JP3210575U - コントラストチャート - Google Patents

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冴子 内田
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冴子 内田
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株式会社三城ホールディングス
丸山 久子
丸山 久子
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Abstract

【課題】正確、迅速、容易、かつ低コストにコントラスト視力を把握できるコントラストチャートを提供する。【解決手段】白地に対して複数のコントラスト比率で配置される複数の黒色視標2と、黒色視標のサイズに対応して必要な測定距離が表示された適正距離欄18と、黒色視標の横に設けられた黒色視標のサイズに対応する視力レベル欄16と、黒色視標の下に対応する黒色視標のコントラスト比率が表示された比率欄17を備える。【選択図】図1

Description

本考案は、眼鏡、色付き眼鏡、コンタクトレンズの作成にあたり、個々の人に合わせたコントラスト視力を把握できるコントラストチャートに関するものである。
眼鏡店等で眼鏡、色付き眼鏡、もしくはコンタクトレンズを購入する際、購入者は、仮枠(掛け枠、トライアルフレーム、テストフレームなどとも呼ばれる)を装着して様々な度数のレンズ(トライアルレンズなどと呼ばれる)を取り替えながら、またはテスト用のコンタクトレンズを装着して装用感を確認する検査を行うのが通常である。この検査においては、眼屈折力の測定結果に基づいて処方度数を決定したり、処方度数のレンズと以前から使用しているレンズとの装用感の相違を認識させるなどの処理が実施される。また、購入者は、新しく購入するレンズを実際に装用し、視力表、眼鏡店内から見える景色、または手元の雑誌等を眺めることで、新たなレンズの装用感を判断している。
一方、視機能の中でもコントラスト視力は、加齢とともに低下することが判明している。また、網膜の錐体には、光の長波長受容錐体(赤錐体)、中波長受容錐体(緑錐体)、短波長受容錐体(青錐体)からなる3つの受容体があり、それぞれの興奮の程度で色の感覚が生じ、ヒトが色を識別していることが旧くから知られている。また近年では、赤錐体及び緑錐体が、個人特有の遺伝子による染色体の影響を受けるため、その組み合わせによって認識する色には個人差があることが判明している。すなわち、レンズの装用感を判断する際に、個人のコントラスト視力に見合ったレンズを選定することは、購入者に対して視力(見え方)の質を向上させ、ひいては生活の質の向上につながる。
そこで、従来、コントラスト視力を判断するために、様々な方法が提案されている。例えば、特許文献1には、連続正弦波格子の画像を端末のモニタに表示し、正弦波格子の空間周波数をX軸方向に連続的に変化させると共に、コントラストをX軸に対して垂直なY軸の方向に連続的に変化させ、被検者が正弦波格子パターンを視認できた正弦波格子の領域を包囲する曲線によって評価する方法が提案されている。また例えば、特許文献2には、測定する視力に応じた複数の視標を備え、複数の視標のうち一部を被検眼へ呈示する視標呈示手段と、被検眼へ呈示される視標へ照明光を照射する照明手段と、被検眼に呈示される視標に照射される前記照明手段からの照明光の光量を所定の光量に切り換え可能な照明切換手段を備えた装置が提案されている。
特表2008−520296号公報 特開2014−147427号公報
しかしながら、特許文献1や特許文献2に記載された手法を用いるには、装置の設置スペースを確保するため、相応の広さの部屋が必要なうえ、装置の導入コストに加え、眼鏡店の販売員が装置の操作を熟知するために必要な人件費等、装置の運用には多大なコストが嵩む。また、装置の設置場所まで移動する手間や必要があり、装置を用いてコントラスト視力を計測するには、時間を要していた。
本考案は、上記の問題点に鑑みなされたもので、正確、迅速、容易、かつ低コストにコントラスト視力を把握できるコントラストチャートを提供することを目的とする。
このため本考案のコントラストチャートは、白地に対して少なくとも4種類のコントラストで配置される複数の黒色視標と、該黒色視標のサイズに対応して必要な測定距離が表示された適正距離欄と、前記黒色視標のサイズに対応する視力レベル欄と、前記黒色視標のコントラスト比率が表示された比率欄を備えたことを第一の特徴とする。
また、前記黒色視標が、それぞれ98%、75%、50%、25%、10%のコントラスト比率で配置されることを第二の特徴とする。
本考案のコントラストチャートは、以下の優れた効果を有する。
(1)視力を測定するだけでは判断できない実生活上の視機能をより正確に把握することができるという効果を奏する。さらに、従来のように被験者と測定者間の主観的な言葉による問診と比べ、客観性を増した判断を促すことができる。
(2)手持ちカードやポスター等に印刷して使用することで、従来装置が要していた設置スペースは不要、かつ導入コストを抑えることができる。
本考案に係るコントラストチャートの一実施形態を示す正面図である。 本考案に係るコントラストチャートの他の実施形態を示す正面図である。
本考案に係るコントラストチャート1の第一の実施形態は、図1に示すように、国際標準視力表に適した黒色のランドルト氏環視標2が、その円環の切れ目の向きを左横、上、下、右横等と変えて縦列および横列をなしてコントラスト別に複数配列されている。コントラストチャート1は、視力表として視力を測定できるよう、ランドルト氏環視標2を異なるコントラスト別に5本の平行な縦列をなして配列し、同じ横列に属する5個の視標がそれぞれ同じ視力レベル欄16に対応するものとされている。視力レベル欄16は表の最上の横列が0.1の視力に対応し、順次下の横列へ移るに連れて0.2、0.3、0.4、…2.0と視力レベルが上がるように2段構成で配置されている。
ランドルト氏環視標2は、上段の0.1では、異なるコントラストで3個のみ配置され、下段の0.2〜2.0では、異なるコントラスト別に5本の平行な縦列をなして配置されている。上段に配置されたランドルト氏環視標2は、コントラスト比が、白地に対して98%、50%、10%の3種類が配置され、下段に配置されたランドルト氏環視標2は、コントラスト比が、白地に対して98%、75%、50%、25%、10%の5種類が第一コントラスト欄11から第五コントラスト欄15に区画されて配置されている。すなわち、第一コントラスト欄11には、白地に対するコントラスト比が98%のランドルト氏環視標2が、第二コントラスト欄12には、白地に対するコントラスト比が75%のランドルト氏環視標2が、第三コントラスト欄13には、白地に対するコントラスト比が50%のランドルト氏環視標2が、第四コントラスト欄14には、白地に対するコントラスト比が25%のランドルト氏環視標2が、第五コントラスト欄15には、白地に対するコントラスト比が10%のランドルト氏環視標2が、それぞれ視力レベル欄16に対応するよう配置されている。コントラストチャート1の最下欄には、このコントラスト比が分かるように、比率欄17がA〜Eの記載とともに設けられ、被検者はコントラスト別の自己の視力を素早く認識することができる。
コントラストチャート1の左上には、被験者とコントラストチャート1の適正距離欄18が配置され、被験者はこの適正距離欄18に記載された所定の距離をコントラストチャート1と離隔して片眼ずつ検査を行うが、適正距離欄18に記載される距離は、ランドルト氏環視標2のサイズにより決定される所定の距離が表示され、図示した距離に限定されるものでないことを付言する。
以上のように構成されたコントラストチャート1の使用方法について説明する。まず購入者は、テスト用または新しく購入するレンズを装用して本考案のコントラストチャート1を眺め、視力を計測するとともに、視えるコントラスト比を計測する。通常、透明の眼鏡用レンズは、短波長光の透過率が低く、例えば青色がやや黒色に見える特性がある。この影響により購入者は、日常的に視認できるコントラストが変わるが、コントラスト比が高く、有彩色をモノクロ明度に表示したコントラストチャート1を用いることで、変動したコントラスト視力を把握することができる。したがって、本考案に係るコントラストチャート1を視認して、見えないランドルト氏環視標2がある場合には、レンズの着色を選択してコントラスト視力を補正することが可能となる。
次に、本考案に係るコントラストチャート1の他の実施形態を説明する。尚、第一の実施形態と同一の箇所には同一の符号を付し、以下では第一の実施の形態との相違点を主に説明する。
本考案に係るコントラストチャート1の他の実施形態は、主に近距離で使用され、手持ち式のカードに印刷されている。図2に示すように、適正距離欄18には、近距離に適したランドルト氏環視標2のサイズにより決定される所定の距離(本実施形態では、40cmが採用されている)が表示される。本実施形態においては、ランドルト氏環視標2を異なるコントラスト別に5本の平行な縦列をなして配列し、同じ横列に属する5個の視標がそれぞれ同じ視力レベル欄16に対応するものとされている。視力レベル欄16は表の最上の横列が0.1の視力に対応し、順次下の横列へ移るに連れて0.2、0.3、0.4、…0.8と視力レベルが上がるように配置されている。すなわち、第一コントラスト欄11には、白地に対するコントラスト比が98%のランドルト氏環視標2が、第二コントラスト欄12には、白地に対するコントラスト比が75%のランドルト氏環視標2が、第三コントラスト欄13には、白地に対するコントラスト比が50%のランドルト氏環視標2が、第四コントラスト欄14には、白地に対するコントラスト比が25%のランドルト氏環視標2が、第五コントラスト欄15には、白地に対するコントラスト比が10%のランドルト氏環視標2が、それぞれ視力レベル欄16に対応するよう配置されている。
ランドルト氏環視標2は、コントラスト比が、白地に対して98%、75%、50%、25%、10%の5種類が配置されている。また、コントラストチャート1の上部には、比率欄17がA〜Eの記載とともに設けられている。他の実施形態においては、コントラスト比が直接的に記載されていないが、第一の実施形態と同様に、比率欄17における「A」の記載はコントラスト比98%を示し、「B」の記載はコントラスト比75%を示し、「C」の記載はコントラスト比50%を示し、「D」の記載はコントラスト比25%を示し、「E」の記載はコントラスト比10%を示している。すなわち、比率欄17は、コントラスト比が直接的に数字で記載されたものばかりでなく、あらかじめ定義付けられた文字や記号を含む。このように比率欄17を設けることで、被験者と測定者間のやり取りをスムーズに進め、より正確な判断を得ることができる。
尚、本考案に係るコントラストチャート1は、図示した内容に限定されるものではない。本考案においては、視標としてランドルト氏環視標2を採用しているが、これに限定されるものではなく、例えば指標として、アルファベット、片仮名、ひらがな等の文字、数字、図形、絵柄等、視力検査で識別可能なものを適宜用いても良い。また、コントラストの比率欄も4種類以上であれば良い。
1 コントラストチャート
2 ランドルト氏環視標
11 第一コントラスト欄
12 第二コントラスト欄
13 第三コントラスト欄
14 第四コントラスト欄
15 第五コントラスト欄
16 視力レベル欄
17 比率欄
18 適正距離欄

Claims (2)

  1. 白地に対して複数のコントラスト比率で配置される複数の黒色視標と、該黒色視標のサイズに対応して必要な測定距離が表示された適正距離欄と、前記黒色視標のサイズに対応する視力レベル欄と、前記黒色視標のコントラスト比率が表示された比率欄を備えたことを特徴とするコントラストチャート。
  2. 前記黒色視標が、それぞれ98%、75%、50%、25%、10%のコントラスト比率で配置されることを特徴とするコントラストチャート。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2019124449A1 (ja) * 2017-12-22 2019-06-27 株式会社ビジュアル・テクノロジー研究所 視機能検査および光学特性算出システム
CN116327110A (zh) * 2023-04-06 2023-06-27 江苏鸿晨集团有限公司 一种对比视力表

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JPWO2019124449A1 (ja) * 2017-12-22 2020-08-20 株式会社ビジュアル・テクノロジー研究所 視機能検査および光学特性算出システム
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