JP3207428B2 - 膜分離を用いた低温溶剤潤滑油脱ろう - Google Patents
膜分離を用いた低温溶剤潤滑油脱ろうInfo
- Publication number
- JP3207428B2 JP3207428B2 JP50103296A JP50103296A JP3207428B2 JP 3207428 B2 JP3207428 B2 JP 3207428B2 JP 50103296 A JP50103296 A JP 50103296A JP 50103296 A JP50103296 A JP 50103296A JP 3207428 B2 JP3207428 B2 JP 3207428B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- solvent
- oil
- stream
- feed
- waxy
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C10—PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
- C10G—CRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
- C10G73/00—Recovery or refining of mineral waxes, e.g. montan wax
- C10G73/02—Recovery of petroleum waxes from hydrocarbon oils; Dewaxing of hydrocarbon oils
- C10G73/06—Recovery of petroleum waxes from hydrocarbon oils; Dewaxing of hydrocarbon oils with the use of solvents
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C10—PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
- C10G—CRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
- C10G73/00—Recovery or refining of mineral waxes, e.g. montan wax
- C10G73/02—Recovery of petroleum waxes from hydrocarbon oils; Dewaxing of hydrocarbon oils
- C10G73/06—Recovery of petroleum waxes from hydrocarbon oils; Dewaxing of hydrocarbon oils with the use of solvents
- C10G73/08—Organic compounds
- C10G73/22—Mixtures or organic compounds
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C10—PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
- C10G—CRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
- C10G73/00—Recovery or refining of mineral waxes, e.g. montan wax
- C10G73/02—Recovery of petroleum waxes from hydrocarbon oils; Dewaxing of hydrocarbon oils
- C10G73/32—Methods of cooling during dewaxing
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Production Of Liquid Hydrocarbon Mixture For Refining Petroleum (AREA)
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Description
る。本発明は、特に、含ろう石油留分の脱ろう方法に関
する。
ろうするには、溶剤脱ろうプロセスから低温油/溶剤濾
液流を選択透過性膜に接触させ、低温油/溶剤濾液流を
低温溶剤透過流と低温濾液流とに選択的に分離する工程
が含まれる。低温溶剤透過流の一部をユニット内の総合
熱利用(unit heat integration)を改良し漸増的温希
釈(incremental warm dilution)を与えるために使用
する。残りは、含ろう濾過工程へ供給する油/溶剤/含
ろう供給原料に再循環する。分離した低温濾液流を温含
ろう供給原料油に間接熱交換により接触させ、温含ろう
供給原料油を冷却する。
的には、低温溶剤を高温含ろうラフィネートに加えて、
供給原料中でのろうの結晶化を制御する。通常、大きな
温度差(ΔT>20℃)があり、最適ではないろう結晶化
速度及び収量の損失をもたらす。供給原料の冷却は、脱
ろう用のフイルターからの低温濾液と冷媒とによる間接
熱交換により達成される。再循環用の溶剤は、通常、加
熱、多工程フラッシュ蒸発及び蒸留の諸操作の組合せに
より濾液から大きなエネルギーの消費において回収され
る。次いで、こうして回収した高温溶剤は、相当の労費
をかけて、含ろうフイルター供給原料へ再循環するため
に所望の温度に再度冷却される。
回収系から来る溶剤とを混合する。この含ろう供給原料
油/溶剤混合物を、掻取り表面(scraped−surface)二
重管式熱交換器中で低温濾液との間接熱交換により冷却
する。この低温濾液は、油と溶剤との混合物であるろう
含有流からろうを分離するのに使用するフイルターから
回収される。低温濾液は油と溶剤との混合物である。冷
却した供給原料混合物に溶剤回収系からの追加の低温溶
剤を注入する。得られる混合物は更に第二の掻取り表面
二重管式熱交換器中でプロパン、アンモニア又はその他
の冷媒を気化させることによって冷却される。冷却した
供給原料スラリーを溶剤回収系からの一層冷却した溶剤
と混合し、フイルター供給原料を得る。
り又は所望の注入温度に回収溶剤を冷却するのに使用さ
れる冷却系の能力により制限される。溶剤利用性のこれ
らの限界は、フイルター供給原料(高粘度油及び低粘度
溶剤)が許容できる濾過速度を達成するのに足る低粘度
を有しなければならないので、フイルターに対する供給
速度を制限する場合がある。注入点において装填混合物
の温度と循環溶剤の温度が顕著に異なると衝撃冷却をも
たらす可能性がある。
剤とを混合し、適当な高温で含ろう供給原料を完全に溶
解することにより行っている。この混合物を、ろうの沈
澱に必要な適切な温度まで徐々に冷却し、ろうを回転式
フイルタードラム上で分離する。溶剤の蒸発により脱ロ
ウ油が得られ、この油は低流動点の潤滑油として有用で
ある。従って、脱ろう装置は高価で複雑である。多くの
場合では、フイルターに送る油/溶剤/ろうスラリー供
給原料の高粘度によりもたらされる濾過速度の低さのた
め、濾過がゆっくりと進行しプロセスにおける隘路とな
っている。フイルターに送る供給原料の高粘度は、フイ
ルターに送るための原料流中に注入すべき利用可能な溶
剤の供給の低さが原因となっている。ある場合では、充
分な量の溶剤の不足及び/又は不適切な注入温度によ
り、ろうの乏しい結晶化、さらに究極的に潤滑油のより
低い回収をもたらし得る。
は、脱ろう油からの分離と脱ろうプロセスにおいて再循
環するための経費のかかる溶剤の回収との必要性のため
に、非常にエネルギー集約的である。溶剤は、従来、加
熱、それに続く多段階フラッシュ及び蒸留操作の組合せ
操作によって脱ろう油から分離される。次いで、分離し
た溶剤蒸気を冷却し、濃縮し、更に脱ろう温度まで冷却
した後にプロセスに再循環しなければならない。従来の
溶剤脱ろう方法における深刻な制限因子は、フイルター
の価格及び寸法、脱ろう油から溶剤を分離するのに必要
な蒸留装置の価格、寸法及び操業経費、並びに脱ろう油
から分離した温溶剤を冷却するのに必要な冷却装置及び
冷却能力である。フィルターの能力は、フィルターへの
油/溶剤/ろう混合物供給原料を更に単に希釈して当該
供給原料の粘度を低下させることによってより多くの溶
剤が利用できる場合、及び結晶化がより良好に制御され
る場合に増すことができるであろう。しかし、フイルタ
ーへ送る供給原料を希釈するために利用できる溶剤の量
を増加することは、加熱の手段及び脱ろう油から溶剤を
分離する手段を増すこと、並びに再循環前に分離した温
溶剤を冷却するための冷却能力を増加することを要求す
る。
せることなく、そして、油/溶剤回収蒸留装置の寸法及
び能力、並びに蒸留により分離した温溶剤を冷却し且つ
同時に高温の予備希釈用溶剤を与えるのに必要な冷却能
力を増加させることなく、溶剤脱ろうプロセスに対して
利用できる溶剤量を増すことが含まれる。別の付加的問
題は、追加の濾過装置を準備することなくプロセスの濾
過能力を増加させることである。
滑油原料を得る方法に関する。含ろう油供給原料は供給
温度の溶剤で希釈し、次いで、低温濾液、低温溶剤及び
冷媒と順次間接的に接触させて、油の温度を下げて油中
のろう成分を結晶且させ且つ沈澱させ、それから、段階
的手法で、しだいに冷たさが増す複数の溶剤流と直接接
触させて油/溶剤/ろう混合物を得る。直接的に加えた
溶剤は、この油/溶剤/ろう混合物を希釈して当該混合
物を充分に低粘度に維持するのにも役立ち、この混合物
はフイルターに供給するとき、ろう/溶剤スラリーと低
温脱ろう油/溶剤濾液流とに容易に分離する。
る溶剤/油比)と含ろう油供給原料を冷却する温度と
は、供給原料の沸点範囲、供給原料油ろう含量及び脱ろ
う潤滑油の所望する流動点により決定される。
膜に接触させ、当該濾過流を溶剤透過流と、脱ろう油及
び残りの溶剤を含む濾過流とに選択的に分離する工程を
含む。溶剤透過流はフイルター供給原料流に再循環す
る。次いで、濾過流を含ろう油供給原料と間接的に接触
させて、この含ろう油供給原料を冷却する。
濾過流側を、膜の溶剤透過流側に関して正圧に維持す
る。
は、脱ろう方法に利用できる溶剤の量を実質的に増加さ
せ、フイルター供給原料量を増加させる。
透過液との間接熱交換によって熱交換器中で冷却し、油
供給原料中のろうを結晶化させ且つ沈澱させ、油/溶剤
/ろう混合物を形成する。ここで加温された透過流は供
給原料流を更に希釈するのに使用される。油/溶剤/ろ
う混合物は、低温冷媒を用いる間接熱交換によって熱交
換器中で更に冷却される。この低温油/溶剤/ろう混合
物を再循環低温透過溶剤によって更に希釈して混合物の
粘度を調節し、この混合物をフイルターに供給し、低温
油/溶剤/ろう混合物を濾過し当該混合物から沈澱した
ろうを除く。低温ろう/溶剤スラリー及び低温脱ろう油
/溶剤濾液流を回収する。
これを溶剤で更に処理し洗浄してろうケークから残留油
を除去できる。この残留油を溶剤洗浄流から分離、回収
でき、溶剤を再循環させることができる。
する。この膜は低温濾液を低温溶剤透過流と脱ろう油及
び残留溶剤を含有する低温濾液とに選択的に分離する。
濾過温度で低温溶剤透過流をフイルター供給原料流に再
循環させる。低温濾液流を熱交換器に供給し、温含ろう
油供給原料と間接的に接触させ当該供給原料を冷却す
る。
原料へ再循環することは、油/溶剤分離操作における油
/溶剤濾過流から分離されるべき溶剤の量の実質的な減
少を達成する。
ついての幾つかの利点が、図中及び詳細な記述中に表さ
れている。透過性膜を通過した溶剤の選択除去の後、低
温油/溶剤濾液流を油/溶剤分離操作に送り、そこで残
留溶剤を蒸留により脱ろう油から除去し、冷却し、脱ろ
うプロセスに再循環し、そして、脱ろう潤滑油製品を回
収する。濾液流中の低温溶剤の実質部分を選択性膜を通
して移し、フイルター供給原料に直接再循環する。
ス系統工程図であり、温含ろう原油の段階的な冷却及び
当該温含ろう原油への段階的な溶剤添加、ろうの濾過、
濾液から溶剤を分離するための選択透過性膜、及び間接
熱交換器及びフイルター供給原油双方に対する溶剤の再
循環、並びに油/溶剤回収操作からの回収溶剤の再循環
を含む。
たは全部を除去することが望まれる溶解又は部分溶解ろ
う成分を含有するどのような液状炭化水素から構成され
ていてもよい。供給原料流は、典型的には、留出物の抽
出及び/又は減圧蒸留塔留出物の脱れきから得られる石
油潤滑油ラフイネートから本質的に構成されている。本
発明の方法のための含ろう油供給原料は、典型的には、
304℃(580゜F)〜704℃(1300゜F)の範囲で沸騰する
含ろう潤滑油留分である。304℃(580゜F)〜454℃(85
0゜F)で沸騰する留分は、通常、軽質潤滑油留出物と称
される。427℃(800゜F)〜566℃(1050゜F)で沸騰す
る留分は、通常、重質潤滑油留出物と称される。566℃
〜704℃(1050〜1300゜F)で沸騰する留分は、通常、残
留脱れき油と称される。
る留出潤滑油は、溶剤抽出プロセスにより処理して芳香
族化合物、そして、必要ならば、アスフアルテン化合物
を除去する。芳香族の溶剤抽出工程は、慣用的なフエノ
ール、フルフラール又はn−メチル−ピロリドン溶剤抽
出法を使用して行うことができる。脱れきプロセスは、
フエノール及び/又はプロパン若しくはブタンのような
軽質炭化水素溶剤を使用する。本発明の溶剤脱ろう法の
ための含ろう油供給原料は、従って、多環式芳香族炭化
水素を比較的含まない。
部分で希釈し、次いで、当該供給原料中に存在するろう
の全てを有効に溶解する温度に加熱する。温供給原料
を、次いで、管状熱交換器のような慣用的な冷却手段に
より冷水で間接的に冷却する。
の間接熱交換により冷却する。次いで、新たな溶剤で希
釈し、同溶剤及び冷媒との間接熱交換により冷却し、膜
回収操作からの低温循環溶剤透過液の直接注入により更
に冷却し且つ希釈する。有利なことに、最初の低温溶剤
を小温度差(ΔT)、典型的には5℃(9゜F)未満で
注入し、結晶形成を制御する。このΔTは、含ろう供給
原料をろうの結晶温度か又は結晶温度付近に予備冷却す
ると同時に、低温溶剤透過流を下流の油/ろうとの間接
熱交換器中に通過させ、それにより最初の注入前にろう
の結晶温度よりわずかに低い温度に溶剤を加温すること
により達成できる。従って、含ろう油供給原料は、その
所望のろう濾過温度につく逐次的に冷却し希釈される。
所望の温度は脱ろう油製品の所望の流動点を達成するよ
う選択される。
混合物の粘度を調節し、混合物をフイルターに供給し、
油/溶剤/ろう混合物からろうを除去する。低温ろうケ
ークを回収し、そして低温油/溶剤濾液流を回収する。
低温油/溶剤濾液を選択透過性膜に供給する。膜は低温
濾液を溶剤透過流と、脱ろう油及び残留溶剤を含有する
低温濾液流とに選択的に分離する。濾過温度の低温溶剤
透過流をフイルター供給原料流に再循環する。次いで、
低温濾液流を間接熱交換により温含ろう油供給原料と接
触させる。
離操作に送り、そこで、残留溶剤を脱ろう油から除去
し、脱ろうプロセスに再循環し、そして、ろうを含有し
ない潤滑油原料生成物を回収する。
通りである。
化が起こり始める温度を意味することを意図し、流動点
という用語はASTM試験法D−97に記載されている通りの
標準冷却法に従って標準管を素早く倒した後、標準管中
で油が流動開始をする最低温度である。
チルエチルケトン(MEK)、ジエチルケトン、メチルn
−プロピルケトン、メチルイソプロピルケトン、メチル
−n−ブチルケトン、メチルイソブチルケトン又はその
他の低級脂肪族ケトン及びそれらの混合物のような脂肪
族ケトンであることができる。この溶剤には、ベンゼ
ン、トルエン、キシレン等の芳香族溶剤を含むこともで
きる。好適な溶剤は、メチルエチルケトンとトルエンと
の混合物である。
機能を果たす。この溶剤は含ろう油供給原料を希釈し、
油成分を溶解させ、油供給原料を脱ろう温度に冷却し、
そして、油中のろうの溶解性を低下させ、濾過工程にお
いて油及び溶剤からろうの分離を容易にする結晶構造を
有するろう沈澱物を形成し、所望の低粘度を維持させて
プロセスにおいて使用される熱交換器及びフイルターを
通る油/溶剤/ろう混合物の取り扱い及び処理を容易に
する。
トルエン溶剤の混合物を使用する。MEKはろうに対して
溶解力が低く、油に対して比較的良好な溶解力を有す
る。トルエンは脱ろう温度において油の溶解性を増し、
油/溶剤溶液の粘度を低下させその濾過能力を改良する
ために使用される。
そのより低い粘度によって濾過速度を増し且つトルエン
に関連してそのより低いろう溶解力のために濾過温度及
び脱ろう油の流動点間の脱ろう温度差を減少させるから
である。MEK/トルエンの容量百分率比は、25:75〜100:0
であることができ、好ましくは、40:60〜80:20であり、
典型的には、約65:35である。好適な比は脱ろうしよう
とする含ろう油ラフイネート供給原料に依存する。軽質
ニュートラル潤滑油供給原料の脱ろうのためには、MEK/
トルエンの比は65:35〜95:5であることができ、重質ニ
ュートラル潤滑油供給原料の脱ろうのためには、MEK/ト
ルエンの比は50:50〜75:25であることができ、そして脱
れき潤滑油供給原料の脱ろうのためには、MEK/トルエン
の比は40:60〜70:30であることができる。
供給原料に加える。溶剤添加の方法は結晶の大きさ及び
それに続く濾過速度に影響を及ぼす。大きくて十分に画
定された結晶は高濾過速度及び良好な洗浄効率をもたら
し、相当する高収量の脱ろう油及び低油含量のろう生成
物をもたらす。小さな、又はそんなに形状が定められて
いない結晶は、悪い濾過特性を有するケークを形成し、
より低い脱ろう油収量、低品質のろう及び低油生成率を
もたらす。
剤添加は、濾過するのが困難な細かな結晶の形成を促進
する衝撃冷却を避けるために、添加される油/溶剤/ろ
うとほぼ同じ温度でなされなければならない。
ための典型的な希釈スケジュールを示す。
低レベルに維持し掻取り表面二重管式の熱交換器を通る
混合物及び濾過装置中のろうの濾過の取り扱いと処理と
を容易にするために段階的に溶剤を加える。油供給原料
に対する溶剤の総希釈率は、供給原料中のろうの含量、
油供給原料の粘度及び脱ろう油製品の所望の流動点に大
きく依存する。本明細書中で使用する総溶剤対油希釈比
という用語は、脱ろうプロセスの間に当初の油供給原料
の量に対して加える溶剤の総量を意味する。この総溶剤
対油の比は、従って、含ろう油供給原料の種類と粘度に
依存して、6:1〜1:1であることができ、典型的には4:1
〜3:1である。
タードラムに供給される温度であり、主に脱ろう油製品
の所望の流動点に依存する。軽質ニュートラル潤滑油原
料のための典型的な脱ろう温度は−23℃〜−18℃であ
り、重質ニュートラル原料のためには−18℃〜−7℃で
ある。
の大きさと形に依存する。結晶の生長は低冷却速度及び
高溶剤濃度の使用により影響を受け得る。脱ろう助剤又
はろう結晶改質剤が、ある種の重質潤滑油原料の脱ろう
に有効であることが見いだされた。これらは、結晶の生
長を開始させる成核剤又は結晶の生長に影響を与える生
長改質剤であることができる。得られる結晶はコンパク
トであり油から一層容易に分離される。本発明の方法で
は慣用的な脱ろう助剤を使用できる。
シートのいずれかから構成される膜モジュールを使用し
て、フイルター供給原料への再循環のために濾液から低
温溶剤を選択的に分離する。溶剤の選択的分離及び透過
溶剤のフイルター供給原料への再循環は、双方とも濾過
温度又はおおよそ濾過温度で行う。溶剤除去の最適レベ
ルはフイルター供給特性及びユニット固有の制約的操業
条件の関数である。本発明は、プラントの濾過、冷却及
び油回収部門の隘路打開をすることにより脱ろうプラン
トに対する含ろう油供給速度に顕著な増加をもたらすこ
とができる。
は、ポリエチレン、ポリプロピレン、酢酸セルロース、
ポリスチレン、シリコーンゴム、ポリテトラフルオロエ
チレン、ポリイミド若しくはポリシランから構成される
等方性又は異方性材料があるが、これらに限定されな
い。不斉膜は、多孔性ポリマー裏材料上にポリマーフイ
ルム用溶液をキャストし、次いで、溶剤を蒸発させて透
過選択性層を与え、そして凝集/洗浄することにより製
造できる。適当なポリイミドは、5(6)−アミノ−1
−(4′−アミノフエニル)−1,3−トリメチルインダ
ンをベースとしており、“Matrimid 5218"として商業
的に入手できる。膜は、平坦シート(平板及びフレー
ム)、又は中空繊維、又はスパイラル巻きモジュールの
いずれかとして形態化できる。本発明については、スパ
イラル巻きモジュールが、高表面積と耐付着性とのバラ
ンスのため好適である。このようなモジュールの典型的
な構成は、有孔金属上又は耐溶剤性管上に巻かれた選択
した膜の複数層を含む。膜の複数層は所定の寸法にした
透過及び保持スペーサーからなる交互層により分離さ
れ、典型的には117〜172kPa(2〜10psig)の入口から
出口までの許容できる圧力降下を与える。分離した透過
及び保持流路を維持し且つ使用時の構造再配列を可及的
に少なくするように設計した適切な接着剤及びシーラン
トで構成を仕上げる。どのような大きさのモジュールで
も構成できるが、しかし、典型的には、直径203〜254mm
(8〜10インチ)、長さ1220mm(48インチ)であり、1
8.6〜27.9m2(200〜300ft2)の表面積を有する。各モジ
ュールへの供給流は用途により変動するが、30300〜378
50リットル/日(8,000〜10,000ガロン/日)程度であ
り、相当する透過速度は3785〜7570リットル/日(1,00
0〜2,000ガロン/日)程度である。典型的な膜両側にお
ける圧力降下は約2860〜4240kPa(400〜600psia)であ
る。商業的設備は用途及び特定の膜能力によりその大き
さが変動するが、典型的には、世界規模の潤滑油脱ろう
プラントについて500〜1500モジュール程度を使用す
る。多数の膜モジュールをこの配置内で直列で若しくは
並列で又は多段階並列単位の組み合わせのいずれかで使
用できることが認められている。
(Pasternak)氏による米国特許第4,985,138号;ウイン
ストン(Winston)氏等による米国特許第4,990,275号;
トンプソン(Thompson)氏等による米国特許第4,368,11
2号及びアイ・エフ・ワング(I−F Wang)氏等によ
る米国特許第5,067,970号各明細書に開示されている。
好適な膜はエル・エス・ホワイト(L.S.White)氏等に
よる米国特許第5,264,166号明細書に開示されている。
れ、低温濾液及び/又は溶剤を用いて間接的熱交換によ
り冷却する。ろうの結晶化は、二以上の前記熱交換器の
最初に開始する。熱交換器の低温表面は連続的に掻取ら
れ結晶化したろうを除去し、油/溶剤液中にろうが分散
されるのを維持する。
は、その中で蒸発過程のプロパン冷媒が含ろう原油を冷
却するのに使用されるものである。油/溶剤液を更に冷
却し、後方で使用する熱交換器中でさらにろうを結晶化
する。前述したように、熱交換器の表面は連続的に掻取
られ、結晶化したろうを除去し、油/溶剤液中にろうの
分散を維持する。
離により分離できる。
入希釈溶剤工程に流れ、次いで、回転ドラム式真空濾過
装置に流れ、当該装置中で区画分けされた布で覆われた
ドラムが回転し、部分的に密閉式フイルターケース中に
沈められ、そこでろうを油/溶剤液から分離する。
濾過を導入する真空が維持されている濾液槽に至る。濾
過の間、ろうケークはドラムの濾布上に堆積され、濾布
上のろうケークを連続的且つ自動的に低温溶剤で洗い、
低油含量ろう製品を生成する。次いで、ろうケークを濾
布から除去し、次のプロセスのために回収する。
料へ直接再循環するための選択透過性膜により回収され
る大量の溶剤、溶剤を選択的に除去する低温油/溶剤濾
液の温度、そして油への希釈溶剤の総量、即ち、脱ろう
法を行うのに利用できる総溶剤/油比率である。再循環
のため油/溶剤濾液から選択透過性膜を通過してフイル
ター供給原料へ移動する溶剤の量は、蒸留により油/溶
剤濾液から回収されるべきでなく、続いて脱ろうプロセ
スへ再循環する前に冷却されるべきでない溶剤を表し、
従って、溶剤の在庫量、蒸留容量及び冷却容量に実質的
な節約をもたらす。油/溶剤濾液からのフィルターへの
冷溶剤の直接再循環及び導入は、溶剤量と冷却容量のさ
らに効率的な使用を与える。
ための非溶剤の機能を果たす。溶剤を脱ろうプロセス順
序に沿う異なる点で含ろう原油に加える。加える溶剤の
総量は本明細書中では総溶剤/油比率として表示し、脱
ろうプロセスの間に、含ろう原油に対して加えた溶剤の
総量を基準にする。総溶剤対油希釈比は6:1〜1:1である
ことができ、主に含ろう原油の種類及び所望の脱ろう油
の流動点に依存する。
的には、流動点より数度低く、例えば、流動点より2.8
゜〜5.6℃(5〜10゜F)低い。流動点は供給原料油の種
類にも依存する。
る。含ろう油供給原料を、慣用的なフエノール又はフル
フラール抽出により芳香族化合物を除去した後、54〜93
℃(約130〜200゜F)の温度でライン1より供給し、溶
剤回収部(図示せず)から38〜60℃(100〜140゜F)の
温度でライン2より供給したMEK/トルエンと混合する。
この溶剤は、含ろう油供給原料1部当たり0.5〜3.0の容
量割合で加える。ろう/油溶剤混合物を熱交換器3に供
給し、間接熱交換により60〜99℃(約140〜210゜F)の
混合物の曇り点を超える温度に加熱し、全てのろう結晶
を確実に溶解させて真の溶液であるようにする。次い
で、温油/溶剤混合物をライン4を経由して熱交換器5
に供給し、そこで38〜82℃(約100〜180゜F)の温度に
冷却する。
01より供給される4〜60℃(40〜140゜F)の温度の溶剤
と直接混合し、そして、この油供給原料を、含ろう油供
給原料の粘度、等級及びろう含量に依存して、4〜60℃
(40〜140゜F)の温度に冷却する。溶剤を、ライン101
より供給原料中の含ろう油の1部当たり0.5〜2.0容量部
の量で加える。ライン100中の冷却後の含ろう油供給原
料流の温度及び溶剤含量は、油供給原料/溶剤混合物の
曇り点よりも数度高い温度に制御し、早すぎるろうの沈
澱を防止する。ライン100中の供給原料の典型的な目標
温度は4〜60℃(40〜140゜F)であろう。
り掻取り表面二重管式熱交換器9Aに供給する。冷却後の
含ろう油供給原料を、ライン111を経由して熱交換器9A
に供給されている低温濾液に対向する熱交換器9A中で間
接的熱交換により更に冷却する。熱交換器9A中で典型的
には最初ろうの沈澱が起こる。冷却した含ろう油供給原
料を熱交換器9Aからライン102によて抜き取り、ライン1
04を経由して追加の低温溶剤供給を直接注入する。最初
の低温溶剤透過注入流104の温度を、装置9B中のろう/
油/溶剤混合物の間接冷却より利用でき、注入流温度を
含ろう流102の温度、好ましくはΔT<5℃に接近する
温度にし、脱ろうの初期段階の間、衝撃冷却及び過剰の
微細な結晶形成を防止する。低温溶剤をライン104を経
由してライン102中に、含ろう油供給原料の1部を基準
に0〜1.5、例えば、0.1〜1.5容量部の量で注入する。
次いで、含ろう油供給原料をライン102を経由して熱交
換器9Bに供給し、間接熱交換により更に冷却し、ライン
104を経由して熱交換器9Bに供給されている溶剤を加温
し所望の温度にする。冷却した含ろう油供給原料を熱交
換器9Bからライン105まで引き込み、ライン106を経由し
て追加の低温溶剤を直接的に注入する。ライン106を経
由してライン105に注入した低温溶剤は含ろう油供給原
料の1部を基準に0〜1.0、例えば、0.1〜0.5容量部の
量である。次いで、含ろう油供給をライン105を経由し
て直接熱交換器10に供給し、掻取り表面、二重管式熱交
換器10中で蒸発過程のプロパンにより更に冷却し、当該
熱交換器中では、追加のろうが溶液から結晶化される。
次いで、冷却した含ろう油供給原料をライン107を経由
して供給し、ライン108を経由して直接的に注入される
追加の低温溶剤と混合する。低温溶剤はライン108か
ら、含ろう油供給原料の1部当たり0.1〜3.0、例えば、
0.5〜1.5容量部の量で供給される。ライン108を経由す
る濾過供給原料温度のまたはその付近の温度の低温溶剤
の最終注入は、含ろう油/溶剤/ろう混合物供給原料か
らフイルター11までの濾過とろうの除去を容易にするた
めに、フイルター11への油/溶剤/ろう混合物供給の固
形分を3〜10容量%に調節する役割を果たす。次いで、
混合物をライン109よりフイルター11へ供給し、ろうを
除去する。油/溶剤/ろう混合物をフイルターへ供給す
る温度は脱ろう温度であり、−10〜+20゜F(−23〜−
7℃)であることができ、脱ろう油製品の流動点を決定
する。
は並列/直列の組合せに配列できる。分離したろうをフ
イルターから除去してライン113を経由させ、間接熱交
換器13に供給して溶剤回収操作から再循環された溶剤を
冷却する。低温濾液をフイルター11から除去してライン
110を経由させ、この点で濾液は15:1〜2:1容量部の溶剤
対油比率のものを含有し、典型的な温度が−23〜10℃
(−10〜+50゜F)である。
より濾過温度で選択透過性膜モジュールM1に供給され
る。膜モジュールM1は低圧の溶剤透過側6及び高圧の油
/溶剤濾液側8とその間に選択的透過膜7を有する。濾
過温度において低温油/溶剤濾液はライン110を経由し
て膜モジュールM1に供給される。膜7は低温MEK/トルエ
ン溶剤を油/溶剤濾液側8から膜7を介して膜モジュー
ルの低圧の透過側6に選択的に透過させることができ
る。低温溶剤透過物はフイルター供給原料ライン102、1
05及び107に再循環される。
容量部の量で膜7より選択的に透過する。
典型的には20〜75容量%、そして、より典型的には25〜
60容量%が膜を貫通して透過し、フイルター供給原料ラ
インに再循環される。濾液からの低温溶剤の除去及び除
去した溶剤のフイルター供給原料への再循環は、各々、
油/溶剤濾液から回収されるのに必要な溶剤の量を減少
させ及び溶剤回収操作における濾液からの溶剤を逐次的
に加熱し且つ蒸留するのに要求される熱の量を減少させ
る。より高い油濾過速度及びより低いろう中の油含量が
結果として得られる。
00kPa(約200〜1000psig)そして好ましくは2860〜5620
kPa(400〜800psig)大きい正圧に維持し、膜の油/溶
剤濾液側から膜の溶剤透過側への溶剤の移動を容易にす
る。膜の溶剤透過側は、典型的には、103kPa〜4240kPa
(0〜600psig)、好ましくは、172〜793kPa(10〜10
0)、そしてより好ましくは、172〜448kPa(10〜50)、
例えば、276kPa(約25psig)である。
な選択的溶剤移動ができる。
を経由して間接熱交換器9Aへ供給され、当該熱交換器中
で、濾液が使用され、ライン100より熱交換器9Aへ供給
される温含ろう油供給原料を間接的に冷却する。膜モジ
ュールM1により除去しようとする溶剤の量は、ある程
度、供給原料の予備冷却要求事項により決定される。次
いで、低温濾液をライン112を経由して油/溶剤分離操
作へ供給し、残留溶剤を脱ろう油から除去する。
溶剤濾液から、蒸留により溶剤を加熱・除去することに
より分離する。分離した溶剤を回収し、ライン2を経由
して脱ろうプロセスへ戻す。ろう及び溶剤を含まない油
生成物を回収し潤滑油原料として使用する。
れる含ろう供給原料と混合するためにライン2より38〜
60℃(約100〜140゜F)の温度で供給する。回収溶剤の
別の一部を、ライン2を経由してライン16へ、そして熱
交換器17及び13中に供給し、当該熱交換器中で、溶剤
を、各々、冷却水又はプロパンのいずれか及びろう/溶
剤混合物による間接熱交換によりほぼ脱ろう温度に冷却
する。回収溶剤の別の一部は、ライン2、16及び14を経
由して熱交換器15に供給され、当該熱交換器中で、溶剤
は低温冷媒、例えば、蒸発過程のプロパンによる間接熱
交換によりほぼライン107の流動温度まで冷却され、ラ
イン106を経由して供給され、ライン105及び/又は107
中の油/溶剤/ろう混合物に注入される。
℃(570〜900゜F)、そしてより好ましくは、304〜454
℃(580〜850゜F)の範囲で沸騰する軽質潤滑油供給原
料を処理して芳香族化合物を除去し、溶剤で予備希釈
し、加熱してろうの結晶を溶かし、そして冷却する。ME
K/トルエン溶剤を、25:75〜100:0、好ましくは、60:40
〜90:10、そしてより好ましくは、70:30〜80:20のMEK/
トルエン比で使用する。
2:1、そしてより好ましくは、4:1〜2:1である。
ルターに供給する温度は、−29〜21℃(−20〜+70゜
F)、好ましくは、−23〜−1℃(−10〜+30゜F)、そ
してより好ましくは、−23〜−12℃(−10〜10゜F)で
ある。
比を6:1〜1:1、好ましくは、5:1〜3:1で含有する。
る。選択膜の操作温度は、−29〜21℃(−20〜+70゜
F)、好ましくは、−23〜−1℃(−10〜+30゜F)、そ
してより好ましくは、−23〜−12℃(−10〜+10゜F)
であることができる。
82〜7000kPa(200〜1000psig)、好ましくは2860〜5620
kPa(400〜800psig)、そしてより好ましくは、3550〜4
930kPa(500〜700psig)の正圧に維持する。膜の溶剤透
過側は、典型的には、172〜448kPa(10〜50psig)の圧
力に維持する。
〜75容量%、そしてより好ましくは、25〜60容量%、の
溶剤が膜モジュールM1を通って移動する。
原料に油供給原料の1部当たり0.1〜2部、好ましく
は、0.5〜1.9部の溶剤を加える。
くは、−23〜−1℃(−10〜30゜F)、そしてより好ま
しくは、−21〜−12℃(−5〜+10゜F)の流動点を有
して得られる。
〜621℃(800〜1150゜F)、そしてより好ましくは、454
゜〜565℃(850〜1050゜F)の範囲で沸騰する重質ニュ
ートラル潤滑油供給原料を処理して芳香族化合物を除去
し、溶剤で予備希釈し、加熱してろうの結晶を溶かし、
そして冷却する。MEK/トルエン溶剤を、25:75〜100:0、
好ましくは、50:50〜70:30、そしてより好ましくは、5
5:45〜65:35のMEK/トルエン比で使用する。
2:1、そしてより好ましくは、4:1〜3:1である。
ルターに供給する温度は、−29〜21℃(−20〜+70゜
F)、好ましくは、−18〜10℃(0〜+50゜F)、そして
より好ましくは、−12〜−7℃(10〜20゜F)である。
比を6:1〜1:1、好ましくは、5:1〜2:1、そして、より好
ましくは、5:1〜3:1で含有する。
る。
F)、好ましくは、−18〜10℃(0〜+50゜F)、そし
て、より好ましくは、−12〜−7℃(10〜20゜F)であ
ることができる。
82〜7000kPa(200〜1000psig)、好ましくは、2860〜14
110kPa(400〜800psig)、そしてより好ましくは、3550
〜4930kPa(500〜700psig)の正圧に維持する。
〜75容量%、そしてより好ましくは、25〜60容量%、の
溶剤が膜モジュールM1を通って移動する。
原料に油供給原料の1部当たり0.1〜3.0部、好ましく
は、1.0〜2.5部の溶剤を加える。
くは、−12〜16℃(10〜60゜F)、そしてより好ましく
は、−10〜−1℃(15〜30゜F)の流動点を有して得ら
れる。
816℃(900〜1500゜F)、そしてより好ましくは、566〜
704℃(1050〜1300゜F)の範囲で沸騰する脱れき潤滑油
供給原料を処理して芳香族化合物を除去し、溶剤で予備
希釈し、加熱してろうの結晶を溶かし、そして冷却す
る。MEK/トルエン溶剤を、25:75〜100:0、好ましくは、
45:55〜70:30、そしてより好ましくは、50:50〜65:35の
MEK/トルエン比で使用する。
2:1、そしてより好ましくは、5:1〜3:1である。
ルターに供給する温度は、−29〜21℃(−20〜+70゜
F)、好ましくは、−18〜10℃(0〜50゜F)、そしてよ
り好ましくは、−12〜−1℃(10〜30゜F)である。
比を6:1〜1:1、好ましくは、5:1〜2:1、そして、より好
ましくは、5:1〜3:1で含有する。
る。
F)、好ましくは、−18〜10℃(0〜+50゜F)、そし
て、より好ましくは、−12〜−1℃(10〜30゜F)であ
ることができる。
82〜7000kPa(200〜1000psig)、好ましくは、2860〜56
20kPa(400〜800psig)、そしてより好ましくは、3551
〜4930kPa(500〜700psig)の正圧に維持する。
〜75容量%、そしてより好ましくは、25〜60容量%、の
溶剤が膜モジュールM1を通って移動する。
原料に油供給原料の1部当たり0.1〜3.0部、好ましく
は、1.0〜2.5部の溶剤を加える。
くは、−12〜16℃(10〜60゜F)、そしてより好ましく
は、−7〜−1℃(20〜30゜F)の流動点を有して得ら
れる。
うに応用するときについて、本発明の方法の利点及び経
済的利点を述べたが、本発明はプロパン脱ろうのような
他の溶剤脱ろう方法にも同様に利用できる。
ュートル潤滑油供給原料を処理して望ましくない芳香族
化合物を除去し、溶剤で予備希釈し、加熱してろうの結
晶を溶かし、そして冷却する。次いで、含ろう油供給原
料を、この油供給原料を基準に1日当たり2,226,000リ
ットル(14,000バレル)の速度で脱ろうプロセスに供給
する。溶剤は、MEK/トルエンの比が70:30で構成され
る。容量を基準に総溶剤対油の希釈比は4:1である。脱
ろう温度、即ち、フイルターへの油/溶剤/ろう混合物
供給温度は−20.5℃(−5゜F)である。
る。低温ろうケークを回収し、低温油/溶剤濾液流を回
収する。低温油/溶剤濾液流を膜モジュールM1に供給す
る。
(米国特許第5,264,166号明細書;参照として含め
る)。膜は高い表面積及び汚染し難い特性を有するスパ
イラル巻のモジュールに組み込まれている。このモジュ
ールは、有孔金属抵抗管上に巻かれた膜の複数層を含
む。これらの膜の複数層は所定の寸法にした透過及び保
持スペーサーからなる交互層により分離され、117〜172
kPa(約2〜10psig)の入口から出口までの許容できる
圧力降下を与える。分離した透過及び保持流路を維持す
るために接着剤とシーラントを使用する。モジュールは
直径が203mm(8インチ)及び長さが1220mm(48イン
チ)であり、そして19〜28m2(200〜300平方フイート)
の表面積を有するように構成されている。1000個のモジ
ュールを使用した。各モジュールの溶剤透過供給速度は
4160リットル/日(1,100ガロン/日)である。
ル)及び1日当たりの脱ろう油を1,670,000リットル(1
0,500バレル)の速度で膜モジュールに油/溶剤濾液流
を供給する。
に維持し、膜の溶剤透過側を276kPa(約25psig)に維持
する。1日当たり3,975,000リットル(約25,000バレ
ル)の低温溶剤を膜に通過させ選択的に移動させる。1
日当たり1,272,000リットル(約8,000バレル)の溶剤を
二重管式熱交換器中に送る一方、1日当たり954,000及
び1,749,000リットル(6,000及び11,000バレル)を各々
この二重管式冷却機の上流と下流に注入する。
流動点+5の脱ろう油を回収し、そして、更に慣用的な
処理をした後、1日当たり558,000リットル(3500バレ
ル)の油含量10〜25容量%の油を有する粗ろうを回収す
る。
力、及び溶剤/油回収操作から必要な脱ろう温度までに
加温した分離後の溶剤を冷却する冷媒能力に実質的な節
約をもたらす。加えて、掻取り表面熱交換器中の熱交換
速度の改良及び必要な溶剤在庫量が顕著に節約される。
に、選択膜を使用する本発明の方法と選択膜を用いない
従来法との間で比較を行う。
すると、本発明の方法は、油/溶剤回収装置の寸法及び
能力において40%の縮小並びに溶剤回収を行うのに要求
される熱エネルギーにおいて50%の減少、更に総冷却要
求において45%の減少を達成する。より大量の低温溶剤
の利用性及び掻取り表面熱交換器における改良された熱
交換率の理由で、約15%の含ろう油供給速度の増加が、
得られる。
ろうを結晶化するのに必要な冷却、例えば、掻取り表面
熱交換器に必要な冷却、並びに溶剤回収操作から脱ろう
温度まで加温蒸留溶剤を冷却するのに必要な冷却等があ
る。
ュートラル潤滑油供給原料を処理して望ましくない芳香
族化合物を除去し、溶剤で予備希釈し、加熱してろうの
結晶を溶かし、そして冷却する。次いで、含ろう油供給
原料を、この油供給原料を基準に1日当たり1,750,000
リットル(11,000バレル)の速度で脱ろうプロセスに供
給する。
量を基準に総溶剤対油の希釈比は4:1である。
(+10゜F)である。
る。低温ろうケークを回収し、低温油/溶剤濾液流を回
収する。低温油/溶剤濾液流を膜モジュールM1に供給す
る。
ル)及び1日当たりの脱ろう油を1,400,000リットル
(8,800バレル)の速度で膜モジュールに油/溶剤濾液
流を供給する。
に維持し、膜の溶剤透過側を276kPa(約25psig)に維持
する。1日当たり3,660,000リットル(23,000バレル)
の低温溶剤を膜に通して選択的に移動させる。1日当た
り1,272,000リットル(約8,000バレル)の溶剤を二重管
式熱交換器中に送る一方、1日当たり1,270,000及び1,1
13,000リットル(8,000及び7,000バレル)を各々この掻
取り表面冷却機の上流と下流に注入する。
動点−7℃(20゜F)の脱ろう油を回収し、そして、更
に慣用的な処理をした後、1日当たり350,000リットル
(2,200バレル)の油含量15〜35容量%の油を有する粗
ろうを回収する。
力、及び溶剤/油回収操作から必要な脱ろう温度までに
加温した分離後の溶剤を冷却する冷媒能力に実質的な節
約をもたらす。加えて、必要な溶剤在庫量において顕著
に節約される。
に、選択膜を使用する本発明の方法と選択膜を用いない
従来法との間で比較を行う。
すると、本発明の方法は、油/溶剤回収装置の寸法及び
能力において40%の縮小並びに溶剤回収を行うのに要求
される熱エネルギーにおいて45%の減少、更に総冷却要
求量において40%の減少を達成する。より大量の低温溶
剤の利用性及び掻取り表面熱交換器における改良された
熱交換率の理由で、12%の含ろう油供給速度の増加が得
られる。
れき潤滑油供給原料を処理して望ましくない芳香族化合
物を除去し、溶剤で予備希釈し、加熱してろうの結晶を
溶かし、そして冷却する。次いで、含ろう油供給原料
を、この油供給原料を基準に1日当たり1,600,000リッ
トル(10,000バレル)の速度で膜モジュールに供給す
る。
量を基準に総溶剤対油の希釈比は5.5:1である。
(15゜F)である。
る。低温ろうケークを回収し、低温油/溶剤濾液流を回
収する。低温油/溶剤濾液流を膜モジュールM1に供給す
る。
ル)及び1日当たりの脱ろう油を1,240,000リットル
(7,800バレル)の速度で膜モジュールに油/溶剤濾液
流を供給する。
に維持し、膜の溶剤透過側を276kPa(約25psig)に維持
する。1日当たり3,820,000リットル(24,000バレル)
の低温溶剤を膜に通過させ選択的に移動させる。1日当
たり1,600,000リットル(約10,000バレル)の溶剤を掻
取り表面熱交換器中に送る一方、1日当たり2,226,000
リットル(14,000バレル)をこの掻取り表面冷却機の上
流に注入する。
動点−3.9℃(25゜F)の脱ろう油を回収し、そして、更
に慣用的な処理をした後、1日当たり334,000リットル
(約2100バレル)の油含量10〜15容量%の油を有する粗
ろうを回収する。
力、及び溶剤/油回収操作から必要な脱ろう温度までに
加温した分離後の溶剤を冷却する冷媒能力に実質的な節
約をもたらす。加えて、必要な溶剤在庫量において顕著
に節約される。
に、選択膜を使用する本発明の方法と選択膜を用いない
従来法との間で比較を行う。
すると、本発明の方法は、油/溶剤回収装置の寸法及び
能力において35%の縮小並びに溶剤回収を行うのに要求
される熱エネルギーにおいて30%の減少、更に総冷却要
求量において30%の減少を達成する。より大量の低温溶
剤の循環の理由で、含ろう油供給速度が8%増加する。
る。濾液から選択透過性膜を通って移動し且つフイルタ
ー供給原料に再循環される溶剤は、溶剤を分離するため
に、油/溶剤回収蒸留装置内で加熱される必要も、続い
て冷却してから脱ろうプロセスに再循環する必要も、い
ずれもない。蒸留回収及び/又は冷却に関する隘路が顕
著に減少又は排除されるので、フイルター供給原料に加
えられる溶剤がより大量に利用できる。
量は、膜の寸法と透過性及び回転フイルターの流水(hy
draulic)能力によってのみ制限される。選択透過性膜
を使用して低温溶剤を分離しプロセスへ直接再循環する
ことの結果として、内部溶剤循環速度を実質的に増すこ
とができ、慣用的な脱ろうプロセスにおいて脱ろうプロ
セスに再循環される油/溶剤蒸留回収操作から回収され
る溶剤の流量よりも大きくすることができる。
/ろう供給原料の粘度の減少は、本発明によって達成さ
れる一層高い溶剤の利用性のため、供給原料に対する熱
伝達率の増加及びフイルターに対する最大供給速度の増
加をもたらす。更に、一般に濾過面積によって制限され
る重質原料について、溶剤/油比が高くなると、フイル
ターによる高い油収量及びより大きなフイルター供給速
度にも寄与する。
回避され、従って、ろう結晶中の油の吸蔵を減少させ、
更に油収量を改良する。
の選択除去により、必要な蒸留能力と濾液流中の残留溶
剤を除去する経費とを顕著に減少させ、続いて、分離し
た蒸留溶剤を脱ろう温度に冷却するのに必要な能力と経
費とを顕著に減少させる。
低温油/溶剤濾液流から低温溶剤の選択分離を与え、濾
過温度でこの分離した溶剤をフイルター供給原料流に直
接再循環させることである。
漸増的冷却及びそれと同時の溶剤添加をプログラム化で
きる。線形又は非線形再循環溶剤注入速度を使用でき
る。流体取り扱い装置の比例制御が最適結晶化及び相分
離を達成するのに有効である。
透過再循環の50容量%未満の増分まで注入することが好
ましい。低温再循環透過流を多注入流(即ち、等しい又
等しくない流量の少なくとも3箇所)に分配することに
より、漸増的な低温化及び制御された結晶化が達成され
る。軽質油原料については、最初の注入段階において総
低温再循環溶剤の15〜25%を加えるのが好ましい。しか
し、重質原料では内部再循環低温溶剤透過の25〜50容量
%又はそれ以上で注入できる。
保持流から回収したより温度の高い溶剤に対して、内部
循環低温溶剤透過物の割合を高く維持することにおい
て、本発明の方法による利点が得られる。この割合は、
低温膜分離段階を高流動速度で操作することにより、3:
1よりも大きく5:1まで又はそれ以上に維持する。低温再
循環透過流の膜分離と比較して、慣用的な純粋な溶剤の
フラッシュ蒸発化及び蒸留回収はエネルギー集約的なの
で、油−溶剤濾液流から典型的には、溶剤の75容量%又
はそれ以上を透過により回収することによって、顕著な
経済的利点が得られる。
るのに充分な量の溶剤を保持物中に保存させることがで
きる。これにより、供給原料予備冷却段階(9A)におい
て良好な熱交換をもたらす。例えば、典型的な保持物の
流れは25容量%又はそれ以上の溶剤であることができ
る。
低温溶剤注入段階では5℃未満(好ましくはΔT<3
℃)であるべきである。これにより結晶速度が制御さ
れ、過剰数の微小ろう結晶の形成を防止し、従って、容
易に濾過される大きなろう粒子の成長を確実にする。
Claims (7)
- 【請求項1】含ろう石油供給原料流の溶剤脱ろう方法で
あって、 含ろう油供給原料流を溶剤で希釈し; 次に続く熱交換段階において含ろう油供給原料流を4〜
60℃に冷却し、そして低温濾液との間接接触により間接
熱交換器中で含ろう油供給原料を逐次的に間接的に冷却
することによって含ろう油供給原料を更に冷却し、ろう
結晶を結晶化させ且つ沈殿させ、 次第に冷たさが増していく複数の溶剤注入段階において
追加の溶剤を含ろう油供給原料流中に逐次的に直接的に
注入して更に冷却及び希釈をし、含ろう油供給原料流の
所望の粘度を得て、該方法を通じて含ろう油供給原料流
の取り扱いを容易にし且つ含ろう油供給原料からの結晶
化したろうの濾過を容易にし、そして脱ろう油生成物の
所望の流動点を得、そして含ろう油供給原料の逐次的冷
却の間に、含ろう油供給原料からろうを結晶化させ且つ
沈殿させて−34〜21℃における油/溶剤/ろう混合物を
得; 油/溶剤/ろう混合物をフイルターに供給してろうを除
去し、油/溶剤濾液流を得、−34〜21℃の温度の油/溶
剤濾液流を、膜モジュール内の選択半透過性膜の一方の
側と接触させて膜を通して選択的に移動させ、膜の他方
側に溶剤透過流を得、膜の油/溶剤濾液流側を膜の溶剤
透過側の圧力に関して正圧に維持し、そしてここで、透
過流中の溶媒の保持流に対する容量比が1:1〜3:1であ
り; 膜の濾液側から主要量の溶剤を膜の溶剤透過側に選択的
に移動させ、溶剤透過流を、−34〜21℃の温度でフイル
ター供給原料流における再循環及び注入のための第一の
分配流と、低温濾液流と平行で使用し間接熱交換により
含ろう油供給原料を冷却するための第二の分配流とに分
配し、温められた第二分配流を含ろう油供給原料の直接
希釈のために使用し、膜モジュールの濾液側から残留溶
剤を含む濾液流を抜き取り、濾液流を間接熱交換により
温含ろう油供給原料と接触させ;そして 抜き取った濾液流を処理して油から残留溶剤を分離し、
そして脱ろう油生成物流及び粗ろう生成物流を回収し、
そして分離した溶剤を該脱ろう方法に再循環させる各工
程を含む、前記の方法。 - 【請求項2】油/溶剤櫨液流中の溶剤対油の比が容量基
準で15:1〜3:1であり、脱ろう用溶剤がMEK/トルエンで
あり、そしてMEK対トルエンの比が25:75〜100:0であ
る、請求の範囲第1項に記載の方法。 - 【請求項3】膜移動温度が−34〜21℃であり、総溶剤対
油希釈比が6:1〜1:1であり、得られる脱ろう油の流動点
が−29〜21℃であり、そして、含ろう油供給原料が304
〜454℃の沸騰範囲を有する軽質ニュートラル潤滑油原
料である、請求の範囲第1項に記載の方法。 - 【請求項4】含ろう油供給原料が454〜566℃の沸騰範囲
を有する重質ニュートラル潤滑油原料である、請求の範
囲第1項に記載の方法。 - 【請求項5】含ろう油供給原料が566〜704℃の沸騰範囲
を有する脱れき潤滑油原料である、請求の範囲第1項に
記載の方法。 - 【請求項6】含ろう石油供給原料を溶剤脱ろうして石油
潤滑油原料を得る方法であって、 温含ろう油供給原料を間接熱交換により低温濾液の一部
及び冷媒と接触させて油供給原料中のろうを結晶化させ
且つ沈殿させ、それにより、多相の油/溶剤/ろう混合
物を形成し; 油/溶剤/ろう混合物を低温溶剤で希釈して混合物の粘
度を調節し、この混合物をフイルターに供給して低温油
/溶剤/ろう混合物からろうを除去して低温ろうケーク
及び低温油/溶剤濾液流を回収し; 低温油/溶剤濾液流を加圧下において実質的に濾過温度
で選択透過性膜に供給して、低温渡液を低温溶剤透過流
と脱ろう油及び残留溶剤を有する低温の油に富んだ保持
流とに選択的に分離し; 低温溶剤透過流を、濾過温度においてフイルター供給原
料流における再循環及び注入のための第一の分配流と、
低温濾液流と平行で使用し間接熱交換により温含ろう油
供給原料を冷却するための第二の分配流とに分配し; 保持流を、温含ろう油供給原料と熱交換した後、油/溶
剤分離操作に送り、その操作で残留溶剤を脱ろう油から
除去し、該脱ろう方法に再循環させ、ろうを含まない潤
滑油原料生成物を回収し;そして 温められた第二分配流を含ろう油供給原料の直接希釈の
ために使用する各工程を含む、前記の方法。 - 【請求項7】油供給原料を、膜回収操作からの低温再循
環溶剤透過物の直接注入により冷却且つ希釈し、そして
最初の低温再循環溶剤を5゜F未満の温度差で注入して
結晶形成を制御する、請求の範囲第6項に記載の含ろう
石油供給原料の溶剤脱ろう法。
Applications Claiming Priority (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US249,610 | 1994-05-26 | ||
US08/249,610 US5494566A (en) | 1994-05-26 | 1994-05-26 | Lubricating oil dewaxing with membrane separation of cold solvent |
US08/249,610 | 1994-05-26 | ||
PCT/US1995/006631 WO1995033019A1 (en) | 1994-05-26 | 1995-05-25 | Lubricating oil dewaxing with membrane separation of cold solvent |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10501282A JPH10501282A (ja) | 1998-02-03 |
JP3207428B2 true JP3207428B2 (ja) | 2001-09-10 |
Family
ID=22944246
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP50103296A Expired - Lifetime JP3207428B2 (ja) | 1994-05-26 | 1995-05-25 | 膜分離を用いた低温溶剤潤滑油脱ろう |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5494566A (ja) |
EP (1) | EP0760844B1 (ja) |
JP (1) | JP3207428B2 (ja) |
AU (1) | AU679641B2 (ja) |
CA (1) | CA2184611C (ja) |
DE (1) | DE69527625T2 (ja) |
ES (1) | ES2179876T3 (ja) |
WO (1) | WO1995033019A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102492801B1 (ko) * | 2019-03-22 | 2023-01-31 | 삼성전자주식회사 | 가스 용기 보관 장치 |
Families Citing this family (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5651877A (en) * | 1996-04-16 | 1997-07-29 | Mobil Oil Corporation | Lubricating oil dewaxing with membrane separation |
US6157381A (en) * | 1997-11-18 | 2000-12-05 | International Business Machines Corporation | Computer system, user interface component and method utilizing non-linear scroll bar |
US6833149B2 (en) * | 1999-01-14 | 2004-12-21 | Cargill, Incorporated | Method and apparatus for processing vegetable oil miscella, method for conditioning a polymeric microfiltration membrane, membrane, and lecithin product |
GB2373743B (en) * | 2001-03-27 | 2004-11-03 | Membrane Extraction Tech Ltd | Solvent exchange process |
TW200704772A (en) * | 2005-06-23 | 2007-02-01 | Shell Int Research | Process to reduce the pour point of a waxy paraffinic feedstock |
US7998340B2 (en) * | 2005-07-01 | 2011-08-16 | Shell Oil Company | Process to prepare a blended brightstock |
GB2441132A (en) | 2006-06-28 | 2008-02-27 | Pronova Biocare As | Process for reducing the free fatty acid content of natural oils using a selectively permeable membrane |
EP2080021A4 (en) * | 2006-10-23 | 2014-07-09 | Exxonmobil Res & Eng Co | METHOD FOR ONLINE MONITORING OF CRYSTALLIZATION OF A WAX |
WO2010111755A2 (en) | 2009-04-01 | 2010-10-07 | Katholieke Universiteit Leuven - K.U.Leuven R & D | Improved method for making cross-linked polyimide membranes |
CN102311802B (zh) * | 2010-07-07 | 2014-05-21 | 中国石油化工股份有限公司 | 一种由合成油生产蜡的方法 |
GB201012080D0 (en) | 2010-07-19 | 2010-09-01 | Imp Innovations Ltd | Asymmetric membranes for use in nanofiltration |
DE102011079778A1 (de) | 2011-07-26 | 2013-01-31 | Universität Duisburg-Essen | Membran umfassend mindestens ein photochemisch vernetztes Polyimid |
AT516684B1 (de) | 2015-01-13 | 2018-08-15 | Voestalpine Tubulars Gmbh & Co Kg | Lösbare Gewindeverbindung mit asymmetrischer Beschichtung |
ES2726714T3 (es) * | 2016-12-09 | 2019-10-08 | Sulzer Management Ag | Método y aparato para purificar una mezcla que comprende aceite y cera |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2655486A (en) * | 1950-09-27 | 1953-10-13 | Fred K A Stresen Reuter Inc | Tetrahydrophthalic alkyd resins |
CA1262880A (en) * | 1983-05-13 | 1989-11-14 | William W. Wight | Separation of dewaxing solvent from dewaxed oil in a lube oil dewaxing process using asymmetric polyimide membranes |
JPS60129105A (ja) * | 1983-12-14 | 1985-07-10 | エクソン・リサ−チ・アンド・エンジニアリング・カンパニ− | 非水性液分離用の変性された再生セルロ−ス膜 |
US4898674A (en) * | 1988-03-24 | 1990-02-06 | Texaco Inc. | Solvent dewaxing process |
US4985138A (en) * | 1989-11-08 | 1991-01-15 | Texaco Inc. | Process for treating a charge containing dewaxing solvent and dewaxed oil |
US5146038A (en) * | 1990-07-16 | 1992-09-08 | Texaco Inc. | Process for treating a mixture containing dewaxed oil and dewaxing solvent |
US5358625A (en) * | 1993-04-23 | 1994-10-25 | Mobile Oil Corporation | Lubricating oil dewaxing using membrane separation of cold solvent from dewaxed oil |
US5264166A (en) * | 1993-04-23 | 1993-11-23 | W. R. Grace & Co.-Conn. | Polyimide membrane for separation of solvents from lube oil |
US5360530A (en) * | 1993-04-23 | 1994-11-01 | Mobil Oil Corporation | Lubricating oil dewaxing using membrane separation of cold solvent from dewaxed oil and recycle of cold solvent to filter feed |
-
1994
- 1994-05-26 US US08/249,610 patent/US5494566A/en not_active Expired - Lifetime
-
1995
- 1995-05-25 JP JP50103296A patent/JP3207428B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1995-05-25 EP EP95921403A patent/EP0760844B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1995-05-25 WO PCT/US1995/006631 patent/WO1995033019A1/en active IP Right Grant
- 1995-05-25 DE DE69527625T patent/DE69527625T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1995-05-25 CA CA002184611A patent/CA2184611C/en not_active Expired - Fee Related
- 1995-05-25 AU AU26492/95A patent/AU679641B2/en not_active Ceased
- 1995-05-25 ES ES95921403T patent/ES2179876T3/es not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102492801B1 (ko) * | 2019-03-22 | 2023-01-31 | 삼성전자주식회사 | 가스 용기 보관 장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0760844B1 (en) | 2002-07-31 |
CA2184611A1 (en) | 1995-12-07 |
EP0760844A4 (en) | 1998-07-08 |
EP0760844A1 (en) | 1997-03-12 |
ES2179876T3 (es) | 2003-02-01 |
US5494566A (en) | 1996-02-27 |
CA2184611C (en) | 2000-02-22 |
AU679641B2 (en) | 1997-07-03 |
JPH10501282A (ja) | 1998-02-03 |
AU2649295A (en) | 1995-12-21 |
WO1995033019A1 (en) | 1995-12-07 |
DE69527625D1 (de) | 2002-09-05 |
DE69527625T2 (de) | 2002-11-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3207428B2 (ja) | 膜分離を用いた低温溶剤潤滑油脱ろう | |
JP3586465B2 (ja) | 低温溶剤リサイクルプロセスを用いる潤滑油の脱ロウ | |
US5358625A (en) | Lubricating oil dewaxing using membrane separation of cold solvent from dewaxed oil | |
JP3222474B2 (ja) | 膜分離を用いる潤滑油の脱ロウ | |
US3720599A (en) | Continuous dewaxing of oils by in situ refrigeration | |
JPH0275329A (ja) | 限外濾過分離法を使用して物質の曇り点を低下する方法 | |
US4447311A (en) | Dewaxing process | |
WO1997012013A1 (en) | Dynamic selectivation membrane separation process | |
JPH0214288A (ja) | 連続式自己冷却型脱ワックス装置 | |
JPH08912B2 (ja) | ポリジアルキルフマレート―ビニルアセテート共重合体とロウ―ナフタレン縮合物脱ロウ助剤との配合を用いる含ロウブライトストックの溶剤脱ロウ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070706 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080706 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080706 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090706 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090706 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100706 Year of fee payment: 9 |