JP3208049U - コネクタおよびそのプラグ側端子 - Google Patents
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Abstract
Description
ジャック側端子が、ピン状の第1中心電極と、第1絶縁部材を介して該第1中心電極を取り巻くように配設されると共に先端が開口された筒状の第1周辺電極と、を有し、
プラグ側端子が、第2中心電極と、第2絶縁部材を介して該第2中心電極を取り巻くように配設された第2周辺電極と、を有し、
前記第2中心電極は、周方向に間隔をあけて複数のスリ割りを有する筒状とされることにより拡縮変形可能とされて、前記第1中心電極の外周に嵌合形式で接続され、
前記第2周辺電極は、周方向に間隔をあけて複数のスリ割りを有する筒状とされることにより拡縮変形可能とされて、前記第1周辺電極の内周に嵌合形式で接続され、
前記第1周辺電極の奥側内周面に環状の係止凹部が形成される一方、前記第2周辺電極の先端部外面に該係止凹部に嵌合される係止凸部が形成されている、
ようにしてある。
前記係止凹部のうち前記ジャック側端子の先端部側なる部位に、該ジャック側端子の先端に向かうにつれて徐々に縮径される第1傾斜面が形成され、
前記係止凸部に、該係止凸部が前記係止凹部に嵌合された際に、前記第1傾斜面に沿うようにして該第1傾斜面に接触される第2傾斜面が形成されている、
ようにしてある(請求項2対応)。この場合、接続をより一層確実に確保する上で好ましいものとなる。
前記第2周辺電極を前記第1周辺電極内に嵌合させていくときに、該第2周辺電極の先端部が、前記大径部内に縮径作用を受けることなく挿入された後、前記ガイド傾斜面によって徐々に縮径変形され、前記小径部では縮径変形された状態が維持され、前記係止凹部では縮径変形が解除されて前記係止凸部が前記係止凹部に嵌合される、
ようにしてある(請求項3対応)。この場合、ジャック側端子に対するプラグ側端子の当初の嵌合をスムーズに行いつつ、第2周辺電極を一端縮径させた状態から、係止凹部の部分で拡径変形(弾性復帰)させるようにしてあるので、周辺電極同士の接続をより一層確実に確保する上で好ましいものとなる。
前記第2絶縁部材には、前記第2中心電極と前記第2周辺電極との間に位置されて該第2中心電極の先端部付近にまで伸びる円筒状の延長筒部が形成され、
前記延長筒部の外周面が、前記第2周辺電極の内周面直近に位置にされている、
ようにしてある(請求項4対応)。この場合、第2周辺電極によって第2中心電極を保護しつつ、外部に露出される第2周辺電極に対して部分的に縮径方向への好ましくない外力を受けた際に、延長筒部によってこの外力を受け止めて、第2周辺電極の変形を防止する上で好ましいものとなる。
前記係止凸部が前記係止凹部に嵌合された接続状態では、前記第1周辺電極の先端面が前記突起部に当接され、
前記第1周辺電極の先端面が前記突起部に当接した状態では、前記第2周辺電極の先端面が、前記係止凹部の奥側端面に対して隙間を有するようにされている、
ようにしてある(請求項6対応)。この場合、突起部に第1周辺電極の先端面が当接して接続完了状態にあることを外部から容易に確認することができる。また、上記隙間設定により、係止凸部が係止凹部に嵌合するための第2周辺電極の拡径変形を、不要な摩擦抵抗を受けることなくスムーズにかつ確実に行わせる上で好ましいものとなる。
ジャック側端子に対して着脱自在に接続されるコネクタ用プラグ側端子であって、
第2中心電極と、第2絶縁部材を介して該第2中心電極を取り巻くように配設された第2周辺電極と、を有し、
前記第2中心電極は、周方向に間隔をあけて複数のスリ割りを有する筒状とされることにより拡縮変形可能とされ、
前記第2周辺電極は、周方向に間隔をあけて複数のスリ割りを有する筒状とされることにより拡縮変形可能とされ、
前記第2周辺電極の先端部外面に、係止凸部が形成されている、
ようにしてある(請求項9対応)。この場合、請求項1に対応したコネクタ用として好適なプラグ側端子を提供することができる。
前記第2周辺電極が前記第2中心電極よりも先端側に長く伸びるようにされ、
前記第2絶縁部材には、前記第2中心電極と前記第2周辺電極との間に位置されて該第2中心電極の先端部付近にまで伸びる円筒状の延長筒部が形成され、
前記延長筒部の外周面が、前記第2周辺電極の内周面直近に位置にされている、
ようにしてある(請求項10対応)。この場合、請求項4に対応したコネクタ用として好適なプラグ側端子を提供することができる。
11:第1中心電極
12:第1周辺電極
12a:先端開口部
12b:大径部
12c:ガイド傾斜面
12d:小径部
12e:先端面
13:第1絶縁部材
14:係止凹部
14a:第1傾斜面
14b:奥側端面
20:プラグ側端子
21:第2中心電極
21a:先端部
22:第2周辺電極
22a:先端部
22b:先端面
22c:嵌合部
23:第2絶縁部材
23a:延長筒部
24:スリ割り
25:スリ割り
26:係止凸部
26a:第2傾斜面
27:突起部
Claims (13)
- ジャック側端子が、ピン状の第1中心電極と、第1絶縁部材を介して該第1中心電極を取り巻くように配設されると共に先端が開口された筒状の第1周辺電極と、を有し、
プラグ側端子が、第2中心電極と、第2絶縁部材を介して該第2中心電極を取り巻くように配設された第2周辺電極と、を有し、
前記第2中心電極は、周方向に間隔をあけて複数のスリ割りを有する筒状とされることにより拡縮変形可能とされて、前記第1中心電極の外周に嵌合形式で接続され、
前記第2周辺電極は、周方向に間隔をあけて複数のスリ割りを有する筒状とされることにより拡縮変形可能とされて、前記第1周辺電極の内周に嵌合形式で接続され、
前記第1周辺電極の奥側内周面に環状の係止凹部が形成される一方、前記第2周辺電極の先端部外面に該係止凹部に嵌合される係止凸部が形成されている、
ことを特徴とするコネクタ。 - 請求項1において、
前記係止凹部のうち前記ジャック側端子の先端部側なる部位に、該ジャック側端子の先端に向かうにつれて徐々に縮径される第1傾斜面が形成され、
前記係止凸部に、該係止凸部が前記係止凹部に嵌合された際に、前記第1傾斜面に沿うようにして該第1傾斜面に接触される第2傾斜面が形成されている、
ことを特徴とするコネクタ。 - 請求項1または請求項2において、
前記第1周辺電極の内周面に、その先端開口部側から奥側に向かうにつれて順次、大径部と、該大径部の奥側端に連なって徐々に縮径されるガイド傾斜面と、該ガイド傾斜面の奥側端に連なる小径部とが形成され、
前記第2周辺電極を前記第1周辺電極内に嵌合させていくときに、該第2周辺電極の先端部が、前記大径部内に縮径作用を受けることなく挿入された後、前記ガイド傾斜面によって徐々に縮径変形され、前記小径部では縮径変形された状態が維持され、前記係止凹部では縮径変形が解除されて前記係止凸部が前記係止凹部に嵌合される、
ことを特徴とするコネクタ。 - 請求項1ないし請求項3のいずれか1項において、
前記第2周辺電極が前記第2中心電極よりも先端側に長く伸びるようにされ、
前記第2絶縁部材には、前記第2中心電極と前記第2周辺電極との間に位置されて該第2中心電極の先端部付近にまで伸びる円筒状の延長筒部が形成され、
前記延長筒部の外周面が、前記第2周辺電極の内周面直近に位置にされている、
ことを特徴とするコネクタ。 - 請求項4において、
前記延長筒部の基端部が、前記第2中心電極の拡縮変形可能な部分の基端部を包被して、該第2中心電極の中心位置の位置決めを行っている、ことを特徴とするコネクタ。 - 請求項1ないし請求項5のいずれか1項において、
前記第2周辺電極の外周面に、ストッパ用の突起部が形成され、
前記係止凸部が前記係止凹部に嵌合された接続状態では、前記第1周辺電極の先端面が前記突起部に当接され、
前記第1周辺電極の先端面が前記突起部に当接した状態では、前記第2周辺電極の先端面が、前記係止凹部の奥側端面に対して隙間を有するようにされている、
ことを特徴とするコネクタ。 - 請求項3において、
前記第2周辺電極の外周面に、前記係止凸部が前記係止凹部が嵌合された接続状態において、前記第1周辺電極における前記大径部がきつく嵌合される嵌合部が形成されている、ことを特徴とするコネクタ。 - 請求項1ないし請求項7のいずれか1項において、
ヘッドホンまたはイヤホン用とされている、ことを特徴とするコネクタ。 - ジャック側端子に対して着脱自在に接続されるコネクタ用プラグ側端子であって、
第2中心電極と、第2絶縁部材を介して該第2中心電極を取り巻くように配設された第2周辺電極と、を有し、
前記第2中心電極は、周方向に間隔をあけて複数のスリ割りを有する筒状とされることにより拡縮変形可能とされ、
前記第2周辺電極は、周方向に間隔をあけて複数のスリ割りを有する筒状とされることにより拡縮変形可能とされ、
前記第2周辺電極の先端部外面に、係止凸部が形成されている、
ことを特徴とするコネクタ用プラグ側端子。 - 請求項9において、
前記第2周辺電極が前記第2中心電極よりも先端側に長く伸びるようにされ、
前記第2絶縁部材には、前記第2中心電極と前記第2周辺電極との間に位置されて該第2中心電極の先端部付近にまで伸びる円筒状の延長筒部が形成され、
前記延長筒部の外周面が、前記第2周辺電極の内周面直近に位置にされている、
ことを特徴とするコネクタ用プラグ側端子。 - 請求項10において、
前記延長筒部の基端部が、前記第2中心電極の拡縮変形可能な部分の基端部を包被して、該第2中心電極の中心位置の位置決めを行っている、ことを特徴とするコネクタ用プラグ側端子。 - 請求項9ないし請求項11のいずれか1項において、
前記第2周辺電極の外周面に、ジャック側端子の先端面が当接されるストッパ用の突起部が形成されている、ことを特徴とするコネクタ用プラグ側端子。 - 請求項9ないし請求項12のいずれか1項において、
ヘッドホンまたはイヤホン用の接続コードの一端部に設けられている、ことを特徴とするコネクタ用プラグ側端子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016003198U JP3208049U (ja) | 2016-07-05 | 2016-07-05 | コネクタおよびそのプラグ側端子 |
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JP2016003198U JP3208049U (ja) | 2016-07-05 | 2016-07-05 | コネクタおよびそのプラグ側端子 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2015190689 Continuation | 2015-09-29 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3208049U true JP3208049U (ja) | 2016-12-22 |
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ID=57572503
Family Applications (1)
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JP2016003198U Active JP3208049U (ja) | 2016-07-05 | 2016-07-05 | コネクタおよびそのプラグ側端子 |
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JP (1) | JP3208049U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2021002447A (ja) * | 2019-06-20 | 2021-01-07 | ひさご電材株式会社 | プラグ、及びプラグとジャックとの接続構造 |
WO2024150649A1 (ja) * | 2023-01-13 | 2024-07-18 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | 外導体、及びシールド部材 |
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2016
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JP2021002447A (ja) * | 2019-06-20 | 2021-01-07 | ひさご電材株式会社 | プラグ、及びプラグとジャックとの接続構造 |
JP7313203B2 (ja) | 2019-06-20 | 2023-07-24 | ひさご電材株式会社 | プラグ、及びプラグとジャックとの接続構造 |
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