JP3207673U - テント - Google Patents

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高史 野下
高史 野下
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Abstract

【課題】テント内空間とテント外空間との隔離性に優れるテントを提供する。【解決手段】テントの骨組で用いられる梁材20は、その外周部に、梁材長手方向に延在する溝21を備え、溝21は、溝内部の最大幅寸法W1よりも溝開口部の開口幅W2が狭いものであり、外周シート60は、上端部に取り付けられる複数のケダー62を備え、ケダー62は、少なくともその一部が溝21に挿入された状態で取付けられるものであり、外周シートは、溝21に係合されたケダー62を介して梁材に取り付けられている。【選択図】図3

Description

本考案は、テントに関し、特にイベント等の展示スペース用あるいは店舗用のブースとして用いることができるテントに関する。
イベント等の催事では、屋外又は屋内において展示スペースや店舗を確保するために、イベントブース用のテントを設営することがある。
そして、イベント用のテントとしては、例えば、組立式にすることで持ち運び容易にしようとするものがある(特許文献1参照)。
特開2011−99274号公報
ところで、イベントブース用のテントとしては、設営や撤去が容易であることが望ましいが、さらにテント内の空間をテントの外側の空間から隔離可能なテントが望ましい場合がある。特に、イベントブース用のテントを屋外に設営する場合、テントの外側は屋外空間であり、テント内外の空間の隔離性に優れるものが望まれる。
本考案は、このような問題点にかんがみてなされたものであり、テント内空間をテント外空間から隔離したい場合に、隔離可能なテントを提供することを課題とする。
本考案は、テント設置面に設置されるテントの骨組と、当該骨組を覆う天井シートと、前記骨組に取り付けられる外周シートとを備えるテントであって、前記骨組は、テント設置面に立てられる複数の支柱と、当該複数の支柱に連結される梁材を備えており、前記梁材は、その外周部に、当該梁材の長手方向に延在する溝を備えるものであり、当該溝は、溝内部の最大幅寸法よりも溝開口部の開口幅が狭いものであり、前記外周シートは、当該外周シートの上端部に取り付けられる複数の外周シート取付部材を備えるものであり、当該外周シート取付部材は、少なくともその一部が前記溝内に挿入された状態で取付けられるものであり、前記外周シートは、前記溝に係合された前記外周シート取付部材を介して前記梁材に取り付けられるテントである。
前記梁材は、前記外周シート取付部材が挿入される溝が梁材の下側部分に位置する向きで配置されるものであり、前記外周シート取付部材は、前記溝の長手方向に沿って移動可能な状態で取り付けられており、前記外周シートを前記溝に沿って移動させて開閉することが可能になっている。
また、前記外周シートは、その上端部に筒状部を備えており、前記外周シート取付部材は、前記筒状部に挿入される棒状部を備えている。
また、前記筒状部は、前記外周シートの上端部に間隔を空けて複数設けられており、前記外周シートは、前記外周シート取付部材の前記棒状部が挿入された状態の前記筒状部を、前記梁材の溝に挿入された状態で、前記梁材に取り付けられる。
前記筒状部の長さは、隣接する筒状部の間の間隔長さより短い。
前記溝開口部は、前記梁材のテント内側面に配置されており、当該溝開口部の下側の開口縁は、上側の開口縁よりもテント内外方向の外側(梁材の内部側)に位置しており、前記下側の開口縁は、前記梁材の下側面に連なっている。
前記梁材は、その外周部に、当該梁材の長手方向に延在する一対の溝を備えるものであり、当該一対の溝は、梁材の長手方向に直交する向きの面の断面形状について、溝内周面形状が左右対称の形状であると共に、前記溝開口部の下側の開口縁の形状が左右対称の形状であり、前記一対の溝のうち、前記テントの内側に配置された一方の溝が前記外周シートの取付けに用いられる。
前記一対の溝のうち、前記テントの外側に配置された他方の溝は、前記天井シートの取付に用いられるものであり、前記天井シートは、当該天井シートの外周縁部に取り付けられる天井シート固定部材を備えるものであり、当該天井シート固定部材は、その一部又は全部が前記他方の溝内に挿入された状態で用いられるものであり、前記天井シートは、前記天幕取付部材の少なくとも一部を前記他方の溝内に挿入することで、当該他方の溝に係合する状態で前記梁材に取り付けられる。
前記骨組は、天井部を構成する屋根材をさらに備えており、前記天井シートは、当該屋根材を覆う状態で取り付けられるものである。
前記支柱は、その断面形状が前記梁材の断面形状と同じの棒状の部材であり、当該支柱の外周部に形成された長手方向に延在する溝は、溝内部の最大幅寸法よりも溝開口部の開口幅が狭いものであり、前記外周シートは、一つ以上用いられており、外周シートのうちの少なくともいずれか一つの外周シートは、両側端部のうちの少なくともいずれか一方側に外周シート固定部材が備えられており、当該外周シート固定部材は、少なくともその一部が前記支柱の溝内に挿入された状態で用いられるものであり、前記外周シートは、前記外周シート固定部材を介して前記支柱の溝に係合されて前記梁材に固定される。
本考案に係るテントでは、上述したようなフレーム材を用いているので、テント内空間をテント外側の空間から隔離可能なテントについて、容易かつ迅速に設営可能なテントを提供することができる。
本考案の実施形態のテントの骨組を示す斜視図である。 図1に示される骨組のテントの設営完成状態を示す斜視図である。 (A)は、図1に示される骨組の梁材のA−A面における構造を示す断面図であり、(B)は、図2に示されるテントの梁材のB−B面における構造を示す断面図である。 図2に示されるテントの支柱、梁材及び屋根材の連結部をテント内側から見た状態を示す説明図である。 図2に示されるテントの梁材への外周シートの取付け状態を示す分解斜視図である。 (A)は、図2に示されるテントの支柱への外周シートの取付け状態を示す分解斜視図であり、(B)は、図2に示されるテントの支柱のC−C面における構造を示す断面図である。 テントの骨組の梁材及び支柱として用いられる部材の別態様を示す斜視図である。
1…テント、1a…骨組、10…支柱、11…当接部、20…梁材、
20a…テント内領域側の側面、20b…テント外領域側の側面、20c…下面、
21…第1溝(一方の溝)、31…第2溝(他方の溝)、21a,31a…開口部、
21b,31b…下側開口縁、21c,31c…上側開口縁、21d,31d…突起部、21f,31f…内周面,
20X…別態様の梁材、21x,31x…切り欠き、
40…屋根材、41…天井材、
50…天井シート(天幕)、52…下端筒部、53…固定棒(天井シート固定部材)、
60…外周シート(側幕)、61…外周シート、61…上端筒部(筒状部)、
62…ケダー(外周シート取付部材)、63…側端筒部、
64…チューブ(外周シート固定部材)、
La…上端筒部の長さ、Lb…上端筒部の間隔距離、D…長手方向、
W1…溝内部の最大幅寸法(溝の円弧の直径)、W2…溝開口部の開口幅、
W3…距離(オフセット距離)。
次に、本考案に係るテントの実施形態について、図面を用いて説明する。
本実施形態のテント1は、イベント等の催事において、屋外又は屋内に設営してブース等として用いることが可能なものである。
図1及び図2に示されるように、テント1は、地面や床面などのテント設置面に設置されるテントの骨組1aと、骨組1aを覆う天井シート(天幕)50と、骨組1aに取り付けられる外周シート(側幕)60とを備えている。
骨組1aは、テント設置面に立てられる複数の支柱10と、支柱10に連結される梁材20、屋根材40及び天井材41とを備えている。
本実施例では、テント設置領域の四隅に設置される4本の支柱10と、各支柱10の上端部どうしに連結された4本の梁材20と、支柱10と梁材20との連結部からテント設置領域の中心に向けて斜め上方に延びる4本の屋根材40と、屋根材40の頂点の連結部から上方に延びる天井材41とを備えている。
なお、支柱10、梁材20、屋根材40及び天井材41の相互連結、接続、位置決め或いは固定に関する構成については、周知の構成であるので、ここでは詳細な説明を省略した。
支柱10は、概略的には断面四角形ということができる外形の棒状部材であり、その下端部に、テント設営状態で設置面に接する当接部11を備えている。なお、支柱10の断面形状は梁材20の断面形状(図3(A)参照)と同じであり、支柱10(梁材20)の断面形状については、次に説明していることになるので、ここではその説明を省略する。
梁材20は、図3(A)に示されるように概略的には断面四角形ということができる外形の棒状部材であり、その外周部に、梁材20の長手方向D(図5参照)に延在する一対の溝21,31を備えている。つまり、梁材20の外周面に各溝21,31の開口部21a,31aが配置されている。各溝21,31は、いずれも断面形状が円弧形状の内周面21f,31fを有する溝であり、溝内部の最大幅寸法W1(溝の円弧の直径)よりも溝開口部の開口幅W2が狭い形状である。
梁材20は、図3に示されるように、テント設営の際、一対の溝21,31が梁材20の下側の部分に位置している。
一対の溝21,31のうち、テント設営時にテント内部領域側に配置される第1溝(一方の溝)21は、外周シート60の取付けに用いられるものであり、テント外部領域側に配置される第2溝(他方の溝)31は、天井シート50の取付けに用いられるものである。
そして、第1溝21の開口部21aは、梁材20のテント内領域側の側面20aに配置されており、第2溝31の開口部31aは、梁材20のテント外領域側の側面20bに配置されている。
そして、第1溝21の開口部21aの下側開口縁21bは、上側開口縁21cよりも所定の距離(オフセット距離)W3だけテント内外方向の外側(梁材20の内部側)の位置に配置されており、第2溝31の開口部31aの下側開口縁31bは、上側開口縁31cよりも距離W3だけテント内外方向の内側(梁材20の内部側)の位置に配置されている。そして、各溝21,31の下側開口縁21b,31bは、いずれも、梁材20の下面20cに連なっている。
図3(B)に示されるように、溝21の下側開口縁21bは、テント設営状態においては、梁材20に吊り下げ状態で設置された外周シート60の上端部が接する部分である。したがって、本実施形態のように、下側開口縁21bが梁材20の側面20aよりも梁材内側に配置されていると、外周シート60が梁材20の側面20aよりもテント内領域に出っ張ることが防止され好ましい。また、突起部21dの強度の観点からも好ましい。
梁材20の形状(断面形状)は、テント設営状態において左右対称である。つまり、一対の溝21,31の形状(溝の断面形状)も、テント設営状態において左右対称である。さらに、溝開口部21a,31aの下側の開口縁21b,31bを先端とする突起部21d,31dの形状も、左右対称である。
外周シート60は、テント1の内部領域とテント1の外部領域との仕切りとして、隣接する支柱10,10の間に、梁材20に沿って、梁材20に吊り下げる状態で設置される。複数(本実施形態では4か所)ある支柱間のうち任意の支柱間に、外周シート60を設置することができる(図1、図4参照)。4か所全ての支柱間に設置すると、テント内空間をテント外空間から仕切ることができる。
外周シート60は、図5に示されるように、その上端部に形成された上端筒部(筒状部)61と、上端筒部61に取付されるケダー(外周シート取付部材)62とを備えていると共に、図6(A)に示されるように、両側の側端部に形成された側端筒部63と、側端筒部63に取り付けられるチューブ(外周シート固定部材)64とを備えている。
上端筒部61は、図5に示されるように、本実施形態では外周シート60の上端部分の一部が環状に丸められて縫合されて形成されたものであり、外周シート60の上端縁に間隔Lbを空けて複数形成されている。上端筒部61の長さLaは、本実施形態ではケダー62の長さと同じであり、しかも隣接する上端筒部61どうしの間隔距離Lbよりもの短い。
ケダー62は、棒状の部材であり、ケダー全体が上端筒部61内に挿入された状態に取り付けられる。
ケダー62が挿入された状態(以下、ケダー装着状態、と記載することがある)の上端筒部61の直径は、第1溝21の内部W1の直径より小さい(図3(B)参照)。したがって、ケダー装着状態の上端筒部61は、第1溝21に挿入可能である。
また、ケダー装着状態の上端筒部61の直径は、第1溝21の開口部21aの開口幅W2より大きいので、第1溝21の挿入された上端筒部61は、第1溝21から脱落することがない。つまり、外周シート60は、第1溝21に挿入されたケダー62(ケダー装着状態の上端筒部61)を介して、梁材20に吊り下げ状態に取り付けられる。
第1溝21内に挿入されたケダー装着状態の上端筒部61は、第1溝21の長手方向に沿って移動可能であるので(図4及び図5参照)、外周シート60を前記溝21に沿って移動させることができる。したがって、外周シート60の移動による外周シート60の開閉が可能である。さらに、複数の上端筒部61は、間隔Lbを空けて設けられているので、第1溝21内でスライド移動させることで、隣接する上端筒部61どうしの離間距離を近接離間可能である。例えば、外周シート60を伸ばした状態にすると、隣接する各上端筒部61の実際の離間距離が図5に示される間隔距離Lbとほとんど同じになり、支柱10の間の全長に亘って外周シート60が張られ(図2参照)、テント内部と外部とが仕切られた状態(外周シートが閉じられた状態)になる。
他方、外周シート60のすべての上端筒部61が隣接する上端筒部61に接する状態にすると、実際の間隔距離は0になり、外周シート60が蛇腹状に折り畳まれてテント内部空間とテント外部空間との間に仕切りがなくなり、両空間が連通する状態(外周シートを開いた状態)になる。
側端筒部63は、図6に示されるように、本実施形態では外周シート60の側端部分が環状に丸められて縫合されて形成されたものであり、外周シート60の両側の側端部に沿って形成されている。外周シート60の両端の側端筒部63は左右対称の形状であるので、図6には左端側だけを示し、右端側について省略した。
チューブ64は、柔軟な剛性樹脂製の管状の部材であり、チューブ全体が側端筒部63内に挿入された状態に取り付けられる。
チューブ64が挿入された状態(以下、チューブ装着状態、と記載することがある)の側端筒部63の直径は、支柱10の溝11の内部の直径より小さい。したがって、チューブ装着状態の側端筒部63は、支柱10の溝11内に挿入可能である(図6(B)参照)。
チューブ装着状態の側端筒部63の直径は、支柱10の溝11の開口部の開口幅より大きいので、支柱10の溝11に挿入された側端筒部63は、溝11から外れることがない。つまり、外周シート60は、支柱10の溝11内に挿入されたチューブ64(チューブ装着状態の側端筒部63)を介して、支柱10に取り付けられる。
なお、上述したように、支柱10としては、梁材20と同じ断面形状を有する部材が用いられており、溝11の形状は、梁材20の溝21,31の形状と同じである。
そして、本実施形態のテント1では、外周シート固定部材としてチューブ64が用いられているが、例えば、中実の長尺の円筒体などでもよく、断面形状は円形に限られない。
また、本実施形態で用いられている外周シート60は、その両側端部に、側端筒部63を備えているが、いずれか一方側の側端部だけに側端筒部を備えるものでもよい。
骨組1aの屋根材40は、テントの天井部を構成するものであり、図1に示されるように、本実施形態では4本の屋根材40が用いられている。
各屋根材40は、支柱10と梁材20との連結部に、下端部が連結されており、当該連結部からテント中央上方に向けて斜め上方に延びている。
連結された4本の屋根材40の上端部に天井材41が設置されている。この天井材41は、屋根材40に対して上下動可能に設置されており、屋根材40に対して所定の位置で固定可能になっている。したがって、屋根材40及び天井材41の上に覆うように天井シート50がかぶせられた状態で天井材41を上方移動させて天井シート50にテンションを付与した状態で、当該天井材41を固定することにより、テントを設営することができる。
天井シート50は、図2に示されるように、屋根材40及び天井材41で構成された四角錐形状の天井部を覆う立体形状(四角錐形状)である。
そして、天井シート50は、四角錐形状の底面の四辺に対応する位置に存在する4箇所の下端縁部(外周縁部)に形成された下端筒部52と、下端筒部52に取り付けられる天井シート固定用の固定棒(天井シート固定部材)53とを備えている(図3(B)参照)。
下端筒部52は、天井シート50の下端部分が環状に丸められて縫合されて形成されたものであり、天井シート50の下端部に沿って形成されている。
固定棒53は、グラスファイバー製の棒状の部材であり、固定棒全体が下端筒部52内に挿入された状態に取り付けられる。なお、この固定棒53は、外周シート60の側端筒部63に挿入されるチューブ64(図6(A)参照)と同様に1本の固定棒53を下端筒部52に挿入する構成でも良いが、2本(複数)に分割された固定棒でもよい。このように2本に分割された一組の固定棒を用いると、1本の場合よりも携帯性に優れると共にテント設営時の作業性が向上する。
固定棒53が挿入された状態(固定棒装着状態)の下端筒部52の直径は、梁材20の第2溝31内部の直径より小さい。したがって、固定棒装着状態の下端筒部52は、梁柱20の第2溝31内に挿入可能である(図3(B)参照)。
固定棒装着状態の下端筒部52の直径は、梁材20の第2溝31の開口部の開口幅W2より大きいので、梁材20の第2溝31内の挿入された下端筒部52は、第2溝31から外れることがない。
つまり、天井シート50は、梁材20の第2溝31内に挿入された固定棒53(固定棒装着状態の側端筒部52)を介して、梁材20に取り付けられる。
なお、本考案に係るテントは、実施形態で説明したものに限られるものではない。本考案の趣旨を逸脱しない範囲で改変された塗布装置は、本考案の範囲に含まれる。
例えば、上述した実施形態のテントは、四角錐形状の屋根部を構成する屋根材を用いる構成であるが、屋根部の形状としては種々の形状を採用することができる。そして、屋根材を用いることなく天井シートを取り付ける構造のテントにも、本考案は適用可能である。
また、梁材としては、図7に示されるように、溝21,31の一端部両端部に切り欠き21x,31xを有する梁材20Xでもよい。このような切り欠き21x,31xが形成されていると、ケダー装着状態の上端筒部61を溝21,31に挿入する作業をより容易に行うことができ、テント設営作業性が向上する。
なお、切り欠きの長さは、ケダー62の長さと同じでもよいし、それよりも短い長さ(例えば、ケダー長さの半分の長さ)でもよい。また、切り欠きは、少なくとも第1溝21の一端に形成されていることが好ましい。したがって、第1溝21の両端に形成されていてもよく、第2溝31の一端及び両端に形成されていても良い。また、支柱10の溝11の一端および/または両端に形成されていてもよい。
また、上記実施形態のテントでは、棒状のケダー全体が上端筒部に挿入される構成であるが、棒状のケダーの一部が上端筒部に挿入される構成でもよい。
また、ケダーとしては、例えば、棒状のケダー本体と、ケダー本体に取り付けられた引掛け部とを備えるケダーであっても良い。このようなケダーを用いる場合は、引掛け部が第1溝の開口から溝の外側に出る状態になるように、第1溝内にケダーを挿入し、溝外に出た引掛け部に外周シートの上端筒部を引掛けて、外周シートを吊り下げ状態に取り付けることができる。この場合、ケダーの一部であるケダー本体だけが第1溝内に挿入される。また、このケダーの場合、ケダー自体が溝内面に接することになるので、ケダーの滑り性能が向上するという点で外周シート開閉がより容易であるということができる。他方、上記実施形態のテントでは、第1溝にケダーを挿入したとき、ケダーを取り巻く上端筒部が溝内面に接する構成であり、外周シート開閉時の静粛性に優れるということができる。

Claims (10)

  1. テント設置面に設置されるテントの骨組と、当該骨組を覆う天井シートと、前記骨組に取り付けられる外周シートとを備えるテントであって、
    前記骨組は、テント設置面に立てられる複数の支柱と、当該複数の支柱に連結される梁材を備えており、
    前記梁材は、その外周部に、当該梁材の長手方向に延在する溝を備えるものであり、
    当該溝は、溝内部の最大幅寸法よりも溝開口部の開口幅が狭いものであり、
    前記外周シートは、当該外周シートの上端部に取り付けられる複数の外周シート取付部材を備えるものであり、
    当該外周シート取付部材は、少なくともその一部が前記溝内に挿入された状態で取付けられるものであり、
    前記外周シートは、前記溝に係合された前記外周シート取付部材を介して前記梁材に取り付けられるテント。
  2. 前記梁材は、前記外周シート取付部材が挿入される溝が梁材の下側部分に位置する向きで配置されるものであり、
    前記外周シート取付部材は、前記溝の長手方向に沿って移動可能な状態で取り付けられており、
    前記外周シートを前記溝に沿って移動させて開閉することが可能になっている、請求項1に記載のテント。
  3. 前記外周シートは、その上端部に筒状部を備えており、
    前記外周シート取付部材は、前記筒状部に挿入される棒状部を備えている、請求項1又は請求項2に記載のテント。
  4. 前記筒状部は、前記外周シートの上端部に間隔を空けて複数設けられており、
    前記外周シートは、前記外周シート取付部材の前記棒状部が挿入された状態の前記筒状部を、前記梁材の溝に挿入された状態で、前記梁材に取り付けられる、請求項3に記載のテント。
  5. 前記筒状部の長さは、隣接する筒状部の間の間隔長さより短い、請求項3又は請求項4に記載のテント。
  6. 前記溝開口部は、前記梁材のテント内側面に配置されており、
    当該溝開口部の下側の開口縁は、上側の開口縁よりもテント内外方向の外側(梁材の内部側)に位置しており、
    前記下側の開口縁は、前記梁材の下側面に連なっている、請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のテント。
  7. 前記梁材は、その外周部に、当該梁材の長手方向に延在する一対の溝を備えるものであり、
    当該一対の溝は、梁材の長手方向に直交する向きの面の断面形状について、溝内周面形状が左右対称の形状であると共に、前記溝開口部の下側の開口縁の形状が左右対称の形状であり、
    前記一対の溝のうち、前記テントの内側に配置された一方の溝が前記外周シートの取付けに用いられる、請求項6に記載のテント。
  8. 前記一対の溝のうち、前記テントの外側に配置された他方の溝は、前記天井シートの取付に用いられるものであり、
    前記天井シートは、当該天井シートの外周縁部に取り付けられる天井シート固定部材を備えるものであり、
    当該天井シート固定部材は、その一部又は全部が前記他方の溝内に挿入された状態で用いられるものであり、
    前記天井シートは、前記天幕取付部材の少なくとも一部を前記他方の溝内に挿入することで、当該他方の溝に係合する状態で前記梁材に取り付けられる、請求項7に記載のテント。
  9. 前記骨組は、天井部を構成する屋根材をさらに備えており、
    前記天井シートは、当該屋根材を覆う状態で取り付けられるものである、請求項1から請求項8のいずれか一項に記載のテント。
  10. 前記支柱は、その断面形状が前記梁材の断面形状と同じの棒状の部材であり、
    当該支柱の外周部に形成された長手方向に延在する溝は、溝内部の最大幅寸法よりも溝開口部の開口幅が狭いものであり、
    前記外周シートは、一つ以上用いられており、外周シートのうちの少なくともいずれか一つの外周シートは、両側端部のうちの少なくともいずれか一方側に外周シート固定部材が備えられており、
    当該外周シート固定部材は、少なくともその一部が前記支柱の溝内に挿入された状態で用いられるものであり、
    前記外周シートは、前記外周シート固定部材を介して前記支柱の溝に係合されて前記梁材に固定される、請求項1から請求項9のいずれか一項に記載のテント。
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