JP3207658B2 - リード付電子部品の再テーピング方法 - Google Patents

リード付電子部品の再テーピング方法

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JP3207658B2
JP3207658B2 JP02345394A JP2345394A JP3207658B2 JP 3207658 B2 JP3207658 B2 JP 3207658B2 JP 02345394 A JP02345394 A JP 02345394A JP 2345394 A JP2345394 A JP 2345394A JP 3207658 B2 JP3207658 B2 JP 3207658B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はリード付電子部品の再テ
ーピング方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テーピングされたアキシャルリー
ド電子部品を所定の配列に再テーピングする再テーピン
グ装置として、例えば実開昭62ー11800号公報に
示すものが開示されている。この装置は、テーピングさ
れたアキシャルリード電子部品のリード線をテープの内
側で切断し、切り離された個々のアキシャルリード電子
部品を所定の順序に配列して再テーピングを行ってい
る。またリード線を切断しない方法として、例えば特開
昭58ー165400号公報に示すように、テープを加
熱して粘着剤を軟化させ、リード線を引き抜くテープ外
し方法が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術の第1の
方法は、テーピングされたアキシャルリード電子部品の
リード線をテープの内側で切断するので、リード線は切
断される長さだけ短いものとなる。このため、テープ間
隔の広い、即ちリード線の長いアキシャルリード電子部
品からテープ間隔の狭いテーピング部品に再テーピング
するのでなければ再テーピングすることができなかっ
た。具体的な例を示すと、例えば、素子部両側のテープ
間隔が52mmのものから26mmのものに再テーピン
グする場合には適用できるが、26mmのものを同じ間
隔で再テーピングすることはできないという問題があっ
た。
【0004】また第2の方法は、テープを加熱する必要
があり構造が複雑化する。装置内に熱源があるので好ま
しくない。軟化した粘着剤は粘性が高くなるので引き抜
いた後も粘着剤がリード線に付着したままで残りやす
く、搬送手段に粘着剤が付着して堆積し、電子部品が容
易に外れなくなる等の問題を有していた。本願発明者は
種々検討した結果、常温で、又は冷却することによって
粘着剤を固化し、この状態でリード線を引き抜いても電
子部品に格別の損傷を与えることなく、粘着剤が固化さ
れているのでリード線に付着する粘着剤も少ないことを
知った。本発明はこの知見によって達成されたものであ
る。
【0005】本発明の目的は、リード線の短いリード付
電子部品も再テーピングすることが可能なリード付電子
部品の再テーピング方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の手段は、テーピングされたリード付電子部品
を一旦個々の電子部品に分離してから所定の配列に再テ
ーピングするリード付電子部品の再テーピング方法にお
いて、テーピングされたリード付電子部品の連続したテ
ープを電子部品1個毎に隙間を有するように2箇所を同
時に切断して個々のテープ片付電子部品として分離する
分離工程と、テープ片付電子部品の素子部を保持し、テ
ープ片に係合してリード付電子部品のリード線に沿って
テープ片を引き抜くテープ片除去工程と、テープ片が除
去されたリード付電子部品を再テーピングする再テーピ
ング工程と、前記分離工程で分離されたテープ片付電子
部品を前記分離工程から前記テープ片除去工程に及び前
記テープ片除去工程でテープ片が除去されたリード付電
子部品を前記テープ片除去工程から前記再テーピング工
程に搬送する搬送工程とを有することを特徴とする。
【0007】
【作用】まず分離工程により、テーピングされたリード
付電子部品の連続したテープを切断して個々のテープ片
付電子部品に分離する。この場合、テープを隙間を有す
るように2箇所で切断して細片を除去する。次にテープ
片除去工程により、前記テープ片付電子部品のテープ片
を引き抜いて除去する。即ち、連続したテープを先に切
断しておくことによって、テープ片は容易に抜ける。そ
の後再テーピング工程により、リード付電子部品を再テ
ーピングする。このように、リード線を切断しないの
で、リード線の短いリード付電子部品も再テーピングす
ることができる。またテープを隙間を有するように2箇
所で切断して細片を除去するので、分離された電子部品
のテープ片の端面同志が接触してくっ付くことが防止さ
れ、掻き出しレバー等がなくても電子部品は確実に1個
ずつ搬送手段上に供給される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図により説明す
る。本実施例は、図1に示すように、主として、アキシ
ャルリード電子部品(以下、単に電子部品という)1の
リード線2がテーピングされたテープ3を供給、切断し
て電子部品1を個々に分離する供給分離手段10と、分
離した電子部品1を搬送する搬送手段90と、この搬送
手段90の搬送経路に設けられ前記供給分離手段10で
切断されたテープ片を除去するテープ片除去手段100
と、テープ片が除去された電子部品1を搬送手段90の
保持片の保持位置に移し換える移し換え手段150と、
電子部品1を再テーピングする再テーピング手段160
とから構成されている。なお、電子部品1のリード線2
が再テーピングされたテープ3はテーピングリール4に
巻回され、又は図示しない収納箱に折り畳んで収納され
ており、供給分離手段10の上方に上下2段でかつ並列
に等間隔に多数(実施例は20個)配列されている。ま
た供給分離手段10もテーピングされたテープ3にそれ
ぞれ対応して並列に多数配列されている。
【0009】まず、供給分離手段10の構成を図2乃至
図8を参照しながら説明する。図2に示すように、本体
11は取付け枠体12にねじ軸13で固定されている。
本体11の対向した側壁11a、11bには、幅調整用
軸14の両端側が回転自在に支承されており、幅調整用
軸14には、左ねじ部15aと右ねじ部15bが形成さ
れたねじ部材15が固定されている。ねじ部材15の左
ねじ部15a及び右ねじ部15bには、それぞれテープ
ガイド板16が螺合されており、2個のテープガイド板
16の対向面にはテープ3をガイドするガイド溝16a
が形成されている。また図3に示すように、本体11の
上壁11cには、幅調整用軸14と平行に溝11dが設
けられており、溝11dにはテープガイド板16の上端
側に設けた突起16bが摺動可能に係合されている。再
び図2に戻って、幅調整用軸14の側壁11aの外側部
分にはつまみ17が固定され、このつまみ17が側壁1
1aに圧接するように、側壁11aとねじ部材15間の
幅調整用軸14部分にはスプリング18が配設されてい
る。またテープガイド板16のねじがたを除去するため
に、テープガイド板16間のねじ部材15部分にはスプ
リング19が配設されている。
【0010】従って、つまみ17を回すと、テープガイ
ド板16は左ねじ部15aと右ねじ部15bとの作用に
より反対方向に移動し、相対向するガイド溝16aの間
隔を両側のテープ3の間隔に合わせて変えることができ
る。
【0011】前記幅調整用軸14の下方には、テープ送
り軸20が本体11の側壁11a、11bに軸受21を
介して回転自在に支承されている。図2及び図4に示す
ように、テープ送り軸20には、テープガイド板16間
の部分に電子部品1の両側のリード線2を保持する保持
溝22aがテーピングされた電子部品1と同じピッチ間
隔で形成された歯付ホィール22が固定されている。な
お、前記したテープガイド板16のガイド溝16aは歯
付ホィール22の溝22の底面に沿って形成されてお
り、その下端部は、歯付ホィール22の上方より保持溝
22aに沿って約90度の位置まで延びて形成されてい
る。
【0012】図2及び図3に示すように、テープ送り軸
20には、歯付ホィール22の保持溝22aのピッチ角
度と同じピッチ角度で位置決め溝23aが形成された位
置決めホィール23が固定されている。本体11の側壁
11bには支軸24が固定されており、支軸24にはレ
バー25が回転自在に支承されている。そして、レバー
25には、位置決めホィール23の位置決め溝23aに
対応してローラ26が回転自在に支承されており、ロー
ラ26が位置決めホィール23の位置決め溝23aに圧
接するように、レバー25と側壁11bにはスプリング
27が掛けられている。
【0013】図2及び図5に示すように、テープ送り軸
20には、側壁11aの外側部分につまみ30が固定さ
れ、側壁11bの外側部分にラチェットホィール31が
固定されている。またラチェットホィール31の外側部
分には軸受32を介して揺動レバー33が揺動可能に設
けられている。揺動レバー33には作動軸34が固定さ
れており、作動軸34は、図示しない駆動手段で回転さ
せられるカム35によって図5の矢印A,B方向にテー
プ送り軸20を中心として揺動させられる。作動軸34
には、図5に示すように、歯付ホィール22の保持溝2
2a及び位置決めホィール23の位置決め溝23aと同
じピッチ角度で設けられたラチェットホィール31の歯
31aに係合する爪36が回転自在に支承されており、
爪36をラチェットホィール31の歯31aより離れる
方向にスプリング37で付勢されている。また爪36を
必要に応じてラチェットホィール31の歯31aに係合
させるために、図2及び図5に示すように、枠体12に
はソレノイド38が固定され、ソレノイド38のプラン
ジャ38aは、枠体12に固定された軸39に回転自在
に支承されたバックアップレバー40の一端に連結さ
れ、バックアップレバー40の他端のローラ41を爪3
6がラチェットホィール31の歯31aに係合するよう
に押圧している。
【0014】そこで、ソレノイド38のプランジャ38
aを後退させてローラ41で爪36をラチェットホィー
ル31の歯31aに係合させた状態で、作動軸34がカ
ム35によって矢印A,B方向に往復動させられると、
爪36によってラチェットホィール31と共にテープ送
り軸20及び歯付ホィール22が矢印B方向に1ピッチ
回転させられる。歯付ホィール22の保持溝22aには
電子部品1のリード線2が保持されているので、電子部
品1は歯付ホィール22によって1ピッチ分送られ、リ
ード線2の両側にテーピングされたテープ3がテープガ
イド板16のガイド溝16aにガイドされ、図1に示す
テーピングリール4より送り出される。
【0015】前記テープガイド板16のガイド溝16a
の下端部に対応した部分には、図4、図7及び図8に示
すように、刃部42aを有する固定刃42と刃部43a
を有する可動刃43とが配設されている。固定刃42
は、側壁11a、11bの内側を連結するように形成さ
れた梁11fに固定された刃取付け板44に固定され、
可動刃43は、図8に示すように、刃取付け板44に固
定された軸45に回転自在に支承されている。可動刃4
3には、溝部43bが形成され、この溝部43bには作
動軸46が挿入されている。従って、作動軸46を矢印
C方向に往復動させると、固定刃42の刃部42aと可
動刃43の刃部43aによってリード線2間のテープ3
部分が切断される。
【0016】次に可動刃43を揺動させる作動軸46の
揺動機構について説明する。図3、図4、図5、図7及
び図8(特に図7に注目)に示すように、側壁11bに
は軸受ホルダ50が固定されており、側壁11aと軸受
ホルダ50には支軸51が軸受52を介して回転自在に
支承されている。支軸51の可動刃43に対応した部分
には、揺動レバー53が固定されており、揺動レバー5
3には作動軸ホルダ54が固定されている。そして、作
動軸ホルダ54に前記作動軸46が固定されている。図
5に示すように、支軸51の側壁11bの外側部分に
は、揺動レバー55が固定されており、前記ラチェット
ホィール31を回転させる前記揺動レバー33には揺動
レバー55に作用する作用部33aが形成されている。
側壁11bには揺動レバー55の作動スタート位置を規
制するストッパ56が固定されており、図4及び図7に
示すように、支軸51の側壁11a側には、戻しレバー
57が固定されている。そして、揺動レバー55がスト
ッパ56に常時圧接するように、戻しレバー57と側壁
11aにはスプリング58が掛けられている。
【0017】そこで、図5に示す揺動レバー33が矢印
A方向に往動すると、揺動レバー33がスプリング58
の付勢力に抗して揺動レバー55、即ち支軸51を矢印
D方向に回転させる。揺動レバー33が矢印A方向に往
動する時は、爪36がラチェットホィール31の歯31
aを乗り越えて次の歯31aの位置に移動してラチェッ
トホィール31を回転させない。即ち、テープ3の送り
を行わない時であり、テープ3が停止している時に支軸
51が矢印D方向に回転させられる。支軸51が回転さ
せられると、図4及び図7に示す揺動レバー53及び作
動軸ホルダ54を介して作動軸46が図4の左方向に揺
動し、図4及び図8に示す可動刃43は固定刃42の方
向に移動し、図6(a)に示すように、電子部品1のリ
ード線2間のテープ3の部分3bが切断される。これに
より、電子部品1は、図6(b)に示すように、リード
線2部にテープ片3aを有する状態に、連続したテープ
3から切断分離される。図5に示す揺動レバー33が矢
印B方向に回転すると、スプリング58の付勢力で支軸
51は前記と逆方向に回転し、可動刃43は固定刃42
より離れる。
【0018】前記のように固定刃42と可動刃43で切
断されて分離したテープ片3a付の電子部品1は、図4
に示すように、搬送手段90上方に設けられた出口65
までの歯付ホィール22の保持溝22aにそれぞれ電子
部品1を保持できるように、歯付ホィール22の保持溝
22aの底面とリード線2の大きさより若干大きな隙間
を保つ保持部66aを有する保持板66がテープガイド
板16のガイド溝16aに連続するように固定されてい
る。また出口65上方の保持溝22aに位置する電子部
品1は、そのまま落下しないようにストッパレバー67
で保持されるようになっている。ストッパレバー67
は、支持部材64に固定された軸68に回転自在に支承
されており、ストッパレバー67の上昇を係止するスト
ッパ69に圧接するようにトーションばね70で付勢さ
れている。
【0019】またストッパレバー67で支持された電子
部品1を強制的に出口65に落下させるように、掻き出
しレバー71が出口65上の保持溝22aの底面より僅
かに上方に位置して配設されている。掻き出しレバー7
1は、支持部材64に回転自在に支承された支軸72に
固定されており、支軸72は前記可動刃43と連動して
回転するように、連結レバー73、74を介して図7に
示す前記戻しレバー57に連結されている。即ち、図4
及び図7に示すように、支軸72には連結レバー73の
一端が固定され、連結レバー73の他端は連結レバー7
4の一端にピン75で回転自在に連結され、連結レバー
74の他端は前記戻しレバー57に連結ピンを兼ねた手
動レバー76で回転自在に連結されている。ここで、手
動レバー76は、側壁11aに設けた逃げ穴11eより
外部に突出している。
【0020】従って、前記したように図5に示す揺動レ
バー33が矢印A方向に回転して揺動レバー55と共に
支軸51が矢印D方向に回転し、図4に示す可動刃43
が作動して連続したテープ3を切断してテープ片3a付
の電子部品1に分離すると同時に、図7に示す戻しレバ
ー57が作動して手動レバー76、図4に示す連結レバ
ー74、ピン75、連結レバー73を介して支軸72が
回転する。これにより、掻き出しレバー71は矢印E方
向に回転し、ストッパレバー67を付勢しているトーシ
ョンばね70の付勢力に抗して歯付ホィール22の出口
65上方に保持されているテープ片3a付の電子部品1
を出口65に強制的に押し出す。即ち、出口65上方の
電子部品1は、出口65に自然落下させられるのではな
く、強制的に掻き出しレバー71で押し出されるので、
この押し出される電子部品1と、これに続く電子部品1
とのテープ片3a同志がくっついても強制的に分離され
る。なお、本実施例においては、出口65上方の電子部
品1に続く2個目の電子部品1は、支持部材64に固定
された板ばね77で保持溝22aの底面に押し付けら
れ、前記したように強制的に押し出される電子部品1と
が完全に分離されるように安全を図っている。
【0021】前記実施例は、固定刃42の刃部42aと
可動刃43の刃部43aで連続したテープ3を単に部分
3aで線状に切断するのみなので、テープ片3aの切断
面に粘着剤が押し出され、これによってテープ片3aの
切断面同志がくっ付く恐れがあるので、強制的に電子部
品1を掻き出して分離させるものである。しかし、これ
は、テープ3の切断装置を図9に示すように構成するこ
とによっても解消される。本実施例は、テープ3にテー
ピングされた電子部品1を図6(c)に示すように狭い
間隔の2個所で切断し、細片3cを取り除くものであ
る。図9に示すように、上下に2個の固定刃80、81
を配設し、固定刃80、81にそれぞれ対向して2ケ所
の切刃82a、82bを有する可動刃82が配設してあ
り、可動刃82内部には、ノックアウトピン83が摺動
自在に配設されている。そして、ノックアウトピン83
の内部は後方が解放した空洞部83aとなっており、可
動刃82に固定されたピン84とノックアウトピン83
の空洞部83aにはスプリング85が配設され、ノック
アウトピン83は固定刃80、81側に付勢されてい
る。
【0022】従って、可動刃82が前記作動軸46と同
様の機構で往復動すると、固定刃80、81と可動刃8
2の2ケ所の切刃82a、82bとにより、固定刃8
0、81間の一定幅のテープ部分が細片3cとなって切
断され、この細片3cはノックアウトピン83によって
固定刃80、81間に押し出される。このように、細片
3cの部分が除去されるので、分離された電子部品1の
テープ片3aの端面同志が接触してくっ付くことが防止
され、掻き出しレバー71等がなくても電子部品1は確
実に1個ずつ搬送手段90上に排出される。
【0023】次に電子部品1の搬送手段90の構成を図
1及び図10により説明する。本実施例に示す搬送手段
90は、従来例とほぼ同様な構成よりなっている。図1
に示す供給分離手段10の下方には、無端の搬送チェー
ン91が駆動スプロケット92及び従動スプロケット9
3に巻回されて配設されている。搬送チェーン91に
は、図10に示すように、電子部品1を位置決め載置す
る保持片94が等間隔に取付けられている。保持片94
は、搬送チェーン91の進行方向(矢印F方向)に対し
て後端側に形成された第1保持部94aと、この第1保
持部94aに続き前端側に形成された第2保持部94b
とを有する。かかる構成よりなる搬送チェーン91は、
平行に相対向して一定の間隔で2個配設されており、相
対向する保持片94の第1保持部94a又は第2保持部
94bで電子部品1の両端のリード線2を保持する。
【0024】ところで、前記した多数の供給分離手段1
0によるテープ3の切断及び出口65からのテープ片3
a付電子部品1の搬送手段90への供給は、プリント回
路基板に装着する順序に搬送チェーン91に設けられた
保持片94の第1保持部94a上に順次配列されるよう
に、図示しない制御手段の指令に従って作動し、予め決
められた電子部品1の配列になるように多数の供給分離
手段10による供給が行われるようになっている。そし
て、搬送チェーン91が矢印F方向に連続的に駆動され
て保持片94の第1保持部94aに保持された電子部品
1が順次テープ片除去手段100の近傍に達する。
【0025】次にテープ片除去手段100の構成を図1
0乃至図16により説明する。図10乃至図13に示す
ように、垂直に配設された支持板101には、軸心が水
平に配設された支持軸102が固定されている。支持軸
102には、軸受103を介して回転体104が回転自
在に支承され、回転体104には、搬送チェーン91の
駆動スプロケット92と連動して回転させられる歯車に
噛合する歯車105が固定されている。また回転体10
4には、ガイド軸106が2個1組として等間隔に複数
組(実施例は8組)固定されている。各組のガイド軸1
06には、電子部品ホルダ107が搬送手段90の保持
片94の内側に位置するように固定されており、電子部
品ホルダ107には、電子部品1の素子部1aを逃げ、
リード線2を保持すると共に素子部1aのストッパ部と
なる保持部107aを有する。電子部品ホルダ107の
外周には、該電子部品ホルダ107に沿って支持軸10
2の下方位置より左右約45度の範囲を除いて固定ガイ
ド板108が配設されており、固定ガイド板108は支
持板109を介して前記支持板101に固定されてい
る。
【0026】前記各組のガイド軸106には、図12及
び図13に示すように、電子部品ホルダ107の両側に
それぞれ軸受115を介して爪ホルダ116が摺動自在
に装着されており、爪ホルダ116には、テープ片引抜
き固定爪117とテープ片引抜き可動爪118とからな
るテープ片引抜き治具119が取付けられている。テー
プ片引抜き固定爪117は、爪ホルダ116に固定さ
れ、電子部品1のリード線2を保持する保持部117a
を有し、保持部117aの一方側には、リード線2を保
持部117aに導く傾斜した第2ガイド部117bと該
第2ガイド部117bより傾斜角の小さな第1ガイド部
117cとが形成され、保持部117aの他方側は第2
ガイド部117bと一直線にならないように段部117
dが形成されている。テープ片引抜き可動爪118は、
爪ホルダ116に固定された軸120に回転自在に支承
されている。テープ片引抜き可動爪118には、前記保
持部117a、第2ガイド部117b及び第1ガイド部
117cに対応した部分に第2ガイド部117bとほぼ
同じ角度で傾斜したガイド部118aが形成され、前記
段部117dに対応して該段部117dと同様の段部1
18bが形成されている。即ち、テープ片引抜き可動爪
118もテープ片引抜き固定爪117と同様に、リード
線2を保持する部分の両側であるガイド部118aと段
部118bが一直線にならないようになっている。また
テープ片引抜き固定爪117の第2ガイド部117bに
テープ片引抜き可動爪118のガイド部118aが圧接
するように、テープ片引抜き可動爪118はスプリング
121で付勢されている。
【0027】図11に示すように、前記支持軸102に
は、前記ガイド軸106の内側に位置するように溝カム
125が固定されている。溝カム125の外周には、前
記電子部品ホルダ107の中央部を中心として対称に2
個のカム溝125aが形成されている。また前記爪ホル
ダ116には、カム溝125aに挿入されたローラ12
6が回転自在に支承されている。ここで、カム溝125
aのプロフィルは、電子部品ホルダ107を中心にして
左右対称に構成されており、図10において、テープ片
引抜き治具119の回転方向Gより見て符号130部か
ら131部までは、テープ片引抜き治具119が電子部
品ホルダ107側に相互に接近して位置する形状の図1
2に実線で描かれた位置となるプロフィルで、131部
から132部においてテープ片引抜き治具119が相互
に広がってテープ片3a方向に移動する形状のプロフィ
ルとなっており、132部において図12に想像線で描
かれたリード線2の外側の位置まで移動するようになっ
ている。132部から133部まではテープ片引抜き治
具119が移動せずリード線2の外側に位置するプロフ
ィルとなっている。
【0028】図10、図15及び図16に示すように、
前記固定ガイド板108には、搬送手段90の保持片9
4より電子部品1を受け取る側の上方に軸140が固定
されている。軸140の両端側には、それぞれ軸受14
1を介してレバーホルダ142が回転自在に支承されて
いる。レバーホルダ142には、押し込み部143aを
有する押し込みレバー143が固定されている。また固
定ガイド板108には、押し込みレバー143の押し込
み部143aのテープ片引抜き治具119方向の位置を
規制するストッパ144が固定されており、押し込みレ
バー143がストッパ144に圧接するように、押し込
みレバー143とストッパ144との間にはスプリング
145が掛けられている。
【0029】次にテープ片除去手段100の作用につい
て説明する。前記したように、搬送チェーン91が矢印
F方向に駆動されて保持片94の第1保持部94aに保
持された電子部品1がテープ片除去手段100の近傍に
達すると、歯車105が搬送チェーン91の駆動スプロ
ケット92と連動して回転させられ、回転体104が矢
印G方向に回転する。回転体104にはガイド軸106
が固定され、ガイド軸106にはテープ片引抜き治具1
19が取付けられているので、回転体104と共にテー
プ片引抜き治具119が回転する。これにより、保持片
94に保持された電子部品1は、図16に示すように、
テープ片引抜き可動爪118のガイド部118aで掬い
上げられ、ガイド部118aに沿ってガイド部118a
と第1ガイド部117cの奥部に位置させられる。しか
し、テープ片引抜き可動爪118はスプリング121で
テープ片引抜き固定爪117に圧接するように付勢され
ているので、電子部品1のリード線2はテープ片引抜き
固定爪117の保持部117aには挿入されない。
【0030】テープ片引抜き固定爪117の第2ガイド
部117bとテープ片引抜き可動爪118のガイド部1
18aでリード線2が保持された状態でテープ片引抜き
治具119が回転すると、リード線2は押し込みレバー
143の押し込み部143aに当接し、押し込みレバー
143を付勢するスプリング145でリード線2はテー
プ片引抜き可動爪118を付勢するスプリング145の
付勢力に抗してテープ片引抜き可動爪118を開き、リ
ード線2はテープ片引抜き固定爪117の第1ガイド部
117cに沿って押し込まれ、テープ片引抜き固定爪1
17の保持部117aに位置し、同時に電子部品ホルダ
107の保持部107aに入り、リード線2はテープ片
引抜き固定爪117の保持部117aにテープ片引抜き
治具119で保持される。
【0031】テープ片引抜き治具119が更に回転する
と、131部から132部までの溝カム125のカム溝
125aのプロフィルにより、図12に示すように、ロ
ーラ126を介して爪ホルダ116と共にテープ片引抜
き治具119がリード線2の方向と平行に該リード線2
の外側まで移動させられる。これにより、テープ片3a
はリード線2より引き抜かれる。この場合、左右のテー
プ片3aは、左右のどちらかが先に抜けるので、素子部
1aの端面が電子部品ホルダ107の保持部107aの
内壁に当たって横ずれが止まり、一方のテープ片3aが
除去された後に他方のテープ片3aが除去される。
【0032】ところで、テープ片引抜き固定爪117と
テープ片引抜き可動爪118との合わせ面が一直線で接
触していると、テープ片3aを引き抜く時に、テープ片
3aの向きがテープ片引抜き固定爪117とテープ片引
抜き可動爪118の合わせ面に一致した場合には、テー
プ辺3aがテープ片引抜き固定爪117とテープ片引抜
き可動爪118間に挟まって抜けないことが生ずる恐れ
がある。この点、本実施例の場合は、テープ片引抜き固
定爪117は、リード線2を保持する保持部117aの
両側117b、117dが一直線ではなく、また同様
に、テープ片引抜き可動爪118もテープ片引抜き固定
爪117と同様に、リード線2を保持する部分の両側1
18a、118bが一直線でないので、テープ片3aが
どのような向きになっていても確実に除去される。
【0033】図14はテープ片引抜き治具119の他の
実施例を示す。本実施例は、テープ片引抜き固定爪11
7は図13の場合とほぼ同じ形状に形成されているが、
テープ片引抜き可動爪118はリード線2を保持する両
側が一直線のガイド部118cとなっている。しかし、
この場合は、ガイド部118cに段部117dが重なっ
て交叉するので、テープ片3aがテープ片引抜き固定爪
117とテープ片引抜き可動爪118の合わせ面に挟ま
ることはない。
【0034】132部から133部までは、テープ片引
抜き治具119はリード線2の外側に位置するので、電
子部品1は132部から電子部品ホルダ107の保持部
107aと固定ガイド板108とで保持される。そこ
で、テープ片引抜き治具119が更に回転すると、13
3部で保持片94の第1保持部94aに落下させられ
る。
【0035】ところで、テープ片3aは粘着テープなの
で、テープ片引抜き治具119によって引き抜かれたテ
ープ片3aがそのままテープ片引抜き治具119に付着
することが生じる。テープ片3aが付着したまま次の電
子部品1を保持片94よりテープ片引抜き治具119で
掬い上げようとすると、付着していたテープ片3aが邪
魔をしてテープ片引抜き固定爪117の保持部117a
に正しく保持されないことが生じて、電子部品1やテー
プ片引抜き治具119を破損する恐れがある。これを防
止するために、本実施例では、テープ片引抜き治具11
9からテープ片3aを引抜いた電子部品1を排出した
後、次の電子部品1を掬い上げる前に、図10及び図1
1に示すように、搬送チェーン91の搬送路上に固定し
たテープ片除去板146で除去するよう構成されてい
る。
【0036】次に移し換え手段150を図10により説
明する。移し換え手段150は、従来例とほぼ同じ構成
よりなり、また本発明の要旨と特に関係ないので簡単に
説明する。従来例と同様の作用によって移し換えドラム
151が矢印H方向に回転させられると、保持片94の
第1保持部94aに保持された電子部品1は、第2保持
部94bに移し換えられる。なお、本実施例に示す移し
換えドラム151は、従来例においては可動カッターと
なっており、従来例は可動カッターに対向して固定カッ
ターを設け、リード線2の端部を切断してリード線2の
長さのバラツキを小さくしている。本実施例の場合は、
リード線2の端部を切断する構造であっても、また切断
しない構造であってもよい。
【0037】最後に再テーピング手段160の構成及び
作用を図1により説明する。テーピング手段160は、
従来例に開示されている構造であってもよく、特に本発
明の要旨とは直接関係ないので簡単に説明する。テーピ
ングドラム161の外周には電子部品1のリード線2を
支持して搬送する鋸歯状の溝が電子部品1が再テーピン
グされるピッチで等間隔に多数形成されている。このテ
ーピングドラム161の両端部は鋸歯状の溝の歯底とほ
ぼ同径の円筒状であって粘着性のベーステープ162が
ベーステープ供給リール163より供給されている。そ
こで、前記のように保持片94の第2保持部94bより
テーピングドラム161の溝に供給された電子部品1
は、リード線2がベーステープ162上に位置する。
【0038】またテーピングドラム161の電子部品供
給後の部分には同じように粘着性の押さえテープ164
が押さえテープ供給リール165より供給されている。
従って、電子部品1のリード線2は押さえローラ166
によりベーステープ162と押さえテープ164間に挟
み込まれ、テーピングされて折り畳み用揺動アーム16
7より折り畳み収納箱168に収納される。
【0039】ところで、前記実施例における供給分離手
段10は、リード線2が短く連続したテープ3を切断し
てテープ片3a付電子部品1とする場合について説明し
た。しかし、多数の供給分離手段10は全て前記実施例
に示す構造のものである必要はなく、その一部は、リー
ド線2が長くて該リード線2を所定の寸法に切断する供
給分離手段10を設置してもよい。
【0040】次に長いリード線2をリード線が短い電子
部品のリード線と同じ長さに切断する供給分離手段10
を図17乃至図19により説明する。なお、図2及び図
4と同じ又は相当部材には同一符号を付して説明する。
前記実施例のテープガイド板16と同様で間隔がリード
線の長いテーピング電子部品に相当するように広げられ
たテープガイド板16を有し、テープ送り軸20には、
ねじ部材15に相当する取付けホルダ170と前記実施
例と同じ位置決めホィール23が固定され、前記実施例
と同様の回転及び位置決め手段で回転位置決めされる。
取付けホルダ170には、外側部に前記実施例と同じ歯
付ホィール22が2個固定され、内側部に歯付ホィール
22の保持溝22aと同じ歯形を有し、この歯形の外側
面が切刃となっている可動刃171が2個固定されてい
る。本体11の側壁11a、11b(図2参照)には、
歯付ホィール22の保持溝22aにリード線2を保持さ
せる保持板66が固定されており、保持板66には、可
動刃171と作用してリード線2を切断する固定刃17
2が可動刃171を挟んで固定されている。また保持板
66には、電子部品1が除かれた後のテープ3をガイド
するテープ逃げガイド板173が固定されている。
【0041】従って、テープ送り軸20が前記実施例と
同様に回転させられると、テープ3にテーピングされた
電子部品1は、歯付ホィール22によって送られる。そ
して、歯付ホィール22の保持溝22aに保持されたリ
ード線2が固定刃172の位置まで送られると、可動刃
171の回転によってリード線2は固定刃172に押し
付けられて切断される。このリード線2が切断された電
子部品1は、前記実施例と同様に搬送手段90の保持片
94に送り込まれる。
【0042】ところで、本実施例においては、テープ3
を送る歯付ホィール22を可動刃とせず、歯付ホィール
22と別個に可動刃171を設けたので、歯付ホィール
22はテープ3に近い所に配設することができ、リード
線2を送る時にリード線2の曲りが生じない。またリー
ド線2が切断されて電子部品1が除かれたテープ3部分
は、テープ逃げガイド板173にガイドされて送られる
ので、リード線2を切断した後のテープ3が歯付ホィー
ル22に巻き込まれるのが防止される。
【0043】なお、上記実施例は、テープ3でテーピン
グされた電子部品1を供給分離手段10で切断して個々
のテープ片3a付電子部品1とし、このテープ片3a付
電子部品1を搬送手段90の保持片94に供給し、搬送
手段90で搬送されてきたテープ片3a付電子部品1を
テープ片除去手段100で受け取り、テープ片3aを除
去した後に再び搬送手段90の保持片94に供給する構
成とした。しかし、供給分離手段10の近くにテープ片
除去手段100を配設し、供給分離手段10で切断した
個々のテープ片3a付電子部品1をテープ片除去手段1
00に供給してテープ片3aを除去し、このテープ片3
aが除去された電子部品1を搬送手段90に供給しても
よい。
【0044】また上記実施例は、搬送手段90の保持片
94が第1保持部94aと第2保持部94bとを有する
場合について説明したので、移し換え手段150を設け
たが、保持片94が1つの保持部である場合には、移し
換え手段150は設けなくてもよい。また搬送手段90
は、1つの搬送手段を設けたが、供給分離手段10で切
断されたテープ片3a付電子部品1を供給分離手段10
より受け取ってテープ片除去手段100へ搬送する搬送
手段と、テープ片除去手段100でテープ片3aが除去
された電子部品1をテープ片除去手段100より受け取
って再テーピング手段160へ搬送する搬送手段とを別
個に設けてもよい。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、テーピングされたリー
ド付電子部品の連続したテープを個々のテープ片に切断
し、このテープ片付電子部品のテープ片を引き抜いて除
去するので、リード線の短いリード付電子部品も再テー
ピングすることができる。またテープを隙間を有するよ
うに2箇所で切断して細片を除去するので、分離された
電子部品のテープ片の端面同志が接触してくっ付くこと
が防止され、掻き出しレバー等がなくても電子部品は確
実に1個ずつ搬送手段上に供給される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になるテーピング装置の一実施例を示す
概略構成全体図である。
【図2】図1の202ー202線断面拡大図であって、
供給分離手段の要部を示す。
【図3】図2の203ー203線断面図である。
【図4】図2の204ー204線断面拡大図である。
【図5】図2の右側面図である。
【図6】(a)はテーピングされたアキシャルリード電
子部品の切断部を示す説明図、(b)はテープ付アキシ
ャルリード電子部品の説明図、(c)はテーピングされ
たアキシャルリード電子部品の切断部の他の例を示す説
明図である。
【図7】図3の207ー207線断面図である。
【図8】テープカッタ手段の詳細平面図である。
【図9】テープカッタ手段の他の一実施例を示す断面図
である。
【図10】テープ片除去手段及び移し換え手段部分の概
略正面図である。
【図11】図10の211ー211線断面拡大図であっ
て、テープ片除去手段の要部を示す。
【図12】テープ片引抜き治具部分の断面拡大図であ
る。
【図13】テープ片引抜き治具部分の一実施例を示す正
面図である。
【図14】テープ片引抜き治具部分の他の実施例を示す
正面図である。
【図15】図10の215ー215線断面拡大図であ
る。
【図16】押し込みレバーとテープ片引抜き治具との関
係を示す正面図である。
【図17】分離手段の他の実施例を示す断面図である。
【図18】図17の概略正面図である。
【図19】図17の219ー219線断面拡大図であ
る。
【符号の説明】
1 電子部品 1a 素子部 2 リード線 3 テープ 3a テープ片 10 供給分離手段 16 テープガイド板 22 歯付ホィール 42 固定刃 43 可動刃 71 掻き出しレバー 80、81 固定刃 82 可動刃 90 搬送手段 94 保持片 100 テープ片除去手段 104 回転体 106 ガイド軸 107 電子部品ホルダ 116 爪ホルダ 117 テープ片引抜き固定爪 117a 保持部 117b 第2ガイド部 117d 段部 118 テープ片引抜き可動爪 118a ガイド部 118b 段部 118c ガイド部 119 テープ片引抜き治具 125 溝カム 126 ローラ 143 押し込みレバー 150 移し換え手段 160 再テーピング手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−280699(JP,A) 特開 昭61−240700(JP,A) 特開 昭55−22834(JP,A) 特開 昭62−208317(JP,A) 実開 昭63−3199(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65B 15/00 - 15/04 B65B 69/00 H05K 13/00 - 13/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テーピングされたリード付電子部品を一
    旦個々の電子部品に分離してから所定の配列に再テーピ
    ングするリード付電子部品の再テーピング方法におい
    て、テーピングされたリード付電子部品の連続したテー
    プを電子部品1個毎に隙間を有するように2箇所を同時
    に切断して個々のテープ片付電子部品として分離する分
    離工程と、テープ片付電子部品の素子部を保持し、テー
    プ片に係合してリード付電子部品のリード線に沿ってテ
    ープ片を引き抜くテープ片除去工程と、テープ片が除去
    されたリード付電子部品を再テーピングする再テーピン
    グ工程と、前記分離工程で分離されたテープ片付電子部
    品を前記分離工程から前記テープ片除去工程に及び前記
    テープ片除去工程でテープ片が除去されたリード付電子
    部品を前記テープ片除去工程から前記再テーピング工程
    に搬送する搬送工程とを有することを特徴とするリード
    付電子部品の再テーピング方法。
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