JP3209929U - 時計バンド用中留構造並びにそれを備えた時計バンド及び腕時計 - Google Patents

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秀昭 二瓶
秀昭 二瓶
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Abstract

【課題】皮革バンドやウレタン・シリコンバンドのような尾錠孔を備えた時計バンド用の三つ折り式中留構造において、中留を操作することによって生じる不具合、すなわち、意図せずに中留が開いてしまうことや上箱がフリーになってしまうことを解決する時計バンド用中留構造を提供する。【解決手段】時計バンド用中留構造のプッシュ箱を、プッシュボタンと係合凸部とが連動しない別構造とする。そのために、係合凸部となるバネ棒Gをプッシュ箱の幅方向に形成された貫通孔に取り付け、その後貫通孔に沿ってコ字形をしたコ字形パーツHをバネ棒の係合凸部に嵌め込む。【選択図】図2

Description

本願考案は、三つ折り可能に連結した三つ折り式の時計バンド用中留構造に関するものである。
従来、皮革バンドやウレタン・シリコンバンドのように尾錠孔を備えた時計バンド用の三つ折り式中留構造には、特許文献1に開示されたものがある。特許文献1の中留構造は図3に示すように、下板部材8と中板部材14と枠部材28とを備えた中留構造1であって、プッシュボタンケース本体24が、中板部材14と挿通枠18の間に位置し、中板部材14の他方の端部に、折り畳み可能に連結されている。そして、下板部材8の係止ピン3が、プッシュボタンケース本体24に係止する構造となっている。符号は、図5のものである。
特開2006−115992号公報
上記した特許文献1のような中留構造で、現在製品化されているものとしては、図4及び図5に図示するものがある。
しかし、図4及び図5に図示する中留構造には、次のような課題があった。
(1)フリー状態になっている上箱部分(図4のA)を上から押し込むと、上箱に設けられた係合孔(図4のB)に係合する係合凸部(図5のD)が引っ込むとともに、プッシュ部分(中レールに設けられた係止用突起部とプッシュ箱との係止部分)が外れてしまい、結果として中留が開いてしまうことがあった。
(2)あるいは、その逆に、中留を開くためにプッシュ部分を外そうとすると(プッシュ箱のプッシュボタン(図5のC)を押すと)、上箱とプッシュ箱との係合状態が解消し、上箱がフリーになってしまうことがあった。
その原因は、図5に図示するように、プッシュボタン(C)と係合凸部(D)が連動しているためであった。すなわち、上箱部分(A)を上から押し込むことで、係合凸部(D)だけでなくこれに連動するプッシュボタン(C)も可動し、プッシュ部分(中レールに設けられた係止用突起部とプッシュ箱との係止部分)が外れてしまう(=中留が開いてしまう)のである。同じように、中留を開くためにプッシュ部分を外そうとすることで(プッシュ箱のプッシュボタン(C)を押すことで)、プッシュボタン(C)だけでなくこれに連動する係合凸部(D)も可動し、上箱とプッシュ箱との係合状態が解消してしまう(=上箱がフリーになってしまう)のである。
これに対して、本願考案者は、この中留構造の課題を解消し、その安定性を高めた三つ折り式中留構造を提供すべく、鋭意開発・試験を行い、本願考案を完成するに至った。
本願考案の第1の考案は、中レールと外レールと上箱とを三つ折り可能に連結した三つ折り式の時計バンド用中留構造であって、外レールは、一対のレール材で三つ折り状態の中レールを内側に収納する収納部を有するとともに、中レールに設けられた係止用突起部を係止するためのプッシュ箱を上箱との連結端部に回動自在に備えながら、上箱に設けられた係合孔に係合するバネ棒をプッシュ箱の幅方向に形成された貫通孔に取り付けることで、中レールに設けられた係止用突起部との係止を解消するためにプッシュ箱が有するプッシュボタンと連動することなく、上箱とプッシュ箱とが係合自在になることを特徴とするものである。
第2の考案は、バネ棒が、プッシュ箱の幅方向に形成された貫通孔に沿ってコ字形をしたコ字形パーツを嵌め込むことでプッシュ箱の貫通孔に取り付けられることを特徴とする同時計バンド用中留構造である。
第3の考案は、バンドの尾錠孔に挿通するツク棒を上箱に備えたことを特徴とする同時計バンド用中留構造である。
第4の考案は、上記第1から第3の考案に係る時計バンド用中留構造を備えたことを特徴とする時計バンドである。
第5の考案は、上記第4の考案に係る時計バンドを備えたことを特徴とする腕時計である。
本願考案によれば、以下のような効果を有する。
(1)本願考案は、上箱に設けられた係合孔に係合するバネ棒をプッシュ箱の幅方向に形成された貫通孔に取り付けることで、中レールに設けられた係止用突起部との係止を解消するためにプッシュ箱が有するプッシュボタンと連動することなく、上箱とプッシュ箱とを係合自在にできた。
(2)すなわち、プッシュボタンと係合凸部が連動していることによる中留構造の不安定さ(中留が開いてしまうこと、又は、上箱がフリーになってしまうこと)を解決できた。
(3)プッシュ箱の幅方向に形成された貫通孔に沿ってコ字形をしたコ字形パーツを嵌め込むことで、バネ棒を接着剤等無しでも確実にプッシュ箱の貫通孔へ取り付けることができた。
本願考案に係る時計バンド用中留構造を説明する説明図(1)。 本願考案に係る時計バンド用中留構造を説明する説明図(2)。 従来例(特許文献1)を示す説明図。 従来例(製品化された例)を示す説明図(1)。 従来例(製品化された例)を示す説明図(2)。
本考案の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2は、本願考案に係る時計バンド用中留構造の「プッシュ箱」を示す説明図である。
図1に図示するように、本願考案に係る時計バンド用中留構造の「プッシュ箱」は、プッシュボタン(E)と係合凸部(F)とを別構造(連動しない構造)にしたことを特徴とする。
すなわち、図2に図示するように、係合凸部(F)となるバネ棒(G)をプッシュ箱の幅方向に形成された貫通孔に取り付けることで、プッシュボタン(E)とは連動しない別構造とした。そして、バネ棒(G)は、貫通孔に沿ってコ字形をしたコ字形パーツ(H)を嵌め込むことで、接着剤等無しでも確実にプッシュ箱の貫通孔へ取り付けることができる。
以上のように、プッシュボタン(E)と係合凸部(F)/バネ棒(G)とを連動しない別構造にしたことで、中留を操作することによって生じる不具合、すなわち、意図せずに中留が開いてしまうことや上箱がフリーになってしまうことを、確実に解決できる。
本願考案は、特に皮革バンドやウレタン・シリコンバンドのような尾錠孔を備えた時計バンドの三つ折れ式の中留構造として、幅広く利用できるものである。
A 上箱部分
B 係合孔
C プッシュボタン
D 係合凸部
E プッシュボタン
F 係合凸部
G バネ棒
H コ字形パーツ

Claims (5)

  1. 中レールと外レールと上箱とを三つ折り可能に連結した三つ折り式の時計バンド用中留構造であって、
    外レールは、一対のレール材で三つ折り状態の中レールを内側に収納する収納部を有するとともに、中レールに設けられた係止用突起部を係止するためのプッシュ箱を上箱との連結端部に回動自在に備えながら、
    上箱に設けられた係合孔に係合するバネ棒をプッシュ箱の幅方向に形成された貫通孔に取り付けることで、中レールに設けられた係止用突起部との係止を解消するためにプッシュ箱が有するプッシュボタンと連動することなく、上箱とプッシュ箱とが係合自在になることを特徴とする時計バンド用中留構造。
  2. バネ棒は、プッシュ箱の幅方向に形成された貫通孔に沿ってコ字形をしたコ字形パーツを嵌め込むことでプッシュ箱の貫通孔に取り付けられることを特徴とする請求項1記載の時計バンド用中留構造。
  3. バンドの尾錠孔に挿通するツク棒を上箱に備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の時計バンド用中留構造。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の時計バンド用中留構造を備えたことを特徴とする時計バンド。
  5. 請求項4記載の時計バンドを備えたことを特徴とする腕時計。
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