JP3209495U - 瓶容器用ワンタッチ真空ポンプ付き付け替え蓋 - Google Patents

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Abstract

【課題】高齢者や障碍者が瓶の蓋を簡単に開け閉めできて、中身が酸化して鮮度が落ちぬように、瓶の真空保存もできる付け替え蓋を提供する。【解決手段】瓶口首部の内壁面に密着しつつ、開口縁から折り返して瓶口首部外壁面に密着する内蓋2と、内蓋の内壁面に密着しつつ開口縁から折り返して内蓋外壁面に密着する外蓋3と、重なった両者の中心部に垂下貫通する形で設けてある真空ポンプ、から成る蓋体であり、瓶口首部の内側において、真空ポンプのシリンダー部5に密着して周囲を取り巻くのは外蓋の一体的部分、即ち外蓋巴幹柱部6であり、その外側を取り巻く内蓋の一体的部分は、外蓋巴幹柱部と巴噛み合いに嵌合する内蓋巴幹柱部7であり、両者の噛み合い結合により瓶口首部が埋められ、外蓋を右に約3ミリ回せば瓶口が締まり、左に約3ミリ戻せば緩んで、蓋体全体を瓶口から外すことができる。【選択図】図2

Description

ワインや酒、焼酎等の瓶容器の蓋を開閉する際に、簡単に3ミリ程左右に回すだけで開閉でき、且つ一旦開封した後の残った中身や、それらの空き瓶に入れて保存する何かの飲食物を、できるだけ永く新鮮に保つために、ビン内部を真空にして密封し、開けて中身を出す度に何度でも真空密封できる付け替え蓋に関する。
従来、ワインや酒等の瓶容器の蓋は、強い力で開ける密封固定型、何度も回してやっと開閉し、締めすぎて次に使う際に開けられなくなったりするネジ式蓋等が一般的であった。真空構造は、魔法瓶類等、蓋というよりは容器の二重構造の形で、保温・断熱を目的としたものが多種使用されている。
魔法瓶や酒サーバ等には、真空封止する蓋構造を有したものもあるが、あくまでも取付け固定された装置であり、付け替え出来るものではない。本考案が想定対象にするのは、その様な蓋「装置」のない、普通の蓋栓がされた瓶容器なのであり、750mmL瓶であれば内径20mm・外径27mm、
1.8L瓶であれば内径20mm・外径30mmという最も一般的な瓶容器に付ける蓋なのである。
密封固定型は、開けるには健常者でも指先のかなりの強い力を要し、ネジ式蓋は開けるにも閉めるにも何回も回さねばならず、強く締め過ぎたものは素手だけでは開けることが出来ないこともあり、高齢者や障碍者にとっては尚のこと厄介な作業であった。
また、一旦開封開栓したら、中に残った飲食料は閉封閉栓しても酸化が進んで鮮度も風味も落ちて行く他なかった。少しだけ空気を抜くタッパーウェアーもあるが、真空には程遠いものであった。
本考案は、以上の様な問題点を解決すべく為されたものである。
瓶口首部の内壁面に密着しつつ、開口縁から折り返して瓶口首部外壁面に密着する内蓋と、その内蓋の内壁面に密着しつつ開口縁から折り返して内蓋外壁面に密着する外蓋と、この重なった両者の中心部に垂下貫通する形で設けてある真空ポンプから成る蓋体である。
瓶口首部の内側において、真空ポンプのシリンダー部に密着して周囲を取り巻くのは外蓋の一体的部分、即ち外蓋巴幹柱部であって、その外側を取り巻く内蓋の一体的部分は、外蓋巴幹柱部と巴噛み合いに嵌合する内蓋巴幹柱部であり、この外蓋巴幹柱部と内蓋巴幹柱部の噛み合い結合によって瓶口首部を埋めており、外蓋を右に約3mm回せば瓶口が締まり、左に約3mm戻せば緩んで、蓋体全体を瓶口から外すことができる。
内蓋の底面中心には、瓶内部の空気を抜き取る小さな孔即ち吸気孔があり、吸気孔は瓶の内空と真空ポンプのシリンダー部の中空に通じている。シリンダー部の上面には、シリンダー内の空気をピストン下端の弁パッドで外に逃がす空気逃し孔があり、ピストンを押し下げきった状態からピストンを引き上げると、吸気孔から瓶内の空気がシリンダー内に吸い上げられ、再びピストンを押し下げ‐引き上げるという反復作業によって、瓶内の空気は全部空気逃がし孔から排出されて真空になる。
内蓋と外蓋の巴噛み合わせ部・計4箇所に、外蓋上面から内蓋底面手前まで貫通したピン挿入孔があり、ピン挿入孔は、外蓋を右に約3mm回して閉めた時に現れ、左に約3mm戻した時に隠れるが、締めて挿入孔が現れた時、任意の一箇所にピン即ち固定ピンを挿し込めば、蓋は緩むことなく固定される。固定ピンの上端には引っ張る時に指を掛ける輪っかが設けてある。
以上を特徴とする瓶容器用ワンタッチ真空ポンプ付き付け替え蓋である。
(イ) ワイン、ビール、酒、焼酎等の750mL瓶容器は共通して、瓶口首の内径20mm、外径27mmであり、1.8L瓶容器は内径は同じく20mm、外径30mmであるので、本考案は、これらの瓶すべてに、元の蓋栓を開けた後ワンタッチで装着して使用できる。
(ロ) 一端本考案を装着したら、高齢者や障碍者であっても、外蓋を3mm左右に回すだけで、簡単に瓶口を開け、且つしっかり締めることが出来る。
(ハ) 瓶の中にまだ残っている時には、外蓋を右に3mm回してしっかり締めた後、真空ポンプの輪っかに指をかけてハンドルを数回押し‐引きすれば、瓶内の空気が吸気孔と空気逃し孔を経由して全部排出されて真空になるので、瓶内に残った飲食料の酸化が抑えられ、鮮度がより長く保たれる。
使用状態において、本考案の構造を分かり易く見せた断面図 図1における固定ピンを除いて、本考案のA−A’の平面を見せた断面図 本考案の使用において、しっかり締めた状態を固定ピンで固定して緩まなくした状態を示す断面図 図3におけるB−B’の平面を見せた断面図 本考案の全体外観斜視図 本考案において、真空ポンプのピストンとそのハンドルを押し下げきった状態で、固定ピンを挿入した状態を示す外観斜視図 図6における本考案を底面側から見せた外観斜視図
以下、実施の形態を説明する。
瓶口首部(1)の内壁面に密着しつつ、開口縁から折り返して瓶口首部(1)外壁面に密着する内蓋(2)と、その内蓋(2)の内壁面に密着しつつ開口縁から折り返して内蓋(2)外壁面に密着する外蓋(3)と、この重なった両者の中心部に垂下貫通する形で設けてある真空ポンプ(4)から成る蓋体である。
瓶口首部(1)の内側において、真空ポンプ(4)のシリンダー部(5)に密着して周囲を取り巻くのは外蓋(3)の一体的部分、即ち外蓋巴幹柱部(6)であって、その外側を取り巻く内蓋(2)の一体的部分は、外蓋巴幹柱部(6)と巴噛み合いに嵌合する内蓋巴幹柱部(7)であり、この外蓋巴幹柱部(6)と内蓋巴幹柱部(7)の噛み合い結合によって瓶口首部(1)を埋めており、外蓋(3)を右に約3mm回せば瓶口が締まり、左に約3mm戻せば緩んで、蓋体全体を瓶口から外すことができる。
内蓋(2)の底面中心には、瓶内部の空気を抜き取る小さな孔即ち吸気孔(8)があり、吸気孔(8)は瓶の内空と真空ポンプ(4)のシリンダー部(5)の中空に通じている。シリンダー部(5)の上面には、シリンダー内の空気をピストン(9)下端の弁パッド(10)で外に逃がす空気逃し孔(11)があり、ピストン(9)を押し下げきった状態からピストン(9)を引き上げると、吸気孔(8)から瓶内の空気がシリンダー内に吸い上げられ、再びピスト(9)ンを押し下げ‐引き上げるという反復作業によって、瓶内の空気は全部空気逃がし孔(11)から排出されて真空になる。
内蓋(2)と外蓋(3)の巴噛み合わせ部(12)・計4箇所に、外蓋(3)上面から内蓋(2)底面手前まで貫通したピン挿入孔(13)があり、ピン挿入孔(13)は、外蓋(3)を右に約3mm回して閉めた時に現れ、左に約3mm戻した時に隠れるが、締めてピン挿入孔(13)が現れた時、任意の一箇所にピン即ち固定ピン(14)を挿し込めば、蓋は緩むことなく固定される。固定ピン(14)の上端には引っ張る時に指を掛ける輪っか(15)が設けてある。
本考案は、以上の様な構成であり、以下、その具体的な使用方法について説明する。
瓶入りのワインやお酒等を飲んだ時、飲み残しがあったら、すぐに本考案を瓶口首部(1)に取付ける。外蓋(3)を3mm程右に回すと蓋は締まる。真空ポンプ(4)のハンドル(16)を摘まみ、ピストン(9)を押し下げ‐引き上げの動作を数回繰り返すと、瓶の中の空気は吸気孔(8)〜真空ポンプ(4)のシリンダー部(5)に移され、シリンダー部(5)内の空気は弁パッド(10)を介して空気逃がし孔(11)から外に排出されて、瓶内は真空になる。ピン挿入孔(13)に固定ピン(14)を挿し込むと、蓋はあと戻りせずにしっかり固定される。飲み残した分は、真空の瓶の中で酸化しにくくなって、当分新鮮なまま保存される。再び飲みたいと時は、輪っか(15)に指を掛けて固定ピン(14)を引き抜き、外蓋(3)を左に3mm程回すと蓋は緩んで簡単に外せる。思いっきり力を入れる必要もなく、また何度もぐるぐる回すこともなく、高齢者や手に障害のある人でも造作なく蓋を外し、あるいは嵌め被せて締めることができる。
1 瓶口首部, 2 内蓋, 3 外蓋, 4 真空ポンプ,
5 シリンダー部, 6 外蓋巴幹柱部, 7 内蓋巴幹柱部,
8 吸気孔, 9 ピストン, 10 弁パッド,
11 空気逃がし孔, 12 巴噛み合わせ部, 13 ピン挿入孔,
14 固定ピン, 15 輪っか, 16 ハンドル

Claims (1)

  1. 瓶口首部の内壁面に密着しつつ、開口縁から折り返して瓶口首部外壁面に密着する内蓋と、
    その内蓋の内壁面に密着しつつ開口縁から折り返して内蓋外壁面に密着する外蓋と、
    この重なった両者の中心部に垂下貫通する形で設けてある真空ポンプ、
    から成る蓋体でるが、
    瓶口首部の内側において、真空ポンプのシリンダー部に密着して周囲を取り巻くのは外蓋の一体的部分、即ち外蓋巴幹柱部であり、
    その外側を取り巻く内蓋の一体的部分は、外蓋巴幹柱と巴噛み合いに嵌合する内蓋巴幹柱部であり、
    この外蓋巴幹柱部と内蓋巴幹柱部の噛み合い結合によって瓶口首部を埋めており、
    外蓋を右に約3ミリ回せば瓶口が締まり、左に約3ミリ戻せば緩んで、蓋体全体を瓶口から外すことができるのであって、
    内蓋の底面中心には、瓶内部の空気を抜き取る小さな孔即ち吸気孔があり、吸気孔は瓶の内空と真空ポンプのシリンダー部の中空に通じており、
    シリンダー部の上面には、シリンダー内の空気をピストン下端の弁パッドで外に逃がす空気逃し孔があり、ピストンを押し下げきった状態からピストンを引き上げると、吸気孔から瓶内の空気がシリンダー内に吸い上げられ、再びピストンを押し下げ‐引き上げるという反復作業によって、瓶内の空気は全部空気逃がし孔から排出されて真空になるのであり、
    内蓋と外蓋の巴噛み合わせ部・計4箇所に、外蓋上面から内蓋底面手前まで貫通したピン挿入孔があり、ピン挿入孔は、外蓋を右に約3ミリ回して閉めた時に現れ、左に約3ミリ戻した時に隠れるが、
    締めて挿入孔が現れた時、任意の一箇所にピン即ち固定ピンを挿し込めば、蓋は緩むことなく固定されるのであり、
    固定ピンの上端には引っ張る時に指を掛ける輪っかが設けてある、
    ということを特徴とする瓶容器用ワンタッチ真空ポンプ付き付け替え蓋。
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