JP3210146U - 缶バッジ - Google Patents
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Abstract
【課題】単価を低減させるために模様等を付するための手段として印刷手段を用いつつ、金属の質感を維持し、さらに色彩の再現性に劣ることのない缶バッジを提供する。【課題手段】印刷をするための媒体となる基部41と、文字、図形模様のいずれか1以上を具備する模様部42とからなる印刷部40と、印刷部を、表面に配置した缶バッジ本体20と、缶バッジ本体と嵌合する缶バッジ裏本体30と、を有し、基部はアルミ蒸着転写紙からなる。【選択図】図1
Description
本考案は、金属製の缶バッジに関するものである。
ブリキなどの金属性の缶バッジは、ほぼ円形の表面を構成する本体部と、その本体部とほぼ同様の円形を呈し、衣類と固定するピンを設けた裏本体部とを有するものであり、それらを嵌合させることでそれらが一体となったものである。
その、ほぼ円形の缶バッジの表面に、アニメのキャラクターや、文字、図形、模様などを表したものが、販売されている。たとえば、この従来の缶バッジについてその表面に模様等を付する場合は、直接印刷する場合がある。この場合には金属表面において通常の印刷インキでは、硬化しないために、いわゆる、UVインキ等を使用し、印刷後においては、そのインキに紫外線を照射することによりインキを硬化させるということが、行われている。
しかしながら、インキを硬化させる焼成工程においてはインキに熱を与えるものであり、その色合いが黄色く変性する場合があり、特にアニメのキャラクターなどの場合に、指定された色彩を再現できない場合がある。さらに直接印刷する場合に、相当の数量を作成しなければ単価を低減することはできない。
また、特開2003−275004号公報において、缶バッジ表面に配置する磁石板の表面に印刷層とそれを保護する保護層からなる構成を開示している。これは、たとえば紙にオフセット印刷したものの上からPPフィルムを貼り付けることで、傷つきあるいは印刷の剥がれを防止している。また印刷後に、熱処理をしないために色の再現性に優れている。さらに直接印刷するよりも単価が低減される。
しかしながら、紙に印刷したものを缶バッジの表面に張りつけるというものでは、金属の光沢がなく、質感に劣るというものである。
本考案は前記の実情に鑑みてなされたもので、単価を低減させるために模様等を付するための手段として印刷するという手段を用いつつ、金属の質感を維持し、さらに色彩の再現性に劣ることのない缶バッジを提供することを目的とする。
前記の課題を解決するため、第1観点の缶バッジは、印刷をするための媒体となる基部と、文字、図形模様のいずれか1以上を具備する模様部とからなる印刷部と、その印刷部を表面に配置した缶バッジ本体と、前記缶バッジ本体と嵌合する缶バッジ裏本体と、を有し、前記基部は、アルミ蒸着転写紙であるという手段を講じたものである。
また、第2観点の缶バッジは、第1観点において、缶バッジ本体と裏缶バッジ本体とを、嵌合するときに前記印刷部を前記缶バッジ本体と前記裏缶バッジ本体とで挟み込んで固定するという手段を講じたものである。
また、第3観点の缶バッジは、第2観点において、前記印刷部にPPフィルムを貼り付けたというという手段を講じたものである。
本考案発明は以上のように構成され、かつ、作用するものであり、単価を低減させるために模様等を付するために手段として印刷するという手段を用いつつ、金属の質感を維持し、さらに色彩の再現性に劣ることのない缶バッジを提供することができる。
以下図示の実施例を説明する。缶バッジ10は、缶バッジ本体20と裏缶バッジ本体30と印刷部40とを有するものである。缶バッジ本体20はほぼ平面視円形状を呈するものであり、その形状は従来のものと同様である。また、缶バッジ本体20は、鉄、アルミニウム、鉄を錫で鍍金したいわゆるブリキなどの金属製であり、缶とほぼ同様の素材を用いるもとからいわゆる缶バッジと呼ばれるというものである。
缶バッジ本体20はほぼ円形状の開口部21を有し、その開口部21が、後述する裏缶バッジ本体30と嵌合するものである。
また、裏缶バッジ本体30もほぼ平面視円形状を呈するものでありその形状は従来のものと同様である。また、裏缶バッジ本体30についても、鉄、アルミニウム、鉄を錫で鍍金したいわゆるブリキなどの金属製であり、いわゆる缶バッジと呼ばれるものである。
裏缶バッジ本体30はほぼ円形状の裏開口部31を有し、その裏開口部31が、上述するとおり後述する缶バッジ本体20における開口部21と嵌合するものである。即ち、缶バッジ本体20の開口部21の径を、裏缶バッジ本体30はほぼ円形状の裏開口部31の径よりも一回り大きく構成する。この点については後述する。
また、裏缶バッジ本体30に、衣服などに固定するためのピン60を保持するためにピン保持部32を有し、そのピン60はピン保持部32に回動可能に保持されている。なお、このピン60はいわゆる安全ピンが好ましい。またピン60の代わりに、またはピン60とともに、布を挟み込んで固定するクリップ類を配置してもでも好ましい(図示せず)。
印刷部40は、印刷するための媒体となる基部41と、模様部42とからなり、基部41は、アルミ蒸着転写紙が好ましい。このアルミ蒸着転写紙は、紙の表面に金属層、特にアルミニウムの層を真空蒸着により付したものであり、紙の表面に直その接金属を蒸着したもののほか、蒸着したフィルムと紙とを張り合わせた後に、そのフィルムを除去する転写蒸着方式によって製造されたのが存在する。従って、この基部41に、このアルミ蒸着転写紙を使用することができるので、あたかも金属製の缶バッジ本体20の表面に直接印刷したような、金属光沢に優れ、質感が向上すると共に、あくまで基部41は紙素材なので、インキの乗りあるいはインキの発色性も良好であり、後述するように特にアニメーション作品の登場人物であるキャラクターにおける指定色を忠実に再現することができる。なお、印刷部40は、基部41と、模様部42とを有すれば他の構成を付加しても好ましい。たとえば、箔押し加工あるいは他に印刷されたシール類などを付加することも可能である。
このような、基部41に、模様部42を印刷する。印刷するための手段は、たとえばオフセット印刷が好ましい。模様部42は、文字、図形、模様類の、などが印刷手段によって、付されている。ここで、模様部42において、図形、模様には、たとえばアニメーション作品などに登場する登場人物などのいわゆるキャラクターを印刷することも好ましい。
また、模様部42を印刷する印刷用のインキには、紫外線を照射して硬化させるいわゆるUVインキを使用することができる。また、基部41に模様部42を印刷した印刷部40の上から、いわゆるPPフィルム50を貼付することもできる。これは、印刷部40に置ける模様部42を保護するためのものである。PPフィルムは印刷部40を作成後、公知の方法で貼り付けることができる。
図示しない公知の缶バッジ作成機において、このような、缶バッジ10を作成することができる。ここで上述のとおり、缶バッジ本体20の開口部21の径を、裏缶バッジ本体30はほぼ円形状の裏開口部31の径よりも一回り大きく構成しているので、裏缶バッジ本体30はほぼ円形状の裏開口部31に、缶バッジ本体20の開口部21をかぶせるように配置しつつ、缶バッジ本体20よりもその面積が大の印刷部40をその缶バッジ本体20にかぶせるように配置する。
缶バッジ本体20の表面に、その印刷部40をあてがい、缶バッジ本体20の開口部21と、裏缶バッジ本体30の裏開口部31とを合わせるように、それらをカシメる。すなわち、裏缶バッジ本体30の裏開口部31よりも、缶バッジ本体20の開口部21の径が大であるために、缶バッジ本体20の開口部を、裏缶バッジ本体30の裏開口部31に被せるようにして、開口部21を絞り加工するようにカシメる。その際に、印刷部40を、缶バッジ本体20の開口部21と、裏缶バッジ本体30の裏開口部31とにおいて挟み込むように固定する。このようにして、缶バッジ10を作成することができる。なお作成方法自体は公知である。
印刷部40における基部41を上記のとおり、アルミ蒸着転写紙にし、模様部42をたとえばオフセット印刷で印刷すれば、金属光沢が得られると共に、缶バッジ本体20の表面に直接印刷したときに比べて、傷が付きやすいという問題を解決することができる。また、缶バッジ本対20に直接印刷した場合において、印刷工程の後に焼成の工程が必要なくその結果その色彩が退色することもない。また、さらに、カシメる前にPPフィルム50を、その印刷部40に貼り付けることで、インキの剥がれや傷つきの防止を図ることができる。
10 缶バッジ
20 缶バッジ本体
21 開口部
30 裏缶バッジ本体
31 裏開口部
32 ピン保持部
40 印刷部
41 基部
42 模様部
50 PPフィルム
60 ピン
20 缶バッジ本体
21 開口部
30 裏缶バッジ本体
31 裏開口部
32 ピン保持部
40 印刷部
41 基部
42 模様部
50 PPフィルム
60 ピン
Claims (3)
- 印刷をするための媒体となる基部と、文字、図形模様のいずれか1以上を具備する模様部とからなる印刷部と、
前記印刷部を、表面に配置した缶バッジ本体と、
前記缶バッジ本体と嵌合する缶バッジ裏本体と、を有し、
前記基部は、アルミ蒸着転写紙である缶バッジ。 - 前記缶バッジ本体と、前記裏缶バッジ本体とを、嵌合するときに前記印刷部を前記缶バッジ本体と前記裏缶バッジ本体とで挟み込んで固定した請求項1記載の缶バッジ。
- 前記印刷部にPPフィルムを貼り付けた請求項1または2記載の缶バッジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017000629U JP3210146U (ja) | 2017-02-15 | 2017-02-15 | 缶バッジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017000629U JP3210146U (ja) | 2017-02-15 | 2017-02-15 | 缶バッジ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3210146U true JP3210146U (ja) | 2017-04-27 |
Family
ID=58667285
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017000629U Expired - Fee Related JP3210146U (ja) | 2017-02-15 | 2017-02-15 | 缶バッジ |
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2017
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