JPH05258472A - 回転ヘッド型記録装置 - Google Patents
回転ヘッド型記録装置Info
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- JPH05258472A JPH05258472A JP4089434A JP8943492A JPH05258472A JP H05258472 A JPH05258472 A JP H05258472A JP 4089434 A JP4089434 A JP 4089434A JP 8943492 A JP8943492 A JP 8943492A JP H05258472 A JPH05258472 A JP H05258472A
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- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】トラックの一部を書き換えるアフターレコーデ
ィング時に、位置規定を正確に行うことを可能とする。 【構成】1トラック内には、ディジタルビデオ信号記録
エリア、ディジタルオーディオ信号記録エリア、サブコ
ード記録エリアが分離して設けられ、トラックの両端に
ATFエリアがそれぞれ設けられる。このATFエリア
内には、トラッキング制御用のパイロット信号(f1、
f2)が記録され、パイロット信号が記録されていない
エリアにタイミングシンクが記録される。6バイトを1
ブロックとして、タイミングシンクが記録される。各タ
イミングシンクのブロックは、同期信号、ID信号、パ
リティ、ブランクエリアを含む。
ィング時に、位置規定を正確に行うことを可能とする。 【構成】1トラック内には、ディジタルビデオ信号記録
エリア、ディジタルオーディオ信号記録エリア、サブコ
ード記録エリアが分離して設けられ、トラックの両端に
ATFエリアがそれぞれ設けられる。このATFエリア
内には、トラッキング制御用のパイロット信号(f1、
f2)が記録され、パイロット信号が記録されていない
エリアにタイミングシンクが記録される。6バイトを1
ブロックとして、タイミングシンクが記録される。各タ
イミングシンクのブロックは、同期信号、ID信号、パ
リティ、ブランクエリアを含む。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、回転ヘッド型記録装
置、特に、トラックの一端にトラッキングエラー検出用
のトラッキングエリアを有するものに関する。
置、特に、トラックの一端にトラッキングエラー検出用
のトラッキングエリアを有するものに関する。
【0002】
【従来の技術】一対の回転ヘッドによって、テープ案内
ドラムに巻き付けられた磁気テープ上に斜めのトラック
を形成するVTRが知られている。ディジタルビデオ信
号、ディジタルオーディオ信号、制御あるいは表示用の
ディジタルサブコードをトラック上に時分割的に記録す
るディジタルVTRが提案されている。このディジタル
VTRのトラッキング制御装置として、トラックの両端
部に設けられた所定エリアをATFエリアと規定し、A
TFエリア内にトラッキング制御用パイロット信号を記
録するものが知られている。
ドラムに巻き付けられた磁気テープ上に斜めのトラック
を形成するVTRが知られている。ディジタルビデオ信
号、ディジタルオーディオ信号、制御あるいは表示用の
ディジタルサブコードをトラック上に時分割的に記録す
るディジタルVTRが提案されている。このディジタル
VTRのトラッキング制御装置として、トラックの両端
部に設けられた所定エリアをATFエリアと規定し、A
TFエリア内にトラッキング制御用パイロット信号を記
録するものが知られている。
【0003】トラックのデータエリア内のディジタルビ
デオ信号、ディジタルオーディオ信号をアフターレコー
ディングする時に、書き換えるエリアを規定するため
に、トラックのヘッド入口側のATFエリアの再生パイ
ロット信号を使用することが可能である。すなわち、A
TFエリア内のパイロット信号の記録位置が固定なの
で、その再生信号に基づいてデータエリア内の例えばデ
ィジタルオーディオ信号記録エリアを判別し、このディ
ジタルオーディオ信号記録エリアのデータを新たなディ
ジタルオーディオ信号に書き換えるアフターレコーディ
ングを行うことができる。アフターレコーディングエリ
アを規定するために、データエリアからの再生データを
利用することが可能であるが、トラッキングの一端のA
TFエリアの直後のエリアのアフターレコーディングを
行う時には、そのトラックからそれ以前の再生データが
得られないので、ATFパイロット信号の再生出力を用
いる必要がある。
デオ信号、ディジタルオーディオ信号をアフターレコー
ディングする時に、書き換えるエリアを規定するため
に、トラックのヘッド入口側のATFエリアの再生パイ
ロット信号を使用することが可能である。すなわち、A
TFエリア内のパイロット信号の記録位置が固定なの
で、その再生信号に基づいてデータエリア内の例えばデ
ィジタルオーディオ信号記録エリアを判別し、このディ
ジタルオーディオ信号記録エリアのデータを新たなディ
ジタルオーディオ信号に書き換えるアフターレコーディ
ングを行うことができる。アフターレコーディングエリ
アを規定するために、データエリアからの再生データを
利用することが可能であるが、トラッキングの一端のA
TFエリアの直後のエリアのアフターレコーディングを
行う時には、そのトラックからそれ以前の再生データが
得られないので、ATFパイロット信号の再生出力を用
いる必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】アフターレコーディン
グが適用されるエリアは、テープ上の既に記録されてい
るエリアと正確に対応することが要求される。そうでな
いと、意図しないエリアの信号を消去したり、アフター
レコーディングを繰り返す時に、エリアのずれが累積す
る。ATFエリア内のパイロット信号は、トラッキング
エラー検出を行うために、その周波数が低く、アフター
レコーディングエリアの規定の精度が低い問題があっ
た。
グが適用されるエリアは、テープ上の既に記録されてい
るエリアと正確に対応することが要求される。そうでな
いと、意図しないエリアの信号を消去したり、アフター
レコーディングを繰り返す時に、エリアのずれが累積す
る。ATFエリア内のパイロット信号は、トラッキング
エラー検出を行うために、その周波数が低く、アフター
レコーディングエリアの規定の精度が低い問題があっ
た。
【0005】従って、この発明は、アフターレコーディ
ングエリアを正確に規定することが可能な回転ヘッド型
記録装置を提供することにある。
ングエリアを正確に規定することが可能な回転ヘッド型
記録装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、磁気テープ
上に斜めに第1および第2のトラックの対が第1及び第
2の回転ヘッドにより形成され、第1および第2のトラ
ックの少なくとも一端の近傍にトラッキングエリアが規
定され、第1および第2のトラックのトラッキングエリ
アより内側にデータ記録エリアが規定されてなる回転ヘ
ッド型記録装置であって、トラッキング制御用パイロッ
ト信号を生成する回路と、タイミング規定用のディジタ
ル信号を生成する回路と、第1および第2のトラックの
トラッキングエリア内にトラッキングエラーを検出可能
な位置関係で、パイロット信号を記録し、トラッキング
エリア内でパイロット信号記録エリア以外のエリアにタ
イミング規定用のディジタル信号を記録するように、回
転ヘッドに供給される記録信号を形成する回路とを有す
ることを特徴とする回転ヘッド型記録装置である。
上に斜めに第1および第2のトラックの対が第1及び第
2の回転ヘッドにより形成され、第1および第2のトラ
ックの少なくとも一端の近傍にトラッキングエリアが規
定され、第1および第2のトラックのトラッキングエリ
アより内側にデータ記録エリアが規定されてなる回転ヘ
ッド型記録装置であって、トラッキング制御用パイロッ
ト信号を生成する回路と、タイミング規定用のディジタ
ル信号を生成する回路と、第1および第2のトラックの
トラッキングエリア内にトラッキングエラーを検出可能
な位置関係で、パイロット信号を記録し、トラッキング
エリア内でパイロット信号記録エリア以外のエリアにタ
イミング規定用のディジタル信号を記録するように、回
転ヘッドに供給される記録信号を形成する回路とを有す
ることを特徴とする回転ヘッド型記録装置である。
【0007】
【作用】トラッキングエリア内には、トラッキングエラ
ーを検出するように、パイロット信号が記録されてい
る。トラッキングエリア内には、パイロット信号が記録
されていないエリアがあるので、そこにアフターレコー
ディング時のエリア規定の基準となるディジタル信号を
記録する。
ーを検出するように、パイロット信号が記録されてい
る。トラッキングエリア内には、パイロット信号が記録
されていないエリアがあるので、そこにアフターレコー
ディング時のエリア規定の基準となるディジタル信号を
記録する。
【0008】
【実施例】以下、この発明の一実施例について説明す
る。この実施例は、ディジタルビデオ信号、ディジタル
オーディオ信号、制御用のサブコードを所定のトラック
フォーマットで磁気テープに記録するディジタルVTR
である。磁気テープには、1フレーム分のディジタルビ
デオ信号がディジタルオーディオ信号およびサブコード
とともに、複数本(例えばNTSC方式で10本)の斜
めのトラックとして記録される。回転ヘッドは、アジマ
スが異なる一対のものが使用される。具体的には、18
0°の間隔で回転ドラムに配置された二つのヘッド、あ
るいはアジマスが異なるギャップが近接して設けられた
ダブルアジマスヘッドの構成である。
る。この実施例は、ディジタルビデオ信号、ディジタル
オーディオ信号、制御用のサブコードを所定のトラック
フォーマットで磁気テープに記録するディジタルVTR
である。磁気テープには、1フレーム分のディジタルビ
デオ信号がディジタルオーディオ信号およびサブコード
とともに、複数本(例えばNTSC方式で10本)の斜
めのトラックとして記録される。回転ヘッドは、アジマ
スが異なる一対のものが使用される。具体的には、18
0°の間隔で回転ドラムに配置された二つのヘッド、あ
るいはアジマスが異なるギャップが近接して設けられた
ダブルアジマスヘッドの構成である。
【0009】図1は、トラッキング制御用のパイロット
信号を記録するための構成を例示する。1が記録処理回
路を示し、この記録処理回路1には、入力端子2、3お
よび4からディジタルビデオ信号、ディジタルオーディ
オ信号、サブコードがそれぞれ供給される。ディジタル
ビデオ信号は、DCTおよび可変長符号化により圧縮さ
れ、さらに、エラー訂正符号化される。ディジタルオー
ディオ信号は、エラー訂正符号化される。
信号を記録するための構成を例示する。1が記録処理回
路を示し、この記録処理回路1には、入力端子2、3お
よび4からディジタルビデオ信号、ディジタルオーディ
オ信号、サブコードがそれぞれ供給される。ディジタル
ビデオ信号は、DCTおよび可変長符号化により圧縮さ
れ、さらに、エラー訂正符号化される。ディジタルオー
ディオ信号は、エラー訂正符号化される。
【0010】記録処理回路1により、1トラック内に後
述のフォーマットに従って上述のディジタルデータが配
置されたデータが生成され、これがマルチプレクサ5に
供給される。マルチプレクサ5には、ATFパイロッ
ト、タイミングシンク生成回路6からの信号が供給され
る。ATFパイロット信号は、所定の周波数のもので、
例えばシステムクロックを分周することで形成される。
タイミングシンクは、後述のように、6バイト長のブロ
ック構造を有している。記録処理回路1およびマルチプ
レクサ5は、コントロール信号発生回路7からのコント
ロール信号で制御され、データエリア内のデータ配置お
よびATFエリア内のパイロット信号およびタイミング
シンクの配置が制御される。コントロール信号発生回路
7には、システムコントローラ8からのデータが供給さ
れる。
述のフォーマットに従って上述のディジタルデータが配
置されたデータが生成され、これがマルチプレクサ5に
供給される。マルチプレクサ5には、ATFパイロッ
ト、タイミングシンク生成回路6からの信号が供給され
る。ATFパイロット信号は、所定の周波数のもので、
例えばシステムクロックを分周することで形成される。
タイミングシンクは、後述のように、6バイト長のブロ
ック構造を有している。記録処理回路1およびマルチプ
レクサ5は、コントロール信号発生回路7からのコント
ロール信号で制御され、データエリア内のデータ配置お
よびATFエリア内のパイロット信号およびタイミング
シンクの配置が制御される。コントロール信号発生回路
7には、システムコントローラ8からのデータが供給さ
れる。
【0011】マルチプレクサ5の出力データがチャンネ
ルエンコーダ9に供給され、チャンネルコーディングの
処理を受ける。チャンネルエンコーダ9からの記録デー
タが記録アンプ10A、10Bを介して記録/再生切り
換えスイッチ11Aおよび11Bの記録側端子rに供給
される。スイッチ11Aおよび11Bには、回転ヘッド
HA、HBがそれぞれ接続され、磁気テープ上に斜めの
トラックとしてチャンネルエンコーダの出力データが記
録される。
ルエンコーダ9に供給され、チャンネルコーディングの
処理を受ける。チャンネルエンコーダ9からの記録デー
タが記録アンプ10A、10Bを介して記録/再生切り
換えスイッチ11Aおよび11Bの記録側端子rに供給
される。スイッチ11Aおよび11Bには、回転ヘッド
HA、HBがそれぞれ接続され、磁気テープ上に斜めの
トラックとしてチャンネルエンコーダの出力データが記
録される。
【0012】回転ヘッドHA、HBからの再生信号がス
イッチ11A、11Bの再生側端子pと再生アンプ12
A、12Bを介してチャンネルデコーダ13に供給され
る。チャンネルデコーダ13によって、チャンネルコー
ディングが復号される。チャンネルデコーダ13の出力
がTBC14およびATF回路15にそれぞれ供給され
る。ATF回路15は、再生されたパイロット信号を使
用してトラッキングエラーを検出し、キャプスタンモー
タの速度を制御することによってトラッキングエラーを
補正する。
イッチ11A、11Bの再生側端子pと再生アンプ12
A、12Bを介してチャンネルデコーダ13に供給され
る。チャンネルデコーダ13によって、チャンネルコー
ディングが復号される。チャンネルデコーダ13の出力
がTBC14およびATF回路15にそれぞれ供給され
る。ATF回路15は、再生されたパイロット信号を使
用してトラッキングエラーを検出し、キャプスタンモー
タの速度を制御することによってトラッキングエラーを
補正する。
【0013】TBC14は、再生データの時間軸変動を
除去する。このTBC14の出力信号が再生処理以回路
16およびタイミングシンク検出回路17に供給され
る。再生処理回路16は、ディジタルビデオ信号のエラ
ー訂正、圧縮符号化の復号を行い、また、ディジタルオ
ーディオ信号のエラー訂正を行う。再生処理回路16の
出力端子18、19、20には、再生ビデオ信号、再生
オーディオ信号および再生サブコードがそれぞれ得られ
る。
除去する。このTBC14の出力信号が再生処理以回路
16およびタイミングシンク検出回路17に供給され
る。再生処理回路16は、ディジタルビデオ信号のエラ
ー訂正、圧縮符号化の復号を行い、また、ディジタルオ
ーディオ信号のエラー訂正を行う。再生処理回路16の
出力端子18、19、20には、再生ビデオ信号、再生
オーディオ信号および再生サブコードがそれぞれ得られ
る。
【0014】タイミングシンク検出回路17は、再生信
号中のタイミングシンクを検出し、テープ上に記録され
ている信号の位置を規定するための検出信号を生成す
る。タイミング検出回路17の検出信号がコントロール
信号発生回路7に供給される。コントロール信号発生回
路7から記録処理回路1およびマルチプレクサ5に対す
る再生時のコントロール信号が発生する。これによっ
て、所定の記録エリアに対するアフターレコーディング
がなされる。
号中のタイミングシンクを検出し、テープ上に記録され
ている信号の位置を規定するための検出信号を生成す
る。タイミング検出回路17の検出信号がコントロール
信号発生回路7に供給される。コントロール信号発生回
路7から記録処理回路1およびマルチプレクサ5に対す
る再生時のコントロール信号が発生する。これによっ
て、所定の記録エリアに対するアフターレコーディング
がなされる。
【0015】上述の一実施例におけるトラックフォーマ
ットについて説明する。図2は、1トラックに記録され
るデータの配列を示す。トラックの左端がヘッド突入
(入口)側であり、その右端がヘッド離間(出口)側で
ある。また、斜線を付した領域であるマージン及びIB
G(インターブロックギャップ)には、データが記録さ
れない。データ記録エリアの両端に付加されたアンブル
エリア(プリアンブルあるいはポストアンブル)には、
例えばデータのビット周波数と等しい周波数のパルス信
号が記録され、再生側に設けられているビットクロック
抽出のためのPLLのロックが容易とされている。
ットについて説明する。図2は、1トラックに記録され
るデータの配列を示す。トラックの左端がヘッド突入
(入口)側であり、その右端がヘッド離間(出口)側で
ある。また、斜線を付した領域であるマージン及びIB
G(インターブロックギャップ)には、データが記録さ
れない。データ記録エリアの両端に付加されたアンブル
エリア(プリアンブルあるいはポストアンブル)には、
例えばデータのビット周波数と等しい周波数のパルス信
号が記録され、再生側に設けられているビットクロック
抽出のためのPLLのロックが容易とされている。
【0016】1トラックの両端部に、マージン1および
マージン2が設けられ、これらのマージンと隣接してA
TF用のパイロット信号およびタイミングシンクが記録
されるATFエリア(ATF1およびATF2)が設け
られ、入口側ATFエリアの前にアンブル信号T−アン
ブルが記録される。ATFエリアからヘッドの走査方向
において順に、オーディオ信号の記録エリア(オーディ
オ1)、ビデオ信号の記録エリア、オーディオ信号の記
録エリア(オーディオ2)、サブコードの記録エリア、
出口側ATFエリアが順に設けられている。各エリアの
長さを示す数字は、バイト数を意味する。これらのデー
タ記録エリアは、アフターレコーディングによっで書き
換えることが可能である。
マージン2が設けられ、これらのマージンと隣接してA
TF用のパイロット信号およびタイミングシンクが記録
されるATFエリア(ATF1およびATF2)が設け
られ、入口側ATFエリアの前にアンブル信号T−アン
ブルが記録される。ATFエリアからヘッドの走査方向
において順に、オーディオ信号の記録エリア(オーディ
オ1)、ビデオ信号の記録エリア、オーディオ信号の記
録エリア(オーディオ2)、サブコードの記録エリア、
出口側ATFエリアが順に設けられている。各エリアの
長さを示す数字は、バイト数を意味する。これらのデー
タ記録エリアは、アフターレコーディングによっで書き
換えることが可能である。
【0017】両端のATFエリアにそれぞれパイロット
信号およびタイミングシンクが記録される。図2には、
入口側ATFエリア(180バイト)の記録信号が示さ
れている。SPモードでは、トラックAには、先頭から
6ブロックのタイミングシンクが記録され、その後にパ
イロット信号(f1)が記録され、その後に14ブロッ
クのタイミングシンクが記録される。トラックBには、
先頭から11ブロックのタイミングシンクが記録され、
その後にパイロット信号(f1)およびパイロット信号
(f2)が順に記録される。LPモードでは、トラック
Aには、先頭から11ブロックのタイミングシンクと後
半の9ブロックのタイミングシンクが記録され、トラッ
クBには、先頭から14ブロックのタイミングシンクが
記録される。このようにATFエリア内でパイロット信
号(f1およびf2の周波数)が記録されていないエリ
アにタイミングシンクが記録される。
信号およびタイミングシンクが記録される。図2には、
入口側ATFエリア(180バイト)の記録信号が示さ
れている。SPモードでは、トラックAには、先頭から
6ブロックのタイミングシンクが記録され、その後にパ
イロット信号(f1)が記録され、その後に14ブロッ
クのタイミングシンクが記録される。トラックBには、
先頭から11ブロックのタイミングシンクが記録され、
その後にパイロット信号(f1)およびパイロット信号
(f2)が順に記録される。LPモードでは、トラック
Aには、先頭から11ブロックのタイミングシンクと後
半の9ブロックのタイミングシンクが記録され、トラッ
クBには、先頭から14ブロックのタイミングシンクが
記録される。このようにATFエリア内でパイロット信
号(f1およびf2の周波数)が記録されていないエリ
アにタイミングシンクが記録される。
【0018】SPモードは、トラックピッチTpが9μ
m、オフセット距離Dxが4.54μm、ATFエリア
の長さが22.7μm(180バイト)のモードであ
る。また、ヘッド幅が10.5μmである。LPモード
は、テープ速度がSPモードよりも遅くされる長時間モ
ードであり、トラックピッチTpが6μmで、オフセッ
ト距離Dxが3.51μmである。オフセット距離Dx
が短くなるので、パイロット信号の記録エリア長がSP
モードと相違し、ATFエリアの長さが33.48μm
(180バイト)とされる。また、ヘッド幅は、SPモ
ードと等しく、10.5μmである。
m、オフセット距離Dxが4.54μm、ATFエリア
の長さが22.7μm(180バイト)のモードであ
る。また、ヘッド幅が10.5μmである。LPモード
は、テープ速度がSPモードよりも遅くされる長時間モ
ードであり、トラックピッチTpが6μmで、オフセッ
ト距離Dxが3.51μmである。オフセット距離Dx
が短くなるので、パイロット信号の記録エリア長がSP
モードと相違し、ATFエリアの長さが33.48μm
(180バイト)とされる。また、ヘッド幅は、SPモ
ードと等しく、10.5μmである。
【0019】6バイト長のシンクブロック構造を有する
タイミングシンクは、図2に示すように、2バイトの同
期信号と2バイトのID信号とID信号に対するエラー
訂正用の1バイトのパリティIDPと1バイトの空きエ
リアとを含む。パリティは、1バイトを構成する4ビッ
トを1シンボルとするものである。タイミングシンク内
のID信号(2バイト)は、下記のように定義されてい
る。
タイミングシンクは、図2に示すように、2バイトの同
期信号と2バイトのID信号とID信号に対するエラー
訂正用の1バイトのパリティIDPと1バイトの空きエ
リアとを含む。パリティは、1バイトを構成する4ビッ
トを1シンボルとするものである。タイミングシンク内
のID信号(2バイト)は、下記のように定義されてい
る。
【0020】 最初のバイトの最上位ビット:SP/LPの識別 第7のビット:未定義 第6および第5のビット:記録データの種類の識別 最下位ビットから第4のビット:未定義 第2のバイトの第6のビットから最上位ビットの3ビッ
ト:未定義 最下位ビットから第5のビット:シンクブロック番号
ト:未定義 最下位ビットから第5のビット:シンクブロック番号
【0021】図3は、テープ上に記録されたタイミング
シンクおよびパイロット信号の記録パターンの入口側お
よび出口側を示す。図3で、xが回転ヘッドの走査方
向、AおよびBが一対の回転ヘッドによってそれぞれ形
成されるトラック、DxがトラックAおよびBの端のオ
フセット距離、斜線エリアがタイミングシンクおよびパ
イロット信号の記録エリアを示す。一対の回転ヘッド
は、そのギャップの延長方向が異ならされ、トラック間
のクロストークをアジマスロスで低減することができ
る。パイロット信号の記録は、隣接トラック間のオフセ
ット距離Dxを単位としてなされる。図3の例は、トラ
ックピッチTpが9μmのSPモードのそれを示す。A
TFエリア内でパイロット信号が記録されていないエリ
アに記録される上述のタイミングシンクは、fTで示さ
れている。
シンクおよびパイロット信号の記録パターンの入口側お
よび出口側を示す。図3で、xが回転ヘッドの走査方
向、AおよびBが一対の回転ヘッドによってそれぞれ形
成されるトラック、DxがトラックAおよびBの端のオ
フセット距離、斜線エリアがタイミングシンクおよびパ
イロット信号の記録エリアを示す。一対の回転ヘッド
は、そのギャップの延長方向が異ならされ、トラック間
のクロストークをアジマスロスで低減することができ
る。パイロット信号の記録は、隣接トラック間のオフセ
ット距離Dxを単位としてなされる。図3の例は、トラ
ックピッチTpが9μmのSPモードのそれを示す。A
TFエリア内でパイロット信号が記録されていないエリ
アに記録される上述のタイミングシンクは、fTで示さ
れている。
【0022】トラックAの入口側については、最初のD
xでは、パイロット信号が記録されず、次の2Dxのエ
リアに第1のパイロット信号(f1)が記録される。ト
ラックBの入口側については、トラックAの第1のパイ
ロット信号の記録エリアと対応するエリアにパイロット
信号が記録されず、次の2Dxのエリアに第1のパイロ
ット信号(f1)が記録され、さらに次の2Dxのエリ
アに第2のパイロット信号(f2)が記録される。
xでは、パイロット信号が記録されず、次の2Dxのエ
リアに第1のパイロット信号(f1)が記録される。ト
ラックBの入口側については、トラックAの第1のパイ
ロット信号の記録エリアと対応するエリアにパイロット
信号が記録されず、次の2Dxのエリアに第1のパイロ
ット信号(f1)が記録され、さらに次の2Dxのエリ
アに第2のパイロット信号(f2)が記録される。
【0023】出口側ATFエリアでは、上述のパイロッ
ト信号の記録が入口側と逆の関係に切り換えられる。つ
まり、トラックBのATFエリア内の2Dxのエリアに
第1のパイロット信号(f1)が記録され、トラックA
のATFエリア内の2Dxのエリアに第1のパイロット
信号が記録され、その後の2Dxのエリアに第2のパイ
ロット信号が記録される。
ト信号の記録が入口側と逆の関係に切り換えられる。つ
まり、トラックBのATFエリア内の2Dxのエリアに
第1のパイロット信号(f1)が記録され、トラックA
のATFエリア内の2Dxのエリアに第1のパイロット
信号が記録され、その後の2Dxのエリアに第2のパイ
ロット信号が記録される。
【0024】第1のパイロット信号および第2のパイロ
ット信号は、システムクロックを分周して形成される。
これらの周波数は、システムクロックの周波数をf0と
すると、f1=f0/33=656kHz、f2=f0/
22=984kHzである。これらの周波数の値は、一例
であるが、(f1≒f2)の関係が必要で、好ましく
は、(f1<f2)とされる。
ット信号は、システムクロックを分周して形成される。
これらの周波数は、システムクロックの周波数をf0と
すると、f1=f0/33=656kHz、f2=f0/
22=984kHzである。これらの周波数の値は、一例
であるが、(f1≒f2)の関係が必要で、好ましく
は、(f1<f2)とされる。
【0025】図4は、この発明を適用できるLPモード
の記録パターンの入口側および出口側を示す。トラック
Aの入口側については、3Dxのエリアに第1のパイロ
ット信号(f1)が記録される。トラックBの入口側に
ついては、3Dxのエリアにパイロット信号(f1)が
記録され、その後の2Dxのエリアに第2のパイロット
信号(f2)が記録される。出口側では、上述のパイロ
ット信号の記録が入口側と逆の関係に切り換えられる。
図4では、省略しているが、ATFエリア内のパイロッ
ト信号が記録されていないエリアにタイミングシンクf
Tが記録される。パイロット信号の周波数f1、f2
は、上述のSPモードと等しい値とされている。
の記録パターンの入口側および出口側を示す。トラック
Aの入口側については、3Dxのエリアに第1のパイロ
ット信号(f1)が記録される。トラックBの入口側に
ついては、3Dxのエリアにパイロット信号(f1)が
記録され、その後の2Dxのエリアに第2のパイロット
信号(f2)が記録される。出口側では、上述のパイロ
ット信号の記録が入口側と逆の関係に切り換えられる。
図4では、省略しているが、ATFエリア内のパイロッ
ト信号が記録されていないエリアにタイミングシンクf
Tが記録される。パイロット信号の周波数f1、f2
は、上述のSPモードと等しい値とされている。
【0026】図3および図4のように、パイロット信号
(f2)前にパイロット信号(f1)を記録すること
は、必ずしも必要でない。この場合には、図5Aおよび
図5Bにそれぞれその入口側および出口側に示すような
パターンでパイロット信号が記録される。図5でも、タ
イミングシンクの図示が省略されている。この図5を参
照してトラッキング制御について説明する。
(f2)前にパイロット信号(f1)を記録すること
は、必ずしも必要でない。この場合には、図5Aおよび
図5Bにそれぞれその入口側および出口側に示すような
パターンでパイロット信号が記録される。図5でも、タ
イミングシンクの図示が省略されている。この図5を参
照してトラッキング制御について説明する。
【0027】図5では、簡単のため、ヘッド幅がトラッ
クピッチと等しいものとし、再生出力の波形のなまりが
無視されている。回転ヘッドHAがトラックAを走査す
ると、図5Bに示す再生信号がヘッドHAにより得られ
る。すなわち、アジマスが同一であるために大きなレベ
ルのパイロット信号(f1)の再生出力と、その後の隣
のトラック(図5Aでは上部のトラックB)のパイロッ
ト信号(f2)のクロストークと、さらにその後の隣の
トラック(図5Aでは下部のトラックB)のパイロット
信号(f2)のクロストークとが順に含まれる。
クピッチと等しいものとし、再生出力の波形のなまりが
無視されている。回転ヘッドHAがトラックAを走査す
ると、図5Bに示す再生信号がヘッドHAにより得られ
る。すなわち、アジマスが同一であるために大きなレベ
ルのパイロット信号(f1)の再生出力と、その後の隣
のトラック(図5Aでは上部のトラックB)のパイロッ
ト信号(f2)のクロストークと、さらにその後の隣の
トラック(図5Aでは下部のトラックB)のパイロット
信号(f2)のクロストークとが順に含まれる。
【0028】このクロストーク成分のエンベロープは、
ヘッドHAのトラックAの中心からのずれの量に比例す
る。図5Bに示すように、再生信号中のf1のパイロッ
ト信号と対応するパルス信号P0を発生する。このパル
ス信号P0に基づいて、例えばその立ち下がり位置を基
準としてサンプリングパルスP1、P2が生成される。
これらのサンプリングパルスP1、P2によってf2の
パイロット信号のクロストークのエンベロープがサンプ
リングされる。従って、その出力E1、E2の減算出
力、すなわち、トラッキングエラー信号が形成される。
ヘッドHAのトラックAの中心からのずれの量に比例す
る。図5Bに示すように、再生信号中のf1のパイロッ
ト信号と対応するパルス信号P0を発生する。このパル
ス信号P0に基づいて、例えばその立ち下がり位置を基
準としてサンプリングパルスP1、P2が生成される。
これらのサンプリングパルスP1、P2によってf2の
パイロット信号のクロストークのエンベロープがサンプ
リングされる。従って、その出力E1、E2の減算出
力、すなわち、トラッキングエラー信号が形成される。
【0029】このトラッキングエラー信号のレベルおよ
び極性は、ヘッドHAのトラック中心に対するずれの量
およびその方向を示す。トラックずれがないならば、ト
ラッキングエラー信号が零である。ヘッドHAが図5A
で上側にずれている時には、極性が+でそのレベルがエ
ラー量と対応し、ヘッドHAが下側にずれている時に
は、極性が−でそのレベルがエラー量と対応する。
び極性は、ヘッドHAのトラック中心に対するずれの量
およびその方向を示す。トラックずれがないならば、ト
ラッキングエラー信号が零である。ヘッドHAが図5A
で上側にずれている時には、極性が+でそのレベルがエ
ラー量と対応し、ヘッドHAが下側にずれている時に
は、極性が−でそのレベルがエラー量と対応する。
【0030】図5Cに示す出口側では、トラックBを回
転ヘッドHBが走査することによって、上述と同様にし
てトラッキングエラーを検出でき、その結果、トラッキ
ングエラー信号が生成される。入口側および出口側のト
ラッキングエラー信号の平均値が算出され、平均値によ
ってテープ速度が制御される。若し、回転ヘッドHA、
HBの一つがクロッグした時には、対応するトラッキン
グエラー信号が零になるので、ヘッドクロッグを別の手
段で検出し、クロッグしてないヘッドと対応するトラッ
キングエラー信号のみを有効なものとして扱う。
転ヘッドHBが走査することによって、上述と同様にし
てトラッキングエラーを検出でき、その結果、トラッキ
ングエラー信号が生成される。入口側および出口側のト
ラッキングエラー信号の平均値が算出され、平均値によ
ってテープ速度が制御される。若し、回転ヘッドHA、
HBの一つがクロッグした時には、対応するトラッキン
グエラー信号が零になるので、ヘッドクロッグを別の手
段で検出し、クロッグしてないヘッドと対応するトラッ
キングエラー信号のみを有効なものとして扱う。
【0031】図6および図7は、この発明を適用できる
パイロット信号の記録パターンの他の例を示す。ATF
エリア内には、省略されているが、タイミングシンクが
記録される。図6は、SPモードの記録パターン、図7
は、LPモードの記録パターンである。図6および図7
は、上述の例と異なり、パイロット信号の周波数が単一
であり、これは、比較的低い周波数f(1MHz程度)に
選定されている。
パイロット信号の記録パターンの他の例を示す。ATF
エリア内には、省略されているが、タイミングシンクが
記録される。図6は、SPモードの記録パターン、図7
は、LPモードの記録パターンである。図6および図7
は、上述の例と異なり、パイロット信号の周波数が単一
であり、これは、比較的低い周波数f(1MHz程度)に
選定されている。
【0032】トラックAでは、最初にパイロット信号が
記録され、次に3Dx空けた後のDxのエリアにパイロ
ット信号が記録される。トラックBでは、2Dx空けた
後のDxのエリアにパイロット信号が記録される。以
下、この繰り返しでパイロット信号が記録されている。
ATFエリアは、SPモードで5Dx、LPモードで8
Dxである。図6および図7は、回転ヘッドが突入する
側(すなわち入口側)の記録パターンを示すが、回転ヘ
ッドが離間する側(すなわち出口側)の記録パターン
も、同一の規則性で形成される。
記録され、次に3Dx空けた後のDxのエリアにパイロ
ット信号が記録される。トラックBでは、2Dx空けた
後のDxのエリアにパイロット信号が記録される。以
下、この繰り返しでパイロット信号が記録されている。
ATFエリアは、SPモードで5Dx、LPモードで8
Dxである。図6および図7は、回転ヘッドが突入する
側(すなわち入口側)の記録パターンを示すが、回転ヘ
ッドが離間する側(すなわち出口側)の記録パターン
も、同一の規則性で形成される。
【0033】図6および図7のように、パイロット信号
が記録された磁気テープを再生する際のトラッキングエ
ラーの検出について説明する。トラックAを同一アジマ
スのヘッドが走査すると、最初の自分のトラックのパイ
ロット信号を再生し、次に隣接する二つのトラックの一
方のパイロット信号のクロストークを拾い、さらに次に
その他方のパイロット信号のクロストークを拾う。トラ
ックBを同一アジマスのヘッドが走査する時も、同様
に、自分のトラックのパイロット信号、隣の一方のトラ
ックのパイロット信号のクロストーク、その他方のパイ
ロット信号のクロストークを順次拾うことになる。
が記録された磁気テープを再生する際のトラッキングエ
ラーの検出について説明する。トラックAを同一アジマ
スのヘッドが走査すると、最初の自分のトラックのパイ
ロット信号を再生し、次に隣接する二つのトラックの一
方のパイロット信号のクロストークを拾い、さらに次に
その他方のパイロット信号のクロストークを拾う。トラ
ックBを同一アジマスのヘッドが走査する時も、同様
に、自分のトラックのパイロット信号、隣の一方のトラ
ックのパイロット信号のクロストーク、その他方のパイ
ロット信号のクロストークを順次拾うことになる。
【0034】このATFエリア内で最初に再生される自
分のトラックのパイロット信号の再生出力は、比較的大
きなレベルとなり、この再生出力をタイミングの基準と
して、両側のトラックのクロストークのレベルをそれぞ
れサンプル/ホールドし、二つのサンプル/ホールド出
力の差からトラッキングエラーの方向および量が検出で
きる。
分のトラックのパイロット信号の再生出力は、比較的大
きなレベルとなり、この再生出力をタイミングの基準と
して、両側のトラックのクロストークのレベルをそれぞ
れサンプル/ホールドし、二つのサンプル/ホールド出
力の差からトラッキングエラーの方向および量が検出で
きる。
【0035】以上の実施例では、ATFエリア内でパイ
ロット信号が記録されていない空きエリアに、タイミン
グシンクを隙間なく記録している。しかしながら、タイ
ミングシンクの周波数成分中にトラッキングエラー検出
用パイロット信号の周波数が含まれると、正常なトラッ
キング制御を行ううえで、問題が生じる。これを克服す
るための処理としては、次に述べるものが可能である。
ロット信号が記録されていない空きエリアに、タイミン
グシンクを隙間なく記録している。しかしながら、タイ
ミングシンクの周波数成分中にトラッキングエラー検出
用パイロット信号の周波数が含まれると、正常なトラッ
キング制御を行ううえで、問題が生じる。これを克服す
るための処理としては、次に述べるものが可能である。
【0036】タイミングシンクを記録する時に、パイロ
ット信号の周波数成分をカットするノッチフィルタを通
す。これによりパイロット信号の再生信号中にタイミン
グシンクの成分が含まれることを防止できる。
ット信号の周波数成分をカットするノッチフィルタを通
す。これによりパイロット信号の再生信号中にタイミン
グシンクの成分が含まれることを防止できる。
【0037】タイミングシンクをコード変換(例えば6
−8変換)し、パイロット信号の周波数成分をカットす
る。
−8変換)し、パイロット信号の周波数成分をカットす
る。
【0038】トラッキングエラー検出用パイロット信号
の記録エリアと隣接するエリアには、タイミングシンク
を記録せず、代わりにシステムクロック周波数等の単一
周波数の信号を記録する。この単一周波数の信号は、オ
ーバーライト時の消し残り部分を消去するために必要で
ある。
の記録エリアと隣接するエリアには、タイミングシンク
を記録せず、代わりにシステムクロック周波数等の単一
周波数の信号を記録する。この単一周波数の信号は、オ
ーバーライト時の消し残り部分を消去するために必要で
ある。
【0039】
【発明の効果】この発明は、ATFエリア内にディジタ
ルデータであるタイミングシンクを記録し、その再生出
力をトラック上の位置規定の基準として使用している。
従って、アフターレコーディング時に、書き換えられる
位置を高精度に規定することができ、良好にアフターレ
コーディングを行うことができる。
ルデータであるタイミングシンクを記録し、その再生出
力をトラック上の位置規定の基準として使用している。
従って、アフターレコーディング時に、書き換えられる
位置を高精度に規定することができ、良好にアフターレ
コーディングを行うことができる。
【図1】この発明の一実施例の概略的なブロック図であ
る。
る。
【図2】この発明の一実施例におけるトラックフォーマ
ットを示す略線図である。
ットを示す略線図である。
【図3】この発明の一実施例におけるタイミングシンク
およびパイロット信号の記録パターンの一例を示す略線
図である。
およびパイロット信号の記録パターンの一例を示す略線
図である。
【図4】この発明を適用できるATFエリアの記録パタ
ーンの他の例を示す略線図である。
ーンの他の例を示す略線図である。
【図5】トラッキングエラーの検出動作の説明のための
略線図である。
略線図である。
【図6】この発明を適用できるATFエリアの記録パタ
ーンのさらに他の例を示す略線図である。
ーンのさらに他の例を示す略線図である。
【図7】この発明を適用できるATFエリアの記録パタ
ーンのよりさらに他の例を示す略線図である。
ーンのよりさらに他の例を示す略線図である。
HA、HB 回転ヘッド 1 記録処理回路 5 マルチプレクサ 6 ATFパイロット、タイミングシンク生成回路
Claims (1)
- 【請求項1】 磁気テープ上に斜めに第1および第2の
トラックの対が第1及び第2の回転ヘッドにより形成さ
れ、上記第1および第2のトラックの少なくとも一端の
近傍にトラッキングエリアが規定され、上記第1および
第2のトラックの上記トラッキングエリアより内側にデ
ータ記録エリアが規定されてなる回転ヘッド型記録装置
であって、 トラッキング制御用パイロット信号を生成する手段と、 タイミング規定用のディジタル信号を生成する手段と、 上記第1および第2のトラックのトラッキングエリア内
にトラッキングエラーを検出可能な位置関係で、上記パ
イロット信号を記録し、上記トラッキングエリア内で上
記パイロット信号記録エリア以外のエリアに上記タイミ
ング規定用のディジタル信号を記録するように、上記回
転ヘッドに供給される記録信号を形成する手段とを有す
ることを特徴とする回転ヘッド型記録装置。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4089434A JPH05258472A (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | 回転ヘッド型記録装置 |
US08/026,735 US5426538A (en) | 1992-03-13 | 1993-03-05 | Recording and/or reproducing apparatus with means for establishing an after-recording area |
EP93103963A EP0561281B1 (en) | 1992-03-13 | 1993-03-11 | Recording and/or reproducing apparatus with means for establishing an after-recording area |
AT93103963T ATE154740T1 (de) | 1992-03-13 | 1993-03-11 | Aufzeichnungs- und/oder wiedergabegerät mit mitteln zur schaffung eines nachaufzeichnungsbereiches |
DE69311604T DE69311604T2 (de) | 1992-03-13 | 1993-03-11 | Aufzeichnungs- und/oder Wiedergabegerät mit Mitteln zur Schaffung eines Nachaufzeichnungsbereiches |
US08/297,229 US5596457A (en) | 1992-03-13 | 1994-08-26 | Recording apparatus with means for recording a pilot signal and timing sync data in a track following area of a track |
US08/769,230 US5973868A (en) | 1992-03-13 | 1996-12-18 | Recording and/or reproducing apparatus with means for establishing an after-recording area |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4089434A JPH05258472A (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | 回転ヘッド型記録装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05258472A true JPH05258472A (ja) | 1993-10-08 |
Family
ID=13970570
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4089434A Pending JPH05258472A (ja) | 1992-03-13 | 1992-03-13 | 回転ヘッド型記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05258472A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06195818A (ja) * | 1992-07-08 | 1994-07-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁気記録再生方法 |
KR100573457B1 (ko) * | 1998-07-11 | 2006-10-25 | 엘지전자 주식회사 | 재 기록가능 기록매체의 사후기록 오디오 데이터 관리방법 |
KR100573455B1 (ko) * | 1998-07-11 | 2006-11-10 | 엘지전자 주식회사 | 재 기록가능 기록매체의 기록 오디오 재생 지정방법 |
KR100573454B1 (ko) * | 1998-07-11 | 2006-11-10 | 엘지전자 주식회사 | 재 기록가능 기록매체의 사후기록 오디오 데이터 관리방법 |
KR100746538B1 (ko) * | 2000-03-27 | 2007-08-06 | 소니 가부시끼 가이샤 | 자기 테이프 기록 장치 및 방법, 자기 테이프 재생 장치 및 방법, 자기 테이프, 및 기록 매체 |
-
1992
- 1992-03-13 JP JP4089434A patent/JPH05258472A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06195818A (ja) * | 1992-07-08 | 1994-07-15 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁気記録再生方法 |
KR100573457B1 (ko) * | 1998-07-11 | 2006-10-25 | 엘지전자 주식회사 | 재 기록가능 기록매체의 사후기록 오디오 데이터 관리방법 |
KR100573455B1 (ko) * | 1998-07-11 | 2006-11-10 | 엘지전자 주식회사 | 재 기록가능 기록매체의 기록 오디오 재생 지정방법 |
KR100573454B1 (ko) * | 1998-07-11 | 2006-11-10 | 엘지전자 주식회사 | 재 기록가능 기록매체의 사후기록 오디오 데이터 관리방법 |
KR100746538B1 (ko) * | 2000-03-27 | 2007-08-06 | 소니 가부시끼 가이샤 | 자기 테이프 기록 장치 및 방법, 자기 테이프 재생 장치 및 방법, 자기 테이프, 및 기록 매체 |
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