JP3208709U - 梱包容器 - Google Patents
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Abstract
【課題】自律移動ロボット等の人体形状を呈する梱包物に対して安定した保管と搬送が可能なロボット梱包容器を提供する。【解決手段】上面を開放部とした立方体形状の箱本体と、箱本体の開放部を閉塞するために一側端縁をヒンジ部とした蓋体から成る人体形状の梱包物を収容する梱包容器において、人体形状の梱包物を起立状態とした際の箱本体の側面の底部にキャスターを設け、重量のある梱包物であっても安定して且つ容易に搬送できる梱包容器を提供する。【選択図】図1
Description
本考案は、人型ロボットの搬送可能な梱包容器に関するものであり、詳しくは、人体サイズの人型ロボットの運搬、保管に最適な梱包容器に関するものである。
従来より、長尺物や傘高物を収容するための適宜な大きさとした梱包容器は周知である。これらの梱包容器は、収容する物品の形状に応じた大きさを選択し、使用する際には発泡スチロール等の緩衝材を同梱して使用する。本考案は、とりわけ、人型ロボットを収容物とした専用の梱包容器を開示するものであるが、この人型ロボットは、最近の製品であり流通量も少ないことから、専用の梱包容器は知られていない。
類似性のある梱包容器としては、例えば、小型ではあるが、特許文献1に開示された人形用の容器が知られている。梱包物となる人形は、容器本体に置かれたシート部材を緩衝材として、その上に寝かせた状態で載置される。
他の類似性のある梱包容器としては、特許文献2に開示された遺体を収容する容器、所謂、棺桶が知られているが、この例では、人体が寝かされた状態で収容するの容器本体の底部にキャスターを設置して搬送を容易としている。
実用新案登録第3175576号公報
実用新案登録第3115108号公報
上記の各文献で開示されている容器の技術的視点から、人型ロボットを寝かせた状態で収容し、その状態を維持して搬送できるよう、容器の底部にキャッスター等を設置することは、比較的考え易いと思われる。
ところが、人型ロボットは、人体と同様の大きさと重量を有し、また、手足や首などの各関節部分が可動するため、これを寝かせた状態で容器に収容する場合、労力を要すると共に、開封時に取り出す際にも労力がかかる等の課題があった。
また、人型ロボットは、搬送路のスペースが搬送先まで十分に確保されていない展示会場や、オフィス等で使用されることから、横にして搬送する場合は、不便が生じる等の課題もあった。
本考案は、上記課題を解消するもので、人型ロボットを立てた状態で収容し、且つ搬送を可能とした専用の梱包容器を開示することを目的とする。
上記課題を解決するために講じた本考案の手段は次のとおりである。
本考案の梱包容器は、上面を開放部とした立方体形状の箱本体1と、該箱本体1の開放部を閉塞するために一側端縁をヒンジ部とした蓋体2から成る人体形状の梱包物を収容する梱包容器であって、前記箱本体1の底部側に梱包物Rの背面を支持する凹陥部が設けられた緩衝材7を内装すると共に、前記梱包物Rの正面を支持する凹陥部が設けられた緩衝材10を別体の押さえ蓋9の下面に形成し、前記蓋体2のヒンジ部と対向する閉塞側の一側端縁へ箱本体1に係止する固定バンド3を設けると共に、前記人体形状の梱包物Rを起立状態とした際の箱本体1の側面の底部にキャスター6を設けたことを特徴とする。
また、前記梱包物Rの背面を支持する凹陥部が設けられた緩衝材7の端部には、人体形状の梱包物を起立状態で出し入れするためのスロープ8が設けられたことを特徴とする請求項1記載の梱包容器。
本考案は上記構成を備えることで、前記人体形状の梱包物Rを起立状態としたままで、スロープ8を乗り上げて設箱本体1に収容することができる。そして、箱本体1のキャスター6でそのまま搬送することができる。
以下、本考案を図面に示した実施例に基づき更に詳細に説明する。
本考案に係る梱包容器1は、図1のヒンジ部側の側面図に示す通り、全体が立方体形状の外観を呈していて、複数枚の硬質の板材から構成されると共に四隅を金属材等で補強した箱となっている。また、図示の状態での梱包容器1の底部には、キャスター6が取り付けられている。
一方、図2は、図1の反対側となる梱包容器1の側面図であり、蓋体2には、閉塞した際に固定するための固定バンド3が取り付けられていて、梱包容器1の本体には、固定バンド3を締結するための係止具4が取り付けられている。
前記梱包容器1の側面の適宜な個所には運搬を容易にするための取手5が設けられている。尚、同様の取手5は、図3の上面図に示す通り、梱包容器1の上面にも設けられていて、梱包容器1を起立させて運搬したり、横方向に寝かせて運搬する際の利便性を高めている。
本考案の梱包容器1は、図4に図示の如く、上面を開放部とした立方体形状の箱本体から成り、梱包物の収容していない状態で且つ蓋体2を開放した状態では、箱本体の底部側に梱包物の背面を支持し且つ外部からの衝撃を緩衝する凹陥部が設けられた紙製、ダンボール製、発泡スチロール製等の緩衝材7が内装されている。また、図4における下部には、梱包物を引き出すためのスロープ8が設けられている。
人型ロボットである梱包物Rは、図5に図示の如く、緩衝材7の凹陥部に載置されると共に、図6に図示の通り、梱包物Rの正面を支持する凹陥部が設けられた緩衝材7を別体の押さえ蓋9の下面に形成し、これで梱包物Rを覆って収容する。
図7に図示の通り、本考案に係る梱包容器1は、梱包物Rに対して緩衝材7で覆った状態で且つ蓋体2を閉塞し、図8に図示の如く、固定バンド3で固定する。
本考案は、図1及び図2に図示の通り、前記蓋体2のヒンジ部と対向する閉塞側の一側端縁へ箱本体に係止する固定バンド3を設けると共に、前記人体形状の梱包物Rを起立状態とした際の箱本体の底部の外側にキャスター6を設けることで、通常の梱包箱と異なり、起立状態で運搬することができる。
また、前記梱包物Rの背面を支持する凹陥部が設けられた緩衝材7の端部には、人体形状の梱包物Rを起立状態で出し入れするためのスロープ8が設けられているために、運搬後には梱包物Rを素早く外に出すことができ、また、その逆に梱包物Rを素早く収容して運搬することが可能である。
本考案は、自律移動ロボット等の人体形状を呈する梱包物に対して安定した保管と搬送が可能であり、専用性の高い梱包容器を提供したものである。
R 人体形状の梱包物(人型ロボット)
1 箱本体
2 蓋体
3 固定バンド
4 係止具
5 取手
6 キャスター
7 緩衝材
8 スロープ
9 押さえ蓋
10 緩衝材
1 箱本体
2 蓋体
3 固定バンド
4 係止具
5 取手
6 キャスター
7 緩衝材
8 スロープ
9 押さえ蓋
10 緩衝材
Claims (2)
- 上面を開放部とした立方体形状の箱本体と、該箱本体の開放部を閉塞するために一側端縁をヒンジ部とした蓋体から成る人体形状の梱包物を収容する梱包容器であって、前記箱本体の底部側に梱包物の背面を支持する凹陥部が設けられた緩衝材を内装すると共に、前記梱包物の正面を支持する凹陥部が設けられた緩衝材を別体の押さえ蓋の下面に形成し、前記蓋体のヒンジ部と対向する閉塞側の一側端縁へ箱本体に係止する固定バンドを設けると共に、前記人体形状の梱包物を起立状態とした際の箱本体の側面の底部にキャスターを設けたことを特徴とする梱包容器。
- 前記梱包物の背面を支持する凹陥部が設けられた緩衝材の端部には、人体形状の梱包物を起立状態で出し入れするためのスロープが設けられたことを特徴とする請求項1記載の梱包容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016004908U JP3208709U (ja) | 2016-10-11 | 2016-10-11 | 梱包容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016004908U JP3208709U (ja) | 2016-10-11 | 2016-10-11 | 梱包容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3208709U true JP3208709U (ja) | 2017-02-09 |
Family
ID=57985116
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016004908U Expired - Fee Related JP3208709U (ja) | 2016-10-11 | 2016-10-11 | 梱包容器 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3208709U (ja) |
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2016
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