JP3209984B2 - 無水組成物および化粧用、薬用または衛生用の使用 - Google Patents
無水組成物および化粧用、薬用または衛生用の使用Info
- Publication number
- JP3209984B2 JP3209984B2 JP17748299A JP17748299A JP3209984B2 JP 3209984 B2 JP3209984 B2 JP 3209984B2 JP 17748299 A JP17748299 A JP 17748299A JP 17748299 A JP17748299 A JP 17748299A JP 3209984 B2 JP3209984 B2 JP 3209984B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- composition
- composition according
- weight
- wax
- range
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08L—COMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
- C08L83/00—Compositions of macromolecular compounds obtained by reactions forming in the main chain of the macromolecule a linkage containing silicon with or without sulfur, nitrogen, oxygen or carbon only; Compositions of derivatives of such polymers
- C08L83/10—Block- or graft-copolymers containing polysiloxane sequences
- C08L83/12—Block- or graft-copolymers containing polysiloxane sequences containing polyether sequences
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/30—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
- A61K8/58—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing atoms other than carbon, hydrogen, halogen, oxygen, nitrogen, sulfur or phosphorus
- A61K8/585—Organosilicon compounds
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K8/00—Cosmetics or similar toiletry preparations
- A61K8/18—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
- A61K8/72—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds
- A61K8/84—Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds obtained by reactions otherwise than those involving only carbon-carbon unsaturated bonds
- A61K8/89—Polysiloxanes
- A61K8/891—Polysiloxanes saturated, e.g. dimethicone, phenyl trimethicone, C24-C28 methicone or stearyl dimethicone
- A61K8/894—Polysiloxanes saturated, e.g. dimethicone, phenyl trimethicone, C24-C28 methicone or stearyl dimethicone modified by a polyoxyalkylene group, e.g. cetyl dimethicone copolyol
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61P—SPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
- A61P17/00—Drugs for dermatological disorders
- A61P17/16—Emollients or protectives, e.g. against radiation
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q1/00—Make-up preparations; Body powders; Preparations for removing make-up
- A61Q1/02—Preparations containing skin colorants, e.g. pigments
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61Q—SPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
- A61Q19/00—Preparations for care of the skin
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K2800/00—Properties of cosmetic compositions or active ingredients thereof or formulation aids used therein and process related aspects
- A61K2800/20—Chemical, physico-chemical or functional or structural properties of the composition as a whole
- A61K2800/30—Characterized by the absence of a particular group of ingredients
- A61K2800/31—Anhydrous
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61K—PREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
- A61K2800/00—Properties of cosmetic compositions or active ingredients thereof or formulation aids used therein and process related aspects
- A61K2800/40—Chemical, physico-chemical or functional or structural properties of particular ingredients
- A61K2800/42—Colour properties
- A61K2800/43—Pigments; Dyes
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Public Health (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Epidemiology (AREA)
- Birds (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Dermatology (AREA)
- Medicinal Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Toxicology (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Pharmacology & Pharmacy (AREA)
- Cosmetics (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Medicinal Preparation (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明の主題は、化粧用また
は薬用の使用のための無水化粧用組成物である。
は薬用の使用のための無水化粧用組成物である。
【０００２】
【従来の技術】脂肪相を含むメイクアップ組成物は、表
皮に対する良好な接着、快適な感触、保護能力および水
非浸透性被膜の形成能のため、化粧品において一般的に
用いられている。無水メイクアップ製品は、密な固体の
形態またはクリームの形態で一般的に提供される。それ
らはまた、液体ゲルの形態においても提供される。
皮に対する良好な接着、快適な感触、保護能力および水
非浸透性被膜の形成能のため、化粧品において一般的に
用いられている。無水メイクアップ製品は、密な固体の
形態またはクリームの形態で一般的に提供される。それ
らはまた、液体ゲルの形態においても提供される。
【０００３】これらの組成物は、頭皮を含む皮膚をケア
するための製品、および／または皮膚、粘膜（唇または
まぶたの内側）、半粘膜（唇）またはケラチン繊維
（髪、睫毛、爪）をメイクアップするための製品、若し
くは体をメイクアップするための製品を構成できる。
するための製品、および／または皮膚、粘膜（唇または
まぶたの内側）、半粘膜（唇）またはケラチン繊維
（髪、睫毛、爪）をメイクアップするための製品、若し
くは体をメイクアップするための製品を構成できる。
【０００４】しかしながら、このタイプの製品の欠点の
一つは、それらが安定ではないことである。
一つは、それらが安定ではないことである。
【０００５】さらにこれらの組成物は、皮膚、粘膜また
は半粘膜に適用された場合、転移する欠点を示す。これ
は、該組成物が例えばガラス、ある種の衣服または皮膚
のような接触がもたらされる特定の物質上に、少なくと
も部分的に沈着することができることを意味するものと
理解される。
は半粘膜に適用された場合、転移する欠点を示す。これ
は、該組成物が例えばガラス、ある種の衣服または皮膚
のような接触がもたらされる特定の物質上に、少なくと
も部分的に沈着することができることを意味するものと
理解される。
【０００６】沈着に際して、上記組成物は、上記物質上
に跡を残す。それ故この結果として、皮膚または粘膜上
への該組成物の平凡な維持となり、規則的にその適用を
補充する必要性を引き起こす。
に跡を残す。それ故この結果として、皮膚または粘膜上
への該組成物の平凡な維持となり、規則的にその適用を
補充する必要性を引き起こす。
【０００７】さらに、特定の種の衣服、特にブラウスの
襟上の受け入れがたい跡の出現のため、女性の中にはこ
のタイプのメイクアップを使用することを思いとどまる
者もいる。
襟上の受け入れがたい跡の出現のため、女性の中にはこ
のタイプのメイクアップを使用することを思いとどまる
者もいる。
【０００８】これらの組成物のさらなる欠点は、移動の
問題に存する。これは、ある種の組成物が、ファンデー
ションの場合には、皮膚の細かいラインおよび／または
しわの内側；リップスティックの場合には、唇の周囲の
細かいライン内；アイシャドウの場合には、まぶたのひ
だ内に広がる傾向を有することが見出されているためで
ある。特にアイシャドウの場合、まぶたの動きによって
生じるメイクアップのすじの出現もまた見出されてい
る。
問題に存する。これは、ある種の組成物が、ファンデー
ションの場合には、皮膚の細かいラインおよび／または
しわの内側；リップスティックの場合には、唇の周囲の
細かいライン内；アイシャドウの場合には、まぶたのひ
だ内に広がる傾向を有することが見出されているためで
ある。特にアイシャドウの場合、まぶたの動きによって
生じるメイクアップのすじの出現もまた見出されてい
る。
【０００９】これらの現象の全てが、避けることが明ら
かに望ましい醜い影響を生ずる。
かに望ましい醜い影響を生ずる。
【００１０】これらの現象を減ずる目的で、国際公開番
号WO 97/16157は、少なくとも一つの親水性基および少
なくとも一つの親油性基を有するオルガノシロキサンタ
イプの高分子界面活性剤を、揮発性溶媒と組み合わせる
ことを提供している。
号WO 97/16157は、少なくとも一つの親水性基および少
なくとも一つの親油性基を有するオルガノシロキサンタ
イプの高分子界面活性剤を、揮発性溶媒と組み合わせる
ことを提供している。
【００１１】しかしながら、もしこれらの製品内に顔料
を添加することが望まれるのであれば、顔料の均一性の
問題にしばしば遭遇する。
を添加することが望まれるのであれば、顔料の均一性の
問題にしばしば遭遇する。
【００１２】全ての場合において、得られる組成物は、
安定性と顔料の分散の均一性の両方に関して欠点を示
す。
安定性と顔料の分散の均一性の両方に関して欠点を示
す。
【００１３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、良好
な安定性を示し、ほとんど転移を示さず、そして顔料の
大変良好な分散を示し、それ故改良された化粧品特性を
示す無水組成物を提供することである。
な安定性を示し、ほとんど転移を示さず、そして顔料の
大変良好な分散を示し、それ故改良された化粧品特性を
示す無水組成物を提供することである。
【００１４】特別な界面活性剤を用いて、経時的にだけ
ではなく、温度変化に関しても良好な安定性を有し、さ
らに優れた化粧品特性、特に顔料の均一な分散を示す無
水組成物を得ることが可能であるという、予期せぬ驚く
べき発見がなされた。
ではなく、温度変化に関しても良好な安定性を有し、さ
らに優れた化粧品特性、特に顔料の均一な分散を示す無
水組成物を得ることが可能であるという、予期せぬ驚く
べき発見がなされた。
【００１５】
【課題を解決するための手段】それ故本発明の主題は、
αおよびω位で置換された少なくとも一つのオキシアル
キレン化シリコーンを含むことを特徴とする、少なくと
も一つの揮発性溶媒及び少なくとも一つの顔料を含む、
特に化粧用、皮膚科用、衛生用または薬用の使用のため
の無水組成物である。
αおよびω位で置換された少なくとも一つのオキシアル
キレン化シリコーンを含むことを特徴とする、少なくと
も一つの揮発性溶媒及び少なくとも一つの顔料を含む、
特に化粧用、皮膚科用、衛生用または薬用の使用のため
の無水組成物である。
【００１６】本発明はまた、皮膚または粘膜および／ま
たは頭皮に、上記記載の組成物を適用することによる、
皮膚および／または頭皮の非治療的処理の方法、特にメ
イクアップ方法に関する。
たは頭皮に、上記記載の組成物を適用することによる、
皮膚および／または頭皮の非治療的処理の方法、特にメ
イクアップ方法に関する。
【００１７】
【発明の実施の形態】本発明にかかる無水組成物は、特
に安定である。
に安定である。
【００１８】本発明にかかる無水組成物は、特に均一で
ある。それは一定の均一なメイクアップを可能にする。
ある。それは一定の均一なメイクアップを可能にする。
【００１９】本発明にかかる無水組成物は、転移に対し
て良好な抵抗性をさらに示す。さらに、皮膚に適用され
た場合、皮膚のひだおよび／または顔のしわ内に移動し
ないという利点を示す。
て良好な抵抗性をさらに示す。さらに、皮膚に適用され
た場合、皮膚のひだおよび／または顔のしわ内に移動し
ないという利点を示す。
【００２０】本発明にしたがって使用される組成物は、
べとつく感覚を残さずに、一様に容易に適用および広げ
られ、そして良好な化粧品特性を示す。得られる被膜は
また、軽い手ざわりを示し、一日を通じて付けていても
快適さを維持する。
べとつく感覚を残さずに、一様に容易に適用および広げ
られ、そして良好な化粧品特性を示す。得られる被膜は
また、軽い手ざわりを示し、一日を通じて付けていても
快適さを維持する。
【００２１】さらに、本発明にかかる組成物は、良好な
感覚性、特に適用の優れた容易性、快適性、柔軟性、良
好なつや消し性と良好な被膜力、均一性および持続性を
有する。
感覚性、特に適用の優れた容易性、快適性、柔軟性、良
好なつや消し性と良好な被膜力、均一性および持続性を
有する。
【００２２】本発明の組成物は、無水組成物である。
「無水組成物」なる語は、該組成物の全重量に対して５
重量％未満の水、好ましくは１重量％から２重量％の間
の水を含む組成物を意味するように理解される。さらに
好ましくは、該組成物は全く水を含まない。本発明の組
成物は、好ましくは多価アルコール、つまりプロピレン
グリコール、ブチレングリコール、グリセロールまたは
ソルビトールのような少なくとも２のＯＨ基を含むアル
コールを含まない。
「無水組成物」なる語は、該組成物の全重量に対して５
重量％未満の水、好ましくは１重量％から２重量％の間
の水を含む組成物を意味するように理解される。さらに
好ましくは、該組成物は全く水を含まない。本発明の組
成物は、好ましくは多価アルコール、つまりプロピレン
グリコール、ブチレングリコール、グリセロールまたは
ソルビトールのような少なくとも２のＯＨ基を含むアル
コールを含まない。
【００２３】以下のまたは上記の全てにおいて、シリコ
ーンは、一般的に許容されるものにしたがって、様々な
分子量の、直鎖状、環状、分枝状または架橋された構造
を有する全ての有機ケイ素ポリマーまたはオリゴマーを
表し、適切に官能化されたシランの重合および／または
重縮合によって得られ、そして本質的に、ケイ素原子が
互いに酸素原子を介して結合されている（シロキサン結
合 Ｓｉ−Ｏ−Ｓｉ）主単位の繰り返しより成り、任意
に置換された炭化水素含有基が、上記ケイ素原子に対し
て炭素原子を介して直接結合されているものと理解され
る。最も一般的な炭化水素含有基は、アルキル基、特に
Ｃ1−Ｃ10アルキル基および特にメチル基、フルオロア
ルキル基またはアリール基、特にフェニル基である。
ーンは、一般的に許容されるものにしたがって、様々な
分子量の、直鎖状、環状、分枝状または架橋された構造
を有する全ての有機ケイ素ポリマーまたはオリゴマーを
表し、適切に官能化されたシランの重合および／または
重縮合によって得られ、そして本質的に、ケイ素原子が
互いに酸素原子を介して結合されている（シロキサン結
合 Ｓｉ−Ｏ−Ｓｉ）主単位の繰り返しより成り、任意
に置換された炭化水素含有基が、上記ケイ素原子に対し
て炭素原子を介して直接結合されているものと理解され
る。最も一般的な炭化水素含有基は、アルキル基、特に
Ｃ1−Ｃ10アルキル基および特にメチル基、フルオロア
ルキル基またはアリール基、特にフェニル基である。
【００２４】それ故、本発明にかかる組成物に対して使
用され得るαおよびω位で置換されたオキシアルキレン
化シリコーンは、炭化水素含有基を介してＳｉ原子に結
合されたオキシアルキレン基によって、主鎖の二つの末
端で置換された、直鎖構造を有する、上記記載の有機ケ
イ素ポリマーである。好ましくは、主鎖は側鎖オキシア
ルキレン基を含まない。
用され得るαおよびω位で置換されたオキシアルキレン
化シリコーンは、炭化水素含有基を介してＳｉ原子に結
合されたオキシアルキレン基によって、主鎖の二つの末
端で置換された、直鎖構造を有する、上記記載の有機ケ
イ素ポリマーである。好ましくは、主鎖は側鎖オキシア
ルキレン基を含まない。
【００２５】αおよびω位で置換されたオキシアルキレ
ン化シリコーンは、好ましくは、以下の一般式（Ｉ）：
ン化シリコーンは、好ましくは、以下の一般式（Ｉ）：
【化３】 ［式中：Ｒ＝（ＣＨ2）p-Ｏ-（Ｃ2Ｈ4Ｏ）x（Ｃ3Ｈ
6Ｏ）yＲ1であり、 ここで：− Ｒ1はＨ、ＣＨ3またはＣＨ2ＣＨ3を示し、 − ｐは１ないし５の範囲の整数であり、ｘは１から１
００まで変化し、およびｙは０から５０まで変化し、 − （Ｃ2Ｈ4Ｏ）および（Ｃ3Ｈ6Ｏ）単位は任意に配置
されるまたはブロックによって配置されることが可能で
あり、 − Ｒ2基はＣ1-Ｃ3アルキル基またはフェニル基を示
し、 − ５≦ｍ≦３００である］ に相当する。
6Ｏ）yＲ1であり、 ここで：− Ｒ1はＨ、ＣＨ3またはＣＨ2ＣＨ3を示し、 − ｐは１ないし５の範囲の整数であり、ｘは１から１
００まで変化し、およびｙは０から５０まで変化し、 − （Ｃ2Ｈ4Ｏ）および（Ｃ3Ｈ6Ｏ）単位は任意に配置
されるまたはブロックによって配置されることが可能で
あり、 − Ｒ2基はＣ1-Ｃ3アルキル基またはフェニル基を示
し、 − ５≦ｍ≦３００である］ に相当する。
【００２６】本発明にしたがって使用されるαおよびω
位で置換されたオキシアルキレン化シリコーンは、全て
のＲ2基がメチル基であり、および： − ｐが２から４の範囲であり、 − ｘが３から１００の範囲であり、 − ｍが５０から２００の範囲 である一般式（Ｉ）に好ましくは相当する。
位で置換されたオキシアルキレン化シリコーンは、全て
のＲ2基がメチル基であり、および： − ｐが２から４の範囲であり、 − ｘが３から１００の範囲であり、 − ｍが５０から２００の範囲 である一般式（Ｉ）に好ましくは相当する。
【００２７】より好ましくは、Ｒの平均分子量は８００
から２６００の範囲である。
から２６００の範囲である。
【００２８】Ｃ3Ｈ6Ｏ単位に対するＣ2Ｈ4Ｏ単位の重量
の割合は、好ましくは、１００：１０から２０：８０の
範囲である。
の割合は、好ましくは、１００：１０から２０：８０の
範囲である。
【００２９】上記割合は、好ましくは、およそ４２／５
８である。
８である。
【００３０】さらに好ましくは、Ｒ1はメチル基であ
る。
る。
【００３１】さらにより好ましい態様では、本発明にか
かる組成物は、以下の式：
かる組成物は、以下の式：
【化４】 ［式中： − ｍ＝１００であり， − Ｒ＝（ＣＨ2）3-Ｏ-（Ｃ2Ｈ4Ｏ）x（Ｃ3Ｈ6Ｏ）y-
ＣＨ3であり、ここでｘは３から１００の範囲であり、
ｙは１から５０の範囲であり、Ｃ3Ｈ6Ｏの数に対するＣ
2Ｈ4Ｏの数の重量の割合はおよそ４２：５８であり、お
よびＲの平均分子量は８００から１５００の範囲であ
る］ のαおよびω位で置換されたオキシアルキレン化シリコ
ーンを含む。
ＣＨ3であり、ここでｘは３から１００の範囲であり、
ｙは１から５０の範囲であり、Ｃ3Ｈ6Ｏの数に対するＣ
2Ｈ4Ｏの数の重量の割合はおよそ４２：５８であり、お
よびＲの平均分子量は８００から１５００の範囲であ
る］ のαおよびω位で置換されたオキシアルキレン化シリコ
ーンを含む。
【００３２】上記記載のαおよびω位で置換されたオキ
シアルキレン化シリコーンは、該組成物の全重量に対し
て０．１から２０重量％の範囲、好ましくは０．１から
１０重量％の範囲の割合で、本発明にしたがって使用さ
れる。
シアルキレン化シリコーンは、該組成物の全重量に対し
て０．１から２０重量％の範囲、好ましくは０．１から
１０重量％の範囲の割合で、本発明にしたがって使用さ
れる。
【００３３】乳化剤として本発明にしたがって使用され
得るαおよびω位で置換されたオキシアルキレン化シリ
コーンの全てまたは一部を含むことができる商業的な製
品の中では、Goldschmidt社により"Abil EM 97"という
名で販売されているもの、若しくはShin Etsu社により"
KF 6009"、"X22-4350"、"X22-4349"または"KF 6008"と
いう名で販売されているものが特に挙げられる。
得るαおよびω位で置換されたオキシアルキレン化シリ
コーンの全てまたは一部を含むことができる商業的な製
品の中では、Goldschmidt社により"Abil EM 97"という
名で販売されているもの、若しくはShin Etsu社により"
KF 6009"、"X22-4350"、"X22-4349"または"KF 6008"と
いう名で販売されているものが特に挙げられる。
【００３４】本発明にかかる組成物は、少なくとも一つ
の顔料を含む。
の顔料を含む。
【００３５】顔料は、組成物の全重量に対して０．１か
ら２０重量％の範囲の含有量、好ましくは２−１５重量
％の割合で該組成物中に存在し得る。それらは、白色ま
たは着色されており、無機性および／または有機性であ
る。無機顔料の中では、二酸化チタン、二酸化ジルコニ
ウムまたは二酸化セリウム、同様に酸化亜鉛、酸化鉄ま
たは酸化クロム、フェリックブルー、または酸化チタ
ン、酸化鉄、天然顔料若しくはオキシ塩化ビスマスを用
いて被膜されたマイカ、同様に着色酸化チタン被膜マイ
カのようなパール剤が挙げられる。有機顔料の中では、
カーボンブラック、バリウム、ストロンチウム、カルシ
ウム若しくはアルミニウムの各レーキが挙げられる。顔
料はまた、疎水性表面を示す、またはその表面を疎水性
にするために処理される；この処理は、当業者に周知の
方法にしたがって実施される；顔料は特に、PDMSのよう
なシリコーン化合物、および／または特にポリエチレン
といったポリマー、および／またはアミノ酸を用いて被
覆される。
ら２０重量％の範囲の含有量、好ましくは２−１５重量
％の割合で該組成物中に存在し得る。それらは、白色ま
たは着色されており、無機性および／または有機性であ
る。無機顔料の中では、二酸化チタン、二酸化ジルコニ
ウムまたは二酸化セリウム、同様に酸化亜鉛、酸化鉄ま
たは酸化クロム、フェリックブルー、または酸化チタ
ン、酸化鉄、天然顔料若しくはオキシ塩化ビスマスを用
いて被膜されたマイカ、同様に着色酸化チタン被膜マイ
カのようなパール剤が挙げられる。有機顔料の中では、
カーボンブラック、バリウム、ストロンチウム、カルシ
ウム若しくはアルミニウムの各レーキが挙げられる。顔
料はまた、疎水性表面を示す、またはその表面を疎水性
にするために処理される；この処理は、当業者に周知の
方法にしたがって実施される；顔料は特に、PDMSのよう
なシリコーン化合物、および／または特にポリエチレン
といったポリマー、および／またはアミノ酸を用いて被
覆される。
【００３６】被膜された顔料の中では、Wacker社によ
り"Covasil"の名の下で販売されている顔料（チタン酸
トリイソステアロイルを有する顔料）が特に挙げられ
る。
り"Covasil"の名の下で販売されている顔料（チタン酸
トリイソステアロイルを有する顔料）が特に挙げられ
る。
【００３７】このように被覆された顔料は、該組成物の
全重量に対して０．１から１５重量％の間の割合で、本
発明にかかる組成物内に添加される。
全重量に対して０．１から１５重量％の間の割合で、本
発明にかかる組成物内に添加される。
【００３８】本発明に係る組成物は、少なくとも一つの
揮発性溶媒を含む。「揮発性溶媒」という用語は、室温
（Ｔ＝２５℃）で蒸発する化合物を指すと解する。揮発
性溶媒は、好ましくは、２５℃において０．５から２５
センチストークスの範囲の粘度を有する。本発明に使用
することのできる揮発性溶媒は、例えば、直鎖状または
環状シリコーン、すなわち任意に官能化された直鎖状ま
たは環状ポリジオルガノシロキサン、炭化水素含有パラ
フィンまたはこれらの混合物とすることができる。
揮発性溶媒を含む。「揮発性溶媒」という用語は、室温
（Ｔ＝２５℃）で蒸発する化合物を指すと解する。揮発
性溶媒は、好ましくは、２５℃において０．５から２５
センチストークスの範囲の粘度を有する。本発明に使用
することのできる揮発性溶媒は、例えば、直鎖状または
環状シリコーン、すなわち任意に官能化された直鎖状ま
たは環状ポリジオルガノシロキサン、炭化水素含有パラ
フィンまたはこれらの混合物とすることができる。
【００３９】本発明にしたがって使用され得る任意に官
能化された直鎖状ポリジオルガノシロキサンは、以下の
一般式：
能化された直鎖状ポリジオルガノシロキサンは、以下の
一般式：
【化５】 ［式中： − ＸはＣＨ3またはＯＨであり、および − ｎは０から２０００の範囲の整数である］ に相当する。
【００４０】これらの中では、Wacker社による"AK"、Ge
neral Electric社による"SF"、および製品"Abil 10"の
ようなGoldschmidt社による"Abil"の名の下で販売され
ている製品が、特に挙げられよう。
neral Electric社による"SF"、および製品"Abil 10"の
ようなGoldschmidt社による"Abil"の名の下で販売され
ている製品が、特に挙げられよう。
【００４１】単独または混合物としての、本発明にかか
る環状ポリジオルガノシロキサンとしては、以下の式：
る環状ポリジオルガノシロキサンとしては、以下の式：
【化６】 ［式中： − ｎは３から８の整数である］のシクロメチコーンが
挙げられる。
挙げられる。
【００４２】特に好ましいシクロメチコーンの中では、
シクロテトラジメチルシロキサン（ｎ＝４）、シクロペ
ンタジメチルシロキサン（ｎ＝５）およびシクロヘキサ
ジメチルシロキサン（ｎ＝６）が挙げられよう。
シクロテトラジメチルシロキサン（ｎ＝４）、シクロペ
ンタジメチルシロキサン（ｎ＝５）およびシクロヘキサ
ジメチルシロキサン（ｎ＝６）が挙げられよう。
【００４３】特に使用されるものとしては、Dow Cornin
g社による"DC Fluid 244"、"DC Fluid 245"、"DC Fluid
344"および"DC Fluid 345"の名の下で販売されている
製品が挙げられる。
g社による"DC Fluid 244"、"DC Fluid 245"、"DC Fluid
344"および"DC Fluid 345"の名の下で販売されている
製品が挙げられる。
【００４４】本発明にしたがって使用され得る他のシク
ロメチコーンは、Goldschmidt社により"Abil K4"の名の
下で；Rhone-Poulenc社により"Silbione 70045 V2"およ
び"Silbione Oil 70045 V5"の名の下で；およびCarbide
社により"Volatile Silicone 7158"および"Volatile Si
licone 7207"の名の下で販売されているものが挙げられ
る。
ロメチコーンは、Goldschmidt社により"Abil K4"の名の
下で；Rhone-Poulenc社により"Silbione 70045 V2"およ
び"Silbione Oil 70045 V5"の名の下で；およびCarbide
社により"Volatile Silicone 7158"および"Volatile Si
licone 7207"の名の下で販売されているものが挙げられ
る。
【００４５】揮発性溶媒は、８から４０の炭素原子、好
ましくは１０から２０の炭素原子を有する直鎖状または
分枝状の炭化水素含有鎖を備えたパラフィンとすること
もできる。これらの溶媒は、例えば、米国特許出願第３
４３９０８８号および米国特許出願第３８１８１０５号
に開示されているような、デカン、ドデカン、テトラデ
カン、トリデカンまたはＣ8−Ｃ20イソパラフィンであ
る。本発明に係る好ましいパラフィンは、例えば１６０
から１８０の範囲の分子量を有するものである。また、
好ましくは１０５℃から３２０℃の範囲の沸点を有す
る。また、パラフィンは、好ましくは、２５℃において
２０ｃＳｔ（センチストークス）に等しいかそれ未満の
粘度を備える。このようなパラフィンは、“Isopars”
の商品名でExxon社から市販されている。
ましくは１０から２０の炭素原子を有する直鎖状または
分枝状の炭化水素含有鎖を備えたパラフィンとすること
もできる。これらの溶媒は、例えば、米国特許出願第３
４３９０８８号および米国特許出願第３８１８１０５号
に開示されているような、デカン、ドデカン、テトラデ
カン、トリデカンまたはＣ8−Ｃ20イソパラフィンであ
る。本発明に係る好ましいパラフィンは、例えば１６０
から１８０の範囲の分子量を有するものである。また、
好ましくは１０５℃から３２０℃の範囲の沸点を有す
る。また、パラフィンは、好ましくは、２５℃において
２０ｃＳｔ（センチストークス）に等しいかそれ未満の
粘度を備える。このようなパラフィンは、“Isopars”
の商品名でExxon社から市販されている。
【００４６】本発明に係る組成物に用いられる揮発性溶
媒は、一般的に、組成物の全重量に対して０．５から８
０重量％の範囲の含有量、好ましくは５から８０重量％
の範囲の含有量で、本発明の組成物中に存在する。
媒は、一般的に、組成物の全重量に対して０．５から８
０重量％の範囲の含有量、好ましくは５から８０重量％
の範囲の含有量で、本発明の組成物中に存在する。
【００４７】好ましく使用されるものとして、揮発性シ
リコーン油、より好ましくはシクロメチコーンが挙げら
れる。
リコーン油、より好ましくはシクロメチコーンが挙げら
れる。
【００４８】本発明に係る組成物は、不揮発性脂肪物質
をも含むことができる。
をも含むことができる。
【００４９】不揮発性脂肪物質の中では、不揮発性油、
ペースト状の脂肪物質、もしくは植物、鉱物、動物およ
び／または合成ゴムおよびワックスを挙げることがで
き、合成ゴムおよびワックスはシリコーン脂肪物質を含
む。
ペースト状の脂肪物質、もしくは植物、鉱物、動物およ
び／または合成ゴムおよびワックスを挙げることがで
き、合成ゴムおよびワックスはシリコーン脂肪物質を含
む。
【００５０】本発明に係る組成物は、不揮発性油をも含
むことができる。これらの油は、２５℃において、好ま
しくは０．５から１００００００センチストークス、さ
らに好ましくは２５から６０００００センチストークス
の範囲の粘度を有する。このような油の例は、精油、エ
ステル、脂肪酸のグリセロールエステル、脂肪酸、脂肪
アルコールおよびこれらの混合物である。本発明に係る
組成物に適したエステルの例は、アセチルグリセリドま
たはアルコールまたはポリアルコールのオクタノアー
ト、デカノアートもしくはリシノールアート；ヒマシ
油、ラノリンおよびその誘導体、ヤシ油、オリーブ油、
ダイズ油または穀物胚芽油である。
むことができる。これらの油は、２５℃において、好ま
しくは０．５から１００００００センチストークス、さ
らに好ましくは２５から６０００００センチストークス
の範囲の粘度を有する。このような油の例は、精油、エ
ステル、脂肪酸のグリセロールエステル、脂肪酸、脂肪
アルコールおよびこれらの混合物である。本発明に係る
組成物に適したエステルの例は、アセチルグリセリドま
たはアルコールまたはポリアルコールのオクタノアー
ト、デカノアートもしくはリシノールアート；ヒマシ
油、ラノリンおよびその誘導体、ヤシ油、オリーブ油、
ダイズ油または穀物胚芽油である。
【００５１】本発明に適している油の別の例は、ポリイ
ソブテン、鉱油、ポリデセン、スクアランまたは液体ワ
セリンのような不揮発性パラフィンである。
ソブテン、鉱油、ポリデセン、スクアランまたは液体ワ
セリンのような不揮発性パラフィンである。
【００５２】これらの油は、本発明に係る組成物中に、
組成物の全重量に対して、好ましくは０．１から８０重
量％、さらに好ましくは０．１から５０重量％の範囲の
含有量で存在する。
組成物の全重量に対して、好ましくは０．１から８０重
量％、さらに好ましくは０．１から５０重量％の範囲の
含有量で存在する。
【００５３】本発明に係る組成物は、ワックスも含むこ
とができる。
とができる。
【００５４】本発明で用いることのできるワックスとし
ては、ラノリン、ミツロウ、鯨ロウ、またはラノリンア
ルコール、水素化、ヒドロキシル化またはアセチル化ラ
ノリン、ラノリン脂肪酸およびアセチル化ラノリンアル
コールのようなラノリン誘導体のような動物由来のワッ
クス；カルナウバ、カンデリラ、カポック、オーリクリ
ー、米ぬか、水素化ホホバ、エスパルトまたは木ロウ、
あるいはコルク繊維またはサトウキビワックスもしくは
ココアバターのような植物由来のワックス；例えばパラ
フィン、モンタン、リグナイト、ワセリンまたはペトロ
ラタムワックスまたはマイクロクリスタリンワックス、
セレシンまたはオゾケライトといった鉱物性ワックス；
ポリエチレンワックス、フィッシャー-トロプシュ合成
によって得られたワックス、並びに、ミリスチン酸ミリ
スチルのような、飽和したＣ10ないしＣ40アルコールと
飽和したＣ10ないしＣ40カルボン酸との反応によって生
じた直鎖状エステルのような合成ワックスを挙げること
ができる。セチルアルコール、ステアリルアルコール、
カルシウムラノラートまたはステアラート、ヒマシ油、
パーム油、ヤシ油、ヒマワリ油または水素化ヤシ油を使
用してもよい。
ては、ラノリン、ミツロウ、鯨ロウ、またはラノリンア
ルコール、水素化、ヒドロキシル化またはアセチル化ラ
ノリン、ラノリン脂肪酸およびアセチル化ラノリンアル
コールのようなラノリン誘導体のような動物由来のワッ
クス；カルナウバ、カンデリラ、カポック、オーリクリ
ー、米ぬか、水素化ホホバ、エスパルトまたは木ロウ、
あるいはコルク繊維またはサトウキビワックスもしくは
ココアバターのような植物由来のワックス；例えばパラ
フィン、モンタン、リグナイト、ワセリンまたはペトロ
ラタムワックスまたはマイクロクリスタリンワックス、
セレシンまたはオゾケライトといった鉱物性ワックス；
ポリエチレンワックス、フィッシャー-トロプシュ合成
によって得られたワックス、並びに、ミリスチン酸ミリ
スチルのような、飽和したＣ10ないしＣ40アルコールと
飽和したＣ10ないしＣ40カルボン酸との反応によって生
じた直鎖状エステルのような合成ワックスを挙げること
ができる。セチルアルコール、ステアリルアルコール、
カルシウムラノラートまたはステアラート、ヒマシ油、
パーム油、ヤシ油、ヒマワリ油または水素化ヤシ油を使
用してもよい。
【００５５】ワックスは、一般的に組成物の全重量に対
して４０重量％まで、さらに好ましくは２０重量％まで
の範囲の含有量で、本発明に係る組成物中に存在するこ
とができる。
して４０重量％まで、さらに好ましくは２０重量％まで
の範囲の含有量で、本発明に係る組成物中に存在するこ
とができる。
【００５６】ペースト状の脂肪物質は、以下の物理化学
的特性の少なくとも一つを用いて定義することができ
る： − ６０Ｈｚの周波数で、ＭＳ−ｒ３またはＭＳ−ｒ４
ローターを備えたContraves TV回転粘度計を用いて、４
０℃で測定した場合に、０．１から４０Pa・s（１から４
００ポアズ）、好ましくは０．５から２５Pa・sの粘度、 − ２５−７０℃、好ましくは２５−５５℃の融点。
的特性の少なくとも一つを用いて定義することができ
る： − ６０Ｈｚの周波数で、ＭＳ−ｒ３またはＭＳ−ｒ４
ローターを備えたContraves TV回転粘度計を用いて、４
０℃で測定した場合に、０．１から４０Pa・s（１から４
００ポアズ）、好ましくは０．５から２５Pa・sの粘度、 − ２５−７０℃、好ましくは２５−５５℃の融点。
【００５７】本発明の組成物はまた、例えばGoldschmid
t社により"Abil Wax 2440"の名の下で販売されている製
品のような、アルキル、アルコキシまたはフェニルジメ
チコーンを含む。
t社により"Abil Wax 2440"の名の下で販売されている製
品のような、アルキル、アルコキシまたはフェニルジメ
チコーンを含む。
【００５８】本発明にかかる組成物はまた、Ｒが１から
６の炭素原子を有するアルキル基、またはフェニル基を
表す、Ｒ3ＳｉＯ1/2，Ｒ2ＳｉＯ2/2，ＲＳｉＯ3/2およ
びＳｉＯ4/2単位の組み合わせを含むシリコーン樹脂を
含む。
６の炭素原子を有するアルキル基、またはフェニル基を
表す、Ｒ3ＳｉＯ1/2，Ｒ2ＳｉＯ2/2，ＲＳｉＯ3/2およ
びＳｉＯ4/2単位の組み合わせを含むシリコーン樹脂を
含む。
【００５９】シリコーン脂肪物質の中では、ポリ（Ｃ1
−Ｃ20）アルキルシロキサン、例えばGoldschmidt社か
ら“Abil AV 1000”の商品名で市販されているフェニル
トリメチコーンのようなフェニル化シリコーン油、およ
びシリコーンゴム並びにシリコーンワックスが挙げられ
る。
−Ｃ20）アルキルシロキサン、例えばGoldschmidt社か
ら“Abil AV 1000”の商品名で市販されているフェニル
トリメチコーンのようなフェニル化シリコーン油、およ
びシリコーンゴム並びにシリコーンワックスが挙げられ
る。
【００６０】シリコーンゴムは以下の式：
【化７】 ［式中：Ｒ１，Ｒ２，Ｒ５およびＲ６は、共にまたは別
々に１から６の炭素原子を有するアルキル基であり、Ｒ
３およびＲ４は、共にまたは別々に１から６の炭素原子
を有するアルキル基、またはアリール基、及び特にフェ
ニル基であり、Ｘは１から６の炭素原子を有するアルキ
ル基、ヒドロキシル基またはビニル基であり、ｎおよび
ｐは、シリコーンゴムにおいて、１００，０００ｍＰａ
・ｓより大きい、好ましくは５００，０００ｍＰａ・ｓ
より大きい粘度を与えるように選択される］に相当す
る。一般的に、ｎおよびｐは０から５０００，好ましく
は０から３０００の値をとる。
々に１から６の炭素原子を有するアルキル基であり、Ｒ
３およびＲ４は、共にまたは別々に１から６の炭素原子
を有するアルキル基、またはアリール基、及び特にフェ
ニル基であり、Ｘは１から６の炭素原子を有するアルキ
ル基、ヒドロキシル基またはビニル基であり、ｎおよび
ｐは、シリコーンゴムにおいて、１００，０００ｍＰａ
・ｓより大きい、好ましくは５００，０００ｍＰａ・ｓ
より大きい粘度を与えるように選択される］に相当す
る。一般的に、ｎおよびｐは０から５０００，好ましく
は０から３０００の値をとる。
【００６１】本発明にしたがって使用され得るシリコー
ンゴムとしては、以下のもの： − General Electric社によりＳＥ３０の名の下で販売
されているもののような、Ｒ１からＲ６およびＸ置換基
がメチル基を表し、ｐ＝０およびｎ＝２７００であるも
の、 − Wacker社によりAK 500000の名の下で販売されてい
るもののような、Ｒ１からＲ６およびＸ置換基がメチル
基を表し、ｐ＝０およびｎ＝２３００であるもの、 − Dow Corning社によりQ2-1401の名の下で販売されて
いるもののような、シクロペンタシロキサン中の１３％
溶液として、Ｒ１からＲ６置換基がメチル基を表し、Ｘ
置換基がヒドロキシル基を表し、ｐ＝０およびｎ＝２７
００であるもの、 − Dow Corning社によりQ2-1403の名の下で販売されて
いるもののような、ポリジメチルシロキサン中の１３％
溶液として、Ｒ１からＲ６置換基がメチル基を表し、Ｘ
置換基がヒドロキシル基を表し、ｐ＝０およびｎ＝２７
００であるもの、 − Rhone-Poulenc社により"761"または"Mirasil C-DPD
M"の名の下で販売されているもののような、Ｒ１，Ｒ
２，Ｒ５，Ｒ６およびＸ置換基がメチル基を表し、Ｒ３
およびＲ４置換基がフェニル基を表し、該化合物の分子
量が６００，０００であるものが挙げられる。
ンゴムとしては、以下のもの： − General Electric社によりＳＥ３０の名の下で販売
されているもののような、Ｒ１からＲ６およびＸ置換基
がメチル基を表し、ｐ＝０およびｎ＝２７００であるも
の、 − Wacker社によりAK 500000の名の下で販売されてい
るもののような、Ｒ１からＲ６およびＸ置換基がメチル
基を表し、ｐ＝０およびｎ＝２３００であるもの、 − Dow Corning社によりQ2-1401の名の下で販売されて
いるもののような、シクロペンタシロキサン中の１３％
溶液として、Ｒ１からＲ６置換基がメチル基を表し、Ｘ
置換基がヒドロキシル基を表し、ｐ＝０およびｎ＝２７
００であるもの、 − Dow Corning社によりQ2-1403の名の下で販売されて
いるもののような、ポリジメチルシロキサン中の１３％
溶液として、Ｒ１からＲ６置換基がメチル基を表し、Ｘ
置換基がヒドロキシル基を表し、ｐ＝０およびｎ＝２７
００であるもの、 − Rhone-Poulenc社により"761"または"Mirasil C-DPD
M"の名の下で販売されているもののような、Ｒ１，Ｒ
２，Ｒ５，Ｒ６およびＸ置換基がメチル基を表し、Ｒ３
およびＲ４置換基がフェニル基を表し、該化合物の分子
量が６００，０００であるものが挙げられる。
【００６２】これらの脂肪物質は、例えば粘度または手
ざわりの望ましい性質を有する組成物を調製するため
に、当業者によって変化される方法において特に選択さ
れる。これらは、好ましくは、本発明に用いられるエマ
ルジョンの有利な特性を維持するために、エマルジョン
の全重量に対して７重量％以下の含有量で用いられる。
ざわりの望ましい性質を有する組成物を調製するため
に、当業者によって変化される方法において特に選択さ
れる。これらは、好ましくは、本発明に用いられるエマ
ルジョンの有利な特性を維持するために、エマルジョン
の全重量に対して７重量％以下の含有量で用いられる。
【００６３】該組成物に添加され得る他の脂肪溶解性ア
ジュバントの中では、脂溶性紫外線防護剤、脂溶性ビタ
ミン、抗酸化剤および香料、またはセラミドが挙げられ
る。
ジュバントの中では、脂溶性紫外線防護剤、脂溶性ビタ
ミン、抗酸化剤および香料、またはセラミドが挙げられ
る。
【００６４】本発明にかかる組成物はまた、上記記載の
顔料に加えて、化粧用組成物において一般的に用いられ
るパール剤および／またはフィラーを含む微粒子相を含
むことができる。
顔料に加えて、化粧用組成物において一般的に用いられ
るパール剤および／またはフィラーを含む微粒子相を含
むことができる。
【００６５】該組成物の全重量に対して０−２０重量
％、好ましくは０−１０重量％の割合で該組成物中に存
在するフィラーは、無機性または合成性、薄層性または
非薄層性である。タルク、マイカ、シリカ、カオリン、
テフロン、デンプン、天然真珠母貝、窒化ホウ素、Expa
ncel(Nobel Industrie)のようなミクロスフェア、ポリ
トラップ(Dow Corning)のようなミクロスポンジが挙げ
られる。好ましく使用されるものとしては、ポリエチレ
ンパウダー、ナイロンパウダー、シリコーン樹脂ミクロ
ビーズ(Toshiba由来のTospearls)またはシリカミクロス
フェアのような、２５μｍ未満のサイズを有する球状フ
ィラーが挙げられ、これらのフィラーは、本発明の組成
物の移りのない性質を改良するために寄与することがで
きる。
％、好ましくは０−１０重量％の割合で該組成物中に存
在するフィラーは、無機性または合成性、薄層性または
非薄層性である。タルク、マイカ、シリカ、カオリン、
テフロン、デンプン、天然真珠母貝、窒化ホウ素、Expa
ncel(Nobel Industrie)のようなミクロスフェア、ポリ
トラップ(Dow Corning)のようなミクロスポンジが挙げ
られる。好ましく使用されるものとしては、ポリエチレ
ンパウダー、ナイロンパウダー、シリコーン樹脂ミクロ
ビーズ(Toshiba由来のTospearls)またはシリカミクロス
フェアのような、２５μｍ未満のサイズを有する球状フ
ィラーが挙げられ、これらのフィラーは、本発明の組成
物の移りのない性質を改良するために寄与することがで
きる。
【００６６】本発明にかかる組成物は、化粧用、薬用ま
たは衛生用に受け入れられる媒体をさらに含むことがで
きる。そこでそれは、抗酸化剤、着色剤、香料、精油、
防腐剤、化粧用活性成分、保湿剤、ビタミン、スフィン
ゴ脂質、またはポリブテン、ポリアルキレン、ポリアク
リラートおよび脂肪物質と適合可能なシリコーンポリマ
ーのような、特に炭化水素含有ポリマーである脂肪溶解
性ポリマーといった、化粧用、薬用または衛生用の分野
で一般的に使用されるいかなる添加剤をも含むことがで
きる。
たは衛生用に受け入れられる媒体をさらに含むことがで
きる。そこでそれは、抗酸化剤、着色剤、香料、精油、
防腐剤、化粧用活性成分、保湿剤、ビタミン、スフィン
ゴ脂質、またはポリブテン、ポリアルキレン、ポリアク
リラートおよび脂肪物質と適合可能なシリコーンポリマ
ーのような、特に炭化水素含有ポリマーである脂肪溶解
性ポリマーといった、化粧用、薬用または衛生用の分野
で一般的に使用されるいかなる添加剤をも含むことがで
きる。
【００６７】これらの添加剤は、０−１０重量％の割合
で該組成物中に存在し得る。
で該組成物中に存在し得る。
【００６８】もちろん、当業者は、本発明にかかる組成
物の有利な性質が、企図された添加剤によって不利益に
影響されないように、または実質的に不利益に影響され
ないように、このまたはこれらの任意に添加される化合
物、および／またはその量を選択することに注意を払う
であろう。
物の有利な性質が、企図された添加剤によって不利益に
影響されないように、または実質的に不利益に影響され
ないように、このまたはこれらの任意に添加される化合
物、および／またはその量を選択することに注意を払う
であろう。
【００６９】本発明にかかる組成物は、化粧用製品の形
態、特に、体および／または顔および／または頭皮のた
めのケア製品、若しくは特にファンデーション、フェイ
スパウダー、アイシャドウ、アイライナー、マスカラま
たはリップスティックといったメイクアップ製品の形態
において提供され得る。
態、特に、体および／または顔および／または頭皮のた
めのケア製品、若しくは特にファンデーション、フェイ
スパウダー、アイシャドウ、アイライナー、マスカラま
たはリップスティックといったメイクアップ製品の形態
において提供され得る。
【００７０】それらはまた、任意に化粧用活性成分を含
む、非着色形態において提供され得る。
む、非着色形態において提供され得る。
【００７１】本発明にかかる組成物は、液体ゲルの形態
またはスティックの形態で提供され得る。
またはスティックの形態で提供され得る。
【００７２】本発明にかかる組成物は、好ましくは液体
形態で提供され、およそ２５℃で６０ｒｅｖ／分の速度
で、３スピンドルを用いてLVDVモデルで測定すると、８
ポアズから５０ポアズの範囲のブルックフィールド粘度
を有する。
形態で提供され、およそ２５℃で６０ｒｅｖ／分の速度
で、３スピンドルを用いてLVDVモデルで測定すると、８
ポアズから５０ポアズの範囲のブルックフィールド粘度
を有する。
【００７３】本発明はまた、無水組成物において顔料の
分散を改良するために、顔料および揮発性溶媒を含む上
記組成物における、上記記載のαおよびω位で置換され
たオキシアルキレン化シリコーンの使用に関する。
分散を改良するために、顔料および揮発性溶媒を含む上
記組成物における、上記記載のαおよびω位で置換され
たオキシアルキレン化シリコーンの使用に関する。
【００７４】本発明はまた、無水組成物の均一性を改良
するために、顔料および揮発性溶媒を含む上記組成物に
おける、上記記載のαおよびω位で置換されたオキシア
ルキレン化シリコーンの使用に関する。
するために、顔料および揮発性溶媒を含む上記組成物に
おける、上記記載のαおよびω位で置換されたオキシア
ルキレン化シリコーンの使用に関する。
【００７５】
【実施例】比較実験：出願人会社は、以下の無水組成物
を調製した： 組成物Ａ（本発明に従う） − シクロメチコーン ９７．５ｇ − Goldschmidt社により商標名"Abil EM 97"の名の下 で販売されている、αおよびω位で置換されたオキシエ チレン化オキシプロピレン化シリコーンおよびシクロメ チコーンの混合物（８５／１５） ２．５ｇ − 顔料 ５０ｇ 組成物Ｂ（比較品） − シクロメチコーン ９７．５ｇ − Goldschmidt社により商標名"Abil WE 09"の名の下 で販売されている、ポリグリセリル-4イソステアラート において側鎖アルキル、オキシエチレンおよびオキシプ ロピレン基を含むシリコーン、並びにラウリン酸ヘキシ ルの混合物 ２．５ｇ − 顔料 ５０ｇ
を調製した： 組成物Ａ（本発明に従う） − シクロメチコーン ９７．５ｇ − Goldschmidt社により商標名"Abil EM 97"の名の下 で販売されている、αおよびω位で置換されたオキシエ チレン化オキシプロピレン化シリコーンおよびシクロメ チコーンの混合物（８５／１５） ２．５ｇ − 顔料 ５０ｇ 組成物Ｂ（比較品） − シクロメチコーン ９７．５ｇ − Goldschmidt社により商標名"Abil WE 09"の名の下 で販売されている、ポリグリセリル-4イソステアラート において側鎖アルキル、オキシエチレンおよびオキシプ ロピレン基を含むシリコーン、並びにラウリン酸ヘキシ ルの混合物 ２．５ｇ − 顔料 ５０ｇ
【００７６】出願人会社は、組成物ＡおよびＢのｔ＝３
分での粘度を後に測定した。これらの粘度は、およそ２
５℃で６０ｒｅｖ／分の速度で３のスピンドルを用い
て、ブルックフィールド、モデルLVDVによって測定し
た。その結果が、以下の表にまとめられている：
分での粘度を後に測定した。これらの粘度は、およそ２
５℃で６０ｒｅｖ／分の速度で３のスピンドルを用い
て、ブルックフィールド、モデルLVDVによって測定し
た。その結果が、以下の表にまとめられている：
【表１】
【００７７】かくして、同レベルの顔料に対して、無水
組成物Ａは組成物Ｂよりずっと流動的である。組成物Ａ
は、組成物Ｂより均一な手ざわりを示す。顔料は、組成
物Ｂより、本発明にかかる組成物Ａにおいて、より良好
に分散する。
組成物Ａは組成物Ｂよりずっと流動的である。組成物Ａ
は、組成物Ｂより均一な手ざわりを示す。顔料は、組成
物Ｂより、本発明にかかる組成物Ａにおいて、より良好
に分散する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平５−178722（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) C08L 83/12 A61K 7/00
Claims (25)
- 【請求項１】 αおよびω位で置換された少なくとも一
つのオキシアルキレン化シリコーンを含み、αおよびω
位で置換されたオキシアルキレン化シリコーンが、該組
成物の全重量に対して０．１から２０重量％の範囲の割
合で該組成物中に存在することを特徴とする、少なくと
も一つの揮発性溶媒及び少なくとも一つの顔料を含む無
水組成物。 - 【請求項２】 αおよびω位で置換されたオキシアルキ
レン化シリコーンが、炭化水素含有基を介してＳｉ原子
に結合したオキシアルキレン基によって主鎖の二つの末
端で置換された、直鎖状構造を有する有機ケイ素ポリマ
ーであることを特徴とする、請求項１に記載の組成物。 - 【請求項３】 主鎖が側鎖オキシアルキレン基を含まな
いことを特徴とする請求項２に記載の組成物。 - 【請求項４】 αおよびω位で置換されたオキシアルキ
レン化シリコーンが、以下の一般式（Ｉ）： 【化１】 ［式中：Ｒ＝-（ＣＨ2）p-Ｏ-（Ｃ2Ｈ4Ｏ）x（Ｃ3Ｈ
6Ｏ）yＲ1であり、 ここで：− Ｒ1はＨ、ＣＨ3またはＣＨ2ＣＨ3を示し、 − ｐは１ないし５の範囲の整数であり、ｘは１から１
００まで変化し、およびｙは０から５０まで変化し、 − （Ｃ2Ｈ4Ｏ）および（Ｃ3Ｈ6Ｏ）単位は任意に配置
されるまたはブロックによって配置されることが可能で
あり、 − Ｒ2基はＣ1-Ｃ3アルキル基またはフェニル基を示
し、 − ５≦ｍ≦３００である］ に相当することを特徴とする、請求項１ないし３のいず
れか一項に記載の組成物。 - 【請求項５】 本発明にしたがって使用されるαおよび
ω位で置換されたオキシアルキレン化シリコーンが、全
てのＲ2基がメチル基であり、および： − ｐが２から４の範囲であり、 − ｘが３から１００の範囲であり、 − ｍが５０から２００の範囲である一般式（Ｉ）に相
当することを特徴とする、請求項４に記載の組成物。 - 【請求項６】 Ｒの平均分子量が８００から２６００の
範囲であることを特徴とする、請求項４または５に記載
の組成物。 - 【請求項７】 Ｃ3Ｈ6Ｏ単位に対するＣ2Ｈ4Ｏ単位の重
量の割合が、１００：１０から２０：８０の範囲である
ことを特徴とする、請求項４ないし６のいずれか一項に
記載の組成物。 - 【請求項８】 上記割合が４２：５８であることを特徴
とする請求項７に記載の組成物。 - 【請求項９】 以下の式： 【化２】 ［式中： − ｍ＝１００であり， − Ｒ＝（ＣＨ2）3-Ｏ-（Ｃ2Ｈ4Ｏ）x（Ｃ3Ｈ6Ｏ）y-
ＣＨ3であり、ここでｘは３から１００の範囲であり、
ｙは１から５０の範囲であり、Ｃ3Ｈ6Ｏの数に対するＣ
2Ｈ4Ｏの数の重量の割合は４２／５８であり、およびＲ
の平均分子量は８００から１５００の範囲である］ のαおよびω位で置換されたオキシアルキレン化シリコ
ーンを含むことを特徴とする、請求項４ないし８のいず
れか一項に記載の組成物。 - 【請求項１０】 上記割合が、該組成物の全重量に対し
て０．１から１０重量％の範囲であることを特徴とする
請求項９に記載の組成物。 - 【請求項１１】 顔料が、二酸化チタン、二酸化ジルコ
ニウムまたは二酸化セリウム、同様に酸化亜鉛、酸化鉄
または酸化クロム、フェリックブルー、または酸化チタ
ン、酸化鉄、天然顔料若しくはオキシ塩化ビスマスを用
いて被膜されたマイカ、同様に着色酸化チタン被膜マイ
カのようなパール剤、カーボンブラック、バリウム、ス
トロンチウム、カルシウム若しくはアルミニウムの各レ
ーキ、またはPDMSのようなシリコーン化合物、および／
または特にポリエチレンといったポリマー、および／ま
たはアミノ酸を用いて被膜された顔料から選択されるこ
とを特徴とする、請求項１ないし１０のいずれか一項に
記載の組成物。 - 【請求項１２】 顔料が、組成物の全重量に対して０．
１から２０重量％の範囲の含有量で該組成物中に存在す
ることを特徴とする、請求項１ないし１１のいずれか一
項に記載の組成物。 - 【請求項１３】 上記含有量が、組成物の全重量に対し
て２から１５重量％の範囲であることを特徴とする請求
項１２に記載の組成物。 - 【請求項１４】 揮発性溶媒が、２５℃において０．５
から２５センチストークスの範囲の粘度を備えているこ
とを特徴とする、請求項１ないし１３のいずれか一項に
記載の組成物。 - 【請求項１５】 揮発性溶媒が、任意に官能化された直
鎖状または環状ポリジオルガノシロキサン、炭化水素含
有パラフィンまたはこれらの混合物から選択されたこと
を特徴とする、請求項１ないし１４のいずれか一項に記
載の組成物。 - 【請求項１６】 揮発性溶媒が、デカン、ドデカン、テ
トラデカン、トリデカンまたはＣ8−Ｃ20イソパラフィ
ンから選択されたことを特徴とする、請求項１ないし１
５のいずれか一項に記載の組成物。 - 【請求項１７】 揮発性溶媒が、シクロメチコーンであ
ることを特徴とする、請求項１ないし１６のいずれか一
項に記載の組成物。 - 【請求項１８】 揮発性溶媒が、組成物中に、組成物の
全重量に対して０．５から８０重量％の範囲の比率で存
在することを特徴とする、請求項１ないし１７のいずれ
か一項に記載の組成物。 - 【請求項１９】 上記含有量が、組成物の全重量に対し
て５から８０重量％の範囲であることを特徴とする請求
項１８に記載の組成物。 - 【請求項２０】 ラノリン、ミツロウ、鯨ロウ、または
ラノリンアルコール、水素化、ヒドロキシル化またはア
セチル化ラノリン、ラノリン脂肪酸およびアセチル化ラ
ノリンアルコールのようなラノリン誘導体のような動物
由来のワックス； カルナウバ、カンデリラ、カポック、オーリクリー、米
ぬか、水素化ホホバ、エスパルトまたは木ロウ、あるい
はコルク繊維またはサトウキビワックスもしくはココア
バターのような植物由来のワックス； 例えばパラフィン、モンタン、リグナイト、ワセリンま
たはペトロラタムワックスまたはマイクロクリスタリン
ワックス、セレシンまたはオゾケライトといった鉱物性
ワックス； ポリエチレンワックス、フィッシャー-トロプシュ合成
によって得られたワックス、並びに、ミリスチン酸ミリ
スチルのような、飽和したＣ10ないしＣ40アルコールと
飽和したＣ10ないしＣ40カルボン酸との反応によって生
じた直鎖状エステルのような合成ワックス、セチルアル
コール、ステアリルアルコール、カルシウムラノラート
またはステアラート、ヒマシ油、パーム油、ヤシ油、ヒ
マワリ油または水素化ヤシ油から選択されたワックスを
さらに含むことを特徴とする、請求項１ないし１９のい
ずれか一項に記載の組成物。 - 【請求項２１】 タルク、マイカ、シリカ、カオリン、
テフロン、デンプン、天然真珠母貝、窒化ホウ素、ミク
ロスフェア、ミクロスポンジ、ポリエチレンパウダー、
ナイロンパウダー、シリコーン樹脂ミクロビーズまたは
シリカミクロスフェアから選択されるフィラーをさらに
含むことを特徴とする、請求項１ないし２０のいずれか
一項に記載の組成物。 - 【請求項２２】 化粧用、皮膚科用、衛生用または薬用
の使用のためのものであることを特徴とする、請求項１
ないし２１のいずれか一項に記載の組成物。 - 【請求項２３】 身体および／または顔および／または
頭皮のためのケア製品、若しくは特にファンデーショ
ン、フェイスパウダー、アイシャドウ、アイライナー、
マスカラまたはリップスティックといったメイクアップ
製品の形態で提供されることを特徴とする、請求項１な
いし２２のいずれか一項に記載の組成物。 - 【請求項２４】 液体ゲルまたはスティックの形態で提
供されることを特徴とする請求項１ないし２３のいずれ
か一項に記載の組成物。 - 【請求項２５】 請求項１ないし２４のいずれか一項に
記載の組成物を、皮膚または粘膜および／または頭皮に
適用することからなる、特にメイクアップ方法である、
皮膚および／または頭皮の非治療的な処置方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| FR9808086 | 1998-06-25 | ||
| FR9808086A FR2780408B1 (fr) | 1998-06-25 | 1998-06-25 | Composition anhydre, utilisation en cosmetique, pharmacie ou hygiene |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000026736A JP2000026736A (ja) | 2000-01-25 |
| JP3209984B2 true JP3209984B2 (ja) | 2001-09-17 |
Family
ID=9527869
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17748299A Expired - Fee Related JP3209984B2 (ja) | 1998-06-25 | 1999-06-23 | 無水組成物および化粧用、薬用または衛生用の使用 |
Country Status (10)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6589538B1 (ja) |
| EP (1) | EP0967250B1 (ja) |
| JP (1) | JP3209984B2 (ja) |
| KR (1) | KR20000006358A (ja) |
| CN (1) | CN1244385A (ja) |
| BR (1) | BR9903101A (ja) |
| CA (1) | CA2275978A1 (ja) |
| DE (1) | DE69913437T2 (ja) |
| ES (1) | ES2213335T3 (ja) |
| FR (1) | FR2780408B1 (ja) |
Families Citing this family (15)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2780282B1 (fr) * | 1998-06-25 | 2001-04-13 | Oreal | Composition anhydre, utilisation en cosmetique, pharmacie ou hygiene |
| US7459147B2 (en) | 2003-06-30 | 2008-12-02 | L'oreal | Cosmetic composition comprising at least one hydrophilic organopolysiloxane, at least one hydrocarbon oil and at least one short hydrocarbon ester |
| US7416756B2 (en) * | 2003-09-10 | 2008-08-26 | Eastman Chemical Company | Process for the recovery of a phytolipid composition |
| WO2008155061A2 (de) * | 2007-06-19 | 2008-12-24 | Cognis Ip Management Gmbh | Kosmetische zubereitungen enthaltend kohlenwasserstoffe |
| FR2954111B1 (fr) * | 2009-12-23 | 2012-03-16 | Oreal | Composition cosmetique comprenant au moins un alcane lineaire volatil, au moins une silicone aminee de teneur particuliere et au moins une huile vegetale |
| US9572880B2 (en) | 2010-08-27 | 2017-02-21 | Sienna Biopharmaceuticals, Inc. | Ultrasound delivery of nanoparticles |
| TR201807153T4 (tr) | 2010-08-27 | 2018-06-21 | Sienna Biopharmaceuticals Inc | Hedefe yönelik termomodülasyon için bileşimler ve yöntemler. |
| US20130243706A1 (en) * | 2010-11-08 | 2013-09-19 | Coty Inc. | Transfer resistant cosmetics and method of making |
| IL296593B2 (en) | 2012-10-11 | 2024-04-01 | Nanocomposix Inc | Compositions of silver nanoparticle coating and methods |
| KR102204148B1 (ko) * | 2016-11-18 | 2021-01-18 | 와커 헤미 아게 | 염료를 포함하는 조성물 |
| FR3064476B1 (fr) * | 2017-03-31 | 2020-10-23 | Oreal | Procede de traitement cosmetique des fibres keratiniques comprenant l'application d'une composition de base et d'une composition comprenant un tensioactif cationique |
| FR3064475B1 (fr) * | 2017-03-31 | 2020-10-23 | Oreal | Procede de traitement cosmetique des fibres keratiniques comprenant l'application d'une composition de base et d'une composition comprenant un polyol |
| FR3064477B1 (fr) * | 2017-03-31 | 2020-10-23 | Oreal | Procede de traitement cosmetique des fibres keratiniques comprenant l'application d'une composition de base et d'une composition comprenant une silicone aminee |
| CN108938497B (zh) * | 2018-09-21 | 2021-07-06 | 虞琼斐 | 一种富含天然植物提取物的高光滋润固体唇彩及其生产工艺 |
| WO2024119300A1 (en) * | 2022-12-05 | 2024-06-13 | Momentive Performance Materials Inc. | Personal care composition comprising a volatile alkane mixture and resins |
Family Cites Families (19)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3439088A (en) | 1964-06-16 | 1969-04-15 | Exxon Research Engineering Co | Cosmetic preparations-wax rouge and foundation make-up |
| US3818105A (en) | 1971-08-23 | 1974-06-18 | Exxon Research Engineering Co | Composition and process for lubricating the skin |
| EP0266921A3 (en) | 1986-11-06 | 1990-05-30 | Shiseido Company Limited | Skin irritation alleviation agent and composition thereof |
| JPH0729900B2 (ja) | 1987-11-28 | 1995-04-05 | 株式会社資生堂 | 固型状油中多価アルコール型乳化化粧料 |
| US4973476B1 (en) * | 1989-12-18 | 1995-07-18 | Dow Corning | Leave-in hair conditioners |
| US5034216A (en) * | 1990-01-24 | 1991-07-23 | Revlon, Inc. | Anhydrous cosmetic product containing a particular gel phase |
| EP0485012B1 (en) * | 1990-11-08 | 1996-02-07 | The Procter & Gamble Company | Liquid antiperspirant composition |
| JP2754108B2 (ja) * | 1991-12-26 | 1998-05-20 | 花王株式会社 | 油性固形化粧料 |
| FR2693466B1 (fr) * | 1992-07-09 | 1994-09-16 | Oreal | Composition cosmétique sous forme d'émulsion triple eau/huile de silicone/eau gélifiée. |
| US5562978A (en) * | 1994-03-14 | 1996-10-08 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Polymer-coated inorganic particles |
| FR2725129B1 (fr) | 1994-09-30 | 1997-06-13 | Oreal | Composition cosmetique anhydre resistante a l'eau |
| IL115693A (en) | 1994-10-25 | 2000-08-13 | Revlon Consumer Prod Corp | Cosmetic compositions with improved transfer resistance |
| US5620980A (en) * | 1995-02-22 | 1997-04-15 | Macrochem Corporation | Method for treating hair loss |
| FR2737112B1 (fr) | 1995-07-28 | 1997-09-05 | Oreal | Utilisation de l'association de deux huiles particulieres dans une composition notamment cosmetique, et composition obtenue |
| US5725845A (en) * | 1995-11-03 | 1998-03-10 | Revlon Consumer Products Corporation | Transfer resistant cosmetic stick compositions with semi-matte finish |
| US5885559A (en) * | 1996-09-06 | 1999-03-23 | Colgate Palmolive Company | Solid cosmetic composition containing hexanediol-behenyl beeswax as gelling agent |
| US5744130A (en) * | 1996-12-20 | 1998-04-28 | The Procter & Gamble Company | Antiperspirant gel-solid stick compositions substantially free of select polar solvents |
| FR2757380B1 (fr) * | 1996-12-24 | 1999-01-29 | Oreal | Composition de maquillage ou de soin, sans transfert, contenant un organopolysiloxane et une phase grasse |
| US5925338A (en) * | 1997-01-29 | 1999-07-20 | The Gillette Company | Clear antiperspirant or deodorant gel composition with volatile linear silicone to reduce staining |
-
1998
- 1998-06-25 FR FR9808086A patent/FR2780408B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
1999
- 1999-06-01 DE DE69913437T patent/DE69913437T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1999-06-01 EP EP99401304A patent/EP0967250B1/fr not_active Expired - Lifetime
- 1999-06-01 ES ES99401304T patent/ES2213335T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1999-06-22 CA CA002275978A patent/CA2275978A1/fr not_active Abandoned
- 1999-06-22 KR KR1019990023517A patent/KR20000006358A/ko active IP Right Grant
- 1999-06-23 BR BR9903101-9A patent/BR9903101A/pt not_active IP Right Cessation
- 1999-06-23 JP JP17748299A patent/JP3209984B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1999-06-24 US US09/344,104 patent/US6589538B1/en not_active Expired - Fee Related
- 1999-06-24 CN CN99110961A patent/CN1244385A/zh active Pending
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| ES2213335T3 (es) | 2004-08-16 |
| FR2780408A1 (fr) | 1999-12-31 |
| DE69913437T2 (de) | 2004-10-28 |
| JP2000026736A (ja) | 2000-01-25 |
| CN1244385A (zh) | 2000-02-16 |
| US6589538B1 (en) | 2003-07-08 |
| FR2780408B1 (fr) | 2000-07-28 |
| CA2275978A1 (fr) | 1999-12-25 |
| EP0967250B1 (fr) | 2003-12-10 |
| KR20000006358A (ko) | 2000-01-25 |
| DE69913437D1 (de) | 2004-01-22 |
| EP0967250A1 (fr) | 1999-12-29 |
| BR9903101A (pt) | 2000-06-06 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6541017B1 (en) | Anhydrous composition and cosmetic, pharmaceutical or hygienic use | |
| JP3644971B2 (ja) | 固形状化粧用油中水型エマルジョンの調製におけるアルキルジメチコーンコポリオール型のシリコーン界面活性剤の使用および得られた固形状油中水型エマルジョン | |
| JP3242874B2 (ja) | オルガノポリシロキサン及び脂肪相を含む色移りしないメークアップもしくはケア用組成物 | |
| KR100275974B1 (ko) | 유중수 유화액, 상기 유화액을 함유한 조성물 및 화장품용으로의 그의 용도 | |
| JP3034490B2 (ja) | 弗素含有化合物またはシリコーンを含有し、改善された快適感を呈する転移しない局所用組成物およびその使用 | |
| KR100359139B1 (ko) | 특정 에스테르 및 실리콘 화합물의 배합물을 함유하는화장용 조성물 | |
| JP3209984B2 (ja) | 無水組成物および化粧用、薬用または衛生用の使用 | |
| JP3061766B2 (ja) | アルキルポリシロキサンを含む色移りしないメーキャップまたはケア用化粧料 | |
| JP3128525B2 (ja) | 水中油型エマルション及びこのエマルションを含有する組成物並びに化粧品、製薬用もしくは衛生用のその使用 | |
| US6426079B1 (en) | Water-in-oil emulsion, composition comprising such an emulsion, and use thereof | |
| JP2000212042A (ja) | 無水組成物、その化粧品としての、薬剤学的、または衛生品としての使用 | |
| US6440430B1 (en) | W/O emulsion composition comprising such an mulsion and cosmetic pharmaceutical or hygiene use thereof | |
| JP3759684B2 (ja) | 油中水型エマルション及びそれを含む組成物並びにその化粧品用、製薬用または衛生用の使用 | |
| MXPA99009957A (en) | Procedure for make-up without transferenceacompositions and kit for the realization of dichoprocedimie | |
| MXPA98000607A (en) | Emulsion of water in oil, composition that comprises such emulsion and its use in cosmetics, in pharmacy or in higi |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20001226 |
|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20010605 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |