JP3208776U - 荷下ろし作業用治具 - Google Patents

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勝利 中山
勝利 中山
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Abstract

【課題】 どのような荷に対しても傷を付けることなく安全に荷振れの手直しを行うことが可能な荷下ろし作業用治具を提供する。【解決手段】 荷下ろし作業用治具1は、棒状の本体部4と、本体部4の先端に設けられて荷やパレットに当接する当接部6と、荷を吊下するロープ等に係着される引き操作を行う際に用いる鉤5a,5bからなるフック部5とを備え、当接部6はクッション性を有するカバー部材7によって被覆されている。また、本体部4は伸縮可能とされる。【選択図】図1

Description

本考案は、荷下ろし作業用治具に関し、さらに詳しくは、フレキシブルコンテナやパレットに積載された荷などの荷下ろし作業を行う際に荷の位置の微調整を行うために好適な荷下ろし作業用治具に関する。
荷を輸送する場合には、梱包された荷をパレットに積載した状態でクレーン等を利用して船やトラックへの積み込み作業が行われる。また、粉状物や粒状物を輸送する場合にはフレキシブルコンテナバッグ(以下、「フレコンバッグ」という。)が利用される。これらの荷やフレコンバッグをクレーン等によって船からトラックやトレーラーへ荷下ろしする際に荷が揺れてしまい、正しい位置へ荷下ろしできない場合がある。また、荷が揺れると他の荷や人に接触するおそれがあり大変危険でもある。そのため、荷下ろし作業では、荷を下ろす位置が決まったら玉掛け合図者の指示に基づいて荷を下ろしながら適宜に位置の微調整を行う。そのような荷下ろし作業においては、例えば特許文献1,2に示すような玉掛け作業用手鉤や玉掛け作業用補助具が利用されている。尚、玉掛け作業とは吊り具を用いて行う荷掛け及び荷外しの作業をいう。
特許文献1に示す玉掛け作業用手鉤は、棒状の軸部の一端に握り手を形成し、他端にF字形状やC字形状の鉤部を軸部に対して45〜48°の角度θの傾斜を有して形成したものである。これにより、荷を吊るしているワイヤを掴んだまま荷を下ろし位置へ誘導できるようにしている。
また、特許文献2に示す玉掛け作業用補助具は、棒状の操作体の一端に握り手を形成し、操作体の他端に自在継手を介して吸着体を取り付けたものである。吸着体は金属ホルダに円盤状または円環状の永久磁石を収容したものである。この玉掛け作業用補助具は、吸着体が永久磁石によって吊り物体(=荷)に吸着するので玉掛け作業用補助具を荷に一体化でき、荷の吊り状態をコントロールすることができる。
実用新案登録第3040770号 実用新案登録第2503253号
しかし、特許文献1の玉掛け作業用手鉤は、荷姿がフレコンバッグで且つ鉤部がF字形状の場合、操作に失敗すると、鉤部の尖った先端がフレコンバッグを突き破る虞がある。
一方、特許文献2の玉掛け作業用補助具は、吊り物体(荷)が非磁性体の場合には吸着体の永久磁石が吸着しないので吸着体を吊り物体に吸着させることができず、扱える荷に制限がある。一方、磁石が強すぎると荷から引き離し難くなると共に、荷が揺れだすという問題が生じる。また、荷を押すことは可能であるが、鉤が無いのでロープに引っ掛けて引くという操作が行えないという問題がある。
そこで、本考案は、かかる問題点に鑑みなされたもので、どのような荷に対しても傷を付けることなく安全に荷振れの手直しを行うことが可能な荷下ろし作業用治具を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の本考案は、棒状の本体部と、前記本体部の先端に設けられた平面状部を有する当接部と、前記本体部の先端近傍に設けられた鉤状のフック部とを備えていることを特徴とする荷下ろし作業用治具を提供する。
上記目的を達成するため、請求項2に記載の本考案は、請求項1に記載の荷下ろし作業用治具において、前記当接部にはクッション性を有するカバー部材が設けられていることを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項3に記載の本考案は、請求項1又は2に記載の荷下ろし作業用治具において、前記本体部は伸縮可能とされていることを特徴とする。
上記目的を達成するため、請求項4に記載の本考案は、請求項1から3のいずれか1項に記載の荷下ろし作業用治具において、前記フック部は、複数本設けられていることを特徴とする。
本考案の荷下ろし作業用治具によれば、どのような荷に対しても傷を付けることなく安全且つ柔軟な操作により荷振れの手直しを行うことが可能になるという効果がある。
本考案に係る荷下ろし作業用治具の好ましい一実施形態を示す正面一部断面図である。 荷下ろし作業用治具の先端部の詳細を示す斜視図である。 荷下ろし作業用治具の引き寄せ作業を示す説明図である。 荷下ろし作業用治具の押し込み作業を示す説明図である。
以下、本考案に係る荷下ろし作業用治具について、好ましい一実施形態に基づいて詳細に説明する。図1は本考案に係る荷下ろし作業用治具の好ましい一実施形態を示す正面一部断面図、図2は先端部の詳細を示す斜視図である。
[荷下ろし作業用治具の構成]
荷下ろし作業用治具1は、概略として、棒状の本体部4と、本体部4の先端に設けられた平面状の当接部6と、本体部4の先端近傍に設けられた鉤状のフック部5を備えて構成されている。
本体部4は、アルミニウムや真鍮等の金属製のパイプ部材であって、直径の異なる複数のパイプ部材を入れ子式に内装することにより図1に示す矢印方向に自在に伸縮できるように形成されている。そして、伸縮長の固定及び解除は本体部4に設けられたロックネジ3によって行うようになっている。図示された実施形態では3段の伸縮構造としているが、2段や4段とすることもできる。また、本体部4は金属パイプに代えて、例えば木製の棒状部材を用いることもできる。本体部4の一端に設けられた把持部2は作業者の手が滑らないような滑り止めが施されている。滑り止めとしては、例えば表面に凹凸が形成されたゴム製の滑り止め部材を利用することができ、この滑り止め部材を把持部2に被覆する。
当接部6は、平坦な平面状部を有して本体部4の先端に設けられており、本実施形態では当接部6は平面視円形状に形成されている。この平面上部でフレコンバッグ自体或いはパレットを押し込むことで荷の位置の調整を行う。平面上部の形状は平面視円形状に限定されるものではなく、多角形状等の適宜の形状とすることができる。当接部6は力が加わるので剛性を有する鉄等の金属製材料によって形成することが好ましい。その一方で、フレコンバッグを破いたり、パレットを変形させたりすることがないように、当接部6には、クッション性を有するカバー部材7が被覆されている。カバー部材7としては、例えば伸縮性と強度を備えたゴム製とすることができるが、これに限定されえるものではない。
フック部5は、全体に円弧状に湾曲した長さの異なる鉤5a,5bによって形成されている。フック部5は相対的に長さの長い鉤5aと、鉤5aよりも相対的に長さの短い鉤5bを備えている。鉤5a,5bは真鍮やアルミニウム等の金属製材料によって形成されている。尚、カバー部材7を含む当接部6の表面と鉤5aとの間には高さhの差が設けられており、荷下ろし作業用治具1によって荷やフレコンバッグを押し出す操作をしてもフック部5が荷やフレコンバッグに接触しないようになっている。
本実施形態では、フック部5は、図2(a)に示すように、鉤5a,5bの2つが設けられているが、図2(b)に示すように、1つの鉤5aを設ける構成も可能である。また、鉤5a,5bの形状も円弧状に湾曲する形状の例を示したが、これに限らず、例えばJ字形、L字形等の適宜の形状を採用することができる。
[荷下ろし作業用治具の操作]
次に、上述した荷下ろし作業用治具1の使用方法について説明する。荷下ろし作業用治具1の操作は大別して、以下の2つの作業になる。
(1)フレコンバッグ等の荷体を押し込む作業
(2)フレコンバッグ等の荷体を引き寄せる作業
それぞれの作業について以下に図面を参照しつつ説明する。図3は荷下ろし作業用治具1の引き寄せ作業を示す説明図、図4は荷下ろし作業用治具1の押し込み作業を示す説明図である。いずれの場合も、荷10はフレコンバッグであり、図示しないクレーンによってロープ11を介して吊り下げられた状態となっている。このような状態の荷10を水平方向の所望の方向に微動させるために使用されるが荷下ろし作業用治具1である。尚、作業の開始前に予め必要に応じて荷下ろし作業用治具1のロックネジ3を操作し、荷下ろし作業用治具1を作業し易い長さに調節しておく。
まず、荷下ろし作業用治具1の引き寄せ作業について説明する。この場合、作業者20は荷下ろし作業用治具1の把持部2を片手で持ち、複数のロープ11のうち適宜の1本をフック部5の一方の鉤5aで引っ掛ける。そして、その状態を維持したままで荷下ろし作業用治具1を作業者20の方に引き寄せる。この動作により、荷10は荷下ろし作業用治具1を引いた方向(図3に示す矢印A方向)に移動する。その移動量を適宜調節することにより、荷10を所望の位置に下ろすことができる。尚、荷10が梱包されて図示しないパレットに積載されているような場合には、図示しないパレットを吊り下げている荷役用のロープに掛止することにより同様の作業を行えばよい。
次に、荷下ろし作業用治具1の押し込み作業について説明する。荷下ろし作業用治具1の当接部6の平面部分を荷10の所定の場所に押し当て、そのまま荷下ろし作業用治具1を所望の方向(図4に示すB方向)に荷10とともに水平移動させて所望の位置で荷10を停止させる。当接部6にはカバー部材7が被覆されているので当接部6を直接フレコンバッグである荷10に押し当ててもフレコンバッグを傷つけるおそれはない。そして、その状態を保持したまま荷10を下ろせば所望の位置への荷下ろし作業が終了する。尚、荷10が梱包されて図示しないパレットに積載されているような場合には、当接部6を図示しないパレットの側面又は梱包された荷10に押し当てて上記と同様の操作を行えばよい。
本考案に係る荷下ろし作業用治具によれば、荷に対して傷を付けることなく安全に荷振れの手直しを行うことが可能となる。そして、当接部6にはゴム等のクッション性を有するカバー部材7が設けられているので荷10を傷つけるおそれがない。また、本体部4を伸縮できる構造としたので荷と作業者との間の距離を適宜に設定でき、周囲の状況、荷のサイズ等に応じて作業の安全性を向上できる。また、フック部5の鉤5a,5bの数を複数とし、鉤の大小の組み合わせ又は形状の異なる組み合わせとすること等により、荷のサイズ、荷の種類、荷姿等に応じて最適な使い分けをすることができる。
以上のように、本考案の好ましい実施形態について詳述したが、本考案は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、実用新案登録請求の範囲の範囲に記載された本考案の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能であることはいうまでもない。例えば、クレーンで扱う荷を例にしたが、トラック等で搬送する小型の荷に対する移動等にも適用可能である。
1 荷下ろし作業用治具
2 把持部
3 ロックネジ
4 本体部
5 フック部
6 当接部
7 カバー部材
10 荷
11 ロープ
20 作業者

Claims (4)

  1. 棒状の本体部と、
    前記本体部の先端に設けられた平面状部を有する当接部と、
    前記本体部の先端近傍に設けられた鉤状のフック部と、
    を備えていることを特徴とする荷下ろし作業用治具。
  2. 請求項1に記載の荷下ろし作業用治具において、
    前記当接部にはクッション性を有するカバー部材が設けられていることを特徴とする荷下ろし作業用治具。
  3. 請求項1又は2に記載の荷下ろし作業用治具において、
    前記本体部は伸縮可能とされていることを特徴とする荷下ろし作業用治具。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の荷下ろし作業用治具において、
    前記フック部材は、複数本設けられていることを特徴とする荷下ろし作業用治具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021017361A (ja) * 2019-07-23 2021-02-15 兼子産業株式会社 手鉤棒

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