端部と他方のパネルの側端部との間に所定の間隔を設ける隙間形成片部を有し、隙間形成片部は、他方のパネルの側端部における裏面よりも裏方向に位置する係止受け部を有し、係止部材は、その先端部分に係止受け部と係合される係止部を有している。
また、本発明の一様態に係るパネル接続構造は、パネル接続具により、一方のパネルの側端部と他方のパネルの側端部とが接続されてあって、パネルは、別途の固定具によって躯体下地に取り付けられるものであり、接続具本体が一方のパネルの側端部に取り付けられ、係止部材が他方のパネルの側端部に取り付けられて、係止部と係止受け部とが係合される。
本発明のパネル接続具及びこれを用いたパネル接続構造は、隣接するパネル同士を簡単に体裁よく接続することができる。
実施の形態1に係るパネルが設置される吊り天井の斜視図である。 実施の形態1に係るパネル接続具の分解斜視図である。 実施の形態1に係るパネル接続具を側面から見た説明図である。 実施の形態1に係るパネル接続具を用いてパネルを接続し、かつ、躯体下地に取り付けた状態を示す説明図である。 実施の形態2に係るパネル接続具の分解斜視図である。 実施の形態2に係るパネル接続具を側面から見た説明図である。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。
また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略または簡略化される場合がある。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1に係るパネル110が設置される吊り天井100の斜視図である。
図1に示すように、吊り天井100は、野縁101と、野縁受け102と、吊り部材103と、パネル110とを備えている。
野縁101は、例えば、断面U字状に形成された溝形鋼(チャンネル)であり、水平に延設され、且つ、幅方向に所定の間隔をあけ、平行に複数配設されている。
野縁受け102は、例えば、断面U字状に形成された溝形鋼(チャンネル)であり、野縁101と交差するように複数配設され、複数の野縁101を保持する。
吊り部材103は、円柱棒状に形成されてあり、一方の端部を上部構造(建物躯体)に固着して垂下され、他方の端部を野縁受け102に接続している。この吊り部材103は、各野縁受け102の延設方向に沿って複数本並設されている。
本明細書においては、野縁101と野縁受け102を合わせて躯体下地と定義する。なお、躯体下地は、これに限らず、パネル110が直接取着される部材を含む構成であればよく、前述の野縁101と野縁受け102とに吊り部材103を加えてよいし、躯体に直接パネル110が取着されるなら、躯体自体が躯体下地であってもよい。
本実施の形態のパネル110は、例えば、合成樹脂発泡材や無機質材などで構成されてあって、平面視矩形状に形成されている。なお、パネル110は、必ずしも矩形とは限らず、正方形であってもよい。
パネル110の裏面において、パネル110の一方の対向する2つの側端部は、野縁101にビス留めすることで躯体下地に取り付けられ、パネル110の他方の対向する2つの側端部は、後述するパネル接続具(図2に示す120)によって、隣接するパネル110と接続されている。そして、これらのパネル110によって、天井面が形成されている。
ここで、本実施の形態では、特に断りのない限り、パネル110を吊り天井100に取
り付けた状態で、パネル110の裏面(図2に示す113、114)方向を裏方向、パネル110の表面(図2に示す115、116)方向を表方向とする。図3は、実施の形態1に係るパネル接続具120を側面から見た説明図である。図3における紙面の手前側から奥側を前後方向と呼ぶ。また、パネル110の他方の対向する2つの側端部(図2に示す117、118)方向(つまりパネル接続具120で接続される方向)を左右方向とする。
図2は、実施の形態1に係るパネル接続具120の分解斜視図である。
図2に示すように、パネル接続具120は、隣接するパネル110の側端部117、118同士を接続するものであって、接続される一方のパネル111の側端部117に取り付けられる接続具本体121と、接続される他方のパネル112の側端部118に取り付けられる係止部材140とを備えている。
接続具本体121は、一方のパネル111の側端部117と他方のパネル112の側端部118との間に所定の間隔を設ける隙間形成片部122を有し、隙間形成片部122は、他方のパネル112の側端部118における裏面114よりも裏方向に位置する係止受け部123を有し、係止部材140は、その先端部分に係止受け部123と係合される係止部141を有している。
接続具本体121は、側面視略逆ハット状に形成されており、取り付け片部124と、隙間形成片部122と、係止受け部123とを備えている。接続具本体121の材質は、不燃材料である金属で形成されてあってもよいし、セラミック、合成樹脂であってもよく、特に限定されることはない。
接続具本体121の前後方向の長さは、パネル110(111、112)の前後方向の長さと略同じ長さになるように形成されている。
取り付け片部124は、平面視略矩形状に形成されて、一方のパネル111の側端部117の裏面113に固着されている。
取り付け片部124は、例えば、一方のパネル111の裏面113と接触する範囲内に接着剤が塗布されて、一方のパネル111と固着されてあってもよい。また、取り付け片部124は、1つまたは複数のネジ孔が形成されてあって、その1つまたは複数のネジ孔にそれぞれネジが挿入されて、一方のパネル111と固着されてあってもよく、取り付け片部124の固着方法は特に限定されることはない。
隙間形成片部122は、取り付け片部124の他方のパネル112側の先端から表方向、外方向、裏方向へと折り曲げて延設され、断面U字状に形成されている。
つまり、接続具本体121は、取り付け片部124と隙間形成片部122が繋がって1つの部材として形成されている。
そのため、製造が容易になり、コストを抑制することができる。
隙間形成片部122は、内側片125と、底片126と、外側片127とを備えている。
内側片125は、側面視略矩形状であって、取り付け片部124における他方のパネル112側の先端から、一方のパネル111の側面に沿って表方向へ延設されている。
内側片125は、先端が尖った突起状のものが形成されており、その突起状のものが一方のパネル111に差し込まれてあってもよい。こうした構造をとることによって、更に強固に接続具本体121を一方のパネル111に固着することができる。なお、内側片125は、接着剤で一方のパネル111に固着されてあってもよい。
底片126は、内側片125の表方向の先端から右方向(外方向)へ延設されている。底片126は、平面視略矩形状であって、一方のパネル111の裏面113及び表面115と平行になるように構成されている。こうした構造をとることによって、底片126は、パネル110(111、112)間の隙間を埋めることができる。
底片126は、一方のパネル111及び他方のパネル112の厚さ範囲内に位置している。このような構造をとることによって、天井を下から見た場合、底片126がパネル表面115、116から突出せず、更に、パネル裏面113、114よりも表方向の位置に配置されるので、隣接するパネル110(111、112)間の隙間が目立たなくなり、外観を向上することができる。
本実施の形態では、パネル110(111、112)の厚さ範囲とは、パネル110(111、112)の裏面113、114から表面115、116までの範囲を示す。
外側片127は、隣接される他方のパネル112の側面に沿うように、底片126の先端から裏方向へと延設されている。
この外側片127の裏方向端部が他方のパネル112の裏面よりも裏方向に延設されており、この延設部分に、後述する係止部材140の係止部141を係止するための係止受け部123が形成されている。そのため、外側片127の高さは、取り付け片部124の高さよりも裏方向になるように位置している。なお、外側片127の裏方向端部は、後述する挿入孔128が形成される程度に、他方のパネル112の裏面よりも裏方向に延設されてあればよい。
係止受け部123は、係止部141が挿入される略矩形状の挿入孔128である。挿入孔128は、略矩形状に形成されてあって、前後方向に沿って間隔をあけて複数形成されている。なお、本実施の形態では、挿入孔128が複数形成されているが、挿入孔128は、1つでも、複数でもよく、特に限定されることはないが、対応する係止部141とともに数が多ければ多いほど隣接するパネル110(111、112)間の撓みを更に防止できる。
また、外側片127は、外側片127の裏方向端部から外方向へと折り曲げて延設されたカバー片129を形成している。
カバー片129は、平面視矩形状であって、他方のパネル112の裏面と平行になるように、外側片127の裏方向端部から外方向へ延設している。
隙間形成片部122は、パネル110(111、112)の前後方向の長さと略同じ長さになるように形成されている。一方で、取り付け片部124、カバー片129の前後方向の長さは、パネル110(111、112)の前後方向の長さよりも少し短くなるように形成されている。こうした構造をとることによって、パネル110(111、112)間の隙間をすべて埋めることができるとともに、パネル110の一方の対向する側端部は、野縁(図1に示す101)にビス留めすることができる。
なお、カバー片129は、あってもなくてもよいが、カバー片129が形成されていることによって、更に安定して隣接するパネル110同士を接続することができる。
また、パネル110の一方の対向する側端部に形成された隙間形成片部122の裏方向の先端部の位置は、パネル110(111、112)の裏面113、114の位置と略同じ位置か、低い位置に形成されていることが好ましい。
係止部材140は、平面視矩形状の板状であって、固定片部142と、係止部141とを備え、前後方向に複数個並設されている。係止部材140の材質は、不燃材料である金属で形成されてあってもよいし、セラミック、合成樹脂であってもよく、特に限定されることはないが、接続具本体121の材質と同じである方が好ましい。
固定片部142は、他方のパネル112の一方のパネル側111の側端部117の裏面114に接着剤などで固着されている。なお、固定片部142は、ネジを挿入するネジ孔が形成されてあって、ネジで他方のパネル112の裏面114に固着されてあってもよい。
係止部141は、固定片部142の一方のパネル111側の先端が、他方のパネル112の側面よりも外方向へ突出するように延設されている。係止部141は、平面視矩形状であってもよいし、平面視三角形状のように先端が尖っていてもよく、特に限定されることはない。
図3に示すように、係止部141は、係止部材140が固着された他方のパネル112が、一方のパネル111に固着された接続具本体121の外側片127に当接した際に、係止受け部123の挿入孔128に挿入されて係合される。
この際、挿入孔128の周縁に接着剤が塗布されてあってもよく、特に限定されることはないが、接着剤を塗布することによって、更に強固に接続具本体121と係止部材140を連結することができる。
こうした構造をとることによって、他方のパネル112は、横からスライドさせるだけで、一方のパネル111と連結し、更に、一方のパネル111と他方のパネル112との間隔を一定にすることができる。また、一方のパネル111と他方のパネル112間が接続具本体121で目地止めされているので、一方のパネル111と他方のパネル112との隙間が目立たず、表方向からパネル表面を見た際の外観を損なわない。
また、固定片部142の裏方向の面に接着剤が塗布されて、カバー片129と固定片部142が固着されてあってもよい。こうした構造をとることによって、接続具本体121と係止部材140を更に強固に連結することができる。
また、本実施の形態では、係止部材140は、前後方向に複数個並設されているが、固定片部142が共通に形成されて係止部141のみ複数個ある1つの部材で形成されたものであっても良い。この際、予め挿入孔128の間隔と同じ間隔で係止部141を形成していれば、挿入孔128と係止部141との位置合わせが容易となる。
(パネル接続構造)
図4は、実施の形態1に係るパネル接続具120を用いてパネル110を接続し、かつ、躯体下地に取り付けた状態を示す説明図である。
図4に示すように、パネル110は、別途の固定具(不図示)によって、躯体下地に取り付けられている。パネル110の裏面において、パネル110の一方の対向する2つの
側端部は、野縁101にビス留めすることで躯体下地に取り付けられて設置され、パネル110の他方の対向する2つの側端部117、118は、パネル接続具120と係止部材140によって、隣接するパネル110と接続されている。
接続具本体121が一方のパネル111の側端部117に取り付けられ、係止部材140が他方のパネル112の側端部118に取り付けられて、係止部141と係止受け部(図2に示す123)とが係合されている。
こうした構造をとることによって、他方のパネル112は、一方のパネル111の側端部117に向かって、横からスライドされるだけで一方のパネル111と連結し、更に、一方のパネル111と他方のパネル112との間隔を一定にすることができる。また、隙間が接続具本体121で目地止めされているので、一方のパネル111と他方のパネル112との隙間が目立たないので、パネル表面を見た際の外観を損なわない。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2に係るパネル接続具120について説明する。
実施の形態2の基本的な構成は、実施の形態1と略同じである。よって、同一箇所には同一符号を付して説明を省略し、異なる箇所のみの説明を行う。これ以降の実施の形態も同様とする。
図5は、実施の形態2に係るパネル接続具120の分解斜視図である。図6は、実施の形態2に係るパネル接続具120を側面から見た説明図である。
図5に示すように、外側片127は、外側片127の裏方向から外方向へと折り曲げて延設された係止受け片130を形成している。
係止受け片130は、平面視略矩形状で、他方のパネル112と外側片127が当接した際に、他方のパネル112の側端部の裏面に沿うように構成されている。係止受け片130は、他方のパネル112が外側片127に当接した際に、他方のパネル112の裏面114よりも高い位置で、かつ、後述する係止部141の位置よりも低い位置に配置されることが好ましい。そのため、係止受け片130と他方のパネル112の裏面114との間には、隙間(不図示)が形成されていることが好ましい。
外側片127の裏方向は、更に、裏方向へと延出するストッパー片132が形成されている。ストッパー片132は、平面視略矩形状で、他方のパネル112の側面部と平行になるように形成されている。
係止部材140は、側面視略Z字状に形成されてあって、固定片部142と、折り曲げ段部143と、係止部141と、を備えている。
固定片部142は、平面視略矩形状で、他方のパネル112の側端部の裏面に固着されている。固定片部142は、接着剤で他方のパネル112の裏面に固着されてあってもよいし、固定片部142に複数のネジ孔が形成されてあって、複数のネジで他方のパネル112の裏面に固着されてあってもよく、固定片部142の固着方法は、特に限定されることはない。
折り曲げ段部143は、固定片部142の一方のパネル111側の先端から、他方のパネル112の裏面114に対して裏方向へ延設されている。折り曲げ段部143が形成されていることによって、係止部141と、他方のパネル112の裏面114との間に間隙131が形成されている。
係止部141は、平面視略矩形状で、折り曲げ段部143の裏方向端部から一方のパネル111側に延設されている。係止部141の一方のパネル111側の先端は、他方のパネル112の側端部118から突出していない方が好ましい。
ストッパー片132、係止部材140の前後方向の長さは、パネル110(111、112)の前後方向の長さよりも少し短くなるように形成されている。
こうした構造をとることによって、パネル110の一方の対向する側端部は、野縁(図1に示す101)にビス留めすることができる。なお、ストッパー132の前後方向の長さは、取り付け片部124、係止部材140の前後方向の長さと略同じに形成されていることが好ましい。
図5に示すように、係止部141の表方向の面は、他方のパネル112が外側片127に当接した際に、接続具本体121の係止受け片130が間隙131に挿入されて、係止受け片130を係止する。
こうした構造をとることによって、他方のパネル112は、横からスライドさせるだけで一方のパネル111と連結し、更に、一方のパネル111と他方のパネル112との間隔を一定にすることができる。また、一方のパネル111と他方のパネル112間が接続具本体121で目地止めされているので、一方のパネル111と他方のパネル112との隙間が目立たないので、表方向から天井面を見た際の外観を損なわない。
図6に示すように、係止部141は、係止受け片130が係止部141に係止された際に、係止部141の一方のパネル111側の先端がストッパー片132に当接する。
こうした構造をとることによって、パネル110の側端部と、接続具本体121の外側片127が当接して生じる応力が、係止部141の一方のパネル111側の先端とストッパー片132との当接部分に分散されるので、パネル110が石膏などの柔らかい材質で形成されてあっても、パネル110の側端部117、118が脆くなってくずれることを抑制することができる。
なお、ストッパー片132は、あってもなくてもよい。
なお、先述したパネル連結構造に、実施の形態2のパネル接続具120を実施してもよい。
なお、本実施の形態1、2では、ともにパネルを天井材としているが、これに限らず、壁材として使用する場合でも本発明のパネル接続具を適用できる。

110 パネル
111 一方のパネル
112 他方のパネル
113 裏面
117 側端部
118 側端部
120 パネル接続具
121 接続具本体
122 隙間形成片部
123 係止受け部
140 係止部材
141 係止部

Claims (9)

  1. 隣接するパネルの側端部同士を接続するパネル接続具であって、
    接続される一方のパネルの側端部に取り付けられる接続具本体と、接続される他方のパネルの側端部に取り付けられる係止部材と、を備え、
    前記接続具本体は、前記一方のパネルの側端部と前記他方のパネルの側端部との間に所定の間隔を設ける隙間形成片部を有し、
    前記隙間形成片部は、前記他方のパネルの側端部における裏面よりも裏方向に位置する係止受け部を有し、
    前記係止部材は、その先端部分に前記係止受け部と係合される係止部を有していることを特徴とするパネル接続具。
  2. 前記接続具本体は、前記一方のパネルの側端部の裏面に固着される取り付け片部と、前記取り付け片部の先端から表方向、外方向、裏方向へと折り曲げ延設された断面U字状の前記隙間形成片部と、を有し、
    前記隙間形成片部は、前記取り付け片部の先端から表方向へと折り曲げ延設された内側片と、この内側片の先端から外方向へと折り曲げ延設された底片と、この底片の先端から裏方向へと折り曲げ延設された外側片と、で構成され、
    前記外側片の裏方向端部が前記他方のパネルの側端部における裏面よりも裏方向に延設されて、この延設部分に前記係止受け部が形成されており、
    前記係止部材は、前記他方のパネルの側端部の裏面に固着される固定片部と、前記固定片部の先端に延設された前記係止部と、を有していることを特徴とする請求項1記載のパネル接続具。
  3. 前記隙間形成片部の前記底片は、前記パネルの厚さ範囲内に位置することを特徴とする請求項2記載のパネル接続具。
  4. 前記外側片の前記延設部分に、前記係止部が挿入される挿入孔が前記係止受け部として形成されていることを特徴とする請求項2又は3記載のパネル接続具。
  5. 前記係止部は、前記他方のパネルの側端部の辺に沿って複数が間隔をあけて配置されてあり、
    前記挿入孔は、前記係止部に対応して複数形成されていることを特徴とする請求項4記載のパネル接続具。
  6. 前記外側片の前記延設部分の先端に、外方向へと折り曲げ延設されて前記係止部材の裏側に配置されるカバー片が形成されていることを特徴とする請求項4又は5記載のパネル接続具。
  7. 前記外側片の前記延設部分に、外方向へと突出して前記他方のパネルの側端部の裏面に沿う係止受け片が前記係止受け部として形成されており、
    前記係止部材は、前記他方のパネルの側端部の裏面に固着される前記固定片部と、前記固定片部の先端側に折り曲げ段部を介し延設されて、前記他方のパネルの側端部における裏面との間に、前記係止受け片が挿入係止される間隙を形成する前記係止部と、を有することを特徴とする請求項2又は3記載のパネル接続具。
  8. 前記外側片の前記延設部分に、裏方向へと延出して前記係止部の先端が対向するストッパー片が形成されていることを特徴とする請求項7記載のパネル接続具。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項記載のパネル接続具により、前記一方のパネルの側端部と
    前記他方のパネルの側端部とが接続されるパネル接続構造であって、
    前記パネルは、別途の固定具によって躯体下地に取り付けられるものであり、
    前記接続具本体が前記一方のパネルの側端部に取り付けられ、前記係止部材が前記他方のパネルの側端部に取り付けられて、前記係止部と前記係止受け部とが係合されるものであることを特徴とするパネル接続構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001049789A (ja) * 1999-08-09 2001-02-20 Nankai Plywood Co Ltd 天井板取付金具
JP2002206286A (ja) * 2001-01-12 2002-07-26 Mitsubishi Alum Co Ltd パネル部材の取付構造

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