JP3207894U - ドリルガイド - Google Patents

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賢次 遠藤
賢次 遠藤
昭二 中島
昭二 中島
森 正和
正和 森
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見田工作株式会社
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Abstract

【課題】手指を滑らせることなく穿孔位置にしっかりと保持できるとともに、ドリル刃を加工面に対して直角に案内し、精確な穿孔加工を行うことができるドリルガイドを提供する。【解決手段】ドリルガイド1の本体2に、電動ドリルのドリル刃11を貫通させる中心穴4と、穿孔位置Pの周囲に載置される複数の脚部3を設ける。本体2の外周面に、滑り止めとして機能する縦溝5と横溝6を形成する。隣接する脚部3の間に切粉排出部7を形成し、縦溝5を切粉排出部7と対応する周方向位置に中心穴4と平行になるように設ける。ドリル刃11を中心穴4に貫通させ、切粉排出部7から露出した刃先位置にドリル刃11の中心線を想定し、この中心線を縦溝5に合わせることにより、ドリル刃11を加工面Sに対して垂直に保持した状態で穿孔作業を行うことができる。【選択図】図1

Description

本考案は、ドリルによる穿孔作業の際、ドリル刃を穿孔位置に案内する手持式のドリルガイドに関する。
従来、透明部材を用いることにより、穿孔作業中のドリル刃を観察することのできるドリルガイドが知られている(特許文献1)。
登実3123263号公報
ところが、従来のドリルガイドによると、ドリル刃の振動によってドリルガイドが手指の中で滑って位置ずれを起こし、ドリルの刃先位置が不安定になるという問題があった。また、穿孔作業中のドリル刃を透視できるものの、加工面に対してドリル刃が垂直に向かっているか否か確認する仕組みが無いという問題もあった。
そこで、本考案の目的は、ドリルガイドの位置ずれを防止し、ドリル刃の刃先位置を安定させることが容易にできるとともに、加工面に対してドリル刃を垂直に保持して精確な穿孔加工を行うことのできるドリルガイドを提供することにある。
上記課題を解決するために、本考案は、次のような特徴的手段を提供する。
(1)ドリルのドリル刃を穿孔位置に案内するための手持式のドリルガイドであって、筒形の本体にドリル刃が貫通する中心穴と、穿孔位置の周囲に載置される複数の脚部を備え、本体の外周面に滑り止めが形成されていることを特徴とするドリルガイド。
(2)滑り止めが、本体の周方向に形成された凹形又は凸形の横線部を含む(1)に記載のドリルガイド。
(3)滑り止めが、本体の軸方向に形成された凹形又は凸形の縦線部を含む(1)または(2)に記載のドリルガイド。
(4)縦線部が中心穴と平行に形成されている(3)に記載のドリルガイド。
(5)隣接する2つの脚部の間に切子排出部が形成され、縦線部が切子排出部と対応する周方向位置に形成されている(4)に記載のドリルガイド。
本考案のドリルガイドによれば、外周面に滑り止めを備えたため、ドリル刃の振動が伝わってもドリルガイドが手指の中で滑りにくくなり、ドリルの刃先位置を安定させることができるという効果がある。
また、本体軸方向に形成された縦線部が切子排出部と対応する周方向位置に形成されているため、切子排出部から露出したドリル刃の刃先と該縦線部とを合わせることにより、ドリル刃を加工面に対して垂直に保持して精確な穿孔加工を行うことができるという効果がある。
本考案によるドリルガイドの一実施例を示す斜視図である。 図1のドリルガイドの平面図および底面図である。 図1のドリルガイドの正面図および背面図である。 図1のドリルガイドの右側面図および左側面図である。 (a)は図3(a)のB−B線断面図、(b)は図2(a)のA−A線断面図、(c)は図3(a)のC−C線断面図である。 図1のドリルガイドの作用説明図である。
以下、本考案の実施形態を図面に基いて説明する。図1乃至図6に示すドリルガイド1は、電動ドリルによる壁や床または工作物等の穿孔作業に際し、作業者が手で持って加工面Sの上に保持する本体2を備えている。この実施形態では、本体2が不透明なプラスチック材料で円筒形に形成されている。ただし、本体2の材質は、プラスチックに限定されず、木材または金属材料とすることもできる。
本体2の中心軸線2a上には、ドリルブッシュ12を介して電動ドリルのドリル刃11を穿孔位置に案内するための中心穴4が貫設されている。中心穴4の上端には、ドリル刃11の先端を中心穴4内に案内するためのテーパ部4aが設けられている。本体2の下端には、穿孔位置の周囲で加工面S上に載置される例えば3つの脚部3が形成されている。隣接する2つの脚部3の間には、穿孔により生じた切粉をドリルガイド1の外へ排出する切粉排出部7が形成されている。
本体2の外周面には、穿孔作業中に本体2が作業者の手指の中で滑り動かないようにするための滑り止めが形成されている。この滑り止めは、本体2の軸方向に延びる複数本の縦溝5(縦線部)と、本体2の円周方向へ延びる複数本の横溝6(横線部)とからなっている。縦溝5および横溝6は共に作業者の指先が掛かる凹形に形成され、縦溝5が本体2の円周方向の動きを規制し、横溝6が本体2の軸方向の動きを規制するようになっている。
この実施形態のドリルガイド1では、切粉排出部7が本体2の円周を3等分した位置で開口するように形成され、縦溝5が各切粉排出部7と対応する円周方向位置において、中心穴4の軸線つまり本体2の中心軸線2aと平行に形成されている(図6参照)。そして、穿孔作業に際して、作業者が切粉排出部7を通してドリル刃11の刃先位置を視認できるようなっている。
次に、ドリルガイド1の使用方法をその作用と併せて説明する。まず、図1に示すように、円筒形のドリルブッシュ12をドリルガイド1の中心穴4に差し込む。次に、ドリルブッシュ12の中心穴13に電動ドリルのドリル刃11を差し込み、その後ドリル刃11の刃先を加工面Sの予め決められた穿孔位置Pに合わせる。この状態で、ドリルガイド1の本体2を加工面Sに押し付け、脚部3を穿孔位置Pの周囲に位置決めするとともに、ドリル刃11が加工面Sに対して垂直となるように、電動ドリルの傾きを調整する。
電動ドリルの傾きを調整する際には、図6に示すように、切粉排出部7を通してドリル刃11の刃先が穿孔位置Pにあることを確認し、その刃先を支点にしてドリル刃11を傾動し、ドリル刃11が縦溝5に対して平行となる位置に電動ドリルを配置する。その後、手指でドリルガイド1をしっかりと把持固定し、電動ドリルを起動して穿孔作業を開始する。穿孔作業中も継続して、ドリル刃11と縦溝5が平行であることを確認する。
この実施形態のドリルガイド1によれば、縦溝5および横溝6によってドリルガイド1が手指の中で滑りにくくなるため、電動ドリルの振動に伴う本体2の位置ずれを防止し、ドリル刃11の刃先位置を安定させることができる。また、縦溝5は切粉排出部7と対応する周方向位置に中心穴4と平行に形成されているため、切粉排出部7から露出した刃先位置にドリル刃11の中心線を想定し、この中心線を縦溝5と一致させることにより、ドリル刃11を加工面Sに対して常に直角となる向きに保持して、精確な穴明け加工を行うことができる。
なお、上記実施形態では、滑り止めが凹形の縦溝5および横溝6により形成されているが、滑り止めを凸形の縦突起および横突起により形成してもよい。また、溝や突起についても平坦な形状のみならず波型形状など、高低差があっても良く、これらの縦線部および横線部と同じ位置にシボ加工やローレット加工を施したものでも良い。その他、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で、各部の形状や構成を適宜に変更して実施することも可能である。
1 ドリルガイド
2 本体
3 脚部
4 中心穴
5 縦溝
6 横溝
7 切粉排出部
8 テーパ部
11 ドリル刃
12 ドリルブッシュ
S 加工面
P 穿孔位置

Claims (5)

  1. ドリルのドリル刃を穿孔位置に案内するための手持式のドリルガイドであって、
    筒形の本体にドリル刃が貫通する中心穴と、穿孔位置の周囲に載置される複数の脚部を備え、本体の外周面に滑り止めが形成されていることを特徴とするドリルガイド。
  2. 前記滑り止めが、前記本体の周方向に形成された凹形又は凸形の横線部を含む請求項1に記載のドリルガイド。
  3. 前記滑り止めが、前記本体の軸方向に形成された凹形又は凸形の縦線部を含む請求項1または請求項2に記載のドリルガイド。
  4. 前記縦線部が前記中心穴と平行に形成されている請求項3に記載のドリルガイド。
  5. 隣接する2つの前記脚部の間に切粉排出部が形成され、前記縦線部が切粉排出部と対応する周方向位置に形成されている請求項4に記載のドリルガイド。
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