JP3210335U - 車両用方向指示器 - Google Patents

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Abstract

【課題】夜間、後続車の運転者による前車両の方向指示器の視認性を向上させる車両用方向指示器を提供する。【解決手段】車両の側面部に設ける方向指示器であって、内部に空間を有するハウジングが基板11とカバー体12とから成り、カバー体12はその内部で3つの区画室a、b、cを有して前記ハウジングが3室に区画され、これらの区画室a、b、cが前方、中央、及び後方区画室の3室に区画される。各区画室a、b、cを仕切る仕切部14を不透光板から形成し、それぞれの区画室a、b、cに位置する基板11上にはLED発光体13を設ける。各区画室a、b、cを形成する基板11及び仕切部14の表面は光反射面と成し、前記LED発光体13が各区画室内で発光することにより前方、側方及び後方へとその投光方向を個別に設定した。【選択図】図1

Description

本考案は、自動車等の車両ボディーの、とりわけフェンダー部に設けられ、車両の進行方向を知らせるために設けられている車両用方向指示器に関する。
上記自動車等の中には、乗用車、バス、トラック、トレーラー等々の各種の車両が含まれる。
車両にはその進行方向を変更する際に、進行方向を周囲に知らせるための方向指示器が設けられている。
こうした方向指示器には、通常、白熱電球、ハロゲン電球を用い、橙色に着色した透光性樹脂によって橙色を点灯するもの、クリアカバーレンズの使用を可能とする、白熱電球、ハロゲン電球のバルブ表面に橙色塗装して橙色を点灯するもの、低消費電力、小型化の利点を利用して、バルブ電球の代わりに橙色LEDを光源として橙色を点灯するものなどが用いられている。
更に、車両用方向指示器のなかには、車両のドアに設けられるドアミラーに方向指示器を取り付けて、車両の前後に設けられる方向指示器と共に点灯させることにより、周囲に対して、進行方向の変更をより確実に知らせることができるようにしたものが存在している。
下記特許文献に記載の車両用方向指示器にあっては、光源として青色光を発光する青色LEDと、青色光が照射されるアウターカバーとを備え、該アウターカバーが、青色光を吸収して発光する蛍光体を分散させた高分子材料からなる成形体を含む車両用方向指示器である。
この方向指示器によれば、視認性が改良され、広角にわたり十分な光度と、良好な視認性を与えることができる。
また、アウターカバー全体が発光する面発光のため、アウターカバーに光散乱加工を施さなくても、光度の均一性が確保され、その結果、光散乱加工に起因するグレアの発生を抑制することができ、周辺の車両の運転者や歩行者に不快感を与えることがなく、安全となる。更に、複雑な光学設計が不要であるので、省スペースで車両に設置することができることとなる。
特開2016−146356号公報
本考案においても、上記従来のものと同様の課題を有するものであるが、異なる構成を採用してかかる課題の解決を図るものである。
即ち、本考案においても、周囲のものに対する視認性を向上させ、より広角に光を放射できる方向指示器の提供を図ることをその課題とする。
特に、夜間の道路上において、対向車のヘッドライドに照らされた状態で、後続車両の運転者が当該ヘッドライトの照明が目に入り、前車両の方向指示器の点滅が見難いという場合があり、このような場合の解決手段を講じることが本考案の課題となる。
更には、車両の後退時に、車両の側部下方及び後方の運転者からの視認性を高めることも本願考案の課題となる。
上記課題を解決するために、本考案の第1のものは、車両の側面部に設ける方向指示器において、
内部に空間を有するハウジングが基板とカバー体とから成り、
カバー体はその内部で3つの区画室を有して前記ハウジングが3室に区画され、これらの区画室が前方、中央、及び後方区画室の3室に区画され、各区画室を仕切る仕切部を不透光板から形成し、それぞれの区画室に位置する基板上にはLED発光体を設け、
各区画室を形成する基板及び仕切部の表面は光反射面と成し、前記LED発光体が各区画室内で発光することにより前方、側方、及び後方へとその投光方向を個別に設定したことを特徴とする車両用方向指示器である。
本考案の第2のものは、上記第1の考案において、前記ハウジングの底面部に後ろ向き及び下方に発光するLED発光体を少なくとも各1個ずつ設け、運転席のチェンジレバーを後退に切り替えたときに、バックライトと共に点灯するように設定したことを特徴とする車両用方向指示器である。
本考案の第3のものは、上記第1又は第2の考案において、前記ハウジングの底面部に後方向き及び/又は側方向きに動画及び静止画を撮影できる撮影用小型カメラを設置したことを特徴とする車両用方向指示器である。
本考案の第1のものにおいては、内部に空間を有するハウジングが基板とカバー体とから成り、カバー体はその内部で3つの区画室を有して前記ハウジングが3室に区画され、これらの区画室が前方、中央、及び後方区画室の3室に区画され、各区画室を仕切る仕切部を不透光板から形成し、それぞれの区画室に位置する基板上にはLED発光体を設け、各区画室を形成する基板及び仕切部の表面は光反射面と成し、前記LED発光体が各区画室内で発光することにより前方、側方、及び後方へとその投光方向を個別に設定することができるため、夜間の後続車の運転者が対向車のヘッドライトの照明に照らされたとしても、前車両の方向指示器をより確実に視認することができることとなる。
本考案の第2のものにおいては、上記効果に加えて、前記ハウジングの底面部に後ろ向き及び下方に発光するLED発光体を少なくとも各1個ずつ設け、運転席のチェンジレバーを後退位置に切り替えたときに、バックライトと共に点灯するように設定したために、夜間運転の際に、後退するとき、車両の側方の下方及び後方を明るく照らし出すことが可能となり、より安全性が向上する。
本考案の第3のものにおいては、上記効果に加えて、前記ハウジングの底面部に後ろ向き及び/又は側方の横向きに動画及び静止画を撮影できる撮影用小型カメラを設置したため、当該カメラにより後退時車両の側方部及び側部後方部を車内のモニターにて視認することが可能となる。
本考案の車両用方向指示器の一実施形態を示し、その(A)が平面説明図、その(B)が正面説明図、その(C)が左側面説明図、その(D)が右側面説明図である。 本考案に係る他の実施形態を図示した平面概念図である。
以下、添付の図面と共に本考案の実施形態について説明する。
図1は、本考案の車両用方向指示器の一実施形態を示し、その(A)が平面説明図、その(B)が正面説明図、その(C)が左側面説明図、その(D)が右側面説明図である。
この図において、矢印Fの方向が前方である。
本考案に係る方向指示器10は、基板11とカバー体12によって内部に空間を有するハウジングから成る。
基板11は、不透明体であり、その基板11上には複数のLED発光体13が設けられており、適宜プリント配線により電源部から電源が供給されて点灯する。
即ち、運転席の方向指示器スイッチを投入することにより点灯する。
また、カバー体12は、黄色又はオレンジ色に着色された合成樹脂製の透光体から成る。
このカバー体12の内部には、仕切部14が2枚設けられており、この仕切部14、14によって上記基板11とカバー体12によって形成されるハウジングが3つの空間(区画室a、b、c)に区画される。
この仕切部14は合成樹脂製の不透光体から成り、他の区画室からの光を透過させない構造である。
区画室aでは、基板11上に1個のLED発光体13が、仕切部14の前方側にも1個のLED発光体13が設けられている。
同様に、区画室bでは、その部分の基板11上に1個のLED発光体13が設けられ、区画室cでは、基板11上に2個のLED発光体13が設けられている。
これらLED発光体13を設ける数や位置は、適宜自由に設計することができる。
勿論、基板11及び仕切部14の表面は、光反射面に形成される。
上記のように方向指示器10のハウジングを3つの区画室a、b、cに分割した理由は、前方の区画室aに位置するLED発光体13はその前方及び斜め前方に投光するように、中央の区画室bに位置するLED発光体13はその側方の横方向に投光するように、後方の区画室cに位置するLED発光体13はその後方及び斜め後方に投光するように考案したものである。
本考案にあっては、仕切部14が不透光体から形成されている関係上、例えば夜間対向車のヘッドライトが車両に照射された状況であっても、後続車両の運転者が前車両の方向指示器の点滅を明瞭に見て取る事が出来ることとなるのである。
即ち、対向車のヘッドライトの照射光が、前車両の方向指示器を透過することが無くなるからである。
更に、本考案にあっては、ハウジングの底面から下方に突出する突出部20を設けている。
この突出部20の後方面に静止画や動画を撮影することができるCCDカメラ等の撮影用小型カメラとしての撮像カメラ21を設けている。
この撮像カメラ21は、後ろ向きばかりでなく、側方の横方向向きに設けることもでき、更には、後方向きと側方向きとの両方向に向けて設けることもできる。
この撮像カメラ21のモニターは、運転席の周辺に設けられているカーナビやテレビ画面を利用することができ、このモニターは、液晶や有機EL等のディスプレーを利用することができる。
このモニターの位置も自由に設定することができる。
また、上記突出部20の後方面には、更に白色のLED発光体23を設け、このLED発光体23は、運転者がチェンジレバーを後退位置に投入することにより、バックライトと共に発光するように設定している。
これにより、夜間の後退時に車両の両側の側面部及び側面後方部が照射される。
上記実施形態においては、カバー体12として黄色又はオレンジ色の合成樹脂製の投光体を使用したが、このカバー体12を透明の合成樹脂製のものを採用し、LED発光体13として黄色又はオレンジ色のものを採用するのも自由である。
図2は、本考案に係る他の実施形態を図示した平面概念図である。
この実施形態に係る方向指示器20にあっては、平面視形状が上記第1の実施形態と異なり、後方面が車両ボディーに対して略直角に形成されたものである。
その他の構成は、上記第1の実施形態と同じである。
この形状を採用することにより、より後方方向へのLED発光体13の投光が明瞭に後続車両に視認されることとなるのである。
以上、本考案の実施形態について説明したが、本考案においては、以下の通り各種その実施形態を変更することができる。
上記実施形態に係る車両用方向指示器においては、カバー体としては黄色又はオレンジ色のものを用い、LED発光体としては白色のものを採用したが、光源として黄色又はオレンジ色のLED発光体を用い、カバー体としては透明のものを用いてもよい。
LED発光体のサイズ、パワー、数量については、車両用方向指示器としての光量、視認性、注意喚起機能、デザイン性などを考慮して、発光部となるLED素子を1個又は複数個、任意に使用することができる。
また、LED発光体としては、点光源を用いたものに限られることなく、線光源、面光源を始め、立体光源のような多彩な形態のものを採用することができ、方向指示器のハウジングのデザインも自由に設計することができる。
要するに、上記ハウジングが3つの区画室に区画され、それぞれの区画室内のLED発光体が前方、側方、後方の3つの基本的な方向に独立に投光することが出来る点がポイントとなる。
ハウジングの大きさ、形状等は、自由に設計変更することができる。
勿論その素材についても自由に選択して使用することができる。
仕切部の態様も自由に設計変更することができ、要は3つの区画室により内部のLED発光体が前方、側方、後方の3つの方向に個別に適切に投光できる構造であればよい。
上記実施形態においては、
以上、本考案に係る車両用方向指示器は、簡易な構成を採用することにより、つまり、そのハウジングを3つに区画し、各区画室を独立のものとし、各区画室内にLED発光体を配備して、それぞれ独立に方向指示の光を前方、側方、後方へと明確に照射することができ、とりわけ後続車両の運転者の視認性を向上させることができたものである。
10、20 方向指示器
11 基板
12 カバー体
13 LED発光体
14 仕切部
20 突出部
21 撮像カメラ
23 LED発光体
a、b、c 区画室
F 前方方向

Claims (3)

  1. 車両の側面部に設ける方向指示器において、
    内部に空間を有するハウジングが基板とカバー体とから成り、
    カバー体はその内部で3つの区画室を有して前記ハウジングが3室に区画され、これらの区画室が前方、中央、及び後方区画室の3室に区画され、各区画室を仕切る仕切部を不透光板から形成し、それぞれの区画室に位置する基板上にはLED発光体を設け、
    各区画室を形成する基板及び仕切部の表面は光反射面と成し、前記LED発光体が各区画室内で発光することにより前方、側方、及び後方へとその投光方向を個別に設定したことを特徴とする車両用方向指示器。
  2. 前記ハウジングの底面部に後ろ向き及び下方に発光するLED発光体を少なくとも各1個ずつ設け、運転席のチェンジレバーを後退位置に切り替えたときに、バックライトと共に点灯するように設定したことを特徴とする請求項1に記載の車両用方向指示器。
  3. 前記ハウジングの底面部に後方向き及び/又は側方向きに動画及び静止画を撮影できる撮影用小型カメラを設置したことを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用方向指示器。
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