JP3210140B2 - ディスク成形品の冷却装置 - Google Patents

ディスク成形品の冷却装置

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JP3210140B2 JP15151193A JP15151193A JP3210140B2 JP 3210140 B2 JP3210140 B2 JP 3210140B2 JP 15151193 A JP15151193 A JP 15151193A JP 15151193 A JP15151193 A JP 15151193A JP 3210140 B2 JP3210140 B2 JP 3210140B2
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郁夫 浅井
幹男 永田
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株式会社名機製作所
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/72Heating or cooling
    • B29C45/7207Heating or cooling of the moulded articles

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はディスク成形品の冷却
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5に一般的なインライン方式によるデ
ィスク成形品の成形装置を示す。符号50はディスク成
形装置、51はディスク成形機、52は冷却装置、53
はスパッタ装置、54はコーター機、55は検査機、5
7,58,59は搬送用ロボットである。
【0003】ディスク成形品Dは、公知の射出装置56
を備えたディスク成形機51によって所定の形状に成形
され、脱型後搬送ロボット57によって冷却装置52に
運ばれる。この冷却装置52は、図6に示されるよう
に、二か所のディスク保持部61,61と送風機62と
からなり、成形後のディスク成形品D,Dを前記ディス
ク保持部61,61に乗せその上方から前記送風機62
によって冷却エアを吹き付けることにより冷却するもの
である。
【0004】しかしながら、かかる冷却装置にあって
は、特に図5に示されるような限られた小さなスペース
の中では一度に処理できる成形品の枚数が少なく、作業
効率をあげることが困難であった。また、この装置をイ
ンライン方式に用いた場合には、冷却可能時間が短くデ
ィスク成形品を完全に冷却できないことがあった。その
ため、送風機62からのエア量を増して急冷する方法も
あるが、この方法ではディスク成形品に歪みが生じやす
く変形の原因となったり、製品の電気特性を劣化させる
ことがあるばかりか、かかるエアによってディスク成形
品が吹き飛ばされ傷ついたり割れたりするおそれもあ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、このよう
な問題点に鑑み提案されたものであって、少ないスペー
スで多数枚のディスク成形品を効率よく冷却することの
できるディスク成形品の冷却装置を提供しようとするも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、この発明は、
冷却部と排気部を有する冷却チャンバと、前記チャンバ
内で上下方向に連続回転する無端ベルトを有する回転装
置と、前記回転装置の無端ベルトに適宜間隔を置いて設
けられたディスク成形品のための保持部と、前記保持部
に対してディスク成形品を前記冷却チャンバ内外の間で
受け渡しする受け渡し装置とからなることを特徴とする
ディスク成形品の冷却装置に係る。
【0007】
【実施例】以下添付の図面に従ってこの発明を詳細に説
明する。図1はこの発明のディスク成形品の冷却装置の
一例を示す縦断面図、図2はその側部から見た断面図、
図3は回転装置の一例を示す正面図、図4はその4−4
線における断面図である。
【0008】図1および図2に示されるように、この発
明のディスク成形品の冷却装置10は冷却チャンバ11
と回転装置20と保持部30と受け渡し装置40とから
なり、前記したようなインライン方式によるディスク成
形品の成形に好適に用いられる。
【0009】冷却チャンバ11は適宜の大きさの箱形状
に形成され、冷却用のエアが送り込まれる冷却部12
と、チャンバ内を循環した冷却エアを排出する排気部1
3とを有している。なお、少ないスペースで多数枚のデ
ィスク成形品を処理するために、前記冷却チャンバ11
は縦長形状に形成されることが好ましい。
【0010】冷却部12は前記冷却チャンバ11の下方
壁部に設けられ、図示しない機外のエアポンプなどによ
りチャンバ11内に冷却エアを送る。符号18はフィル
ターである。また、排気部13は前記冷却チャンバ11
の上方壁部に設けられ、前記チャンバ11内を循環しデ
ィスク成形品の温度によって温められたエアをチャンバ
11外に排気する。
【0011】回転装置20は、図示しないモーターなど
によって回転する4つのギア部材21よりなり、その周
囲に設けられた無端ベルト22によって環状に連結され
ている。図3に示されるように、この無端ベルト22の
内周面には歯24が設けられ、前記ギア部材21の歯2
3と噛み合っている。無端ベルト22は、当該ギア部材
21が回転することにより、その周囲を上下方向に連続
的に回転移動する。
【0012】前記無端ベルト22の外周面には、適宜の
間隔を置いてディスク成形品のための保持部30が設け
られている。この保持部30は、ベアリング部材31と
保持アーム32とディスク保持部材33とからなる。ベ
アリング部材31は前記無端ベルト22の外周面に取り
付けられ、保持アーム32をその軸を中心に回動自在に
かつ略水平に保持する。保持アーム32はそのほぼ中央
に屈曲部34が設けられ、一端は前記ベアリング部材3
1に保持され他端にはディスク保持部材33を有してい
る。ディスク保持部材33は、前記保持アーム31の先
端から略垂直状に突設されており、ディスクDの中心孔
dに挿入されディスクDを水平保持するようになってい
る。
【0013】この保持部30によれば、ディスク成形品
は前記ディスク保持部材33に保持されつつ、前記無端
ベルト22の回転に伴って、冷却チャンバ11内を周回
して冷却される。その際、前記保持アーム31の屈曲部
34が錘として機能するため、前記無端ベルト22が回
転して保持部30の向きが変わっても、ベアリング部材
31によって保持アーム32が回動し、ディスク保持部
材33は常に垂直方向に保たれる。したがって、冷却チ
ャンバ11内でのディスク成形品Dを水平状態で保持す
ることができる。なお、図4のように、ベアリング部材
31に保持されている保持アーム32の端部36を下方
に屈曲させることにより、さらに錘の効果が加わってデ
ィスクを水平に確実に保持することができる。符号35
は止め輪である。
【0014】受け渡し装置40は、図1および図2に示
したように、前記冷却チャンバ11の上方の開口部14
近傍に設けられ、上下にディスク保持部42,43を有
している。このディスク保持部42,43は吸盤部より
なり、エアの切替えによってディスク成形品Dを吸着し
または開放するようになっている。受け渡し装置40
は、搬送ロボット15によって射出装置から送られるデ
ィスク成形品Dを冷却チャンバ11内に導入するととも
に、冷却終了したディスク成形品Dを前記冷却チャンバ
11外に取り出すためのもので、公知の回転駆動装置4
1によって180°毎に回転自在に構成されている。す
なわち、前記ディスク保持部42,43にディスク成形
品Dを保持したところで、受け渡し装置40を180°
回転させることにより、冷却チャンバ11内のディスク
D2を外へ、前記チャンバ11外のディスクD1をチャ
ンバ内へと受け渡しする。
【0015】この実施例において、前記保持部30と受
け渡し装置40との間には、中間受け渡し装置70が設
けられている。この中間受け渡し装置70はシリンダ装
置71によって、前記保持部30と受け渡し装置40と
の間を上下動しかつ180°毎に回転自在に構成され、
前記保持部30と受け渡し装置40との間でディスク成
形品を受け渡しする。この中間受け渡し装置70には、
前記した受け渡し装置40と同様に、ディスク保持部7
2が設けられており、ディスク成形品を吸着しまたは開
放する。
【0016】前記中間受け渡し装置70は、まず開口部
14方向に上昇して前記受け渡し装置40からディスク
成形品を受け取ると、180°回転しつつ下降して直下
の保持部30上でディスクを開放しディスク保持部材3
3に乗せる。無端ベルト22の作動によって、次の保持
部30が前記中間受け渡し装置70の直下に移動する
と、前記中間受け渡し装置70のディスク保持部72に
冷却完了したディスク成形品が吸着され上昇しつつ18
0°回転して受け渡し部材40へと渡される。
【0017】次に、この発明の冷却装置を用いた、イン
ライン方式によるディスク成形品の冷却方法について示
す。冷却されるディスク成形品D1は、搬送ロボット1
5によって、図示しない成形機から受け渡し装置40上
方に送られ、上側のディスク保持部42に吸着保持され
る。一方、下側のディスク保持部43には、中間受け渡
し装置70を介して、その直下の保持部30に保持され
ていたディスク成形品D2が吸着される。このディスク
成形品D2は、無端ベルト22の回転によって冷却チャ
ンバ11内を周回しており、ディスク保持部43に保持
されるときには、その熱が完全に除去され冷却は完了し
ている。
【0018】続いて、前記シリンダ装置41の作動によ
り受け渡し装置40が180°回転すると、上側ディス
ク保持部42と下側ディスク保持部43の位置が逆転
し、これから冷却されるディスク成形品D1が冷却チャ
ンバ11内に導入される。そして、先に取り出されたデ
ィスク成形品D2が保持されていたディスク保持部材3
3に、未冷却のディスク成形品D1が保持される。
【0019】冷却完了したディスク成形品D2は開口部
14を介して外部に取り出され、搬送ロボット16によ
ってさらに後工程へ搬送される。チャンバ11内に導入
されたディスク成形品D1は、無端ベルト22の回転に
よってチャンバ11内を一周し、再び受け渡し装置40
によってチャンバ外へ受け渡される。
【0020】この冷却装置10によれば、ディスク成形
品Dは保持部30に保持されチャンバ11内を周回させ
ることにより、充分な時間をかけて冷却することができ
るので、成形品の変形や歪みの発生を抑えることができ
る。また、少ないスペースで多数枚のディスク成形品を
冷却することができ、冷却作業を効率的に行うことがで
きる また、前記冷却部12から60〜120℃の温調エアを
吹き込むことにより、冷却と同時にアニーリング処理も
行うことができる。
【0021】
【発明の効果】以上図示し説明したように、この発明の
ディスク成形品の冷却装置によれば、少ないスペースで
多数枚のディスク成形品を充分な時間をかけて冷却する
ことができる。したがって、ディスク成形品を連続的に
製造するインライン方式において極めて好適で、省スペ
ースを実現することができるだけでなく、得られた成形
品には熱歪みなどの発生もなく電気特性は良好である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の冷却装置の一例を示す縦断面図であ
る。
【図2】その側部から見た断面図である。
【図3】回転装置の一例を示す正面図である。
【図4】その4−4線における断面図である。
【図5】一般的なインライン方式によるディスク成形品
の成形装置の一例を示す平面図である。
【図6】成形品の冷却装置の一例を示す正面図である。
【符号の説明】
10 冷却装置 11 冷却チャンバ 12 冷却部 13 排気部 20 回転装置 22 無端ベルト 30 保持部 40 受け渡し装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 35/16 B29C 45/17 - 45/84 B29C 71/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷却部と排気部を有する冷却チャンバ
    と、 前記チャンバ内で上下方向に連続回転する無端ベルトを
    有する回転装置と、 前記回転装置の無端ベルトに適宜間隔を置いて設けられ
    たディスク成形品のための保持部と、 前記保持部に対してディスク成形品を前記冷却チャンバ
    内外の間で受け渡しする受け渡し装置とからなることを
    特徴とするディスク成形品の冷却装置。
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