JP3208185B2 - 部品のリード位置認識方法及びそれを使用した部品装着装置 - Google Patents

部品のリード位置認識方法及びそれを使用した部品装着装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は部品のリード位置を認識
する方法及び、吸着保持された部品を移送して基板上の
所定位置に自動的に装着する部品装着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】吸着保持された部品のリードを検査して
基板上に装着する方法として、従来より種々の方法が提
案されている。その一例として特開平1−320000
号公報では、ロボットに把持された部品を下方より撮像
するカメラと、このカメラの光学軸に対し一定の角度を
持ったレーザースリット光源を設け、部品リードにレー
ザースリット光を投光して、特定の位置のリード(標準
設定位置)と他のリードからの反射光の位置ずれ量をリ
ード浮き量として視覚認識する。そして、認識検査の結
果、良品のみを基板上に装着している。
【0003】また、ある画像の重心位置を求める方法と
して、図6の上側に示すように、画像PのX軸方向とY
軸方向の輝度分布を求め、各輝度分布LX、LYの重心を
算出して、そのX、Y座標値を画像Pの重心位置とする
方法(以下、重心解析法と呼ぶ)が知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなリードの検
査方法で、かつスリット光反射画像の重心位置を前述の
重心解析法によって求め、リード浮きを判定するなら
ば、部品リードの表面状態によってスリット光の反射に
強弱が発生した場合、むらのあるスリット光反射画像が
取り込まれ、実際には正しい位置にリードがあっても、
誤ってリード浮き不良と判定することがあった。この例
として図6の下側に示すように、あるリードのエッジ部
分が強くスリット光を反射すると、輝度分布LXが図中
右方向に偏り、重心解析では重心位置が実際よりも右方
向にずれる。この点を考慮して本発明は、リードの表面
状態に左右されない、高精度のリード位置認識方法を提
供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、部品のリー
ドに向け互いに平行する複数条のスリット光を照射し、
同一リードの異なる複数個所からスリット光を反射さ
せ、それら各スリット光反射画像を撮像する。そして、
各リードにおける複数個のスリット光反射画像について
それぞれ重心位置を求め、それらの平均値をリードの重
心として算出し、部品のリード位置を認識する。また、
このリード位置認識方法を部品装着装置に用い、吸着保
持した部品を移送して基板上の所定位置に装着する間に
部品のリード位置を認識し、認識結果に基づき装着動作
を制御する。
【0006】
【作用】同一リードにおいて、異なる個所からのスリッ
ト光反射画像が認識され、各画像の重心位置の平均値が
そのリードの重心として算出される。そして、算出され
たリードの重心位置が許容範囲内にあるもののみが基板
に装着される。
【0007】
【実施例】本発明のリード位置認識方法及びそれを使用
した部品装着装置の一実施例について図に基づいて説明
する。図1は本実施例における部品装着装置の主要な構
成を示す概略平面図である。部品装着装置1は、駆動軸
21を回転中心として間欠回転するインデックステーブ
ル22の周縁に、等間隔に設けた複数個の部品装着ヘッ
ド23からなるロータリーヘッド部2と、部品装着ヘッ
ド23に部品を供給する部品供給部3、部品装着ヘッド
23が部品を装着すべき基板Pを水平移動可能に支持す
るXYテーブル部4、XYテーブル部4に基板Pを送り
込むローダ5、XYテーブル部4から基板Pを受け取り
次工程に送り出すアンローダ6で構成されている。部品
供給部3は、図中左右に水平移動する部品搭載テーブル
30と、この上に整列載置された複数個の部品供給カセ
ット31からなる。そして、部品装着ヘッド23が部品
供給部3の部品を吸着保持し、XYテーブル部4上の基
板Pに装着する間のいずれかの間欠停止位置(以下ステ
ーションと云う)に、部品を下方から撮像する撮像ユニ
ット7を設ける。
【0008】ここで本発明の主旨であるリード位置認識
部について詳述する。図2は撮像ユニット7のスリット
光撮像状態を示す概略説明図であり、撮像ユニット7
は、XYテーブル70上に配置されたカメラ71、スリ
ット光源72からなっている。XYテーブル70は本実
施例では図1に示すように、ステーションCの真下にカ
メラ71を位置させるべく配置し、そのX軸は、インデ
ックステーブル22の直径方向に合致する。カメラ71
はXYテーブル70上に垂直姿勢で固定し、スリット光
源72は、図のようにカメラ71の撮像中心に向け支持
ブロック73によって一定の傾斜角度に固定している。
スリット光はこの傾斜角度で斜め上方に向かい、その水
平断面の長手方向(以後、スリット光の長さ方向、ある
いは、部品リードの幅方向と呼ぶ)が部品リードの列設
方向と平行し、短手方向(以後、スリット光の幅方向と
呼ぶ)が部品リードの列設方向と直交する形で照射され
る。8はXYテーブル70を駆動させてカメラ71とス
リット光源72を、ステーションCにおいて、部品装着
ヘッド23に吸着保持された部品Qの大きさに対応する
位置に移動させる制御部、9はカメラ71が取り込む画
像を認識する画像認識部である。また、制御部8は、画
像認識部9の認識結果に基づいて、リード位置が異常な
部品を装着せずにステーションIで吸着を解除して廃棄
させるなど、装着動作も制御するものである。
【0009】本実施例の動作について図に基づいて説明
する。制御部8は、ロータリーヘッド部2のステーショ
ンAに位置した部品装着ヘッド23に、所定の部品供給
カセット31から部品Qを吸着して取り上げさせ、吸着
保持したままインデックステーブル22を間欠回転させ
て、ステーションCにその部品装着ヘッド23を移送さ
せる。部品QがステーションCに到達する前に制御部8
は、XYテーブル70を、ステーションCに位置する部
品装着ヘッド23の下方のスリット光撮像位置に、カメ
ラ71が位置するように移動させる。スリット光源72
が斜め下方よりスリット光を照射すると、カメラ71は
その撮像視野にスリット光反射画像群Rmを取り込む。
【0010】図3はスリット光反射画像群Rmの取り込
みを説明する要部正面図で、図4はカメラ71が自身の
撮像視野に取り込んだスリット光反射画像群Rmを示す
説明図である。スリット光は、まず、前述のXYテーブ
ル70の移動により、部品Qのリードにおいてパッケー
ジ部寄りの所定位置に照射され、カメラ71が図4にお
ける左側の縦列で現す1条のスリット光反射画像群Rm1
を取り込む。画像認識部9は、取り込んだスリット光反
射画像群Rm1の個々の画像について、前述した重心解析
法によってそれぞれ重心位置を求める。次に、XYテー
ブル70のX軸モータのみを駆動し、スリット光源72
を部品Qのリードから遠ざかる方向に一定距離Δxだけ
移動させてスリット光を照射する。カメラ71は図4に
おける中央の縦列で現す1条のスリット光反射画像群R
m2を取り込み、画像認識部9がスリット光反射画像群R
m2の個々の画像について重心位置を算出する。さらに、
XYテーブル70のX軸モータのみを駆動し、スリット
光源72を部品Qのリードから遠ざかる方向に再度一定
距離Δxだけ移動させてスリット光を照射する。カメラ
71は図4における右側の縦列で現す1条のスリット光
反射画像群Rm3を取り込み、画像認識部9がスリット光
反射画像群Rm3の個々の画像について重心位置を算出す
る。
【0011】ここで画像認識部9は、算出した3条のス
リット光反射画像群Rm1、Rm2、Rm3の各重心位置デー
タについて、Y方向の座標値がほぼ同一の3種のデータ
を、同一リードにおける3種の重心位置データと見做
し、それらの平均値をリードの重心として各リード毎に
算出する。そして、この平均値のX座標値をリードの高
さ位置を判断する指標とする。例えば、図3のリードR
1については、そのスリット光反射画像R11、R12、R1
3(図4)の各重心位置を算出し、それらのX座標値の
平均x10を求める。この平均値x10を、図3に示すよう
に、スリット光照射位置から部品リードR1のスリット
光反射位置までの距離とすると、この時のリードR1の
高さ位置h10は、x10にtanθ(θはスリット光照射
角)を乗じたものである。こうして画像認識部9は、部
品リード全てについて高さ位置を算出し、あらかじめ自
身に入力された当該部品のリード高さデータと比較し
て、全リードが公差内の高さに位置しているかどうかを
判定する。
【0012】制御部8は、上記のリード高さ位置認識に
おいて、部品Qの1辺から突出するリードの前記3条の
画像取り込みが終了した後、部品装着ヘッド23を90
°づつ回転させる。90°回転する度に、画像認識部9
は、それぞれ同様に個々のスリット光反射画像の位置を
認識し、部品Qの4辺のリード高さ位置を認識してその
判定結果を制御部8に伝達する。
【0013】制御部8は、画像認識部9から受け取った
部品Qに関するリード位置判定情報に基き、リード高さ
が公差内にある場合には、ステーションFにおいて、X
Yテーブル部4を移動させ部品装着ヘッド23を基板P
上の所定位置に降下させ、部品Qの吸着を開放して装着
させる。リード高さが公差外にある場合には、XYテー
ブル部4を移動させることなく、当該部品Qを部品廃棄
ステーションIまで移送し、ここで吸着開放して図示し
ない受け箱に部品Qを投下する。
【0014】本実施例では、部品リードの位置を認識す
るため、3条のスリット光を照射したが、要求される精
度により条数を変化させてよい。また、XYテーブルの
X軸を駆動して照射位置を変化させ、複数条のスリット
光をリードに照射することとしたが、スリット光源72
の図示しないスリット形成板に互いに平行な複数のスリ
ットを穿ち、XYテーブルの変位なしに、一度に複数条
のスリット光をリードに照射してもよい。さらに、本実
施例では、ロータリーヘッド方式の部品装着装置に本リ
ード浮き検出方法を適用する例について述べたが、部品
装着ヘッド23がXY移動する方式の部品装着装置に
も、撮像ユニットを固定位置として容易に適用可能であ
る。
【0015】
【発明の効果】図4のスリット光反射画像R22のよう
に、反射むらによって、想定されるスリット光反射画像
より小さく偏った画像が取り込まれる場合、本発明の位
置認識方法で算出したx20は、図5に示すように、画像
R22のみから算出される重心x22よりも、真の重心x2
に近づく。このように、同一リードにおいて複数個のス
リット光反射画像の各重心を平均することにより、真の
重心により近い重心位置データを得ることができ、部品
リードの表面状態によりスリット光に反射むらや反射不
足が発生しても、精度良くリード位置を認識することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における部品装着装置の主要
な構成を示す概略平面図である。
【図2】本実施例における撮像ユニットの概略正面図で
ある。
【図3】本実施例における部品リードの高さ位置算出方
法を示す説明図である。
【図4】本実施例における撮像手段が取り込むスリット
光反射画像の説明図である。
【図5】本実施例における撮像手段が取り込むスリット
光反射画像の一部拡大図である。
【図6】画像の重心を求める従来例、及びその不具合点
を示す説明図である。
【符号の説明】
1 部品装着装置 2 ロータリーヘッド部 23 部品装着ヘッド 3 部品供給部 4 XYテーブル部 7 撮像ユニット 70 XYテーブル 71 カメラ 72 スリット光源 8 制御部 9 画像認識部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品のリードを画像認識して、リードの
    位置を認識する際、 前記リードに向け互いに平行する複数条のスリット光を
    照射し、同一リードの異なる複数個所からスリット光を
    反射させ、 前記リードの複数個所から反射される各スリット光画像
    を撮像し、 前記リードにおける複数個のスリット光反射画像につい
    て、それぞれ重心位置を求め、 前記複数個の重心位置データの平均値をリードの重心と
    して算出し、部品のリード位置を認識することを特徴と
    するリード位置認識方法。
  2. 【請求項2】 吸着保持した部品を移送して基板上の所
    定位置に装着する間に部品のリードを画像認識し、認識
    結果に基づき装着動作を制御する部品装着装置であっ
    て、請求項1に記載の部品のリード位置認識方法を用い
    ることを特徴とする部品装着装置。
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