JP3208855B2 - 回転ヘッド型記録装置のアフレコ位置算出回路 - Google Patents

回転ヘッド型記録装置のアフレコ位置算出回路

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JP3208855B2 JP21747292A JP21747292A JP3208855B2 JP 3208855 B2 JP3208855 B2 JP 3208855B2 JP 21747292 A JP21747292 A JP 21747292A JP 21747292 A JP21747292 A JP 21747292A JP 3208855 B2 JP3208855 B2 JP 3208855B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオテープレコーダ
(以下、VTRという)、ディジタルオーディオテープ
レコーダ(以下、DATという)等の回転ヘッド型記録
装置におけるアフレコ(アフターレコーディング)に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一対の回転ヘッドによって、テープ案内
ドラムに巻き付けられた磁気テープ上に斜めのトラック
を形成するVTRが知られている。また、ディジタルビ
デオ信号、ディジタルオーディオ信号、制御あるいは表
示用のディジタルサブコードをトラック上に時分割的に
記録するディジタルVTRが提案されている。そして、
このディジタルVTRのトラッキング制御装置として、
トラックの両端部に設けられた所定エリアをATFエリ
アと規定し、ATFエリア内にトラッキング制御用パイ
ロット信号を記録するものが知られている。
【0003】トラックのデータエリア内のディジタルビ
デオ信号、ディジタルオーディオ信号、ディジタルサブ
コードをアフレコする時には、アフレコエリア、すなわ
ち書換えるエリアをテープ上の既に記録されているエリ
アと正確に対応させることが要求される。これが正確に
できないと意図しないエリアの信号を消去したり、アフ
レコを繰り返した時にエリアのずれが累積する。
【0004】アフレコエリアを規定するために、トラッ
クのヘッド入口側の第1のATFエリアの再生パイロッ
ト信号を使用することが可能である。すなわち、第1の
ATFエリア内のパイロット信号の記録位置が固定され
ているので、その再生信号に基づいてデータエリア内の
例えばディジタルオーディオ信号記録エリアを判別し、
このディジタルオーディオ信号記録エリアのデータを新
たなディジタルオーディオ信号に書き換えるアフレコを
行うことができる。
【0005】また、アフレコエリアを規定するために、
データエリアからの再生データを利用することも可能で
あるが、第1のATFエリアの直後のデータエリアのア
フレコを行う時には、そのトラックからそれ以前の再生
データが得られないので、第1のATFエリア内のパイ
ロット信号の再生出力を用いる必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のアフレコエリア規定方法では、ATFエリア内のパ
イロット信号の周波数が低いため、アフレコエリアの規
定の精度が低いという問題点があった。本発明は、前記
問題点を解決して、アフレコエリアの規定を高精度に行
える回転ヘッド型記録装置のアフレコ位置算出回路を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記問題点を解決するた
めに、本発明は、磁気テープ上に第1及び第2の斜めの
トラックの対が第1及び第2の回転ヘッドにより形成さ
れ、第1及び第2のトラックの少なくとも一端の近傍に
トラッキングエリアが規定され、第1及び第2のトラッ
クのトラッキングエリアより内側にデータ記録エリアが
規定され、第1及び第2のトラッキングエリア内にトラ
ッキング用のパイロット信号と、IDを含むタイミング
規定用のディジタル信号とが記録されてなる回転ヘッド
型記録装置のアフレコ位置算出回路であって、第1又は
第2のトラッキングエリアの少なくとも一方からタイミ
ング規定用のディジタル信号を検出する第1の手段と、
所定のクロックをカウントする第2の手段と、第2の手
段の出力をデコードし、カウント値があらかじめ定めら
れた範囲内の時にアフレコエリアを規定する信号を発生
する第3の手段と、IDが正しい時のみ、第2の手段を
あらかじめ定められた値にプリセットする第4の手段と
を設けた。
【0008】また、本発明は、磁気テープ上に第1及び
第2の斜めのトラックの対が第1及び第2の回転ヘッド
により形成され、第1及び第2のトラックの少なくとも
一端の近傍にトラッキングエリアが規定され、第1及び
第2のトラックのトラッキングエリアより内側にデータ
記録エリアが規定され、第1及び第2のトラッキングエ
リア内にトラッキング用のパイロット信号と、IDを含
むタイミング規定用のディジタル信号とが記録されてな
る回転ヘッド型記録装置のアフレコ位置算出回路であっ
て、第1又は第2のトラッキングエリアの少なくとも一
方からタイミング規定用のディジタル信号を検出する第
1の手段と、所定のクロックをカウントする第2の手段
と、第2の手段の出力をデコードし、カウント値があら
かじめ定められた範囲内の時にアフレコエリアを規定す
る信号を発生する第3の手段と、IDにn個(ただし、
nは2以上の整数)以上の連続性がある時のみ、第2の
手段をあらかじめ定められた値にプリセットする第4の
手段とを設けた。
【0009】さらに、本発明は、磁気テープ上に第1及
び第2の斜めのトラックの対が第1及び第2の回転ヘッ
ドにより形成され、第1及び第2のトラックの少なくと
も一端の近傍にトラッキングエリアが規定され、第1及
び第2のトラックのトラッキングエリアより内側にデー
タ記録エリアが規定され、第1及び第2のトラッキング
エリア内にトラッキング用のパイロット信号と、IDを
含むタイミング規定用のディジタル信号とが記録されて
なる回転ヘッド型記録装置のアフレコ位置算出回路であ
って、第1又は第2のトラッキングエリアの少なくとも
一方からタイミング規定用のディジタル信号を検出する
第1の手段と、所定のクロックをカウントする第2の手
段と、第2の手段の出力をデコードし、カウント値があ
らかじめ定められた範囲内の時にアフレコエリアを規定
する信号を発生する第3の手段と、IDが正しく、かつ
n個(ただし、nは2以上の整数)以上の連続性が認め
られた時のみ、第2の手段をあらかじめ定められた値に
プリセットする第4の手段とを設けた。
【0010】そして、本発明は、前記各発明において第
1の手段が第1及び第2のトラッキングエリアからタイ
ミング規定用のディジタル信号を検出するように構成し
た。
【0011】
【作用】本発明によれば、タイミング規定用のディジタ
ル信号に含まれるIDが正しい時のみ、第2の手段をあ
らかじめ定められた値にプリセットするので、正確なア
フレコ位置を算出することができる。また、本発明によ
れば、タイミング規定用のディジタル信号に含まれるI
Dにn個以上の連続性がある時のみ、第2の手段をあら
かじめ定められた値にプリセットするので、正確なアフ
レコ位置を算出することができる。さらに、本発明によ
れば、タイミング規定用のディジタル信号に含まれるI
Dが正しく、かつn個以上の連続性がある時のみ、第2
の手段をあらかじめ定められた値にプリセットするの
で、正確なアフレコ位置を算出することができる。そし
て、本発明によれば、第1及び第2のトラッキングエリ
アからタイミング規定用のディジタル信号を検出するの
で、第1のトラッキングエリアからタイミング規定用の
ディジタル信号を検出できなくても、第2のトラッキン
グエリアから検出したタイミング規定用のディジタル信
号を用いてアフレコ位置を算出することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図3は本発明が適用される回転
ヘッド型記録装置の構成を示すブロック図である。この
回転ヘッド型記録装置は、ディジタルビデオ信号、ディ
ジタルオーディオ信号及び制御用のディジタルサブコー
ドを所定のトラックフォーマットで磁気テープに記録す
るディジタルVTRである。磁気テープには、1フレー
ム分のディジタルビデオ信号がディジタルオーディオ信
号及びサブコードとともに、複数本(例えばNTSC方
式で10本)の斜めのトラックとして記録される。回転
ヘッドはアジマスが異なる一対のものが使用される。具
体的には、180°の間隔で回転ドラムに配置された二
つのヘッド、あるいはアジマスの異なるギャップが近接
して設けられたダブルアジマスヘッドの構成である。
【0013】図3において、11が記録処理回路を示
し、この記録処理回路11には、入力端子12,13及
び14からディジタルビデオ信号、ディジタルオーディ
オ信号、ディジタルサブコードがそれぞれ供給される。
ディジタルビデオ信号はDCT(離散コサイン変換)及
び可変長符号化により圧縮され、さらに、エラー訂正符
号化される。ディジタルオーディオ信号はエラー訂正符
号化される。記録処理回路11により1トラック内に後
述のフォーマットにしたがって上述のディジタルデータ
が配置されたデータが生成され、これがマルチプレクサ
15に供給される。また、マルチプレクサ15にはAT
Fパイロット・タイミングシンク生成回路16からの信
号も供給される。ATFパイロット信号は所定の周波数
のもので、例えばシステムクロックを分周することで形
成される。タイミングシンクは後述のように6バイト長
のブロック構造を有している。記録処理回路11及びマ
ルチプレクサ15はコントロール信号発生回路17から
のコントロール信号で制御され、データエリア内のデー
タ配置及びATFエリア内のパイロット信号及びタイミ
ングシンクの配置が制御される。コントロール信号発生
回路17にはシステムコントローラ18からのデータが
供給される。
【0014】マルチプレクサ15の出力データがチャン
ネルエンコーダ19に供給され、チャンネルコーディン
グの処理を受ける。チャンネルエンコーダ19からの記
録データが記録アンプ20A,20Bを介して記録/再
生切換スイッチ21A及び21Bの記録側端子rに供給
される。記録/再生切換スイッチ21A及び21Bに
は、回転ヘッドHA、HBがそれぞれ接続され、磁気テ
ープ(図示せず)上に斜めのトラックとしてチャンネル
エンコーダ19の出力データが記録される。
【0015】回転ヘッドHA,HBからの再生信号は記
録/再生切換スイッチ21A及び21Bの再生側端子p
と再生アンプ22A,22Bを介してチャンネルデコー
ダ23に供給される。チャンネルデコーダ23によっ
て、チャンネルコーディングされたデータが複号され
る。チャンネルデコーダ23の出力がTBC24及びA
TF回路25にそれぞれ供給される。
【0016】ATF回路25は再生されたパイロット信
号を使用してトラッキングエラーを検出し、キャプスタ
ンモータの速度を制御することによってトラッキングエ
ラーを補正する。TBC24は再生データの時間軸変動
を除去する。このTBC24の出力信号が再生処理回路
26及びタイミングシンク検出回路27に供給される。
再生処理回路26はディジタルビデオ信号のエラー訂
正、圧縮符号化の複号を行い、また、ディジタルオーデ
ィオ信号のエラー訂正を行う。再生処理回路26の出力
端子28,29,30には再生ディジタルビデオ信号、
再生ディジタルオーディオ信号及び再生ディジタルサブ
コードがそれぞれ得られる。
【0017】タイミングシンク検出回路27は再生信号
中のタイミングシンクを検出し、テープ上に記録されて
いる信号の位置を規定するための検出信号を生成する。
タイミングシンク検出回路27の検出信号がコントロー
ル信号発生回路17に供給される。コントロール信号発
生回路17から記録処理回路11及びマルチプレクサ1
5に対する再生時のコントロール信号が発生する。これ
によって所定の記録エリアに対するアフレコが行われ
る。
【0018】図4は図3に示されている回転ヘッド型記
録装置の1トラックに記録されるデータの配列を示すフ
ォーマット図である。図4において、トラックの左端が
ヘッド入口(突入)側であり、その右側がヘッド出口
(離間)側である。また、斜線を付した領域であるマー
ジン及びIBG(インターブロックギャップ)には、デ
ータが記録されない。データ記録エリアの両端に付加さ
れたアンブルエリア(プリアンブルあるいはポストアン
ブル)には、例えばデータのビット周波数と等しい周波
数のパルス信号が記録され、再生側に設けられているビ
ットクロック抽出のためのPLLのロックに利用され
る。
【0019】1トラックの両端部にはマージン1及びマ
ージン2が設けられ、これらのマージンと隣接してAT
F用のパイロット信号及びタイミングシンクが記録され
る第1のATFエリア(ATF1)及び第2のATFエ
リア(ATF2)が設けられ、第1のATFエリアの前
にアンブル信号T−アンブルが記録される。第1のAT
Fエリアからのヘッドの走査方向において順に、オーデ
ィオ信号の記録エリア(オーディオ1)、ビデオ信号の
記録エリア、オーディオ信号の記録エリア(オーディオ
2)、サブコードの記録エリア、第2のATFエリアが
順に設けられている。各エリアの長さを示す数字は、バ
イト数を意味する。これらのデータ記録エリアの内容は
アフレコによって書換えることが可能である。
【0020】第1及び第2のATFエリアにそれぞれパ
イロット信号及びタイミングシンクが記録される。図4
には、第1のATFエリア(180バイト)の記録信号
が示されている。SPモードでは、トラックAには、先
頭から6ブロックのタイミングシンクが記録され、その
後に第1のパイロット信号(周波数f1)が記録され、
その後に14ブロックのタイミングシンクが記録され
る。トラックBには、先頭から11ブロックのタイミン
グシンクが記録され、その後に第1のパイロット信号及
び第2のパイロット信号(周波数f2)が順に記録され
る。LPモードではトラックAには先頭から11ブロッ
クのタイミングシンクと後半の9ブロックのタイミング
シンクが記録される。このように、ATFエリア内で第
1及び第2のパイロット信号が記録されていないエリア
にタイミングシンクが記録される。第1のパイロット信
号及び第2のパイロット信号の周波数は、システムクロ
ック周波数をf0とすると、f1=f0/33=656
kHz、f2=f0/22=984kHzである。これ
らの周波数は一例であり、f1≒f2の関係が必要で、
好ましくはf1<f2とする。
【0021】6バイト長のシンクブロック構造を有する
タイミングシンクは2バイトの同期信号と2バイトのI
D信号とID信号に対するエラー訂正用の1バイトのパ
リティIDPと1バイトの空きエリアとを含む。パリテ
ィは、1バイトを構成する4ビットを1シンボルとする
ものである。タイミングシンク内のID信号(2バイ
ト)は、下記のように定義されている。 (イ)最初の1バイトの最上位ビット:SP/LPの識
別 (ロ)第7のビット:未定義 (ハ)第6及び第5のビット:記録データの種類の識別 (ニ)最下位ビットからの対4のビット:未定義 (ホ)第2バイトの第6のビットから最上位ビットの3
ビット:未定義 (ヘ)最下位ビットから第5ビット:シンクブロック番
【0022】そして、このタイミングシンクの再生出力
をトラック上の位置規定の基準として使用することによ
り、アフレコ時に書換えられる位置を高精度に規定し、
良好なアフレコを行うことができる。図1は本発明の実
施例によるアフレコ位置算出回路の構成を示すブロック
図であり、図3におけるタイミングシンク検出回路27
の全部及びコントロール信号発生回路17の一部に相当
する。また、図2は本発明の実施例によるアフレコ位置
算出回路の動作タイミングチャートである。ここで、図
2(a)〜(f)はそれぞれ図1におけるa〜fの波形
を示している。以下、図1〜図4を参照しながら、本実
施例の構成及び動作を説明する。
【0023】タイミングシンク検出回路1により検出さ
れたタイミングシンクaはIDエラーコレクション回路
2に入力され、図4のID及びIDPを見てIDのエラ
ーコレクション又はエラー検出が行われる。そして、タ
イミングシンクaにエラーがなかった時はデータバリッ
ド信号bをハイレベル(以下、「H」という)にしてI
Dと共にID連続性チェック回路3に送る。図2(a)
における目盛りは1トラックの期間を示している。各ト
ラックには入口側と出口側にATFエリア1とATFエ
リア2があるので、タイミングシンクaがそれに対応し
て検出される。
【0024】ID連続性チェック回路3ではタイミング
シンクごとに1づつインクリメントされるIDにn個
(ただし、nは2以上の整数)の連続性があるかどうか
をチェックする。例えば、現在のタイミングシンクのI
Dが1つ前のタイミングシンクのIDよりも1多ければ
2個の連続性があるもとの判定する。そして、現在のI
Dをプリセット値セレクト回路4A,4Bに供給すると
ともに、n個の連続性が確認された時は位置カウンタ5
A,5Bにプリセットを指示する制御信号cを出力す
る。
【0025】プリセット値セレクト回路4A,4Bは、
タイミングシンクaのIDに対応して位置カウンタ5
A,5Bにプリセットするプリセット値を算出し、出力
する機能を有している。位置カウンタ5A,5Bは再生
データをPLL回路(図示せず)に通して作成したクロ
ック信号をカウントし、カウント値dが所定の最大値N
max に達するとデコーダ6A,6Bの出力によりリセッ
トされる。そして、ID連続性チェック回路3からプリ
セットを指示する制御信号cが入力されると、プリセッ
ト値セレクト回路4A,4Bの出力をプリセットする。
【0026】デコーダ6A,6Bは位置カウンタ5A,
5Bの出力eをデコードし、所定のカウント値N1〜N
2の時に「H」の出力信号fを発生する。これがアフレ
コエリアを規定する信号となる。また、所定の最大カウ
ント値Nmax に達すると位置カウンタ5A,5Bをリセ
ットする信号RSTを発生する。プリセット値セレクト
回路4A,4B、位置カウンタ5A,5B及びデコーダ
6A,6Bは、それぞれ回転ヘッドHA,HBに対応す
るもので、プリセット値セレクト回路4A,4BはRF
−スイッチングパルスdにより交互に動作するように切
換えられる。ここでは、RF−スイッチングパルスdが
「H」の期間にチャンネルAが動作しているものとし
た。すなわち、RF−スイッチングパルスdが「H」の
期間に制御信号cにより位置カウンタ5Aがプリセット
され、そのカウント値eがデコーダ6Aによりデコード
され、アフレコエリアを規定する信号fとなる。
【0027】本実施例では、第1のATFエリアのタイ
ミングシンクだけでなく、第2のATFエリアのタイミ
ングシンクも位置カウンタ6A,6Bのプリセットに用
いているので、位置カウンタ6A,6Bがリセットされ
るタイミングが正確になる。その結果、テープと回転ヘ
ッドの入口側の接触状態が悪く、第1のATFエリアの
タイミングシンクが検出できない場合でも、アフレコエ
リアを規定する信号fを得ることができる。また、RF
−スイッチングパルスdが「L」の期間にも位置カウン
タ5Aのカウント値N1〜N2をデコードして「H」レ
ベルの信号を発生させている(図2(f)の破線部)の
で、プリセット値セレクト回路4B、位置カウンタ5B
及びデコーダ6Bの動作を補完することができる。さら
に、再生データをPLL回路に通して作成したクロック
信号をカウントしているので、再生データにジッタがあ
っても、アフレコエリアを規定する信号fはテープの書
換えるエリアに正確に対応する。
【0028】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づき種々の変形が可能で
あり、それらを本発明の範囲から排除するものではな
い。例えば、前記実施例では第1及び第2のATFエリ
アのタイミングシンクを位置カウンタのプリセットに用
いているが、第1のATFエリアのタイミングシンクの
みを用いるように構成してもよい。また、本発明はDA
Tにも適用することが可能である。さらに、位置カウン
タは再生データと独立に発振する基準クロックをカウン
トするように構成してもよい。また、IDエラーコレク
ション回路とID連続性チェック回路のいずれか一方を
省略してもよい。
【0029】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、検出されたタイミング規定用のディジタル信号
から正確なものだけを用いて位置カウンタをリセットを
するので、正確なアフレコ位置の算出ができる。また、
トラックの入口側と出口側でタイミング規定用のディジ
タル信号を検出するので、確実にアフレコ位置の算出が
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるアフレコ位置算出回路の
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例によるアフレコ位置算出回路の
動作タイミングチャートである。
【図3】本発明が適用される回転ヘッド型記録装置の構
成を示すブロック図である。
【図4】図3に示されている回転ヘッド型記録装置の1
トラックに記録されるデータの配列を示すフォーマット
図である。
【符号の説明】
1…タイミングシンク検出回路、2…IDエラーコレク
ション回路、3…ID連続性チェック回路、4A,4B
…プリセット値セレクト回路、5A,5B…位置カウン
タ、6A,6B…デコーダ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープ上に第1及び第2の斜めのト
    ラックの対が第1及び第2の回転ヘッドにより形成さ
    れ、前記第1及び第2のトラックの少なくとも一端の近
    傍にトラッキングエリアが規定され、前記第1及び第2
    のトラックの前記トラッキングエリアより内側にデータ
    記録エリアが規定され、前記第1及び第2のトラッキン
    グエリア内にトラッキング用のパイロット信号と、ID
    を含むタイミング規定用のディジタル信号とが記録され
    てなる回転ヘッド型記録装置のアフレコ位置算出回路で
    あって、(a)前記第1又は第2のトラッキングエリア
    の少なくとも一方から前記タイミング規定用のディジタ
    ル信号を検出する第1の手段と、(b)所定のクロック
    をカウントする第2の手段と、(c)該第2の手段の出
    力をデコードし、カウント値があらかじめ定められた範
    囲内の時にアフレコエリアを規定する信号を発生する第
    3の手段と、(d)前記IDが正しい時のみ、前記第2
    の手段をあらかじめ定められた値にプリセットする第4
    の手段とを備えることを特徴とする回転ヘッド型記録装
    置のアフレコ位置算出回路。
  2. 【請求項2】 磁気テープ上に第1及び第2の斜めのト
    ラックの対が第1及び第2の回転ヘッドにより形成さ
    れ、前記第1及び第2のトラックの少なくとも一端の近
    傍にトラッキングエリアが規定され、前記第1及び第2
    のトラックの前記トラッキングエリアより内側にデータ
    記録エリアが規定され、前記第1及び第2のトラッキン
    グエリア内にトラッキング用のパイロット信号と、ID
    を含むタイミング規定用のディジタル信号とが記録され
    てなる回転ヘッド型記録装置のアフレコ位置算出回路で
    あって、(a)前記第1又は第2のトラッキングエリア
    の少なくとも一方からタイミング規定用のディジタル信
    号を検出する第1の手段と、(b)所定のクロックをカ
    ウントする第2の手段と、(c)該第2の手段の出力を
    デコードし、カウント値があらかじめ定められた範囲内
    の時にアフレコエリアを規定する信号を発生する第3の
    手段と、(d)前記IDにn個(ただし、nは2以上の
    整数)以上の連続性がある時のみ、前記第2の手段をあ
    らかじめ定められた値にプリセットする第4の手段とを
    備えることを特徴とする回転ヘッド型記録装置のアフレ
    コ位置算出回路。
  3. 【請求項3】 磁気テープ上に第1及び第2の斜めのト
    ラックの対が第1及び第2の回転ヘッドにより形成さ
    れ、前記第1及び第2のトラックの少なくとも一端の近
    傍にトラッキングエリアが規定され、前記第1及び第2
    のトラックの前記トラッキングエリアより内側にデータ
    記録エリアが規定され、前記第1及び第2のトラッキン
    グエリア内にトラッキング用のパイロット信号と、ID
    を含むタイミング規定用のディジタル信号とが記録され
    てなる回転ヘッド型記録装置のアフレコ位置算出回路で
    あって、(a)前記第1又は第2のトラッキングエリア
    の少なくとも一方からタイミング規定用のディジタル信
    号を検出する第1の手段と、(b)所定のクロックをカ
    ウントする第2の手段と、(c)該第2の手段の出力を
    デコードし、カウント値があらかじめ定められた範囲内
    の時にアフレコエリアを規定する信号を発生する第3の
    手段と、(d)前記IDが正しく、かつn個(ただし、
    nは2以上の整数)以上の連続性がある時のみ、前記第
    2の手段をあらかじめ定められた値にプリセットする第
    4の手段とを備えることを特徴とする回転ヘッド型記録
    装置のアフレコ位置算出回路。
  4. 【請求項4】 第1の手段が第1及び第2のトラッキン
    グエリアからタイミング規定用のディジタル信号を検出
    することを特徴とする請求項1、2又は3記載の回転ヘ
    ッド型記録装置のアフレコ位置算出回路。
JP21747292A 1992-03-13 1992-07-24 回転ヘッド型記録装置のアフレコ位置算出回路 Expired - Lifetime JP3208855B2 (ja)

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