JP3208211U - 愛玩動物用筐体及び愛玩動物用構造体 - Google Patents
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Abstract
【課題】組み立てが自在で、かつ、強固に連結することができる愛玩動物用筐体及び愛玩動物用構造体を提供する。【解決手段】愛玩動物用筐体100は、複数の側面部11,12で内側に収容空間を有する略直方体状又は略立方体状の筐体本体10と、筐体本体10が着脱自在に連結される複数の箱状連結体20,20と、蓋体30と、愛玩動物用爪研部材40とを備えている。筐体本体10が着脱自在に係合される箱状連結体20の周縁に折曲周壁部24を設け、折曲周壁部24に他の筐体本体が連結される係合連結部22a,28a又は26aを設けた。【選択図】図1
Description
本考案は、組立自在で猫等の愛玩動物の収容が可能な愛玩動物用筐体及び愛玩動物用構造体に関する。
従来の愛玩動物用筐体においては、紙、ダンボールあるいはプラスチック等のシートを素材とし、該シートで正方形箱状や長方形箱状等の矩形中空箱体を組み立て可能に形成し、該箱体の一面または複数面に、それぞれ通行穴を形成し、該通行穴の周囲に、他の矩形中空箱体を連結する連結部を複数設け、他の箱体の一または複数個と水平方向および垂直方向に連結するものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、この従来構成においては、愛玩動物用筐体のシート面に設けたコ字状の穴に、他のシート面に設けた突起状の凸部を差し込み凸部の両端を拡げて、穴と凸部の係合により連結するものであるため、従来の愛玩動物用筐体の強度は弱く破損し易いという問題があった。
そこで本考案は、上記のような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、強固に連結することができる愛玩動物用筐体及び愛玩動物用構造体を提供することにある。
上記目的を達成するために、本考案の愛玩動物用筐体は、組立自在で愛玩動物の収容が可能な愛玩動物用筐体であって、複数の側面部で内側に収容空間を有する略直方体状又は略立方体状の筐体本体と、該筐体本体が着脱自在に連結される箱状連結体とを備えており、前記箱状連結体の周縁に折曲周壁部を設けたことを特徴としている。
また、本考案の愛玩動物用筐体において、前記折曲周壁部に他の筐体本体を連結する係合連結部を有することを特徴としている。
さらに、本考案の愛玩動物用筐体において、前記筐体本体は、正面部と背面部と左側面部と右側面部とを有し上下開口する略立方体状に構成されており、前記箱状連結体は、前記筐体本体の上下に設けられ前記略立方体状の前記筐体本体の上面部及び底面部を閉塞することを特徴としている。
さらにまた、本考案の愛玩動物用筐体において、前記箱状連結体は、愛玩動物用爪研部材を備えていることを特徴としている。
本考案の愛玩動物用筐体を複数用いた愛玩動物用構造体であって、前記愛玩動物用筐体に他の複数の筐体本体及び箱状連結体を上下方向及び水平方向に連結して階段状に構成したことを特徴としている。
本考案の請求項1記載の愛玩動物用筐体によれば、上記のように構成されているので、強固に連結することができるという効果を奏する。
本考案の請求項2記載の愛玩動物用筐体によれば、上記のように構成されているので、請求項1記載の愛玩動物用筐体の奏する効果に加えて、他の筐体本体を強固に連結することができるという効果を奏する。
本考案の請求項3記載の愛玩動物用筐体によれば、上記のように構成されているので、請求項1又は2に記載の愛玩動物用筐体の奏する効果に加えて、愛玩動物のための略立方体状の閉塞収容空間を提供することができるという効果を奏する。
本考案の請求項4記載の愛玩動物用筐体によれば、上記のように構成されているので、請求項1から3の何れかに記載の愛玩動物用筐体の奏する効果に加えて、愛玩動物の爪研ぎ空間を提供することができるという効果を奏する。
本考案の請求項5記載の愛玩動物用構造体によれば、上記のように構成されているので、請求項1から4の何れかに記載の愛玩動物用筐体の奏する効果に加えて、愛玩動物が乗り降りする階段状の構造体を提供することができるという効果を奏する。
(第一実施形態)
以下、本考案を実施するための形態について、図1乃至図7を参照して説明する。
以下、本考案を実施するための形態について、図1乃至図7を参照して説明する。
愛玩動物用筐体100は、組立自在な段ボール製で全体が略立方体形状で内側に愛玩動物を収納可能な収納空間を有しており、筐体本体10と、複数の箱状連結体20,20と、蓋体30と、愛玩動物用爪研部材40とを備えている。
筐体本体10は、図1に示すように、略立方体状の複数の側面部としての左側面部11と右側面部12とを有しており、組み立てられた際に内側に収容空間を有する。筐体本体10の正面部13の略中央には、大きく角が取れた略四角形状に切り抜かれ、愛玩動物の出入りのための出入口13aを有している。
箱状連結体20は、筐体本体10の上下に設けられている。箱状連結体20の周縁に内側へ折り曲げられて立設形成された折曲周壁部24が設けられており、折曲周壁部24で囲まれている開口空間に、蓋体30、愛玩動物用爪研部材40その他のものの嵌挿、載置又は収納が可能である。さらに、折曲周壁部24に複数の係合連結部22a,26a,28aを有し、係合連結部22a,26a,28aを介して一又は複数の筐体本体10が着脱自在に連結可能とされる。
本実施形態においては、筐体本体10の、上側に複数の係合連結部26aを介して連結された一の箱状連結体20が略立方体状の筐体本体10の上面部を閉塞し、その下側に複数の係合連結部22a,28aを介して連結された他の箱状連結体20が略立方体状の筐体本体10の底面部を閉塞する。
図2及び図3は、筐体本体10の分解展開図である。筐体本体10は、図2に示す本体素材1と、図3に示す本体素材2とから構成されている。本体素材1,2は、図2及び図3に示すように、平面状の段ボール製シート状で所定の形状に型抜きされている。本体素材1は、図2に示すように、出入口13aを有する正面部13と右側面部12とが一列に配列されており、正面部13の一辺に貼付片15が設けられている。本体素材2は、図3に示すように、左側面部11と背面部14とが一列に配列されており、背面部14の一辺に貼付片16が設けられている。
正面部13と他との境界、及び背面部14と他との境界には組み立てる際に折り曲げがしやすいように折り目が形成されている。筐体本体10は、貼付片15が本体素材2の左側面部11の一辺に張り合わされ、貼付片16が本体素材1の右側面部12の一辺に張り合わされて正面部と背面部と左側面部と右側面部とを有し上下開口する略立方体状に組み立てられる。正面部13と右側面部12とが隣接する一辺に直交する二辺、及び左側面部11と背面部14とが隣接する一辺に直交する二辺には、複数の小片17が所定間隔を存して設けられている。
複数の小片17は、複数の係合連結部22a,26a,28aと同じ間隔で離間配置されており、折り曲げたり、拡げたりしないで使用される。各小片17は、それぞれ係合連結部22a,26a,28aに嵌挿可能な幅であって、基端部近傍は係合連結部22a,26a,28aよりもやや幅広に形成されている。係合連結部22a,26a,28aに嵌挿し易いように端部はテーパ状に形成されている。さらに、各小片17の基端部には、係合連結部22a,26a,28aとの係合用の略凹状くびれ部が形成されており、係合連結部22a,26a,28aに嵌挿された場合に小片17が外れにくくなっている。
左側面部11及び右側面部12の略中央には、それぞれ他の出入口を形成するためのミシン孔による略円形状の破断線18が設けられている。そして左側面部11の四隅近傍に複数の連結孔11bを有し、右側面部12の四隅近傍に複数の連結孔12bを有しており、各連結孔11b,12bに図示しない別体の突起状の連結具を差し込み係止させて他の愛玩動物用筐体100を左右方向に連結可能とされている。
組み立てられた箱状連結体20を展開すると、図4に示すように、平面状の段ボール製シート状で所定の形状に型抜きされた略正方形状の平面部26を有し、平面部26の四辺に連続して夫々設けられた複数の外壁部21,27と、さらに外壁部21,27に夫々連続して設けられた複数の縁辺部22,28と、さらに縁辺部22,28に夫々連続して設けられた複数の内壁部23,29とを備えている。外壁部21,27と縁辺部22,28と内壁部23,29とで折曲周壁部24を構成する。
複数の外壁部21,27と平面部26の境界の四辺の平面部内側に複数の係合連結部26aを有する。係合連結部26aは、上記境界の四辺に沿って所定間隔を存して離隔配置されている略I字状の長方形状係止孔である。さらに、縁辺部22に複数の係合連結部22aを有し、縁辺部28に複数の係合連結部28aを有する。係合連結部22a,28aは、係合連結部26aと同じ間隔で離間配置されている同サイズの略I字状の長方形状係止孔である。なお、箱状連結体20の平面部26には、愛玩動物用爪研部材40を取出すための複数の押出孔26b,26bを有している。
一対の外壁部21,21は、平面部26の四辺のうち対向する二辺に夫々設けられ、この辺の幅と同幅で所定高さを有する略長方形に形成されている。他方、一対の外壁部27,27は、平面部26の他の二辺に夫々設けられ、外壁部21と同じ高さで両側に延出する折込片27a,27aを有し、平面部26の辺の幅より広く形成されている。
一対の縁辺部22,22は、各々隣接する外壁部21から延出して設けられ、外壁部21の幅と同幅で外壁部21,27の高さより低く形成され、略長方形に形成されている。他方、一対の縁辺部28,28は、各々外壁部27から延出して設けられ、縁辺部22と同じ高さで外壁部27と接しない辺の両側端が略円弧状に形成されている。
一対の内壁部23,23は、各々縁辺部22から延出して設けられ、縁辺部22の幅より狭小で外壁部21と同じ高さに形成され、縁辺部22と接しない辺の両側端に係合凸部23aが形成されている。他方、一対の内壁部29,29は、各々縁辺部28から延出して設けられ、縁辺部28の幅より狭小で外壁部27と同じ高さに形成されている。内壁部29の両側に延出する折込片29a,29aを有し、縁辺部28の幅より広く形成されている。縁辺部28と折込片29aとの境界には、縁辺部22の高さ程度の所定長さの切込部29bを有する。折込片29a,29aと内壁部29との境界であって縁辺部28と接しない辺には略逆L字状切込部29cと略L字状切込部29dを有している。
平面部26と外壁部21と縁辺部22と内壁部23との境界及び平面部26と外壁部27と折込片27a,27aと縁辺部28と内壁部29と折込片29a,29aとの境界には、夫々組み立てる際に折り曲げがしやすいように折り目が形成されている。なお、外壁部21と折込片27aとの境界には、夫々折り目ではなく切込部25を有し、両者は分離されている。
蓋体30は、図5に示すように、平面状の段ボール製シート状で所定の形状に型抜きされた略正方形状の天面部3を有し、天面部3の四辺に連続して設けられた複数の折返部31を有する。折返部31は、端部がテーパ状に形成された略台形状であり、蓋体30を組み立てた場合に隣接する他の折返部31と当接するようにされている。蓋体30は、下方が開口する縦断面視略コ字状に組み立てられ、上面部の箱状連結体20の折曲周壁部24に囲まれた開口空間に嵌挿されて設けられている。
愛玩動物用爪研部材40は、複数の爪研ぎ具41,42,43から構成される。各爪研ぎ具41,42,43は、複数枚貼り合わせて形成された段ボールを、箱状連結体20に取り付け可能な長さと厚さを有する板状体に裁断して形成されるものであり、全体として略矩形板状である。愛玩動物用爪研部材40は、複数の爪研ぎ具41,42,43の長尺辺が当接するように一列に配列して箱状連結体20に収納されている。
次に、本実施形態の愛玩動物用筐体100の組立方法について説明する。まず、筐体本体10を組み立てる。次いで、複数の箱状連結体20を組み立てる。箱状連結体20は、外壁部27と縁辺部28と内壁部29とを折り目に沿って折り曲げ、同様にして外壁部21と縁辺部22と内壁部23とを折り曲げる。この際に、複数の折込片27a,29aが、隣接する外壁部21と内壁部23との間に折り返されて収納されつつ、これを全周にわたって繰り返す。これにより、内壁部23,29と外壁部21,27とが所定長さの縁辺部22,28を存して連続し、平面部26の周縁に折曲周壁部24が立設形成され、全体として一面が開口する箱状に組み立てられる。
このとき、箱状連結体20は、切込部29bを有することで、折込片29aが折り返されたときに折込片27aとの間に所定間隔を存して内壁部23と当接するようにされる。そして、折り曲げられた内壁部23の係合凸部23aが内壁部29の略逆L字状切込部29c又は略L字状切込部29dに差し込まれて係止され、折曲周壁部24が立設形成される。折曲周壁部24に複数の係合連結部22a,26a,28aを有し、一組の係合連結部22a,26a又は28a,26aで貫通する貫通孔を有する。
箱状連結体20を組み立てた場合に、両側の折込片27a,27aが隣接する外壁部21と内壁部23との間に収納されて、平面部26の周縁外周に連続して立設する外壁部21,27を構成する。同様にして、両端の折込片29a,29aが隣接する外壁部21と内壁部23との間に収納されて平面部26の周縁内周に連続して立設する内壁部23,29を構成する。
そして、図6に示すように、折曲周壁部24で囲まれた開口空間に複数の爪研ぎ具41,42,43を一列に配列収納して箱状連結体20に愛玩動物用爪研部材40を着脱自在に取着する。このとき、爪研ぎ具41,42,43の夫々に押出孔26bが対応するようにするとよい。箱状連結体20は、押出孔26bを有するので、愛玩動物用爪研部材40の爪研ぎ具41,42,43を個々に又は全部を容易に取出し又は交換することができる。
この後、筐体本体10が箱状連結体20に連結される。筐体本体10は、貼付片15が左側面部11に張り合わされ、貼付片16が右側面部12に張り合わされて略立方体形状に組み立てられており、筐体本体10に有する複数の小片17の各々が、対応する箱状連結体20の複数の係合連結部22a,28aに差し込まれ、係止される。この状態において、箱状連結体20は、他の係合連結部26aを有しているので、係合連結部26aに他の筐体本体の小片17を係止して上下方向に他の筐体本体をさらに連結可能である。
さらに、筐体本体10の上方に、他の箱状連結体20を連結する。この際、突出するように有する小片17の夫々が、他の箱状連結体20に有する複数の係合連結部26aに差し込まれて係止される。以上により、図7に示すように、筐体本体10の上下に箱状連結体20が連結される。さらに、上面部の箱状連結体20に蓋体30を設けると、略立方体形状の愛玩動物用筐体100の組立てが完了する。このとき、上面部の箱状連結体20には、他の係合連結部22a,28aを有しているので、さらに他の筐体本体を上下方向に連結可能である。このようにして、部屋のスペースに応じて愛玩動物用筐体を上下方向に延伸できる。
以上詳述した第一実施形態の愛玩動物用筐体100によれば、次のような効果が発揮される。
段ボール製シートを素材とする、筐体本体10と箱状連結体20とを備えており、筐体本体10が連結される箱状連結体20の周縁に折曲周壁部24を設けているので、組み立てが自在で、かつ、強固な連結とすることができる。
段ボール製シートを素材とする、筐体本体10と箱状連結体20とを備えており、筐体本体10が連結される箱状連結体20の周縁に折曲周壁部24を設けているので、組み立てが自在で、かつ、強固な連結とすることができる。
本実施形態の愛玩動物用筐体100によれば、組立ての際、縁辺部22との境界で内壁部23を折り曲げると、係合凸部23aが内壁部29の略逆L字状切込部29c又は略L字状切込部29dに差し込まれて係合される。このようにして、箱状連結体20の組立が完了すると、すべての内壁部23が隣接する内壁部29に当接し、係合凸部23aが略逆L字状切込部29c及び略L字状切込部29dに係止され強固でゆがみのない強い構造となる。なお、切込部29bを有することで折込片29aが折り返されたときに内壁部23と当接するようにされているので、鉛直方向だけでなく、水平方向の力にも強度を有する。
折曲周壁部24に筐体本体10が連結される複数の係合連結部22a,26a,28aを有し、他の筐体本体10と連結するように構成されているので、一又は他の筐体本体を上下方向に強固に連結することができる。さらに、箱状連結体20を介して上下方向にさらに延伸形成することができる。
本実施形態の箱状連結体20は、折曲周壁部24に複数の係合連結部22a,26a,28aを有し、一組の係合連結部22a,26a又は28a,26aで貫通する貫通孔を有するので、係合連結部22a,28aを介して筐体本体10が箱状連結体20に連結された場合に、他の係合連結部26aを介して他の筐体本体10を連結可能である。同様にして、係合連結部26aを介して筐体本体10が連結されているときに、他の係合連結部22a,28aを介して他の筐体本体10を連結可能である。
筐体本体10は、正面部13と背面部14と左側面部11と右側面部12とを有し上下開口する略立方体状に構成されており、箱状連結体20は、筐体本体10の上下に設けられ略立方体状の筐体本体10の上面部及び底面部を閉塞するので、愛玩動物のための略立方体状の閉塞収容空間を提供することができる。この収容空間を内部に有することによって、愛玩動物が好む人目につかない狭い場所とすることができる。
他方で、筐体本体10は、破断線18を有する側面部11,12を備えているので、破断線18にそって側面部11,12の略中央をくり抜くことが容易にでき、愛玩動物の出入りのための他の出入口ルートを形成することができる。また、隣接する側面部11,12相互の連結孔11b,12bに挿嵌可能な連結具を設けて水平方向に連結することができる。例えば、複数の愛玩動物用筐体100を、部屋のスペースに合わせて水平方向に複数列の横置きをすることができる。この場合に、破断線18に沿って側面部11,12の略中央を切断すれば、組立後であっても、愛玩動物のための他の移動ルートを形成できる。
また、箱状連結体20は、蓋体30を備えているので、折曲周壁部24で囲まれた開口空間を塞ぐことができる。また、愛玩動物用爪研部材40を設けない場合の嵩上げ床の効果を奏する。また、押出孔26bが見えないように被覆することができる。なお、係合連結部22a,26a,28aは、同間隔で貫通しているので、箱状連結体20を上下逆さまにした状態で筐体本体10に連結して構成することができる。この場合には、平面部26の裏面が天板の作用を発揮する。
さらに、箱状連結体20は、愛玩動物用爪研部材40を備えているので、愛玩動物の爪研ぎ空間を提供することができる。なお、上記実施形態においては、愛玩動物用爪研部材40を、下側の箱状連結体20に設けたが、上側の箱状連結体20に設けることもできる。この場合には、猫が好む高所に爪研ぎ場所を設けることができる。本実施形態の愛玩動物用筐体100によれば、このようなバリエーション変更が容易にできる。
(第二実施形態)
次に、第二実施形態について、図8を参照して説明する。
第二実施形態の愛玩動物用構造体200は、上記第一実施形態の愛玩動物用筐体100を複数用いた愛玩動物用構造体である。愛玩動物用筐体100に複数の筐体本体10及び箱状連結体20,20を上下方向及び水平方向に連結して階段状に構成したものである。なお、第一実施形態と異なる部分のみ説明する。
次に、第二実施形態について、図8を参照して説明する。
第二実施形態の愛玩動物用構造体200は、上記第一実施形態の愛玩動物用筐体100を複数用いた愛玩動物用構造体である。愛玩動物用筐体100に複数の筐体本体10及び箱状連結体20,20を上下方向及び水平方向に連結して階段状に構成したものである。なお、第一実施形態と異なる部分のみ説明する。
愛玩動物用構造体200は、愛玩動物用筐体100に、他の愛玩動物用筐体が水平方向に連結されている。さらに、左側の愛玩動物用筐体100の上方に他の筐体本体10が連結され、これに他の箱状連結体20及び蓋体30が設けられて、左上がりの略L字階段状に構成されている。
愛玩動物用筐体100と上方の他の筐体本体10とは、複数の係合連結部22a,28aに複数の小片17が夫々嵌挿されて上下方向に連結され、着脱可能な係止状態を維持している。愛玩動物用筐体100と他の愛玩動物用筐体との水平方向の連結は、側面部の各連結孔に図示しない突起状の連結具が挿入され、着脱可能に係止されている。なお、他の部分の連結状態は、上記第一実施形態と同様である。
本第二実施形態の愛玩動物用構造体200によれば、筐体本体10及び箱状連結体20を複数備えており、これらを連結して上下方向に自由につなげられるので、部屋のスペースに合わせて組み立てることができる。さらに、連結を増やしていくことができる。また、愛玩動物用構造体200によれば、図8に示すように、階段状に組むことで、キャットタワーのように遊具として使用することもできる。このように、自由に置けて、かつ、増やせる家具として使用でき、便利である。
また、愛玩動物用筐体100及び愛玩動物用構造体200によれば、段ボール製であるので、軽くて移動も容易である。さらに、箱型構造で強さも兼ね備え、未使用時には畳んでしまうことができ、省スペースで効率的である。廃棄時にはリサイクするすることができる。
さらに、折曲周壁部24で囲まれた開口空間に、例えば、本、花瓶、植木、観葉植物等の趣向品、ワイングラス等の食器、雑貨小物等を置くことができる。これら本や雑貨小物等を入れてインテリアとして使用することができる。インテリア性を高めたリビングに置くことができ、家具のように使用することができる。
本実施形態の愛玩動物用構造体200によれば、複数の係合連結部22a,26a,28aを介して一又は複数の筐体本体10が着脱自在に連結可能とされているので、上下方向に組み立てることが容易にできる。複数段連結した愛玩動物用構造物を短時間で組み立てることができる。また、分解も容易にできる。
(他の実施形態)
なお、上記実施形態を次のように変更して構成することもできる。
上記実施形態では、愛玩動物用筐体100は、略立方体形状に形成されているが、何らこれに限定されるものではなく、例えば、略直方体形状であってもよい。また、愛玩動物用筐体100は、段ボール製であるが、それ以外の材料で構成されていてもよい。さらに、愛玩動物用筐体100は、出入口を複数有するものであってもいいし、出入口を左側面部11、右側面部12、背面部14の何れかに設けたものであってもよい。
なお、上記実施形態を次のように変更して構成することもできる。
上記実施形態では、愛玩動物用筐体100は、略立方体形状に形成されているが、何らこれに限定されるものではなく、例えば、略直方体形状であってもよい。また、愛玩動物用筐体100は、段ボール製であるが、それ以外の材料で構成されていてもよい。さらに、愛玩動物用筐体100は、出入口を複数有するものであってもいいし、出入口を左側面部11、右側面部12、背面部14の何れかに設けたものであってもよい。
また、上記実施形態においては、箱状連結体20は、筐体本体10の上下に連結されて設けられ略立方体状の筐体本体10の上面部及び底面部を閉塞するものであるが、何らこれに限定されるものではない。例えば、箱状連結体20を、略立方体の両側面部に有するように構成することもできる。また、箱状連結体20を用いて複数の本体筐体10を上下方向に連結し、箱状連結体20を上面部と中間部と底面部とに有するものであってもよいし、それ以上に連結したものであってもよい。
さらに、愛玩動物用筐体10及び愛玩動物用構造体200は、着色されていてもよい。好ましくは、外側の化粧紙だけでなく、中心まで黒く染めたオリジナルクロ段ボールを使用する。このとき、内側も黒色に着色するとよい。愛玩動物用爪研部材40も黒色に着色されているとさらによい。この場合には、他の段ボール製商品にはない高級感とシャープさを持ち合わせることができる。全体を黒で覆われたシャープなシルエットは、空間の印象を引きしめインテリア性を引き立てることができる。本棚として、インテリアシェルフとして、自由な発想で使用できる。そして、猫等の愛玩動物とおしゃれに暮らすことができる。愛玩動物に癒され、焦らされ、和まされ、愛おしいと感じる空間を提供できるのである。
上記第二実施形態においては、愛玩動物用構造体200は、左上がりの略L字階段状に構成されているが、何らこれに限定されるものではない。例えば、右上がりの略逆L階段状に構成されていてもよい。また、部屋のスペースに合わせて、さらに複数で構成してもよく、例えば、上下方向に3段連結し、水平方向に6列連結した左上がりの略L字階段状でもよいし、右上がりの略逆L字階段状に構成されていてもよい。
インテリア性を高めたリビングに置くことができる家具のような愛玩動物用筐体及び愛玩動物用構造体であり、本棚、インテリアシェルフとしての用途にも適用できる。
1,2・・・本体素材、3・・・天面部、10・・・筐体本体、11・・・左側面部(側面部)、12・・・右側面部(側面部)、11a,12a・・・連結孔、13・・・正面部、13a・・・出入口、14・・・背面部、15,16・・・貼付片、17・・・小片、18・・・破断線、20・・・箱状連結体、21,27・・・外壁部、22,28・・・縁辺部、22a,26a,28a・・・係合連結部、23,29・・・内壁部、23a・・・係合凸部、24・・・折曲周壁部、25,29b・・・切込部、26・・・平面部、26b・・・押出孔、27a,29a・・・折込片、29c・・・略逆L字状切込部、29d・・・略L字状切込部、30・・・蓋体、31・・・折返部、40・・・愛玩動物用爪研部材、41,42,43・・・爪研ぎ具、100・・・愛玩動物用筐体、200・・・愛玩動物用構造体
Claims (5)
- 組立自在で愛玩動物の収容が可能な愛玩動物用筐体であって、
複数の側面部で内側に収容空間を有する略直方体状又は略立方体状の筐体本体と、
該筐体本体が着脱自在に連結される箱状連結体とを備えており、
前記箱状連結体の周縁に折曲周壁部を設けたことを特徴とする愛玩動物用筐体。 - 前記折曲周壁部に他の筐体本体を連結する係合連結部を有することを特徴とする請求項1記載の愛玩動物用筐体。
- 前記筐体本体は、正面部と背面部と左側面部と右側面部とを有し上下開口する略立方体状に構成されており、前記箱状連結体は、前記筐体本体の上下に設けられ前記略立方体状の前記筐体本体の上面部及び底面部を閉塞することを特徴とする請求項1又は2に記載の愛玩動物用筐体。
- 前記箱状連結体は、愛玩動物用爪研部材を備えていることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の愛玩動物用筐体。
- 請求項1から4の何れかに記載の愛玩動物用筐体を複数用いた愛玩動物用構造体であって、
前記愛玩動物用筐体に他の複数の筐体本体及び箱状連結体を上下方向及び水平方向に連結して階段状に構成したことを特徴とする愛玩動物用構造体。
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JP2019135965A (ja) * | 2018-02-09 | 2019-08-22 | 株式会社キンタロー | 愛玩動物用構造体 |
JP7483767B2 (ja) | 2022-02-04 | 2024-05-15 | フランスベッド株式会社 | ペット用箱体 |
-
2016
- 2016-10-18 JP JP2016005024U patent/JP3208211U/ja not_active Expired - Fee Related
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