JP3208045U - ベランダ先に設置するブラインド式雨戸型目隠しスクリーン(ii) - Google Patents

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兼四郎 今泉
兼四郎 今泉
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Abstract

【課題】外部からの覗を防ぎプライバシーを守ることが出来、通気(冷気)が通り、外側から室内が見ずらいようになり、外部からの侵入を防ぐ効果があるベランダ先取付用パンチング型ブラインド式目隠しスクリーンを提供する。【解決手段】閉めた状熊でもベランダ内空間と外部空間とが接する面において、ベランダ内空間が直接に外気に通じる部分の面積がベランダ内空間と外部との接する全体面積の50%以上にスラットに多数の穴部を設けられているベランダ先取付用パンチング型ブラインド式目隠しスクリーン19において、当該ベランダ先取付用パンチング型ブラインド式目隠しスクリーン(本体)は、長さがベランダの両端までである上下枠(レール)21、22に設置され、開扉時の長さは上下枠の取り付ける長さの1/3以内であり、本体は上下枠中で左右にローラによって移動することが出来ることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本考案は、屈伸リンクにより開扉又は開扉するブラインド式雨戸に多数の穴部を設けて建物の開口部に設置し、通風、採光型の目隠しスクリ一ンに転用されるものに関する。
ベランダの外側にスクリ―ンを取リ付ると建築基準法ではベランダの床面積に算入さるれることになりマンションメ―力一又は住宅メ―カ一は建物を建てる時ベランダの床面積が算入される為、今迄はベランダの外側にスクリ一ンを取付けをしななかった。しかしながら家屋等の中が外から丸見になりプライバシ一や防犯上の問題があった。
このような問題を解決するためのものとして建築基凖法ではベランダでは外気に有効に開放されて部分が50%以上であれば床面積に算入しないためパンチング型ブラインド式スクリ一ン(本体))を取付けても外気に開放される部分を50%以上にした。
このパンチング型スライド式スクリーンは、屈伸リンクにより連絡させた複数の板状のスラットを、上部及び下部のサッシに沿って移動可能なように上部のサッシから吊設したものである。
このようなパンチング型スライド式スクリーンに関するものとして特許文献1が開示するところのブラインド式雨戸が提案されている。この特許文献1に開示されるブラインド式雨戸は従来のブラインド複数のスラットが雨戸の正面から所定の角度傾いて互いに平行になり雨戸が閉じた状態のまま各スラット間が開口するように構成されている。
実用新案3174281号
(パンチング型スライド式スクリーンの構成)
図1は、本発明の一実地の形態におけるパンチング型スライド式スクリーンの開扉時の縦断面図である。
また、図2は、本実施の形態における開扉時の横断面図であり、図1のA‐A線で切った断面を示している。
なお、このパンチング型スライド式スクリーンは、例えばアルミ製であり、その表面には、多数の穴部が貫通して形成されている。
なお、この穴部は、径が10−25mm程度の円形や方形等であることが好ましい。これは、この穴部の径を極端に大きく形成すると、採光及び通気の効果は高くなるものの、扉19内の様子が外側から視認可能となり、さらには防犯面の効果も低くなってしまうからである。
図3は、前述の本体の案内枠20の表面側を示す図である。
図に示すように、このスクリーン用案内枠20は、開口部2に対して四辺形状に形成されている。また、スクリーン用案内枠20は、この四辺形状の上辺部を構成する上枠21と、下辺部を構成する下枠22と、側辺部を構成する左右一対の縦枠を23とを有して構成されている。
図4は、そのパンチング型スライド式スクリーン19の正面図である。また、図6は、そのパンチング型スライド式スクリーン19の拡大斜視図である。
図に示すように、パンチング型ブラインド式19は、短冊状に形成された複数のスラット38と、この各スラット38の上端部及び下端部を連結する伸縮自在のレージトング41と、上側のレージトング41をガイドレール39内にガイド穴40を介して転動自在に吊支するガイドローラー42と、下側のレージトング41を下枠22のガイドレール39内にガイド穴40を介して移動可能に係合させるガイドピン43とを有して構成されている。
スラット38は、細長い板体により構成され、上下端部に前記レージトング41が取り付けられている。
また、このスラット38は、両側端部に相反する方向へ折曲された係止縁44を有し、この係止縁44には上下方向に沿って凹溝45が形成されている。この凹溝45には、細長状に形成されたシール部材46(例えばゴム材など)が固着され、各スラット38の係止縁44同士が密着したときの水密性を向上させている。
また、レージトング41は、形状の異なる二種類のリンク47a、47bを中央部で軸着してX字状に回転自在に組み合わせた複数組をヒンジ結合してエキスパンダー式に伸縮自在に構成されている。
そして、このレージトング41を構成するリンク47aは、一方が横断面円弧状に折曲形成されたプレート(折曲角度が緩やかに設定されている)により構成されている。
また、リンク47bは断面L字状に折曲形成されたプレートにより構成されている。このリンク47bには、スラット38の上下端部が狭持固定されている。
考案が解決しようとする課題
このパンチング型ブラインド式スクリーンは閉めた状態でも外気に有効に開放される部分を50%以上になるように考えた。
課題を解決するための手段
本考案はベランダに取付る上下枠はベランダの全長に取付るが本体のスクリ一ンの長さ(Wはベランダの長さ(W))の1/2又は1/3にし本体のスクリ一ンを任意にスライド出来るようにした。
考案の効果
本考案の効果は外部からの覗を防ぎプライバシーを守ることが出来る。▲1▼通気(冷気)が通る ▲2▼外側から室内が見ずらいようになる。▲3▼外部からの侵入を防ぐ効果がある。。
本発明の一実施形態におけるパンチング型スライド式スクリーンの開扉時の縦断面図である。 本発明の一実施形態における開扉時の横断面図である。 本発明の一実施形態におけるスクリーン用案内枠の表面側を示す図である。 本発明の一実施形態におけるパンチング型スライド式スクリーンの拡大斜視図である。 本発明の一実施形態におけるパンチング型スライド式スクリーンを開けた状態の内側正面図である。 本発明の一実施形態におけるパンチング型スライド式スクリーンの拡大斜視図である。 本発明の一実施形態におけるレージトング及びガイドローラの部分を拡大した分解斜視図である。 38スラットの穴の大きさ形態図である。 ベランダの外側に取付る本体の断面図 ベランダの外側に取付る本体の断面図
符号の設明
19 パンチング型スライド式スクリーン
20 本体用案内枠
21 上枠
22 下枠
23 立て枠
24 枠本体
38 スラット
39 ガイドレール
40 ガイド穴
41 レージトング
44 係止縁
46 シール部材
47a、47b リンク
50 回転軸
51 ローラ部
52 ベアリング
55 固定棒

Claims (1)

  1. 上枠と下枠はベランダの全長に取付るがパンチング型ブラインド式スクリ一ン(本体)の長さはバルコ二―の全長の1/2又は1/3にして本体のスクリ一ンを任意にスライド出来るようにした。
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