JP3208657B2 - 電波源位置標定装置 - Google Patents

電波源位置標定装置

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JP3208657B2
JP3208657B2 JP06982597A JP6982597A JP3208657B2 JP 3208657 B2 JP3208657 B2 JP 3208657B2 JP 06982597 A JP06982597 A JP 06982597A JP 6982597 A JP6982597 A JP 6982597A JP 3208657 B2 JP3208657 B2 JP 3208657B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電波発射源の位
置を逆探知する電波逆探装置等に設けられる電波源位置
標定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図13は従来の電波源位置標定装置を示
すブロック図である。図において、1は電波逆探装置の
方位測定装置から電波発射源の方位を示す情報である方
位線を入力する方位線入力装置、5は方位線の情報から
電波発射源のおおまかな位置を推定する初期位置推定装
置、6は初期位置推定装置5から得られる概略の初期位
置情報と方位線入力装置1から得られる方位線の情報を
用いて、初期位置情報よりも正しい位置情報を出力する
ニュートン法による位置計算装置、7はニュートン法に
よる位置計算装置6から出力された位置が、十分正しい
かを判定する位置標定結果判定装置である。
【0003】次に動作の説明の前に、従来型の位置標定
装置の「設計思想」を説明すると、次のようになる。 ・最初は概略の位置を推定する。 ・方位線情報を用いて、その概略の位置を修正して、よ
り精度の高い位置情報を得る。 ・上記操作を何度も行い、十分に精度が上がったと判断
されると、最終的な位置標定結果を出力する。 次に、動作を図について説明する。まず、方位線入力装
置1は、電波逆探装置から方位線情報を入手する。方位
線情報とは、電波逆探装置の方位測定装置を搭載した航
空機や艦艇等の移動体の位置と、各位置で測定された電
波発射源の方位情報(真北基準で測定した値)のペアで
構成される。すなわち、 方位線情報=(方位測定装置東経、方位測定装置北緯、
電波源方位) と表される。図14は方位線情報の説明図である。図1
4のおいて、Pは電波発射源、1は方位測定装置であ
り、方位測定装置1を搭載している移動体は矢印方向に
移動しているものとする。θは方位測定装置1から電波
発射源Pの位置を真北基準で測定した方位線の角度であ
る。方位測定装置1は矢印方向に移動しながらその位置
での方位線情報を入手する。次いで、初期位置推定装置
5は、方位線情報から概略の電波源位置情報を求める。
この位置は概略で良いため、例えば、電波発射源Pが左
右どちらにいるかを判断して、右であれば方位測定装置
1を搭載した移動体の右(或いは左)の100Km先に
あるとする。また、得られる方位線2本を任意に抽出し
て、その交点としても良い。ニュートン法による位置計
算装置6は、初期位置推定装置5により得られた概略の
位置情報を「ニュートン法」と呼ばれる逐次近似計算に
よって、標定精度の向上を図る。ここで、ニュートン法
による位置標定値の精度向上の方法を説明する。一般
に、N番目に得られた方位線情報を 方位線=(LatN ,LonN ,θN ) と表現する場合、最適な位置は次式を最小にする位置
(lat,Lon)として得ることができる。
【0004】
【数1】
【0005】式(1)で、最適な位置が求められること
は、公刊物によって一般的に知られている。式(1)を
最小にする位置(Lat,Lon)を直接計算で求める
ことができればよい、これは理論上できないことが知ら
れている。従って、近似計算を用いて近似値を求めるこ
とになる。ニュートン法は、この様な近似計算の1種で
あり、これを繰り返し使用することで、より精度の高い
近似値を求めることができる。尚、ニュートン法は周知
の手法であるので説明は省略する。以上、説明したよう
に、ニュートン法による位置計算装置6は、入力された
概略の位置情報と、方位線情報からより精度の高い位置
情報を求める。次に、位置標定結果判定装置7はニュー
トン法による位置計算装置6が出力する位置標定結果が
十分精度が高いか否かを判定する。但し真の電波源位置
を知らないため、位置標定結果判定装置7はニュートン
法による位置計算装置6が出力する位置標定結果が含ん
でいる誤差の量を評価することはできない。しかし、近
似計算を数回繰り返した後は、ニュートン法による位置
計算装置6の出力には次の性質があることが知られてい
る。 (1)近似値は次第に真値に近づいていく。決して真値
から離れていく様なことは無い。 (2)1回の近似計算で近似値の値がΔLだけ更新され
たとする。この場合、新たに得られた近似値と真値の間
の誤差をΔLよりも小さい。従って、「位置標定結果判
定装置7はニュートン法による位置計算装置6が出力す
る近似値の値の変化をモニタし、その変化量が規定値以
下になった場合に位置標定計算を終了させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の電波源位置標定
装置は、以上のように構成されているため、以下の問題
がある。 (1)ニュートン法を用いて、繰り返し近似値を求める
ため、計算負荷が高く、1個の位置標定結果を得るまで
の時間が長い。 (2)式(1)から判るように、計算式の中に三角関数
が含まれている。このため、近似値計算の中にも三角関
数のような計算時間のかかる処理が入り込み、これも計
算負荷を高める要因になっている。
【0007】この発明は、上記のような問題点を解消す
るためになされたもので、複雑な三角関数や、繰り返し
計算をすることなく、高速に電波発射源の位置を推定す
ることが可能な電波源位置標定装置を提供することを目
的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる電波源
位置標定装置は、電波発射源の方位情報である方位線を
入力する方位線入力装置と、この方位線入力装置が入力
した前記方位線の各々をHough変換により点に変換
するHough変換装置と、このHough変換装置が
変換した点列を直線近似する直線近似装置と、この直線
近似装置が直線近似した直線からHough逆変換によ
り点を求めるHough逆変換装置とを備えたものであ
る。
【0009】また、この発明に係わる電波源位置標定装
置は、直線近似装置は、最少自乗近似による直線当ては
め処理を行うことを特徴とするものである。
【0010】また、この発明に係わる電波源位置標定装
置は、直線近似装置が直線近似した直線の誤差を評価す
る当てはめ誤差評価装置と、この誤差が規定値より大き
い場合に、Hough変換装置が求めた点列を前記直線
近似した直線の上下に分類して直線近似装置に入力する
近似直線によるデータ分離装置とを具備し、前記直線近
似装置が前記直線の上下に分類した点列毎に直線近似す
るものである。
【0011】また、この発明に係わる電波源位置標定装
置は、Hough変換装置が変換した点列をクラスタリ
ング手法により複数のグループに分類するクラスタリン
グ装置と、前記グループ毎の点列を直線近似する直線近
似装置とを具備したものである。
【0012】また、この発明に係わる電波源位置標定装
置は、到来する電波の諸元を測定する電波諸元測定装置
と、Hough変換装置が変換した点列を前記電波の諸
元毎に複数のグループに分類して、前記グループ毎の点
列を直線近似する直線近似装置とを具備したものであ
る。
【0013】また、この発明に係わる電波源位置標定装
置は、到来する電波の諸元を測定する電波諸元測定装置
と、Hough変換装置が変換した2次元の点列を前記
電波の諸元毎に複数のグループに分類するクラスタリン
グ装置と、前記グループ毎の点列を直線近似する直線近
似装置とを具備したものである。
【0014】また、この発明に係わる電波源位置標定装
置は、連続して到来した電波の到来時刻を測定する電波
到来時間測定装置と、Hough変換装置が変換した点
列を上記到来時刻毎に複数のグループに分類するクラス
タリング装置と、前記グループ毎の点列を直線近似する
直線近似装置とを具備したものである。
【0015】また、この発明に係わる電波源位置標定装
置は、連続して到来した電波の到来時刻を測定する電波
到来時間測定装置と、Hough変換装置が変換した点
列を前記到来時刻、且つ、位置的に近い点列毎に複数の
グループに分類する目標追尾装置と、前記グループ毎の
点列を直線近似する直線近似装置とを具備したものであ
る。
【0016】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、この発明の一実施の形態を図につ
いて説明する。図1は、この発明の実施の形態1による
電波源位置標定装置を示すブロック図であり、図中、図
13と同一符号は同一又は相当部分を示す。図1におい
て、2は方位線入力装置1に入力された方位線(直線情
報)をHough変換により点に変換するHough変
換装置、3はHough変換されて「点列」情報となっ
たものを最小自乗近似で直線近似する最小自乗近似計算
装置、4は近似された直線情報を、Hough逆変換に
よって点を求めることにより電波発射源の位置情報を得
るHough逆変換装置である。
【0017】次に、Hough変換処理及び最小自乗近
似による直線当てはめ処理について説明する。Houg
h変換処理は、2次元平面間の写像であり、以下の性質
を持っている。 (1)写像前の平面における「直線」をHough変換
すると写像後の平面において「点」となる。 (2)写像前の平面における「2直線とその交点」をH
ough変換すると写像後の平面において「2点とそれ
を結ぶ直線」となる。 特に、(2)項の性質は重要である。図2はHough
変換の説明図、図3は位置標定処理とHough変換の
関連についての説明図である。図2(a)は直線Y=a
X+bをHough変換すると点(a,b)となり、図
2(b)は2直線Y=a1X+b1、Y=a2X+b2
とその交点(α,β)をHough変換すると2点(a
1,b1)、(a2,b2)を結ぶ直線b=αa+βと
なることを示している。図3は、多くの直線が1点で交
差する場合は、Hough変換後の点列は、1直線上に
並ぶことを示している。次に、Hough変換で重要な
性質は、逆変換が存在することである。すなわち、上述
のように、Hough変換後に変換後の点列が一直線に
並ぶ場合、その直線をHough逆変換すると、元の平
面における多くの直線が交差している点に変換されるこ
とになる。図4は位置標定処理とHough変換及びH
ough逆変換の関連を示す説明図であり、図4(a)
図3と同様のHough変換を示し、図4(b)は点列
を結ぶ直線Aを求め、直線AをHough逆変換すると
交点となることを示している。位置標定処理は、方位線
(=直線)の交点を求めるものである。従って、図4の
一連の処理を行えば、位置標定結果を得ることができ
る。Hough変換及びHough逆変換自体の計算
は、次のものである。 Hough変換 直線:Y=aX+b → 点(a,b) Hough逆変換 点(a,b) → 直線:Y=aX+b この変換処理は、直線の「傾き(a)」と「切片
(b)」をそのまま別の平面に写像するだけであり、逆
変換も同種の処理であり、計算負荷は非常に低い。従っ
て、「多くの点列から、それを通る直線を求める」こと
が計算負荷低く処理できれば位置標定処理を高速に行う
ことができる。そのために「最小自乗近似による直線当
てはめ処理」を用いることにする。この処理は、ニュー
トン法の様な繰り返し計算を行う必要がなく、Houg
h変換と同様に1回の計算で近似直線を求めることがで
きる。具体的な計算手順は、次の通りである。点列(x
i,yi) i=1〜Nを最小自乗近似で直線に近似す
ると
【0018】
【数2】
【0019】上記計算式から明らかなように、この計算
には四則演算(+,−,×,÷)しか用いられておら
ず、従来技術のように三角関係(sin,cos)は必
要ない。従って、単純な四則演算を1回行うだけでその
直線を求めることができるる。以上のことを総合する
と、Hough変換、最小自乗直線近似、Hough逆
変換を続けて行うことによって、位置標定処理を高速に
行えることになる。
【0020】次に、動作を説明する。方位線入力装置1
は航空機等に搭載された電波逆探知装置から方位線情報
を入力しHough変換装置2に出力する。方位線情報
は、実質的には直線であり、Y=aX+bという形で与
えられるから、Hough変換装置2は方位線情報をH
ough変換して点(a,b)という情報を切り出し
て、最小自乗近似計算装置3に出力する。最小自乗近似
計算装置3は、刻々送られてくる点列を蓄積し、それが
十分蓄積されたタイミング或いは、位置標定処理を外部
から起動された場合に、(2)式を用いてその点列を直
線近似して直線Aを求める。この直線近似された直線A
をHough逆変換装置4は、Hough逆変換を行い
直線近似されたデータの交点を電波発射源の位置情報と
して出力し、位置標定処理が終了する。
【0021】実施の形態2.実施の形態1では、1個の
レーダ等の電波発射源を受信した場合に、それを高速に
位置標定する方式を示した。電波逆探装置において、受
信する周波数帯域を狭くすればこのように1電波発射源
を重点的に受信することができるが、逆に広帯域に受信
すると、複数の電波発射源を同時に受信することが頻繁
に発生する。このような場合には、現在受信している電
波発射源が1目標であるか複数目標であるかを高速に判
定する必要がある。実施の形態2による電波源位置標定
装置は、この判定を高速に実施するものである。図5は
実施の形態2による電波源位置標定装置のブロック図で
あり、図1と同一符号は同一又は相当部分を示す。図5
において、8は最小自乗近似計算装置3の当てはめ誤差
の大きさを評価する当てはめ誤差評価装置、9は複数電
波発射源からの方位線情報を分類する近似直線によるデ
ータ分離装置である。
【0022】次に、動作を図について説明する。実施の
形態1で説明したように、1電波発射源からの方位線情
報を入力している場合は、Hough変換後の点列が1
直線上に並ぶ。逆に、位置が異なる複数電波発射源から
受信している場合は、1直線上には並ばない。例えば、
N電波源から同時に方位線を受信している場合は、N直
線上に並ぶ。従って、最小自乗近似計算装置3により直
線当てはめを行っても、当てはめ誤差が発生することに
なる。当てはめ誤差は、次の式で計算できる。 当てはめ誤差=Σ(a・xi+b−yi)2 但し、aは最小自乗近似計算装置で直線当てはめを行っ
た際の直線の傾き bは最小自乗近似計算装置で直線当てはめを行った際の
直線の切片 xiは方位線情報をHough変換した後の点列のX座
標 yiは方位線情報をHough変換した後の点列のY座
標 この当てはめ誤差が規定値より大きい場合は、方位線が
複数電波源から来ていることになるので、当てはめ誤差
評価装置8は当てはめ誤差が規定値より大きい場合には
複数の電波発射源から受信していると判断し、規定値よ
り小さい場合には1電波発射源からの受信であると判定
する。また、上記計算も四則演算を1回行うだけである
ので、高速な処理が行える。
【0023】この際、方位線情報が1電波発射源から到
来しているならば実施の形態1の方式で位置標定を行え
ば良いが、複数の電波発射源から到来している場合はそ
れを分離してから位置標定を行う必要がある。当てはめ
誤差評価装置8は当てはめ誤差が規定値以下であれば、
受信された方位線は1電波発射源からであると判定し、
最小自乗近似計算装置3の直線近似データをHough
逆変換装置4に出力し電波発射源の位置が決定できる。
【0024】次に、当てはめ誤差が大きくて、当てはめ
誤差評価装置8が複数電波発射源からの受信と判定され
た場合には、最小自乗近似計算装置3が出力する近似直
線のデータ及びHough変換装置2が出力する点列の
データを近似直線によるデータ分離装置9に出力する。
近似直線によるデータ分離装置9は、Hough変換さ
れた点列を、図6に示すように近似直線の上、下に2分
する。入力された点列が、図6に示すように上下に分か
れている場合、近似直線を用いて点列を上下に分類する
ことができる。分類された点列は、各々再度最小自乗近
似計算装置3に送られ、上、下で2分された点列毎に直
線近似が行われ、当てはめ誤差評価装置8に出力され
る。当てはめ誤差評価装置8は再度各近似直線のデータ
の当てはめ誤差の評価を行い、誤差が規定値以下の場合
に近似直線のデータをHough逆変換装置4に出力し
電波発射源の位置が決定され、誤差が規定値を超える直
線近似データについては再度、近似直線によるデータ分
離装置9を経由して繰り返して処理が行われ、複数の電
波発射源の位置の標定が行われる。
【0025】実施の形態3. 実施の形態2においては、電波発射源の分類を近似直線
により点列を分離することにより実現している。この方
式では、分類する処理が高速に行えるものの、点列の分
布が図6に示すように上下に分かれていない場合、正確
に分類することが困難である。この実施の形態3による
電波源位置標定装置は、このような状況に対処可能なも
のである。図7は実施の形態3による電波源位置標定装
置のブロック図であり、図1と同一符号は同一又は相当
部分を示す。図8はクラスタリング手法の説明図であ
る。図7において、10はクラスタリング装置である。
クラスタリング装置10は、Hough変換装置2より
求められた点列を最小自乗近似直線を当てはめる前に、
画像処理により行われる「クラスタリング手法」によっ
て図8に示す破線のグループに点列を分類して最小自乗
近似計算装置3に出力する。最小自乗近似計算装置3
は、グループ毎の点列を最小自乗近似による直線当ては
め処理により直線近似を行い、Hough逆変換装置4
はグループ毎のの直線近似から複数の電波発射源の位置
を求める。尚、クラスタリング手法とはデータの分布
(集まり具合)を判断し、それをいくつかのグループに
分ける処理の総称であり、従来から種々の方式が提案さ
れている。この発明の電波源位置標定装置のおけるクラ
スタリング手法は、どの方式を用いても実現可能であ
る。
【0026】実施の形態4.実施の形態1〜3において
は、方位線情報のみを用いて位置標定を行っている。従
って、近似した方位から複数の電波発射源が電波を発射
している場合には、それらを区別して位置標定すること
はできない。一般に、近似した方位から電波を受信する
場合は、周波数等の電波諸元を用いて方位線情報を分類
することが有効な手段である。この実施の形態4による
電波源位置標定装置は、電波諸元を用いて電波発射源の
分類性能の向上を図るものである。図9は実施の形態4
による電波源位置標定装置のブロック図であり、図1と
同一符号は同一又は相当部分を示す。図9において、1
1は電波諸元測定装置である。
【0027】次に、動作を図について説明する。 電波
諸元測定装置11は到来方位線の周波数を測定し、最小
自乗近似計算装置3aに出力する。最小自乗近似計算装
置3aは、実施の形態1〜3で説明した最小自乗近似計
算装置3では2次元平面にHough変換された点列を
プロットしてそのデータに対して直線を当てはめたが、
電波諸元を1次元加えた3次元空間上に点列をプロット
し、直線当てはめを行う際には、電波諸元の値毎に当て
はめ処理を行うことによって、Hough変換装置2よ
り求められた点列を電波諸元毎に分類して直線当てはめ
処理により直線近似を行い、Hough逆変換装置4は
グループ毎のの近似直線から複数の電波発射源の位置を
求める。このようにして、電波源位置標定装置は一度に
複数の位置標定を行うことができる。
【0028】実施の形態5. 実施の形態4においては、電波諸元が電波発射源毎には
っきりと区別される程度に離れている場合を想定してい
る。電波諸元が大きく離れていれば、電波諸元を加えた
3次元空間上で点列は容易に分類できるので、各々に最
小自乗近似計算装置3を適用することができた。しかし
多くの場合、電波諸元も近似していたり、或いは重複し
ているような場合が発生する。この実施の形態5による
電波源位置標定装置は、このような状況に対処可能なも
のである。図10は実施の形態5による電波源位置標定
装置のブロック図であり、図7と同一符号は同一又は相
当部分を示す。図10において、10aは3次元で点列
を分類するクラスタリング装置であり、図7に示すクラ
スタリング装置10は2次元平面の点列の分類を行って
いたが、この装置では周波数等の電波諸元を加えた3次
元で点列を分類する。電波諸元測定装置11は到来方位
線の周波数を測定し、クラスタリング装置10に出力す
る。 クラスタリング装置10は3次元空間上に配置さ
れた点列を、電波諸元も考慮しながらグループ化するの
で、電波諸元が近似していたり、一部重複していても正
しく点列を電波発射源毎に分類することが可能となる。
最小自乗近似計算装置3はグループ化された点列ごとに
直線近似を行い、Hough逆変換装置4はグループ毎
のの近似直線から複数の電波発射源の位置を求める。
【0029】実施の形態6. 実施の形態4、5においては、電波諸元を用いて、Ho
ugh変換後の点列を分類した。しかし電波諸元が非常
に近似している場合(例えば同種のレーダが複数存在す
る場合)はこれらの方法を用いても、点列の分類は困難
である。この実施の形態による電波源位置標定装置
は、このような状況に対応するために成されたもので、
到来方位線の時間情報に着目して点列を分類するもので
ある。図11は実施の形態6による電波源位置標定装置
のブロック図であり、図10と同一符号は同一又は相当
部分を示す。図11において、10bはクラスタリング
装置、12は到来する方位線の「到来時刻」を測定する
電波到来時間測定装置である。一般に、電波発射源から
電波を受信する場合、多くのレーダ等の電波発射源はア
ンテナを回転させている。従って、電波逆探装置側から
見れば、一定時間(通常1秒以下)の間電波が受信可能
となり、その後5〜10秒間は電波は受信できない。複
数の電波発射源を同時に受信する場合には、各々の電波
発射源について1秒程度受信してはその後受信不可状態
が続く。電波到来時間測定装置12を用いる目的は、こ
のような状況を積極的に活用しようとするもので、1個
の電波発射源からの方位線(電波)は一定期間連続的に
受信するとして、クラスタリング装置10bは電波到来
時間測定装置12が測定した時刻内(一定期間内)に連
続して受信された点列を1グループとして分類する。最
小自乗近似計算装置3はグループ化された点列ごとに直
線近似を行い、Hough逆変換装置4はグループ毎の
の直線近似から複数の電波発射源の位置を求める。
【0030】実施の形態7.実施の形態6による電波源
位置標定装置では、電波到来時刻の分布に着目して、そ
の値が近いものをグループ化しようとするものであっ
た。しかし、電波到来時刻の分布に着目せずに、点列を
分類する手法が存在する。図12は実施の形態7による
電波源位置標定装置のブロック図であり、図11と同一
符号は同一又は相当部分を示す。図12において、13
は目標追尾装置であり、電波到来時間測定装置12が測
定した時間内の連続して受信された点列を追尾して近接
する時刻に求められた点列を1グループとして分類す
る。目標追尾装置13の目標追尾処理はレーダ装置にお
いて同時に複数目標を追尾する処理を行うものと同様の
ものである。レーダ装置における「目標追尾処理」は、 ・近接した時刻に入力した点 ・且つ位置的に近い点 を時間経過に従ってグループ化するものである。この状
況は、Hough変換装置2が求める点列にも当てはま
る。すなわち、実施の形態7において説明したように、
同じ電波発射源から受信される方位線は一定時間持続し
て受信されるので、「近接した時刻に入力される点列」
は同じ電波発射源と判定することができる。また、電波
発射源位置は移動しないため、方位線の方向は短時間に
は変化しないので、3次元空間上の点列の位置も近くな
る。従って、レーダ装置における「目標追尾処理」と同
様な処理装置を用いることによって、点列を分類するこ
とが可能となり、最小自乗近似計算装置3はグループ化
された点列ごとに直線近似を行い、Hough逆変換装
置4はグループ毎のの近似直線から複数の電波発射源の
位置を求める。
【0031】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば電波源
位置標定装置を、Hough変換装置が電波発射源の方
位線をHough変換により点に変換し、直線近似装置
がHough変換装置が変換した点列を直線近似し、H
ough逆変換装置が直線近似装置が直線近似した直線
からHough逆変換により点を求めるようにすると、
複雑な三角関数や、繰り返し計算をすることなく、高速
に電波発射源の位置を標定することが可能となる効果を
奏する。
【0032】また、この発明によれば電波源位置標定装
置を、直線近似装置が、最少自乗近似による直線当ては
め処理を行うこようにすると、更に、点列の直線近似処
理が早くなる効果を奏する。
【0033】また、この発明によれば電波源位置標定装
置を、当てはめ誤差評価装置が直線近似装置が直線近似
した直線の誤差を評価し、近似直線によるデータ分離装
置が誤差が規定値より大きい場合に、Hough変換装
置が求めた点列を直線近似した直線の上下に分類して直
線近似装置に入力し、直線近似装置が直線の上下にに分
類した点列毎に直線近似するようにすると、直線近似装
置が上下に分類した点列毎に直線近似を行い、Houg
h逆変換装置が直線近似を行った直線毎に電波発射源で
ある点を求めるので、複数の電波発射源の位置を高速に
標定することができる効果を奏する。
【0034】また、この発明によれば電波源位置標定装
置を、クラスタリング装置がHough変換装置が変換
した点列をクラスタリング手法により複数のグループに
分類すし、直線近似装置がグループ毎の点列を直線近似
するようにすると、Hough逆変換装置が直線近似を
行った直線毎に電波発射源である点を求めるので、点列
の分布が近似直線の上下に分布していない場合にも、ク
ラスタリング手法により点列の分布を把握できるように
なり、複数の電波発射源の位置を高速に標定することが
できる効果を奏する。
【0035】また、この発明によれば電波源位置標定装
置を、電波諸元測定装置が到来する電波の諸元を測定
し、直線近似装置がHough変換装置が変換した点列
を電波の諸元毎に複数のグループに分類して、グループ
毎の点列を直線近似するようにすると、近似した方位か
ら複数の電波発射源が電波を発射した場合でも、電波の
諸元により点列をグループに分類することができるよう
になり、より確実に、複数の電波発射源の位置を高速に
標定することができる効果を奏する。
【0036】また、この発明によれば電波源位置標定装
置を、電波諸元測定装置が到来する電波の諸元を測定
し、クラスタリング装置がHough変換装置が変換し
た2次元の点列を電波の諸元毎に複数のグループに分類
し、直線近似装置がグループ毎の点列を直線近似するよ
うにすると、電波発射源の電波の諸元の差が少ない場合
でもクラスタリング手法と電波の諸元を組合わせて点列
をグループに分類することができるようになり、より確
実に、複数の電波発射源の位置を高速に標定することが
できる効果を奏する。
【0037】また、この発明によれば電波源位置標定装
置を、電波到来時間測定装置が連続して到来した電波の
到来時刻を測定し、クラスタリング装置がHough変
換装置が変換した点列を連続して到来した電波の到来時
刻毎に複数のグループに分類し、直線近似装置がグルー
プ毎の点列を直線近似するようにすると、電波発射源の
電波の諸元が非常に近似している場合にも、クラスタリ
ング手法と連続して到来した電波の到来時刻内の電波情
報とを組合わせて点列をグループに分類することができ
るようになり、より確実に、複数の電波発射源の位置を
高速に標定することができる効果を奏する。
【0038】また、この発明によれば電波源位置標定装
置を、電波到来時間測定装置が連続して到来した電波の
到来時刻を測定し、目標追尾装置がHough変換装置
が変換した点列の内、近接した時刻に入力し、且つ、位
置的に近い点を同じグループの点列として複数のグルー
プに分類し、直線近似装置がグループ毎の点列を直線近
似するようにすると、複数の電波発射源の位置を高速に
標定することができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による電波源位置標
定装置のブロック図である。
【図2】 Hough変換の説明図である。
【図3】 位置標定処理とHough変換の関連の説明
図である。
【図4】 位置標定処理とHough変換及びHoug
h逆変換の関連の説明図である。
【図5】 この発明の実施の形態2による電波源位置標
定装置のブロック図である。
【図6】 図5に示す近似直線によるデータ分離装置の
データ分類手法説明図である。
【図7】 この発明の実施の形態3による電波源位置標
定装置のブロック図である。
【図8】 図7に示すクラスタリング装置に用いられる
クラスタリング手法の説明図である。
【図9】 この発明の実施の形態4による電波源位置標
定装置のブロック図である。
【図10】 この発明の実施の形態5による電波源位置
標定装置のブロック図である。
【図11】 この発明の実施の形態6による電波源位置
標定装置のブロック図である。
【図12】 この発明の実施の形態7による電波源位置
標定装置のブロック図である。
【図13】 従来構成の電波源位置標定装置の構成図で
ある。実施の形態6の構成図である。
【図14】 従来及び本願発明の電波源位置標定に関す
る概念図である。
【符号の説明】
1 方位線入力装置、2 Hough変換装置、3 最
小自乗近似計算装置、4 Hough逆変換装置、8
当てはめ誤差標定装置、9 近似直線によるデータ分離
装置、10 クラスタリング装置、11 電波諸元測定
装置、12 電波到来時間測定装置、13 目標追尾装
置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−133762(JP,A) 特開 平10−104347(JP,A) 特開 平7−239382(JP,A) 特開 平7−43457(JP,A) 特開 平8−271615(JP,A) 特開 平7−333342(JP,A) 宮内、他4名、”時空間Hough変 換を用いたレーダ航跡検出法”、信学技 報 SANE96−19、電子情報通信学 会、平成8年5月31日、第96巻、第86 号、P.33−40 宮内、他4名、”時空間Hough変 換を用いたレーダ航跡検出の特性評 価”、信学技報 SANE97−10、電子 情報通信学会、平成9年4月17日、第97 巻、第8号、P.55−62 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01S 7/00 - 7/42 G01S 13/00 - 13/95

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電波発射源の方位情報である方位線を入
    力する方位線入力装置と、この方位線入力装置が入力し
    た前記方位線の各々をHough変換により点に変換す
    るHough変換装置と、このHough変換装置が変
    換した点列を直線近似する直線近似装置と、この直線近
    似装置が直線近似した直線からHough逆変換により
    点を求めるHough逆変換装置とを備えた電波源位置
    標定装置。
  2. 【請求項2】 直線近似装置は、最少自乗近似による直
    線当てはめ処理を行うことを特徴とする請求項1に記載
    の電波源位置標定装置。
  3. 【請求項3】 直線近似装置が直線近似した直線の誤差
    を評価する当てはめ誤差評価装置と、この誤差が規定値
    より大きい場合に、Hough変換装置が求めた点列を
    前記直線近似した直線の上下に分類して直線近似装置に
    入力する近似直線によるデータ分離装置とを具備し、前
    記直線近似装置が前記直線の上下に分類した点列毎に直
    線近似することを特徴とする請求項1に記載の電波源位
    置標定装置。
  4. 【請求項4】 Hough変換装置が変換した点列をク
    ラスタリング手法により複数のグループに分類するクラ
    スタリング装置と、前記グループ毎の点列を直線近似す
    る直線近似装置とを具備したことを特徴とする請求項1
    に記載の電波源位置標定装置。
  5. 【請求項5】 到来する電波の諸元を測定する電波諸元
    測定装置と、Hough変換装置が変換した点列を前記
    電波の諸元毎に複数のグループに分類して、前記グルー
    プ毎の点列を直線近似する直線近似装置とを具備したこ
    とを特徴とする請求項1に記載の電波源位置標定装置。
  6. 【請求項6】 到来する電波の諸元を測定する電波諸元
    測定装置と、Hough変換装置が変換した2次元の点
    列を前記電波の諸元毎に複数のグループに分類するクラ
    スタリング装置と、前記グループ毎の点列を直線近似す
    る直線近似装置とを具備したことを特徴とする請求項1
    に記載の電波源位置標定装置。
  7. 【請求項7】 連続して到来した電波の到来時刻を測定
    する電波到来時間測定装置と、Hough変換装置が変
    換した点列を上記到来時刻毎に複数のグループに分類す
    るクラスタリング装置と、前記グループ毎の点列を直線
    近似する直線近似装置とを具備したことを特徴とする請
    求項1に記載の電波源位置標定装置。
  8. 【請求項8】 連続して到来した電波の到来時刻を測定
    する電波到来時間測定装置と、Hough変換装置が変
    換した点列を前記到来時刻、且つ、位置的に近い点列毎
    に複数のグループに分類する目標追尾装置と、前記グル
    ープ毎の点列を直線近似する直線近似装置とを具備した
    ことを特徴とする請求項1に記載の電波源位置標定装
    置。
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宮内、他4名、"時空間Hough変換を用いたレーダ航跡検出の特性評価"、信学技報 SANE97−10、電子情報通信学会、平成9年4月17日、第97巻、第8号、P.55−62
宮内、他4名、"時空間Hough変換を用いたレーダ航跡検出法"、信学技報 SANE96−19、電子情報通信学会、平成8年5月31日、第96巻、第86号、P.33−40

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