JP3210096B2 - ニッケル合金めっきされた粉末及びその製造方法 - Google Patents

ニッケル合金めっきされた粉末及びその製造方法

Info

Publication number
JP3210096B2
JP3210096B2 JP27627892A JP27627892A JP3210096B2 JP 3210096 B2 JP3210096 B2 JP 3210096B2 JP 27627892 A JP27627892 A JP 27627892A JP 27627892 A JP27627892 A JP 27627892A JP 3210096 B2 JP3210096 B2 JP 3210096B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plating
nickel
nickel alloy
solution
powder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP27627892A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06128752A (ja
Inventor
浩 川上
達志 田畑
雅明 小山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Chemical Industrial Co Ltd
Original Assignee
Nippon Chemical Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Chemical Industrial Co Ltd filed Critical Nippon Chemical Industrial Co Ltd
Priority to JP27627892A priority Critical patent/JP3210096B2/ja
Publication of JPH06128752A publication Critical patent/JPH06128752A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3210096B2 publication Critical patent/JP3210096B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Chemically Coating (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、芯材粒子表面上にニッ
ケル合金めっき皮膜を有するニッケル合金めっきされた
粉末及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、無電解めっきはその技術の進歩
と用途の開発によって、今日では有機または無機の材質
を問わないことは勿論、その形状や大きさも関係なく、
適用されている。とは言え多くの場合、基材は板状また
は成形体が多く、無電解めっきする場合には、例えば予
め調製されためっき液に被めっき基材を浸漬して予め推
測により定められた時間反応させた後、反応を停止させ
る方法が採られていた。
【0003】被めっき基材が粉末または粒状体の場合
ついても、上記と同様の方法が採られていたが、この場
合は速やかにめっき液を添加してめっきを施し、反応後
はめっき液の濾過、急冷または希釈等の停止を行なわな
ければならない。被めっき基材が粉粒体(粉末または粒
状体)である場合は他の基材に比して著しく比表面積が
大きいためめっき反応速度が異常に速い。従って、めっ
き液のpHや各成分の変動も激しいのでpHの調節や各
成分の補給によりめっき液を安定に保持することは極め
て困難であるのみならず、その度にめっき速度も不定と
なる。
【0004】他方、粉粒体を一挙にめっき液に投入でき
れば問題はないが時間を掛けて投入した場合、初めと終
わりとではめっき皮膜の膜厚に差が生じ不均一となる。
特に、粉粒体をめっきする場合に問題なのは凝集した二
次粒子にめっき皮膜が施されるとその使用に際して、二
次粒子が壊れて未被覆面の露出による被覆の欠陥が現れ
ることである。
【0005】従って、粉粒体をめっきする場合には、可
能な限り二次粒子の少ない状態によく分散したものにめ
っき皮膜を施すことが最も重要なことになるが、従来の
方法では全く期待できないものであった。
【0006】上述の問題を解決する手段として、本発明
者らは、粉粒状芯材に無電解めっきするに当たり、粉粒
体芯材を分散させた水性懸濁体に無電解めっき液を制御
して添加しながら、該芯材を無電解めっきすることを特
徴とする粉粒体めっき品の製造法を先に開発した(特公
平2−25431号公報)。
【0007】更に、上記の方法において、少なくとも予
め錯化剤を添加しためっき基材の水性懸濁体を調製し
て、次いで他のめっき用液を添加してめっき処理を施す
方法を開発した(特開昭62−30885号公報)。こ
のような粉粒体の無電解めっき方法において、粉粒体の
水性懸濁体への無電解めっき液の添加方式によるめっき
方法は、建浴方式に比べ均一なめっき皮膜の形成に飛躍
的な改善がなされた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、粉体の
めっきは、その性質上二次凝集し易いため、めっき薬液
の添加方式において、水性懸濁体に予め強力セン断処理
による機械的分散処理を施しても再凝集の傾向が見ら
れ、特に無電解めっき液の添加によるめっき反応の進行
につれてその傾向が著しい。
【0009】凝集粒子へのめっき皮膜は、後の使用にお
いて分散処理を施すときに、未処理面の露出によりめっ
された粉末の品質の劣化を生じる。このようなめっき
された粉体の欠点は、特に粒径10μm以下の微細粉体
において顕著に認められ、可及的に一次粒子に分散させ
た状態で優れた分散性のめっきされた粉体を得ることは
できない。
【0010】従って、本発明の目的は、使用の際の摩耗
によりめっき皮膜が剥離しないように、分散性及び被覆
密着性に優れた無電解ニッケル合金めっきされた粉末及
びその工業的に有利な製造方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明が提供しよ
うとするニッケル合金めっきされた粉末は、芯材粒子表
面上に1〜4重量%のリン及び0.1〜1重量%の亜鉛
を含有するニッケル合金めっき皮膜により被覆されてな
ることを構成上の特徴とする。
【0012】また、本発明に係る上記ニッケル合金めっ
された粉末は、めっき芯材の水性懸濁体に無電解めっ
き液を添加してめっきされた粉末を製造する方法におい
て、錯化剤を溶解しためっき芯材の水性懸濁体を調製
し、次いで該懸濁体に無電解ニッケルめっき薬液を添加
した後、亜鉛塩含有無電解ニッケルめっき薬液を添加し
亜鉛塩とニッケル塩との配合割合をZn/Ni(重量
比)1/20〜1/2と して無電解めっき処理を施すこ
とを特徴として製造することができる。
【0013】
【作用】本発明において、無電解めっきに供せられるめ
っき芯材としては、その粒子径は特に限定されるもので
はないが、特に、粒径10μm以下の微細な粉末にもニ
ッケル合金めっき皮膜を被覆できることが本発明の特徴
となっている。
【0014】係るめっき芯材を例示的に列挙すれば、ポ
リエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリス
チレン、ポリブテン、ポリアミド、ポリアクリル酸エス
テル、ポリアクリルニトリル、ポリアセタアール、アイ
オノマー、ポリエステルなどの熱可塑性樹脂、アルキッ
ド樹脂、フェノール樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、キ
シレン樹脂、シリコーン樹脂またはジアリルフタレート
樹脂の如き熱硬化性樹脂などの粉末が挙げられ、特に樹
脂球が好ましい。これらは1種または2種以上の混合物
であってもよい。この混合物というのは化学的に組成が
不均質のものから芯材として混合物であるいずれの場合
も含むものである。
【0015】他方、めっき芯材として使用可能な無機粉
体としては、金属粉末、カーボン粉末、金属または非金
属の酸化物(複合酸化物を含む)、金属珪酸塩、アルミ
ノ珪酸塩、金属硫酸塩、金属炭化物、金属窒化物、ガラ
ス粉末などが挙げられる。
【0016】なお、これらのめっき芯材を無電解めっき
処理するに当たり、予め洗浄、エッチング、増感及び活
性化処理など芯材の物性に応じた前処理を施すことがで
きることは言うまでもない。前処理法は一般に利用され
ている方法が適用できる。
【0017】係るめっき芯材表面上に無電解めっきする
に当たり、まず良く分散された水性懸濁体を調製する。
この水性懸濁体は、錯化剤と微量の還元剤を添加、溶解
した水溶液を媒体としているものであるが、更に、必要
に応じこの段階で実質的に無電解めっきが生じない濃度
の薄いニッケルイオンが溶解しているものを使用するこ
ともできる。ここで、錯化剤としては、例えばリンゴ
酸、酒石酸、クエン酸等のオキシカルボン酸、その塩
類、アンモニウム塩、アミン化合物、ピロリン酸塩等を
挙げることができる。錯化剤の濃度は1〜100g/リ
ットル、好ましくは5〜50g/リットル程度である。
また、還元剤としては次亜リン酸ソーダ等を用いること
ができる。還元剤の濃度は1〜30g/リットル、好ま
しくは3〜20g/リットル程度である。なお、水性懸
濁体の温度は50〜90℃の範囲が好ましい。これは5
0℃未満では無電解めっき反応が進行しないため好まし
くなく、また、90℃を超えても特に問題はないが、エ
ネルギー消費の観点から好ましくない。
【0018】なお、水性懸濁体の分散性は、めっき芯材
の物性によって異なるので、分散方法は適宜所望の手
段、例えば通常撹拌から高速撹拌、あるいはコロイドミ
ルまたはホモジナイザーの如きセン断分散装置を通過さ
せたセン断分散、その他超音波分散などを用い、めっき
芯材のアグロメレートをできるだけ除去した一次粒子に
近い分散状態の水性懸濁体を調製することが望ましい。
なお、めっき芯材を分散させるに際し、例えば苛性アル
カリ、珪酸ソーダ等のアルカリ、ポリリン酸アルカリま
たは界面活性剤などの分散剤を必要に応じて用いること
ができる。水性懸濁体の濃度は、めっき芯材の比重、粒
径、粒度分布により異なるので一概には言えないが、多
くの場合、10〜150g/リットル、好ましくは15
〜80g/リットルの範囲にある。10g/リットル未
満では生産性が悪くなると共に、かえって凝集粒子の分
散処理ができなくなったり、めっき反応の低下や自己分
解が生じるなどの悪影響が生じる。他方、150g/リ
ットルを超えると再アグロメレーションが生じ易い傾向
にあって好ましくない。経験的に数値を変じて言えば溶
液1リットル当たりめっき芯材の表面積103〜104
2に相当する粉体芯材量が適当である。
【0019】水性懸濁体を撹拌し続けると、めっき前処
理により担持させたパラジウム触媒が活性化し、または
微量のニッケルイオンの還元により発泡現象が生じて反
応が開始する。このときに至って、予め調製したニッケ
ル塩水溶液、還元剤及び中和剤を単独でまたは混合溶液
として反応当量に見合う添加量を同時に添加する。ニッ
ケル塩は可溶性ニッケル塩であれば特に限定されない
が、例えば硫酸ニッケル、塩化ニッケル、硝酸ニッケル
等を用いることができ、濃度は特に限定されないが、で
きるだけ高濃度の方が経済的である。また、中和剤とし
ては例えば苛性ソーダ、苛性カリ、アンモニア水を使用
することができる。なお、それぞれの溶液の添加速度は
反応液中にニッケル金属イオンがゼロに近い濃度を維持
するように調整する。
【0020】無電解めっき反応が正常になったら(発泡
が安定することにより確認できる)、薬剤溶液の添加を
一旦止め、亜鉛塩を金属換算でニッケルの1/20〜1
/2(Zn/Ni)を固体のまま、または水溶液にして
ニッケル塩溶液に混合し、各薬剤溶液の添加を再開す
る。なお、亜鉛塩は可溶性の亜鉛塩であれば特に限定さ
れるものではなく、例えば塩化亜鉛、硫酸亜鉛を使用す
ることができる。
【0021】このように、本発明は、めっき薬液を添加
してニッケル無電解めっき反応が確実かつ正常な状態に
なった初期反応において、めっき薬液の添加を止め、反
応を中断させる。次いで、亜鉛塩を存在させた状態でニ
ッケルめっき反応を再開させることに特徴がある。かく
することにより、めっき開始前に可及的に分散させた水
性懸濁体はめっき反応が進行する過程においても、実質
的に再アグロメレートすることなく、よく分散された粒
子毎にめっき処理を施すことができる。
【0022】この理由の機構の詳細は不明であるが、大
体次のことが推定できる。即ち、めっき反応系に亜鉛イ
オンが存在すると、ニッケルイオンと共に粒子表面に引
き付けられるが、亜鉛イオンはニッケルイオンとは異な
り還元され難いので、粒子表面に留どまり、亜鉛イオン
層を形成する。そのために、粒子表面の電位は均一とな
り、粒子間に斥力が生じ、よく分散してめっき反応が進
行している間にも実質的な再アグロメレーションを防ぐ
ことができる。この場合、亜鉛イオン濃度が低いと、粒
子表面を電荷的に覆うことが不充分なためか、分散効果
が減少し、他方、亜鉛イオン濃度が高すぎると、めっき
反応を低下させるため、前記の割合であることが好まし
い。
【0023】しかしながら、この亜鉛イオンをめっき反
応の途中から存在させずに、当初から存在さると、無
電解めっきは起こらない。
【0024】本発明方法において、無電解めっき薬液の
添加方法の好適な実施態様の1例を記載すると、まず、
硫酸ニッケル溶液と苛性ソーダ及び次亜リン酸ソーダの
混合溶液とを同時に添加した後、次いで硫酸亜鉛及び硫
酸ニッケルの混合溶液と苛性ソーダ及び次亜リン酸ソー
ダの混合溶液とを同時添加する方法が挙げられる。
【0025】めっき芯材のめっき量は、添加したニッケ
ル塩が全量反応し粉末表面に析出するので、予め計算し
た量のニッケル塩を添加することにより、任意の金属化
率のニッケル合金めっきされた粉末が得られる。無電解
めっき終了後、反応液を濾別し、ニッケル合金めっき
れた粉末を数回洗浄することにより、分散性の優れたニ
ッケル合金めっきされた粉末が得られる。
【0026】本発明に係る方法で、得られる無電解めっ
された粉末は、芯材粒子表面上に1〜4重量%のリン
と0.1〜1重量%の亜鉛を含有するニッケル合金めっ
き皮膜により被覆されたものである。リン成分は、還元
剤の次亜リン酸ソーダにより必然的にもたらされるもの
であるが、従来のものよりも非常にその量が少ない。ま
た、亜鉛はめっき反応再開後に添加する亜鉛イオンがニ
ッケルイオンと共に若干還元してニッケル合金めっき皮
膜を形成する。
【0027】このようなニッケル合金めっき皮膜は芯材
粉体に対して密着性が良く、かつその表面が滑らかなた
め分散性も優れている。特に、芯材を微細な樹脂球とし
たニッケル合金めっきされた粉体は、異方性導電材用の
導電性フィラーとして優れた特性をもち、好適なもので
ある。
【0028】
【実施例】実施例1〜4、比較例1 表2のブランクに示す粘度特性のフェノール系樹脂球状
粉末(商品名:ベルパール R−800、鐘紡株式会社
製)10gを次の手順に従いニッケル合金めっきされた
粉末を製造した。前処理操作:濃度1g/リットル塩化
第一錫及び1ml/リットル塩酸の水溶液200ml
に、前記粉末を添加し、常温で5分間撹拌する。次い
で、濾過、洗浄して増感処理を施した。次いで、濃度1
g/リットル塩酸パラジウム、濃度0.1g/リットル
塩酸の水溶液に前記前処理物を投入し、常温で5分間撹
拌して粉体の活性化処理を行った後、濾過、水洗して前
処理を行った。
【0029】めっき操作:前処理を施した試料を65℃
に加温した濃度20g/リットル酒石酸ソーダ及び3g
/リットル次亜リン酸ソーダの水溶液200mlに添加
して充分にアグロメレートの分散が達成されるように撹
拌して水性懸濁体を調製した。次いで、濃度224g/
リットル硫酸ニッケル水溶液(a液)、濃度102g/
リットル苛性ソーダ及び濃度270g/リットル次亜リ
ン酸ソーダの混合水溶液(b液)を各333mlにつき
10.0ml/分の添加速度で添加し、めっき反応を開
始した。添加開始3分後添加を中止し、a液に表1に示
した量の硫酸亜鉛(ZnSO4・7H2O)を添加、溶解
させた。硫酸亜鉛が完全に溶解した後、薬液の添加を再
開した。添加速度は表1に示す通りである。
【0030】
【表1】
【0031】両液添加終了後、濾過分離、水洗及び乾燥
してそれぞれニッケル合金めっきされた粉末を得た。実
施例及び比較例で得られた試料の粒度分布、及びめっき
皮膜中の金属成分を測定した結果を表2に示す。
【0032】
【表2】
【0033】表2において、D75/D25は異種分布比を
表す。この場合、D25またはD75は異種分布曲線の異種
25%または異種75%に相当する粒子径(μm)を示
す。前記実施例及び比較例において、ブランクの未処理
粒子の粒度特性が基準であり、めっき後、この基準の粒
度特性(D50、R)に近い方がめっきによる凝集がない
ことを意味する。実施例は比較例に比べ粒子状態がブラ
ンクに近く、めっき反応による凝集は実質的にないこと
が以上の実験の結果から明らかである。また、電子顕微
鏡観察によりめっき皮膜の被覆状態は平滑で良好であ
り、凝集性のない、個々の粒子にめっきされていること
が認められた。
【0034】
【発明の効果】本発明に係るニッケル合金めっきされた
粉末は、粒子1個1個、独立した形でニッケル合金が被
覆されているため、極めて分散性が良い。また、本発明
に係る方法によれば、このような良質のニッケル合金め
っきされた粉末を工業的に有利に製造することができ
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C23C 18/00 - 18/54

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯材粒子表面上に1〜4重量%のリン及
    び0.1〜1重量%の亜鉛を含有するニッケル合金めっ
    き皮膜により被覆されてなることを特徴とするニッケル
    合金めっきされた粉末。
  2. 【請求項2】 芯材粒子は微細な合成樹脂球である請求
    項1記載のニッケル合金めっきされた粉末。
  3. 【請求項3】 めっき芯材の水性懸濁体に無電解めっき
    液を添加してめっきされた粉末を製造する方法におい
    て、錯化剤を溶解しためっき芯材の水性懸濁体を調製
    し、次いで該懸濁体に無電解ニッケルめっき薬液を添加
    した後、亜鉛塩含有無電解ニッケルめっき薬液を添加し
    亜鉛塩とニッケル塩との配合割合をZn/Ni(重量
    比)1/20〜1/2として無電解めっき処理を施すこ
    とを特徴とするニッケル合金めっきされた粉末の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 無電解めっき薬液の添加は、硫酸ニッケ
    ル溶液と苛性ソーダ及び次亜リン酸ソーダの混合溶液と
    を同時添加した後、硫酸亜鉛及び硫酸ニッケルの混合溶
    液と苛性ソーダ及び次亜リン酸ソーダの混合溶液とを同
    時添加する請求項3記載のニッケル合金めっきされた
    末の製造方法。
JP27627892A 1992-10-14 1992-10-14 ニッケル合金めっきされた粉末及びその製造方法 Expired - Lifetime JP3210096B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27627892A JP3210096B2 (ja) 1992-10-14 1992-10-14 ニッケル合金めっきされた粉末及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27627892A JP3210096B2 (ja) 1992-10-14 1992-10-14 ニッケル合金めっきされた粉末及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06128752A JPH06128752A (ja) 1994-05-10
JP3210096B2 true JP3210096B2 (ja) 2001-09-17

Family

ID=17567221

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27627892A Expired - Lifetime JP3210096B2 (ja) 1992-10-14 1992-10-14 ニッケル合金めっきされた粉末及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3210096B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006331714A (ja) * 2005-05-24 2006-12-07 Sekisui Chem Co Ltd 導電性微粒子及び異方性導電材料
CN109030148B (zh) * 2018-07-27 2020-09-29 中南大学 一种铁基合金粉末ebsd检测试样的制备方法
JP2022134922A (ja) * 2021-03-04 2022-09-15 株式会社Jcu 無電解ニッケルめっき浴および無電解ニッケル合金めっき浴
CN115394469A (zh) * 2022-09-19 2022-11-25 常州聚和新材料股份有限公司 一种太阳能电池正面银浆用改性玻璃粉及其制法与应用

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06128752A (ja) 1994-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI621736B (zh) 化學鍍鎳或鎳合金用鎳膠體催化劑液及化學鍍鎳或鎳合金方法
TWI479508B (zh) Conductive powder, conductive material containing the conductive powder, and method for producing conductive particles
CN102222535B (zh) 导电性粉体、含有该导电性粉体的导电性材料以及导电性颗粒的制造方法
US20060073335A1 (en) Conductive electrolessly plated powder and method for making same
WO2012070515A1 (ja) 導電性粉体、それを含む導電性材料及びその製造方法
JPS61166977A (ja) 還元微粒子触媒金属
TWI570750B (zh) 導電性粒子及含有其的導電材料
TWI419996B (zh) Conductive electroless plating powder and its manufacturing method
JPH07118866A (ja) 分散性に優れた球状無電解めっき粉末、導電性材料およびその製造方法
TW201319307A (zh) 無電鍍銅用前處理液及無電鍍銅方法
JPH0696771B2 (ja) 無電解めっき粉末並びに導電性フィラーおよびその製造方法
JP3832938B2 (ja) 無電解銀めっき粉体およびその製造方法
JP3210096B2 (ja) ニッケル合金めっきされた粉末及びその製造方法
JPH0225431B2 (ja)
JPH0585219B2 (ja)
JPS60177182A (ja) 無電解メツキ液およびその液を用いるメツキ方法
JP2602495B2 (ja) ニツケルめつき材料の製造法
JPS6096548A (ja) 導電性材料
JP2004131800A (ja) 導電性無電解めっき粉体及びその製造方法
KR100813614B1 (ko) 이방성 전도성 필름용 도전성 입자 및 그의 제조 방법
JP4247039B2 (ja) 導電性無電解めっき粉体の製造方法
JP3028972B2 (ja) アルミニウム系無電解めっき粉末並びに導電性フィラーとその製造方法
CN112719264A (zh) 一种聚苯乙烯/银复合微球的制备方法
JPH0215176A (ja) 磁性無電解めっき粉体の製造方法
JP7426884B2 (ja) 導電性粒子、その製造方法及びそれを含む導電性材料

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080713

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080713

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090713

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090713

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100713

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130713

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130713

Year of fee payment: 12