JP3209403U - ペンケース - Google Patents

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佳広 石田
佳広 石田
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Abstract

【課題】薄型で持ち運びしやすく、使用時には場所をとらずに大きく開口した状態を保ち、筆記具等を出し入れしやすく使い勝手を向上させることができるペンケースを提供する。【解決手段】表面部11と裏面部の外周部分を接続するファスナー部13を備え、表面部11が、第1の表面部11aと、第2の表面部11bと、折り曲げ可能な継目部12とを備え、接続部が、継目部12の両端を含まない第2の表面部11bの外周部分に設けられ、ファスナー部13が、継目部12の両端を含み、接続部が設けられていない第2の表面部11b及び第1の表面部11aの外周部分に設けられ、第1の表面部11aの端部に第1のマグネット21aを備えると共に、第2の表面部11bにおいて、ファスナー部13を開いて第1の表面部11aが折り返された場合に第1のマグネット21aと接合する位置に第2のマグネット21bを備えた。【選択図】図1

Description

本考案は、ペンケースに係り、特に、薄型で持ち運びしやすく、使用時に場所をとらずに中身を見やすい状態で保持でき、筆記具等を出し入れしやすく使い勝手を向上させることができるペンケースに関する。
[先行技術の説明]
筆記具等を収納するペンケースとしては、箱状や袋状に形成された本体にファスナーが設けられ、ファスナーで開口部を開閉するものや、箱状の本体に平板状のフタ部が設けられて、フタ部をマグネットで開閉するものがあった。
また、収納した筆記具の出し入れを容易にするために机上に立てられる形状のものもある。
[関連技術]
ペンケースに関する従来技術としては、実用新案登録第3072868号公報「ペンケース等のケース」(株式会社ユニオン、特許文献1)、特開2012−5694号公報「ペンポーチ」(株式会社サカモト、特許文献2)、実用新案登録第3204629号公報「小物入れ」(株式会社加賀商会、特許文献3)がある。
特許文献1には、ケース本体の下端に2つ折構造の底板を配し、ステッチが下向きの略円弧状のカーブを描くよう底板と本体とを縫着して、机上で使用する際には、本体を立てて略円筒形のペン立てとして使用できるペンケースが記載されている。
特許文献2には、長方形のシート状の底部と、底部に続く4つの折り返し部とを備え、底部と任意の折り返し部とをマグネットで係止することにより、取り出し口の位置を任意に変更可能なペンポーチが記載されている。
特許文献3には、互いに重なり合って長手方向に相対移動可能な筒状の上部ケースと下部ケースとを備え、使用時には上部ケースを下げることで、筆記具の上部を立った状態で露出させて、出し入れを容易にする小物入れが記載されている。
実用新案登録第3072868号公報 特開2012−5694号公報 実用新案登録第3204629号公報
しかしながら、従来のファスナーで一辺を開閉するタイプのペンケースは、ファスナーを開けた状態でも大きく開口しないために、中身が見づらく、所望の筆記具を選んだり取り出したりしにくいという問題点があった。
また、従来の箱型で平板状のフタ部を開閉するタイプのペンケースは、開けた状態で本体の約2倍の面積を占めることになり、狭い机上では使い勝手が悪いという問題点があった。
更に、従来の机上に立ててペン立てのように用いるペンケースは、底面部が設けられているため本体自体が大きくて持ち運びにくく、また、使用時には倒れて筆記具が散乱するおそれがあるという問題点があった。
本考案は、上記実情に鑑みて為されたもので、薄型で持ち運びしやすく、使用時には場所をとらずに大きく開口した状態を保持でき、筆記具等を見やすく出し入れしやすくして、使い勝手を向上させることができるペンケースを提供することを目的とする。
上記従来例の問題点を解決するための本考案は、表面部と裏面部とを備えるペンケースであって、表面部と裏面部の外周部分が、接続部とファスナー部とによって接続され、表面部が、第1の表面部と、第2の表面部と、第1の表面部と第2の表面部とを接続し、折り曲げ可能な部材で形成された継目部とを備え、接続部が、継目部の両端を含まない第2の表面部の外周部分を裏面部に接続するよう形成され、ファスナー部が、継目部の両端を含み、接続部が設けられていない第2の表面部及び第1の表面部の外周部分を裏面部に接続するよう形成され、第1の表面部において、継目部とは反対側の端部に第1のマグネットが設けられ、第2の表面部において、ファスナー部を開いて継目部から第1の表面部を外側に折り曲げた場合に第1のマグネットと接合する位置に、第2のマグネットが設けられていることを特徴としている。
また、本考案は、上記ペンケースにおいて、第1,第2のマグネットは、それぞれ、第1,第2の表面部に内蔵されていることを特徴としている。
また、本考案は、上記ペンケースにおいて、第1の表面部の内側にポケットが設けられていることを特徴としている。
また、本考案は、上記ペンケースにおいて、ポケットの開口部が、継目部に対して略直交するよう形成されていることを特徴としている。
また、本考案は、裏面部の内側において、第2の表面部に対向する領域の端部に、収納される物品の先端との接触を防ぐ保護部が設けられていることを特徴としている。
また、本考案は、上記ペンケースにおいて、第1の表面部と、第2の表面部と、裏面部には、内部に芯材が設けられていることを特徴としている。
本考案によれば、表面部と裏面部とを備えるペンケースであって、表面部と裏面部の外周部分が、接続部とファスナー部とによって接続され、表面部が、第1の表面部と、第2の表面部と、第1の表面部と第2の表面部とを接続し、折り曲げ可能な部材で形成された継目部とを備え、接続部が、継目部の両端を含まない第2の表面部の外周部分を裏面部に接続するよう形成され、ファスナー部が、継目部の両端を含み、接続部が設けられていない第2の表面部及び第1の表面部の外周部分を裏面部に接続するよう形成され、第1の表面部において、継目部とは反対側の端部に第1のマグネットが設けられ、第2の表面部において、ファスナー部を開いて継目部から第1の表面部を外側に折り曲げた場合に第1のマグネットと接合する位置に、第2のマグネットが設けられているペンケースとしているので、薄型で持ち運びしやすく、使用時に第1の表面部を外側に折り返して第2の表面部の上にマグネットで固定することにより、場所をとらずに大きく開口した状態を保持でき、筆記具等を見やすく出し入れしやすくして、使い勝手を向上させることができる効果がある。
また、本考案によれば、第1の表面部の内側にポケットが設けられている上記ペンケースとしているので、第1の表面部を折り返した場合に、上面にポケットが配置されて、小物の出し入れを容易にすることができる効果がある。
また、本考案によれば、ポケットの開口部が、継目部に対して略直交するよう形成されている上記ペンケースとしているので、第1の表面部を折り返したり戻したりする動作を行う際に、ポケットの収納物がこぼれ出るのを防ぐことができる効果がある。
また、本考案によれば、裏面部の内側において、第2の表面部に対向する領域の端部に、収納される物品の先端との接触を防ぐ保護部が設けられている上記ペンケースとしているので、ファスナー部と収納物の先端とが接触して、一方又は双方に傷がつくのを防ぐことができる効果がある。
また、本考案によれば、第1の表面部と、第2の表面部と、裏面部には、内部に芯材が設けられている上記ペンケースとしているので、変形しにくくして収納物を保護することができる効果がある。
本ペンケースの外観図である。 本ペンケースの使用時の状態を示す説明図である。 本ペンケースの表面部11の表面の構成を示す正面図である。 本ペンケースの裏面の構成を示す背面図である。 本ペンケースの側面図であり、(a)は左側面図、(b)は右側面図である。 本ペンケースを開いた状態の外側の構成を示す説明図である。 本ペンケースを開いた状態の内側の構成を示す説明図である。 本ペンケースの使用例を示す説明図である。
本考案の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
[実施の形態の概要]
本考案の実施の形態に係るペンケース(本ペンケース)は、表面部と裏面部と、表面部と裏面部の外周部分を接続する接続部及びファスナー部とを備え、表面部の中ほどに折り曲げ可能な部材から成る継目部が設けられ、ファスナー部が、継目部の両端部を含む外周部分に形成され、接続部がファスナー部が設けられていない外周部分に形成されており、表面部において、ファスナー部が設けられた領域の長手方向の端部に第1のマグネットが設けられると共に、ファスナー部を開いて表面部を継目部から外側に折り曲げた場合に第1のマグネットと接合する位置に、第2のマグネットが設けられているものであり、使用時には継目部から表面部の約半分を折り曲げて、第1のマグネットと第2のマグネットを接合させることで、フタ部分を開けた状態で本体に固定でき、場所を取らずに開いた状態を保持することができ、収納した筆記具等を見やすくして、出し入れを容易にすることができるものである。
[本ペンケースの外観:図1]
まず、本ペンケースの外観について図1を用いて説明する。図1は、本ペンケースの外観図である。
図1に示すように、本ペンケースは、薄型の略直方体の形状で、フタ部分となる表面部11と底部分となる裏面部15(図1では省略)とが、接続部16及びファスナー部13によって接続された構成であり、ファスナー部13を開閉して、表面部11と裏面部15との間のスペースに筆記具等を収納するものである。
このように、本ペンケースは薄型の形状としているため、ペン立てになるような底面の大きい略筒型の形状のものに比べて持ち運びが容易である。
表面部11は、第1の表面部11aと、第2の表面部11bと、折り曲げ可能な部材から成る継目部12とを備えており、ファスナー部13を、継目部12の両端部が開放されるように開けると継目部12から第1の表面部11aを外側に折り曲げ可能となっている。表面部11の構成については後述する。
そして、本ペンケースの特徴として、本ペンケースの表面部11の長手方向の両端に近いところに、それぞれマグネットが内蔵されている。具体的には、第1の表面部11aの端部には第1のマグネット21aが設けられ、第2の表面部11bの端部には第2のマグネット21bが設けられている。
マグネット21aと21bは、第1の表面部11aを外側に折り曲げた場合に互いに接合する位置に設けられている。
尚、本実施の形態では、例として、ペンだけでなくハサミやコンパス等の文具も収納しやすいよう、幅を広くした矩形形状のペンケースを示しているが、持ち運びしやすいように、幅をより狭くした形状としてもよい。
[使用時の状態:図2]
次に、本ペンケースの使用時の例について図2を用いて説明する。図2は、本ペンケースの使用時の例を示す説明図である。
図2に示すように、本ペンケースを使用する際に、例えば、ファスナー部13を継目部12の両端が開放されるまで開けて、第1の表面部11aを継目部12から外側に折り返す。
これにより、第1のマグネット21aと第2のマグネット21bとが接合して、折り返された第1の表面部11aを第2の表面部11bに密着させた状態で固定することができるものである。
つまり、本ペンケースは、図2に示すように、フタを開けた状態で保持できるため、収納している筆記具等を見やすく取り出しやすくするものである。
更に、フタを開けた状態でもかさばらず、フタが固定されて邪魔にならないため、狭い場所でも使いやすいものとなっている。
尚、使用時にファスナー13を全開にして本ペンケースを平らに開くことも可能である。
全開にすることにより、収納物を見やすく取り出しやすく、更に、ペンケースの掃除をしやすくなるものである。
更に、第1の表面部11aの内側にはポケット32が設けられている。
ポケット32の開口部は、本ペンケースの長手方向に沿って設けられており、横方向に出し入れする構成である。
これにより、第1の表面部11aを折り返す動作を行っても、ポケットに収納した消しゴムやクリップ等の小物がこぼれ落ちないようにすることができるものである。
[表面の構成:図3]
次に、本ペンケースの表面部11の表(おもて)面の構成について図3を用いて説明する。図3は、本ペンケースの表面部11の表面の構成を示す正面図である。
図3に示すように、本ペンケースの表面部11は、全体として角が丸みを帯びた略矩形の形状に形成されており、第1の表面部11aと、第2の表面部11bと、第1の表面部11aと第2の表面部11bとを接続する継目部12とを備えている。
また、表面部11の外周部分には、裏面側の裏面部15と接続するファスナー部13及び接続部16が設けられている。
接続部16は、第2の表面部の外周部分の内、継目部12の両端を含まない領域に設けられる。
図3の例では、接続部16は、第2の表面部において継目部12に略直交する2辺の内の一辺のみに設けられているが、これに限らず、例えば、図3の接続部16を継目部12とは反対方向に延長して、第2の表面部11bの他の2辺に亘って外周部分のほとんどを含むように形成してもよい。この場合にも、接続部16は継目部12の端部を含まないように形成される。
ファスナー部13は、継目部12の両端を含む表面11の外周部分に形成され、本ペンケースの外周の半分以上に亘って形成されている。
具体的には、ファスナー部13は、図3において、第2の表面部11bの左側の辺に形成された接続部16の一端に接続し、当該一端から、第1の表面部11aの左側の辺、上側の辺、右側の辺を通って、第2の表面部11bの右側の辺、下側の辺、左側の辺まで設けられ、接続部16の他端に接続されている。
継目部12の両端を含むようにファスナー部13を設けることにより、継目部12の両端を裏面部15から分離させることができ、後述するように第1の表面部11aを継目部12から外側に折り返すことができるものである。
更に、第1の表面部11aの先端部(図3では上端部分)には第1のマグネット21aが内蔵され、第2の表面部11bの先端部(図3では下端部分)には第2のマグネット21bが内蔵されている。
第1のマグネット21aと第2のマグネット21bとは、ファスナー部13を開けて第1の表面部11aを略180度外側に折り曲げた場合に互いに接合する位置に設けられている。
尚、第1のマグネット21a及び第1のマグネット21bを内蔵ではなく、第1の表面部11a及び第2の表面部11bの表面に設けることも可能である。
第1の表面部11a及び第2の表面部11bは、ポリエステル等の外側生地で形成されている。
また、第1の表面部11a及び第2の表面部11bには、形状を保持し収納物を保護するために、内部に芯材が設けられており、変形しにくくなっている。
図3の例では、第1の表面部11aと第2の表面部11bとは継目部12を中心としてほぼ対称な形状に形成されている。
継目部12は、第1の表面部11aを外側に折り返し可能とするための構成であり、表面部11の中央付近で、第1の表面部11aと第2の表面部11bとの間に設けられている。
継目部12は、ポリエステル等から成る継目生地で形成され、芯材は設けられておらず、折り曲げ可能に形成されている。
継目部12の幅は、第1の表面部11aが第2の表面部11bに密着するよう、約180度折れ曲がるのに十分な幅としており、第1の表面部11a及び第2の表面部11bの厚みに応じて形成される。尚、継目部12には芯材が設けられていないので、ペンケースの強度を保持するためには、継目部12の幅は必要十分な程度とすることが望ましい。
また、本実施の形態では、継目部12を表面部11のほぼ中央に形成しているので、開口部分を大きくできると共に、折り返したフタ部分が本体と重なって邪魔にならず、狭い机上でも使い勝手を向上させることができるものである。
但し、継目部12の位置は中央付近に限るものではなく、図3において中央より上側又は下側であってもよい。
また、ファスナー部13は、引き手131を備えており、引き手131を持ってスライドさせることにより、ファスナーが閉じて表面部11と裏面部15とを接続したり、表面部11と裏面部15とを分離して開いた状態とする。
図3の例では、ファスナー部13は単一の引き手131を備えたものとしているが、2つの引き手を設けて、左右いずれの方向からも開閉できるようにしてもよい。
ファスナー部13を開き、継目部12の両端が裏面部15から分離された状態とすると、第1の表面部11aを外側に折り返すことができ、継目部12が変形することにより、第1の表面部11aが第2の表面部11bに密着するまで(約180度)開くことが可能である。
そして、第1の表面部11aが第2の表面部11bに密着するまで開くと、第1の表面部11aに内蔵された第1のマグネット21aと第2の表面部11bに内蔵された第2のマグネット21bとが接合して、図2に示したように、第1の表面部11aを開いた状態で固定することができるものである。
これにより、使用時には、場所を取らずに本ペンケースを大きく開けた状態で保持して、中身を見やすく取り出しやすくすることができると共に、収納部分が薄型であるため、ペン等が重ならず、見やすくすることができる。
また、ファスナー部13を全体に亘って開くと、表面部11と裏面部15とを見開き状態に開くことができ、収納物全体を確認することができる。
尚、第1の表面部11aと継目部12及びファスナー部13、第2の表面部11bと継目部12、ファスナー部13、接続部16とは、それぞれステッチによって縫合されている。
[裏面の構成:図4]
次に、本ペンケースの裏面の構成について図4を用いて説明する。図4は、本ペンケースの裏面の構成を示す背面図である。
図4に示すように、本ペンケースの裏面には、裏面部15が設けられている。
裏面部15は、第1の表面部11a、第2の表面部11bと同様の外側生地で形成され、内部に芯材が設けられている。
これにより、裏面部15は変形しにくく形成され、収納物を保護するのに十分な強度を備えている。
また、図4において、裏面部15の外周部分の内、右側の辺の下側(第2の表面部11bに対向する部分)には、接続部16が設けられ、接続部16が設けられていない外周部分には、ファスナー部13が設けられている。
裏面部15とファスナー部13及び側面部16とはステッチによって縫合されている。
[側面の構成:図5]
次に、本ペンケースの側面の構成について図5を用いて説明する。図5は、本ペンケースの側面図であり、(a)は左側面図、(b)は右側面図である。尚、図5ではファスナー部13の引き手131は省略している。
図5(a)(b)に示すように、本ペンケースは左側面に接続部16を備えている。
また、ファスナー部13が、左側面の接続部16の上端から本ペンケースの左側面、上面、右側面、下面(図5の底面)を通って、接続部16の下端に接続するよう設けられている。
接続部16は、表面部11及び裏面部15と同じ外側生地で形成されている。
接続部16とファスナー部13とはステッチによって縫合されて接続され、更に表面部11及び裏面部15と接続されている。
尚、本ペンケースでは、接続部16を設けた箱型の構成としているが、接続部16を設けずに、ファスナー部13が設けられていない外周部分の領域については、表面部11と裏面部15とを直接縫い合わせた袋状の構成とすることも可能である。
[開いた状態(外側):図6]
次に、本ペンケースを開いた状態の外側について図6を用いて説明する。図6は、本ペンケースを開いた状態の外側の構成を示す説明図である。
図6では、本ペンケースのファスナー13を全開にした状態を示しており、向かって右側の表面部11と左側の裏面部15とが、接続部16によって接続されている。
ファスナー部13が、接続部16を除く外周部のほぼ全周に亘って設けられているため、図6に示すように略平面状に開くことが可能である。
[開いた状態(内側):図7]
本ペンケースを開いた状態の内側について図7を用いて説明する。図7は、本ペンケースを開いた状態の内側の構成を示す説明図である。
図7では、向かって左側に表面部11、右側に裏面部15を示しており、表面部11、裏面部15、接続部16の内側全体には、内側生地31が設けられており、その上に消しゴム等を収納するポケット32が形成されている。
内側生地31は、伸縮性のあるナイロン等の生地で形成されており、第1の表面部11aが折り曲げられる際には、継目部12の裏側付近の内側生地31が十分伸びて変形する。
内側生地31が継目部12を覆うように内側全体に形成されることにより、折り曲げ動作を妨げることなく、強度を補うことができるものである。
表面部11及び裏面部15に内蔵されている芯材は、外側生地と内側生地31との間に設けられている。
ポケット32は、内側生地31で形成され、第1の表面部11aの内側に相当する領域に設けられており、図2に示したように、第1の表面部11aを折り返した際に上面(表面)になるよう配置されている。
また、ポケット32の開口部は斜めにカットされており、開口面積を広くしている。
これらにより、小物の出し入れを容易にするものである。
また、図7の例では、ポケット32の開口部は向かって左側に形成されている。
このように、ポケット32の開口部を本ペンケースの長辺方向に合わせた向きとして、ポケット32の上側と下側を閉じることにより、第1の表面部11aの折り返し動作に伴ってポケットの収納物がこぼれ出るのを防ぐことができるものである。
ポケット32の開口部を右側に形成してもよい。
更に、ポケット32にはマチ32aが形成されており、小物等の収納量を増やすことができ、紙片等の薄いものだけでなく、消しゴム等の厚みのあるものも収納可能としている。
更にまた、図7に示すように、本ペンケースの内側において、裏面部15のポケット32と対向しない部分の端部に(図7では裏面部15の下側の辺)、防護壁41が設けられている。
防護壁41は、内側生地31と同じ素材で形成され、本ペンケースに収納されたシャープペンシルやハサミ等の先端部分が、図7に示した裏面部15の下の辺に形成されたファスナー部13に当たって、ファスナー部13や収納物が傷むのを防ぐための保護部である。
これにより、収納物の先端部分がファスナー部13に接触しないようにして、ペン先等がファスナー部13に刺さってファスナー部13が損傷したり、収納物に傷がついたりするのを防ぐことができるものである。
[本ペンケースの使用例:図8]
本ペンケースの使用例について図8を用いて説明する。図8は、本ペンケースの使用例を示す説明図である。
図8では、本ペンケースのファスナー部13を中ほどまで開け、第1の表面部11aを外側に折り返して、第1のマグネット21a、第2のマグネット21bを接合させた状態を示している。
このように、各種ペンやハサミ、定規等の収納物が一目で見やすく収納できるので、所望の収納物を取り出しやすい。また、消しゴムはポケット32に収納することで、筆記具の下側や奥の方に紛れ込んでしまうのを防ぐことができる。
[考案の効果]
本考案に係るペンケースによれば、フタ部となる表面部11と、底部となる裏面部15と、表面部11と裏面部15とを接続する外周部分に設けられたファスナー部13とを備え、表面部11が、第1の表面部11aと、第2の表面部11bと、第1の表面部11a及び第2の表面部11bを接続し折り曲げ可能な部材から成る継目部13とを備え、ファスナー部13が、継目部12の両端部分を含む外周部分に設けられ、接続部16が、継目部12の両端部分を含まずファスナー部13が設けられていない外周部分に設けられ、第1の表面部11aに第1のマグネット21aが内蔵されると共に、第2の表面部11bにおいて、ファスナー部13を開いて第1の表面部11aが折り返された場合に第1のマグネット21aと接合する位置に第2のマグネット21bを内蔵したペンケースとしているので、フタ部分を開いてマグネット21a,21bを接合させて、フタ部分が開いた状態を保持することができ、収納した筆記具等を見やすくし、出し入れを容易にすることができる効果がある。
また、本ペンケースの例では、継目部12を本体の長手方向の中央付近に設け、第1の表面部11aと第2の表面部11bとをほぼ対称となる形状としているので、第1の表面部11aを折り返した際に開口部分を大きくできると共に、第1の表面部11aが第2の表面部11bとぴったりと重なり、広げたフタ部が場所をとらず、コンパクトで、狭い机上でも使いやすいという効果がある。
また、本ペンケースによれば、第1の表面部11aの内側にポケット32を設け、ポケット32の開口部を継目部12に対して略直交する方向に形成しているので、消しゴム等の短くて厚みのあるものがペン等の下に紛れないように収納でき、第1の表面部11aを継目部12から折り返したり戻したりする動作を行っても、ポケット32の収納物がこぼれにくいという効果がある。
また、本ペンケースによれば、裏面部15の内側に、収納物の先端がファスナー部13に接触するのを防いで保護する防護壁41を設けているので、ファスナー部13及び収納物の先端部が傷つくのを防ぐことができる効果がある。
尚、本実施の形態では筆記具を収納するペンケースとして説明したが、用途は限定されるものではなく、例えば、小物入れ、メイクや裁縫等の道具入れ、ポーチ、小型バッグ等として用いることも可能である。
また、表面部11及び裏面部15の形状を略長方形としたが、これに限るものではなく、例えば楕円形などでもよい。
本考案は、薄型で持ち運びしやすく、使用時に場所をとらずに大きく開口した状態を保持でき、筆記具等を出し入れしやすく使い勝手を向上させることができるペンケースに適している。
11...表面部、 11a...第1の表面部、 11b...第2の表面部、 12...継目部、 13...ファスナー部、 15...裏面部、 16...接続部、 21a...第1のマグネット、 21b...第2のマグネット、 31...内側生地、 32...ポケット、 32a...マチ、 41...防護壁、 131...引き手

Claims (6)

  1. 表面部と裏面部とを備えるペンケースであって、
    前記表面部と前記裏面部の外周部分が、接続部とファスナー部とによって接続され、
    前記表面部が、第1の表面部と、第2の表面部と、前記第1の表面部と前記第2の表面部とを接続し、折り曲げ可能な部材で形成された継目部とを備え、
    前記接続部が、前記継目部の両端を含まない前記第2の表面部の外周部分を前記裏面部に接続するよう形成され、
    前記ファスナー部が、前記継目部の両端を含み、前記接続部が設けられていない前記第2の表面部及び前記第1の表面部の外周部分を前記裏面部に接続するよう形成され、
    前記第1の表面部において、前記継目部とは反対側の端部に第1のマグネットが設けられ、
    前記第2の表面部において、前記ファスナー部を開いて前記継目部から前記第1の表面部を外側に折り曲げた場合に前記第1のマグネットと接合する位置に、第2のマグネットが設けられていることを特徴とするペンケース。
  2. 第1,第2のマグネットは、それぞれ、第1,第2の表面部に内蔵されていることを特徴とする請求項1記載のペンケース。
  3. 第1の表面部の内側にポケットが設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載のペンケース。
  4. ポケットの開口部が、継目部に対して略直交するよう形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか記載のペンケース。
  5. 裏面部の内側において、第2の表面部に対向する領域の端部に、収納される物品の先端との接触を防ぐ保護部が設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載のペンケース。
  6. 第1の表面部と、第2の表面部と、裏面部には、内部に芯材が設けられていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか記載のペンケース。
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